JP2007081512A - 電気機器制御システム、設定装置、探索装置および電気機器 - Google Patents

電気機器制御システム、設定装置、探索装置および電気機器 Download PDF

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Abstract

【課題】例えば、リモコン等から特定された機器に接続された機器制御装置に向けた無線信号を送信する時にも、リモコンはそれらの機器制御装置を識別するための識別情報を保有している必要がなく、さらに、例えば各機器制御装置が変更された時にも、リモコンはその新しい機器の識別情報を覚えなおすことが必要でないシステムを提供する。
【解決手段】第1の情報が記憶されている第1の情報担体から前記第1の情報を読み取る第1の読取部と、前記第1の読取部が読み取った前記第1の情報を電気機器を識別する名前として設定する設定部とを有する設定装置と、第2の情報が記憶されている第2の情報担体から前記第2の情報を読み取る第2の読取部と、前記第2の読取部が読み取った前記第2の情報を含む機器探索要求をネットワークに接続されている前記電気機器に送信する送信部と、を有する探索装置とを、備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種の情報担体から読み込んだ情報を、ネットワークに接続された機器の名前として設定する装置、設定される装置、情報担体から読み込んだ情報を、名前として持つ機器を、ネットワークの中で探索する装置、探索される装置、および、これらを含むシステムに関するものである。
従来の、機器が他の複数の機器を制御するシステムには、例えば、下記特許文献1に記載の移動電話端末を利用した室内機器制御システムがあった。
この室内機器制御システムは、1つの移動電話端末をリモコンとして用いて、1つ以上の機器の動作を制御することを可能としたものである。
移動電話端末は、機器の動作を制御する旨の指示をユーザが入力し、動作を制御すべき機器をユーザが特定すると、特定された機器に接続された機器制御装置に向けた無線信号を送信する。
この無線信号を受信した機器制御装置は、移動電話端末に向けて、自身に接続された機器の動作の一覧を示す無線信号を送信する。
移動電話端末は、受信した動作の一覧を表示し、制御すべき動作をユーザが指定すると、再び同じ機器制御装置に向けて、指定された動作を示す無線信号を送信する。
この無線信号を受信した機器制御装置は、指定された動作を行うよう、自身に接続された機器を制御する。
従来の機器制御システムは、この室内機器制御システムのように、リモコンとリモコンにより制御される機器制御装置の間は1対1の通信であることが前提として構築されていた。
近年、インターネットの普及にともない、制御される機器が、それぞれ通信機能を持ち、同一のネットワークに対等に接続されるトポロジを構成するようになってきている。このようなトポロジのネットワークにおいては、制御する機器が、どのようにして制御される機器を特定するか、という課題を解決する技術が必要となる。
下記特許文献2に記載のデータ通信システムやデータ通信装置及び接続確立方法においては、制御する機器と制御される機器に備え付けられたボタンを同時に押す方法で、利用者が明示的にこれらの機器を指定する技術が開示されている。しかしながら、操作する装置と操作される装置が物理的に遠く離れた場所に存在する時に、これらの2つの装置のボタンを同時に押すことは容易ではない。
また、下記非特許文献1に記載のジェスチャーペン(GesturePen)では、あらかじめ赤外線タグに設定された、制御される装置のIPアドレスやホスト名とドメイン名の組を、制御する装置が読み取り、制御される機器を特定する。この技術によれば、制御する装置と制御される装置が遠隔で存在していても、タグを介して互いを特定することが可能となる。しかしながら、これらの値をどのように決定し、タグに設定するか、また、ホスト名とドメイン名から、どのようにIPアドレスを決定するか、という技術については、下記非特許文献1には記載されていない。
特開平10−93665号公報 特開2004−328093号公報 Colin Swindells他3名, That one there! Pointing to establish device identity, Symposium on User Interface Software and Technology archive (Proceedings of the 15th annual ACM symposium on User interface software and technology), France, Association for Computing Machinery, 2002, Pages 151-160
上記非特許文献1に記載のGesturePenにおいては、IPアドレスやホスト名、ドメイン名を、何らかの方法でタグへと設定する必要がある。そのため、利用者は何らかの方法でIPアドレスやドメイン名を事前に調査もしくは創案し、情報単体となる赤外線タグへと記憶させる必要があった。
これらの情報は、機器の買い替えや引越し、契約しているISPの乗り換え、ISP内部のバックボーンネットワークの構成変更などにより、変更される場合がある。利用者は、これらの事象が発生するたびに、情報担体に記録した情報を更新する必要があり、利便性を大きく損なうシステムとなっていた。
本発明では、上記課題を解決するために、以下のような手段を採る。
本特許出願に係る請求項1に記載の発明では、
第1の情報が記憶されている第1の情報担体から前記第1の情報を読み取る第1の読取部と、
前記第1の読取部が読み取った前記第1の情報を電気機器を識別する名前として設定する設定部と、を有する設定装置と、
第2の情報が記憶されている第2の情報担体から前記第2の情報を読み取る第2の読取部と、
前記第2の読取部が読み取った前記第2の情報を含む機器探索要求を、ネットワークに接続されている前記電気機器に送信する送信部と、を有する探索装置と、
を有する電気機器制御システムを構成する。
このような構成を採ることによって、利用者は、任意の情報が格納されている情報担体を用いて電気機器を識別することが可能となるため、その名前を覚えておく必要がなく、また、覚えておいた名前を文字列として入力する必要も無い。その結果、利用者の利便性と操作性を向上させることができる。
本特許出願に係る請求項2に記載の発明では、
情報が記憶されている情報担体から前記情報を読み取る読取部と、
前記読取部が読み取った前記情報を電気機器を識別する名前として設定する設定部と、
を有する設定装置を構成する。
このような構成を採ることによって、利用者は、情報担体を用いて電気機器を識別する名前を設定することが可能となるため、その名前を考案する必要がなく、また、考案した名前を文字列として入力する必要も無い。その結果、利用者の利便性と操作性を向上させることができる。
本特許出願に係る請求項3に記載の発明では、
情報が記憶されている情報担体から前記情報を読み取る他の装置から、ネットワークを介して前記情報を受信する受信部と、
前記受信部が受信した前記情報を、電気機器を識別する名前として設定する設定部と、
を有する設定装置を構成する。
このような構成を採ることによって、電気機器を識別する名前として利用される情報を記録保持している情報担体が、設定装置から離れた所に存在する時にも、設定装置はその情報を取得することができる。その結果、情報担体や設定装置の配置の自由度を向上させることができる。
本特許出願に係る請求項4に記載の発明では、
前記設定部は、前記読取部が読み取った前記情報を、電気機器を識別する名前としてネットワークを介して前記電気機器または他の電気機器に設定する、
請求項2または請求項3に記載の設定装置を構成する。
このような構成を採ることによって、電気機器が設定装置から離れた所に存在する時にも、設定装置は電気機器に名前を設定することができる。その結果、設定装置や電気機器の配置の自由度を向上させることができる。
本特許出願に係る請求項5に記載の発明では、
前記読取部が読み取った前記情報を探索の対象となる電気機器を識別する名前として含む機器探索要求を、前記ネットワークに送信する送信部を有する、
請求項4に記載の設定装置を構成する。
このような構成を採ることによって、設定装置が電気機器に名前を設定する前に、同一の名前を有する他の電気機器の有無を知ることができる。その結果、設定装置が名前を設定する前に、同じ名前の電気機器の存在を利用者に対して警告する、もしくは抑止することができる。
本特許出願に係る請求項6に記載の発明では、
情報が記憶されている情報担体から前記情報を読み取る読取部と、
前記読取部が読み取った前記情報を探索の対象となる電気機器を識別する名前として含む機器探索要求を、ネットワークに送信する送信部とを有する、
探索装置を構成する。
このような構成を採ることによって、利用者は、操作する電気機器を識別する名前を、情報担体を用いて指定することが可能となるため、その名前を思い出す必要がなく、また、思い出した名前を文字列として入力する必要も無い。その結果、利用者の利便性と操作性を向上させることができる。
本特許出願に係る請求項7に記載の発明では、
情報が記憶されている情報担体から前記情報を読み取る他の装置から、ネットワークを介して前記情報を受信する受信部と、
前記受信部が受信した前記情報を探索の対象となる電気機器を識別する名前として含む機器探索要求を、ネットワークに送信する送信部と、
を有する探索装置を構成する。
このような構成を採ることによって、電気機器を識別する名前として利用される情報を記録保持している情報担体が、探索装置から離れた所に存在する時にも、探索装置はその情報を取得することができる。その結果、情報担体や探索装置の配置の自由度を向上させることができる。
本特許出願に係る請求項8に記載の発明では、
ネットワークに接続されている電気機器であって、
情報が記憶されている情報担体から前記情報を読み取る設定装置より前記ネットワークを介して前記情報を受信する受信部と、
前記受信部が受信した前記情報を、前記電気機器を識別する名前として記憶する記憶部と、
を有する電気機器を構成する。
このような構成を採ることによって、電気機器を識別する名前として利用される情報を記録保持している情報担体が、電気機器から離れた所に存在する時にも、設定装置はその情報を設定することができる。その結果、情報担体や電気機器の配置の自由度を向上させることができる。
本特許出願に係る請求項9に記載の発明では、
情報が記憶されている情報担体から前記情報を読み取る設定装置より、ネットワークを介して前記情報を受信する受信部と、
前記受信部が受信した前記情報を、他の電気機器を識別する名前として記憶する記憶部と、
を有する電気機器を構成する。
このような構成を採ることによって、電気機器を識別する名前として利用される情報を記録保持している情報担体が、他の電気機器を識別する名前を記憶する電気機器(例えば名前サーバ)から離れた所に存在する時にも、設定装置はその情報を設定することができる。その結果、情報担体や他の電気機器を識別する名前を記憶する電気機器の配置の自由度を向上させることができる。
本特許出願に係る請求項10に記載の発明では、
前記受信部が受信した前記情報を探索の対象となる電気機器を識別する名前として含む機器探索要求を、前記ネットワークに送信する送信部を有する、
請求項8または請求項9に記載の電気機器を構成する。
このような構成を採ることによって、電気機器が設定装置により名前の設定を指示された時に、同一の名前を有する他の電気機器の有無を知ることができる。その結果、電気機器が設定された名前を自身の名前として確定する前に、同じ名前の電気機器の存在を設定装置や利用者に対して警告する、もしくは抑止することができる。
本特許出願に係る請求項11に記載の発明では、
ネットワークに接続されている電気機器であって、
情報が記憶されている情報担体から読み取られた前記情報を前記電気機器を識別する名前として含む機器探索要求を受信する受信部と、
前記名前で識別される前記電気機器のネットワークアドレスを含む機器探索応答を前記ネットワークに送信する送信部と、
を有する電気機器を構成する。
このような構成を採ることによって、電気機器を識別する名前として利用される情報を記録保持している情報担体に、ネットワーク内の論理的な場所を識別するネットワークアドレスを保持する必要がない。その結果、ネットワークの構成変更や移動などにより、電気機器のネットワークアドレスが変更された場合においても、情報担体に記録された情報を変更する必要が無いことから、利用者の利便性を向上させることができる。
本特許出願に係る請求項12に記載の発明では、
情報が記憶されている情報担体から読み取られた前記情報を他の電気機器を識別する名前として含む機器探索要求を受信する受信部と、
前記名前で識別される前記他の電気機器のネットワークアドレスを含む機器探索応答をネットワークに送信する送信部と、
を有する電気機器を構成する。
このような構成を採ることによって、電気機器を識別する名前として利用される情報を記録保持している情報担体に、ネットワーク内の論理的な場所を識別するネットワークアドレスを保持する必要がない。その結果、ネットワークの構成変更や移動により、電気機器のネットワークアドレスが変更された場合においても、情報担体に記録された情報を変更する必要が無いことから、利用者の利便性を向上させることができる。
本特許出願に係る請求項13に記載の発明では、
前記名前をホスト名として含むパケットを送出する送信部を有する、
請求項8、請求項9、請求項11、または請求項12に記載の電気機器を構成する。
このような構成を採ることによって、電気機器を識別する名前からネットワークアドレスを決定する枠組みとして、DNSやUPnPなどの名前解決システムを利用することができる。そのため、これらの名前解決システムで検索できる電気機器を識別する名前(ホスト名)を、情報担体を用いて指定することが可能となるため、その名前を思い出す必要がなく、また、思い出した名前を文字列として入力する必要も無い。その結果、利用者の利便性と操作性を向上させることができる。
本特許出願に係る請求項14に記載の発明では、
前記名前は前記電気機器を含む電気機器の集合を識別する名前である、
請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の設定装置を構成する。
このような構成を採ることによって、複数の電気機器からなるグループをあたかも一台の装置であるかのように扱う場合に、利用者は、情報担体を用いてそのグループを識別することが可能となる。そのため、その識別に用いる名前を考案する必要がなく、また、考案した名前を文字列として入力する必要も無い。さらに、複数の電気機器に同じ名前を個別に設定する構成とした場合に発生する、利用者の誤入力を避けることができる。その結果、利用者の利便性と操作性と信頼性を向上させることができる。
本特許出願に係る請求項15に記載の発明では、
前記名前は前記電気機器を含む電気機器の集合を識別する名前である、
請求項6または請求項7に記載の探索装置を構成する。
このような構成を採ることによって、複数の電気機器からなるグループをあたかも一台の装置であるかのように扱いたい場合に、利用者は、探索するグループを識別する名前を、情報担体を用いて指定することが可能となる。そのため、その名前を思い出す必要がなく、また、思い出した名前を文字列として入力する必要も無い。その結果、利用者の利便性と操作性を向上させることができる。
本特許出願に係る請求項16に記載の発明では、
前記名前は前記電気機器を含む電気機器の集合を識別する名前である、
請求項8から請求項12のいずれか1項に記載の電気機器を構成する。
このような構成を採ることによって、複数の電気機器からなるグループをあたかも一台の装置であるかのように扱いたい場合に、そのグループを識別する名前として、情報担体に記録保持されている情報を利用することができる。その結果、利用者は情報担体を用いて操作対象となる電気機器を指定することができるため、その名前を思い出す必要がなく、また、思い出した名前を文字列として入力する必要も無い。その結果、利用者の利便性と操作性を向上させることができる。
ネットワーク上の論理的な位置とは無関係に情報担体に格納されている情報を用いて機器を識別する本発明によれば、利用者が機器を識別する名前を考案する必要も、情報担体へと情報を書き込む必要もない。
そのため、機器本体と情報担体を電気的に結合せず、単に機器に無線タグを貼付したり、バーコードを印刷したりするだけの構成を採ったとしても、ネットワークアドレスの変更が発生した時に、利用者や管理者が無線タグやバーコードの内容を設定したり、更新したりといった煩わしい操作を行う必要がない。
さらに、情報担体に格納されている情報が、特定の機器の属性とは無関係に決定される本発明によれば、情報担体に格納されている情報の識別する機器が、必ずしも1台である必要はない。複数の機器を1つの情報担体で識別することにより、それらの機器からなる集合があたかも1台の装置であるかのように振舞わせることが可能となる。
図1に、本発明に係る設定装置を実施するための最良の形態の1つである設定装置100のブロック構成図を示す。
設定装置とは、情報を読み込み、電気機器の名前として設定(命名)する装置である。但し、名前を設定する設定装置と名前を設定される電気機器とは、異なる装置であっても構わないし、同一の装置であっても構わない。
また、設定された名前を記憶する装置は、名前を設定される電気機器自体であっても構わないし、他の装置、例えばサーバ等であっても構わない。他の装置の例としては、例えばDDNSサーバがあげられる。
また、読み込む情報と設定する名前は、必ずしも完全に一致する必要はない。読み込んだ情報の一部だけを名前として用いたり、読み込んだ情報をもとに一定のアルゴリズムで算出した結果を名前として用いたりしても構わない。
設定装置100は、読取部101、設定部102、および記憶部103を有している。設定装置100は、記憶部103を有していない実施の形態であっても構わない。また、設定装置100はこれら以外の部分を有していても構わない。
設定装置100の読取部101とは、外部の情報担体104に記憶されている情報151を、情報担体104から読み出すブロックである。情報担体104は、例えばICカード、無線タグ、RFタグなどと呼ばれる情報記憶用の媒体であるが、これらに限定されるものではない。例えば、バーコードやQRコード、商品名の記載された菓子袋、電話番号を通知できる携帯電話、音楽や映像を記録されたDVDなど、再現性のあるデジタル情報を読み出せるものであれば、何であっても構わない。さらに読取部101は、人や犬などの画像や声を読み取り、顔や声紋などを認識し、個体を識別する名前や特徴量を再現性のあるデジタル情報として読み出すものであっても構わない。
読取部101は、例えば無線タグリーダであり、電磁波を使った無線通信で情報担体104である無線タグから情報151である識別子を読み出すが、必ずしもこのような方法に限るものではない。例えば、バーコードリーダやカメラ付携帯電話がバーコードやQRコードを読み取る方法、文字認識機能付カメラが紙に印刷された文字列を読み取る方法、カードリーダがクレジットカードを読み取る方法、CDプレーヤが音楽CDの最初の楽曲の先頭数バイトを読み取る方法、網膜認証装置が眼球から網膜パターンを読み取る方法、メモリカードリーダがメモリカードからシリアル番号や暗号鍵を読み取る方法、などであっても構わない。
読取部101が情報担体104から読み取った情報151は、設定部102へ送られる。設定部102は、情報151を電気機器を識別する名前として他の装置109もしくは自身の記憶部103に書き込むブロックであり、例えばマイコンや制御プログラム等で実現される。
設定部102から、名前として設定される情報151を受け取る電気機器109は、例えば、ネットワークに接続された冷蔵庫のような電気機器であり、名前を設定される電気機器である。
但し、冷蔵庫はあくまでも一例であって、ネットワークに接続される電気機器であれば、何であっても構わない。例えば、ルータ、ブリッジ、無線LAN基地局、IP電話器などでも構わないし、ワインセラー、冷凍庫、食器乾燥器、電子レンジ、炊飯器、ポット、IH調理器、ハロゲンコンロ、コーヒーメーカー、ホームベーカリー、トースター、ジューサー、プレート、電気鍋、ロースター、圧力なべ、もちつき機、精米機、浄水器、酒かん器、フードプロセッサ、ごますり器、整水器、食器洗い乾燥機、生ごみ処理機、洗濯機、衣類乾燥機、掃除機、ふとん乾燥機、浴室乾燥機、アイロン、ズボンプレス、除湿機、給湯器、発電機、蓄電池、バブルバス、温水洗浄便座、空気清浄機、香炉、酸素エアチャージャー、ルームヒーター、床暖房機、クッションヒーター、電気カーペット、電気毛布、電気コタツ、ストーブ、温風器、座いす、テーブル、ヒーター、エアコン、扇風機、センサーライト、電子鍵、テレビ、プロジェクタ、ビデオ、DVDプレーヤ/レコーダ、HDDレコーダ、ビデオカメラ、オーディオ、ICレコーダ、ラジオ、テープレコーダ、携帯オーディオ、スピーカ、ヘッドホン、マイクロホン、ヘッドセット、携帯メモリ、ドアホン、電話機、携帯電話、ファックス、コンピュータ、PDA、電卓、プリンタ、スキャナ、ディスプレイ、キーボード、マウス、レーザポインタ、電子辞書、電子書籍、カーナビ、カーステレオ、照明器具、電気スタンド、デジタルカメラ、カラオケマイク、酸素エアチャージャー、血圧計、体温計、赤外線治療器、吸入器、マッサージ器、ハンディマッサージャー、フットマッサージャー、散髪器、髭剃器、電動自転車、電気自動車、電気芝刈機、懐中電灯、電子黒板、コピー機、時計、温度計などに、ネットワークへと接続するための通信機能を付与した装置であっても構わない。
また、設定部102と電気機器109の間は、例えば各種のネットワークや専用あるいは汎用の通信回線、有線LAN、無線LAN、その他のケーブル等を経由して論理的に接続されている必要がある。LANのように1対多のトポロジで接続されている場合には、初期段階において、何らかの方法で設定装置100とまだ命名されていない電気機器109が対応付けられている必要がある。そのための方法としては、設定装置100が名前のついていない装置として電気機器109を探索する方法や、電気機器109が利用者の何らかの操作によって設定装置100の機種を指定して探索する方法などが考えられる。
あるいは、他の実施の形態では、設定部102は、必ずしも情報151を読み出してすぐに、他の電気機器109に設定しなければならないわけではない。設定装置100内部の記憶部103に、その情報151を名前として記憶し、別のタイミングで他の電気機器109に名前を設定しても構わない。
このようにして、電気機器109に情報担体104に記録された名前が設定されると、電気機器109は、この名前によってネットワーク接続された他の機器から探索されるようになる。例えば探索装置110は、接続する先の装置の名前として情報担体104から情報151を読み取り、情報151を名前とする装置を探索する機器探索要求107をマルチキャストでネットワーク111に対して送信する。この機器探索要求を受信した電気機器109は、自身のネットワークアドレスを含む機器探索応答108をマルチキャストの発信元である探索装置110へと返答する。その結果、探索装置108と電気機器109は互いのネットワークアドレスを知ることとなり、接続を確立することが可能になる。
このような実施の形態によって、電気機器に対してネットワークを介してアクセスしようとする利用者は、情報担体を用いて電気機器を識別することが可能となる。利用者はそのために電気機器の名前を覚えておく必要も、また、覚えておいた名前を文字列として入力する必要も無い。その結果、利用者の利便性と操作性を向上させることが可能となる。
また、このような実施の形態によって、利用者があらかじめ情報担体へとアドレスやホスト名などを初期設定する必要はなく、ネットワークの構成変更等により、電気機器のネットワークアドレスが変更になった場合においても、情報担体に記録されている情報を更新する必要もない。その結果、電気機器の利用者に負担をかけることなく、ネットワークの構成を最適なものへと組み変えることが可能となる。
図2に、本発明に係る電気機器制御システムの実施例1である電気機器制御システム200のブロック構成とその周辺機器等の図を示す。
図2に示すリモコン220、携帯電話210、テレビ239は、それぞれ、本発明に係る設定装置、探索装置、電気機器の実施例である。
RFIDタグ214は情報担体の一例である。
リモコン220は設定装置の一例であり、第1の読取部221と設定部222とを有している。リモコン220は他の部分を有していても構わない。例えば、テレビの赤外線リモコン装置に第1の読取部となるRFIDリーダと設定部となるソフトウェアモジュールを追加することで、リモコン220は実現される。
携帯電話210は探索装置の一例であり、ホームネットワーク232につながる無線LANインタフェース212と第2の読取部211とを有する。探索装置210は携帯電話以外の機器でも構わないし、他の部分を有していても構わない。
第1の読取部221および第2の読取部211は、情報担体から情報を読取る部分であり、例えばRFIDタグのリーダを用いる。
テレビ239は、電気機器の一例である。電気機器239はテレビ以外の機器であっても構わない。
利用者の利便性を考えれば、RFIDタグ214は、テレビ239に貼り付けられている形態が一般的である。図示する都合から、RFIDタグ214とテレビ239とは離れた図となっているが、実際には貼り付けられている、あるいは、貼り付けられなくても何らかの方法で極めて近接して設置されていると、利用者にとって直感的で理解しやすい。ただし、近接して設置されていることは必ずしも必要ではなく、例えばいつもテレビを見る椅子の肘掛に貼り付けられていてもよい。また、情報担体(RFIDタグ214)は必ずしも1つである必要はない。同じ情報251が読み出せるRFIDタグをいろいろな場所に配置し、どこででも読み取れるようにすることで、利用者の利便性を増すことも考えられる。
図3に、電気機器制御システム200の動作シーケンスの一例を示す。
例えばテレビ239が工場で生産される時や出荷される時、電器店に搬入された時、あるいは電器店から購入者の家庭に設置された時などに、設定装置であるリモコン220に備え付けられた第1の読取部221であるRFIDリーダが、RFIDタグ214に記録されている識別情報251を読み取り、赤外線等を用いて名前設定要求215を送信することにより、識別情報251をテレビ239の名前として設定する。
そしてこのテレビ239を利用する時には、探索装置である携帯電話210に備え付けられた第2の読取部211であるRFIDリーダが、RFIDタグ214に記録されている識別情報251を読み取り、探索する機器の名前としてその識別情報を含んだ機器探索要求217のパケットを、携帯電話210がホームネットワーク232に対してマルチキャストで送出する。
機器探索要求217を受信したテレビ239は、その中に名前として含まれた識別情報251を認識し、その値がリモコンより設定された識別情報251と一致する場合に、テレビのネットワークインタフェースに割り当てられたIPアドレスを探索された機器のネットワークアドレスとして含んだ機器探索応答218のパケットを、機器探索要求217の発信元である携帯電話210へと返答する。携帯電話210はこの機器探索応答218を受信することにより、テレビ239のネットワークアドレスであるIPアドレスを入手することができる。
機器探索応答218によりテレビ239のIPアドレスを入手した携帯電話210は、組み込まれているWWWブラウザを用いてテレビ239の80番ポートへと接続することで、テレビ239に組み込まれたWWWサーバのクライアントとなる。携帯電話210を操作している利用者は、WWWブラウザを用いてテレビ239のチャンネルやその他の各種設定を操作することができる。
ここで、機器探索要求217と機器探索応答218のパケットに用いられるプロトコルとしては、様々なものが考えられる。例えばIETF Internet draft: draft−ietf−ipngwg−icmp−name−lookups−11にあるNode Information query(NIQ)を機器探索要求217のパケットとして用い、Node Information reply(NIR)を機器探索応答218のパケットとして用いることで、本実施例を実現することができる。また他に、UPnPやDNS、NIS(YP)などの名前解決システムを用いることも考えられる。ただし、DNSやNISのように名前をサーバが保持するシステムを用いる場合には、機器探索要求217に応答する装置は、探索の対象となる電気機器(テレビ239)ではなく、名前を保持するサーバやレゾルバとなる。
なお本実施例では、情報担体(RFIDタグ214)から読み出した識別情報を、電気機器(テレビ239)の個体を識別する名前として用いたが、個体の識別に限定されるものではない。識別情報は、例えば次の(a)〜(f)のようなものを識別する名前として用いることも考えられる。
(a)電気機器である映像や音声のマルチキャスト放送を受信する端末が再生しているストリーム。
(b)電気機器である電話やテレビ会議端末に着信している呼。
(c)電気機器であるインスタントメッセージサーバに保持されているメッセージ。
(d)電気機器であるインスタントメッセージ端末の受信したメッセージ。
(e)電気機器である会議サーバで確立しているセッションもしくはセッションに参加している参加者。
(f)電気機器であるネットワークカメラの撮影している領域。
また、探索装置(携帯電話210)による電気機器(テレビ239)の操作が機器探索の後に行われる実装においては、機器探索要求217、機器探索応答218として、NIQ、NIRのような電気機器(テレビ239)に名前を保持するプロトコルを使用し、かつ、電気機器(テレビ239)が自身を識別する名前を探索した探索装置からのみパケットを受信するようにフィルタリングすることで、名前を知らない装置からのアクセスを排除する実装が考えられる。この実装により、電気機器(テレビ239)のセキュリティレベルを向上させることができる。
このときの電気機器(テレビ239)の動作の一例を図4に示す。
テレビ239は、通信の許可された相手から受信したパケットの発信元IPアドレスと、そのIPアドレスから最後にパケットを受信した時刻を記録した許可アドレステーブルを保持する。この許可アドレステーブルの一例を図5に示す。
初期状態においては、この許可アドレステーブルは空である。
まず、テレビ239が機器探索要求のパケットを受信したときに、この探索要求で探索されている名前がリモコン220により設定された識別情報と一致するかどうかの検査を行う。一致しなければパケットを廃棄し、処理は終了する。
一致したときには、パケットの発信元IPアドレスと到着時刻を許可アドレステーブルに登録(もしくは上書き)し、機器探索応答の処理を実行する。
次に、テレビ239が機器探索要求ではないパケットを受信したときには、このパケットの発信元アドレスが許可アドレステーブルにあるかどうかを検査する。もし発信元アドレスが許可アドレステーブルになければ、受信したパケットは廃棄し、処理を終了すことで、通信は拒否される。発信元アドレスが許可アドレステーブルにあれば、到着時刻が許可範囲内(例えば、許可アドレステーブルの到着時刻のエントリの値の示す時間の後、1時間以内)であるかどうかを検査する。もし許可範囲内であれば、通信を許可し、パケット受信処理を実行する。もし許可範囲内になければ、発信元アドレスのエントリを許可テーブルから抹消、受信したパケットを廃棄し、処理を終了することで、通信は拒否される。
このようなフィルタリングを行うことで、情報担体を持っている利用者からの電気機器へのアクセスのみを許可することが可能となる。一般に、ネットワークに接続されている電気機器は、機器探索に応答する機器探索のサービスと、他の機器に対して何らかの機能を提供するサービスとでは、異なるサービスポートを使用し、機器探索を利用することなく、電気機器の提供するサービスを利用することができる。本システムにおいては、情報担体を保持する利用者が目にすることはないため、他の一般のシステムと比べて、高いセキュリティレベルを有するものとなる。
また、このようなフィルタリングは、機器探索要求の過程を、機器の利用者認証として用いる手法としても捉えられる。複数のタスクにより複数のサービスを提供している電気機器においては、機器探索要求を認証とすることで、個々のタスクやサービスで個別に認証を実施する場合と比べ、プログラムサイズや通信量の効率の良い方式でセキュリティレベルを向上させることが可能となる。
図6に、本発明に係る電気機器制御システムの実施例2である電気機器制御システム300のブロック構成とその周辺機器等の図を示す。
図6に示すテレビ310、電子レンジ320、RFIDリーダ330は、それぞれ、本発明に係る設定装置、兼、探索装置、電気機器、読取装置の実施例である。
RFIDタグ314は情報担体の一例であり、テレビ310に貼り付けられている。このテレビ310は設定装置としても、あるいは探索装置としても用いられる装置であり、ネットワークインタフェース312を経由してホームネットワーク305に接続されている。
読取装置であるRFIDリーダ330は、無線LANインタフェース332を有し、この無線LANインタフェースを経由してホームネットワーク305に接続されている。RFIDリーダ330は、その読取部334で、情報担体であるRFIDタグ314やRFIDタグ324に記録されている情報を読み取ることができる。
電気機器である電子レンジ320は、ネットワークインタフェース322を経由してホームネットワーク305と接続されている。この電子レンジには、情報担体であるRFIDタグ324が貼り付けられている。
すでにテレビ310が設置され、ホームネットワーク305に接続されている家庭に、電子レンジ320が購入されたとする。
テレビ310に貼り付けられた情報担体(RFIDタグ314)に記録されている識別情報は、テレビ310の名前として、すでにテレビ310に設定済みであるものとする。電子レンジ320にも情報担体(RFIDタグ324)が貼り付けられているが、その識別情報は電子レンジ320に名前として設定されてはいないものとする。電子レンジ320はホームネットワークに接続され、IETF RFC2462のAddress AutoconfigurationやRFC2131、3315のDHCPなどのプロトコルにより、IPアドレスが設定されているものとする。
この状態から、電子レンジ310の初期設定の動作例として、RFIDタグ324に保持されている識別情報325を電子レンジ320に設定するまでの動作シーケンスの例を、図7を用いて説明する。
まず、RFIDリーダ330とテレビ310の間を接続する。このとき、RFIDリーダ330とテレビ310は、それぞれ、本発明に係る設定装置、電気機器として動作する。
(1)RFIDリーダ330は、テレビ310に貼り付けられたRFIDタグ314に記録された識別情報315を読み取る。
(2)RFIDリーダ330は、この識別情報315を名前として含む機器探索要求317のパケットを、マルチキャストでホームネットワーク305に送出する。
(3)この機器探索要求317を受信したテレビ310は、機器探索要求317で探索されている名前と、事前に設定されている名前とがどちらも情報315であり、一致することを確認し、自身のIPアドレスを機器探索応答318としてRFIDリーダ330に返答する。
(4)上記のシーケンスにより、RFIDリーダ330とテレビ310が相互に取得したIPアドレスを用いて、RFIDリーダ330をテレビ310の読取装置として用いるようにネゴシエーションを実施する。
次に、テレビ310が名前のついていない装置を探索し、そのIPアドレスを入手する。この時、テレビ310と電子レンジ320は、それぞれ、本発明に係る探索装置、電気機器として動作する。
(5)テレビ310は、名前の設定されていない機器を探索する機器探索要求をホームネットワーク305にマルチキャストで送出する。
(6)名前の設定されていない機器の機器探索要求を受け取った電子レンジ320は、自身のIPアドレスを機器探索応答のパケットを用いてテレビ310に返答する。
ここで、名前が設定されていない機器をあらわす方法には、様々な方法が考えられる。例えば、名前が設定されていない機器には、長さ0の文字列が名前として設定されているものとしてもよいし、あるいは「unknown」という名前が設定されているものとしてもよい。また、工場出荷時に製造番号や機種名をあらかじめ設定しておくことも考えられるが、この場合には、上記の5の機器探索要求を送出する前に、あらかじめ設定されている名前を入力、もしくは読取る操作が必要になる。また、ホームネットワーク内に名前が設定されていない機器が複数存在する場合が考えられる。そのような場合には、例えばテレビ310にそれらのIPアドレスや機種名などのリストを表示し、利用者に選択させることも考えられる。ただし、どのような実装であったとしても、名前を設定した後に、利用者が実際にその名前の装置にアクセスすることで、名前が設定された機器を利用者が認識することは可能である。そのため、例えば複数の機器の中の1つをランダムに選ぶ、という方法も考えられる。。
次に、テレビ310が電子レンジ320に名前を設定する。
(7)テレビ310は、RFIDリーダ330に対して、識別情報を読取るよう指示する。
(8)RFIDリーダ330は、電子レンジ320に貼付されたRFIDタグ324から識別情報325を読み出す。
(9)RFIDリーダ330は、テレビ310に対して読み出した識別情報325を返送する。
(10)テレビ310は、電子レンジ320に対して識別情報325を名前として設定するよう指示する。
次に、名前の設定されたテレビ310と電子レンジ320の利用形態の例として、テレビ310(設定装置)で料理番組を視聴中にダウンロードした調理のレシピを、電子レンジ320(電気機器)へと転送する動作シーケンスを、図8を使って説明する。
テレビ310がRFIDリーダ330を読取装置として設定するシーケンス(1)〜(4)は、図7の(1)〜(4)と同じである。
次に、テレビ310は次のシーケンスで電子レンジ320のIPアドレスを入手する。
(5)テレビ310は、RFIDリーダ330に対して、識別情報の読み取りを指示する。
(6)RFIDリーダ330は、電子レンジ320に貼付されたRFIDタグ324から識別情報325を読み出す。
(7)RFIDリーダ330は、テレビ310に対して読み出した識別情報325を返送する。
(8)テレビ310は、読み出した識別情報325を名前として含む機器探索要求327を、ホームネットワーク305にマルチキャストで送出する。
(9)機器探索要求327を受け取った電子レンジ320は、自身のIPアドレスを機器探索応答328のパケットを用いてテレビ310に返答する。
(10)最後に、テレビ310は、受け取ったIPアドレスを用いて電子レンジ320にレシピを転送する。
この転送は、様々なプロトコルが考えられる。例えば電子レンジ320にWWWサーバを搭載し、テレビが電子レンジ320の80番ボートに接続してHTTPで転送しても構わないし、FTPを用いても構わない。また、電子レンジ320とテレビ310の間で利用可能なプロトコルが一意に決まらない場合には、何らかのサービス探索やネゴシエーションを実施し、プロトコルを動的に決定することも考えられる。
図9に、本発明に係る電気機器制御システムの実施例3である電気機器制御システム400のブロック構成とその周辺機器等の図を示す。
図9に示すテレビ410、エアコン420、リモコン430は、それぞれ、本発明に係る設定装置、兼、探索装置、電気機器、読取装置の実施例である。
テレビ410は設定装置としても、あるいは探索装置としても用いられる装置であり、ネットワークインタフェース412を介してホームネットワーク405に接続されている。
読取装置であるリモコン430は、例えばテレビ410に付属の赤外線リモコンに読取部434であるRFIDリーダを付加した装置であり、テレビ410に接続されている。リモコン430は、その読取部434により、情報担体であるRFIDタグ424に記録されている情報425を読み取ることができる。
電気機器であるエアコン420は、ネットワークインタフェース422を経由してホームネットワーク405と接続されている。このエアコンには、情報担体の一例であるRFIDタグ424が貼り付けられている。
すでにテレビ410が設置され、ホームネットワーク405に接続されている家庭に、エアコン420が購入されたとする。
エアコン420には情報担体(RFIDタグ424)が貼り付けられているが、その識別情報はエアコン420に名前として設定されてはいないものとする。
この状態から、RFIDタグ424に保持されている識別情報425をエアコン420に設定するまでの動作シーケンスの例を、図10を用いて説明する。
(1)利用者がリモコン430の「設定」ボタンを押すと、リモコン430は、テレビ410に対して、名前設定を開始する指示を送出する。
(2)名前設定を開始する指示を受け取ったテレビ410は、名前の設定されていない機器を探索するために、機器探索要求をホームネットワーク405にマルチキャストで送出する。
(3)名前の設定されていない機器の機器探索要求を受け取ったエアコン420は、自身のIPアドレスを機器探索応答のパケットを用いてテレビ410に返答する。
ここで、名前が設定されていない機器をあらわす方法には、様々な方法が考えられる。具体的な例については、実施例2における説明と同様である。また、名前が設定されていない機器が複数存在した場合には、複数の機器から機器探索応答が返されることになる。そのような場合の対処の例についても、実施例2における説明と同様である。
(4)エアコン420のIPアドレスを機器探索応答により受け取ったテレビ410は、リモコン430に対して識別情報を要求する。
(5)識別情報を要求されたリモコン430は、識別情報を読み出す状態であることを利用者に通知し、利用者の操作によりRFIDタグ424に保持された識別情報425を読み出す。
(6)リモコン430は、RFIDタグ424より読み出された識別情報425をテレビ310へと返送する。
(7)テレビ310は、リモコン430から受け取った識別情報425を名前として含む名前設定要求426をエアコン320へと送出することで、エアコン320の名前を設定する。
名前の付けられたエアコン420をテレビ410から操作するときの動作シーケンスの例を、図11に示す。
(1)利用者がリモコン430を用いてエアコン420に貼付されたRFIDタグ424に保持された識別情報425を読み出す。
(2)リモコン430は、テレビ410に対して、読み出した識別情報425で特定される電気機器へと接続するよう指示する。
(3)テレビ410は、読み出した識別情報425を名前として含む機器探索要求427を、ホームネットワーク305にマルチキャストで送出する。
(4)機器探索要求427を受け取ったエアコン420は、自身のIPアドレスを機器探索応答428のパケットを用いてテレビ410に返答する。
(5)エアコン420のIPアドレスを取得したテレビ410は、例えばエアコン420の80番ボートに接続することで、エアコン420に組み込まれたWWWサーバに接続し、テレビ410のWWWブラウザ機能を利用してエアコンを操作する。
図12に、本発明に係る電気機器制御システムの実施例4である電気機器制御システム500のブロック構成とその周辺機器等の図を示す。
図12に示す携帯電話530、冷蔵庫540、テレビ510は、それぞれ、本発明に係る設定装置、電気機器、電気機器の実施例である。
菓子箱520は情報担体の一例であり、その表面には「ポチ」と印刷されている。設定装置である携帯電話530は、ホームネットワーク505につながる無線LANインタフェース532と、文字認識機能を備えたカメラ534を有している。電気機器である冷蔵庫540とテレビ510は、それぞれ、ホームネットワーク505につながるネットワークインタフェース542と512を有している。
すでに、「ポチ」という名前が付けられた電気機器であるテレビ510と、ホームネットワーク505とが設置されているところに、あたらしく電気機器である冷蔵庫540を購入し、名前が未設定のまま、ホームネットワーク505に接続されたものとする。
この冷蔵庫540に菓子箱520の表面に書かれた「ポチ」という名前を設定しようとすると、すでに「ポチ」という名前を設定されたテレビ510が存在するため、名前の重複が発生する。この重複を設定装置である携帯電話530が検知するまでの動作シーケンスの例を図13に示す。
(1)携帯電話530は、名前が未設定である機器を探索するパケットを、マルチキャストでホームネットワーク505に送出する。
(2)この探索に対して、冷蔵庫540が自分自身のIPアドレスを応答する。携帯電話530は、この応答を受信することで、名前を設定すべき電気機器(冷蔵庫540)のIPアドレスを取得する。
なお、本実施例では、簡単のために、名前が未設定である機器を1台として説明しているが、複数台存在し、IPアドレスの応答が複数ある場合が考えられる。そのような場合の対応については、実施例2と同じである。
(3)利用者の操作により、携帯電話530のカメラ534は、菓子箱520の表面に書かれた「ポチ」という文字列を文字認識により、情報525として読み取る。
(4)携帯電話530は、冷蔵庫へと名前を設定する前に、ホームネットワーク505に対して情報525を名前として含む機器探索要求527を、ホームネットワーク505にマルチキャストで送出する。
(5)機器探索要求527を受け取ったテレビ510は、自分自身のIPアドレスを機器探索応答528を用いて携帯電話530に返答する。
携帯電話530は、この返答を受け取ることで、名前の重複を検知する。
名前の設定時に名前の重複を検知するもう一つの実装として、名前をつけられる電気機器が検出する方法がある。この方法を用いたときの動作シーケンスの例を図14に示す。図中、(1)〜(3)は図13と同じである。(4)以降の動作を以下に説明する。
(4)菓子箱520から情報525である「ポチ」を読取った携帯電話530は、冷蔵庫540へと名前「ポチ」を含んだ名前設定要求526を送出する。
(5)名前「ポチ」の設定を指示された冷蔵庫540は、その名前を記憶する前に、ホームネットワーク505に対して「ポチ」という名前を探索する機器探索要求527をマルチキャストで送出し、機器を探索する。
(6)この機器探索要求527に対して、「ポチ」という名前が付けられたテレビ510が、自分自身のIPアドレスを機器探索応答528により返答する。
(7)この機器探索応答528を受け取ることで、名前の重複を検出した冷蔵庫540は、名前の重複が検出されたことを携帯電話530へと返答する。
名前の重複を検知した携帯電話530は、操作する利用者に対して「ポチという名前はすでに存在する」ことを警告することにより、利用者に対して同じネットワーク内に同じ名前の機器が複数存在する状態を避ける機会を与えることができる。この警告の方法は、設定装置(本実施例の場合は携帯電話530)がディスプレイ機能を有していれば、ディスプレイに表示を行っても良いし、スピーカ機能を有していれば、音で警告を行っても良い。また、貧弱なユーザインタフェースしか備えていない機器においては、ランプが点滅する等で知らせることも考えられる。
ただし、名前の重複は必ずしも避けなければならないものではない。実施例6に示すように、積極的に名前の重複を利用する応用も考えられる。また逆に、名前が重複すると、利用者がどの装置を操作しているのかを把握できなくなるため、誤操作を生みやすい状況を作り出すことになる。名前の重複が検出された後、それでも名前を設定できるようにするか、それとも名前の設定を禁止するかは、利用者の利用形態を考慮して設計を選択すべき事柄であると考えられる。
図15に、本発明に係る電気機器制御システムの実施例5である電気機器制御システム600のブロック構成とその周辺機器等の図を示す。
図15に示すバーコードリーダ640、ホームゲートウェイ610、IPカメラ620、携帯電話630は、それぞれ、本発明に係る設定装置、電気機器、電気機器、探索装置の実施例である。
バーコード622は情報担体の一例であり、電気機器であるIPカメラ620に印刷されている。設定装置であるバーコードリーダ640は、バーコード読取部644とネットワークインタフェース642とを有し、ネットワークインタフェース642を経由してホームネットワーク605に接続されている。携帯電話630は、バーコード読取部634とネットワークインタフェース632とを有する探索装置である。携帯電話630のネットワークインタフェースは、携帯電話630が宅内にあるときにはホームネットワーク605に接続し、外出したときにはインターネット607に接続される。ホームゲートウェイ610は、名前解決サーバ613を有する電気機器である。IPカメラ620は、前記バーコード622が印刷された電気機器である。
バーコードリーダ640は、何らかの方法で、あらかじめホームゲートウェイ610のIPアドレスを記憶しているか、あるいは取得できるものとする。その方法には、様々なものが考えられる。例えば、ホームゲートウェイ610のIPアドレスを人間が入力して設定してもよいし、本実施例でIPカメラ620に印刷されたバーコードを用いてIPカメラ620のIPアドレスを設定する方法と同様に、ホームゲートウェイ610にもバーコードを印刷し、そのバーコードの値をホームゲートウェイ610の名前として設定し、その名前を解決することでIPアドレスを取得してもよい。また、何らかのサービス探索プロトコルをホームネットワーク605上にブロードキャストもしくはマルチキャストで送信し、名前解決サーバもしくはインターネットルータとして応答したホームゲートウェイ610を名前解決サーバとして設定してもよい。
携帯電話630も、何らかの方法で、あらかじめホームゲートウェイ610のIPアドレスを記憶しているか、あるいは取得できるものとする。ただし、携帯電話630はインターネット601の側からホームゲートウェイ610にアクセスするため、ホームゲートウェイ610のドメイン名を記憶しておき、DNSのような名前解決システムを用いてIPアドレスを取得する方法が一般的である。簡易な方法としては、宅内ネットワークに一時的に接続してバーコードリーダ640と同じ方法を用いてもよいが、この方法では、ホームゲートウェイ610のアドレスが変更された場合にアドレスの更新が必要となる。
バーコードリーダ640を用いて、バーコード622の値をIPカメラ620の名前として設定するまでの動作シーケンスと、携帯電話630がバーコード622の値を検索し、IPカメラ620に接続するまでの動作シーケンスの一例を、図16を用いて説明する。
(1)バーコードリーダ640は、名前の設定されていない機器を探索するために、機器探索要求をホームネットワーク605にマルチキャストで送出する。
(2)名前の設定されていない機器の機器探索要求を受け取ったIPカメラ620は、自身のIPアドレスを機器探索応答のパケットを用いてバーコードリーダ640に返答する。
(3)利用者は、IPカメラ620に貼付されたバーコード622の値(識別情報625)を、バーコードリーダ640を用いて読み取る。
(4)バーコードリーダ640は、読み取った識別情報625を、IPカメラ620の名前として設定する名前設定要求626をIPカメラ620に送出する。
(5)IPカメラ620は、設定された名前を記憶し、ホームゲートウェイ610の名前解決サーバ613に対して、名前登録要求624を送出し、自身のIPアドレスと名前を登録する。
(6)インターネット601に接続された携帯電話630は、IPカメラ620に貼付されたバーコード622の値(識別情報625)を名前とした機器探索要求627を、ホームゲートウェイ610へと送信する。
(7)ホームゲートウェイ610の名前解決サーバ613は、機器探索応答628により、IPカメラ620のIPアドレスを携帯電話630に返答する。
(8)携帯電話630は、ホームゲートウェイ610より返答されたIPアドレスに対して接続し、IPカメラ620を操作したり、画像を取得したりする。
以上の実施例においては、ホームゲートウェイ610が名前解決サーバ613を有し、IPカメラ620の名前とIPアドレスの対応を保持したが、このような構成に限るものではない。例えば、ホームゲートウェイ610は名前とIPアドレスの対応を保持せず、携帯電話630から機器探索要求を受け取ったときに、ホームネットワーク605に対して機器探索要求をマルチキャストで送出してもよい。このような方式とした場合の設定と探索の動作シーケンスを、図17に示す。このような方式とすることで、ネットワークへの接続が不意に途切れた電気機器を、リアルタイムに把握することができる。また、例えば名前解決システムとしてDynamic DNSを用い、DNS updateのプロトコルを用いて名前を設定してもよい。このような方式とした場合の設定と探索の動作シーケンスを、図18に示す。
ホームネットワーク605からホームゲートウェイ610にアクセスするIPカメラ620と、インターネット601からホームゲートウェイ610にアクセスする携帯電話630とで、IPアドレスのスコープが異なる場合には、何らかの対処が必要となる。
IPカメラ620がリンクローカルアドレスを名前解決サーバ613に登録した場合には、グローバルアドレスを用いる携帯電話630とは異なるスコープとなる。このような場合には、名前解決サーバ613が携帯電話630からの機器探索要求に対して、IPカメラ620のグローバルアドレスを応答すればよい。
IPv4では、ホームネットワーク605でプライベートアドレスを用い、ホームゲートウェイ610でアドレス変換を行うことが一般的である。このような場合には、名前解決サーバ613が携帯電話630に返答するIPアドレスを、ホームゲートウェイ610のグローバルアドレスとする必要がある。
図19に、本発明に係る電気機器制御システムの実施例6である電気機器制御システム700のブロック構成とその周辺機器等の図を示す。
図19に示すRFIDリーダ730、ビデオ710、テレビ720、ステレオ740は、それぞれ、本発明に係る設定装置、探索装置、電気機器、電気機器の実施例である。
RFIDタグ724は情報担体の一例であり、テレビ720に貼り付けられている。RFIDリーダ730は設定装置であり、ネットワークインタフェース732を経由してホームネットワーク705に接続されている。ビデオ710は探索装置であり、ネットワークインタフェース712を経由してホームネットワーク705に接続されている。テレビ720とステレオ740は電気機器であり、それぞれ、ネットワークインタフェース722と742を経由してホームネットワーク705に接続されている。
テレビ720とステレオ740には、すでに名前が設定されているものとする。これらの電気機器に設定されている名前を、それぞれ、「TV」と「STEREO」とする。この名前の設定は、工場出荷時に設定されていてもよいし、利用者がテレビ720とステレオ740のシリアル番号を製品に同梱されている説明書を見ながら設定装置730に入力して設定してもよい。また、説明書に印刷されているバーコード等を読み込ませることも考えられる。
RFIDリーダは、利用者の指定により、テレビ720とステレオ740に設定されている名前「TV」と「STEREO」を保持しているものとする。
この状態から、テレビ720とステレオ740の双方に、RFIDタグ724から読み出した値(「ATV」とする)を設定するまでの動作シーケンスの一例を図20に示す。
(1)RFIDリーダ730はRFIDタグ724から識別情報725である文字列「ATV」を読み出し、保持する。
(2)RFIDリーダ730は、「TV」という名前を設定された機器を探索する機器探索要求のパケットをマルチキャストでホームネットワーク705に送出する。
(3)「TV」の機器探索要求を受け取ったテレビ720は、RFIDリーダ730に自身のIPアドレスを含んだ機器探索応答を返答する。
(4)テレビ720のIPアドレスを受信したRFIDリーダ730は、RFIDタグ724から読み出した識別情報725である文字列「ATV」を名前として設定する名前設定要求726をテレビ720に対して送出する。
ここで、新たな名前「ATV」を設定されたテレビ720は、以前の名前を書き換えても良いし、2つの名前を保持しても良い。また、複数の機器に対して同じ値を設定される名前と、機器にユニークに設定される名前とを、別の種類の情報として保持してもよい。
以下、(5)〜(7)において、ステレオ740に対しても、テレビ720と同様に、名前「ATV」が設定される。
次に、ビデオ710がテレビ720とステレオ740に対して、映像ストリームを送出するまでの動作シーケンスの一例を図21に示す。
(1)ビデオ710は、RFIDリーダ730に、識別情報を読み出すよう指示する。
(2)RFIDリーダ730は、RFIDタグ724から、識別情報725である文字列「ATV」を読み出す。
(3)RFIDリーダ730は、ビデオ710に、読み出した識別情報725を応答する。
(4)ビデオ710は、読み出した識別情報725である文字列「ATV」を名前として設定された機器を探索する機器探索要求727をマルチキャストでホームネットワーク705に対して送出する。
(5)−(6)ビデオ710からの機器探索要求727を受け取ったテレビ720とステレオ740は、それぞれのIPアドレスを含む機器探索応答728を、それぞれビデオ710に対して応答する。
ここで、ビデオ710は応答を返した機器との接続を考慮し、映像ストリームの配送方法を選択することができる。ユニキャストを複数の機器に送出する方法と、マルチキャストで送出する方法と、バケツリレー式に配送する方法が考えられるが、ここでは、複数の機器からの応答を受信し、かつ、それらの機器が同一セグメントにあることから、リンクローカルマルチキャストを用いる方法を選択したものとする。
(7)リンクローカルマルチキャストを選択したビデオ710は、何らかの方法でマルチキャストアドレスを取得し、「ATV」という名前を設定されたテレビ720とステレオ740に、そのアドレスを通知する。
(8)マルチキャストアドレスの通知を受けたテレビ720とステレオ730は、MLD join(IPv4であればIGMP join)のパケットをホームネットワーク705に送出することで、イーサスイッチなどのデータリンク層の接続装置を設定する。
(9)準備の整ったビデオ710は、割り当てられたマルチキャストアドレスをあて先アドレスとして、映像ストリームを送出する。
(10)ビデオ710からの映像ストリームを受信したステレオ740は、そのストリームから音声のみを取り出し、再生する。
(11)ビデオ710からの映像ストリームを受信したテレビ720は、そのストリームから画像のみを取り出し、再生する。
以上のような動作により、利用者がビデオ710に再生ストリームの出力先を指定するときに、ステレオ740とテレビ730があたかも一体の装置であるかのように見せることが可能となる。その結果、利用者の操作性を向上させることができる。
図22に、本発明に係る電気機器制御システムの実施例7である電気機器制御システム800のブロック構成とその周辺機器等の図を示す。
図22に示すRFIDリーダ812、マイク814、RFIDリーダ822、RFIDリーダ832、ステレオ824、テレビ834は、それぞれ、本発明に係る読取装置、探索装置、設定装置、設定装置、電気機器、電気機器の実施例である。
RFIDタグ802は情報担体の一例であり、ホームネットワーク811、821、831の間で回覧されるか、もしくは複製を配置されているものとする。インターネット801上に配置されたセッションサーバ804は、グループ通信のメンバ管理を行う装置である。
これらの機器において、マイク814が集音した音声ストリームを、ステレオ824とテレビ834のスピーカが出力するまでの動作シーケンスの一例を図23に示す。
(1)RFIDリーダ822はRFIDタグ802より情報805である文字列「COMM」を読み出す。
(2)RFIDリーダ822は、RFIDタグ802より読み出した情報805を、ステレオ824に名前として設定する名前設定要求806を送出する。
(3)名前を設定されたステレオ824は、セッションサーバ804に、自身のグローバルアドレスと名前の組を登録する名前登録要求807を送出する。
(4)〜(6)RFIDリーダ832とテレビ834も、1〜3と同様にRFIDタグ802より読み出した情報を名前として用い、セッションサーバ804に登録する。
(7)RFIDリーダ812が、RFIDタグ802から情報805である文字列「COMM」を読み出す。
(8)RFIDリーダ812は、読み出した情報805をマイク814へと送り出す。
(9)マイク814は、セッションサーバ804に、名前「COMM」で登録されている装置を問い合わせる機器探索要求817を送出する。
(10)マイク814は、セッションサーバ804から送出される機器探索応答818により、ステレオ824とテレビ834のIPアドレスを入手する。
(11)宛先となる2つのIPアドレスを入手したマイク814は、XCASTと呼ばれる方式で、2つのIPアドレスを明示的に宛先アドレスとして指定し、集音した音声ストリームを送出する。XCASTとは、例えば文献(特開2000−354063)で提案される配送方式を用いて実現できる。このXCASTを用いれば、複数の宛先に対する配送を、いわゆるバケツリレーで配信するため、一般のマルチキャストと同様に帯域を節約した通信が可能となる。
(12)マイク814の送出したXCASTの音声ストリームを受信したステレオ824は、受信した音声ストリームを再生しつつ、宛先となるもう一つのIPアドレス(この場合はテレビ834のIPアドレス)へと転送する。転送されたパケットを受信したテレビ834においても、音声ストリームを再生することで、マイク814の集音した音声を、ホームネットワーク821上のステレオ824と、ホームネットワーク831条のテレビ834の双方で再生することが可能となる。
なお、XCASTのパケットは、必ずしも配送先ノードとなるステレオ824によりテレビ834へと中継されるとは限らない。インターネット801を通過する経路の中のルータの一つでもXCASTに対応していれば、そのルータがテレビ834へと中継し、ステレオ824は通常のユニキャストの受信と同じ動作をする場合もある。
本発明によると、ネットワークに接続された機器を、情報担体に記録された情報に対応付ける操作を一度行えば、その情報担体を用いてその機器を識別し、通信相手として指定できるようになる。その結果、例えば、家庭用電気機器やオフィス用電気機器、産業用電気機器などに多く見られる、貧弱で固定的なユーザインタフェースしか有しない機器、あるいはまったくユーザインタフェースを有しない機器をネットワークに接続したとしても、容易にそれらの装置を識別し、通信相手として指定できるようになる。
また、機器のネットワーク上の論理的な位置としての意味を含むURLやドメイン名、アドレスといった情報を情報担体に格納する従来の技術では、ISP内部のネットワーク構成の変更や物理的な引越しなどによるネットワークアドレスの変更に対して、情報担体の記憶した情報の更新という操作が必要であった。ネットワーク上の論理的な位置とは無関係に情報担体に格納されている情報を用いて機器を識別する本発明によれば、例えネットワークアドレスの変更が発生したとしても、情報担体の記憶した情報を変更する必要はない。そのため、機器本体と情報担体を電気的に結合せず、単に機器に無線タグを貼付したり、バーコードを印刷したりするだけの構成を採ったとしても、利用者や管理者が無線タグやバーコードの内容を更新することなく、ネットワークアドレスの変更が可能となる。
従って、本発明により、広く一般的に用いられている電気機器を、容易にネットワークに接続して利用することが可能となるため、その産業上の利用可能性は極めて大きなものである。
本発明の最良の実施の形態である設定装置100のブロック構成図 本発明に係る電気機器制御システムの実施例1である電気機器制御システム200のブロック構成とその周辺機器等の図 本発明に係る電気機器制御システムの実施例1である電気機器制御システム200の動作シーケンス例の図 本発明に係る電気機器制御システムの実施例1であるテレビ239(電気機器)のフィルタリング動作例の図 本発明に係る電気機器制御システムの実施例1であるテレビ239(電気機器)の許可アドレステーブル例の図 本発明に係る電気機器制御システムの実施例2である電気機器制御システム300のブロック構成とその周辺機器等の図 本発明に係る電気機器制御システムの実施例2である電気機器制御システム300の設定動作シーケンス例の図 本発明に係る電気機器制御システムの実施例2である電気機器制御システム300の探索動作シーケンス例の図 本発明に係る電気機器制御システムの実施例3である電気機器制御システム400のブロック構成とその周辺機器等の図 本発明に係る電気機器制御システムの実施例3である電気機器制御システム400の設定動作シーケンス例の図 本発明に係る電気機器制御システムの実施例3である電気機器制御システム400の探索動作シーケンス例の図 本発明に係る電気機器制御システムの実施例4である電気機器制御システム500のブロック構成とその周辺機器等の図 本発明に係る電気機器制御システムの実施例4である電気機器制御システム500の重複検知動作シーケンス例1の図 本発明に係る電気機器制御システムの実施例4である電気機器制御システム500の重複検知動作シーケンス例2の図 本発明に係る電気機器制御システムの実施例5である電気機器制御システム600のブロック構成とその周辺機器等の図 本発明に係る電気機器制御システムの実施例4である電気機器制御システム600の設定/探索動作シーケンス例1の図 本発明に係る電気機器制御システムの実施例4である電気機器制御システム600の設定動作シーケンス例2の図 本発明に係る電気機器制御システムの実施例4である電気機器制御システム600の設定/探索動作シーケンス例3の図 本発明に係る電気機器制御システムの実施例6である電気機器制御システム700のブロック構成とその周辺機器等の図 本発明に係る電気機器制御システムの実施例6である電気機器制御システム700の設定動作シーケンス例の図 本発明に係る電気機器制御システムの実施例6である電気機器制御システム700の探索動作シーケンス例の図 本発明に係る電気機器制御システムの実施例7である電気機器制御システム800のブロック構成とその周辺機器等の図 本発明に係る電気機器制御システムの実施例7である電気機器制御システム800の設定動作シーケンス例の図
符号の説明
100 設定装置
101 読取部
102 設定部
103 記憶部
104 情報担体
107 機器探索要求
108 機器探索応答
109 電気機器
110 探索装置
111 ネットワーク
151 情報
200 電気機器制御システム
210 携帯電話(探索装置)
211 第2の読取部
212 無線LANインタフェース
214 RFIDタグ(情報担体)
216 名前設定要求
217 機器探索要求
218 機器探索応答
220 リモコン(設定装置)
221 第1の読取部
222 設定部
232 ホームネットワーク
239 テレビ(電気機器)
251 情報
300 電気機器制御システム
305 ホームネットワーク
310 テレビ(設定装置 兼 探索装置)
312,322 ネットワークインタフェース
314,324 RFIDタグ(情報担体)
315,325 情報
317,327 機器探索要求
318,328 機器探索応答
320 電子レンジ(電気機器)
326 名前設定要求
330 RFIDリーダ(読取装置)
334 読取部
332 無線LANインタフェース
400 電気機器制御システム
405 ホームネットワーク
410 テレビ(設定装置 兼 探索装置)
412,422 ネットワークインタフェース
420 エアコン(電気機器)
424 RFIDタグ(情報担体)
425 情報
426 名前設定要求
427 機器探索要求
428 機器探索応答
430 リモコン(読取装置)
434 読取部
500 電気機器制御システム
505 ホームネットワーク
510 テレビ(電気機器)
512,542 ネットワークインタフェース
520 菓子箱(情報担体)
526 名前設定要求
527 機器探索要求
528 機器探索応答
529 重複検出通知
530 携帯電話(設定装置)
532 無線LANインタフェース
534 カメラ
540 冷蔵庫(電気機器)
600 電気機器制御システム
601 インターネット
605 ホームネットワーク
610 ホームゲートウエイ(電気機器)
613 名前解決サーバ
620 IPカメラ(電気機器)
622 バーコード(情報担体)
624 名前登録要求
625 情報
626 名前設定要求
627 機器探索要求
628 機器探索応答
630 携帯電話(探索装置)
632,642 ネットワークインタフェース
634,644 バーコード読取部
640 バーコードリーダ(設定装置)
700 電気機器制御システム
705 ホームネットワーク
710 ビデオ(探索装置)
712,722,732,742 ネットワークインタフェース
720 テレビ(電気機器)
724 RFIDタグ(情報担体)
725 情報
726 名前設定要求
727 機器探索要求
728 機器探索応答
730 RFIDリーダ(設定装置)
734 RFID読取部
740 ステレオ(電気機器)
800 電気機器制御システム
801 インターネット
802 RFIDタグ(情報担体)
804 セッションサーバ
805 情報
806 名前設定要求
811,821,831 ホームネットワーク
812 RFIDリーダ(読取装置)
814 マイク(探索装置)
817 機器探索要求
818 機器探索応答
822,832 RFIDリーダ(設定装置)
824 ステレオ(電気機器)
834 テレビ(電気機器)

Claims (16)

  1. 第1の情報が記憶されている第1の情報担体から前記第1の情報を読み取る第1の読取部と、
    前記第1の読取部が読み取った前記第1の情報を電気機器を識別する名前として設定する設定部と、を有する設定装置と、
    第2の情報が記憶されている第2の情報担体から前記第2の情報を読み取る第2の読取部と、
    前記第2の読取部が読み取った前記第2の情報を含む機器探索要求を、ネットワークに接続されている前記電気機器に送信する送信部と、を有する探索装置と、
    を有する電気機器制御システム。
  2. 情報が記憶されている情報担体から前記情報を読み取る読取部と、
    前記読取部が読み取った前記情報を電気機器を識別する名前として設定する設定部と、
    を有する設定装置。
  3. 情報が記憶されている情報担体から前記情報を読み取る他の装置から、ネットワークを介して前記情報を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した前記情報を、電気機器を識別する名前として設定する設定部と、
    を有する設定装置。
  4. 前記設定部は、前記読取部が読み取った前記情報を、電気機器を識別する名前としてネットワークを介して前記電気機器または他の電気機器に設定する、
    請求項2または請求項3に記載の設定装置。
  5. 前記読取部が読み取った前記情報を探索の対象となる電気機器を識別する名前として含む機器探索要求を、前記ネットワークに送信する送信部を有する、
    請求項4に記載の設定装置。
  6. 情報が記憶されている情報担体から前記情報を読み取る読取部と、
    前記読取部が読み取った前記情報を探索の対象となる電気機器を識別する名前として含む機器探索要求を、ネットワークに送信する送信部とを有する、
    探索装置。
  7. 情報が記憶されている情報担体から前記情報を読み取る他の装置から、ネットワークを介して前記情報を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した前記情報を探索の対象となる電気機器を識別する名前として含む機器探索要求を、ネットワークに送信する送信部と、
    を有する探索装置。
  8. ネットワークに接続されている電気機器であって、
    情報が記憶されている情報担体から前記情報を読み取る設定装置より前記ネットワークを介して前記情報を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した前記情報を、前記電気機器を識別する名前として記憶する記憶部と、
    を有する電気機器。
  9. 情報が記憶されている情報担体から前記情報を読み取る設定装置より、ネットワークを介して前記情報を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した前記情報を、他の電気機器を識別する名前として記憶する記憶部と、
    を有する電気機器。
  10. 前記受信部が受信した前記情報を探索の対象となる電気機器を識別する名前として含む機器探索要求を、前記ネットワークに送信する送信部を有する、
    請求項8または請求項9に記載の電気機器。
  11. ネットワークに接続されている電気機器であって、
    情報が記憶されている情報担体から読み取られた前記情報を前記電気機器を識別する名前として含む機器探索要求を受信する受信部と、
    前記名前で識別される前記電気機器のネットワークアドレスを含む機器探索応答を前記ネットワークに送信する送信部と、
    を有する電気機器。
  12. 情報が記憶されている情報担体から読み取られた前記情報を他の電気機器を識別する名前として含む機器探索要求を受信する受信部と、
    前記名前で識別される前記他の電気機器のネットワークアドレスを含む機器探索応答をネットワークに送信する送信部と、
    を有する電気機器。
  13. 前記名前をホスト名として含むパケットを送出する送信部を有する、
    請求項8、請求項9、請求項11、または請求項12に記載の電気機器。
  14. 前記名前は前記電気機器を含む電気機器の集合を識別する名前である、
    請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の設定装置。
  15. 前記名前は前記電気機器を含む電気機器の集合を識別する名前である、
    請求項6または請求項7に記載の探索装置。
  16. 前記名前は前記電気機器を含む電気機器の集合を識別する名前である、
    請求項8から請求項12のいずれか1項に記載の電気機器。
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