JP2007082939A - 自走式掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】掃除機本体部に対する拭き取り用布の着脱回数を減少させて、これにより、走行面の拭き掃除を効率良く行う。
【解決手段】自律走行して走行面S上の塵埃を吸い込んで掃除を行う自走式掃除機であって、当該自走式掃除機の底面側に設けられ、前記走行面上に存する異物を拭き取る拭き掃除を行う拭き掃除部4を備え、拭き掃除部は、走行面上の異物を拭き取るための長尺の拭き取り用布Cが巻き付けられた元巻きローラ41と、元巻きローラから繰り出される拭き取り用布の一部を走行面に押し付ける布押圧棒421を有する布押し付け機構部42と、布押し付け機構部により走行面に押し付けられる拭き取り用布を巻き取る巻取ローラ43とを備え、巻取ローラにより拭き取り用布が巻き取られることにより元巻きローラから拭き取り用布が繰り出されるように構成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、自律走行して掃除を行う自走式掃除機に関する。
従来より、室内等にて自律走行してフローリングの床面などの走行面上に存する塵埃を吸い込んで掃除を行う自走式掃除機が知られている。
ところで、かかる自走式掃除機は、走行面(被掃除面)に存する塵埃をある程度除去することができるが、走行面に固着された汚れなどの異物の除去は効率良く行うことができないといった問題がある。
そこで、走行面の異物を雑巾にて拭き掃除するための掃除ユニットを備える自走式掃除機が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−40578号公報
しかしながら、上記特許文献1等の場合、走行面の拭き掃除を行うことにより雑巾が汚れた場合には、新しい雑巾に交換する必要がある。即ち、拭き取り用の雑巾が汚れる毎に取り外して交換しなければならず、その作業が煩雑であるといった問題がある。
そこで、本発明の課題は、掃除機本体部に対する拭き取り用布の着脱回数を減少させることができ、これにより、走行面の拭き掃除を効率良く行うことができる自走式掃除機を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
自律走行して走行面上の塵埃を吸い込んで掃除を行う自走式掃除機であって、
当該自走式掃除機の底面側に設けられ、前記走行面上に存する異物を拭き取る拭き掃除を行う拭き掃除部を備え、
前記拭き掃除部は、
前記走行面上の異物を拭き取るための長尺の拭き取り用布が巻き付けられた元巻きローラと、
前記元巻きローラから繰り出される前記拭き取り用布の一部を前記走行面に押し付ける布押し付け機構部と、
前記布押し付け機構部により前記走行面に押し付けられた前記拭き取り用布を巻き取る巻取ローラとを備え、
前記布押し付け機構部は、
前記拭き取り用布を前記走行面側に押圧して当該走行面に前記拭き取り用布を接触させる布押圧棒を備え、
前記布押圧棒の前記走行面側の端部は、前記走行面よりも柔らかい材料から構成され、
前記元巻きローラと前記巻取ローラは、掃除機本体部に対して着脱自在に設けられ、
前記巻取ローラを所定方向に回転させるローラ駆動手段と、
前記ローラ駆動手段を駆動させて前記巻取ローラに前記拭き取り用布を巻き取らせる指示を行う巻取指示スイッチとを備え、
前記巻取指示スイッチの操作に基づいて、前記巻取ローラにより前記拭き取り用布が巻き取られることにより前記元巻きローラから前記拭き取り用布が繰り出されるように構成されていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、
自律走行して走行面上の塵埃を吸い込んで掃除を行う自走式掃除機であって、
当該自走式掃除機の底面側に設けられ、前記走行面上に存する異物を拭き取る拭き掃除を行う拭き掃除部を備え、
前記拭き掃除部は、
前記走行面上の異物を拭き取るための長尺の拭き取り用布が巻き付けられた元巻きローラと、
前記元巻きローラから繰り出される前記拭き取り用布の一部を前記走行面に押し付ける布押し付け機構部と、
前記布押し付け機構部により前記走行面に押し付けられた前記拭き取り用布を巻き取る巻取ローラとを備え、
前記巻取ローラにより前記拭き取り用布が巻き取られることにより前記元巻きローラから前記拭き取り用布が繰り出されるように構成されていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の自走式掃除機において、
前記巻取ローラを所定方向に回転させるローラ駆動手段と、
前記ローラ駆動手段を駆動させて前記巻取ローラに前記拭き取り用布を巻き取らせる指示を行う巻取指示スイッチとを備えることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の自走式掃除機において、
前記布押し付け機構部は、
前記拭き取り用布を前記走行面側に押圧して当該走行面に前記拭き取り用布を接触させる布押圧棒を備え、
前記布押圧棒の前記走行面側の端部は、前記走行面よりも柔らかい材料から構成されていることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項2〜4の何れか一項に記載の自走式掃除機において、
前記元巻きローラと前記巻取ローラは、掃除機本体部に対して着脱自在に設けられていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、長尺の拭き取り用布が元巻きローラに巻き付けられ、この元巻きローラから繰り出される拭き取り用布の一部を布押し付け機構部により走行面に押し付け、当該走行面に押し付けられた使用済みの拭き取り用布を巻取ローラにより巻き取ることができるので、走行面の拭き掃除により拭き取り用布が汚れても、巻取指示スイッチの所定操作に基づいて、その汚れた部分は巻取ローラにより巻き取られ、拭き取り用布のうちの未使用の部分が元巻きローラから繰り出されることとなって、その後の走行面の拭き掃除に用いることができる。
ここで、巻取ローラによる拭き取り用布の巻き取りを、ローラ駆動手段を駆動させて巻取ローラに拭き取り用布を巻き取らせる指示を行う巻取指示スイッチの所定操作に基づいて簡便に行うことができる。
従って、掃除機本体部に対する拭き取り用布の着脱回数を減少させることができ、また、拭き取り用布が汚れる毎に取り外して交換する必要がなくなるので、走行面の拭き掃除を効率良く行うことができる。
また、拭き取り用布を走行面側に押圧して当該走行面に拭き取り用布を接触させる布押圧棒の走行面側の端部は、走行面よりも柔らかい材料から構成されているので、走行面に凹凸が生じている場合であっても、布押圧棒の走行面側の端部を変形させることで凹凸を吸収することができ、走行面の拭き掃除をより適正に行うことができる。
さらに、元巻きローラと巻取ローラは、掃除機本体部に対して着脱自在となっているので、拭き取り用布の未使用部分がなくなった場合には、掃除機本体部から元巻きローラ及
び巻取ローラを取り外して拭き取り用布の交換を簡便に行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、長尺の拭き取り用布が元巻きローラに巻き付けられ、この元巻きローラから繰り出される拭き取り用布の一部を布押し付け機構部により走行面に押し付け、当該走行面に押し付けられた使用済みの拭き取り用布を巻取ローラにより巻き取ることができるので、走行面の拭き掃除により拭き取り用布が汚れても、その汚れた部分は巻取ローラにより巻き取られ、拭き取り用布のうちの未使用の部分が元巻きローラから繰り出されることとなって、その後の走行面の拭き掃除に用いることができる。
従って、掃除機本体部に対する拭き取り用布の着脱回数を減少させることができ、また、拭き取り用布が汚れる毎に取り外して交換する必要がなくなるので、走行面の拭き掃除を効率良く行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、ローラ駆動手段を駆動させて巻取ローラに拭き取り用布を巻き取らせる指示を行う巻取指示スイッチが備えられているので、巻取指示スイッチの所定操作に基づいて拭き取り用布の巻き取りを簡便に行うことができ、これにより、走行面の拭き掃除をより効率良く行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項2又は3に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、拭き取り用布を走行面側に押圧して当該走行面に拭き取り用布を接触させる布押圧棒の走行面側の端部は、走行面よりも柔らかい材料から構成されているので、走行面に凹凸が生じている場合であっても、布押圧棒の走行面側の端部を変形させることで凹凸を吸収することができ、走行面の拭き掃除をより適正に行うことができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項2〜4に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、元巻きローラと巻取ローラは、掃除機本体部に対して着脱自在となっているので、拭き取り用布の未使用部分がなくなった場合には、掃除機本体部から元巻きローラ及び巻取ローラを取り外して拭き取り用布の交換を簡便に行うことができる。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本発明を適用した好適な一実施形態として例示する自走式掃除機100を示す斜視図であり、図2は、自走式掃除機100を示す底面図である。また、図3は、自走式掃除機100の要部構成を示すブロック図である。また、図4及び図5は、自走式掃除機100の拭き掃除部4を模式的に示した図である。
なお、以下の説明では、自走式掃除機100の走行方向に沿った方向を前後方向Xとして、前進方向側を前側とし、後進方向側を後側とする。さらに、前後方向Xに直交する一方向を左右方向Yとし、前後方向X及び左右方向Yの双方に直交する方向を上下方向Zとする。
本実施形態の自走式掃除機100は、例えば、室内等にて所定の走行パターンに基づいて自律走行して掃除を行うものであり、具体的には、図1〜図3に示すように、略円盤状に形成された筐体1と、左右二つの駆動輪21L、21Rを回転駆動させて当該自走式掃除機100を走行面Sに沿って所定方向に走行させる走行部2と、走行中に走行面Sである掃除面上の塵埃等を吸込掃除する吸込掃除部3と、走行面S上に存する異物を拭き掃除する拭き掃除部4と、当該自走式掃除機100による各種動作の実行を指示する操作部5と、ROM6と、RAM7と、CPU8等を備えて構成されている。
操作部5は、例えば、自走式掃除機100の各種機能の実行等を指示するためのもので
あり、具体的には、当該自走式掃除機100による掃除動作の開始を指示する掃除動作開始指示スイッチ51と、拭き掃除部4による拭き掃除機能のON/OFFを切り替えるための拭き掃除機能スイッチ52と、巻取ローラ43による拭き取り用布Cの巻き取りを指示する巻取指示スイッチ53等を備えている。
なお、ユーザにより所定のスイッチが操作されると、当該スイッチに対応する所定の操作信号がCPU8に対して出力されるようになっている。
走行部2は、例えば、CPU8の制御下にて駆動して、左右の駆動輪21L、21Rの各々を独立して回転駆動させる左輪駆動モータ22L及び右輪駆動モータ22Rと、走行面Sに対して低い段差を検出したり前方や側方の障害物等を検出するための各種のセンサ23を備えている。
なお、走行部2には、例えば、当該自走式掃除機100の走行に伴って従動回転する所定数の従動輪(図示略)が設けられても良い。
吸込掃除部3は、例えば、掃除面(走行面S)上の塵埃を掻き上げる掃除用ブラシ310を駆動させるブラシ駆動モータ31と、掃除用ブラシ310により掻き上げられた塵埃等を吸込口11を介して吸い込む吸込用ファン(図示略)を駆動させるファン駆動モータ32と、掃除用ブラシ310よりも外側の掃除面を掃除するための左右のサイド回転ブラシ330L、330Rを駆動させる左右のサイドブラシ駆動モータ33L、33R等を備えている。
ブラシ駆動モータ31は、例えば、CPU8の制御下にて駆動して、自走式掃除機100の底面の略中央に設けられた掃除用ブラシ310を左右方向Yの軸心周りに回転駆動させるようになっている。
ファン駆動モータ32は、例えば、CPU8の制御下にて駆動して、吸込用ファンを回転駆動させるようになっており、そして、当該吸込用ファンの駆動に基づいて吸込口11を介して吸い込まれた塵埃は、フィルター(図示略)により濾過されて所定の集塵ケース(図示略)内に集塵されるようになっている。
左右のサイドブラシ駆動モータ33L、33Rは、例えば、CPU8の制御下にて駆動して、例えば掃除用ブラシ310よりも外側であって、左右の駆動輪21L、21Rよりも前側の位置に設けられた左右のサイド回転ブラシ330L、330Rを上下方向Zの軸心周りに回転させるようになっている。
拭き掃除部4は、例えば、吸込口11よりも前後方向Xの後側に設けられ(図2参照)、走行面S上の異物を拭き取り用布Cにより拭き取るものである。
具体的には、拭き掃除部4は、図2〜図4に示すように、未使用の長尺の拭き取り用布Cが巻き付けられた元巻きローラ41と、元巻きローラ41から繰り出される拭き取り用布Cの一部を走行面Sに押し付ける布押し付け機構部42と、布押し付け機構部42により走行面Sに押し付けられた使用済みの拭き取り用布Cを巻き取る巻取ローラ43と、巻取ローラ43を所定方向に回転させるローラ駆動モータ44(図3参照)等を備えている。
元巻きローラ41及び巻取ローラ43は、例えば、掃除用ブラシ310と略等しい長さを有するように左右方向Yに延在する長尺な部材である。
ローラ駆動モータ44は、例えば、ユーザによる巻取指示スイッチ53の操作に基づいて、CPU8の制御下にて駆動して、巻取ローラ43を左右方向Yの軸心周りに回転駆動させるようになっている。具体的には、CPU8は、例えば、ユーザにより巻取指示スイッチ53が操作される毎に、ROM6から読み出されたローラ駆動制御プログラムの実行に基づいて、ローラ駆動モータ44を所定時間駆動させるように制御して、布押し付け機構部42により走行面Sに押し付けられた使用済みの拭き取り用布Cを一定量巻取ローラ
43に巻き取らせるようになっている。
また、元巻きローラ41及び巻取ローラ43の各々は、図4及び図5に示すように、掃除機本体部に対して左右方向Yの軸心周りに回動自在に設けられた元巻きローラ支持部451及び巻取ローラ支持部461により支持された状態で元巻きローラ収納部45及び巻取ローラ収納部46に収納されている。
これにより、掃除機本体部に元巻きローラ41及び巻取ローラ43を取り付ける場合や拭き取り用布Cを全て使用してしまって交換する場合等に、掃除機本体部に対して元巻きローラ支持部451及び巻取ローラ支持部461を所定方向に回動させることにより元巻きローラ収納部45及び巻取ローラ収納部46を開状態とすることで、元巻きローラ41及び巻取ローラ43の掃除機本体部に対する着脱を簡便に行うことができるようになっている。
布押し付け機構部42は、元巻きローラ41及び巻取ローラ43の間にて当該元巻きローラ41及び巻取ローラ43に巻回された拭き取り用布Cを走行面S側に押圧して、当該走行面Sに前記拭き取り用布Cを接触させる布押圧棒421と、布押圧棒421に接して当該布押圧棒421を走行面S側に可動させるソレノイド422と、布押圧棒421を走行面Sと反対側に引っ張るための引張バネ423等を備えている。
ソレノイド422は、例えば、ユーザによる拭き掃除機能スイッチ52のON操作に基づいて、CPU8の制御下にて駆動して、当該ソレノイド422の可動部422aを走行面S側(下側)に可動させるようになっている。これにより、可動部422aによって布押圧棒421が走行面S側に押圧され、布押圧棒421の押圧面部421b(後述)により押圧される拭き取り用布Cが、掃除機本体部の底面よりも走行面側に突出された状態となって走行面Sに接触するようになっている。このとき、掃除機本体部の自重が布押圧棒421を介して拭き取り用布Cにかかるので、拭き取り用布Cの走行面Sに対する接触を適正に行うことができることとなって、走行面Sの拭き掃除をより適正に行うことができる。
なお、例えばユーザにより拭き掃除機能スイッチ52がOFF操作された場合には、ソレノイド422に対する通電が停止されることとなって、可動部422aが走行面Sと反対側に引き戻され、このとき、布押圧棒421は引張バネ423により走行面Sと反対側に引っ張られることとなる(図5参照)。
布押圧棒421は、例えば、ソレノイド422の可動部422aに接続され略上下方向Zに延在する軸部421aと、軸部421aのソレノイド422と反対側の下端部(走行面S側の端部)に接続され、拭き取り用布Cを押圧する押圧面部421b等を備えている。
押圧面部421bは、例えば、少なくとも拭き取り用布Cの幅と略等しい長さを有するように左右方向Yに延在する長尺な部材である。また、押圧面部421bの走行面S側の下端部は、走行面Sよりも柔らかいウレタン等の材料から構成されている。これにより、走行面Sに凹凸が生じている場合であっても、押圧面部421bの下端部を変形させることで凹凸を吸収することができ、走行面Sの拭き掃除をより適正に行うことができる。
なお、押圧面部421bの下端部の構成材料は、ウレタンに限られるものではなく、走行面Sよりも柔らかい材料であれば如何なるものであっても良い。
CPU(Central Processing Unit)8は、当該自走式掃除機100を構成する各部を
統括して制御するものであり、ROM6に格納されている所定のプログラムを読み出してRAM7の作業領域に展開し、当該プログラムに従って各種処理を実行するものである。
RAM(Random Access Memory)7は、例えば、揮発性の半導体メモリであり、CPU
8の制御下にてROM6から読み出されたプログラムやデータ等の格納領域や作業領域等を構成している。
ROM(Read Only Memory)6は、読み出し専用の半導体メモリであり、CPU8の制御下にて実行される各種のプログラム並びに各プログラムの処理に係るデータ等を記憶するものである。例えば、ROM6には、ソレノイド422に対する通電を制御するソレノイド制御プログラムや、ローラ駆動モータ44の駆動を制御するローラ駆動制御プログラムや、当該自走式掃除機100による掃除動作を制御する掃除動作制御プログラム等が記憶されている(何れも図示略)。
なお、CPU8、RAM7及びROM6等は、例えば、プリント回路基板P(図4等参照)上に実装されたものである。
次に、自走式掃除機100の掃除動作について説明する。
先ず、元巻きローラ41及び巻取ローラ43に巻回された拭き取り用布Cが掃除機本体部に取り付けられた状態で、ユーザにより拭き掃除機能スイッチ52が操作されると、CPU8は、ROM6から読み出されたソレノイド制御プログラムの実行に基づいて、ソレノイド422に通電させる。すると、ソレノイド422の可動部422aが走行面S側に可動させられ、これにより、布押圧棒421が走行面S側に押圧されると、布押圧棒421の押圧面部421bにより拭き取り用布Cが走行面S側に押圧されて走行面Sに接した状態となる(図4参照)。
次に、ユーザにより掃除動作開始指示スイッチ51が操作されると、CPU8は、ROM6から読み出された掃除動作制御プログラムの実行に基づいて、左輪駆動モータ22L及び右輪駆動モータ22R、ブラシ駆動モータ31、ファン駆動モータ32並びに左サイドブラシ駆動モータ33L及び右サイドブラシ駆動モータ33R等の駆動を所定のタイミングで制御して、走行面S上を走行させながら当該走行面Sの掃除を行わせる。具体的には、自走式掃除機100は、走行部2により走行面Sを走行させながら、吸込掃除部3により走行面S上の塵埃を吸込掃除するとともに、走行面Sに接した状態の拭き掃除部4の拭き取り用布Cにより走行面S上に存する異物の拭き掃除を行うようになっている。
そして、走行面Sの掃除終了後に、ユーザにより拭き掃除機能スイッチ52が操作されると、CPU8は、ROM6から読み出されたソレノイド制御プログラムの実行に基づいて、ソレノイド422に対する通電を停止させ、可動部422aが上側に引き戻されて、このとき、布押圧棒421は引張バネ423により上側に引っ張られることで、拭き取り用布Cの走行面Sに対する押圧を解除する。
ここで、走行面Sに接して拭き掃除に用いられた拭き取り用布Cの一部が汚れている場合には、ユーザにより巻取指示スイッチ53が操作されることにより、CPU8は、ROM6から読み出されたローラ駆動制御プログラムの実行に基づいて、ローラ駆動モータ44の駆動を制御して、巻取ローラ43を所定方向に所定時間回転駆動させることで使用済みの拭き取り用布Cを一定量巻取ローラ43に巻き取らせる。これにより、拭き取り用布Cの未使用の部分が元巻きローラ41から繰り出されて、布押圧棒421の押圧面部421bの下側に配置された状態となる。
その後、再度掃除を行う場合には、拭き掃除機能スイッチ52や掃除動作開始指示スイッチ51等の所定操作に基づいて、自走式掃除機100は、上記と同様に所定の動作を実行するようになっている。
以上のように、本実施形態の自走式掃除機100によれば、長尺の拭き取り用布Cが元巻きローラ41に巻き付けられ、この元巻きローラ41から繰り出される拭き取り用布Cの一部を布押し付け機構部42の布押圧棒421により走行面Sに押し付け、当該走行面
Sに押し付けられた使用済みの拭き取り用布Cを巻取ローラ43により巻き取ることができるので、走行面Sの拭き掃除により拭き取り用布Cが汚れても、巻取指示スイッチ53の所定操作に基づいて、拭き取り用布Cの使用済みの汚れた部分は巻取ローラ43により巻き取られ、拭き取り用布Cのうちの未使用の部分が元巻きローラ41から繰り出されることとなって、その後の走行面Sの拭き掃除に用いることができる。
ここで、巻取ローラ43による拭き取り用布Cの巻き取りを、ローラ駆動モータ44を駆動させて巻取ローラ43に拭き取り用布Cを巻き取らせる指示を行う巻取指示スイッチ53の所定操作に基づいて簡便に行うことができる。
従って、掃除機本体部に対する拭き取り用布Cの着脱回数を減少させることができ、また、拭き取り用布Cが汚れる毎に取り外して交換する必要がなくなるので、走行面Sの拭き掃除を効率良く行うことができる。
また、元巻きローラ41及び巻取ローラ43は、掃除機本体部に対して着脱自在となっているので、拭き取り用布Cの未使用部分がなくなった場合には、掃除機本体部から元巻きローラ41及び巻取ローラ43を取り外して拭き取り用布Cの交換を簡便に行うことができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、拭き取り用布Cは、乾燥した状態のものであっても良いし、湿った状態のものであっても良いが、走行面S上の異物の拭き掃除をより適正に行う上では、湿った状態のものが好ましい。
そこで、例えば、図6に示すように、布押圧棒1421の軸部1421a及び押圧面部1421bを中空状とするとともに、押圧面部1421bの下端面に液体の孔部H、…を設けて、所定の液体が貯留されたタンクTから液体を布押圧棒1421内の流路Rに流通させることで孔部Hから液体を浸み出させて拭き取り用布Cを湿らせるような構成としても良い。
これにより、拭き取り用布Cを必要に応じて湿らせることができることとなって、走行面S状の異物の拭き掃除をより適正に行うことができる。
また、上記実施形態では、ユーザにより巻取指示スイッチ53が操作されることに基づいて、拭き取り用布Cを一定量巻き取るようにしたが、これに限られるものではなく、例えば、巻取指示スイッチ53が操作されている間はローラ駆動モータ44を駆動させて、その長さに応じた所定量の拭き取り用布Cを巻き取るようにしても良い。
さらに、上記実施形態では、走行面Sの拭き掃除後に、ユーザにより巻取指示スイッチ53が操作されることに基づいて、拭き取り用布Cのうち、使用済みの部分を巻き取って未使用の部分を布押圧棒421の下側に配置させるようにしたが、拭き取り用布Cの使用済み部分の巻取は、例えば所定のタイミングで自動的に行うようにしても良い。
即ち、例えば、拭き取り用布Cの汚れ量を判別し、汚れの量が所定量を超えているか否かに応じて拭き取り用布Cの巻き取りを行うか否かを決定するような構成としても良い。また、例えば、自走式掃除機100が走行面Sの掃除を行った時間を計時しておき、計時された時間が予め規定された巻取指示時間を経過する毎に、CPU8の制御下にてローラ駆動モータ44の駆動を制御して、拭き取り用布Cを一定量巻き取るようにしても良い。このような構成とすることにより、より安価な構成にて拭き取り用布Cの巻き取りを自動的に、且つ、適正に行うことができる。
また、上記実施形態における自走式掃除機100の各部の形状等は一例であり、これに限定されるものではない。
本発明を適用した好適な一実施形態として例示する自走式掃除機を示す斜視図である。 図1の自走式掃除機を示す底面図である。 図1の自走式掃除機の要部構成を示すブロック図である。 図1の自走式掃除機の拭き掃除部を模式的に示した図である。 図4の拭き掃除部のローラ支持部を開いた状態を示す図である。 図1の自走式掃除機に備わる布押圧棒の変形例を示す図である。
符号の説明
100 自走式掃除機
4 拭き掃除部
41 元巻きローラ
42 布押し付け機構部
421、1421 布押圧棒
422 ソレノイド
43 巻取ローラ
44 ローラ駆動モータ(ローラ駆動手段)
53 巻取指示スイッチ
8 CPU
C 拭き取り用布
S 走行面

Claims (5)

  1. 自律走行して走行面上の塵埃を吸い込んで掃除を行う自走式掃除機であって、
    当該自走式掃除機の底面側に設けられ、前記走行面上に存する異物を拭き取る拭き掃除を行う拭き掃除部を備え、
    前記拭き掃除部は、
    前記走行面上の異物を拭き取るための長尺の拭き取り用布が巻き付けられた元巻きローラと、
    前記元巻きローラから繰り出される前記拭き取り用布の一部を前記走行面に押し付ける布押し付け機構部と、
    前記布押し付け機構部により前記走行面に押し付けられる前記拭き取り用布を巻き取る巻取ローラとを備え、
    前記布押し付け機構部は、
    前記拭き取り用布を前記走行面側に押圧して当該走行面に前記拭き取り用布を接触させる布押圧棒を備え、
    前記布押圧棒の前記走行面側の端部は、前記走行面よりも柔らかい材料から構成され、
    前記元巻きローラと前記巻取ローラは、掃除機本体部に対して着脱自在に設けられ、
    前記巻取ローラを所定方向に回転させるローラ駆動手段と、
    前記ローラ駆動手段を駆動させて前記巻取ローラに前記拭き取り用布を巻き取らせる指示を行う巻取指示スイッチとを備え、
    前記巻取指示スイッチの操作に基づいて、前記巻取ローラにより前記拭き取り用布が巻き取られることにより前記元巻きローラから前記拭き取り用布が繰り出されるように構成されていることを特徴とする自走式掃除機。
  2. 自律走行して走行面上の塵埃を吸い込んで掃除を行う自走式掃除機であって、
    当該自走式掃除機の底面側に設けられ、前記走行面上に存する異物を拭き取る拭き掃除を行う拭き掃除部を備え、
    前記拭き掃除部は、
    前記走行面上の異物を拭き取るための長尺の拭き取り用布が巻き付けられた元巻きローラと、
    前記元巻きローラから繰り出される前記拭き取り用布の一部を前記走行面に押し付ける布押し付け機構部と、
    前記布押し付け機構部により前記走行面に押し付けられる前記拭き取り用布を巻き取る巻取ローラとを備え、
    前記巻取ローラにより前記拭き取り用布が巻き取られることにより前記元巻きローラから前記拭き取り用布が繰り出されるように構成されていることを特徴とする自走式掃除機。
  3. 前記巻取ローラを所定方向に回転させるローラ駆動手段と、
    前記ローラ駆動手段を駆動させて前記巻取ローラに前記拭き取り用布を巻き取らせる指示を行う巻取指示スイッチとを備えることを特徴とする請求項2に記載の自走式掃除機。
  4. 前記布押し付け機構部は、
    前記拭き取り用布を前記走行面側に押圧して当該走行面に前記拭き取り用布を接触させる布押圧棒を備え、
    前記布押圧棒の前記走行面側の端部は、前記走行面よりも柔らかい材料から構成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の自走式掃除機。
  5. 前記元巻きローラと前記巻取ローラは、掃除機本体部に対して着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載の自走式掃除機。
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