JP2010252005A - 情報通信システム、情報処理装置、情報通信プログラム、情報通信方法 - Google Patents

情報通信システム、情報処理装置、情報通信プログラム、情報通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】通信回線に接続された制御対象の機器を的確に判別できるシステムを提供すること。
【解決手段】本発明は、第1の情報処理装置10および第2の情報処理装置20を接続する通信回線Nと、第1の情報処理装置10に設けられ、自装置の識別情報を通信回線Nを介さず送信する送信部11と、第2の情報処理装置20に設けられ、送信部11から送信された第1の情報処理装置10の識別情報を通信回線Nを介さず受信する受信部21と、第2の情報処理装置20に設けられ、受信部21で受信した識別情報を用いて通信回線Nを介して第1の情報処理装置10へ情報を送信する情報送受信部とを備える情報通信システムである。
【選択図】図1

Description

本発明は情報通信システム、情報処理装置、情報通信プログラム、情報通信方法に関する。詳しくは、通信回線を介して接続される情報処理装置間で識別情報を用いた情報の通信を行う情報通信システム、情報処理装置、情報通信プログラム、情報通信方法に関する。
テレビジョンや映像記録機器といった情報処理装置を遠隔操作するリモートコントローラは、操作対象となる情報処理装置に向けて赤外線等の通信手段によって制御信号を送信している。ここで、特許文献1では、情報処理装置の方向に応じて操作対象を切り替える技術が開示されている。
近年では、無線で構成したHome Network等の通信回線を利用し、この通信回線を介してリモートコントローラから機器を制御するシステムが考えられている。特許文献2では、リモートコントローラと機器との間の距離に基づいて、制御対象機器を選択するための選択情報をユーザに提示し、選択情報に対するユーザの操作入力に応じて制御対象機器を選択する技術が開示されている。
特開2005−303423号公報 特開2006−279424号公報
しかしながら、リモートコントローラから無線で構成したHome Network等の通信回線を介して機器を制御する場合、リモートコントローラで操作したい対象の機器がどれなのかといった判定が困難となっている。例えば、別々の部屋に機器が設置されている場合、リモートコントローラがいずれの部屋で使われるか判定できず、ユーザが操作したい機器を的確に判別することができないという問題が生じている。
本発明は、通信回線に接続された制御対象の機器を的確に判別できるシステムの提供を目的とする。
本発明は、第1の情報処理装置および第2の情報処理装置を接続する通信回線と、第1の情報処理装置に設けられ、自装置の識別情報を前記通信回線を介さず送信する送信部と、第2の情報処理装置に設けられ、送信部から送信された第1の情報処理装置の識別情報を前記通信回線を介さず受信する受信部と、第2の情報処理装置に設けられ、受信部で受信した識別情報を用いて前記通信回線を介して第1の情報処理装置へ情報を送信する情報送信部とを備える情報通信システムである。
このような本発明では、第1の情報処理装置から第2の情報処理装置へ通信回線を介さず識別情報を送信している。一方、第2の情報処理装置は、通信回線を介さず第1の情報処理装置の識別情報を受信する。これにより、第2の情報処理装置は通信回線を介さず受信した識別情報から情報の宛先を判別できるようになる。
また、本発明は、通信回線を介して接続される他の情報処理装置から送信される当該他の情報処理装置の識別情報を当該通信回線を介さずに受信する受信部と、受信部で受信した識別情報を用いて前記通信回線を介して前記他の情報処理装置へ情報を送信する情報送信部とを備える情報処理装置である。
このような本発明では、他の情報処理装置から送信される当該他の情報処理装置の識別情報を通信回線を介さず受信することから、この識別情報から情報の宛先を判別できるようになる。
また、本発明は、通信回線を介して接続される他の情報処理装置へ自装置の識別情報を当該通信回線を介さずに送信する送信部と、前記通信回線を介して他の情報処理装置への情報の送信および他の情報処理装置から前記通信回線を介して送信される情報の受信を行う情報送受信部とを備える情報処理装置である。
このような本発明では、自装置の識別情報を通信回線を介さず送信するため、通信回線を介して接続される他の情報処理装置へ自装置の識別情報を直接送ることができるようになる。
また、本発明は、通信回線を介して接続される第1の情報処理装置で、自装置の識別情報を当該通信回線を介さず送信する送信ステップと、前記通信回線を介して接続される第2の情報処理装置で、第1の情報処理装置の送信ステップで送信された識別情報を当該通信回線を介さず受信する受信ステップと、受信ステップで受信した識別情報を用いて前記通信回線を介して第1の情報処理装置へ情報を送信する情報送信ステップとを情報処理装置のコンピュータで実行させる情報通信プログラムである。
このような本発明では、第1の情報処理装置から第2の情報処理装置へ通信回線を介さず識別情報を送信している。一方、第2の情報処理装置は、通信回線を介さず第1の情報処理装置の識別情報を受信する。これにより、第2の情報処理装置は通信回線を介さず受信した識別情報から情報の宛先を判別できるようになる。
また、本発明は、通信回線を介して接続される第1の情報処理装置の送信部から自装置の識別情報を当該通信回線を介さず送信する工程と、第1の情報処理装置の送信部から送信された識別情報を第2の情報処理装置の受信部で当該通信回線を介さず受信する工程と、第2の情報処理装置の受信部で受信した識別情報を用いて、第2の情報処理装置の情報送信部から前記通信回線を介して第1の情報処理装置へ情報を送信する工程とを有する情報通信方法である。
このような本発明では、第1の情報処理装置の送信部から第2の情報処理装置へ通信回線を介さず識別情報を送信している。一方、第2の情報処理装置の受信部は、通信回線を介さず第1の情報処理装置の識別情報を受信する。これにより、第2の情報処理装置は通信回線を介さず受信した識別情報から情報の宛先を判別できるようになる。
ここで、第1の情報処理装置は、例えばテレビジョンといった電子機器、第2の情報処理装置は、例えばリモートコントローラ、通信回線は、例えば無線で構成したHome Network等のLAN(Local Area Network)が挙げられる。また、第1の情報処理装置から第2の情報処理装置へ識別情報を送信する通信媒体は、例えば赤外線や音響である。
本発明によれば、第1の情報処理装置の識別情報を通信回線を介さず第2の情報処理装置に送ることができ、第1の情報処理装置を的確に特定することが可能となる。これにより、リモートコントローラとなる第2の情報処理装置を移動させても、煩雑な操作なしに、所望の機器を操作することが可能となる。
本実施形態に係る情報通信システムの概略構成を説明する図である。 比較例の概略構成を説明する図である。 リモートコントローラである第2の情報処理装置の構成例を説明するブロック図である。 テレビジョン等の電子機器である第1の情報処理装置の構成例を説明するブロック図である。 リモートコントローラである第2の情報処理装置の他の構成例を説明するブロック図である。 Basic Device、section 3の例を示す図である。 第1の情報処理装置である電子機器での情報通信プログラムを説明するフローチャートである。 第2の情報処理装置であるリモートコントローラでの情報通信プログラムを説明するフローチャートである。 第2の情報処理装置であるリモートコントローラでのユーザインタフェース画面の表示プログラムを説明するフローチャートである。 第2の情報処理装置であるリモートコントローラのユーザインタフェース画面の表示例(その1)を説明する図である。 第2の情報処理装置であるリモートコントローラのユーザインタフェース画面の表示例(その2)を説明する図である。 第2の情報処理装置であるリモートコントローラのユーザインタフェース画面の表示例(その3)を説明する図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.情報通信システムの実施形態(概略構成、比較例の構成)
2.情報処理装置の実施形態(第1、第2の情報処理装置の例)
3.情報通信方法(通信方法の流れ、具体的な例)
4.情報通信プログラム(第1、第2の情報処理装置でのプログラム例)
5.画面表示例(画面表示例(その1)〜(その3))
<1.情報通信システムの実施形態>
[情報通信システムの概略構成]
図1は、本実施形態に係る情報通信システムの概略構成を説明する図である。本実施形態に係る情報通信システムは、通信回線N、電子機器(第1の情報処理装置10)、リモートコントローラ(第2の情報処理装置20)を有する構成となっている。
通信回線Nは、ルータRによってルーティングが行われるLAN(Local Area Network)等のネットワークであり、例えば無線を利用したHome Networkが適用される。
電子機器(第1の情報処理装置10)は、例えばテレビジョン、画像記録再生装置、オーディオ機器、パーソナルコンピュータといった所定の情報を処理する装置である。本実施形態では、説明を分かりやすくするため、電子機器(第1の情報処理装置10)としてテレビジョンを用いる場合を例とする。
テレビジョンは、通信回線Nに接続されている。本実施形態では、部屋AにテレビジョンTV1、部屋BにテレビジョンTV2が設置されており、各々無線を介して通信回線Nに接続されている。テレビジョンTV1、TV2は、情報送受信部を備えており、通信回線Nを介して他の機器との情報の送受信を行う。
リモートコントローラ(第2の情報処理装置20)は、無線を介して通信回線Nに接続されている。リモートコントローラは、情報送受信部を備えており、通信回線Nを介して電子機器(第1の情報処理装置10)を遠隔操作したり、通信回線Nを介して電子機器から送られる情報(応答情報、文字情報、画像情報等)を受けて、処理し、表示を行う。
本実施形態に係る情報通信システムでは、電子機器(第1の情報処理装置10)であるテレビジョンTV1、TV2に、自装置の識別情報を通信回線Nを介さず送信する送信部11が設けられている。また、リモートコントローラ(第2の情報処理装置20)には、電子機器の送信部11から送信される識別情報を通信回線Nを介さず受信する受信部21が設けられている。つまり、リモートコントローラ(第2の情報処理装置20)は電子機器(第1の情報処理装置10)から識別情報を直接受信することになる。
電子機器の送信部11による識別情報の送信範囲は、通信回線Nとの接続を行う無線通信の送信範囲より狭くなっている。例えば、電子機器を中心として数メートル〜十数メートル程度で、必要に応じて指向性を備えていてもよい。これにより、リモートコントローラは、通信回線Nに接続された電子機器のうち、識別情報を直接受信できる範囲にある電子機器のみから識別情報を受信することになる。したがって、リモートコントローラは、識別情報を直接受信できる範囲にある電子機器の識別情報を用い、その識別情報を宛先に利用して、通信回線Nを介してその電子機器と情報の送受信を行うことになる。
[比較例の概略構成]
ここで、本実施形態の情報通信システムに対する比較例を説明する。図2は、比較例の概略構成を説明する図である。比較例に係る情報通信システムは、本実施形態と同様、通信回線N、電子機器(第1の情報処理装置10)、リモートコントローラ(第2の情報処理装置20)を有している。比較例に係る情報通信システムでは、リモートコントローラが通信回線Nに接続された際、同じ通信回線Nに接続されている電子機器(例えば、テレビジョンTV1、TV2)を認識する。そして、所望の電子機器に対して遠隔操作の信号を送ることになる。
ここで、図2に示すように、通信回線Nとして物理層を全て無線で構成したHome Networkがあり、リモートコントローラが部屋Aあるいは部屋Bでも使われる場合、リモートコントローラが実際に部屋Aにあるのか部屋Bにあるのかの判定が困難である。このため、リモートコントローラが制御を行う対象として、テレビジョンTV1なのかテレビジョンTV2なのかが不明となる。これを回避する手段として、例えばリモートコントローラ上にテレビジョンTV1/TV2の選択メニューを設けることが考えられるが、操作が煩雑となる。
これに対し、本実施形態の情報通信システムでは、第1の情報処理装置10の電子機器であるテレビジョンTV1、TV2が自装置の識別情報を通信回線Nを介さず送信している。この識別情報を受信することで第2の情報処理装置20であるリモートコントローラがテレビジョンTV1の近傍にあるのか、テレビジョンTV2の近傍にあるのかの判定が自動的に成される。これにより、リモートコントローラが部屋Aにある場合はテレビジョンTV1が操作対象となり、部屋Bにある場合にはテレビジョンTV2が操作対象となるといった自動的な切り替えが行われる。
<2.情報処理装置の実施形態>
[リモートコントローラ:第2の情報処理装置]
図3は、リモートコントローラである第2の情報処理装置の構成例を説明するブロック図である。図3(a)に示すように、第2の情報処理装置は、受信部21、ユーザインタフェース22、情報送受信部23、CPU(中央演算装置)24を備えている。
受信部21は、電子機器である第1の情報処理装置から送信される識別情報を受信する部分である。第1の情報処理装置から送信される識別情報は、例えば赤外線や音響、微弱電波を通信媒体として送信される。したがって、受信部21は、送信される識別情報の通信媒体に対応した構成となっている。例えば、受信部21は、赤外線を用いる場合にはInfra Red Receiver、音響を用いる場合にはMicrophone、微弱電波を用いる場合にはRF Receiverとなる。受信部21で受信した識別情報は、CPU24に送られる。
ユーザインタフェース22は、操作ボタン(ハードウェアによるボタン)やタッチパネルディスプレイによって構成される。タッチパネルディスプレイには、操作ボタン(ソフトウェアによるボタン)やスライドバーといった操作指定のためのインタフェースが表示される。また、テキストや画像等の各種情報を表示する表示部分も備えている。ユーザインタフェースは、CPU24からの制御によって表示が切り替えられる。また、ユーザインタフェースで受け付けたユーザの指示はCPU24に送られる。
情報送受信部23は、通信回線を介して他の機器と情報の送受信を行う部分である。情報送受信部23は、例えば無線によって情報の送受信を行う。ユーザインタフェース22で受け付けたユーザの指示は、CPU24を介して情報送受信部23に送られ、ここから無線によって通信回線に送られ、所定の電子機器へ伝えられる。一方、無線によって通信回線から送られてきた他の機器からの情報は、情報送受信部23で受信され、CPU24によって処理され、ユーザインタフェース22に表示される。
[電子機器:第1の情報処理装置]
図4は、テレビジョン等の電子機器である第1の情報処理装置の構成例を説明するブロック図である。第1の情報処理装置は、送信部11、機器制御部12、情報送受信部13、CPU(中央演算装置)14を備えている。
送信部11は、リモートコントローラである第2の情報処理装置に自装置の識別情報を通信回線を介さず送信する部分である。送信部11は、例えば赤外線や音響、微弱電波を通信媒体として識別情報を第2の情報処理装置へ直接送信する。したがって、送信部11は、送信する識別情報の通信媒体に対応した構成となっている。例えば、送信部11は、赤外線を用いる場合にはInfra Red Transmitter、音響を用いる場合にはSpeaker、微弱電波を用いる場合にはRF Transmitterとなる。
送信部11は、CPU14からの制御で、所定のタイミングで識別情報の送信を行う。例えば、第1の情報処理装置の電源が投入されている間、常時送信したり、通信回線に何らかの機器が接続された際に識別情報を所定時間送信したりする。また、無線によって通信回線からリクエストがあった際に識別情報を送信するようにしてもよい。このリクエストは、例えばリモートコントローラである第2の情報処理装置から出されるものが考えられる。
機器制御部12は、CPU14からの指示に応じて電子機器自体の制御を行う部分である。例えば、リモートコントローラである第2の情報処理装置から送られる操作信号に応じて、CPU14が機器制御部12に指示を与える。これにより、機器制御部12は、リモートコントローラである第2の情報処理装置から送られる操作信号に応じた機器制御を行う。
情報送受信部13は、通信回線を介して他の機器と情報の送受信を行う部分である。情報送受信部13は、例えば無線によって情報の送受信を行う。例えば、リモートコントローラである第2の情報処理装置から送られる操作信号を無線の通信回線を介して受け、CPU14に渡す処理を行う。また、電子機器の状態を示す情報や、文字、画像、動画等の情報を、無線の通信回線を介して他の機器(他の第1の情報処理装置や、第2の情報処理装置)に送信する処理を行う。
[リモートコントローラの他の例]
図5は、リモートコントローラである第2の情報処理装置の他の構成例を説明するブロック図である。図5(a)に示すように、第2の情報処理装置は、受信部21、ユーザインタフェース22、情報送受信部23、CPU(中央演算装置)24、記憶部25を備えている。
受信部21は、電子機器である第1の情報処理装置から送信される識別情報を受信する部分である。第1の情報処理装置から送信される識別情報は、例えば赤外線や音響を通信媒体として送信される。したがって、受信部21は、送信される識別情報の通信媒体に対応した構成となっている。例えば、受信部21は、赤外線を用いる場合にはInfra Red Receiver、音響を用いる場合にはMicrophone、微弱電波を用いる場合にはRF Receiverとなる。受信部21で受信した識別情報は、CPU24に送られる。
ユーザインタフェース22は、操作ボタン(ハードウェアによるボタン)やタッチパネルディスプレイによって構成される。タッチパネルディスプレイには、操作ボタン(ソフトウェアによるボタン)やスライドバーといった操作指定のためのインタフェースが表示される。また、テキストや画像等の各種情報を表示する表示部分も備えている。ユーザインタフェース22は、CPU24からの制御によって表示が切り替えられる。また、ユーザインタフェース22で受け付けたユーザの指示はCPU24に送られる。
情報送受信部23は、通信回線を介して他の機器と情報の送受信を行う部分である。情報送受信部23は、例えば無線によって情報の送受信を行う。ユーザインタフェース22で受け付けたユーザの指示は、CPU24を介して情報送受信部23に送られ、ここから無線によって通信回線に送られ、所定の電子機器へ伝えられる。一方、無線によって通信回線から送られてきた他の機器からの情報は、情報送受信部23で受信され、CPU24によって処理され、ユーザインタフェース22に表示される。
記憶部25は、ユーザインタフェース22に表示される画面(ユーザインタフェース画面)を記憶する部分である。記憶部25は、ハードディスクドライブや不揮発性メモリによって構成される。記憶部25は、複数の電子機器の各識別情報に対応付けされたユーザインタフェース画面をデータベースとして記憶している。
ここで、記憶部25は、種々の形態が考えられる。例えば、以下の形態が挙げられる。
(1)リモートコントローラである第2の情報処理装置に内蔵される形態
(2)電子機器である第1の情報処理装置に内蔵される形態
(3)通信回線に接続される形態
(4)外部のネットワーク(インターネット等)に接続される形態
いずれの形態であっても、識別情報に対応付けされたユーザインタフェース画面を記憶しており、CPU24から送られる識別情報に対応付けされたユーザインタフェース画面をCPU24に返すことになる。
図5(b)は、CPUで構成される機能を説明するブロック図である。CPU24には、画面制御部241および選択受付部242が構成される。これらの構成はCPU24で実行されるソフトウェアとして実現される。
画面制御部241は、図5(a)に示す受信部21で受信した第1の情報処理装置の識別情報に応じて、ユーザインタフェース22に表示する画面の表示制御を行う。第1の情報処理装置から送信される識別情報は、その装置を特定する独自(ユニーク)な符号となっている。したがって、CPU24は、受信部21で受信した識別情報から第1の情報処理装置を特定し、特定した情報処理装置に対応するユーザインタフェース画面を表示する。
ユーザインタフェース画面は、図5(a)に示す記憶部25に記憶されており、識別情報と対応付けされたデータベースとして記憶されている。CPU24は、受けた識別情報と対応付けされたユーザインタフェース画面をデータベースから参照し、ユーザインタフェース22へ送る。
選択受付部242は、ユーザインタフェース22に表示される画面に基づきユーザが指示する選択を受け付け、画面制御部241へ送る処理を行う。ここで、図5(a)に示す受信部21で複数の識別情報を受信した場合、画面制御部241は、この受信した複数の識別情報に対応付けされたユーザインタフェース画面を図5(a)に示す記憶部25から抽出し、ユーザインタフェース22へ送る。これにより、ユーザインタフェース22には、複数のユーザインタフェース画面が表示され得る状態となっている。
選択受付部242は、複数のユーザインタフェース画面のうち、いずれを主表示するかの選択をユーザから受け付け、その選択の指示を画面制御部241に送る。画面制御部241は、選択受付部242から送られた選択の指示に応じて複数のユーザインタフェース画面のうち、いずれかを主表示とする指示をユーザインタフェース22に与える。これにより、ユーザが選択したユーザインタフェース画面が主表示となる。
<3.情報通信方法>
[通信方法の流れ]
次に、本実施形態に係る情報通信方法の流れについて説明する。図1に示すように、通信回線に接続される第1の情報処理装置(図1ではテレビジョンTV1、TV2)10の送信部11から、各々自装置の識別情報を送信する。識別情報の送信は、通信回線Nを介さずに行われる。例えば、赤外線や音響を通信媒体とした送信が行われる。
送信部11は、所定のタイミングで識別情報の送信を行う。例えば、第1の情報処理装置10であるテレビジョンTV1、TV2の電源が投入されている間、常時送信したり、通信回線Nに何らかの機器が接続された際に識別情報を所定時間送信したり、通信回線Nから送られるリクエストを受信した際に所定時間送信したりする。
次に、第2の情報処理装置20であるリモートコントローラの受信部21によって、第1の情報処理装置10から送信される識別情報の受信を行う。識別情報は第1の情報処理装置10であるテレビジョンTV1、TV2の送信部11から通信回線Nを介さず直接送信されるため、第2の情報処理装置20であるリモートコントローラの受信部21は、所定範囲内で識別情報の受信を行う。
ここで、識別情報が例えば赤外線を通信媒体として送信される場合、リモートコントローラは赤外線の通信範囲内でのみ識別情報を受信する。このため、例えば、テレビジョンTV1、TV2が各々別な部屋に設置されていると、リモートコントローラは同じ部屋に設置されたテレビジョンの識別情報のみを受信する。赤外線を通信媒体としているため、別の部屋に設置されたテレビジョンから送信される識別情報は受信できないためである。
次に、第2の情報処理装置20であるリモートコントローラは、受信部21で受信した識別情報を用いて第1の情報処理装置10に所定の情報を送信する。この際、第2の情報処理装置20であるリモートコントローラの情報送受信部は、受信部21で受信した識別情報を送信する情報の中に埋め込んで、通信回線Nに送り出す。
送信する情報に識別情報が埋め込まれることで、通信回線Nに接続される第1の情報処理装置10は、自らに向けられた情報であることを検知し、その情報を受信する。これにより、第2の情報処理装置20であるリモートコントローラは、受信した識別情報に対応する第1の情報処理装置10であるテレビジョンに操作制御等の情報を送信し、遠隔操作が行われることになる。
[具体的な例]
次に、本実施形態に係る情報通信方法の具体的な例を説明する。ここでは、具体的な例として、UPnP(Universal Plug and Play:UPnP Implementers Corporationの商標)を用いた機器への実装例を示す。
UPnPでは、図6に示すBasic Deviceのsection 3にあるようなDevice Descriptionがあり、ネットワーク上でのUPnP対応機器の検索等に利用されている。このDevice Descriptionにはuuidというglobal uniqueなIDを含むことになっている。
本実施形態では、図1に示す第1の情報処理装置10であるテレビジョンTV1、TV2がそれぞれのuuidを赤外線等の通信で送信する。そして、第2の情報処理装置20であるリモートコントローラは、テレビジョンTV1、TV2から送信されるuuidを受け取る。
図1に示す例において、第2の情報処理装置20であるリモートコントローラは部屋Aにあることから、テレビジョンTV1の赤外線は受信可能であるが、部屋BにあるテレビジョンTV2の赤外線は受信不可である。その結果、リモートコントローラはテレビジョンTV1のuuidを受け取る。そうして、例えばテレビジョンTV1のuuidが「xyz」という値であれば、リモートコントローラは自身のuuidを「xyzController」と設定し、通信回線N上に開示する。すなわち、リモートコントローラのuuidには、受信したテレビジョンTV1のuuidを含めたものに設定する。
第1の情報処理装置10であるテレビジョンTV1、TV2は、通信回線N上の機器検索で第2の情報処理装置20であるリモートコントローラを発見するが、Device Descriptionを読み取ることで、テレビジョンTV1が自身に関係していることを検知する。つまり、Device Descriptionのuuidを参照すると、リモートコントローラのuuidにテレビジョンTV1のuuidが含まれているため、これによってテレビジョンTV1は自身に関係していることを把握する。
テレビジョンTV1は、通信回線Nを介して送られる自分宛の情報を取得し、情報処理を行う。第2の情報処理装置20であるリモートコントローラは、uuidを取得したテレビジョンTV1の制御信号を通信回線Nを介してテレビジョンTV1に送っており、これをテレビジョンTV1が自身宛であるとして取得することで、テレビジョンTV1の制御が行われる。一方、テレビジョンTV2は、リモートコントローラから送られる制御信号が自身に関係していないことを解するので、リモートコントローラからの制御信号は受け取らない。
<4.情報通信プログラム>
次に、本実施形態に係る情報通信プログラムについて説明する。本実施形態に係る情報通信プログラムはコンピュータに実行させるステップを有している。コンピュータは本実施形態に係る情報通信プログラムを実行する演算部、プログラムや各種データを格納する記憶部、入出力部を備えている。コンピュータは第1の情報処理装置10である電子機器や第2の情報処理装置20であるリモートコントローラのほか、パーソナルコンピュータ等の電子計算機に組み込まれているものでもよい。また、本実施形態の情報通信プログラムは、CD−ROM等の記録媒体に記録されていたり、ネットワークを介して配信されるものでもある。
[電子機器:第1の情報処理装置での情報通信プログラム]
図7は、第1の情報処理装置である電子機器での情報通信プログラムを説明するフローチャートである。先ず、第1の情報処理装置である電子機器(例えば、テレビジョン)は、自装置の識別情報であるuuidを送信部によって送信する(ステップS101)。ここでは、第1の情報処理装置が接続される通信回線を介さず、赤外線や音響等の通信媒体を用いて送信する。
次に、第1の情報処理装置は、通信回線を介して自身宛の情報が送られてきたか否かを判断する(ステップS102)。自身宛の情報が送られてきた場合にはこれを受信し(ステップS103)、受信した情報に応じた処理を行う(ステップS104)。
自身宛の情報が送られてきていない場合には、識別情報であるuuidの送信条件を満たしているか否かを判断する(ステップS105)。送信条件は予め設定されているもので、例えば、電源が投入されている間、常時送信する条件や、所定の時間に送信する条件や、通信回線等の外部からのリクエストを受けた際に送信する条件などが設定されている。送信条件を満たしている場合には識別情報であるuuidの送信を行う(ステップS101)。一方、満たしていない場合にはuuidは送信せず、通信回線を介して自身宛の情報が送られてきたか否かの判断へ戻る(ステップS102)。これらのステップは、第1の情報処理装置の電源が投入されている間、繰り返される。
[リモートコントローラ:第2の情報処理装置での情報通信プログラム]
図8は、第2の情報処理装置であるリモートコントローラでの情報通信プログラムを説明するフローチャートである。先ず、第2の情報処理装置であるリモートコントローラは、先に説明した第1の情報処理装置の送信部から送信される信号(赤外線、音響等)を受信する(ステップS201)。次に、受信した信号から識別情報であるuuidを抽出する(ステップS202)。そして、抽出した識別情報であるuuidを通信回線上の情報から読み取り、そのuuidの送信元となる第1の情報処理装置が通信回線に接続されていることを認識する(ステップS203)。
次に、受信した識別情報から第1の情報処理装置の機器種別を判定する(ステップS204〜S205)。本実施形態では、第1の情報処理装置としてテレビジョンTV1、TV2の2つが通信回線に接続されているため、リモートコントローラは、受信したuuidがテレビジョンTV1のものであるかテレビジョンTV2のものであるかの判定を行う。ここで、受信したuuidから通信回線に接続されている電子機器を判定した場合には、確認の表示を行うようにしてもよい。これにより、ユーザによって、リモートコントローラが判定した操作対象の電子機器の画面による確認が行われることになる。
受信したuuidがテレビジョンTV1のものである場合、リモートコントローラの情報送受信部は、通信回線を介してテレビジョンTV1に制御信号を送信する(ステップS206)。一方、受信したuuidがテレビジョンTV2のものである場合、リモートコントローラの情報送受信部は、通信回線を介してテレビジョンTV2に制御信号を送信する(ステップS207)。
[ユーザインタフェース画面の表示]
図9は、第2の情報処理装置であるリモートコントローラでのユーザインタフェース画面の表示プログラムを説明するフローチャートである。このプログラムは、図5(b)に示すCPUの画面制御部で実行される。
先ず、第1の情報処理装置である電子機器(例えば、テレビジョン)から送信された識別情報uuidを含むUPnPのDevice Descriptionから、model nameを読み取る(ステップS301)。ここで、model nameは本実施形態において識別情報の一つである。
次に、読み取ったmodel nameを引き値として、データベースからmodel nameに対応したユーザインタフェース画面を取得する(ステップS302)。データベースは、図5(a)に示す記憶部に記憶されている。データベースは、ユーザインタフェース画面が識別情報に対応付けして記憶されたものである。
そして、取得したユーザインタフェース画面をリモートコントローラの表示部(ユーザインタフェース)に表示する(ステップS303)。なお、上記の表示プログラムでは、Device Descriptionのmodel nameから対応するユーザインタフェース画面を取得し、表示させているが、uuidといった電子機器の種別を判別できる識別情報から対応するユーザインタフェース画面を取得し、表示させるようにしてもよい。
ここで、model nameに対応付けしてユーザインタフェース画面を記憶しておくと、異なるuuidであっても同じ機能を有する機器については1つのユーザインタフェース画面を記憶しておけばよいことから、データベースの記憶容量の削減につながる。一方、uuidに対応付けしてユーザインタフェース画面を記憶しておくと、同じ機能を有する機器であってもuuidごとに異なるユーザインタフェース画面が記憶されることになる。これにより、例えば、ユーザが機器ごと(uuidごと)に仕様変更したユーザインタフェース画面を記憶しておき、ユーザの好みに合ったユーザインタフェース画面の表示を行うことが可能となる。
<5.画面表示例>
[画面表示例:その1]
図10は、第2の情報処理装置であるリモートコントローラのユーザインタフェース画面の表示例(その1)を説明する図である。第2の情報処理装置であるリモートコントローラは、受信した第1の情報処理装置の識別情報に対応するユーザインタフェース画面を表示する。例えば、テレビジョンのユーザインタフェース画面では、図10(a)、(b)に示すようなチャンネル選択B1、入力選択B2、音量設定等のボタンB3をソフトウェアによるボタンとして画面表示する。このボタンの画面表示では、各ボタンの画面位置と機能とが対応しており、画面上でボタンが選択された際、その位置に対応して機能(制御信号)がテレビジョンへ送られることになる。
リモートコントローラは、受信した識別情報に対応して、図10(a)や図10(b)に示すようなユーザインタフェース画面GUIを記憶部から読み出し、ユーザインタフェースに表示する。
[画面表示例:その2]
図11は、第2の情報処理装置であるリモートコントローラのユーザインタフェース画面の表示例(その2)を説明する図である。この画面表示では、第2の情報処理装置であるリモートコントローラの受信部が、複数の識別情報を受信した場合の表示例である。例えば、同じ部屋に複数台の電子機器(テレビジョンや画像記録再生装置等)が設置されている場合、複数の識別情報を受信することになる。この場合の画面表示例である。
第2の情報処理装置であるリモートコントローラの受信部が複数の識別情報を受信した場合、図5(b)に示す画面制御部は、各識別情報に対応したユーザインタフェース画面GUI1、GUI2を記憶部から読み出す。読み出された複数のユーザインタフェース画面GUI1、GUI2は、図11に示すように、例えば重ね合わせした状態で表示される。
図11では、リモートコントローラの受信部が2つの識別情報を受信し、これに対応して2つのユーザインタフェース画面GUI1、GUI2が重ね合わせで表示されている例を示している。複数のユーザインタフェース画面GUI1、GUI2の重ね合わせ表示では、上下のユーザインタフェース画面GUI1、GUI2がわずかにずれた位置で表示され、重ね合わせの順番が分かるようになっている。ずれた位置の表示には、ユーザインタフェース画面GUI1、GUI2に対応した第1の情報処理装置のmodel nameといった電子機器を特定できる情報が表示されている。
複数のユーザインタフェース画面GUI1、GUI2の重ね合わせの順番は、所定の条件によって設定されている。例えば、受信部で識別情報を受信した際の受信強度の高い順に上から重ね合わせたり、受信部で識別情報を受信したタイミング(時刻)の遅い順に上から重ね合わせたりする。重ね合わせの最上位に表示されるユーザインタフェース画面GUI1、GUI2が主表示となる。
また、重ね合わせで表示される複数のユーザインタフェース画面GUI1、GUI2のうち、ユーザによる所定の選択の操作によって主表示の切り替えが行われる。例えば、図11(a)に示す重ね合わせの表示について、下側に表示されるユーザインタフェース画面GUI2の表示領域の一部をユーザが選択(画面の接触)すると、選択された下側のユーザインタフェース画面GUI2が最上位の主表示となる切り替えが行われ、図11(b)に示すような表示となる。
この画面の選択の受け付けは、図5(b)に示す選択受付部で行われる。すなわち、ユーザによる画面の接触等の選択の操作を選択受付部で受け付けると、選択受付部は、選択された位置に表示されているユーザインタフェース画面GUI1、GUI2を選択し、図5(b)に示す画面制御部へ伝える。画面制御部は、選択受付部からの指示に応じて、選択されたユーザインタフェース画面GUI1、GUI2を最上位に表示する切り替えを行う。
画面の最上位に表示されたユーザインタフェース画面GUI1、GUI2は主表示となり、このユーザインタフェース画面GUI1、GUI2に対応した第1の情報処理装置が操作対象の機器となる。つまり、ユーザは操作したい機器と対応するユーザインタフェース画面GUI1、GUI2を主表示として切り替える選択を行うことで、複数の機器に対する操作指示の使い分けが成される。
なお、図11に示すユーザインタフェース画面の表示例では、複数のユーザインタフェース画面GUI1、GUI2を重ね合わせで表示しているが、複数のユーザインタフェース画面GUI1、GUI2を横並びや縦並びで表示するようにしてもよい。
[画面表示例:その3]
図12は、第2の情報処理装置であるリモートコントローラのユーザインタフェース画面の表示例(その3)を説明する図である。この画面表示では、第2の情報処理装置であるリモートコントローラの受信部が、複数の識別情報を受信した場合の表示例である。この表示例では、第2の情報処理装置であるリモートコントローラの受信部が複数の識別情報を受信した場合、複数の識別情報に対応したユーザインタフェース画面を合成して一つのユーザインタフェース画面として表示する例である。
ユーザインタフェース画面の合成は、図5(b)に示す画面制御部もしくは図示しない画面合成部(CPUによって実行されるプログラムで実現される構成)で行われる。画面の合成は、例えば、複数の識別情報に基づき記憶部のデータベースから読み出した複数のユーザインタフェース画面のボタンの論理和をとることが考えられる。つまり、複数のユーザインタフェース画面で共通のボタンは一つにまとめ、個々別々なボタンは別々にレイアウトする合成を行う。
図12に示す例では、テレビジョンと画像記録再生装置の各識別情報を受信し、これらに対応した各ユーザインタフェース画面を合成して表示した例である。例えば、テレビジョンと画像記録再生装置とで共通なチャンネル選択ボタンB1は一つにまとめてレイアウトされ、テレビジョンのみにある音量ボタンB3および画像記録再生装置のみになる再生、記録、早送り、巻き戻し、一時停止等の動作ボタンB4は各々別個にレイアウトしている。
また、合成したユーザインタフェース画面には、合成に係る電子機器の選択ボタンB5が新たにレイアウトされる。電子機器の選択ボタンB5によって、合成されたユーザインタフェース画面による操作対象が選択される。
図12(a)は、テレビジョンの選択ボタンB5が選択された状態を示している。なお、最初の選択は、識別情報の受信強度や受信タイミングで決定すればよい。テレビジョンの選択ボタンB5が選択されると、このユーザインタフェース画面での操作対象がテレビジョンに決定される。この際、テレビジョンの操作に必要なボタンと、不必要なボタンとの表示に相違を持たせるようにしてもよい。また、テレビジョンの操作に必要なボタンのみ選択可能として、不必要なボタンは選択不可能としてもよい。これにより、ユーザは選択した電子機器の操作に必要なボタンの把握が容易となるとともに、不必要なボタンの誤った選択が回避される。
図12(a)に示すユーザインタフェース画面では、テレビジョンの操作に必要なボタン(例えば、チャンネル選択ボタンB1、音量ボタンB3が通常表示となって、選択可能(選択すると反応する)となる。一方、テレビジョンの操作に不必要なボタン(例えば、動作ボタンB4)はグレー表示となって、選択不可能(選択しても反応しない)となる。
この状態から、ユーザが画像記録再生装置の選択ボタンB5を選択すると、図12(b)に示すユーザインタフェース画面に切り替わる。画面が切り替わると、画像記録再生装置の操作に必要なボタン(例えば、チャンネル選択ボタンB1、動作ボタンB4)が通常表示となって、選択可能(選択すると反応する)となる。一方、画像記録再生装置の操作に不必要なボタン(例えば、音量ボタンB3)はグレー表示となって、選択不可能(選択しても反応しない)となる。
上記説明した画面表示例(その1)〜(その3)は一例であり、複数のユーザインタフェース画面の表示は種々のものが考えられる。また、このような各種表示態様は、設定によって決定されるたり、切り替えボタン(図示せず)によってユーザの好みで随時切り替えられるようにしてもよい。
10…第1の情報処理装置、11…送信部、12…機器制御部、13…情報送受信部、14…CPU、20…第2の情報処理装置、21…受信部、22…ユーザインタフェース、23…情報送受信部、24…CPU、GUI…ユーザインタフェース画面、N…通信回線、R…ルータ

Claims (12)

  1. 第1の情報処理装置および第2の情報処理装置を接続する通信回線と、
    前記第1の情報処理装置に設けられ、自装置の識別情報を前記通信回線を介さず送信する送信部と、
    前記第2の情報処理装置に設けられ、前記送信部から送信された前記第1の情報処理装置の識別情報を前記通信回線を介さず受信する受信部と、
    前記第2の情報処理装置に設けられ、前記受信部で受信した識別情報を用いて前記通信回線を介して前記第1の情報処理装置へ情報を送信する情報送信部と
    を備える情報通信システム。
  2. 前記第2の情報処理装置は、前記受信部で受信した前記第1の情報処理装置の識別情報に応じて、前記情報送信部で送信する情報を受け付ける画面の表示を制御する画面制御部を備えている
    請求項1記載の情報通信システム。
  3. 前記第2の情報処理装置は、前記受信部で複数の識別情報を受信した場合、前記複数の識別情報に応じて前記画面制御部で表示する複数の画面のうちいずれを主表示にするかの選択を受け付ける選択受付部を備えている
    請求項2記載の情報通信システム。
  4. 前記送信部は、前記第2の情報処理装置の受信部へ前記識別情報を直接送信する
    請求項1から3のうちいずれか1項に記載の情報通信システム。
  5. 前記送信部は、光通信によって前記識別情報を送信する
    請求項1から4のうちいずれか1項に記載の情報通信システム。
  6. 前記送信部は、音響通信によって前記識別情報を送信する
    請求項1から5のうちいずれか1項に記載の情報通信システム。
  7. 前記送信部は、前記第1の情報処理装置の電源が投入されている間、前記識別情報を常時送信する
    請求項1から6のうちいずれか1項に記載の情報通信システム。
  8. 前記送信部は、前記通信回線に機器が接続された際、前記識別情報を送信する
    請求項1から7のうちいずれか1項に記載の情報通信システム。
  9. 通信回線を介して接続される他の情報処理装置から送信される当該他の情報処理装置の識別情報を当該通信回線を介さずに受信する受信部と、
    前記受信部で受信した識別情報を用いて前記通信回線を介して前記他の情報処理装置へ情報を送信する情報送信部と
    を備える情報処理装置。
  10. 通信回線を介して接続される他の情報処理装置へ自装置の識別情報を当該通信回線を介さずに送信する送信部と、
    前記通信回線を介して前記他の情報処理装置への情報の送信および前記他の情報処理装置から前記通信回線を介して送信される情報の受信を行う情報送受信部と
    を備える情報処理装置。
  11. 通信回線に接続される第1の情報処理装置で、自装置の識別情報を当該通信回線を介さず送信する送信ステップと、
    前記通信回線を介して接続される第2の情報処理装置で、前記第1の情報処理装置の送信ステップで送信された識別情報を当該通信回線を介さず受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで受信した識別情報を用いて前記通信回線を介して前記第1の情報処理装置へ情報を送信する情報送信ステップと
    を情報処理装置のコンピュータで実行させる情報通信プログラム。
  12. 通信回線に接続される第1の情報処理装置の送信部から自装置の識別情報を当該通信回線を介さず送信する工程と、
    前記第1の情報処理装置の送信部から送信された識別情報を第2の情報処理装置の受信部で当該通信回線を介さず受信する工程と、
    前記第2の情報処理装置の受信部で受信した識別情報を用いて、前記第2の情報処理装置の情報送信部から前記通信回線を介して前記第1の情報処理装置へ情報を送信する工程と
    を有する情報通信方法。
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