JP2005304954A - 床用吸込具 - Google Patents

床用吸込具 Download PDF

Info

Publication number
JP2005304954A
JP2005304954A JP2004128743A JP2004128743A JP2005304954A JP 2005304954 A JP2005304954 A JP 2005304954A JP 2004128743 A JP2004128743 A JP 2004128743A JP 2004128743 A JP2004128743 A JP 2004128743A JP 2005304954 A JP2005304954 A JP 2005304954A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating body
wet sheet
suction tool
floor
rotating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004128743A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Nakai
康一 中井
Hideya Tsuchida
英也 土田
Toshiyuki Fujiyoshi
俊行 藤吉
Seiji Yamaguchi
征史 山口
Yoshiaki Matsumoto
良昭 松本
Chizuyo Matsumoto
千寿代 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2004128743A priority Critical patent/JP2005304954A/ja
Publication of JP2005304954A publication Critical patent/JP2005304954A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)

Abstract

【課題】床面の油汚れや床面にこびりついた汚れを拭き取ることができると共に、電装部品の絶縁性に問題が生じることを防止することができる床用吸込具を提供することを課題とする。
【解決手段】下面に吸込口3を有する吸込具ケース4と、吸込口3を避けた位置の吸込具ケース4下面に回転自在に配設されると共に、ウエットシート9を巻き付け可能に構成された回転体6と、駆動伝達手段7を介して回転体6を回転させる駆動手段8と、吸込具ケース4下面に設けられ、回転体6と吸込口3とを仕切る仕切壁16とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電機掃除機等の床用吸込具に関し、特に床面を拭き取ることができる床用吸込具に関する。
従来、この種電気掃除機の床用吸込具は、吸込具ケースの下面に形成された吸込口に回転ブラシを配設すると共に、回転ブラシに隣接する位置の吸込具ケースの下面に起毛繊維からなる拭き取り部材を配設し、拭き取り部材を回転ブラシの方向に回転させることにより床面を拭き取ると共に、拭き取り部材によって回転ブラシの方向へ掻き上げられたごみを回転ブラシを介して吸込口から掃除機本体側に吸引することにより効率的に掃除ができるようになされている(例えば、特許文献1参照)。
特開平3−228721号公報
しかしながら、乾いた状態の拭き取り部材では床面の油汚れや床面にこびりついた汚れを取り除くことができない欠点があった。
また、何らかの固定方法によってウェットシートを拭き取り部材の外周面に装着することにより、上記欠点を解消する方法が考えられるが、この構成にすると、拭き取り部材の遠心力によってウェットシートから飛び出た水分が回転ブラシを介して吸込口から掃除機本体側に吸引されてしまい、電装部品の絶縁性に問題が生じる虞がある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、床面の油汚れや床面にこびりついた汚れを拭き取ることができると共に、電装部品の絶縁性に問題が生じることを防止することができる床用吸込具を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための第1の手段は、下面に吸込口を有する吸込具ケースと、吸込口を避けた位置の吸込具ケース下面に回転自在に配設されると共に、ウェットシートを巻き付け可能に構成された回転体と、駆動伝達手段を介して回転体を回転させる駆動手段と、吸込具ケース下面に設けられ、回転体と吸込口とを仕切る仕切壁とを備えたことを特徴とする。
上記課題を解決するための第1の手段において、前記回転体は、吸込口に対して逆方向に回転するように構成されてもよい。
また、前記ウェットシートが巻き付けられる回転体の外周面は、起毛繊維により構成されてもよい。
また、前記起毛繊維は、撥水性を有してもよい。
また、前記回転体は、ウェットシートを巻き付けない場合には床面に接しないと共に、ウェットシートを巻き付けた場合にはウェットシートが床面に接する位置に配設されてもよい。
また、前記回転体の幅は、市販のウェットシートの幅より広い200mm以上に形成されてもよい。
また、前記回転体に対応する位置の吸込具ケースの上面は、少なくとも一部が透明に形成されてもよい。
また、前記吸込口には前記駆動手段により回転する回転ブラシが配設され、回転ブラシにウェットシートが巻き付いた場合にウェットシートを引掛けて回転ブラシの回転を止める回転阻止部を吸込口に突出形成してもよい。
また、前記回転体の回転速度は回転ブラシの回転速度より遅くなるように構成されてもよい。
本発明の請求項1の構成によると、吸込具ケースの下面に吸込口と回転体とを仕切る仕切壁を形成したため、ウェットシートから飛び出た水分を仕切壁により遮って水分が吸込口を介して掃除機本体側に吸込まれることを防止することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項2に構成によると、回転体は吸込口に対して逆方向側へ回転するようになっており、ウェットシートから飛び出る水分は吸込口とは反対側へ飛散するため、水分が吸込口を介して掃除機本体側に吸込まれることを確実に防止することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項3の構成によると、回転体の外周面には起毛繊維が配設されているため、起毛繊維の摩擦抵抗により回転体にウェットシートを巻き付け易くすることができる。また、ウェットシートの厚みは製造するメーカーにより異なるが、起毛繊維のクッション性によりウェットシートの厚みの違いを吸収することができるため、ウェットシートの床面への押圧力を略一定にすることができる等の効果を奏する。
本発明の請求項4の構成によると、回転体の起毛繊維は撥水加工しているため、起毛繊維に水分が付着することによる起毛繊維のへたりを防止することができ、回転体の起毛繊維のクッション性を維持させることができる。このため、回転体に巻き付けられたウェットシートの床面への押圧力を確実に略一定にすることができる等の効果を奏する。
本発明の請求項5の構成によると、回転体は、ウェットシートを巻き付けない場合には床面に接しない位置に配設されているため、回転体が不必要に床面に接することによる回転体の消耗を極力抑制することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項6の構成によると、一般に市販されているウエットシートの幅は製造するメーカーにより異なるが、全てのメーカーのウエットシートを後加工することなくそのまま使用することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項7の構成によると、回転体へのウェットシートの巻き付けの有無は、のぞき窓により床用吸込具の上方から容易に確認することができると共に、ウェットシートの汚れ具合も床用吸込具の上方から容易に確認することができるため、ウェットシートの交換時期が容易に確認することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項8の構成によると、何らかの過ちにより回転ブラシにウェットシートが巻き付こうとした場合には、ウェットシートが回転阻止部に引っ掛かって回転ブラシの回転が停止するため、ウェットシートの水分が吸込口から掃除機本体側に吸込まれて電装部品の絶縁性に問題が生じることを防止することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項9の構成によると、回転体は回転ブラシより回転速度が遅くなるため、回転ブラシの回転によりウエットシートから周辺に飛び散る水分の量を極力少なくすることができ、ウエットシートからの水分が吸込口から掃除機本体側に吸込まれて電装部品の絶縁性に問題が生じてしまうことを防止することができる等の効果を奏する。
(第1実施形態)
本発明を実施するための第1形態の床用吸込具を図1乃至図8に基づいて説明する。第1実施形態の床用吸込具は、上ケース1と下ケース2からなって吸込口3が下方に形成された横長の吸込具ケース4と、吸込具ケース4の吸込口3に臨ませて吸込具ケース4に回転自在に支持された回転ブラシ5と、吸込口3を避けた位置の吸込具ケース4の下方に回転自在に配設された回転体6と、回転体6を駆動伝達手段7を介して回転させる駆動手段8と、回転体6に着脱自在に巻き付けられるウエットシート9と、吸込具ケース4の後面側略中央に上下自在に且つ回転自在に取付けられ、吸込口3に連通する吸込継手10とから構成されている(図1、図7参照)。そして、吸込継手10が図示しない延長管やホースを介して掃除機本体に接続されるようになっている。
回転ブラシ5には、その芯体11の外周面にブラシ体12が等分間隔で長手方向に複数本装着されている。(図1参照)。また、回転ブラシ5は、吸込口3を介して吸込継手10側へ吸引される吸込空気により回転駆動する(図1参照)。この回転ブラシ5が回転することで床面のごみが掻き取られ、吸込口3からごみが効果的に吸込まれることにより効率よく掃除できる。
回転体6のウエットシート9が巻き付けられる外周面の一部には起毛繊維6aが配設されている。回転体6は、回転体6にウエットシート9を巻き付けない場合には床面に接しないと共に、ウエットシート9を巻き付けた場合にはウエットシート9が床面に接する位置に配設されている(図1、図7参照)。回転体6の後方(図1の右側)には、ウエットシート9を押えるためのブラシ22が配設されている。
駆動手段8の出力を回転体6に伝達する駆動伝達手段7は、駆動手段8と回転体6との間に回転自在に配設された中間シャフト13と、駆動手段8の出力を中間シャフト13に伝達する第1ベルト14と、中間シャフト13の回転力を回転体6に伝達する第2ベルト15とから構成されている(図1,図2参照)。駆動手段8により回転体6は吸込口3に対して逆方向側へ回転するようになっている。回転体6と吸込口3間の吸込具ケース4の下面には、回転体6と吸込口3間を仕切る仕切壁16が形成されている(図1参照)。
床用吸込具の前後方向(図1の左右方向)への動きを補助する車輪17は起毛布等の起毛繊維で形成されている。車輪17及び回転体6の起毛繊維は撥水加工されている。ウエットシート9は、一般に市販されているものの中から使用の好みに応じて選ばれたものが使用される。一般市販品のウエットシート9の幅は全て200mm未満であったので、回転体6の幅は200mm以上に形成されている。
回転体6へのウエットシート9の巻き付けは、図4及び図5に示すように吸込具ケース4の下方で且つブラシ22より後方位置までウエットシート9を敷いた後に回転体6を反時計方向に回転させれば、ウエットシート9の後端側は回転体6の回転により後方へ移動しようとするが、ブラシ22がウエットシート9の後方を押えているため、図1及び図7に示すようにウエットシート9の後端側が撓んで回転体6にウエットシート9が巻き付くようになっている。
このように構成された床用吸込具を使用して掃除する場合、絨毯等を掃除する際には回転ブラシ5を回転させることにより、絨毯等のごみを掻き取り、掻き取ったごみを吸込口3から吸引することで効果的に掃除できる。
また、床面を掃除する場合、ウエットシート9を巻き付けた回転体6を回転させることにより、ウエットシート9の水分によって床面の油汚れや床面にこびりついた汚れを浮かせると共に、回転するウエットシート9により床面の油汚れや床面にこびりついた汚れを効率よく拭き取ることができる。回転体6へのウエットシート9の巻き付けの有無は、のぞき窓18により床用吸込具の上方から容易に確認することができるようになっている。この結果、誤って回転体6にウエットシート9を巻き付けたまま絨毯を掃除し、絨毯を濡らせてしまうことを防止することができる。また、ウエットシート9の汚れ具合も床用吸込具の上方から容易に確認することができるため、ウエットシート9の交換時期が容易に確認することができるようになっている。
しかしながら、ウエットシート9を巻き付けた回転体6を回転させることにより、ウエットシート9から飛び出た水分が吸込口3を介して掃除機本体側に吸込まれて電装部品の絶縁性に問題が生じる虞があった。
これに対して、第1実施形態では、吸込具ケース4の下面には吸込口3と回転体6とを仕切る仕切壁16が形成されているため、ウエットシート9から飛び出た水分は仕切壁16により遮られて、水分が吸込口3を介して掃除機本体側に吸込まれることを防止することができる。また、回転体6は吸込口3に対して逆方向側へ回転するようになっており、ウエットシート9から飛び出る水分は吸込口3とは反対側へ飛散するため、水分が吸込口3を介して掃除機本体側に吸込まれることを確実に防止することができる。
回転体6の外周面には起毛繊維6aが配設されているため、起毛繊維6aの摩擦抵抗により回転体6にウエットシート9を巻き付け易くすることができる。また、ウエットシート9の厚みは製造するメーカーにより異なるが、起毛繊維6aのクッション性によりウエットシート9の厚みの違いを吸収することができるため、ウエットシート9の床面への押圧力を略一定にすることができる。この結果、ウエットシート9の床面への押圧力が高くなることにより、ウエットシート9から多量の水分が飛び出て床面を濡らせてしまうことを防止することができる。また、ウエットシート9を使用しない時に、回転体6が床面等に当接した場合でも床面等を傷つけることを防止することができる。
回転体6の起毛繊維6aは撥水加工しているため、起毛繊維6aに水分が付着することによる起毛繊維6aのへたりを防止することができ、回転体6の起毛繊維6aのクッション性を維持させることができる。この結果、回転体6に巻き付けられたウエットシート9の床面への押圧力を確実に略一定にすることができる。
車輪17は従来、ゴム等で形成されていたが、床用吸込具を横方向へ滑らせた際に、床面の硬いごみと共に横滑りをして床面を傷付ける虞があったため、静電植毛を使用し床用吸込具を横方向へ滑らせた際に、硬いごみを静電植毛の中に取り込んで床面の傷付きを防止するようにしていた。しかしながら、本発明のようにウエットシート9を使用するとウエットシート9に使用されている電解水により静電植毛がはげたり、溶けたりする虞があった。そこで第1実施形態の車輪17は起毛繊維6aにより形成されている。この車輪17の起毛繊維も撥水加工しているため、ウエットシート9の水分により起毛繊維のへたりを防止することができ、操作性の低下を防止することができる。
一般に市販されているウエットシート9の幅は製造するメーカーにより異なるが、全てのメーカーのウエットシート9の幅は200mm未満であった。そこで、回転体6の幅を200mm以上にすることにより全てのメーカーのウエットシート9を後加工することなくそのまま使用することができる。
回転体6は、ウエットシート9を巻き付けない場合には床面に接しない位置に配設されているため、回転体6が不必要に床面に接することによる回転体6の消耗を極力抑制することができる。
また、誤って回転ブラシ5にウエットシート9を巻き付けようとした場合には、吸込口3がウエットシート9によって覆われてしまい回転ブラシ5は回転しないため、回転ブラシ5にウエットシート9が巻き付いてしまうことはない。
尚,第1実施形態では、吸込口3に吸引される空気により回転する回転ブラシ5を吸込口3に配設したが、この構成に限定されるものではない。吸込口3に回転ブラシ5を配設しない構成にしてもよい。
また、回転体6は、回転体6にウエットシート9が巻き付けられている時だけ回転させればよいので誤動作防水のため、回転体6に、例えば発光素子と受光素子からなるウエットシート9巻き付け検知手段を設け、回転体6にウエットシート9が巻き付けられている時だけ回転体6の回転を可能とする構成にしてもよい。
また、図8及び図9に示すように、回転体6の外周前面に起毛繊維6aを螺旋状に巻きつける構成にしてもよい。この構成であれば糸屑が回転体6に巻き付き難くなると共に、回転体6に巻き付いた糸屑を取り除き易くすることができる。
(第2実施形態)
図9乃至図14は本発明の第2実施形態を示している。第1実施形態では、駆動手段8の出力を中間シャフト13を介して回転体6に伝達したが、第2実施形態では、駆動手段8の出力を直接回転体6に伝達すると共に、回転体6の回転力を回転ブラシ5に伝達する構成になっている。また、回転体6と回転ブラシ5は略同じ速度で回転するようになっている。
駆動手段8の出力は第3ベルト19を介して回転体6の一端に直接伝達される。回転体6の回転力は回転体6の他端から第4ベルト20を介して回転ブラシ5に伝達される。第2実施形態はこのように駆動を直接伝達するように構成されているため、構成を簡素化することができコンパクト化を図ることができる。また、回転体6の両端に第3ベルト19と第4ベルト20が配置されているため、回転体6をバランスよく回転させることができる(図9、図10参照)。
第1実施形態では、回転ブラシ5にウエットシート9が巻き付いてしまう虞がなかったが、第2実施形態では、誤って回転ブラシ5にウエットシート9が巻き付いて回転ブラシ5が回転してしまう虞がある。そうなれば、ウエットシート9からの水分が吸込口3から掃除機本体側に吸込まれて電装部品の絶縁性に問題が生じてしまう。
これに対して、第2実施形態では、図11及び図12に示すように吸込具ケース4の吸込口3に回転ブラシ5側に向けて回転阻止部21を突出形成している。この構成により、何らかの過ちにより回転ブラシ5にウエットシート9が巻き付こうとした場合には、ウエットシート9が回転阻止部21に引っ掛かって回転ブラシ5の回転が停止するため、ウエットシート9の水分が吸込口3から掃除機本体側に吸込まれて電装部品の絶縁性に問題が生じることはない。
また、第2実施形態では、図13及び図14に示すように回転体6と回転ブラシ5を同じ長さに形成し、回転体6と回転ブラシ5を交換可能に構成している。この結果、壁際を掃除する時、ウエットシート9を巻き付けた回転体6を取り外し、本来回転ブラシ5が配設されていた位置に回転体6を配置することにより壁際まで拭き取ることができる(図14参照)。但しこの時、掃除機本体を作動させるとウエットシート9の水分が掃除機本体に吸引されてしまうため、回転体6を回転させるだけで掃除機本体を停止させている。
(第3実施形態)
図15乃至図18は本発明の第3実施形態を示している。第2実施形態では回転体6と回転ブラシ5は略同じ速度で回転するようになっていたが、第3実施形態では回転体6の回転速度を回転ブラシ5の回転速度より遅くした構成になっている。
駆動手段8は、前後方向に対して回転体6と回転ブラシ5との間に配設されている。駆動手段8の出力は中間歯車23及び第5ベルト25を介して回転ブラシ5の回転ブラシ側歯車26に伝達される。また、駆動手段8の出力は中間歯車23及び第6ベルト25を介して回転ブラシ5の回転ブラシ側歯車26に伝達される。図15に示すように回転体側歯車28の方が回転ブラシ側歯車26より径を大きく形成されているため、回転体6は回転ブラシ5より回転速度が遅くなる。その結果、回転ブラシ6の回転によりウエットシート9から周辺に飛び散る水分の量を極力少なくすることができ、ウエットシート9からの水分が吸込口3から掃除機本体側に吸込まれて電装部品の絶縁性に問題が生じてしまうことを防止することができる。
図17に示すように、上ケース1の上面には透明なのぞき窓18が形成されており、のぞき窓18を介して回転体6へのウエットシート9の巻き付けの有無が確認できるようになっている。また、ウエットシート9の汚れ度合いものぞき窓18を介して確認することができるようになっている。
尚、愛3実施形態において図18に示すように、回転ブラシ側歯車26の方が回転体側歯車28よりも径を大きく形成して回転体6の方が回転ブラシ5よりも回転速度を速くしてもよい。この構成により回転体6にウエットシート9を巻き付ける際、ウエットシート9にしわを生じさせることなく回転体6により引張ってウエットシート9を回転体6に巻き付けることができるため、ウエットシート9の巻き付け性を向上させることができる。
(第4実施形態)
図19及び図20は水タンク29に貯留した水で塵埃を捕集する電気掃除機の変形例を示している。従来の水タンクに貯留した水により全てのごみを取り除くタイプの電気掃除機は、水タンクの水に大きなごみも捕捉されるため、この汚れた水を水道の流しに流した場合には、配管が詰まってしまう虞があった。そこで、第4実施形態の電気掃除機は、図19に示すように本体ケース31内に形成された水タンク29より上流側に、旋回流を発生させることによりごみと空気とを分離するサイクロン機構30を配設した構成になっている。
吸込具ケース4を介して吸込まれたごみは、サイクロン機構30により大きなごみが取り除かれて微細なごみは接続用吸込口32を介して本体ケース31内に供給される。本体ケース31の底部には水タンク29が形成されており水が貯留されている。本体ケース31内に供給された空気は水タンク29周辺を旋回することにより微細なごみが水タンク29の水に溶け込み微細なごみが取り除かれた空気は本体ケース31外へ排気される。そして、微細なごみが溶け込むことにより濁った程度の水タンク29の水は水道の流しに流される。この水タンク29の水には大きなごみが含まれていないため、配管が詰まってしまう虞はない。
本発明を実施するための第1実施形態の床用吸込具の側断面図である。 同床用吸込具の上面図で、一部断面にした状態を示す。 同床用吸込具の上面図で、別の一部を断面にした状態を示す。 同床用吸込具の側断面図で、回転体にウェットシートを巻き付ける前の状態を示す。 同床用吸込具の上面図で、回転体にウェットシートを巻き付ける前の状態を示す。 同床用吸込具の側断面図で、回転体にウェットシートを巻き付けている途中の状態を示す。 同床用吸込具の側断面図で、回転体にウェットシートを巻き付けた状態を示す。 同床用吸込具の裏面図で、回転体全周に起毛繊維を配設した状態を示す。 本発明を実施するための第2実施形態の床用吸込具の側断面図である。 同床用吸込具の上面図で、一部断面にした状態を示す。 同床用吸込具の側断面図で、回転防止部の形状を示す。 同床用吸込具の裏面図で、回転防止部の形状を示す。 同床用吸込具の裏面図で、回転体と回転ブラシが取換え可能になっている状態を示す。 同床用吸込具の裏面図で、回転体と回転ブラシとを取換えた状態を示す。 本発明を実施するための第3実施形態の床用吸込具の側断面図である。 同床用吸込具の上面図で、上ケースを取り外した状態を示す。 同床用吸込具の上面図である。 同床用吸込具の側面図で、変形例を示す。 本発明を実施するための第4実施形態の電気掃除機の側面図である。 同電気掃除機の本体ケースの側断面図である。
符号の説明
3 吸込口
4 吸込具ケース
5 回転ブラシ
6 回転体
7 駆動伝達手段
8 駆動手段
9 ウェットシート
16 仕切壁
21 回転阻止部

Claims (9)

  1. 下面に吸込口を有する吸込具ケースと、吸込口を避けた位置の吸込具ケース下面に回転自在に配設されると共に、ウェットシートを巻き付け可能に構成された回転体と、駆動伝達手段を介して回転体を回転させる駆動手段と、吸込具ケース下面に設けられ、回転体と吸込口とを仕切る仕切壁とを備えたことを特徴とする床用吸込具。
  2. 前記回転体は、吸込口に対して逆方向に回転するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の床用吸込具。
  3. 前記ウェットシートが巻き付けられる回転体の外周面は、起毛繊維により構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の床用吸込具。
  4. 前記起毛繊維は、撥水性を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の床用吸込具。
  5. 前記回転体は、ウェットシートを巻き付けない場合には床面に接しないと共に、ウェットシートを巻き付けた場合にはウェットシートが床面に接する位置に配設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の床用吸込具。
  6. 前記回転体の幅は、市販のウェットシートの幅より広い200mm以上に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の床用吸込具。
  7. 前記回転体に対応する位置の吸込具ケースの上面は、少なくとも一部が透明に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の床用吸込具。
  8. 前記吸込口には前記駆動手段により回転する回転ブラシが配設され、回転ブラシにウェットシートが巻き付いた場合にウェットシートを引掛けて回転ブラシの回転を止める回転阻止部を吸込口に突出形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の床用吸込具。
  9. 前記回転体の回転速度は回転ブラシの回転速度より遅くなるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか1項に記載の床用吸込具。
JP2004128743A 2004-04-23 2004-04-23 床用吸込具 Pending JP2005304954A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004128743A JP2005304954A (ja) 2004-04-23 2004-04-23 床用吸込具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004128743A JP2005304954A (ja) 2004-04-23 2004-04-23 床用吸込具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005304954A true JP2005304954A (ja) 2005-11-04

Family

ID=35434375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004128743A Pending JP2005304954A (ja) 2004-04-23 2004-04-23 床用吸込具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005304954A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1955634A2 (en) 2007-02-09 2008-08-13 Sanyo Electric Co., Ltd. Electric vacuum cleaner
JP2010207526A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Mitsubishi Electric Corp 電気掃除機用ブラシアタッチメント
JP2012192289A (ja) * 2007-02-09 2012-10-11 Sanyo Electric Co Ltd 電気掃除機
JP2014113508A (ja) * 2009-09-17 2014-06-26 Okada Seisakusho:Kk 臀部拭き取り装置
JP2016525423A (ja) * 2013-07-31 2016-08-25 ダイソン・テクノロジー・リミテッド 真空掃除機のための掃除機ヘッド
JP6996464B2 (ja) 2018-09-21 2022-01-17 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 空調装置のフィルタの清掃に用いられる清掃装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1955634A2 (en) 2007-02-09 2008-08-13 Sanyo Electric Co., Ltd. Electric vacuum cleaner
EP1955634A3 (en) * 2007-02-09 2009-05-13 Sanyo Electric Co., Ltd. Electric vacuum cleaner
US7712183B2 (en) 2007-02-09 2010-05-11 Sanyo Electric Co., Ltd. Electric vacuum cleaner
JP2012192289A (ja) * 2007-02-09 2012-10-11 Sanyo Electric Co Ltd 電気掃除機
JP2010207526A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Mitsubishi Electric Corp 電気掃除機用ブラシアタッチメント
JP2014113508A (ja) * 2009-09-17 2014-06-26 Okada Seisakusho:Kk 臀部拭き取り装置
JP2014132155A (ja) * 2009-09-17 2014-07-17 Okada Seisakusho:Kk 臀部拭き取り装置
JP2016525423A (ja) * 2013-07-31 2016-08-25 ダイソン・テクノロジー・リミテッド 真空掃除機のための掃除機ヘッド
JP2016525422A (ja) * 2013-07-31 2016-08-25 ダイソン・テクノロジー・リミテッド 真空掃除機のための掃除機ヘッド
JP6996464B2 (ja) 2018-09-21 2022-01-17 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 空調装置のフィルタの清掃に用いられる清掃装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5083359B2 (ja) 電気掃除機の吸込具
US5241724A (en) Vacuum cleaner having the function of wet wiping rag
JP3960986B2 (ja) タービンブラシ
ATE469593T1 (de) Bodenreinigungsmaschine
WO2011125580A1 (ja) 電気掃除機の吸込具
JP2009022644A (ja) 電気掃除機吸込具及び電気掃除機
JP2008104627A (ja) 掃除機用吸込具及び電気掃除機
JP2012192289A (ja) 電気掃除機
JP2005304954A (ja) 床用吸込具
JP5161689B2 (ja) 掃除機用床ノズル及び電気掃除機
JP4181575B2 (ja) 掃除機用床ノズルの回転清掃体及び電気掃除機
KR100613484B1 (ko) 물걸레 청소기용 흡입구 헤드
JP6524404B2 (ja) スチームクリーナーヘッド
JP2010207400A (ja) 電気掃除機用吸込具
JP4945255B2 (ja) 電気掃除機用吸込具
KR100495390B1 (ko) 전동 회전식 청소기
KR960014574B1 (ko) 습건식 진공 청소기
JP2008032249A (ja) フィルタ用清掃装置
KR100589781B1 (ko) 물걸레 청소기
JP2011041748A (ja) 掃除機用吸込み口体及び電気掃除機
CN114680752B (zh) 一种抑菌效果好的湿式表面清洁装置
JP2005177124A (ja) ふとん用吸込具
CN217090619U (zh) 一种表面清洁设备及其清洁头
KR100589790B1 (ko) 물걸레 청소기
JP2008036189A (ja) 電気掃除機

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20051226

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060905

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080528

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20080603

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20080731

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080826

A02 Decision of refusal

Effective date: 20081222

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02