JP2015033567A - 電気掃除機用床ノズル - Google Patents

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Abstract

【課題】 製造コストの低減を図ると共に、回転ブラシに絡みついた糸ゴミ等を確実に除去することができる電気掃除機用床ノズルを提供する。【解決手段】 電気掃除機用床ノズルの回転ブラシ6は、ロータ14と、このロータ14の外周の長手方向に形成された複数の挿入溝14aの各々に装着された複数の清掃体15、15・・とからなり、清掃体15、15・・の少なくとも1本は、清掃体15の短手方向の断面中心を通る延長線60が回転ブラシ6の回転中心61から外れている。【選択図】図10

Description

本発明は、電気掃除機で使用される電気掃除機用床ノズルに関するものである。
従来から、回転清掃体を逆回転させたときに塵埃掻き上げ部材に付着する塵埃を掻き落し可能な塵埃掻落部材が吸込室の上壁に設けられていると共に、回転清掃体を前進方向とは反対方向に逆回転させる操作手段が設けられている電気掃除機用床ノズルが知られている。(特許文献1)。
また、糸くずを掻き取る性能を低下させることなく、操作荷重を軽くして操作性を向上させるために、床ノズル本体に回転自在に支持された車輪と、該車輪の回転に連動して回転ブラシを正逆回転させる伝達機構を有すると共に、吸込口部に固定ブラシを設け、この固定ブラシによって回転ブラシに付着した糸ゴミを除去する電気掃除機用床ノズルが知られている(特許文献2)。
特開2006−334084号公報 特開平11−9521号公報
上記特許文献1の電気掃除機用床ノズルは、回転清掃体を回転させる駆動源が、電動モーターであることから、コスト高となると共に、回転清掃体に糸くずが絡まる場合も考慮すると、トルクの大きなモーターを使用する必要があり、さらに製造コストが嵩んでいた。
一方、上記特許文献2の電気掃除機用床ノズルは、回転ブラシの回転を車輪の回転と連動させているので、回転駆動のための電動モーターを必要とせず、回転ブラシに絨毯等の毛足が絡まった場合でも回転ブラシの回転が停止し難いという効果を有するものであった。しかしながら、糸屑取りブラシは、回転ブラシの回転中心にたいして法線方向に放射状に形成されてあるので、糸屑取りブラシの短手方向の断面中心を通る延長線が回転ブラシの回転中心から外れていない。その為、糸屑取りブラシの正逆回転時の固定ブラシへの当接角度は略同一であり、固定ブラシに付着した糸くずを除去する効果が少なく、糸くずを除去しきれないという課題を有していた。
本発明は、上記のような課題を解決する為になされたもので、回転ブラシと車輪とを連動させることによって、モーターを不要とし、製造コストの低減を図ると共に、回転ブラシに絡みついた糸ゴミ等を確実に除去することができる電気掃除機用床ノズルを提供することを目的としている。
上記従来の課題を解決する為に、請求項1の電気掃除機用床ノズルの発明は、床ノズル本体と、該床ノズル本体に回転自在に支持された車輪と、該車輪の回転に伴って回転ブラシを回転させる伝達機構とを備え、下面に吸引口を有し、該吸引口に臨ませて前記床ノズル本体に前記回転ブラシが回転自在に支持されてあると共に、前記床ノズル本体に前記車輪が回転自在に支持されてあり、前記回転ブラシの回転時に、該回転ブラシに接触するように除塵体を設けた電気掃除機用床ノズルにおいて、前記回転ブラシは、ロータと、該ロータの外周の長手方向に形成された複数の挿入溝の各々に装着された複数の清掃体とからなり、該清掃体の少なくとも1本は、該清掃体の短手方向の断面中心を通る延長線が前記回転ブラシの回転中心から外れていることを特徴としている。したがって、絨毯等の床面にたいして、清掃体の先端部が鍬で掘り起こすように突き刺さって当接させることができる。その為、絨毯等の床面にたいして撫ぜるように当接する従来の回転ブラシと比較して絨毯表面にたいする大きな食い込み力を得ることができる。その為、絨毯等の床面の塵埃や糸ゴミ等を確実に清掃体に捕捉できる。また、清掃体を床面と同様に除塵体に対しても当接させることができる為、清掃体に絡みついた糸ゴミ等を確実に除去することができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成よりなる電気掃除機用床ノズルにおいて、清掃体は、一方向回転時には除塵体の先端部から根元部に向かって順次当接すると共に、前記回転方向とは逆方向の回転時には前記除塵体の根元部から先端部に向かって順次当接するように前記除塵体を設けたことを特徴としている。ここで、清掃体が除塵体の先端部から根元部に向かって順次当接する場合には、主に清掃体に付着した塵埃等を除去することができ、清掃体が除塵体の根元部から先端部に向かって順次当接する場合には、主に除塵体に付着した塵埃等を除去することができる。したがって、回転ブラシの回転方向を変えることによって、清掃体に付着した塵埃等と、除塵体に付着した塵埃等の両方を確実に除去することができる。また、清掃体が除塵体の先端部から根元部に向かって順次当接する場合には、清掃体が除塵体にたいして塵埃や糸ゴミ等を押し付けるようにして突き刺さるように当接し、除塵体の上下面に清掃体に付着した塵埃や糸ゴミ等を剥離させることができる。下面に付着した塵埃や糸ゴミ等の大半は掃除機本体側へ吸引される。また、清掃体が除塵体の根元部から先端部に向かって順次当接する場合には、清掃体は除塵体にたいして清掃体に付着した塵埃や糸ゴミ等を叩き落とすように当接して、塵埃や糸ゴミ等を除去できる。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の構成よりなる電気掃除機用床ノズルにおいて、除塵体に塵埃や糸ゴミ等のゴミを通過させる穴部が形成されてあることを特徴としている。したがって、塵埃等が穴部から、掃除機本体側に吸引されるので、塵埃等が除塵体に堆積するのを防ぐことができる。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の構成よりなる電気掃除機用床ノズルにおいて、除塵体は、床ノズル本体に取り付けられる固定部と、回転ブラシに接触する除塵部とを有し、該除塵部は、前記固定部に対して屈曲して形成されていることを特徴としている。したがって、最適な角度で除塵部を回転ブラシに接触させることができ、除塵体の塵埃等を捕捉する効果を向上させることができる。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の構成よりなる電気掃除機用床ノズルにおいて、床ノズル本体の吸込口後縁部に除塵体を設けたことを特徴としている。したがって、除塵体で捕捉した糸ゴミ等を被清掃面に落とさずに電気掃除機本体側へ確実に吸引させることができる。また、比較的大きなゴミ等は除塵体に捕捉される以前に掃除機本体側に吸引することができる。
請求項1の発明では、清掃体の先端部を鍬で掘り起こすように突き刺さって当接させることができ、絨毯表面にたいする大きな食い込み力を得ることができることから、絨毯等の床面の塵埃や糸ゴミ等を確実に清掃体に捕捉できる。また、清掃体を床面と同様に除塵体に対しても当接させることができる為、清掃体に絡みついた糸ゴミ等を確実に除去することができる。また、請求項2の発明では、清掃体を除塵体にたいして塵埃や糸ゴミ等を押し付けるようにして、清掃体に付着した塵埃や糸ゴミ等を剥離させることができると共に、清掃体は除塵体にたいして清掃体に付着した塵埃や糸ゴミ等を叩き落とすように当接して塵埃や糸ゴミ等を除去できるので、清掃体に付着した塵埃等を確実に除去することができる。
また、請求項3の発明では、塵埃等が除塵体に堆積するのを防ぐことができる。さらに、請求項4の発明では、除塵体の塵埃等を捕捉する効果を向上させることができる。また、請求項5の発明では、除塵体で捕捉した糸ゴミ等を被清掃面に落とさずに電気掃除機本体側へ確実に吸引させることができ、比較的大きなゴミ等を除塵体に捕捉される以前に掃除機本体側に吸引させることができる。
本発明の第1実施形態を示す電気掃除機用床ノズルの斜視図。 同正面図。 同背面図。 同平面図。 同右側面図。 同上カバーを取り外した状態の正面図。 図2のA−A断面図。 本発明の第1実施形態を示す回転ブラシの断面図。 本発明の第1実施形態を示す除塵体の斜視図。 (a)床ノズル前進時の図2のA−A部分断面図。(b)床ノズル後進時の図2のA−A部分断面図。(c)従来の回転ブラシの場合の図2のA−A断面図。 本発明の第2実施形態を示す図2のA−A断面図。 本発明の第3実施形態を示す図2のA−A断面図。 本発明の第4実施形態を示す回転ブラシの断面図。 (a)本発明の第5実施形態を示す断面図。(b)本発明の第5実施形態に使用する清掃ブラシの正面図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1実施形態を示す電気掃除機用床ノズルの斜視図であり、図2は、同正面図、図3は、同背面図、図4は、同平面図、図5は、同右側面図である。また、図6は、同床ノズルの上カバーを取り外した状態の正面図である。
図1〜図6を用いて本発明に係る電気掃除機用床ノズル10の詳細について説明する。床ノズル10は、上ケース1と、下面に吸込口2を有する下ケース3とを有する床ノズル本体4を備えている。また、床ノズル本体4の外周には、掃除の際に家具などへの傷付を防止するためのバンパー5が設けられている。
床ノズル本体4は、前部に、回転ブラシ6を回転自在に収納すると共に吸込口2と連通する回転ブラシ室7が配されている。また、床ノズル本体4の後部には、図示しない延長管に接続される接続管8が傾動自在に取着されている。
床ノズル本体4の下ケース3の前部には、一対の走行用ローラー9、9が設けられており、この走行用ローラー9、9は、床ノズル本体4に回転自在に支持されている。そして、走行用ローラー9は、床ノズル10をフローリングなどの被清掃面に置いたとき、その掃除面と下ケース3の底面との間に所定の隙間を確保して、床ノズル10が掃除面に密着して操作性が悪くなることを防いでいる。
床ノズル本体4の上ケース1及び下ケース3の後部であって、接続管8の両側には、一対の駆動用ローラー11、11(特許請求の範囲における車輪)が設けられている。この駆動用ローラー11、11は、床ノズル本体4に回転自在に支持されている。そして、駆動用ローラー11が回転すると、伝達機構12を介して回転ブラシ6が回転する構成となっている。尚、駆動用ローラー11は、正回転及び逆回転の両回転をすることができるものであり、これに連動して、回転ブラシ6も正回転及び逆回転の両回転をするように構成されている。
伝達機構12は、図6に示すように、ギア12aと、ギア12bと、回転ベルトのギア12c、12dと、回転ベルト12eとを備えている。そして、左側の駆動用ローラー11が回転すると、同軸のギア12aが回転し、このギア12aと噛合っているギア12bが回転する。さらに、ギア12bと同軸の回転ベルトのギア12cが回転し、回転ベルト12eを介して回転ベルトのギア12dが回転する。回転ベルトのギア12dは、回転ブラシ6と同軸となっているため、回転ベルトのギア12dの回転によって回転ブラシ6が回転する構成となっている。
駆動用ローラー11は、図6に示すように、床ノズル本体4において、回転ブラシ6の後方に形成されている車輪収容部13に、軸受によって回転自在に軸支されており、接続管8の外側であって、伝達機構12の内側に配置されている。
尚、駆動用ローラー11の直径は、回転ブラシ6の直径よりも大きく形成されている。また、駆動用ローラー11が1回転すると、これに連動して、回転ブラシ6が1.5回転以上回転するように回転比を設定している。
図7は、図2のA−A断面図であり、図8は、第1実施形態の回転ブラシを示す断面図である。図8に示すように、回転ブラシ6は、ロータ14と、このロータ14の外周の長手方向に形成された4個の挿入溝14a、14a・・の各々に装着された4本の清掃体15、15とからなる。そして、清掃体15は、この清掃体15の短手方向の断面中心を通る延長線60が回転ブラシ6の回転中心61から外れている。
清掃体15は、図8に示すように、平板状の基部15aと、この基部15aの上面に植設されたブラシ部15bとから構成されており、基部15aが、ロータ14に形成されている挿入溝14aに挿入されて固定されている。そして、床ノズル本体4の上ケース1の内面には、除塵体16が着脱自在に設置されている。この除塵体16は、回転ブラシ6のブラシ部15bに接触するように設置されている。尚、本実施形態においては、4本の清掃体15、15・・において、清掃体15の短手方向の断面中心を通る延長線60が回転ブラシ6の回転中心61から外れているようにしているが、本発明は、これに限定されるものではなく、少なくとも1本の清掃体15において、清掃体15の短手方向の断面中心を通る延長線60が回転ブラシ6の回転中心61から外れていればよいものである。
図9は、本発明の第1実施形態を構成する除塵体の斜視図である。この図に示すように、除塵体16は、床ノズル本体に取り付けられる固定部16aと、回転ブラシに接触する尖った刃を複数備えた除塵部16bとを有し、除塵部16bは、固定部16aに対して屈曲して形成されている。また、固定部16aには、塵埃や糸ゴミ等のゴミを通過させる穴部16cが複数形成されている。なお、除塵部16bは、複数の刃が全面に向かって形成されてあるが、刃の形成角度を除塵体16の長手方向にたいして傾斜させて鋭角になるようにすることにより、回転ブラシが回転する際に回転ブラシを構成する清掃体と除塵体16の接触面積を増やすことができ、塵埃や糸ゴミ等の除去性能をより向上させることができる。
上記のように除塵体16を構成することによって、最適な角度で除塵部16bを回転ブラシに接触させることができ、除塵体16の塵埃等を捕捉する効果を向上させることができる。また、塵埃や糸ゴミ等のゴミが穴部16cを通過し、掃除機本体側に吸引されるので、塵埃等が除塵体16に堆積するのを防ぐことができる。
図10(a)は、床ノズル前進時の図2のA−A部分断面図であり、図10(b)は、床ノズル後進時の図2のA−A部分断面図である。また、図10(c)は、従来の回転ブラシを使用した場合の図2のA−A断面図である。図10(a)に示すように、床ノズルの前進時には、前述した駆動用ローラーの回転に伴って、回転ブラシ6は伝達機構を介して図面上、反時計回りに回転するように構成されており、被清掃面19に落ちているゴミ18は、ロータ14に取着された清掃体15のブラシ部15bに掻き取られて付着する。そして、ブラシ部15bは、除塵体16の先端部から根元部に向かって順次当接する。この時、ブラシ部15bに付着しているゴミ18は、除塵体16に掻き取られた後、図9で説明した穴部16cを通過し、掃除機本体側に吸引される。
また、図10(b)に示すように、床ノズルの後進時には、前述した駆動用ローラーの回転に伴って、回転ブラシ6は伝達機構を介して図面上、時計回りに回転するように構成されており、被清掃面19に落ちているゴミ18は、ロータ14に取着された清掃体15のブラシ部15bに掻き取られて付着する。そして、ブラシ部15bは、除塵体16の根元部から先端部に向かって順次当接する。この時、ブラシ部15bに付着しているゴミ18は、除塵体16に当接して叩き落とされると共に、ブラシ部15bにより除塵体16に付着したゴミ18が前方へ抜け落とされ、その後、図9で説明した穴部16cを通過し、掃除機本体側に吸引される。したがって、回転ブラシ6の回転方向を変えることによって、清掃体15のブラシ部15bに付着した塵埃等のゴミ18を確実に除去することができる。
ここで、図10(c)に示す従来の回転ブラシ26では、清掃体25は、基部25aの上面にブラシ部25bが植設されており、基部25aがロータ24の挿入溝24aに挿入されて固定されているが、清掃体の短手方向の断面中心を通る延長線60が回転ブラシ26の回転中心61を通るように構成されている。したがって、回転ブラシ26の外径を、図10(a)及び(b)に示す本願発明と同一の大きさとした場合には、ブラシ部25bの短手方向の長さを本願発明のブラシ部15bよりも短くする必要がある。
本願発明の清掃体15は、短手方向の断面中心を通る延長線60が回転ブラシの回転中心61から外れているので、絨毯等の床面19にたいして、清掃体15の先端部が鍬で掘り起こすように突き刺さって当接させることができる。その為、絨毯等の床面19にたいして撫ぜるように当接する従来の回転ブラシ26と比較して絨毯等の床面19にたいする大きな食い込み力を得ることができる。その為、絨毯等の床面の塵埃や糸ゴミ等を確実に清掃体15に捕捉できる。また、清掃体15を床面19と同様に除塵体16に対しても当接させることができる為、清掃体15に絡みついた糸ゴミ等を確実に除去することができる。したがって、従来の回転ブラシ26を使用した場合には、本願発明の回転ブラシ6を使用した場合よりも清掃効果は劣るものとなる。また、従来の回転ブラシ26のブラシ部25bの短手方向の長さを、本願発明のブラシ部15bの短手方向の長さと同じにした場合には、回転ブラシ26の外径を大きくする必要があり、床ノズルが大型化すると共に、回転ブラシ26を回転させる駆動用ローラーが同じ場合には、回転ブラシに負荷がかかり、駆動用ローラーを大型化する必要がある。
図11は、本発明の第2実施形態を示す図2のA−A断面図である。第2実施形態では、図11に示すように、除塵体16を、床ノズル本体1の吸込口後縁部に設けている。この除塵体16は、固定部16aが床ノズル本体1に着脱自在に設置されており、回転ブラシ6に接触する除塵部16bは、固定部16aに対して屈曲して成形されている。
図12は、本発明の第3実施形態を示す図2のA−A断面図である。第3実施形態では、図12に示すように、除塵部16bの屈曲方向が約180度異なる2本の除塵体16を床ノズル本体1に取り付けている。また、第1実施形態と同様に固定部16aには、塵埃や糸ゴミ等のゴミを通過させる穴部16cが複数形成されている。したがって、回転ブラシ6を図面上、反時計方向に回転させた場合には、ブラシ部15bは、除塵体16の先端部から根元部に向かって順次当接する。また、回転ブラシ6を図面上、時計方向に回転させた場合も、ブラシ部15bは、除塵体16の先端部から根元部に向かって順次当接する。
図13は、本発明の第4実施形態を示す回転ブラシの断面図である。第4実施形態の回転ブラシ36は、第1実施形態の回転ブラシと同様に、4本の清掃体35、35・・において、清掃体の短手方向の断面中心を通る延長線60が回転ブラシ36の回転中心61から外れているようにしている。
そして、ロータ34に形成された挿入溝34aに清掃体35の基部35aが挿入され、基部35aの上面にブラシ部35bが植設されている。ここで、隣り合う2本の清掃体のブラシ部35b、35bは、ロータ34の回転中心61を通る2等分線62に対して傾き角が等しいハの字状となるように設置されている。このように回転ブラシ36を構成することによって、回転ブラシ36を床ノズルに設置して図面上、時計回りに回転させたときには、被清掃面に対して強い掻き出し力を作用させることができる。また、図面上、反時計回りに回転させたときも同様に被清掃面に対して強い掻き出し力を作用させることができる。
図14(a)は、本発明の第5実施形態を示す断面図であり、図14(b)は、本発明の第5実施形態に使用する清掃ブラシの正面図である。本発明の第5実施形態においては、上ケース1には、着脱可能な蓋体70が形成されてあり、蓋体70の内壁面には除塵体16が形成されてあると共に、フック部71が形成されてあり、フック部71には清掃ブラシ72が装着されてある。このような構成とする事により、蓋体70を取り外した後、清掃ブラシ72を蓋体70から取り外して除塵体16を清掃できる。
本発明の電気掃除機用床ノズルは、電気掃除機の延長管の端部に連結して使用する。
1 上ケース
2 吸込口
3 下ケース
4 床ノズル本体
5 バンパー
6、26、36 回転ブラシ
7 回転ブラシ室
8 接続管
9 走行用ローラー
10 床ノズル
11 駆動用ローラー
12 伝達機構
12a、12b、12c、12d ギア
12e 回転ベルト
13 車輪収容部
14、24、34 ロータ
14a、24a、34a 挿入溝
15、25、35 清掃体
15a、25a、35a 基部
15b、25b、35b ブラシ部
16 除塵体
16a 固定部
16b 除塵部
16c 穴部
18 ゴミ
19 被清掃面
60 延長線
61 回転中心
62 2等分線
70 蓋体
71 フック部
72 清掃ブラシ

Claims (5)

  1. 床ノズル本体と、該床ノズル本体に回転自在に支持された車輪と、該車輪の回転に伴って回転ブラシを回転させる伝達機構とを備え、下面に吸引口を有し、該吸引口に臨ませて前記床ノズル本体に前記回転ブラシが回転自在に支持されてあると共に、前記床ノズル本体に前記車輪が回転自在に支持されてあり、前記回転ブラシの回転時に、該回転ブラシに接触するように除塵体を設けた電気掃除機用床ノズルにおいて、前記回転ブラシは、ロータと、該ロータの外周の長手方向に形成された複数の挿入溝の各々に装着された複数の清掃体とからなり、該清掃体の少なくとも1本は、該清掃体の短手方向の断面中心を通る延長線が前記回転ブラシの回転中心から外れていることを特徴とする電気掃除機用床ノズル。
  2. 清掃体は、一方向回転時には除塵体の先端部から根元部に向かって順次当接すると共に、前記回転方向とは逆方向の回転時には前記除塵体の根元部から先端部に向かって順次当接するように前記除塵体を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機用床ノズル。
  3. 除塵体に塵埃や糸ゴミ等のゴミを通過させる穴部が形成されてあることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気掃除機用床ノズル。
  4. 除塵体は、床ノズル本体に取り付けられる固定部と、回転ブラシに接触する除塵部とを有し、該除塵部は、前記固定部に対して屈曲して形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気掃除機用床ノズル。
  5. 床ノズル本体の吸込口後縁部に除塵体を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気掃除機用床ノズル。
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