JP2002232978A - ネットワーク上の機器を制御するためのリモコン装置、変換器、及び制御システム - Google Patents
ネットワーク上の機器を制御するためのリモコン装置、変換器、及び制御システムInfo
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- JP2002232978A JP2002232978A JP2001030382A JP2001030382A JP2002232978A JP 2002232978 A JP2002232978 A JP 2002232978A JP 2001030382 A JP2001030382 A JP 2001030382A JP 2001030382 A JP2001030382 A JP 2001030382A JP 2002232978 A JP2002232978 A JP 2002232978A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 実現が容易で、既存のリモコンの操作とほぼ
同様な操作により、ネットワークに接続された機器をリ
モコンから制御する。 【解決手段】 リモコン100とネットワークに接続さ
れた機器を制御する変換器200からなるシステムにお
いて、リモコン100に不変な機器固有の識別子を記憶
する手段と、ユーザーの操作によって、機器固有の識別
子と、制御コードを含む制御要求データを送出する手段
を具備させ、変換器200に、リモコン100から送出
された上記制御要求データを受信すると、上記制御要求
データに含まれる制御コードを、ネットワークに接続さ
れた機器を制御するためのプロトコルに適したデータに
変換する手段と、上記手段により変換されたデータを、
制御要求データに含まれる機器固有の識別子に対応する
機器へ送る手段とを具備させている。
同様な操作により、ネットワークに接続された機器をリ
モコンから制御する。 【解決手段】 リモコン100とネットワークに接続さ
れた機器を制御する変換器200からなるシステムにお
いて、リモコン100に不変な機器固有の識別子を記憶
する手段と、ユーザーの操作によって、機器固有の識別
子と、制御コードを含む制御要求データを送出する手段
を具備させ、変換器200に、リモコン100から送出
された上記制御要求データを受信すると、上記制御要求
データに含まれる制御コードを、ネットワークに接続さ
れた機器を制御するためのプロトコルに適したデータに
変換する手段と、上記手段により変換されたデータを、
制御要求データに含まれる機器固有の識別子に対応する
機器へ送る手段とを具備させている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続されたテレビ、ビデオ等の機器を遠隔制御できるリモ
コン装置に関するものである。
続されたテレビ、ビデオ等の機器を遠隔制御できるリモ
コン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】1つのリモコンで様々な機器を制御でき
るリモコンは、特開平9−307968号公報、特開平
10−322782号公報、等で示されている。当該リ
モコンは、制御したい機器へ直接データを送出するもの
であった。また、一般に家庭にあるリモコンでは、制御
したい機器を製造したメーカー等を識別する識別データ
であるリーダコードと機種を識別する識別データである
カスタムコードを機器の識別に用いている。また、平成
10年度 新エネルギー・産業技術総合開発機構委託に
よる環境対応ユニバーサルコントローラの開発成果報告
書に示されているユニバーサルコントローラでは、動的
に取得されるネットワークIDを機器の識別に用いてい
る。
るリモコンは、特開平9−307968号公報、特開平
10−322782号公報、等で示されている。当該リ
モコンは、制御したい機器へ直接データを送出するもの
であった。また、一般に家庭にあるリモコンでは、制御
したい機器を製造したメーカー等を識別する識別データ
であるリーダコードと機種を識別する識別データである
カスタムコードを機器の識別に用いている。また、平成
10年度 新エネルギー・産業技術総合開発機構委託に
よる環境対応ユニバーサルコントローラの開発成果報告
書に示されているユニバーサルコントローラでは、動的
に取得されるネットワークIDを機器の識別に用いてい
る。
【0003】また、ネットワークに接続されているテレ
ビ、ビデオ等の機器を、ネットワークを通して制御する
システムとして、例えば、HAVi(Home Aud
ioVideo interoperability)
がある。このシステムは、HAViコントローラと呼ば
れる機器の画面に、制御できる機器や制御する内容を表
示し、ユーザーは、HAViコントローラに付随するリ
モコンを用いて、制御する機器や制御内容を選択するこ
とで、ネットワークに接続されている機器を制御するも
のであった。また、リモコンを用いてネットワークに接
続された機器を制御するシステムは、特開平10−15
5188号公報で示されている。このシステムでは、カ
スタムコードで機器を識別し、リモコンの制御要求デー
タをそのまま制御対象となる機器へ送ることで、機器を
制御するものであった。
ビ、ビデオ等の機器を、ネットワークを通して制御する
システムとして、例えば、HAVi(Home Aud
ioVideo interoperability)
がある。このシステムは、HAViコントローラと呼ば
れる機器の画面に、制御できる機器や制御する内容を表
示し、ユーザーは、HAViコントローラに付随するリ
モコンを用いて、制御する機器や制御内容を選択するこ
とで、ネットワークに接続されている機器を制御するも
のであった。また、リモコンを用いてネットワークに接
続された機器を制御するシステムは、特開平10−15
5188号公報で示されている。このシステムでは、カ
スタムコードで機器を識別し、リモコンの制御要求デー
タをそのまま制御対象となる機器へ送ることで、機器を
制御するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の1つのリモコン
で様々な機器を制御できるユニバーサルリモコンやユニ
バーサルコントローラの場合、リモコンと操作対象とな
る機器との間でデータの送受信をするため、リモコンか
ら送出されるデータが操作対象となる機器まで届かない
状況の場合、機器を操作することができないという問題
があった。一方、前記のHAViといったネットワーク
を通して制御するシステムでは、例えば、VTR(Vi
deo Tape Recorder)を再生させると
いった簡単な操作であっても、リモコンを用いて、ダイ
アログといったユーザーインターフェイスから、制御す
る機器や制御内容を選ばなければ、制御できないという
問題があり、操作が複雑で、かつ、時間がかかるといっ
た問題がある。
で様々な機器を制御できるユニバーサルリモコンやユニ
バーサルコントローラの場合、リモコンと操作対象とな
る機器との間でデータの送受信をするため、リモコンか
ら送出されるデータが操作対象となる機器まで届かない
状況の場合、機器を操作することができないという問題
があった。一方、前記のHAViといったネットワーク
を通して制御するシステムでは、例えば、VTR(Vi
deo Tape Recorder)を再生させると
いった簡単な操作であっても、リモコンを用いて、ダイ
アログといったユーザーインターフェイスから、制御す
る機器や制御内容を選ばなければ、制御できないという
問題があり、操作が複雑で、かつ、時間がかかるといっ
た問題がある。
【0005】また、前記リモコンを用いてネットワーク
に接続された機器を制御するシステムでは、カスタムコ
ードを機器の識別に用いられているため、同一メーカー
の同一機種の機器が複数、ネットワークに接続されてい
る場合、機器を特定できないため、機器をユーザーに選
択させるか、事前にリモコンと制御対象となる機器のス
イッチの設定をする必要がある、このため、操作が複雑
で、時間がかかるといった問題が残っている。また、こ
のシステムでは、リモコンの制御要求データをそのまま
ネットワークに送出するため、制御対象となる機器すべ
てが、当該システムの仕様を満たさなければならず、規
格化しなければ実現が難しいといった問題がある。
に接続された機器を制御するシステムでは、カスタムコ
ードを機器の識別に用いられているため、同一メーカー
の同一機種の機器が複数、ネットワークに接続されてい
る場合、機器を特定できないため、機器をユーザーに選
択させるか、事前にリモコンと制御対象となる機器のス
イッチの設定をする必要がある、このため、操作が複雑
で、時間がかかるといった問題が残っている。また、こ
のシステムでは、リモコンの制御要求データをそのまま
ネットワークに送出するため、制御対象となる機器すべ
てが、当該システムの仕様を満たさなければならず、規
格化しなければ実現が難しいといった問題がある。
【0006】本特許の目的は、実現が容易で、既存のリ
モコンの操作とほぼ同様な操作により、ネットワークで
接続された機器をリモコンから操作できる、リモコン、
および変換器を提供することである。
モコンの操作とほぼ同様な操作により、ネットワークで
接続された機器をリモコンから操作できる、リモコン、
および変換器を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、リモコン装置と変換器において、リモコ
ン装置に以下の手段を具備させる。 (1)機器を識別するための、時系列的に不変な固有の
識別子(以下、機器固有IDと呼ぶ)を保持するID記
憶手段、(2)ユーザーの希望する機器操作を入力する
ための機器制御入力手段、(3)機器固有ID、制御コ
ードを含む制御要求データを変換器へ向けて送出する制
御要求データ送出手段、(4)機器固有IDと文字デー
タを登録するID登録手段、(5)制御対象とする機器
固有IDを選択する機器選択手段、(6)上記の(5)
で選択した機器に対応する文字データを画面に表示する
選択機器表示手段。
め、本発明は、リモコン装置と変換器において、リモコ
ン装置に以下の手段を具備させる。 (1)機器を識別するための、時系列的に不変な固有の
識別子(以下、機器固有IDと呼ぶ)を保持するID記
憶手段、(2)ユーザーの希望する機器操作を入力する
ための機器制御入力手段、(3)機器固有ID、制御コ
ードを含む制御要求データを変換器へ向けて送出する制
御要求データ送出手段、(4)機器固有IDと文字デー
タを登録するID登録手段、(5)制御対象とする機器
固有IDを選択する機器選択手段、(6)上記の(5)
で選択した機器に対応する文字データを画面に表示する
選択機器表示手段。
【0008】また、変換器には以下の手段を具備させ
る。 (7)リモコン装置から制御要求データを受信する制御
要求データ受信手段と、(8)上記の(7)で受信した
制御要求データから、機器固有IDと制御コードを取得
し、制御コードに対応する、プロトコルに適したコマン
ドに変換するコマンド変換手段と、(9)上記の(8)
で変換したコマンドを、ネットワークに接続された制御
対象機器へ向けて送出するコマンド送出手段。
る。 (7)リモコン装置から制御要求データを受信する制御
要求データ受信手段と、(8)上記の(7)で受信した
制御要求データから、機器固有IDと制御コードを取得
し、制御コードに対応する、プロトコルに適したコマン
ドに変換するコマンド変換手段と、(9)上記の(8)
で変換したコマンドを、ネットワークに接続された制御
対象機器へ向けて送出するコマンド送出手段。
【0009】本発明において、まず、リモコンは、使用
する前に機器固有IDとその機器の名前を、ID登録手
段により、リモコンに登録する。そして、機器選択手段
により、登録された機器の中から、制御対象となる機器
を選択し、機器制御入力手段により、機器の制御内容を
選択する。次に、リモコンの制御要求データ送出手段に
より、変換器へ向けて、選択された機器固有IDと制御
コードからなる制御要求データを送出する。
する前に機器固有IDとその機器の名前を、ID登録手
段により、リモコンに登録する。そして、機器選択手段
により、登録された機器の中から、制御対象となる機器
を選択し、機器制御入力手段により、機器の制御内容を
選択する。次に、リモコンの制御要求データ送出手段に
より、変換器へ向けて、選択された機器固有IDと制御
コードからなる制御要求データを送出する。
【0010】変換器においては、制御要求データ受信手
段により、リモコンからの制御要求データを受信する。
そして、コマンド変換手段により、受信した制御要求デ
ータを、ネットワークのプロトコルに適したコマンドに
変換し、コマンド送出手段により、制御対象機器へコマ
ンドを送出する。
段により、リモコンからの制御要求データを受信する。
そして、コマンド変換手段により、受信した制御要求デ
ータを、ネットワークのプロトコルに適したコマンドに
変換し、コマンド送出手段により、制御対象機器へコマ
ンドを送出する。
【0011】これにより、ネットワークに接続された機
器を、リモコンを用いて遠隔制御することができる。そ
して、リモコンが機器固有IDを保持し、送出するた
め、変換器とリモコンの組み合わせに関係なく、送信す
ることができるので、リモコンを持って、他の部屋に移
動しても、同様に制御することができる。さらに、既存
のリモコンのような操作により機器を制御できるので、
簡単な操作については、ダイアログを画面に表示し、カ
ーソルを動かして操作するよりも、簡単に操作すること
ができる。
器を、リモコンを用いて遠隔制御することができる。そ
して、リモコンが機器固有IDを保持し、送出するた
め、変換器とリモコンの組み合わせに関係なく、送信す
ることができるので、リモコンを持って、他の部屋に移
動しても、同様に制御することができる。さらに、既存
のリモコンのような操作により機器を制御できるので、
簡単な操作については、ダイアログを画面に表示し、カ
ーソルを動かして操作するよりも、簡単に操作すること
ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の概要を、図1を用いて説
明する。図1の中の100はリモコンである。リモコン
100は、変換器200を通して、機器A300、機器
B310を制御する。図1中の機器A300や機器B3
10は、例えば、テレビやVTR(Video Tap
e Recorder)といった家電機器であって、有
線もしくは無線のネットワークに接続されており、各機
器を遠隔制御できる共通のプロトコル、例えば、HAV
i(Home Audio Video intero
perability)といったものに対応しているも
のとする。図1中の変換器200は、リモコンから送ら
れた制御要求データを受信すると、ネットワークに接続
された機器を制御するためのプロトコルに適した制御コ
マンドに変換し、制御対象となる機器へ向けて、変換し
た制御コマンドをネットワーク上へ送出するものであ
る。なお、変換器200は、機器A300や機器B31
0といったものに組み込まれていてもかまわない。
明する。図1の中の100はリモコンである。リモコン
100は、変換器200を通して、機器A300、機器
B310を制御する。図1中の機器A300や機器B3
10は、例えば、テレビやVTR(Video Tap
e Recorder)といった家電機器であって、有
線もしくは無線のネットワークに接続されており、各機
器を遠隔制御できる共通のプロトコル、例えば、HAV
i(Home Audio Video intero
perability)といったものに対応しているも
のとする。図1中の変換器200は、リモコンから送ら
れた制御要求データを受信すると、ネットワークに接続
された機器を制御するためのプロトコルに適した制御コ
マンドに変換し、制御対象となる機器へ向けて、変換し
た制御コマンドをネットワーク上へ送出するものであ
る。なお、変換器200は、機器A300や機器B31
0といったものに組み込まれていてもかまわない。
【0013】また、リモコン100は、制御する機器を
一意に特定できるように、各機器に予め一意に割り振ら
れた不変な番号、機器固有IDを保持しているものとす
る。この機器固有IDは、例えば、IEEE1394で
のGUID(GlobalUnique Identi
fier)や、EthernetでのMACアドレス
(Media Access Control Add
ress)である。
一意に特定できるように、各機器に予め一意に割り振ら
れた不変な番号、機器固有IDを保持しているものとす
る。この機器固有IDは、例えば、IEEE1394で
のGUID(GlobalUnique Identi
fier)や、EthernetでのMACアドレス
(Media Access Control Add
ress)である。
【0014】まず、リモコン100が予め複数の機器固
有IDを保持しているのであれば、機器選択ボタン10
2を用いて、制御対象となる機器を選択する。そして、
希望の動作に対応する操作ボタン101を押すと、リモ
コン100は、制御対象となる機器固有IDと、制御の
内容を表す機器制御コードから成る制御要求データを、
変換器200へ向けて送出する。変換器200は、受信
した制御要求データを解析し、機器固有IDに対応する
機器に向けて、機器制御コードに対応する制御コマンド
を既存のネットワーク上へ送り出す。これにより、ネッ
トワーク上に存在する機器を、リモコン100を用いて
操作することができる。
有IDを保持しているのであれば、機器選択ボタン10
2を用いて、制御対象となる機器を選択する。そして、
希望の動作に対応する操作ボタン101を押すと、リモ
コン100は、制御対象となる機器固有IDと、制御の
内容を表す機器制御コードから成る制御要求データを、
変換器200へ向けて送出する。変換器200は、受信
した制御要求データを解析し、機器固有IDに対応する
機器に向けて、機器制御コードに対応する制御コマンド
を既存のネットワーク上へ送り出す。これにより、ネッ
トワーク上に存在する機器を、リモコン100を用いて
操作することができる。
【0015】次に、本システムを構成するハードウェア
の構成について説明する。リモコン100、および変換
器200のハードウェア構成について図2を用いて説明
する。まず、リモコン100のハードウェアの構成につ
いて、図2を用いて説明する。図中104はCPUであ
る。周辺部の制御、データの処理や通信にかかわる各種
プログラムの実行を行う。105はROM(Read
Only Memory)であり、本実施例で使用され
る各プログラムやデータを記憶する。106はRAM
(Random Access Memory)であ
り、本実施例で使用される各プログラムをROMからロ
ードして実行したり、データを記憶したりする。
の構成について説明する。リモコン100、および変換
器200のハードウェア構成について図2を用いて説明
する。まず、リモコン100のハードウェアの構成につ
いて、図2を用いて説明する。図中104はCPUであ
る。周辺部の制御、データの処理や通信にかかわる各種
プログラムの実行を行う。105はROM(Read
Only Memory)であり、本実施例で使用され
る各プログラムやデータを記憶する。106はRAM
(Random Access Memory)であ
り、本実施例で使用される各プログラムをROMからロ
ードして実行したり、データを記憶したりする。
【0016】107はデータ送出ユニットであり、リモ
コン100から送出される制御要求データ(後で説明す
る)を送出するのに使用する。データ送出ユニット10
7は、例えば、赤外線送信装置である。101は機器操
作入力装置であり、機器の制御内容をユーザーが指定す
るのに使われる。機器操作入力装置101は、例えば、
ボタンである。102は機器選択入力装置であり、制御
する機器の指定に使われる。機器選択入力装置102
は、例えば、ボタンである。103は表示制御部であ
り、画面への表示に使われる。画面表示部103は、例
えば、LCD(Liquid Crystal Dis
play)である。なお、制御対象となる機器が1つに
限られる場合、機器選択入力装置102と表示制御部1
03はなくてもよい。108は機器固有ID入力装置で
あり、例えば、テンキーである。機器固有ID入力装置
108は、機器固有IDをリモコン100に登録するの
に使用する。そのため、予めリモコン100に機器固有
IDが登録されていて、新規に登録しない場合は、この
機器固有ID入力装置108はなくてもかまわない。
コン100から送出される制御要求データ(後で説明す
る)を送出するのに使用する。データ送出ユニット10
7は、例えば、赤外線送信装置である。101は機器操
作入力装置であり、機器の制御内容をユーザーが指定す
るのに使われる。機器操作入力装置101は、例えば、
ボタンである。102は機器選択入力装置であり、制御
する機器の指定に使われる。機器選択入力装置102
は、例えば、ボタンである。103は表示制御部であ
り、画面への表示に使われる。画面表示部103は、例
えば、LCD(Liquid Crystal Dis
play)である。なお、制御対象となる機器が1つに
限られる場合、機器選択入力装置102と表示制御部1
03はなくてもよい。108は機器固有ID入力装置で
あり、例えば、テンキーである。機器固有ID入力装置
108は、機器固有IDをリモコン100に登録するの
に使用する。そのため、予めリモコン100に機器固有
IDが登録されていて、新規に登録しない場合は、この
機器固有ID入力装置108はなくてもかまわない。
【0017】次に、変換器200のハードウェアの構成
について、図2を用いて説明する。図中201はCPU
で周辺部の制御、データの処理や通信にかかわる各種プ
ログラムの実行を行う。202はROM(Read O
nly Memory)であり、本実施例で使用される
各プログラムやデータを記憶する。203はRAM(R
andom Access Memory)であり、本
実施例で使用される各プログラムをROMからロードし
て実行したり、処理に必要となるデータを記憶したりす
る。204は受信装置であり、リモコン100のデータ
送出ユニット107から送出される信号を受信する。2
05は通信ユニットであり、他の機器を制御するための
コマンドの送出やレスポンスの受信に用いられる。例え
ば、1394通信ユニットである。
について、図2を用いて説明する。図中201はCPU
で周辺部の制御、データの処理や通信にかかわる各種プ
ログラムの実行を行う。202はROM(Read O
nly Memory)であり、本実施例で使用される
各プログラムやデータを記憶する。203はRAM(R
andom Access Memory)であり、本
実施例で使用される各プログラムをROMからロードし
て実行したり、処理に必要となるデータを記憶したりす
る。204は受信装置であり、リモコン100のデータ
送出ユニット107から送出される信号を受信する。2
05は通信ユニットであり、他の機器を制御するための
コマンドの送出やレスポンスの受信に用いられる。例え
ば、1394通信ユニットである。
【0018】次に、リモコン100や変換器200で発
生する処理について説明する。ただし、制御したい機器
が接続されているネットワークにおいて、通信媒体や、
他の機器を制御するのに用いられるプロトコルについて
は、本特許は問わないが、ここでは、IEEE1394
で制御したい機器が接続されており、AV/Cを用いて
他の機器を制御するものとして説明する。
生する処理について説明する。ただし、制御したい機器
が接続されているネットワークにおいて、通信媒体や、
他の機器を制御するのに用いられるプロトコルについて
は、本特許は問わないが、ここでは、IEEE1394
で制御したい機器が接続されており、AV/Cを用いて
他の機器を制御するものとして説明する。
【0019】最初に、少なくとも1つ以上の機器固有I
Dを登録できるリモコン100において、登録されてい
る機器固有IDのリストデータ400と、機器固有ID
入力装置108を操作したときに発生する処理につい
て、図3、図4、図5を用いて説明する。
Dを登録できるリモコン100において、登録されてい
る機器固有IDのリストデータ400と、機器固有ID
入力装置108を操作したときに発生する処理につい
て、図3、図4、図5を用いて説明する。
【0020】まず、機器固有IDのリストデータ400
について、図3を用いて説明する。リモコン100に保
存され、変換器200へ機器を制御するための制御要求
データを送出する際に使用される機器固有IDのリスト
データ400は、ID401と名前402から構成され
る。ID401とは、登録された機器固有IDのことで
あり、名前402とは、ユーザーが登録された機器を識
別しやすくするための文字情報であり、例えば、機器固
有IDを登録した機器がビデオであれば、”VTR”と
いう文字情報が格納される。
について、図3を用いて説明する。リモコン100に保
存され、変換器200へ機器を制御するための制御要求
データを送出する際に使用される機器固有IDのリスト
データ400は、ID401と名前402から構成され
る。ID401とは、登録された機器固有IDのことで
あり、名前402とは、ユーザーが登録された機器を識
別しやすくするための文字情報であり、例えば、機器固
有IDを登録した機器がビデオであれば、”VTR”と
いう文字情報が格納される。
【0021】次に、登録処理700について、図4、図
5を用いて説明する。機器固有ID入力装置108の登
録ボタン108aを押すと、登録処理700が起動され
る。登録処理700では、まず、ユーザーが登録したい
機器の機器固有IDを、テンキーを用いて入力する(ス
テップ701)。次に、きちんと機器固有IDが入力さ
れたか、つまり、機器固有IDのフォーマットが合致す
るかを調べ、機器固有IDがきちんと入力されてなけれ
ば、ステップ701へ戻る(ステップ702)。次に、
ステップ701で入力された機器固有IDが以前登録さ
れているものと一致するかを調べ、一致する場合にはス
テップ701へ戻り、再度、機器固有IDの入力を行う
(ステップ703)。次に、入力された機器固有IDに
対応する名前を、テンキーを用いて入力する(ステップ
704)。最後に、入力された機器固有IDと名前を機
器固有IDのリストデータに新たなデータとして追加す
る(ステップ704)。
5を用いて説明する。機器固有ID入力装置108の登
録ボタン108aを押すと、登録処理700が起動され
る。登録処理700では、まず、ユーザーが登録したい
機器の機器固有IDを、テンキーを用いて入力する(ス
テップ701)。次に、きちんと機器固有IDが入力さ
れたか、つまり、機器固有IDのフォーマットが合致す
るかを調べ、機器固有IDがきちんと入力されてなけれ
ば、ステップ701へ戻る(ステップ702)。次に、
ステップ701で入力された機器固有IDが以前登録さ
れているものと一致するかを調べ、一致する場合にはス
テップ701へ戻り、再度、機器固有IDの入力を行う
(ステップ703)。次に、入力された機器固有IDに
対応する名前を、テンキーを用いて入力する(ステップ
704)。最後に、入力された機器固有IDと名前を機
器固有IDのリストデータに新たなデータとして追加す
る(ステップ704)。
【0022】上記のようなIDの入力法以外に、機器固
有ID入力装置108として、バーコード読み取り機や
磁気読み取り機にし、IDを取得する方法がある。ま
た、機器固有ID入力装置108をID登録通信ユニッ
トとし、リモコン100にID登録通信ユニットを設け
て、さらに登録する機器にもID通信ユニットを設け
て、機器と通信してIDを取得する方法もある。また、
リモコン100にID登録通信ユニットを設け、変換器
200にID登録通信ユニットを設けて、変換器と通信
してIDを取得する方法でもよい。機器固有ID入力装
置108としてバーコード読み取り機を用いる場合、リ
モコン装置のハードウェアは、図6のように、バーコー
ド読み取りユニット108を取り付けて、図7のよう
に、登録処理のステップ701をバーコード読み取りユ
ニットから機器固有IDを読み込む処理に、登録処理の
ステップ702をステップ701できちんと読み込まれ
たかを検査する処理に変更すればよい。また、機器固有
ID入力装置108として、磁気読み取り機を用いる場
合、リモコン装置のハードウェアは、磁気読み取り機を
取り付けて、上記のバーコード読み取り機を用いた場合
の登録処理、ステップ701を磁気読み取りユニットか
ら機器固有IDを読み込む処理に変更すればよい。この
ように入力方法を用いれば、テンキーボタン108bを
用いて入力するよりも簡単な操作で間違いなく入力する
ことができる。
有ID入力装置108として、バーコード読み取り機や
磁気読み取り機にし、IDを取得する方法がある。ま
た、機器固有ID入力装置108をID登録通信ユニッ
トとし、リモコン100にID登録通信ユニットを設け
て、さらに登録する機器にもID通信ユニットを設け
て、機器と通信してIDを取得する方法もある。また、
リモコン100にID登録通信ユニットを設け、変換器
200にID登録通信ユニットを設けて、変換器と通信
してIDを取得する方法でもよい。機器固有ID入力装
置108としてバーコード読み取り機を用いる場合、リ
モコン装置のハードウェアは、図6のように、バーコー
ド読み取りユニット108を取り付けて、図7のよう
に、登録処理のステップ701をバーコード読み取りユ
ニットから機器固有IDを読み込む処理に、登録処理の
ステップ702をステップ701できちんと読み込まれ
たかを検査する処理に変更すればよい。また、機器固有
ID入力装置108として、磁気読み取り機を用いる場
合、リモコン装置のハードウェアは、磁気読み取り機を
取り付けて、上記のバーコード読み取り機を用いた場合
の登録処理、ステップ701を磁気読み取りユニットか
ら機器固有IDを読み込む処理に変更すればよい。この
ように入力方法を用いれば、テンキーボタン108bを
用いて入力するよりも簡単な操作で間違いなく入力する
ことができる。
【0023】次に、複数の機器固有IDを保持するリモ
コン100において、機器選択入力装置102を操作し
たときに発生する処理について、図8、図9、図10、
図11、図12、図13を用いて説明する。機器選択入
力装置102を持つリモコン100には、表示画面を備
えており、表示画面には、図8のように、選択された制
御対象となる機器の名前が表示されている。ここで、ユ
ーザーが図13中の機器選択入力装置107の選択ボタ
ン102aを押すと、図13で示されているような選択
処理800が起動される。選択処理800では、まず、
RAM(Random Access Memory)
に保存されている機器固有IDのリストデータ400を
取得し、その一覧を図9のように表示する。このとき、
現在選択されている機器には、枠で囲んだり、文字を反
転させるなどをして、ユーザーに分かるように表示する
(ステップ801)。次に、ユーザーが押したボタンの
種類を取得する(ステップ802)。押されたボタン
が、決定ボタン102bでなければ、機器固有IDのリ
ストデータ400の中で次の機器を現在選択されている
機器とし、ステップ801へ進み、図10のように表示
する。押されたボタンが、決定ボタン102bであれば
ステップ804へ進む(ステップ803)。現在、枠が
囲まれていたり、文字が反転されていたりする機器を、
選択された機器として、制御対象となる機器の機器固有
IDと設定し、図11のように表示する(ステップ80
4)。
コン100において、機器選択入力装置102を操作し
たときに発生する処理について、図8、図9、図10、
図11、図12、図13を用いて説明する。機器選択入
力装置102を持つリモコン100には、表示画面を備
えており、表示画面には、図8のように、選択された制
御対象となる機器の名前が表示されている。ここで、ユ
ーザーが図13中の機器選択入力装置107の選択ボタ
ン102aを押すと、図13で示されているような選択
処理800が起動される。選択処理800では、まず、
RAM(Random Access Memory)
に保存されている機器固有IDのリストデータ400を
取得し、その一覧を図9のように表示する。このとき、
現在選択されている機器には、枠で囲んだり、文字を反
転させるなどをして、ユーザーに分かるように表示する
(ステップ801)。次に、ユーザーが押したボタンの
種類を取得する(ステップ802)。押されたボタン
が、決定ボタン102bでなければ、機器固有IDのリ
ストデータ400の中で次の機器を現在選択されている
機器とし、ステップ801へ進み、図10のように表示
する。押されたボタンが、決定ボタン102bであれば
ステップ804へ進む(ステップ803)。現在、枠が
囲まれていたり、文字が反転されていたりする機器を、
選択された機器として、制御対象となる機器の機器固有
IDと設定し、図11のように表示する(ステップ80
4)。
【0024】次に、リモコン100において、機器操作
入力装置101を操作したときに発生する機器操作入力
処理850について、図1、図14、及び図15を用い
て説明する。図1中の機器操作入力装置101を操作す
ると、図15で示されているような機器操作入力処理8
50が起動される。まず、現在、制御対象として選択さ
れている機器の機器固有ID451と、ユーザーによっ
て押された機器操作入力装置101のボタンに対応する
制御コード452を元に、図14のような形のデータ4
50を作成する(ステップ851)。最後に、作成され
たデータを、リモコンのデータ送出ユニット107を用
いて、変換器200へ向けて送出する(ステップ85
2)。
入力装置101を操作したときに発生する機器操作入力
処理850について、図1、図14、及び図15を用い
て説明する。図1中の機器操作入力装置101を操作す
ると、図15で示されているような機器操作入力処理8
50が起動される。まず、現在、制御対象として選択さ
れている機器の機器固有ID451と、ユーザーによっ
て押された機器操作入力装置101のボタンに対応する
制御コード452を元に、図14のような形のデータ4
50を作成する(ステップ851)。最後に、作成され
たデータを、リモコンのデータ送出ユニット107を用
いて、変換器200へ向けて送出する(ステップ85
2)。
【0025】次に、変換器200において、リモコン1
00からデータを受信したときに発生する変換処理90
0について、図16、図17、図18を用いて説明す
る。まず、変換処理900で用いられる、機器固有ID
とバスID、ノードIDとの対応表500と、機器制御
コードとAV/Cコマンドとの対応表600のデータの
詳細について、図16、図17を用いて説明する。
00からデータを受信したときに発生する変換処理90
0について、図16、図17、図18を用いて説明す
る。まず、変換処理900で用いられる、機器固有ID
とバスID、ノードIDとの対応表500と、機器制御
コードとAV/Cコマンドとの対応表600のデータの
詳細について、図16、図17を用いて説明する。
【0026】最初に、機器固有IDとバスID、ノード
IDとの対応表500について、図16を用いて説明す
る。IEEE1394では、機器を指定するバスID、
ノードIDは、バスリセットが起こるたびに、変化する
可能性がある。そのため、機器を一意に指定する機器固
有IDと、現段階でのバスID、ノードIDとの対応を
常に把握しなければならない。そして、実際に機器を指
定するには、IEEE1394では、バスID、ノード
IDを用いるため、その際に使用される対応表500
は、機器固有ID501と、バスID、ノードID50
2から構成される。この対応表は、IEEE1394上
でバスリセットが起こるたびに更新され、常に正しい対
応が取れるようになっている。
IDとの対応表500について、図16を用いて説明す
る。IEEE1394では、機器を指定するバスID、
ノードIDは、バスリセットが起こるたびに、変化する
可能性がある。そのため、機器を一意に指定する機器固
有IDと、現段階でのバスID、ノードIDとの対応を
常に把握しなければならない。そして、実際に機器を指
定するには、IEEE1394では、バスID、ノード
IDを用いるため、その際に使用される対応表500
は、機器固有ID501と、バスID、ノードID50
2から構成される。この対応表は、IEEE1394上
でバスリセットが起こるたびに更新され、常に正しい対
応が取れるようになっている。
【0027】次に、機器制御コードとAV/Cコマンド
との対応表について、図17を用いて説明する。リモコ
ン100から送られてくる機器制御コードを、IEEE
1394によって接続された機器を制御するためのAV
/Cコマンドへ変換するために使われる対応表600
は、機器制御コード601とAV/Cコマンド602か
ら構成される。なお、対応表ではなく、機器制御コード
によって処理が分岐し、それぞれに対応するAV/Cコ
マンドを送出するプログラムとしても同様に実現させる
ことができる。
との対応表について、図17を用いて説明する。リモコ
ン100から送られてくる機器制御コードを、IEEE
1394によって接続された機器を制御するためのAV
/Cコマンドへ変換するために使われる対応表600
は、機器制御コード601とAV/Cコマンド602か
ら構成される。なお、対応表ではなく、機器制御コード
によって処理が分岐し、それぞれに対応するAV/Cコ
マンドを送出するプログラムとしても同様に実現させる
ことができる。
【0028】次に、変換処理900について、図18を
用いて説明する。変換器200がリモコン100のデー
タ送出ユニット107から送出された制御要求データ4
50を受信すると、変換処理900が起動される。変換
処理900では、まず、受信した制御要求データ450
を解析し、機器固有ID451と、機器制御コード45
2を取得する(ステップ901)。次に、RAM(Ra
ndom Access Memory)に格納されて
いる機器固有IDとIEEE1394上での機器の識別
子、バスID、ノードIDとの対応表500の中に、ス
テップ901で取得した機器固有IDが存在するか調べ
る(ステップ902)。次に、ステップ902で調べた
結果、機器固有IDが対応表500に存在しなければ処
理は終了し、対応表500にあれば、ステップ901で
取得した機器固有IDに対応するバスID、ノードID
502を取得し、ステップ904へ進む(ステップ90
3)。
用いて説明する。変換器200がリモコン100のデー
タ送出ユニット107から送出された制御要求データ4
50を受信すると、変換処理900が起動される。変換
処理900では、まず、受信した制御要求データ450
を解析し、機器固有ID451と、機器制御コード45
2を取得する(ステップ901)。次に、RAM(Ra
ndom Access Memory)に格納されて
いる機器固有IDとIEEE1394上での機器の識別
子、バスID、ノードIDとの対応表500の中に、ス
テップ901で取得した機器固有IDが存在するか調べ
る(ステップ902)。次に、ステップ902で調べた
結果、機器固有IDが対応表500に存在しなければ処
理は終了し、対応表500にあれば、ステップ901で
取得した機器固有IDに対応するバスID、ノードID
502を取得し、ステップ904へ進む(ステップ90
3)。
【0029】次に、ROM(Read Only Me
mory)もしくは、RAMに格納されている、制御コ
ードとAV/Cコマンドとの対応表600の中に、ステ
ップ901で取得した制御コードが存在するかを調べる
(ステップ904)。次に、ステップ904で調べた結
果、制御コードが対応表に存在しなければ処理は終了
し、対応表600にあれば、ステップ901で取得した
制御コードに対応するAV/Cコマンド602を取得
し、ステップ906へ進む(ステップ905)。最後
に、ステップ903とステップ905で取得したバスI
D、ノードIDとAV/CコマンドからAV/Cパケッ
トを生成し、IEEE1394を通して、制御対象とな
る機器へ送出する(ステップ906)。
mory)もしくは、RAMに格納されている、制御コ
ードとAV/Cコマンドとの対応表600の中に、ステ
ップ901で取得した制御コードが存在するかを調べる
(ステップ904)。次に、ステップ904で調べた結
果、制御コードが対応表に存在しなければ処理は終了
し、対応表600にあれば、ステップ901で取得した
制御コードに対応するAV/Cコマンド602を取得
し、ステップ906へ進む(ステップ905)。最後
に、ステップ903とステップ905で取得したバスI
D、ノードIDとAV/CコマンドからAV/Cパケッ
トを生成し、IEEE1394を通して、制御対象とな
る機器へ送出する(ステップ906)。
【0030】なお、変換処理900において、機器固有
IDとバスID、ノードIDとの対応表500により、
ネットワーク上のアドレスに変換しているが、ネットワ
ーク上のアドレスが、静的に決められているようなネッ
トワークの場合、変換作業にあたる、ステップ903、
ステップ904は不要となる。
IDとバスID、ノードIDとの対応表500により、
ネットワーク上のアドレスに変換しているが、ネットワ
ーク上のアドレスが、静的に決められているようなネッ
トワークの場合、変換作業にあたる、ステップ903、
ステップ904は不要となる。
【0031】以上の機能を用いると、変換器200と同
一のネットワーク上に存在し、リモコン100に登録さ
れた機器を、リモコン100だけで、操作することがで
きる。また、例えば、変換器が各部屋に設置されている
場合、リモコンを様々な部屋に持って行っても、同様に
希望の機器をリモコンだけで操作することができる。
一のネットワーク上に存在し、リモコン100に登録さ
れた機器を、リモコン100だけで、操作することがで
きる。また、例えば、変換器が各部屋に設置されている
場合、リモコンを様々な部屋に持って行っても、同様に
希望の機器をリモコンだけで操作することができる。
【0032】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、以下の効果が得られる。既存のネットワークによ
り、他の機器を制御するようなプロトコルを用い、機器
の仕様を変更せずに、リモコン100、変換器200を
追加するだけで、ネットワーク上の機器を制御すること
ができる効果、リモコン100から機器固有IDも送出
されるため、変換器が存在する場所で、リモコンからの
送出データを受信できる環境であれば、どのような場所
からでも、希望の機器に対して、操作することができる
効果、機器固有IDが時系列的に不変であるので、ネッ
トワークの構成が変わったとしても、リモコンの設定を
全く変えることなく、希望の機器を操作することができ
る効果、既存のものは、ユーザーインターフェイスを用
いて、ユーザーは操作する度に、制御対象となる機器と
制御内容を入力しなければならなかったり、ユーザーに
制御対象となる機器を選択させる必要があるのに対し、
リモコンの少ないボタン操作によって操作ができる効果
である。
ば、以下の効果が得られる。既存のネットワークによ
り、他の機器を制御するようなプロトコルを用い、機器
の仕様を変更せずに、リモコン100、変換器200を
追加するだけで、ネットワーク上の機器を制御すること
ができる効果、リモコン100から機器固有IDも送出
されるため、変換器が存在する場所で、リモコンからの
送出データを受信できる環境であれば、どのような場所
からでも、希望の機器に対して、操作することができる
効果、機器固有IDが時系列的に不変であるので、ネッ
トワークの構成が変わったとしても、リモコンの設定を
全く変えることなく、希望の機器を操作することができ
る効果、既存のものは、ユーザーインターフェイスを用
いて、ユーザーは操作する度に、制御対象となる機器と
制御内容を入力しなければならなかったり、ユーザーに
制御対象となる機器を選択させる必要があるのに対し、
リモコンの少ないボタン操作によって操作ができる効果
である。
【図1】本発明の実施例の概要を示す説明図である。
【図2】本発明の実施例におけるリモコン装置と変換器
のハードウェア構成を説明したブロック図である。
のハードウェア構成を説明したブロック図である。
【図3】本発明の実施例において使用する機器固有ID
と名前との対応表の構成を説明した説明図である。
と名前との対応表の構成を説明した説明図である。
【図4】本発明の実施例における、ボタンを用いて入力
する、機器固有IDを登録する処理を説明したフローチ
ャートである。
する、機器固有IDを登録する処理を説明したフローチ
ャートである。
【図5】本発明の実施例における、機器固有ID入力装
置をテンキーボタンにした場合の、リモコンの外見の一
例を示した図である。
置をテンキーボタンにした場合の、リモコンの外見の一
例を示した図である。
【図6】本発明の実施例におけるリモコン装置のハード
ウェア構成を説明したブロック図である。
ウェア構成を説明したブロック図である。
【図7】本発明の実施例における、バーコード読み取り
機を用いて機器固有IDを、リモコンに入力し、登録す
る処理を説明したフローチャートである。
機を用いて機器固有IDを、リモコンに入力し、登録す
る処理を説明したフローチャートである。
【図8】本発明の実施例における、機器選択処理が起動
する前の表示画面例を示した説明図である。
する前の表示画面例を示した説明図である。
【図9】本発明の実施例における、機器選択処理が起動
した直後の表示画面例を示した説明図である。
した直後の表示画面例を示した説明図である。
【図10】本発明の実施例における、機器選択処理が起
動し、機器選択ボタンを押した後の表示画面例を示した
説明図である。
動し、機器選択ボタンを押した後の表示画面例を示した
説明図である。
【図11】本発明の実施例における、機器選択処理が終
了した後の表示画面例を示した説明図である。
了した後の表示画面例を示した説明図である。
【図12】本発明の実施例における、制御する機器を選
択する処理を説明したフローチャートである。
択する処理を説明したフローチャートである。
【図13】本発明の実施例における、機器選択入力装置
がボタンの場合における、リモコンの外見の一例を示し
た図である。
がボタンの場合における、リモコンの外見の一例を示し
た図である。
【図14】本発明の実施例で使用される、リモコンのデ
ータ送出ユニットから送出される、制御要求データの構
成を説明した説明図である。
ータ送出ユニットから送出される、制御要求データの構
成を説明した説明図である。
【図15】本発明の実施例における、リモコンの機器制
御入力装置が操作されたときに発生する処理を説明した
フローチャートである。
御入力装置が操作されたときに発生する処理を説明した
フローチャートである。
【図16】本発明の実施例において使用する、登録され
ている機器固有IDのリストデータの構成を説明した説
明図である。
ている機器固有IDのリストデータの構成を説明した説
明図である。
【図17】本発明の実施例で使用される、機器制御コー
ドとAV/Cコマンドとの対応表の構成を示した説明図
である。
ドとAV/Cコマンドとの対応表の構成を示した説明図
である。
【図18】本発明の実施例における、変換器がリモコン
のデータ送出ユニットから送出された制御要求データを
受信したときに発生する処理を説明したフローチャート
である。
のデータ送出ユニットから送出された制御要求データを
受信したときに発生する処理を説明したフローチャート
である。
100…リモコン装置、101…機器制御入力装置、1
02…機器選択入力装置、103…表示画面、104…
CPU、105…ROM、106…RAM、107…デ
ータ送出ユニット、108…機器固有ID入力装置、2
00…変換器、201…CPU、202…ROM、20
3…RAM、204…受信装置、205…通信ユニッ
ト、206…無線ユニット、300…機器A、310…
機器B。
02…機器選択入力装置、103…表示画面、104…
CPU、105…ROM、106…RAM、107…デ
ータ送出ユニット、108…機器固有ID入力装置、2
00…変換器、201…CPU、202…ROM、20
3…RAM、204…受信装置、205…通信ユニッ
ト、206…無線ユニット、300…機器A、310…
機器B。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C056 AA05 BA01 BA08 CA08 CA11 CA20 DA01 EA06 EA09 5K048 AA13 BA02 DA02 DA05 DB01 DB04 DC01 EA12 EA16 EA17 EB02 FB15 HA04 HA06
Claims (10)
- 【請求項1】ネットワークに接続された機器を遠隔制御
するためのリモコン装置であって、 少なくとも1つ以上の前記機器を識別するための、時系
列的に不変な固有の識別子である機器固有IDを記憶す
る手段と、 前記機器固有IDと、制御コードを含む制御要求データ
を送る手段とを具備したことを特徴とするリモコン装
置。 - 【請求項2】ネットワークに接続された機器を制御する
ための変換器であって、 機器固有IDと、制御コードを含む制御要求データを受
信すると、受信した制御要求データに含まれる制御コー
ドをネットワークに接続された機器を制御するためのプ
ロトコルに適したデータに変換する手段と、 前記制御要求データに含まれる、機器固有IDに対応す
る機器へ、前記変換する手段により変換されたデータを
送る手段とを具備したことを特徴とする変換器。 - 【請求項3】請求項1記載のリモコン装置において、 制御対象とする機器を選択する手段を具備したことを特
徴とするリモコン装置。 - 【請求項4】請求項3記載のリモコン装置において、 記憶する機器固有IDと文字情報とを対応させ、制御対
象とする機器を選択した際に、記憶する文字情報を画面
に表示する手段を具備したことを特徴とするリモコン装
置。 - 【請求項5】請求項1、請求項3、請求項4のいずれか
に記載のリモコン装置において、 少なくとも1つ以上の機器固有IDを登録する手段を具
備したことを特徴とするリモコン装置。 - 【請求項6】請求項5記載のリモコン装置において、 機器固有IDを登録する手段が、キー入力装置であるこ
とを特徴とするリモコン装置。 - 【請求項7】請求項5記載のリモコン装置において、 機器固有IDを登録する手段が、バーコード読み取り装
置であることを特徴とするリモコン装置。 - 【請求項8】請求項5記載のリモコン装置において、 機器固有IDを登録する手段が、磁気読み取り装置であ
ることを特徴とするリモコン装置。 - 【請求項9】請求項1、請求項3、請求項4、請求項5
のいずれかに記載のリモコン装置において、 機器固有IDを予め登録されていることを特徴とするリ
モコン装置。 - 【請求項10】ネットワークに接続された機器を遠隔制
御するためのリモコン装置と、前記機器を制御するため
の変換器とからなる制御システムであって、 少なくとも1つ以上の前記機器を識別するための、時系
列的に不変な固有の識別子である機器固有IDを記憶
し、前記機器固有IDと、制御コードを含む制御要求デ
ータを送る手段を有するするリモコン装置と、 機器固有IDと、制御コードを含む制御要求データを受
信すると、受信した制御要求データに含まれる制御コー
ドをネットワークに接続された機器を制御するためのプ
ロトコルに適したデータに変換し、前記制御要求データ
に含まれる、機器固有IDに対応する機器へ、変換され
たデータを送る手段を有する変換器と、から構成される
ことを特徴とする制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001030382A JP2002232978A (ja) | 2001-02-07 | 2001-02-07 | ネットワーク上の機器を制御するためのリモコン装置、変換器、及び制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001030382A JP2002232978A (ja) | 2001-02-07 | 2001-02-07 | ネットワーク上の機器を制御するためのリモコン装置、変換器、及び制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002232978A true JP2002232978A (ja) | 2002-08-16 |
Family
ID=18894605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001030382A Pending JP2002232978A (ja) | 2001-02-07 | 2001-02-07 | ネットワーク上の機器を制御するためのリモコン装置、変換器、及び制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002232978A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005158076A (ja) * | 2003-11-25 | 2005-06-16 | Agere Systems Inc | コンピューティング・システムにおける周辺装置用ユニバーサル・コントローラ |
JP2007081512A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電気機器制御システム、設定装置、探索装置および電気機器 |
JP2007088753A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Sharp Corp | 電源制御システム、表示装置、及び遠隔操作装置 |
US7631197B2 (en) | 2003-03-31 | 2009-12-08 | Sharp Kabushiki Kaisha | Control device, communication device for control, relay device, control system, control method, control program to realize control method thereof, and computer-readable recording medium having program thereof recorded |
US7702323B2 (en) | 2003-04-17 | 2010-04-20 | Sharp Kabushiki Kaisha | Wireless control system, control device, controllable device device control method, control program, and computer readable recording medium containing the same |
JP2012105073A (ja) * | 2010-11-10 | 2012-05-31 | Olympus Corp | 無線通信装置及び無線通信システム |
-
2001
- 2001-02-07 JP JP2001030382A patent/JP2002232978A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007081512A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電気機器制御システム、設定装置、探索装置および電気機器 |
JP2007088753A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Sharp Corp | 電源制御システム、表示装置、及び遠隔操作装置 |
JP2012105073A (ja) * | 2010-11-10 | 2012-05-31 | Olympus Corp | 無線通信装置及び無線通信システム |
US9055394B2 (en) | 2010-11-10 | 2015-06-09 | Olympus Corporation | Wireless communication device and wireless communication system |
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