JP2835595B2 - 間仕切用の支柱と壁の取付脚座 - Google Patents

間仕切用の支柱と壁の取付脚座

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JP2835595B2
JP2835595B2 JP10359596A JP10359596A JP2835595B2 JP 2835595 B2 JP2835595 B2 JP 2835595B2 JP 10359596 A JP10359596 A JP 10359596A JP 10359596 A JP10359596 A JP 10359596A JP 2835595 B2 JP2835595 B2 JP 2835595B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は間仕切用の支柱と壁の取
付脚座に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来床が方形板状の単位床の集合体で構
成された大部屋を所定の小部屋に仕切る場合、間仕切支
柱と間仕切壁をその下端の全面が単位床の接合部分の両
縁にわたって接触するように組み立てると、これらの間
仕切支柱と間仕切壁に沿う部分の単位床は取り外すこと
ができない。一般に工場において、製造装置は間仕切用
の支柱や壁に沿って設置され、床下の空間には製造装置
に関連する電気配線やガス,薬品,水道等の配管等の設
備が収納されている。これらの設備に故障が生じた場合
に、支柱や壁と製造装置との間の単位床を取り外すこと
ができず、不便である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、間仕切用の
支柱や壁に沿う部分の単位床を簡単に取り外すことがで
きる間仕切用の支柱と壁の取付脚を提供しようとするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、床表面への取付脚座と第1と第2の受座部
を脚部を介して段違いに形成し、取付座部が間仕切支柱
の最下端面を支持すると共に第1受座部が間仕切支柱の
切込み部の肩端面を支持し、第2受座部が壁の下端面を
支持し、床面と第1と第2の受座部との高さ方向の間
が単位床の厚さ寸法より大きく定められている。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の取付脚座は、クリ−ンル
−ムの間仕切支柱と間仕切壁の取付けに使用した第1〜
第5の実施例につき以下説明する。
【0006】図1はクリ−ンル−ムの間仕切状態の概略
を平面図で示したものである。床1は方形板状の単位床
2の集合体で構成されている。建物自体の相対する壁
3,4間は、間仕切用の第1支柱5,第2支柱6,第3
支柱7,第4支柱8,第5支柱9が図1に示すように配
置され、これらの支柱間に間仕切壁10が組み立てられ
ている。
【0007】図2はクリ−ンル−ムの間仕切状態の概略
を図1のA−A線に沿う断面図で示したものである。建
物自体の天井11と床12との間に、クリ−ンル−ムを
形成する格子状の天井13と床1が設けられ、これらの天
井13と床1の間に第1〜第5の間仕切支柱5〜9が立て
られ、これらの支柱間に間仕切壁10が組み立てられてい
る。建物自体の天井11とクリ−ンル−ムの天井13間の空
間14は送風機15とフイルタ−16が設けられ、空間14に供
給された空気は送風機15でフイルタ−16を介して床1の
方向に送り出される。この床1と建物自体の床12との間
にも空間17が形成されている。各単位床2は通気孔18を
有し、かつ取外し可能である。天井13から送り出される
清浄空気は床1の通気孔18で床下の空間17に吸引され
て、再び天井裏の空間14に送り戻される。間仕切壁10で
仕切られた右側の部屋19は、製造装置20が配置された作
業室として使用され、左側の部屋21は通路等適宜の隣接
する部屋として使用される。床下の空間17は製造装置20
に関連する電気配線やガス,薬品,水道等の配管等の設
備22が収納されている。床下の設備22に故障が生じた場
合には、単位床2を取り外して、その故障を修理する。
単位床2の取外しは、前記の通り、製造装置20の配置の
関係にて、間仕切用の支柱5〜9や壁10に沿ってなされ
る場合が多い。次にこれらの支柱5〜9と壁10に沿う単
位床2の取外しを容易にする取付脚座について説明す
る。
【0008】図3から図7は第1支柱5とそれに連なる
間仕切壁10の取付けに使用される第1実施例の取付脚座
30に関するものである。この取付脚座30は、その骨格が
長方形板状の取付座部31と、この取付座部の縁から上方
に起立された長方形板状の脚部32と、この脚部の上端の
一部から取付座部31と反対の横方向に延びる長方形板状
の第1受座部33と、同様に脚部32の上端の残部から取付
座部31と反対の横方向に延びて第1受座部33に連なる長
方形板状の第2受座部34で構成され、第2受座部34の大
きさはその縦横の寸法が第1受座部33のほゞ1/2 であ
る。
【0009】取付座部31と第1受座部33は共通の第1支
柱5の支持用として使用され、また第2受座部34は上記
第1支柱5に連なる間仕切壁10の支持用として使用され
る。そのために、取付座部31と第1受座部33は第1支柱
5の位置決め用として第1ストッパ−35と第2ストッパ
−36が設けられ、第2受座部34は第3ストッパ−37が設
けられている。第1ストッパ−35は3個の爪片38,39,
40が長方形基板41の縁にコ字形に起立され、第2ストッ
パ−36は2個の爪片42,43が長方形基板44の両端縁に起
立され、これらのストッパ−35,36の基板41,44を第1
受座部33と取付座部31に固着している。第3ストッパ−
37は長方形板状のもので、第2受座部34に固着されてい
る。
【0010】取付脚座30は、その取付座部31が部屋21側
の同一の単位床2の一側縁に取付座部31の孔45,46に挿
入されるねじ47,48で固着される。この取付脚座30に取
り付けられる第1支柱5は、その下端と一側面の交る角
部に直角な切込み部分49(図5)が形成され、この切込
み部分の肩端面50(図5)を第1受座部33に接合させる
と共に第1支柱5の最下端面51(図5)を取付座部31に
接合させて、取付脚座30に支持させる。この際、第1受
座部33の第1ストッパ−35の3個の爪片38,39,40と取
付座部31の第2ストッパ−36の2個の爪片42,43が第1
支柱5の中心にほゞ正方形の空間を形成する内壁52〜55
(図4)の内側に嵌合して、第1支柱5の横方向の移動
を阻止する。脚部32はその孔56にねじ57(図5)が部屋
19側から挿入され、このねじ57を第1支柱5の内壁55の
ねじ孔58(図5)にねじ込んで、第1支柱5と取付脚座
30の結合をより一層強固にする。またこの取付脚座30に
取り付けられる間仕切壁10はその縦框59と下框60に溝孔
61(図6)が形成され、この溝孔61を第2受座部34の第
3ストッパ−37に嵌合させて(図6)、間仕切壁10と取
付脚座30との相対的位置を定めると共に、間仕切壁10の
下框60を第2受座部34に接合させて間仕切壁10を取付脚
座30に支持させる。
【0011】単位床2から第1と第2の受座部33,34ま
での高さ方向の間隔H(図6)は単位床2の厚みの寸法
より大きく定められている。従って、受座部33,34の下
方の単位床2は、それを持ち上げて横に移動することに
より取り外すことができて、床1の一部が開口される。
この開口部から床下の空間17内にはいって、床上の製造
装置20に関連する床下の設備22を点検したり、故障が生
じた場合にはそれを修理することができる。単位床2を
元に戻すには、上記取外しの手順と逆にすればよい。
【0012】図8〜図11は第2支柱6とそれに連なる間
仕切壁10の取付に使用される第2実施例の取付脚座70に
関するものである。この取付脚座70は、その骨格が直角
に曲がるかぎ形板状の取付座部71と、この取付座部の直
角形の内側縁から上方に起立された直角板状の脚部72
と、この脚部の上端から取付座部71と反対の横方向に延
びて脚部上端の角部の内側に形成される方形板状の第1
受座部73と、この受座部の両端から互いに直角な方向に
延びる第2受座部74,74で構成され、第2受座部74の大
きさはその幅寸法が第1受座部73のほゞ1/2 である。
【0013】取付座部71と第1受座部73も共通の第2支
柱6の支持用として使用され、また第2受座部74も第2
支柱6に連なる間仕切壁10の支持用として使用される。
そのために、取付座部71と第1受座部73も第2支柱6の
位置決め用として第1ストッパ−75と第2ストッパ−76
が設けられ、第2受座部74は第3ストッパ−77が設けら
れている。第1ストッパ−75は2個の爪片78,79が直角
に曲がる基板80の両端に起立され、第2ストッパ−76は
4個の爪片81〜84が直角に曲がる基板85の両端と両外側
縁に起立され、これらの全爪片が集合してほゞ正方形の
輪郭を形成し、基板80,85は第1受座部73と取付座部71
に固着されている。第3ストッパ−77は長方形の板状の
もので、第2受座部74に固着されている。
【0014】取付脚座70はその取付座部71が部屋21側の
斜めに交る2枚の単位床2にわたって取付座部71の2個
の孔86に挿入される2本のねじ87(図9)で固着され
る。この取付脚座70に取り付けられる第2支柱6は、そ
の互いに交る両側面と下端の交る角部に直角な切込み部
分88(図11)が形成され、この切込み部分の肩端面89
(図11)を第1受座部73に接合させると共にこの肩端面
より下方の最下端面90(図11)を取付座部71に接合させ
て、取付脚座70に支持させる。この際、第1受座部73の
第1ストッパ−75の爪片78,79と取付座部71の第2スト
ッパ−76の爪片81〜84が第2支柱6の内壁52〜55の内側
に嵌合して、第2支柱6の横方向の移動を阻止する。脚
部72もその孔91にねじ92(図11)が部屋19側から挿入さ
れ、このねじ92を第2支柱6の内壁54,55のねじ孔93
(図11)にねじ込んで第2支柱6と取付脚座70の結合を
より一層強固にする。またこの取付脚座70に取り付けら
れる間仕切壁10もその縦框59と下框60の溝孔61(図10)
を受座部74のストッパ−77に嵌合させて、間仕切壁10と
取付脚座70との相対的位置を定めると共に間仕切壁10の
下框60を受座部74に接合させて間仕切壁10を取付脚座70
に支持させる。このようにして、共通の第2支柱6に2
枚の間仕切壁10が部屋19側の挟角が直角な関係に組み立
てられる(図9)。
【0015】単位床2から第1と第2の受座部73,74ま
での高さ方向の間隔H(図11)も、単位床の厚みの寸法
より大きく定められている。従って、単位床2の角部が
第2支柱6内に図9に示すようにのぞんでいても、その
単位床2を取り外したり、逆に元に戻したりすることが
できる。
【0016】図12〜図15は第3支柱7とそれに連なる間
仕切壁10の取付けに使用される第3実施例の取付脚座10
0 に関するものである。この取付脚座100 は、その骨格
がほゞ二等辺直角三角形の板状の取付座部101 と、この
取付座部の二等辺の縁から上方に起立された直角板状の
脚部102 と、この脚部の上端の一部から取付座部101と
反対の横方向に延びて脚部上端の角部の外側に直角に曲
がるように形成された直角板状の第1受座部103 と、同
様に脚部102 の上端の残部から取付座部101 と反対の横
方向に延びて第1受座部103 の両端に連なる長方形板状
の第2受座部104 で構成され、第2受座部104 の大きさ
はその幅寸法が第1受座部103 のほゞ1/2 である。
【0017】取付座部101と第1受座部103は共通
の第3支柱7の支持用として使用され、また第2受座部
104は間仕切壁10の支持用として使用される。その
ために、第1受座部103は第3支柱7の位置決め用と
して第1ストッパー105が設けられ、第2受座部10
4は間仕切壁10の位置決め用として第3ストッパー1
06が設けられている。第1ストッパー105は4個の
爪片107〜110が直角に曲げられる基板111の両
端と両外側縁に起立され、これらの全爪片107〜11
0がほゞ正方形の輪郭を形成し、基板111は受座部1
03の角部に固着されている。第3ストッパー106は
長方形の板状のもので、第2受座部104に固着されて
いる。
【0018】取付脚座100 もその取付座部101 が部屋21
側の単位床2の角部に孔112 に挿入されるねじ113 (図
13)で固着される。この取付脚座100 に取り付けられる
第3支柱7は、その互いに交る両側面の角部を除いて他
の側面と下端の交る部分に直角な切込部分114 (図15)
が形成され、この切込み部分の肩端面115 (図15)を第
1受座部103 に接合させると共に第3支柱7の最下端面
116 (図15)を取付座部101 に接合させて、取付脚座10
0 に支持させる。この際、第1受座部103 の第1ストッ
パ−105 の4個の爪片107 〜110 が第3支柱7の内壁52
〜55(図13)に嵌合して、第3支柱7の横方向の移動を
阻止する。脚部102 もその孔117 にねじ118 (図13)が
部屋19側から挿入され、このねじ118 を第3支柱7の内
壁54,55のねじ孔119 (図13)にねじ込んで、第3支柱
7と取付脚座100 の結合をより一層強固にする。またこ
の取付脚座100 に取り付けられる間仕切壁10もその縦框
59と下框60の溝孔61(図15)を受座部104 の第3ストッ
パ−106 に嵌合させて間仕切壁10と取付脚座100 との相
対的位置を定めると共に間仕切壁10の下框60を受座部10
4 に接合させて間仕切壁10を取付脚座100 に支持させ
る。このようにして共通の第3支柱7に2枚の間仕切壁
10が部屋21側における挟角が直角に組み立てられる(図
13)。
【0019】この第1と第2の受座部103 ,104 の高さ
Hも単位床2を取り外すことができる寸法に形成されて
いるので、この取付脚座100 を囲む3枚の単位床2のい
ずれもその取り外しが可能である(図15)。
【0020】図16〜図19は第4支柱8とそれに連なる間
仕切壁10の取付に使用される第4実施例の取付脚座130
に関するものである。この取付脚座130 は、その骨格が
長方形板状の取付座部131 と、この取付座部の縁から上
方に起立された長方形板状の脚部132 と、この脚部の上
端の中心から取付座部131 と反対の横方向に延びる長方
形板状の第1受座部133 と、同様に脚部132 の上端の両
側から第1受座部133を挟んで連なるように取付座部131
と反対の横方向に延びる長方形板状の第2受座部134
で構成され、この第2受座部134 の大きさはその縦横の
寸法が第1受座部133 のほゞ1/2 である。
【0021】取付座部131と中心の第1受座部133
は共通の第4支柱8の支持用として使用され、また両側
の第2受座部134は第4支柱8に連なる間仕切壁10
の支持用として使用される。そのために、第1受座部1
33と取付座部131は第4支柱8の位置決め用として
第1ストッパー135と第2ストッパー136が設けら
れ、第2受座部134は間仕切壁10の位置決め用とし
第3ストッパー137が設けられている。第1ストッ
パー135は3個の爪片138,139,140が長方
形基板141の縁にコ字形に起立され、第2ストッパー
136は2個の爪片142,143が長方形基板144
の両縁に起立され、これらのストッパーの基板141,
144を第1受座部133と取付座部131とに固着し
ている。第3ストッパー137は長方形板状のもので、
第2受座部134に固着されている。
【0022】取付脚座130 は、その取付座部131 が部屋
21側の互いに隣接する2枚の単位床2にまたがって置か
れ、その孔145 を通るねじ146 (図17)で固着され、脚
部132 の一側面147 (図18)が部屋19側の単位床2と部
屋21側の単位床2との接合面148 (図18)に沿って延
び、爪片138 ,140 間の中心が部屋19側の互いに隣接す
る単位床2の接合面149 (図17)に一致する関係に床に
取り付けられると、第1と第2の受座部133 ,134 ,13
4 と床2との高さ方向の間隔H(図18,19)は床の厚さ
より大きいので、部屋19側の互いに隣接する2枚の単位
床2を取り外すことができる。
【0023】第4支柱8もその一側と下端の交る角部に
直角な切込み部分150 (図18)が形成され、この切込み
部分150 の肩端面151 (図18)を第1受座部133 に接合
させると共に第4支柱8の最下端面152 (図18)を取付
座部131 に接合させて、取付脚座130 に支持させる。こ
の際、第1受座部133 の第1ストッパ−135 の爪片138
,139 ,140 と取付座部131 の第2ストッパ−136 の
爪片142 ,143 が第4支柱8の内壁52〜55(図17)の内
側に嵌合して、第4支柱8の横方向の移動を阻止してい
る。脚部132 はその孔153 にねじ154 (図18)が部屋19
側から挿入され、このねじ154 を第4支柱8の内壁55の
ねじ孔155 (図18)にねじ込んで、第4支柱8と取付脚
座130 の結合をより一層強固にする。間仕切壁10はその
縦框59と下框60の溝孔61(図17,19)を第2受座部134
の第3ストッパ−137 に嵌合させて、間仕切壁10と取付
脚座130 との相対的位置を定めると共に、間仕切壁10の
下框60を第2受座部134 に接合させて間仕切壁10を取付
脚座130 に支持させる。このようにして、2枚の間仕切
壁10は第4支柱8の両側に直線状に組立てられる。
【0024】図20〜図24は第5支柱9とこれに連なる間
仕切壁10の取付に使用される第5実施例の取付脚座160
に関するものである。この取付脚座160 は、第1実施例
の取付脚座30とは、その取付位置に従って、第2受座部
161 が第1受座部162 に対して逆の位置に形成された点
が異るだけである。
【0025】取付脚座160 は、第1実施例のものと同様
に、取付座部163 がその孔164 ,165 を通るねじ166 ,
167 (図21)で部屋21側の単位床2に固着される。第5
支柱9は、その切込み部分168 (図22)の肩端面169 を
第1受座部162 に支持させると共に第5支柱9の最下端
面170 (図22)を取付座部163 に支持させる。第1スト
ッパ−171 の3個の爪片172 ,173 ,174 と第2ストッ
パ−175 の2個の爪片176 ,177 は第5支柱9の内壁52
〜55(図21)に嵌合してこの支柱9が横方向に移動する
のを阻止する。間仕切壁10はその下框60が第2受座部16
1 で支持され(図23)、この第2受座部161 の第3スト
ッパ−178 が上記下框60の溝孔61(図23)に嵌合して、
支柱9の横移動を阻止する。第1と第2の受座部162 ,
161 の下方に存する部屋19側の単位床2も第1実施例の
ものと同様に脚部179 の高さHまで持ち上げて取り外す
ことができる。脚部179 は、その孔180 にねじ181 (図
21,22)が部屋19側から挿入され、このねじを第5支柱
9の内壁55のねじ孔182 (図21,22)にねじ込んで、第
5支柱9と取付脚座160 の結合をより一層強固にする。
【0026】
【発明の効果】本発明の取付脚座30,70,100 ,130 ,
160 は、上記のように、単位床2の集合された床に固着
される取付座部31,71,101 ,131 ,163 と、該取付座
部の縁に起立された脚部32,72,102 ,132 ,179 と該
脚部の上端から取付座部と反対の横方向に延びる第1受
座部33,73,103 ,133 ,162 と同様に脚部の上端また
は第1受座部から取付座部と反対の横方向に延びる第2
受座部34,74,104 ,134 ,161 を有し、上記取付座部
は間仕切用の支柱5〜9の最下端面51,90,116,152
,170 を支持すると共に上記第1受座部は間仕切支柱
の切込み肩端面50,89,115 ,151 ,169 を支持して、
間仕切支柱の全体を支え、第2受座部は間仕切壁10の下
端を支持し、第1受座部と第2受座部から床表面までの
高さ方向の間隔は床の厚みを越える大きさに定められて
いるので、これらの第1受座部と第2受座部の下方に単
位床2の縁が存する場合には、間仕切支柱や間仕切壁を
組み立てたまゝでその単位床2の取り外しや取り付けが
簡単にできて、床下の設備22の点検や修理に便利であ
る。本発明の取付脚座30,70,100 ,130 ,160 はま
た、その第1受座部33,73,103 ,133 ,162 に第1ス
トッパ−35,75,105 ,135,171 が設けられ、第2受
座部34,74,104 ,134 ,161 に第3ストッパ−37,7
7,106 ,137 ,178 が設けられ、上記第1ストッパ−
が間仕切支柱5〜9のほゞ中心に中空部を形成する内壁
52〜55の内側に接合して間仕切支柱と取付脚座との相対
的組立位置を定め、上記第3ストッパ−が間仕切壁10の
下端の溝孔61に嵌合して間仕切壁と取付脚座との相対的
組立位置を定めているので、間仕切支柱と間仕切壁の組
立が簡単である。本発明の取付脚座30,70,130 ,160
は、またその取付座部31,71,131 ,163 にも第2スト
ッパ−36,76,136 ,175 が設けられ、この第2ストッ
パ−が前記第1ストッパ−35,75,135 ,171 と共に間
仕切支柱の内壁52〜55の内側に接合して間仕切支柱と取
付脚座との相対的組立位置を定めているので、その間仕
切支柱の組立がより一層安定状態に保たれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の間仕切の概略を示す平面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】本発明の第1実施例の取付脚座の斜視図であ
る。
【図4】図3の取付脚座で間仕切支柱と間仕切壁を組立
てた状態を示す水平断面図である。
【図5】図4のB−B線断面図である。
【図6】図4のC−C線断面図である。
【図7】図4のD−D線断面図である。
【図8】本発明の第2実施例の取付脚座の斜視図であ
る。
【図9】図8の取付脚座で間仕切支柱と間仕切壁を組立
てた状態を示す水平断面図である。
【図10】図9のE−E線断面図である。
【図11】図9のF−F線断面図である。
【図12】本発明の第3実施例の取付脚座の斜視図であ
る。
【図13】図12の取付脚座で間仕切用支柱と間仕切壁
を組立てた状態を示す水平断面図である。
【図14】図13のG−G線断面図である。
【図15】図13のH−H線断面図である。
【図16】本発明の第4実施例の取付脚座の斜視図であ
る。
【図17】図16の取付脚座で間仕切用支柱と間仕切壁
を組立てた状態を示す水平断面図である。
【図18】図17のI−I線断面図である。
【図19】図17のJ−J線断面図である。
【図20】本発明の第5実施例の取付脚座の斜視図であ
る。
【図21】図20の取付脚座で間仕切支柱と間仕切壁を
組立てた状態を示す水平断面図である。
【図22】図21のK−K線断面図である。
【図23】図21のL−L線断面図である。
【図24】図21のM−M線断面図である。
【符号の説明】
1 床 2 単位床 5 第1支柱 6 第2支
柱 7 第3支柱 8 第4支柱 9 第5支柱 10 間仕切壁 11
天井 12 床 13天井 14 空間 15 送風
機 16 フイルタ− 17 空間 18 通気孔
19 部屋 20 製造装置 21 部屋 22 設備
30 取付脚座 31 取付座部 32 脚部 33 第1受座部 34
第2受座部 35第1ストッパ− 36 第2ストパー
37 第3ストッパ− 38 爪片 39 爪片 40 爪片 42 爪片 43 爪片 49
切込み部分 50 肩端面 51 最下端面 52
内壁 53 内壁 54 内壁 55 内壁 59 縦框 60 下框 61 溝孔 70 取付脚座
71 取付座部 72脚部 73 第1受座部 74
第2受座部 75 第1ストッパ− 76 第2ストッ
パ− 77 第3ストッパ− 78 爪片 79 爪片
81 爪片 82 爪片 83 爪片 84 爪片 88 切込部分
89 肩端面 90 最下端面 10 取付脚座
101 取付座部 102 脚部 103 第1受座部 104 第2受座部 105 第1ストッパ− 106 第3ス
トッパ− 107 爪片 108 爪片 109 爪片 110 爪片 114 切込み部分
115 肩端面 116最下端面 130 取付脚座 1
31 取付座部 132 脚部 133 第1受座部 134 第2受座部 135 第1ストッパ− 136 第2ス
トッパ− 137 第3ストッパ− 138 爪片 139
爪片 140 爪片 142 爪片 143 爪片 150切込み部分 151 肩端面 152 最下端面 1
60 取付脚座 161 第2受座部 162 第1受座部
163 取付座部 168 切込み部分 169 肩端面 1
70 最下端面 171 第1ストッパ− 172 爪片 1
73 爪片 174爪片 175 第2ストッパ− 176 爪
片 177 爪片 178 第3ストッパ− 179 脚部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI E04H 5/02 E04H 5/02 B F24F 7/06 F24F 7/06 C

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取外し可能な単位床が集合された床に固
    着される取付座部と、該取付座部の縁に起立された脚部
    と、該脚部の上端から取付座部と反対方向に延びる第1
    受座部と、同様に脚部の上端または第1受座部から取付
    座部と反対方向に延びる第2受座部を有し、上記取付座
    部が間仕切支柱の下端面を支持すると共に上記第1受座
    部が間仕切支柱の下端面から上方の切込み端面を支持し
    て間仕切支柱の全体を支え、第2受座部は間仕切壁の下
    端を支持し、第1受座部と第2受座部から床の表面まで
    の高さ方向の間隔は床の厚み寸法を越える大きさに定め
    られてこれらの第1受座部と第2受座部の下方に存する
    単位床の取外しを可能にする間仕切用の支柱と壁の取付
    脚座。
  2. 【請求項2】 前記取付脚座の第1受座部は第1ストッ
    パ−が設けられ、このストッパ−が間仕切支柱の中空状
    の内壁の内側に接触して間仕切支柱と取付脚座との相対
    的組立位置を定め、上記取付脚座の第2受座部も第2ス
    トッパ−が設けられ、この第2ストッパ−が間仕切壁の
    下端の溝孔に嵌合して間仕切壁と取付脚座との相対的組
    立位置を定める請求項1記載の間仕切用の支柱と壁の取
    付脚座。
  3. 【請求項3】 前記取付脚座の取付座も第3ストッパ−
    が設けられ、この第3ストッパ−が前記第1受座の第1
    ストッパ−と共に間仕切支柱の中空状の内壁の内側に接
    触して間仕切支柱と取付脚座との相対的組立位置を定め
    る請求項1または2に記載の間仕切用の支柱と壁の取付
    脚座。
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