JP2007077744A - 自立構造手術室 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、建物内あるいは災害現場等の屋外現場において短期間で形成することができ、部屋の組立てに関して高度な技術を必要とせず、大掛かりな搬送手段を必要としない自立構造手術室を提供する。
【解決手段】 手術室1の側面を構成する複数の壁パネル2,2aと、前記複数の壁パネル2,2aの上辺を固定する架台4と、前記複数の壁パネル2,2aの載置面が備わる巾木部3とを有し、前記壁パネル2,2a及び前記架台4を前記巾木部3で支持する。
【選択図】 図1
【解決手段】 手術室1の側面を構成する複数の壁パネル2,2aと、前記複数の壁パネル2,2aの上辺を固定する架台4と、前記複数の壁パネル2,2aの載置面が備わる巾木部3とを有し、前記壁パネル2,2a及び前記架台4を前記巾木部3で支持する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、部屋の構成部材の自重を下側に備わる巾木部で支持する自立型の手術室に関する。
病院等に手術室を設ける場合、まず各フロアごとにスラブ(コンクリートの床)で仕切られた建物を建築し、手術室を設けるフロアに手術室用の部屋を分割して形成し、そこに手術に必要な器材を載置する。従来は、床スラブと上階の床スラブとの間を鉄筋コンクリート等の構造材からなる壁材で仕切って手術室を形成していた。このため、構造が大掛かりになって、工期が長くかかっていた。また、いったん建築されると床面積やレイアウトの変更はほとんど不可能であった。
移動病院システムが特許文献1に記載されている。このシステムは、病院内設備の一部を具備したコンテナ車両を連結して全体として病院設備を形成するものである。しかし、特許文献1の移動病院システムは、部屋として用いるコンテナをそのまま現場まで運搬するため、搬送効率が悪く、また大掛かりな搬送手段が必要である。
本発明は、建物内あるいは災害現場等の屋外現場において短期間で形成することができ、部屋の組立てに関して高度な技術を必要とせず、大掛かりな搬送手段を必要としない自立構造手術室の提供を目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1の発明では、手術室の側面を構成する複数の壁パネルと、前記複数の壁パネルの上辺を固定する架台と、前記複数の壁パネルの載置面が備わる巾木部とを有し、前記壁パネル及び前記架台を前記巾木部で支持することを特徴とする自立構造手術室を提供する。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記手術室は、建物の各フロアを仕切るスラブ間に設置されたことを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記巾木部は、前記載置面を上下方向に調整するための高さ調整手段を有することを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、前記載置面に位置決め用の溝が形成され、前記壁パネル下辺には前記溝に嵌合する凸部が形成されることを特徴としている。
請求項5の発明では、請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、前記壁パネルの一方の側縁全長にわたって位置決め用の切欠きが形成され、他方の側縁に、隣合う壁パネルの前記切欠きに嵌合する突出片が備わることを特徴としている。
請求項6の発明では、請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、前記壁パネルの一方の側縁に連結用突起が備わり、他方の側縁に、隣合う壁パネルの前記突起を差込んで係止するための差込孔が備わることを特徴としている。
請求項7の発明では、請求項1〜6のいずれかに記載の発明において、前記架台は少なくとも対向する壁パネル同士を連結することを特徴としている。
請求項1の発明によれば、壁パネルと架台を壁パネルを載置する巾木部で支持するため、壁パネルや架台に取付けられる器材や照明機器等の自重を全て巾木部で支持することになる。すなわち、自立構造の手術室を設けることができる。したがって、巾木部を設けられるスペースがあればどのような場所にも手術室を設けることができる。手術室の側壁は構造材を用いずに壁パネルを連結して組立てることにより構築できるため、短期間で独立した手術室を容易に建築できる。
請求項2の発明によれば、自立構造の手術室が床(床スラブ)と天井(上階の床スラブ)を有する建物内の床スラブ上に自立させて構築できるため、手術室として特別に形成された部屋でない通常の部屋も手術室として使用することができる。また、部屋の床面は通常面一に形成されているため、安定して手術室を形成することができる。また、手術室の天井材及び照明や環気口等を手術室天井側の架台に連結して支持することができる。
請求項3の発明によれば、壁パネル下側の巾木部に壁パネル載置面の高さ調整手段が備わるため、不陸のある床面や整地されていない地面に巾木部を固定した場合においても、複数の壁パネルの載置面を水平に揃えることができる。
請求項4の発明によれば、巾木部の載置面に壁パネルの位置決め用の溝が形成され、この溝に壁パネル下面の凸部を嵌合することができるため、巾木部上に載置される壁パネルの面外方向(パネル面に直角な方向)の位置決めが可能となり、隣合う壁パネルを容易に揃えて設置することができる。
請求項5の発明によれば、壁パネルの側縁全長にわたって位置決め用切欠きが形成され、この切欠きに突出片を合わせて隣合う壁パネルを連結できるので、壁パネル同士を確実に面一にして連結することができる。
請求項6の発明によれば、壁パネル側縁に連結用の突起が備わり、この突起を隣合う壁パネルの差込孔に差込んで壁パネルを連結することができるので、簡単な構造で壁パネル同士が隙間を生じることなく容易に連結でき、また連結の際の特別の道具等を必要としない。
請求項7の発明によれば、対向する壁パネル同士を架台により連結するので、対向する壁パネルの上側が開いて不安定になることはなく、また、壁パネルの倒れが防止され安定した自立構造で良好な耐震構造を得ることができる。
図1は本発明に係る手術室の部屋構造の概略図である。
図示したように、手術室1は、側面を形成する複数の壁パネル2と、壁パネル2を載置する巾木部3と、壁パネル2の上側を固定する架台4で構成される。壁パネル2はその側縁の端面同士を突き合わせて複数枚並べられる。平面視がほぼ矩形の手術室1の側壁は、この複数枚の壁パネル2により形成される。部屋の隅部の壁パネル2aは、両側縁が中央面に対し135°開いて側縁同士が相互に90°をなす隅用のパネル材である。したがって、部屋の隅部は平面視で直角ではなく斜めに形成される。このような斜めの隅部の壁パネルに、例えば空調用の環気口を設けることができる。
図示したように、手術室1は、側面を形成する複数の壁パネル2と、壁パネル2を載置する巾木部3と、壁パネル2の上側を固定する架台4で構成される。壁パネル2はその側縁の端面同士を突き合わせて複数枚並べられる。平面視がほぼ矩形の手術室1の側壁は、この複数枚の壁パネル2により形成される。部屋の隅部の壁パネル2aは、両側縁が中央面に対し135°開いて側縁同士が相互に90°をなす隅用のパネル材である。したがって、部屋の隅部は平面視で直角ではなく斜めに形成される。このような斜めの隅部の壁パネルに、例えば空調用の環気口を設けることができる。
このように形成される手術室1は、壁パネル2と架台4を巾木部3で支持するため、壁パネル2や架台4に取付けられる器材や照明機器等の自重を全て巾木部3で支持することになる。すなわち、自立構造の手術室1を設けることができる。したがって、巾木部3を設けられるスペースがあればどのような場所にも手術室1を設けることができる。また、手術室は柱等の建物の構造材を必要とせずに壁パネルを連結させて形成されるため、迅速に組立て作業を行うことができる。また、このような自立構造の手術室を建物の上下フロアの床スラブ間に設ければ、手術室として予め構造材で仕切られた部屋でないフロア上の任意の位置に手術室を設けることができる。また、部屋の床面は通常面一に形成されているため、安定して手術室を形成することができる。また、部屋の天井板及び照明あるいは給気ガラリや環気ガラリ等を架台から吊下げ支持して手術室を独立した自立構造とすることができる。
架台4は第1の連結棒15と、第2の連結棒16と、押え部材17で構成される。壁パネル2の上縁は断面略コ字上の押え部材17により連結固定される。これにより、隣合う壁パネル同士を揃えて固定保持できる。また、押え部材17は対向する辺の押え部材17と第1の連結棒15により連結される。これにより、対向する壁パネル2の上部が外側に開いて傾くことを防止できる。第1の連結棒15は第2の連結棒16で連結される。これにより、さらに架台4による壁パネル2の固定が強固になる。
押え部材17は、L型等のアングル材を側壁の室内面側の上縁に沿って配設し、このアングル材に各壁パネルの上縁をボルトで固定してもよい。押え部材17の上に角パイプ等の補強材を側壁上縁に沿って連続して設け、耐震性を強化してもよい。各壁パネル2,2aの背面(室外面側)には縦及び/又は横の補強用リブ(図示しない)が設けられ、強度が高められる(図3)。
架台4の連結棒15及び/又は16から吊りボルト(図示しない)を下げ、この吊りボルトにより手術室内の天井板や照明器具あるいは空調用吹出口等を吊下げ支持する(図5)。これらの自重は、架台4、壁パネル2を含め、全て巾木部3上に支持される。これにより、独立した自立構造の手術室が形成される。
図2は巾木部の断面図である。
巾木部3は、ベース部材5と、載置台6で構成される。ベース部材5は断面略コ字状であり、上側が開口するように床(コンクリートスラブ)上に載置され、長手方向の複数個所がアンカー7により固定される。これにより、巾木部3は確実に床に対して固定される。載置台6の上には壁パネル2が載置される。部屋の床面には床材8が敷かれ、巾木部3の室内側に立ち上がるようにして形成される。
巾木部3は、ベース部材5と、載置台6で構成される。ベース部材5は断面略コ字状であり、上側が開口するように床(コンクリートスラブ)上に載置され、長手方向の複数個所がアンカー7により固定される。これにより、巾木部3は確実に床に対して固定される。載置台6の上には壁パネル2が載置される。部屋の床面には床材8が敷かれ、巾木部3の室内側に立ち上がるようにして形成される。
巾木部3の下面に障害物9がある場合あるいは床スラブに不陸が生じている場合、(B)に示すように、巾木部3のベース部材5が上に持ち上がる。この場合、レベル調整ボルト11を調整し、載置台6を下側に移動させてネジ10等によりベース部材5に固定する。これにより、巾木部3の下面に不陸がある場合においても、壁パネル2を載置する載置台6の床からの高さを揃えることができ、手術室の形成の際に壁パネル2の高さ方向の不揃いを防止できる。
載置台6の室外側は下側に凹んでいる。この凹みと、ベース部材5の室外側の面で溝12を形成する。壁パネル2の室外側の下面にはこの溝12に嵌合する凸部13が備わる。壁パネル2を載置台6に載置する際、この溝12に凸部13を嵌合して載置することにより、壁パネル2が確実に位置決めされて載置され、隣合う壁パネル2の面外方向の位置ずれを防止できる。
図3(A)は壁パネルの上面図であり、(B)は裏面図である。
図は隣接した2枚の壁パネル2b,2fを示す。壁パネル2b,2fは、一方の側縁が全長にわたって突出して突出片14が形成され、他方の側縁には全長にわたって切欠き18が形成される。隣合う壁パネル2bにも同様に突出片14と切欠き18が形成される。このように側縁を段違いの合じゃくり形状となるように形成することにより、隣合う壁パネル2b,2fは互いに切欠き18と突出片14を係合して連結されるので、壁パネル2b,2fが面外方向にずれを起こすことはない。
図は隣接した2枚の壁パネル2b,2fを示す。壁パネル2b,2fは、一方の側縁が全長にわたって突出して突出片14が形成され、他方の側縁には全長にわたって切欠き18が形成される。隣合う壁パネル2bにも同様に突出片14と切欠き18が形成される。このように側縁を段違いの合じゃくり形状となるように形成することにより、隣合う壁パネル2b,2fは互いに切欠き18と突出片14を係合して連結されるので、壁パネル2b,2fが面外方向にずれを起こすことはない。
壁パネル2bの突出片14が形成される側縁には、複数個(図では3個)のフック状の突起19が備わる。また、切欠き18が形成される側縁には、突起19に対応する差込孔20が備わる。壁パネル2b,2fを連結する際、この突起19を差込孔20に差込んで嵌め込むことにより、確実に、より強固に隣合う壁パネル2b,2fを連結することができる。
壁パネル2b,2fの裏面(室外側)には、両側縁より高さ方向全長に渡って突出する縦リブ21と、この縦リブ21間に横方向に渡って突出する横リブ22が形成される。この縦横リブ21,22により、壁パネル2b,2fは補強される。23,24は壁パネル2b,2f正面側(図の裏面側)から器材を入れ込むための開口である。
図4(A)は手術室の上面図であり、(B)は(A)のB−B視図である。
手術室の側面を形成する複数の壁パネル2の各辺の上部は押え部材17により固定される。押え部材17は手術室1の壁面の各辺ごとに1つ又は各辺を連結して保持する矩形状に連続して形成された押え部材17を用いてもよい。押え部材17には台25が載置され、その上に第1の連結棒15が載置される(図では3本の第1の連結棒15)。この上に、第2の連結棒16が載置される。このように、第1の連結棒15で対向する2辺の側面を固定し、さらにこの第1の連結棒15を第2の連結棒16で固定する(図では2本の第2の連結棒16)ことにより、より強固に確実に複数枚の壁パネル2からなる手術室の壁面を固定することができる。また、第1の連結棒15、第2の連結棒16、押え部材17の寸法を予め正確に製造することにより、手術室の組立ての際に室内寸法を正確に確保することができる。
手術室の側面を形成する複数の壁パネル2の各辺の上部は押え部材17により固定される。押え部材17は手術室1の壁面の各辺ごとに1つ又は各辺を連結して保持する矩形状に連続して形成された押え部材17を用いてもよい。押え部材17には台25が載置され、その上に第1の連結棒15が載置される(図では3本の第1の連結棒15)。この上に、第2の連結棒16が載置される。このように、第1の連結棒15で対向する2辺の側面を固定し、さらにこの第1の連結棒15を第2の連結棒16で固定する(図では2本の第2の連結棒16)ことにより、より強固に確実に複数枚の壁パネル2からなる手術室の壁面を固定することができる。また、第1の連結棒15、第2の連結棒16、押え部材17の寸法を予め正確に製造することにより、手術室の組立ての際に室内寸法を正確に確保することができる。
図5(A)は図4(A)のC−C断面図であり、(B)は(A)の上面図である。
図示したように、第1の連結棒15からは逆T字状の吊り部材26が垂設される。この吊り部材26には、天井パネル27が載置される。天井パネル27は複数個(図では2個)の開口部28,29が形成される。開口部28には、例えば照明器材を嵌め込み、開口部29には、例えば空調エアの給気口を設けることができる。このような器材の配線や配管、あるいは天井面にアースをとる場合の配線等は、架台を構成する第1の連結棒15や第2の連結棒16に沿わせて結束することができる。
図示したように、第1の連結棒15からは逆T字状の吊り部材26が垂設される。この吊り部材26には、天井パネル27が載置される。天井パネル27は複数個(図では2個)の開口部28,29が形成される。開口部28には、例えば照明器材を嵌め込み、開口部29には、例えば空調エアの給気口を設けることができる。このような器材の配線や配管、あるいは天井面にアースをとる場合の配線等は、架台を構成する第1の連結棒15や第2の連結棒16に沿わせて結束することができる。
図6は壁パネルで形成された手術室の側壁の一部を示す概略図である。
図示したように、巾木部3及び壁パネル2同士の連結構造(図2、図3参照)により、隣合う壁パネル2の高さは全て揃い、目地も隙間なく連結される。図では、3枚の壁パネル2c,2d,2eを示す。壁パネル2cは耐震補強された壁パネルであり、器材を入れ込む開口がなく、部屋の壁面の1辺に対し少なくとも1枚入れるものとする。これにより、手術室1の耐震強度を上げることができる。壁パネル2dは下面まで開口する開口部24を有する。したがって、車輪30を有する器材戸棚31等の比較的大きくて重い器材を入れ込むことができる。器材戸棚31には高さを調整するレベル調整器具32が下面に備わる。なお、壁パネル2dは下面まで開口するため、巾木部3は設けられていない。壁パネル2eに備わる開口部23には、X線等の写真を見るためのシャーカステン33が入れ込まれる。
図示したように、巾木部3及び壁パネル2同士の連結構造(図2、図3参照)により、隣合う壁パネル2の高さは全て揃い、目地も隙間なく連結される。図では、3枚の壁パネル2c,2d,2eを示す。壁パネル2cは耐震補強された壁パネルであり、器材を入れ込む開口がなく、部屋の壁面の1辺に対し少なくとも1枚入れるものとする。これにより、手術室1の耐震強度を上げることができる。壁パネル2dは下面まで開口する開口部24を有する。したがって、車輪30を有する器材戸棚31等の比較的大きくて重い器材を入れ込むことができる。器材戸棚31には高さを調整するレベル調整器具32が下面に備わる。なお、壁パネル2dは下面まで開口するため、巾木部3は設けられていない。壁パネル2eに備わる開口部23には、X線等の写真を見るためのシャーカステン33が入れ込まれる。
壁面を構成する壁パネル2には、腰高(約800mm)までの張替え可能な抗菌シート(不図示)を貼り付けてもよい。これにより、壁面の傷や汚れを防止できる。
このように形成された手術室は予め部品が製造され、これを現場に搬入して組立てるだけなので、廃材や残材を産出することなく、非常に短期間で完成させることができる。組立てはボルトや嵌め込み等による簡単な作業でできるため、専門の知識や技術を必要とせず組立てることができ、さらに解体作業も簡単に行うことができる。したがって、再使用する場合も迅速かつ簡単に行うことができる。壁パネルは軽量のアルミで形成すれば、持ち運びを簡単に行うことができ、迅速な施工作業ができる。
本発明は、組立て式の部屋構造として種々の部屋に適用できる。建物内の手術室に限らず、災害地等の屋外で簡易自立式の手術室として構築できる。
1:手術室、2,2a,2b,2c,2d,2e:壁パネル、3:巾木部、4:架台、5:ベース部材、6:載置台、7:アンカー、8:床材、9:障害物、10:ネジ、11:レベル調整ボルト、12:溝、13:凸部、14:突出片、15:第1の連結棒、16:第2の連結棒、17:押え部材、18:切欠き、19:突起、20:差込孔、21:縦リブ、22:横リブ、23:開口、24:開口、25:台、26:吊り部材、27:天井パネル、28:開口部、29:開口部、30:車輪、31:器材戸棚、32:レベル調整器具、33:シャーカステン。
Claims (7)
- 手術室の側面を構成する複数の壁パネルと、
前記複数の壁パネルの上辺を固定する架台と、
前記複数の壁パネルの載置面が備わる巾木部とを有し、
前記壁パネル及び前記架台を前記巾木部で支持することを特徴とする自立構造手術室。 - 前記手術室は、建物の各フロアを仕切るスラブ間に設置されたことを特徴とする請求項1に記載の自立構造手術室。
- 前記巾木部は、前記載置面を上下方向に調整するための高さ調整手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の自立構造手術室。
- 前記載置面に位置決め用の溝が形成され、前記壁パネル下辺には前記溝に嵌合する凸部が形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自立構造手術室。
- 前記壁パネルの一方の側縁全長にわたって位置決め用の切欠きが形成され、他方の側縁に、隣合う壁パネルの前記切欠きに嵌合する突出片が備わることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の自立構造手術室。
- 前記壁パネルの一方の側縁に連結用突起が備わり、他方の側縁に、隣合う壁パネルの前記突起を差込んで係止するための差込孔が備わることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の手術室の部屋構造。
- 前記架台は少なくとも対向する壁パネル同士を連結することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の自立構造手術室。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005269775A JP2007077744A (ja) | 2005-09-16 | 2005-09-16 | 自立構造手術室 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110528916A (zh) * | 2019-09-18 | 2019-12-03 | 广州海洁尔医疗设备有限公司 | 一种拼装式手术室 |
CN112746757A (zh) * | 2020-12-30 | 2021-05-04 | 常州市浩东净化设备科技有限公司 | 快装龙骨手术室及其安装方法 |
-
2005
- 2005-09-16 JP JP2005269775A patent/JP2007077744A/ja active Pending
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