JP2009198490A - 車両用表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示される情報の視認性を向上させて、瞬間的に可変する数値情報であっても容易に把握できる車両用表示装置を提供すること。
【解決手段】回動する指針4により指示されると共に、指針4の先端部4aの移動軌跡に沿って弧状に配置された第一指標部6を有する第一表示部3を備え、この第一指標部6の外周に沿って弧状に配置された第二指標部14を有すると共に、指針4の回動中心と同位置を中心に回動する第二表示部11を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載されて例えば車両速度等を表示する車両用表示装置である。
従来から、回動する指針により指示されると共に、この指針の先端部の移動軌跡に沿って弧状に配置された指標部を有する表示部を備えた車両用表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この車両用表示装置では、上記表示部によって表示される情報は例えば車両速度やエンジン回転数等であり、瞬間燃費等の燃費に関する情報等については表示部に隣接して設置された液晶ディスプレイ等に表示されることがあった。
特開平2005−134303号公報
ところで、上述の車両用表示装置では、液晶ディスプレイは上記表示部よりも比較的小さな表示面積になることが一般的であり、視認性に乏しいものとなっていた。
特に、瞬間燃費等の運転中に可変する数値によって表される情報では、表示された数値が変化しても分かりにくく、運転中に表示内容を認識することが困難であった。
そこで、この発明は、表示される情報の視認性を向上させて、瞬間的に可変する数値情報であっても容易に把握できる車両用表示装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、この発明に係る車両用表示装置は、回動する指針により指示されると共に、該指針の先端部の移動軌跡に沿って弧状に配置された第一指標部を有する第一表示部を備え、前記第一指標部の外周に沿って弧状に配置された第二指標部を有すると共に、前記指針の回動中心と同位置を中心に回動する第二表示部を設けたことを特徴としている。
また、前記第一表示部は、車室内に面した表示板に形成され、前記第二表示部は、前記表示板の背面側に配置されると共に、前記表示板に形成された開口部に臨む位置に配置されたことを特徴としている。
また、前記第二表示部は、薄板部材により形成されると共に、回動中心から広がる扇形形状を呈する表示面部と、前記回動中心を挟んで前記表示面部と対向する位置に設けられたバランス面部とを有し、前記表示面部は、回動角度に関わらず常に前記開口部を遮蔽する面積を有していることを特徴としている。
また、前記第二表示部は、薄板部材により形成されると共に、前記第二指標部が設けられたリング部と、該リング部を前記指針に連結保持させる保持部とを有することを特徴としている。
この発明によれば、指針によって指示される第一指標部の外周に沿って弧状に第二指標部が配置されると共に、回動する第二表示部を設けたことにより、第二表示部が運転手から見やすくなり、この第二表示部によって表示された情報の視認性を向上することができる。
そして、第二表示部の動きによって情報内容の変化を表示することができ、瞬間的に可変する数値であっても感覚的に理解することが可能となって、容易に把握することができる。
また、第二表示部が表示板の背面側に配置されると共に、表示板に形成された開口部に臨む位置に配置されたことにより、簡易な構造で第二表示部を構成することが可能となり、製造コストや手間等がかからず、容易に製造することができる。
また、第二表示部が、回動中心から広がる扇形形状を呈する表示面部と、これと回動中心を挟んで対向する位置に設けられたバランス面部とを有する薄板部材により形成されたことにより、回動中心に作用する第二表示部の荷重を軽量化すると共にバランス性を向上させ、回動中心への負担を軽減して第二表示部を効率よく回動させることができる。
また、第二表示部が、第二指標部が設けられたリング部と、リング部を指針に連結保持させる保持部とを有することにより、第二表示部の軽量化を図ると共に、第二表示部のバランス性を向上させ、回動中心への負担を軽減して第二表示部を効率よく回動させることができる。
本発明に係る車両用表示装置の最良の実施の形態について、図面に示す実施例1及び実施例2に基づいて説明する。
図1に示すメータ(車両用表示装置)1は、車室内のインストルメントパネルに取り付けられるコンビネーションメータである。
このメータ1は、車室内に面した表示板2を有しており、この表示板2には、複数の第一表示部3,…が形成されると共に、液晶パネルPが設けられている。さらに、この表示板2には、左右に一対の開口部10,10が形成されている。
なお、複数の第一表示部3,…は、図1では左側から順に冷却水温度状態、エンジン回転数、車速、残燃料量状態を表示するようになっている。また、液晶パネルPは、表示板2のほぼ中央であって、エンジン回転数を表示する第一表示部3と、車速を表示する第一表示部3との間に配置されている。
各第一表示部3は、指針4を回動させる第一回動軸5が貫通する貫通孔3a(図2参照)が中心に形成された円形状を呈しており、周縁部に指針4の先端部4aの移動軌跡に沿って弧状に配置された第一指標部6を有している。
各第一指標部6は、複数の文字部6a,…と、複数の目盛り部6b,…とを有し、透光可能となっている。
一対の開口部10,10は、それぞれエンジン回転数を示す第一表示部3と、車速を表示する第一表示部3の外周に沿って弧状に延びるスリット形状を呈するように形成されている。さらに、表示板2には、各開口部10の長さ方向ほぼ中央を指示する一対のしるし部10a,10aが設けられている。
そして、図2に示すように、表示板2の背面2a側には基板7が配置されており、この基板7にはLED等の複数の光源7a,…と、第一回動軸5を有するムーブメント5aとが実装されている。
ここで、第一回動軸5の先端は貫通孔3aから表示板2の前面2b側に突出すると共に、この前面2bに沿って延びる指針4の基端部4bが固定されている。そして、指針4は第一回動軸5の回動動作に伴って回動するようになっている。また、この指針4は透光性を有している。
そして、各光源7aと表示板2との間には、それぞれ導光部材8が配置され、各光源7aから照射される光を第一指標部6又は指針4の背面側に導くようになっている。
ここで、図4に示すように、ムーブメント5aは、第一回動軸5と、この第一回動軸5により貫通されて第一回動軸5の周面に沿って回動する第二回動軸9を有している。この第一回動軸5と第二回動軸9とは、軸方向は同一となっているが、それぞれの回動動作はムーブメント5aに内蔵された図示しない一対のロータよって個別に制御される。
これにより、第一回動軸5と第二回動軸9とは、個別の回動動作を行うことが可能となっている。
そして、第二回動軸9の周面には、図2及び図3に示す第二表示部11が取り付けられている。
この第二表示部11は、例えばポリカーボネート等によって形成された薄板部材により構成されている。
また、この第二表示部11は、回動中心である第二回動軸9から径方向に広がる扇形形状を呈する表示面部12と、この第二回動軸9を挟んで表示面部12と対向して位置する扇形形状を呈するバランス面部13とを有している。
さらに、表示面部12には、透光性を有すると共に弧状に並ぶ第二指標部14が形成されている。なお、第二指標部14は、複数の文字部14a,…及び複数の目盛り部14b,…を有している。また、この第二指標部14は、開口部10に臨む位置に配置され、表示板2の前面2b側から目視可能となっている。
そして、表示面部12は、第二表示部11の回動角度に関わらず常に開口部10を遮蔽可能な面積を有している。また、第二指標部14は、第二表示部11の回動角度に関わらずいずれかの部分が常に開口部10から臨む位置に配置されている。
これにより、第二回動軸9の回動動作に伴って第二表示部11が回動すると、開口部10を介して露出する第二指標部14が変化すると共に、常に第二指標部14のいずれかの部分が目視可能となっている。
また、基板7には、LED等の第二表示部用光源7bが実装されている。さらに、この第二表示部用光源7bと第二表示部11との間には、導光部材15が配置され、第二表示部用光源7bから照射される光を第二指標部14の背面側に導くようになっている。
ここで、エンジン回転数を示す第一表示部3の外周に沿って形成された開口部10に臨む第二表示部11では、二酸化炭素の瞬間排出量を表示し、車速を示す第一表示部3の外周に沿って形成された開口部10に臨む第二表示部11では、二酸化炭素の排出差分量を表示する。
なお、「二酸化炭素の排出差分量」とは、走行中に排出される二酸化炭素の瞬間(例えば100ミリ秒間)排出量と、所定時間(例えば30秒間)の平均排出量との差である。
すなわち、二酸化炭素の平均排出量をゼロとし、それよりも瞬間排出量が多ければプラス表示となり、瞬間排出量が少なければマイナス表示となる。
次に、本発明に係るメータ1の作用について説明する。
このメータ1では、複数の第一表示部3,…により、冷却水温状態、エンジン回転数、車速、残燃料量状態をそれぞれ表示する。
この第一表示部3において情報の表示を行うには、まず、図示しない温度センサ等のセンサにより所定の検出値を検出する。次に、検出された検出値に基づいて、図示しないコントロール部からムーブメント5aに制御信号が出力され、第一回動軸5を所定角度回動させ、指針4を回動させる。
そして、指針4の先端部4aにより第一指標部6を指示することで、所定の情報を表示することができる。
一方、エンジン回転数を示す第一表示部3の外周に沿って形成された開口部10に臨む第二表示部11では、二酸化炭素の瞬間排出量を表示する。また、車速を示す第一表示部3の外周に沿って形成された開口部に臨む第二表示部11では、二酸化炭素の排出差分量を表示する。
この第二表示部11において情報の表示を行うには、まず、図示しない燃料噴射量センサによりエンジン内で噴射される燃料噴射量を測定する。
次に、式(1)に基づいて二酸化炭素の瞬間排出量を算出する。なお、二酸化炭素換算定数とは、車種によりあらかじめ定めた数値であり、ガソリン車では例えば2.31kg/Lであり、ディーゼル車では例えば2.64kg/Lである。
Figure 2009198490
・・・(1)
また、二酸化炭素の排出差分量は、まず、式(2)に基づいて二酸化炭素の平均排出量を算出する。
Figure 2009198490
・・・(2)
次に、算出された平均排出量と瞬間排出量との差を算出することにより、二酸化炭素の排出差分量は求められる。
そして、算出された瞬間排出量または排出差分量に基づいて、図示しないコントロール部からムーブメント5aに制御信号が出力され、第二回動軸9を所定角度回動させる。
これにより、第二表示部11は回動し、開口部10から臨む第二指標部14が変化することで、所定の情報を表示する。
ここで、第二表示部11が第一表示部3の外周に沿って弧状に見えるように配置されているので、この第二表示部11が運転手から目視しやすくなり、第二表示部11によって表示される情報、すなわち二酸化炭素の瞬間排出量や排出差分量の視認性を向上させることができる。
また、情報の変化は、第二表示部11自体が回転し、開口部10に臨む第二指標部14が変化することで表示するようになっている。つまり、第二表示部11の動きによって情報内容の変化を表示することができ、二酸化炭素の瞬間排出量等の瞬間的に可変する数値であっても、感覚的に理解することが可能となって、情報の変化を容易に把握することができる。
特に、ここでは、第二表示部11によって表示される情報が車両走行時に排出される二酸化炭素に関する情報である。そのため、現在の走行状態の環境に対する負荷を容易に判断することができ、環境への意識を高めると共に、省燃費走行を促進することができる。
なお、例えば、第二指標部14にグラデーション状の着色を行ったりすれば、さらに視認性を向上させることが可能となる。
また、上述の実施例1では、第一表示部3が車室内に面した表示板2に形成され、第二表示部11が表示板2の背面2a側に配置されると共に、この表示板2に形成された開口部10に臨む位置に配置されている。
そのため、開口部10を第一表示部3の外周に沿う弧状に形成することで、簡易な構造で第一表示部3の外周に沿う第二表示部11を構成することが可能となる。これにより、製造コストや手間等がかからず、容易にメータ1を製造することができる。
さらに、上述の実施例1では、第二表示部11が回動中心である第二回動軸9から広がる扇形形状を呈する表示面部12と、これと第二回動軸9を挟んで対向する位置に設けられたバランス面部13とを有する薄板部材により形成されている。
これにより、第二回動軸9に作用する第二表示部11の荷重を軽量化することができると共に、荷重のバランス性を向上させることができ、第二回動軸9への負担を軽減して効率よく回動させることができる。
なお、液晶パネルPには、総走行距離、時間、外気温、二酸化炭素の平均排出量等を適宜表示する。
まず、構成を説明する。
実施例2のメータ(車両用表示装置)20は、第一表示部3が形成された表示板2(図5参照)と、この表示板2の背面2a側に配置された基板7(図6参照)と、表示板2と基板7との間に配置され、第二表示部11Aが形成されたリング部21と、保持部22と、を有している。
第一表示部3は、指針4を回動させる第一回動軸5が貫通する貫通孔3aが中心に形成された円形状を呈しており、周縁部に指針4の先端部4aの移動軌跡に沿って弧状に配置された第一指標部6を有している。
一方、基板7には、LED等の複数の光源7b,…と、第一回動軸5を有するムーブメント5bとが実装されている。複数の光源7bは、図6及び図7に示すように第一表示部3の裏面に対向する領域内に設けられると共に、第二表示部11Aの裏面に対向する領域に設けられている。また、ムーブメント5bは基板7に取り付けられ、第一回動軸5と、この第一回動軸5と同心に設けられ、且つ第一回動軸5を軸方向に貫通して回動する第二回動軸9とを有している。この第一回動軸5及び第二回動軸9は、基板7に形成された軸貫通孔7cを貫通する。さらに、第一回動軸5は、表示板2の第一表示部3の中央に形成された貫通孔3aを貫通し、表示板2の前面側2bに突出する。そして、第二回動軸9には、図7に示す第二表示部11Aが取り付けられている。
この第二表示部11Aは、例えば無色透明なポリカーボネート等によって形成された薄板部材20により形成され、第一指標部6の外周に沿って弧状に配置される第二指標部14が設けられた円環状のリング部21と、リング部21を第二回動軸9に連結保持させる保持部22とを有している。
リング部21は、第一表示部3の外周を取り囲む大きさを有しており、図8に示すように、光源7bに対向する背面20aに光反射層23が形成され、表示板2に対向する表面20bには第二指標部14が形成される。なお、24は第二指標部14の側面に設けられた着色層である。
光反射層23は、例えば黒色塗膜の上にミラーインクを重ねて印刷することで構成されている。また、この光反射層23は、薄板部材20の表面20bに形成された第二指標部14に対向する部分Bが白抜きされており、光透過可能になっている。
保持部22は、リング部21の直径方向に延び、両端部がリング部21と一体につながると共に、中央部が第二回動軸9に固定される。これにより、この保持部22を介してリング部21と第二回動軸9とが連結される。
さらに、この第二表示部11Aの側面、すなわちリング部21及び保持部22の側面20cには図9(a),(b)に示すように、遮光層25が形成されている。なお、第二表示部11Aの側面とは、第二表示部11Aの厚さ方向の面である。
さらに、他の構成は、実施例1と同様であるので、対応する構成に同一符号を付して説明を省略する。
次に、作用を説明する。
実施例2のメータ20では、第一表示部3により表示される情報と異なる情報を表示可能な第二表示部11Aが、第二指標部14が設けられた円環状のリング部21と、リング部22を第二回動軸9に連結保持させる保持部22とを有している。これにより、第二表示部11Aは、いわゆる円板が中抜きされた形状になり、軽量化を図ることができる。一方、第二表示部11Aが円環形状を呈するため、この第二表示部11Aのバランス性を向上させて回動中心である第二回動軸9への負担を軽減し、第二表示部11Aを効率よく回動させることができる。
また、上述の実施例2では、第一指標部6及び第二指標部14を背面側に配置された光源7bにより発光照明し、この光源7bに対向するリング部21の背面に光反射層23を形成すると共に、この光反射層23のうち第二指標部14に対応する部分Bが白抜きされ、一方保持部22の少なくとも第一表示部3と重複する部分が透光性を有している。
これにより、光源7bを発光させると、第一表示部3に対向する領域に配置された光源7bの光は第一指標部6又は表示板2に形成された貫通孔3bを透過し、この第一指標部6を発光照明すると共に指針4を発光照明する。また、第二表示部11Aの背面に配置された光源7bのうち、リング部21に対向する領域に配置された光源7bの光は、光反射層23で反射するが、一部の光は光反射層23の白抜き部分Bから薄板部材20に入射して第二指標部14を透過する。これにより、第二指標部14が発光照明される。また、光反射層23で反射した光は、表示板2と基板7との間で拡散した後に第一指標部6を透過してこの第一指標部6を発光照明する。そのため、第一表示部6の照明を効率的に行うことができる。また、光反射層23にて拡散された光で発光照明することで照明を均一に行うことができ、輝度ムラの発生を抑制することができる。さらに、導光部材を用いなくとも十分な輝度の光で照明することができ、コスト低減を図ることもできる。さらに、保持部22が透光性を有しているため、この保持部22が重複する第一表示部3に向かう光の邪魔にならず、第一指標部6や指針4の発光照明を阻害することがない。
そして、上述の実施例2では、第二表示部11Aの側面20cに遮光層25が形成されている。そのため、第二表示部11Aの薄板部材20に入射した光は、この遮光層25により薄板部材20の内側に向かって反射する。すなわち、この薄板部材20の側面20cからの光漏れが防止される。これにより、第二指標部14の輝度を向上させることができる。
以上、この発明にかかる車両用表示装置を実施例1及び実施例2に基づき詳述してきたが、具体的な構成は上述の実施例に限らない。この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等はこの発明に含まれる。
例えば、上述の実施例1では、第二表示部11は薄板部材により構成され、第二表示部用光源7bからの光を第二指標部14へと導く導光部材15とは別体になっているが、これに限らない。
図10に示すように、第二回動軸9に円板形状の導光部材15Aを固定し、この導光部材15Aの周縁部に第二表示部11Aを一体に設けてもよい。この場合、部品点数の削減及び製造コストの低減を図ることができる。
なお、導光部材15Aを第一表示部3の第一指標部6の背面側にも配置すると共に、この導光部材15Aの基板7に面した底面15A´を梨地状にすることで、光源7aからの光を第一表示部3及び第二表示部11Aに十分照射することができ、光源7aの数を減らすことも可能となる。
さらに、上述の実施例1では、第二表示部11により二酸化炭素の瞬間排出量及び排出差分量をそれぞれ表示しているが、例えば車両の平均燃費、瞬間燃費、回生エネルギー量等を表示してもよい。
この場合であっても、燃費に関する情報を表示することとなり、省燃費走行を促進することが可能となる。
また、二酸化炭素の瞬間排出量等は、図示しないエンジンと触媒装置との間に取り付けられるエアフロセンサ及び二酸化炭素センサにより測定してもよい。
この場合には、エアフロセンサによりエンジン排気の排出流量を測定すると共に、二酸化炭素センサにより二酸化炭素濃度を測定し、それぞれ測定した排出流量と二酸化炭素濃度を掛け合わせることにより、二酸化炭素の排出量を精度よく求めることが可能となる。
さらに、実施例1に示す第二表示部11においても側面に遮光層を設け、この側面からの光漏れを防止してもよい。
本発明の実施例1に係る車両用表示装置を示す正面図である。 図1におけるA−A断面図である。 本発明の実施例1に係る車両用表示装置において表示板を外した状態を示す要部正面図である。 ムーブメントを模式的に示す斜視図である。 本発明の実施例2に係る車両用表示装置を示す要部正面図である。 図5におけるB−B断面図である。 本発明の実施例2に係る車両用表示装置において表示板を外した状態を示す正面図である。 図7におけるC−C断面図である。 (a)は図7におけるD−D断面図であり、(b)は図7におけるE−E断面図である。 本発明の他の例に係る車両用表示装置を示す要部縦断面図である。
符号の説明
1 メータ(車両用表示装置)
3 第一表示部
4 指針
4a 先端部
6 第一指標部
11 第二表示部
14 第二指標部

Claims (4)

  1. 回動する指針により指示されると共に、該指針の先端部の移動軌跡に沿って弧状に配置された第一指標部を有する第一表示部を備えた車両用表示装置であって、
    前記第一指標部の外周に沿って弧状に配置された第二指標部を有すると共に、前記指針の回動中心と同位置を中心に回動する第二表示部を設けたことを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記第一表示部は、車室内に面した表示板に形成され、
    前記第二表示部は、前記表示板の背面側に配置されると共に、前記表示板に形成された開口部に臨む位置に配置されたことを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記第二表示部は、薄板部材により形成されると共に、回動中心から広がる扇形形状を呈する表示面部と、前記回動中心を挟んで前記表示面部と対向する位置に設けられたバランス面部とを有し、
    前記表示面部は、回動角度に関わらず常に前記開口部を遮蔽する面積を有していることを特徴とする請求項2に記載の車両用表示装置。
  4. 前記第二表示部は、薄板部材により形成されると共に、前記第二指標部が設けられたリング部と、該リング部を前記指針に連結保持させる保持部とを有することを特徴とする請求項2に記載の車両用表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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