JP6524404B2 - スチームクリーナーヘッド - Google Patents

スチームクリーナーヘッド Download PDF

Info

Publication number
JP6524404B2
JP6524404B2 JP2014138766A JP2014138766A JP6524404B2 JP 6524404 B2 JP6524404 B2 JP 6524404B2 JP 2014138766 A JP2014138766 A JP 2014138766A JP 2014138766 A JP2014138766 A JP 2014138766A JP 6524404 B2 JP6524404 B2 JP 6524404B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam
gear
cleaner head
steam cleaner
torque limiter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014138766A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016016003A (ja
Inventor
利洋 徳武
利洋 徳武
内田 仁
仁 内田
Original Assignee
株式会社 徳武製作所
株式会社 徳武製作所
内田 仁
仁 内田
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 徳武製作所, 株式会社 徳武製作所, 内田 仁, 仁 内田 filed Critical 株式会社 徳武製作所
Priority to JP2014138766A priority Critical patent/JP6524404B2/ja
Publication of JP2016016003A publication Critical patent/JP2016016003A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6524404B2 publication Critical patent/JP6524404B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)

Description

本発明は、スチームを噴出しながら被清掃面(床面)を清掃した際に、被清掃面(床面)を湿らせた(濡らした)ままとしておくことがなく、噴出させた後に被清掃面(床面)に水(水滴)となって残留するスチーム(蒸気)を集め吸引して回収し、面倒な空拭き作業を無くすことのできるスチームクリーナーヘッドに関する。
フローリングの普及等に伴い、スチームを噴出しながら被清掃面である床面を清掃するスチームクリーナー(スチーム掃除機或いはスチーム噴射掃除機)が普及し始めている。
しかしながら、従来のスチームクリーナーでは、スチームを噴出しながら被清掃面(床面)を清掃した際に、被清掃面(床面)に水(水滴)となってスチーム(蒸気)が残留し、被清掃面(床面)が湿った(濡れた)ままとなってしまい、空拭き作業を行わなければならないという問題があった。
このため、前方および後方の掻取り舌片を有する、床掃除機用のクリーニングヘッドが提案されている(特許文献1)。
しかしながら、この発明では、前方の掻取り舌片62の先端のゴム舌片63と、後方の掻取り舌片64の先端のゴム舌片65との上下動作を、単純にレバー構造により決めるため、床面に対するクリーニングシート44と、ゴム舌片63、ゴム舌片65の位置関係に力関係が働き、安定せず、床面に対する並行動作の保証が難しいという問題がある。
また、ゴム舌片63、ゴム舌片65の消耗、材料の劣化により、床面圧力に差が生じるという問題がある。
さらに、この発明では、ゴム舌片63、ゴム舌片65が、床面に作用する圧力をうまくコントロールすることができないという問題もある。おそらく、床面との摩擦が大きく、スムーズにスライドさせることができないと考えられる。
また、この発明では、床掃除機の持ち手部を持って前後させたときの特に後退時に、クリーニングヘッドの支持部分12は、目的の方向に動かない可能性が高く、その結果、床掃除機の持ち手部の角度を任意に下げないと、前側のゴム舌片63がうまく下がらないおそれがある。
従って、この発明は、必ずしも満足し得るものとは言い難いものであった。
特表2003−525079号公報
本発明は、上記従来の問題点を解消したスチームクリーナーヘッドを提供することを目的とするものである。
即ち、本発明は、噴出させた後に被清掃面(床面)に水(水滴)となって残留するスチーム(蒸気)を効率よく集め吸引して回収し、面倒な空拭き作業を無くすことのできるスチームクリーナーヘッドを提供することを目的とするものである。
本発明は、以下の(1)〜(3)に関するものである。
(1)スチームクリーナーの先端にホース部を介して取付けられ、
前記スチームクリーナーで発生するスチームを噴出(放出)しながら被清掃面(床面)を清掃するスチームクリーナーヘッドであって、
前記スチームクリーナーヘッドは、底部が開口し、かつ、内箱と、前記内箱を取り囲む外箱との二重箱構造を有すると共に、
前記内箱と前記外箱との間であって、前記スチームクリーナーヘッドの移動方向からみて左右には仕切り壁が左右1対備えられており、
前記内箱は、スチームを噴出(放出)するスチームルームを有し、
前記スチームルームには床拭きパッドが備えられており、
前記内箱と前記外箱との間の空隙であって、前記スチームクリーナーヘッドの移動方向からみて左右の空隙となる位置には、
同軸で回転する歯車を側部に有する走行車輪と、
前記走行車輪の前記歯車と噛み合う、前記走行車輪より小径で、かつ、トルクリミッター付きの歯車とが、前記外箱と前記仕切り壁との間に固定される形で、それぞれ併設配置されており、かつ、
前記左右1対の仕切り壁には、前記走行車輪及び前記トルクリミッター付きの歯車の配置位置とは反対側に、前記仕切り壁に沿って延びる薄片がそれぞれ左右1対備えられており、
前記薄片は、前記仕切り壁を介して、前記トルクリミッター付きの歯車の中心軸だけに固定されていて、前記トルクリミッター付きの歯車の回転により前記中心軸を支点とするシーソー状の運動を可能とされており、かつ、
左右1対の前記薄片の両端部は、それぞれ
前記内箱と前記外箱との空隙であって、前記スチームクリーナーヘッドの移動方向からみて前側の空隙及び後ろ側の空隙となっている位置まで延設され、さらに、
当該延設部から前側の空隙及び後ろ側の空隙内を、前記薄片が前記仕切り壁に沿って延びている方向に対してそれぞれ直角方向に延びて、これにより前側のスチーム掻き取り用部材及び後側のスチーム掻き取り用部材を形成し、
前記前側のスチーム掻き取り用部材及び後ろ側のスチーム掻き取り用部材のそれぞれの下側には、スキージがそれぞれ設けられていて、
前記スキージは、前記スチームクリーナーヘッドの前方向への押し時には、前記トルクリミッター付きの歯車の中心軸を支点として、前記薄片から延設され、後ろ側の空隙内に備えられている後側のスチーム掻き取り用部材が下降し、これにつれて後ろ側のスチーム掻き取り用部材の下側に設けられている後ろ側のスキージが下降し、前記スチームクリーナーヘッドの後ろ方向への引張り時には、前記トルクリミッター付きの歯車の中心軸を支点として、前記薄片から延設され、前側の空隙C内に備えられている前側のスチーム掻き取り用部材が下降し、これにつれて前側のスチーム掻き取り用部材の下側に設けられている前側のスキージが下降するようにされていると共に、下降したときに、被清掃面(床面)に接触する長さのものとされており、さらに、
前記走行車輪及び前記トルクリミッター付きの歯車の配置位置の空間と、前側の空隙及び後ろ側の空隙と、に連通し、かつ、前記スチームクリーナーに備えられる吸引手段に前記ホース部を介して連結される吸引口を有する、
ことを特徴とするスチームクリーナーヘッドに関する。

(2)前記同軸で回転する歯車を側部に有する走行車輪は、前記左右の空隙となる位置に、それぞれ2輪ずつ配置されて、前側走行車輪と後ろ側走行車輪とからなる4輪を形成しており、かつ、前記前側走行車輪と前記後ろ側走行車輪との間に、前記トルクリミッター付きの歯車が、前記前側走行車輪と前記後ろ側走行車輪それぞれに備えられている歯車と噛み合うように配置されている、前記(1)に記載のスチームクリーナーヘッドに関する。

(3)前記スキージが、前側のスチーム掻き取り用部材及び後ろ側のスチーム掻き取り用部材のそれぞれ下側に、間隔をおいてそれぞれ複数列配置されていると共に、スキージの各列の隙間から吸引するようにされている、前記(1)又は(2)に記載のスチームクリーナーヘッドに関する。
本発明に係るスチームクリーナーヘッドによれば、噴出させられた後に被清掃面(床面)に水(水滴)となって残留するスチーム(蒸気)を、スチームクリーナーヘッドの清掃時の押し引きの際に、交互に下降するスキージにより、効率よく集め吸引して回収し、被清掃面(床面)を乾いた状態で仕上げることができる。このため、面倒な空拭き作業を無くすことができる。
即ち、本発明に係るスチームクリーナーヘッドによれば、被清掃面(床面)にスチーム(蒸気)が水(水滴)となって残留し、被清掃面(床面)が湿った(濡れた)ままとなってしまうことがなく、被清掃面(床面)を乾いた状態で仕上げることができることから、空拭き作業を行わなければならないという面倒を解消することができる。
また、本発明に係るスチームクリーナーヘッドによれば、走行車輪やスキージに過負荷がかかったときには、トルクリミッターにより歯車は空回りすることになることから、車輪やスキージは、常に一定範囲の圧力で被清掃面(床面)に押し付けられることになる。
本発明に係るスチームクリーナーヘッドの一態様を示す斜視説明図である。 図1を底面側からみた斜視説明図である。 図1の平面図である。 図1の底面図である。 図1の側面図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 走行車輪と、トルクリミッター付きの歯車と、仕切り壁に沿って延びる薄片と、スキージと、の位置関係を示す説明図である。 スチームクリーナーヘッドの前方向への押し時に、トルクリミッター付きの歯車の中心軸を支点として、後ろ側のスチーム掻き取り用部材の下側に設けられている手前側のスキージが下降する様子を示す説明図である。 スチームクリーナーヘッドの後ろ方向への引張り時に、トルクリミッター付きの歯車の中心軸を支点として、前側のスチーム掻き取り用部材の下側に設けられている奥側のスキージが下降する様子を示す説明図である。 スキージが、前側のスチーム掻き取り用部材及び後ろ側のスチーム掻き取り用部材のそれぞれ下側に、間隔をおいて複数列配置されている様子を示す一部拡大説明図である。 本発明に係るスチームクリーナーヘッドを取り付けたスチームクリーナーを示す側面図である。
本発明はスチームクリーナーヘッドに関し、
スチームを噴出(放出)しながら被清掃面(床面)を清掃するスチームクリーナーの先端に取り付けられるスチームクリーナーヘッドであって、
前記スチームクリーナーヘッドは、底部が開口し、かつ、内箱と、前記内箱を取り囲む外箱との二重箱構造を有すると共に、
前記内箱と前記外箱との間であって、前記スチームクリーナーヘッドの移動方向からみて左右には仕切り壁が左右1対備えられており、
前記内箱は、スチームを噴出(放出)するスチームルームを有し、
前記スチームルームには床拭きパッドが備えられており、
前記内箱と前記外箱との空隙であって、前記スチームクリーナーヘッドの移動方向からみて左右の空隙となる位置には、
同軸で回転する歯車を側部に有する走行車輪と、
前記走行車輪の前記歯車と噛み合う、前記走行車輪より小径で、かつ、トルクリミッター付きの歯車とが、前記外箱と前記仕切り壁との間に固定される形で、それぞれ併設配置されており、かつ、
前記左右1対の仕切り壁には、前記走行車輪及び前記トルクリミッター付きの歯車の配置位置とは反対側に、前記仕切り壁に沿って延びる薄片がそれぞれ左右1対備えられており、
前記薄片は、前記仕切り壁を介して、前記トルクリミッター付きの歯車の中心軸だけに固定されていて、前記トルクリミッター付きの歯車の回転により前記中心軸を支点とするシーソー状の運動を可能とされており、かつ、
左右1対の前記薄片の両端部は、それぞれ
前記内箱と前記外箱との空隙であって、前記スチームクリーナーヘッドの移動方向からみて前側の空隙及び後ろ側の空隙となっている位置まで延設され、さらに、
当該延設部から前側の空隙及び後ろ側の空隙内をそれぞれ直角方向に延びて、これにより前側のスチーム掻き取り用部材及び後ろ側のスチーム掻き取り用部材を形成し、
前記前側のスチーム掻き取り用部材及び後ろ側のスチーム掻き取り用部材のそれぞれの下側には、スキージがそれぞれ設けられていて、
前記スキージは、前記スチームクリーナーヘッドの前方向への押し時には、前記トルクリミッター付きの歯車の中心軸を支点として、前記薄片から延設され、後ろ側の空隙内に備えられている後ろ側のスチーム掻き取り用部材が下降し、これにつれて後ろ側のスチーム掻き取り用部材の下側に設けられている後側のスキージが下降し、前記スチームクリーナーヘッドの後ろ方向への引張り時には、前記トルクリミッター付きの歯車の中心軸を支点として、前記薄片から延設され、前側の空隙C内に備えられている前側のスチーム掻き取り用部材が下降し、これにつれて前側のスチーム掻き取り用部材の下側に設けられている前側のスキージが下降するようにされていると共に、下降したときに、被清掃面(床面)に接触する長さのものとされており、さらに、
前記走行車輪及び前記トルクリミッター付きの歯車の配置位置の空間と、前側の空隙及び後ろ側の空隙と、に連通する吸引口を有する、
ことを特徴とするものである。
以下、本発明に係るスチームクリーナーヘッドの一態様(形態例)を図面に基づいて詳細に説明する。
図中、符号Aが、スチームクリーナーヘッドである。スチームクリーナーヘッドAは、通常、樹脂製のものとされるが、これに限定されるものではない。
本発明に係るスチームクリーナーヘッドAは、図12に示すように、スチームを噴出(放出)しながら被清掃面(床面)を清掃するスチームクリーナーBの先端に取り付けられるものである
スチームクリーナーBとしては、スチームを噴出(放出)しながら被清掃面(床面)を清掃することのできるものであれば、既知のスチームクリーナーの構成を採用することができ、市販されているものなど、特に制限されない。
スチームクリーナーヘッドAは、図2に示すように、底部が開口しており、かつ、内箱(中箱)1と、内箱1を取り囲む外箱2との二重箱構造を有している。
内箱1と外箱2との間であって、スチームクリーナーヘッドAの移動方向からみて左右には、スチームクリーナーヘッドAの上部から、底面方向へ向かって、内箱1と外箱2とを仕切る、仕切り壁3が左右1対備えられている。
図2では、この仕切り壁3の下端に、弾性体31が備えられたものを示しているが、これに限定されるものではなく、この弾性体31は省略することもできる。
内箱1は、スチームを噴出(放出)するスチームルーム4を有している。
スチームルーム4は、スチームクリーナーBから供給されるスチームを、スチーム入口5から導入し、これを噴出(放出)するエリアである。
このスチームルーム4には、床拭きパッド6が備えられている。
床拭きパッド6は、被清掃面(床面)のゴミを拭き取ることができ、しかもスチーム(蒸気)を通す構造のものとされていればよい。
なお、床拭きパッド6は、ダンパーにより、一定圧力で被清掃面(床面)に押し付けるようにしておくとよい。この床拭きパッド6は、スチームルーム4のほぼ全面に備えるようにしてもよい。
スチーム入口5から導入され、スチームルーム4に噴出(放出)されたスチーム(蒸気)は、床拭きパッド6を通過し、被清掃面(床面)に、スチームによる高温と水分を与え、拭き掃除を行う。
被清掃面(床面)に噴出(放出)され、被清掃面(床面)を清掃した後、スチーム(蒸気)は結露して水(水滴)となり、被清掃面(床面)に水(水滴)として残ることになる。
本発明は、このように被清掃面(床面)に最終的に水(水滴)となって残るスチーム(蒸気)を集め吸引して回収し、もって面倒な空拭き作業を無くすために、以下に述べる如き工夫を施している。
即ち、内箱1と外箱2との空隙であって、スチームクリーナーヘッドAの移動方向からみて左右の空隙となる位置には、同軸で回転する歯車71を側部に有する走行車輪7と、この走行車輪7の歯車71と噛み合う、トルクリミッター81付きの歯車8とが、併設配置されている。トルクリミッター81付きの歯車8は、走行車輪7より小径のものとされていて、直接、被清掃面(床面)と接触することのないようになっている。
トルクリミッター81は、前方向と後方向の両方向について過負荷がかかったときに接続(動力伝達)を遮断することのできる両方向トルクリミッターである。これにより、後述するスキージ12が被清掃面(床面)に作用する圧力を、一定に保つことができる。
また、このトルクリミッター81の連結を解く機構を採用し、圧力の調整を行うこともできる。これにより、後述するスキージ12が被清掃面(床面)に作用する圧力を、さらに調整することもでき、スキージ12の形状、材質、被清掃面(床面)の状態変化などの変化に対応することができる。
ここで歯車8は、トルクリミッター81付きのものであるため、過負荷がかかったときに接続(動力伝達)を遮断することができる。従って、走行車輪7に過負荷がかかったときには、歯車8は空回りすることになる。
なお、図1〜10に示す本形態例では、走行車輪7と歯車8とは、歯車同士の噛み合いとしているが、タイミングベルトを使用したり、或いは、車輪同士の接触面の摩擦により動力を伝達する摩擦車を使用したりすることもできる。
本発明に係るスチームクリーナーヘッドAは、走行車輪7を採用していることから、スチームクリーナーヘッドが床面に対し平行動作し、スチームクリーナーヘッドAとスキージ12との位置関係(高さ)を一定に保つことができる。従って、スチームクリーナーヘッドをスムーズにスライドさせることができる。
なお、スチームクリーナーヘッドAを床面に対し平行動作させるために、前記したようにダンパーを設け、ダンパーにより床拭きパッド6を被清掃面(床面)に押し付けるようにしてもよいし、或いは、走行車輪7に関して、月面車両のような、障害物を乗り越えられるような弾力性のある構造を採用してもよい。
また、図1〜10に示す本形態例では、走行車輪7は、合計4輪備えられたものを示しているが、安定して走行できるものであれば、3輪でもよいし、或いは5輪以上のものであってもよい。3輪のように奇数輪とする場合には、例えば、外箱2の下部周辺などに、走行車輪を1輪以上設けることができる。
即ち、図2などでは、同軸で回転する歯車71を側部に有する走行車輪7は、左右の空隙となる位置に、それぞれ2輪ずつ配置されて、前側走行車輪と後ろ側走行車輪とからなる4輪を形成し、前側走行車輪と後ろ側走行車輪との間に、トルクリミッター81付きの歯車8が、前側走行車輪と後ろ側走行車輪それぞれに備えられている歯車(各歯車71)と噛み合うように配置されているもの、が示されている。
走行車輪7と、トルクリミッター81付きの歯車8とは、両者が、外箱1と仕切り壁3との間に噛み合い状態にて固定される形で、併設配置されている。
なお、図1、2中、符号100は、外箱1に設けられた、走行車輪7の支持留め部であり、符号101は、外箱1に設けられた、トルクリミッター81付きの歯車8の支持留め部である。
図1〜10に示す本形態例では、左右1対の仕切り壁3には、走行車輪7及びトルクリミッター81付きの歯車8の配置位置とは反対側に(即ち、内方側に)、前記仕切り壁3に沿って延びる薄片9が、それぞれ左右1対備えられている。
この薄片9は、金属製のものであってもよいし、樹脂製のものであってもよい。
この薄片9は、仕切り壁3を介して、トルクリミッター81付きの歯車8の中心軸だけに固定されていて、走行車輪7の中心軸には固定されていない。そのため、薄片9は、トルクリミッター81付きの歯車8の回転により、歯車8の中心軸を支点とするシーソー状の運動を可能とされている。
被清掃面(床面)を清掃するため、スチームクリーナーヘッドAを前後方向に押し引きすると、これに伴い、走行車輪7(前側走行車輪と後ろ側走行車輪)が、被清掃面(床面)との摩擦にて、押し引きする方向と同じ方向に回転する。
スチームクリーナーヘッドAを「前方へ押した場合」には、走行車輪7が前回りに回転し、これに同軸で備えられ回転する歯車71が一緒に前回りに回転する。
走行車輪7に同軸で備えられ回転する歯車71が、前回りに回転すると、これに噛み合っている、トルクリミッター81付きの歯車8が、走行車輪7及びこの側部に備えられている歯車71の回転と連動する形で、歯車71の回転方向とは反対の方向に、つまり後ろ回りに回転することになる。
すると、トルクリミッター81付きの歯車8の中心軸に固定されている薄片9は、トルクリミッター81付きの歯車8の回転方向と同じ方向、つまり後ろ回りに回動(運動)することになる。
このようにトルクリミッター81付きの歯車8の中心軸に固定されている薄片9は、押し引きする方向とは反対周りに回動(運動)することになる。
スチームクリーナーヘッドAを「後方へ引いた場合」は、「前方へ押した場合」の動きの逆になる。
従って、薄片9は、トルクリミッター81付きの歯車8の回転により、歯車8の中心軸を支点とするシーソー状の運動が可能となっている。
左右1対の薄片9の両端部は、それぞれ内箱1と外箱2との間の空隙であって、スチームクリーナーヘッドAの移動方向からみて前側の空隙C及び後ろ側の空隙Dとなっている位置まで延設され、さらに、当該延設部から前側の空隙C及び後ろ側の空隙D内をそれぞれ直角方向に延びて、これにより前側のスチーム掻き取り用部材10及び後ろ側のスチーム掻き取り用部材11を形成している。
この結果、左右1対の薄片9と、前側のスチーム掻き取り用部材10及び後ろ側のスチーム掻き取り用部材11とによって、図8に示すように、内箱1と外箱2との間の空隙を1周する如き形状の構造体が形成されている。
前側のスチーム掻き取り用部材10及び後ろ側のスチーム掻き取り用部材11は、左右1対の薄片9と一体化したものであってもよいが、図では、左右1対の薄片9とは別の部材を左右1対の薄片9に連結させたものを示している。前側のスチーム掻き取り用部材10及び後ろ側のスチーム掻き取り用部材11は、金属製のものであってもよいし、樹脂製のものであってもよい。
なお、「内箱1と外箱2との間の空隙を‘1周する如き’形状の構造体」としたのは、前側のスチーム掻き取り用部材10及び後ろ側のスチーム掻き取り用部材11のそれぞれの両端は、前側の空隙C及び後ろ側の空隙Dのほぼ両端まで延びていても差し支えないからである。本形態例では、図2や図8などに示されるように、前側のスチーム掻き取り用部材10及び後ろ側のスチーム掻き取り用部材11のそれぞれの両端が、前側の空隙C及び後ろ側の空隙Dのほぼ両端まで延びているものを示している。
前記前側のスチーム掻き取り用部材10及び後ろ側のスチーム掻き取り用部材11のそれぞれの下側には、スキージ12がそれぞれ設けられている。
ここでスキージとは、(ウレタン)ゴムなどのような弾性素材からなる、水分をかき集めるための掻き取り用舌片を意味している。
図1〜10に示す本形態例においては、前記前側のスチーム掻き取り用部材10及び後ろ側のスチーム掻き取り用部材11のそれぞれの下側に、スキージ12を1対ずつ設け、このスキージ12により水(水滴)を集めるようにしたものを示しているが、より水(水滴)をかき集めるようにするために、スキージ12が、前側のスチーム掻き取り用部材10及び後ろ側のスチーム掻き取り用部材11のそれぞれ下側に、間隔をおいてそれぞれ複数列配置するようにすると共に、スキージ12の各列の隙間から吸引するようにすることができる。
図11では、スキージ12を、間隔をおいて3列配置し、スキージ12の各列の隙間から吸引するようにした別の形態例を示している。
具体的には、前側のスチーム掻き取り用部材10及び後ろ側のスチーム掻き取り用部材11のそれぞれ内部に、スキージ12の各列の隙間に連通する吸引孔13を設けておき、この吸引孔13を通じて、スキージ12の各列の隙間から吸引するようにする。符号15は、かき集められた水(水滴)を示しており、かき集められた水(水滴)15は、スキージ12の各列の隙間に連通する吸引孔13から吸引されることになる。このとき、かき集められた水(水滴)15が、スキージ12の左右方向に馴染むことにより、真空状態となり、より小さな吸引力で吸引することが可能となる。
図1〜10に示す本形態例では、スチームクリーナーヘッドAの前方向への押し時には、トルクリミッター81付きの歯車8の中心軸を支点として、薄片9から延設され、後ろ側の空隙D内に備えられている後ろ側のスチーム掻き取り用部材11が下降し、これにつれて後ろ側のスチーム掻き取り用部材11の下側に設けられている後ろ側(即ち、手前側)のスキージ12が下降するようにされている。
ここでスキージ12は、下降したときに、被清掃面(床面)に接触する長さのものとされている。
この結果、被清掃面(床面)に噴出(放出)され、被清掃面(床面)を清掃した後、結露して被清掃面(床面)に残る水を、スキージ12により、かき集めることができる。
一方、スチームクリーナーヘッドAの後ろ方向への引き時には、トルクリミッター81付きの歯車8の中心軸を支点として、薄片9から延設され、前側の空隙C内に備えられている前側のスチーム掻き取り用部材10が下降し、これにつれて前側のスチーム掻き取り用部材10の下側に設けられている前側(即ち、奥側)のスキージ12が下降するようにされており、下降したときに、被清掃面(床面)に接触することになる。
この結果、スチームクリーナーヘッドAの前方向への押し時と同様に、スチームクリーナーヘッドAの後ろ方向への引き時にも、被清掃面(床面)に噴出(放出)され、被清掃面(床面)を清掃した後、結露して被清掃面(床面)に残る水を、スキージ12により、かき集めることができる。
なお、ここで走行車輪7やスキージ12に過負荷がかかった場合、その過負荷は、掻き取り用部材10又は11−左右1対の薄片9−歯車8−トルクリミッター81と順に伝わり、このトルクリミッター81にて接続(動力伝達)を遮断することができる。従って、走行車輪7やスキージ12に過負荷がかかったときには、トルクリミッター81により歯車8は空回りすることになる。
このため、車輪7やスキージ12は、常に一定範囲の圧力で被清掃面(床面)に押し付けられることになる。
そして、スチームクリーナーヘッドAは、走行車輪7及びトルクリミッター81付きの歯車8の配置位置の空間と、前側の空隙C及び後ろ側の空隙Dと、に連通する吸引口14を有している。
このように吸引口14は、走行車輪7及びトルクリミッター81付きの歯車8の配置位置の空間と、前側の空隙C及び後ろ側の空隙Dと、に連通しており、結局、内箱1と外箱2との間の空隙(空間)全てに連通している。
但し、必要に応じて、吸引にかかる過大なパワーを抑える見地からは、吸引口14は、走行車輪6及びトルクリミッター81付きの歯車8の配置位置の空間には連通させず、前側の空隙C及び後ろ側の空隙Dのみに連通するようにしておいてもよい。これにより、少なくともスキージ12により、かき集められた水を吸引して回収することができ、吸引にかかる過大なパワーを抑えつつ、面倒な空拭き作業を無くすことができる。
このような工夫により、本発明に係るスチームクリーナーヘッドを取り付けたスチームクリーナーの電気容量(定格消費電力)を、家庭用電気掃除機に求められる最大1500W以下とすることができる。
なお、図1〜10に示す本形態例では、吸引口14とスチーム入口5とは別々に設けているが、この吸引口14とスチーム入口5と、を同軸にして1箇所に設けておくこともできる。
この吸引口14は、別途、スチームクリーナーBに備えられる吸引手段に連結するようにされており、必要に応じて別途設けられる貯水部に貯められる。
このため、スチームクリーナーBに備えられる吸引手段を稼動させることにより、スキージ12により、かき集められた水(水滴)を、この吸引口14を通じて被清掃面(床面)から吸引して効率よく回収することができ、これにより被清掃面(床面)を乾いた状態で仕上げることができる。
以上の構成による本発明に係るスチームクリーナーヘッドによれば、これを先端に取り付けたスチームクリーナーを使用して、スチームを噴出しながら被清掃面(床面)を清掃すると、被清掃面(床面)を水(水滴)で湿らせた(濡らした)ままとしておくことがなく、噴出させた後に被清掃面(床面)に水(水滴)となって残留するスチーム(蒸気)を集め吸引して回収することができ、面倒な空拭き作業を無くすことができる。
本発明に係るスチームクリーナーヘッドとしては、本発明の特徴を損なわない限り、必要に応じて、既知のスチームクリーナーヘッドの構成を適宜採用することができる。
また、図面は、いずれも本発明に係るスチームクリーナーヘッドを示す概略図である。従って、スチームクリーナーヘッドとしての製品化に際しては、必要に応じて、適宜より実用的な設計をなすことができる。
以上、本発明につき好適な形態例を挙げて種々説明してきたが、本発明はこの形態例に限定されるものではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは勿諭のことである。
本発明に係るスチームクリーナーヘッドAの使用方法について述べると、以下のとおりである。
まず、本発明に係るスチームクリーナーヘッドAを先端に取り付けたスチームクリーナーBを用いて被清掃面(床面)を清掃するにあたり、スチームクリーナーヘッドAを前後方向に押し引きする。
このときスチーム入口5から導入され、スチームルーム4に噴出(放出)されたスチーム(蒸気)は、床拭きパッド6を通過し、被清掃面(床面)に、スチームによる高温と水分を与え、拭き掃除を行う。
被清掃面(床面)に噴出(放出)され、被清掃面(床面)を清掃した後、スチーム(蒸気)は結露して水(水滴)となり、被清掃面(床面)に水(水滴)として残ることになる。
前記したように、本発明は、このように被清掃面(床面)に最終的に水(水滴)となって残るスチーム(蒸気)を集め吸引して回収し、もって面倒な空拭き作業を無くすために、工夫を施している。
即ち、スチームクリーナーヘッドAを前後方向に押し引きすると、被清掃面(床面)との摩擦にて、走行車輪7(前側走行車輪と後ろ側走行車輪)が押し引きする方向と同じ方向に回転する。
スチームクリーナーヘッドAを「前方へ押した場合」には、走行車輪7が前回りに回転し、これに同軸で回転する歯車71が一緒に前回りに回転する。歯車71が前回りに回転すると、これに噛み合っている、トルクリミッター81付きの歯車8が、歯車71の回転方向(即ち、走行方向)とは反対の方向に、つまり後ろ回りに回転することになる。
すると、トルクリミッター81付きの歯車8の中心軸に固定されていることから、薄片9は、トルクリミッター81付きの歯車8の回転方向と同じ方向、つまり後ろ回りに回動(運動)することになる。
従って、スチームクリーナーヘッドAを前方へ押し、被清掃面(床面)を清掃しようとすると、トルクリミッター81付きの歯車8の中心軸に固定されていることから、薄片9が後ろ回りに回動(運動)し、これと共に、薄片9から延設され、後ろ側の空隙D内に備えられている後ろ側(即ち、手前側)のスチーム掻き取り用部材11が、トルクリミッター81付きの歯車8の中心軸を支点として、下降し、これにつれて後ろ側のスチーム掻き取り用部材11の下側に設けられている後ろ側(即ち、手前側)のスキージ12が下降することになる。
スチームクリーナーヘッドAを「後方へ引いた場合」は、「前方へ押した場合」の動きの逆になる。
従って、スチームクリーナーヘッドAを後方へ引いて、被清掃面(床面)を清掃しようとすると、トルクリミッター81付きの歯車8の中心軸に固定されていることから、薄片9が前回りに回動(運動)し、これと共に、薄片9から延設され、前側の空隙D内に備えられている前側(即ち、奥側)のスチーム掻き取り用部材11が、トルクリミッター81付きの歯車8の中心軸を支点として、下降し、これにつれて前側のスチーム掻き取り用部材11の下側に設けられている前側(即ち、奥側)のスキージ12が下降することになる。
このようにして、被清掃面(床面)に噴出(放出)され、被清掃面(床面)を清掃した後、結露して被清掃面(床面)に残る水を、下降したスキージ12により、かき集めることができる。
そして、スキージ12により、かき集められた水は、吸引口14を通じて被清掃面(床面)から吸引し、これにより被清掃面(床面)を乾いた状態で仕上げることができる。
なお、走行車輪7やスキージ12に過負荷がかかった場合、その過負荷は、掻き取り用部材10又は11−左右1対の薄片9−歯車8−トルクリミッター81と順に伝わり、このトルクリミッター81にて接続(動力伝達)を遮断することができる。従って、走行車輪7やスキージ12に過負荷がかかったときには、トルクリミッター81により歯車8は空回りすることになる。
このため、車輪7やスキージ12は、常に一定範囲の圧力で被清掃面(床面)に押し付けられることになる。
本発明に係るスチームクリーナーヘッドは、スチームを噴出しながら被清掃面(床面)を清掃した際に、被清掃面(床面)を湿らせた(濡らした)ままとしておくことがなく、噴出させた後に被清掃面(床面)に水(水滴)となって残留するスチーム(蒸気)を集め吸引して回収し、面倒な空拭き作業を無くすことができることから、スチームクリーナーの普及に貢献することが期待される。
A スチームクリーナーヘッド
B スチームクリーナー
C 前側の空隙
D 後側の空隙
1 内箱
2 外箱
3 仕切り壁
31 弾性体
4 スチームルーム
5 スチーム入口
6 床拭きパッド
7 走行車輪
71 走行車輪に備えられている歯車
8 歯車
81 トルクリミッター
9 薄片
10 前側のスチーム掻き取り用部材
11 後側のスチーム掻き取り用部材
12 スキージ
13 吸引孔
14 吸引口
15 水(水滴)
100 走行車輪の支持留め部
101 トルクリミッター付きの歯車の支持留め部

Claims (3)

  1. スチームクリーナーの先端にホース部を介して取付けられ、
    前記スチームクリーナーで発生するスチームを噴出しながら被清掃面を清掃するスチームクリーナーヘッドであって、
    前記スチームクリーナーヘッドは、底部が開口し、かつ、内箱と、前記内箱を取り囲む外箱との二重箱構造を有すると共に、
    前記内箱と前記外箱との間であって、前記スチームクリーナーヘッドの移動方向からみて左右には仕切り壁が左右1対備えられており、
    前記内箱は、スチームを噴出するスチームルームを有し、
    前記スチームルームには床拭きパッドが備えられており、
    前記内箱と前記外箱との間の空隙であって、前記スチームクリーナーヘッドの移動方向からみて左右の空隙となる位置には、
    同軸で回転する歯車を側部に有する走行車輪と、
    前記走行車輪の前記歯車と噛み合う、前記走行車輪より小径で、かつ、トルクリミッター付きの歯車とが、前記外箱と前記仕切り壁との間に固定される形で、それぞれ併設配置されており、かつ、
    前記左右1対の仕切り壁には、前記走行車輪及び前記トルクリミッター付きの歯車の配置位置とは反対側に、前記仕切り壁に沿って延びる薄片がそれぞれ左右1対備えられており、
    前記薄片は、前記仕切り壁を介して、前記トルクリミッター付きの歯車の中心軸だけに固定されていて、前記トルクリミッター付きの歯車の回転により前記中心軸を支点とするシーソー状の運動を可能とされており、かつ、
    左右1対の前記薄片の両端部は、それぞれ
    前記内箱と前記外箱との空隙であって、前記スチームクリーナーヘッドの移動方向からみて前側の空隙及び後ろ側の空隙となっている位置まで延設され、さらに、
    当該延設部から前側の空隙及び後ろ側の空隙内を、前記薄片が前記仕切り壁に沿って延びている方向に対してそれぞれ直角方向に延びて、これにより前側のスチーム掻き取り用部材及び後側のスチーム掻き取り用部材を形成し、
    前記前側のスチーム掻き取り用部材及び後ろ側のスチーム掻き取り用部材のそれぞれの下
    側には、スキージがそれぞれ設けられていて、
    前記スキージは、前記スチームクリーナーヘッドの前方向への押し時には、前記トルクリミッター付きの歯車の中心軸を支点として、前記薄片から延設され、後ろ側の空隙内に備えられている後側のスチーム掻き取り用部材が下降し、これにつれて後ろ側のスチーム掻き取り用部材の下側に設けられている後ろ側のスキージが下降し、前記スチームクリーナーヘッドの後ろ方向への引張り時には、前記トルクリミッター付きの歯車の中心軸を支点として、前記薄片から延設され、前側の空隙C内に備えられている前側のスチーム掻き取り用部材が下降し、これにつれて前側のスチーム掻き取り用部材の下側に設けられている前側のスキージが下降するようにされていると共に、下降したときに、被清掃面に接触する長さのものとされており、さらに、
    前記走行車輪及び前記トルクリミッター付きの歯車の配置位置の空間と、前側の空隙及び後ろ側の空隙と、に連通し、かつ、前記スチームクリーナーに備えられる吸引手段に前記ホース部を介して連結される吸引口を有する、
    ことを特徴とするスチームクリーナーヘッド。
  2. 前記同軸で回転する歯車を側部に有する走行車輪は、前記左右の空隙となる位置に、それぞれ2輪ずつ配置されて、前側走行車輪と後ろ側走行車輪とからなる4輪を形成しており、かつ、前記側走行車輪と前記後ろ側走行車輪との間に、前記トルクリミッター付きの歯車が、前記前側走行車輪と前記後ろ側走行車輪それぞれに備えられている歯車と噛み合うように配置されている、請求項1に記載のスチームクリーナーヘッド。
  3. 前記スキージが、前側のスチーム掻き取り用部材及び後ろ側のスチーム掻き取り用部材のそれぞれ下側に、間隔をおいてそれぞれ複数列配置されていると共に、スキージの各列の隙間から吸引するようにされている、請求項1又は2に記載のスチームクリーナーヘッド。
JP2014138766A 2014-07-04 2014-07-04 スチームクリーナーヘッド Active JP6524404B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014138766A JP6524404B2 (ja) 2014-07-04 2014-07-04 スチームクリーナーヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014138766A JP6524404B2 (ja) 2014-07-04 2014-07-04 スチームクリーナーヘッド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016016003A JP2016016003A (ja) 2016-02-01
JP6524404B2 true JP6524404B2 (ja) 2019-06-05

Family

ID=55231761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014138766A Active JP6524404B2 (ja) 2014-07-04 2014-07-04 スチームクリーナーヘッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6524404B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3900599A1 (en) * 2020-04-20 2021-10-27 Koninklijke Philips N.V. Nozzle arrangement configured to face a surface to be cleaned
GB2602068B (en) * 2020-12-17 2024-09-11 Dyson Technology Ltd Floor cleaner
CN114029256A (zh) * 2021-12-13 2022-02-11 清远市快地新型建材有限公司 一种pvc地板的清洗蒸干装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10179460A (ja) * 1996-12-20 1998-07-07 Fujitsu General Ltd 電気掃除機の床用吸込具
JP2000041912A (ja) * 1998-05-28 2000-02-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気掃除機
JP3849376B2 (ja) * 1999-11-19 2006-11-22 松下電器産業株式会社 電気掃除機
DE10003883C1 (de) * 2000-01-29 2001-08-30 Kaercher Gmbh & Co Alfred Reinigungskopf für ein Bodenreinigungsgerät
JP3855578B2 (ja) * 2000-03-01 2006-12-13 松下電器産業株式会社 電気掃除機
JP2002143043A (ja) * 2000-11-06 2002-05-21 Ariizumi Sekkei:Kk 電気掃除機
JP4943195B2 (ja) * 2007-03-19 2012-05-30 アマノ株式会社 ダブルスキージ式床面洗浄機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016016003A (ja) 2016-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6524404B2 (ja) スチームクリーナーヘッド
US20130312216A1 (en) Cleaner head
CN219374498U (zh) 地板清洁器
JP2006325724A (ja) 自走掃除機
JP2009022644A (ja) 電気掃除機吸込具及び電気掃除機
EP2965678B1 (en) Vacuum cleaner head
US20170290483A1 (en) Cleaner head for a vacuum cleaner
CN114190842A (zh) 清洁设备及其机身
CN115120144A (zh) 洗地机
CN111743454A (zh) 用于湿式地面清洁设备的地面吸嘴
KR101425928B1 (ko) 물걸레 청소가 가능한 진공 청소기
CN212698730U (zh) 一种水分离结构、具有其的自清洁除污装置及扫地机器人
JP2010035604A (ja) 掃除機用床ノズル及び電気掃除機
JP2024523706A (ja) 湿式クリーニング装置を搭載した自律型クリーニングロボット
CN113509089B (zh) 表面清洁地刷以及真空吸尘器
KR200435111Y1 (ko) 회전식 스팀 청소기
CN113080762A (zh) 用于吸尘器的地刷组件和吸尘器
JP2005304954A (ja) 床用吸込具
CN211511622U (zh) 用于吸尘器的地刷组件和吸尘器
JP7201255B2 (ja) 吸塵機能付きモップ
CN218186678U (zh) 一种清洁效率高的表面清洁装置
CN218186670U (zh) 洗地机
CN218390983U (zh) 一种可沿边清洁的表面清洁装置
CN217161964U (zh) 清洁刷机构及清洁设备
CN217090619U (zh) 一种表面清洁设备及其清洁头

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20170630

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180618

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180807

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180921

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190328

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6524404

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250