JP2000257205A - 二重天井下地構造およびその施工方法 - Google Patents

二重天井下地構造およびその施工方法

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JP2000257205A
JP2000257205A JP11064438A JP6443899A JP2000257205A JP 2000257205 A JP2000257205 A JP 2000257205A JP 11064438 A JP11064438 A JP 11064438A JP 6443899 A JP6443899 A JP 6443899A JP 2000257205 A JP2000257205 A JP 2000257205A
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Hiroshi Sudo
拓 須藤
Kenji Miura
健次 三浦
Hiroshi Kirii
洋 桐井
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ITOCHU TECHNO METAL KK
Sato Kogyo Co Ltd
Kirii Construction Materials Co Ltd
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ITOCHU TECHNO METAL KK
Sato Kogyo Co Ltd
Kirii Construction Materials Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構造が簡単でしかも野縁受けや野縁の取付作業
や調整作業の大幅な省力化が図れるとともに、天井懐を
小さくでき室内空間を有効活用し得るようにする。 【解決手段】野縁受け5は、断面略コ字状鋼部材13
A、13Bを2本1組として構成され、かつこれら断面
略コ字状鋼部材13A、13Bを背合わせで配向すると
ともに、対面する背面板の間にスペーサを介在させるこ
とにより中間にスリット状溝15を形成し、一方野縁受
け金具4は通孔10aが形成された水平面状の固定座板
部10Aと、鉛直面状の挿入板部10Bとを備え、前記
固定座板部10Aの通孔10aに前記ネジボルト3を挿
通するとともに、この固定座板部10Aを跨ぐ両側に螺
設された固定調整用ナット11、12により固定する構
造とし、前記野縁受け5のスリット状溝15に前記野縁
受け金具4の挿入板部10Bを挿入した状態で、外側か
ら螺入されたビス17によって相互に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集合住宅などの鉄
筋コンクリート構造物において、天井スラブ下に空間を
空けて二重天井を構築する際の二重天井下地構造および
その施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、集合住宅などの鉄筋コンクリ
ート構造物において天井を構築する方法には、建物躯体
に対して壁先行で壁下地を施工した後、各部屋毎に天井
面をモルタル塗りなどによる直仕上げを行う方法(第1
従来工法)と、建物躯体に対して壁先行で壁下地を施工
した後、壁下地によって区画された各部屋毎に天井スラ
ブの下側に二重天井下地を施工する方法(第2従来工
法)とがある。
【0003】特に、後者の二重天井下地構造は、図10
〜図12に示されるように、予め天井スラブSの所定位
置に埋設された埋込インサート50に対して吊りボルト
51上端ネジ部をねじ込むとともに、この吊りボルト5
1の下端ネジ部に二重ナットによりハンガー52を取り
付ける。そして、前記ハンガー52によって溝型形鋼等
の野縁受け53を支持した後、これら野縁受け53に平
面的に直交する方向であってかつ野縁受け53の下面側
にクリップ金具54により野縁55を支持した構造であ
り、これら所定間隔で配置された野縁55の下面側に石
膏ボード等がビスにより固定される。なお、二重天井の
高さ調整は前記ハンガー52を固定しているナットによ
り行われる。
【0004】一方、前者の第1従来工法は、過去には多
用されていた工法であるが、天井面の不陸調整等のた
めに左官工事を必要とする。照明器具等の配線が露出
してしまうか、露出させないように埋め込みとした場合
には配線などのメンテナンスが出来なくなる。照明器
具の移動は、左官工事や塗装工事を含む大作業となると
ともに、移動後は配線を露出させるしかないなどの問題
があり、これらの点ではこのような問題が生じない前記
第2従来工法よりも劣っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第2従
来工法の場合には、野縁受け53を吊持するに当たり、
吊りボルト51による吊り位置が多数必要になるため、
施工効率が悪いとともに、レベル調整が煩雑となるなど
の問題が生じていた。すなわち、施工マニュアルや各種
仕様書等によれば、強度上の関係から吊りボルトは野縁
受けの長手方向および直交方向に、室端部では150mm
以内、以降は900mm程度の間隔で設けることが規定さ
れており、吊りボルト51の本数が非常に多くなる。特
に、室数が多い場合に室境界では最も隣接する吊りボル
トでは300mm以内になってしまうことになる。そのた
め、吊りボルト51の設置作業やハンガー52の取り付
け作業に多くの手間と時間が掛かるようになり、施工効
率が向上しない一因となっていた。また、吊りボルト5
1に作用する張力を均等にするためには、すべてのハン
ガー52について高さ調整を正確に行わなければなら
ず、レベル調整作業も非常に手間が掛かり時間を要して
いた。さらに、これらの作業はすべて上向き姿勢のまま
長時間の間、行わなければならず、作業員にとっても苦
渋作業となっていた。
【0006】他方で、前記二重天井下地構造の場合に
は、天井スラブ面と二重天井面とのクリアランスを決定
するに当たり、野縁受け53と野縁55とが上下の関係
で配設され、これら部材の合算した高さ寸法の他に、ハ
ンガー52の高さ寸法および吊りボルト51の長さ寸法
分を加算したクリアランスを最小限必要とするため、天
井懐を望むようには小さく出来ず、このため建築物の階
高さを低くして施工費を節約できない、あるいは室内空
間を有効に活用出来ないなどの問題があった。
【0007】そこで本発明の主たる課題は、構造が簡単
でしかも野縁受けや野縁の取付作業や調整作業の大幅な
省力化および作業効率の向上が図れるようになるととも
に、天井懐を小さくでき室内空間を有効活用し得るなど
の特徴を有する二重天井下地構造およびその施工方法を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明は、天井スラブ下面との間に所定の空間を空け
て構築される二重天井下地構造であって、前記二重天井
下地構造は、上端が天井スラブに連結されたネジボルト
と、このネジボルトの下端側に固定される野縁受け金具
と、この野縁受け金具によって支持される野縁受けと、
さらにこの野縁受けによって支持される野縁とを含み、
前記野縁受けは断面略コ字状鋼部材を2本1組として、
これら断面略コ字状鋼部材の開口溝を夫々反対方向に向
けて背合わせで配置するとともに、対面する背面板の間
にスリット状の溝を形成した状態で連結し、一方、野縁
受け金具は通孔が形成された水平面状の固定座板部と、
鉛直面状の挿入板部とを備え、前記固定座板部の通孔に
前記ネジボルトを挿通するとともに、この固定座板部を
跨ぐ両側に螺設された固定調整用ナットにより固定する
構造とし、前記野縁受けのスリット状溝に前記野縁受け
金具の挿入板部を挿入した状態で、断面略コ字状鋼部材
の両背面板および前記挿入板部を共に貫いて外側から螺
入されたビスまたはボルトによって連結してあることを
特徴とするものである。
【0009】より詳細には、天井スラブ下面との間に所
定の空間を空けて構築される二重天井下地構造であっ
て、室内端部において;少なくとも対面する2壁面の所
定高さ位置に室内側に開口溝を向けて断面略コ字状鋼部
材よりなる端部野縁受けを水平配置で固定し、室内中間
部において;上端が天井スラブに連結されたネジボルト
の下端に、通孔が形成された水平面状の固定座板部と、
鉛直面状の挿入板部とを備える野縁受け金具を、前記固
定座板部の通孔に前記ネジボルトを挿通するとともに、
この固定座板部を跨ぐ両側に螺設された固定調整用ナッ
トにより固定し、断面略コ字状鋼部材を2本1組とし
て、これら断面略コ宇状鋼部材の開口溝を夫々反対方向
に向けて背合わせで配置するとともに、対面する背面板
の間にスリツト状の溝を形成した状態で連結した野縁受
けを、前記端部野縁受けの方向に沿って、前記野縁受け
金具の挿入板部を前記スリット状溝に挿入させた状態で
かつ断面略コ字状鋼部材の両背面板および前記挿入板部
を共に貫いて外側から螺入されたビスまたはボルトによ
って連結し、前記一定方向に沿って配設された端部野縁
受けおよび野縁受けの対向する開口溝に対して両端部を
それぞれ挿入させることにより前記野縁受け方向に直交
する方向に多数の野縁を横架してあることを特徴とする
ものである。
【0010】前記二重天井下地構造においては、前記野
縁受け金具において、通孔をネジボルト径に比較して大
径孔とするか、野縁配設方向の長孔とし、野縁方向の調
整を可能とするのが望ましい。前記埋込インサートやア
ンカーボルトに設置誤差があっても野縁方向の調整でき
るようにしてあるため、通り芯に沿って野縁受けを配置
できるようになる。
【0011】また、前記野縁受けは所定長毎のユニット
材とし、かつ各野縁受けユニット材は、少なくとも一方
側端部において断面略コ字状鋼部材のそれぞれの端面位
置を部材長手方向にずらした状態で固定した構造とする
のが望ましい。端部位置をずらしておくことにより、後
述のように、固定済み野縁受けユニットに対して別の野
縁受けユニットを接続しながら取り付ける際に、重ね代
部分の断面略コ字状鋼部材同士の下面を同一面に揃える
ことで取付けようとする野縁受けユニットを水平の状態
で取付けし易くなる。
【0012】さらに、後工程となる壁下地の施工性等を
考慮し、少なくとも複数の部屋間に亘って前記二重天井
下地構造が構築されるとともに、先行して施工された二
重床との間に壁下地を構築するのが望ましい。躯体精度
が悪くても、天井レベルと床レベルとがきっちりと精度
良く決められていることにより、壁下地のスタッド材と
して、工場でのプレカット材を使用することができるよ
うになるとともに、現場で廃材が出ないようになる。ま
た、将来の間取り変更が容易に行えるようになる。
【0013】他方、前記二重天井下地構造の施工方法
は、型枠工事時にスラブ下面に野縁受け配設部位の直上
であってかつ野縁受けの部材長手方向に沿って所定の間
隔で埋込インサートまたはアンカーボルトを埋設してお
く準備工程と、スラブ下面に埋込インサートを埋設した
場合には前記埋込インサートに対してネジボルトの上端
を螺入するとともに、このネジボルトの下端側に野縁受
け金具および固定調整用ナットを取り付け、またアンカ
ーボルトを埋設した場合にはこのアンカーボルトの下端
側に野縁受け金具および固定調整用ナットを取り付ける
第1工程と、前記野縁受け金具の挿入板部を野縁受けの
スリット状溝に挿入するとともに、断面略コ字状鋼部材
の両背面板および前記挿入板部を共に貫いて外側から螺
入されたビスまたはボルトによって連結するとともに、
前記固定調整用ナットの螺退進により野縁受けの高さ調
整を行う第2工程と、一定方向に沿って所定の間隔で吊
持された前記野縁受けの対向する開口溝に対して両端部
をそれぞれ挿入させることにより前記野縁受け方向に直
交する方向に多数の野縁を横架させる第3工程とからな
ることを特徴とするものである。
【0014】この場合において、野縁受けユニットの取
付けに当たり、野縁受けユニットを取り付けるための複
数の野縁受け金具の内、少なくとも1つの野縁受け金具
の挿入板部を野縁受けユニットのスリット状溝に挿入
し、断面略コ字状銅部材の両背面板および前記挿入板部
を共に貫いて外側から螺入されたビスまたはボルトによ
って連結した後、残りの野縁受け金具については、順次
野縁受け金具の挿入板部を野縁受けのスリット状溝に挿
入するとともに、前記ビスまたはボルトによる連結を行
うようにするのが望ましい。この手順を採用することに
より一人でも野縁受けの取付が簡単に行えるようにな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳述する。図1は本発明に係る二
重天井下地1の全体平面図であり、図2はその要部構造
斜視図である。
【0016】本二重天井下地1は、主に天井スラブSの
下面に埋設された埋込インサート2と、この埋込インサ
ート2に上端が螺合連結されるネジボルト3と、このネ
ジボルト3の下端側に固定される野縁受け金具4と、こ
の野縁受け金具4、4…によって支持される野縁受け
5、5と、室内端部において、壁面の所定高さ位置に室
内側に開口溝を向けて水平配置により固定される端部野
縁受け6、6と、これら野縁受け5および端部野縁受け
6とによって支持される多数の野縁7、7…とから構成
されるもので、その後前記野縁7、7…および野縁受け
5,6の下面に石膏ボートなどの天井板8が固定され、
さらに多くの場合前記天井板8にクロスなどの化粧シー
トが貼設される。
【0017】以下、さらに具体的に施工手順を踏みなが
ら詳述すると、先ず図1に示されるように、コンクリー
ト躯体によって囲まれた長方形状の室内空間がある場
合、本発明の構造特性に合致するように野縁受け5
(6)間隔L 〜L(以下、野縁スパンという。)の
決定を行う。図示のように、室内空間が長方形状とされ
るような場合には、野縁受け5の総本数を滅じるため
に、長辺方向に沿って野縁受け5,5を配置するように
するのが望ましい。野縁スパンL 〜Lについては、
野縁7の剛性等から許容たわみを元に設定される許容ス
パン内で各スパン寸法を同じに設定する方法と、野縁ス
パンL、Lについては標準スパンとし、残りのL
スパンにより調整する方法と、野縁スパンL、L
標準スパンとし、残りのLスパンを調整する方法の3
通りの方法が考えられるが、いずれにしてもこのような
スパン割とすることで野縁7のすべてを、またはその多
くを同一寸法品とすることが出来るようになる。前記野
縁スパンL〜Lとしては、使用する野縁7の剛性
(断面寸法及び厚み)によるが、たとえば40mm×40
mm×0.5mmの角形スタッドを用いた場合は2400mm
程度以内、また40mm×50mm×0.5mmの角形スタッ
ドを用いた場合は2600mm程度以内であれば、たわみ
の目立たない十分平坦な天井下地が施工出来ることが実
験等により確認されている。
【0018】野縁スパン割が決定したならば、スパン割
線上に野縁受け5,5が配置されることになるが、この
野縁受け5,5の取付けに先立って野縁受け5,5配設
部位の上部天井位置に野縁受け金具4の形状を考慮し
て、具体的には後述する野縁受け金具4の挿入板部10
B位置と、ネジボルト3を挿通させる通孔10a位置と
のズレ量を考慮して、野縁受け5の部材長手方向に沿っ
て所定の間隔P、たとえば900mm間隔で型枠工事時に
天井スラブS下面に埋込インサート2、2…が埋設され
る。なお、本例では埋込インサート2を天井スラブSに
埋設し、天井下地施工時に前記埋込インサート2にネジ
ボルト2の上端を螺入するようにしたが、天井スラブS
に直接アンカーボルト(図示せず)を埋設するようにし
てもよい。
【0019】野縁受け5,6の取付けは、長辺側の対面
する2壁面の所定高さ位置に端部野縁受け6となる断面
略コ字状鋼部材を室内側に開口溝を向けて水平配置によ
りコンクリートピン等で固定するとともに、中間に前記
埋込インサート2、2…を利用して野縁受け5,5が吊
持される。
【0020】前記野縁受け5の支持構造は、図3に示き
れるように、天井スラブS下面に埋設された埋込インサ
ート2の雌ネジ孔2aにネジボルト3の上端を螺入する
とともに、このネジボルト3の下端側に、断面略逆L字
状の連結支持部材10と、固定調整用ナット11,12
とからなる野縁受け金具4が取り付けられ、この野縁受
け金具4によって野縁受け5が支持されるようになって
いる。
【0021】前記野縁受け金具4を構成する前記連結支
持部材10は、通孔10aが形成された水平面状の固定
座板部10Aと、鉛直面状の挿入板部10Bとを備える
ものであり、前記通孔10aは野縁7方向の調整を可能
とするために野縁配設方向の長孔としてある。なお、こ
の通孔10aは前記ネジボルト3のボルト径に比較して
大径孔とすることでもよい。本例では、前記固定座板部
10Aと挿入板部10Bとを有する最小限の断面形状と
して、連結支持部材10の形状を断面略逆L字形状とし
たが、この断面形状に限らず、通孔が形成された水平面
状の固定座板部と、鉛直面状の挿入板部とを備える構成
であれば、他の断面形状または構造であってもよい。
【0022】前記ネジボルト3に対しては、上側固定調
整用ナット11を螺設した後、前記固定座板部10Aの
通孔10aを挿通させ、次いでその下面側に下側固定調
整用ナット12を螺設する。固定は、前記固定座板部1
0Aを跨ぐ両側で固定調整用ナット11,12を締付け
ることにより堅固に固定する。
【0023】一方、野縁受け5は、図5および図6に示
されるように、断面略コ宇状鋼部材13A、13Bを2
本1組として、これら断面略コ字状鋼部材13A、13
Bの開口溝13a,13bを夫々反対方向に向けて背合
わせで配置するとともに、対面する背面板13c、13
dの間にスペーサ14を介在させることにより中間にス
リット状の溝15を形成した状態で所定箇所を固定ビス
16により相互に連結したものである。この野縁受け5
は、図7の例では全長(長辺寸法)が3分割構成とさ
れ、各野縁受けユニット5A〜5Cは図6に示されるよ
うに、両側端部が、断面略コ字状鋼部材13A、13B
のそれぞれの端面位置を部材長手方向にずらした状態で
相互に固定されている。このように、左右一対の断面略
コ字状鋼部材13A、13Bを相互にずらして配置する
ことにより、固定済み野縁受けユニットに対して別の野
縁受けユニットを接続しながら取り付ける際に、重ね代
部分Kの断面略コ字状鋼部材13A(13B)同士の下
面を同一面に揃えることで取付けようとする野縁受けユ
ニットを水平の状態で取付けし易くなる。なお、各野縁
受けユニット5A〜5Cの接続部位では、各野縁7が安
定的に支持されれば良いため、ある程度の隙間があって
もよく厳密な隙間精度は要求されない。
【0024】本例では一人でも施工できる程度の長さと
して、前記断面略コ字状鋼部材13A、13Bの長さを
4m程度とし、野縁受けユニット5A〜5Cの3分割構
成としたが、もちろん部屋が狭いような場合や複数人で
の施工を前提とするような場合等には野縁受け5を1本
ものとすることができる。また、断面略コ字状鋼部材1
3A、13Bの背面板13c、13dの間にスリット状
溝15を形成する方法としては、前記スペーサ14を介
在させる方法以外に、たとえば一方の背面板13c(1
3d)にプレスにより突起を形成し、或いは背面板13
c(13d)の一部を切り起こすなど方法によって前記
スリット状溝15を形成するようにしてもよい。
【0025】前記野縁受けユニット5A〜5Cは現地ス
ラブ面上で地組するか、予め工場で組み立てられた野縁
受けユニット5A〜5Cが現地に搬入される。組立に当
たっては、2本の断面略コ宇状銅部材13A、13Bを
水平面上に載置した状態で行うことにより、両者の下面
が簡単に揃うとともに、単に間にスペーサ14を介在さ
せて外側から固定ビス16を螺入することにより簡単に
組み立てることができる。この際、前記スペーサ14と
して上端部のL字状に屈曲させた部材を用いることによ
り、下側に抜け落ちないようになるため組立作業を効率
的に行えるようになる。また、前記ネジボルト3の直下
部位となる断面略コ宇状銅部材13Bの上側フランジ部
分Mを矩形状に切り欠いておけば、野縁受け5の高さ調
整時に下側固定調整用ナット12の螺退進が容易に行え
るようになる。
【0026】取付けに当たっては、各野縁受けユニット
5A〜5C毎に取付けを行うようにする。一人で取付け
作業を行うには、野縁受けユニット5A〜5Cを取り付
けるための複数の野縁受け金具4の内、ほぼ中央に位置
する野縁受け金具4(図7中▼印位置)について、ほぼ
高さ方向の正位置に連結支持部材10を固定調整用ナツ
ト11,12によって位置固定し、これ以外の野縁受け
金具4,4…(図7中、▽印位置)については、上側固
定調整用ナット11を上側にずらして連結支持部材10
が上下移動できるようにしておく。
【0027】次いで、各野縁受けユニット5A〜5Cを
片手で取付け箇所に持ち込み、前記▼印位置の野縁受け
金具4の挿入板部10Bを野縁受けユニット5A(5
B、5C)のスリット状溝15に挿入し、断面略コ字状
鋼部材13A、13Bの両背面板13c、13dおよび
前記挿入板部10Bを共に貫いて外側からビス17を螺
入することにより連結した後、残りの野縁受け金具4,
4…について、順次挿入板部10Bを野縁受けのスリッ
ト状溝15に挿入するとともに、前記ビス17によって
連結するようにする。なお、前記断面略コ字状鋼部材1
3A、13Bの両背面板13c、13dの所定位置に予
めボルト長孔を形成しておけば、前記ビス17に代えて
ボルトを用いることでもよい。
【0028】各野縁受けユニット5A〜5C(5Cにつ
いては一方側のみ)は、断面略コ字状鋼部材13A、1
3Bの端面位置を部材長手方向にずらした状態で相互に
固定されているため、施工始点側の野縁受けユニット5
A端部には短尺の断面略コ字状鋼部材5aを追加するよ
うにする。この断面略コ字状鋼部材5aの固定は、ビス
またはボルト等により行うようにする。図7に示される
例では、施工始点の野縁受けユニット5Aに対してのみ
短尺の断面略コ字状鋼部材5aを追加するようにしてい
るが、これは施工終点となる野縁受けユニット5Cの壁
側端部では余長部分を切断した結果、断面コ字状鋼部材
13A、13Bの端部が揃ったためである。施工終点側
で余長が出ない場合や余長を切断しても断面コ字状鋼部
材13A、13Bが不揃いになる場合には野縁受けユニ
ット5Cにも施工始点と同様に短尺の断面略コ字状鋼部
材を追加するようにする。
【0029】前記野縁受け5,5の位置調整および高さ
調整は、野縁受け方向をX軸方向、これと平面上で直交
する方向をY軸方向、鉛直方向をZ軸方向とすると、前
記野縁受け5のスリット状溝15の間に野縁受け金具4
の挿入板部10Bが挿入され、前記野縁受け5が部材長
手方向にスライドさせることでX軸方向の調整が可能と
なり、前記野縁受け金具4の固定座板部10Aの通孔が
長孔となっていることでY軸方向の調整が可能となり、
前記野縁受け金具4の固定調整用ナット11,12を螺
退進させることによりZ軸方向の調整が可能となってい
る。なお、前記Z軸方向の調整は、野縁受け金具4の挿
入板部10Bと野縁受けユニット5A〜5Cとをビス1
7によって連結する際に前記野縁受けユニット5A〜5
Cをほぼ設計位置に吊持する粗調整と、その後の固定調
整用ナット11,12によって行う微調整とに分けられ
る。前記固定調整用ナット11, 12による調整は手
間が掛かるため、微調整のみを負担させることで施工効
率が向上するようになる。
【0030】前記X軸方向およびY軸方向の調整は、埋
込インサート2の通り芯に対する設置誤差を吸収するた
めのものであり、Z軸方向の調整は野縁受け5の高さ調
整を行うためのものである。なお、高さ調整に当たって
は、たとえば最初に最端部位置の野縁受け金具4により
野縁受け5の高さ調整を行った後、レーザーレベル等を
使用して順次、隣接する野縁受け金具4により野縁受け
5の高さ調整を行うようにすれば良い。
【0031】野縁受け5の設置およびその高さ調整が完
了したならば、一定方向に沿って所定の間隔で支持され
た野縁受け5,5および端部野縁受け6、6の対向する
開口溝部13a、13bに対して、両端部をそれぞれ挿
入することにより前記野縁受け5,6方向に直交する方
向に多数の野縁7,7…を横架させる。また、壁面に接
触する端部野縁7’については、コンクリートピンなど
により端部野縁7’を躯体壁面に対して固定するように
する。なお、図示の例では野縁7の1スパン当たりに1
カ所の割合で埋込インサート2を設けるようにしたが、
野縁7の2スパンまたはそれ以上のスパン当たりに1カ
所の割合で埋込インサート2を設けるようにすれば、よ
り埋込インサート本数を減じることができるようにな
る。
【0032】前記野縁7としては、野縁受け5,5の間
隔および野縁受け5と端部野縁受け6との間隔が夫々一
定寸法となるため、工場でのプレカット材を使用するこ
とができるようになるとともに、余長分を切断する必要
もないため現場で廃材が出ないようになる。なお、野縁
7の寸法としては野縁受け5,5の間隔および野縁受け
5と端部野縁受け6との間隔よりも夫々10mm程度短い
寸法とされる。また、単に差し込むだけで取付けが完了
するため、野縁7の取付け作業も効率化し、全体の作業
効率が飛躍的に向上するようになる。また、本二重天井
下地では、野縁受け金具4の上下から固定調整用ナット
11,12で締め付けられ、しかも野縁受け5は、ネジ
ボルト3が短いことに加え野縁受け金具4に緊締される
ため、天井下からの突き上げ力にも抵抗できるようにな
る。これにより、天井施工後に壁を立てる際に天井面か
らの反力が大幅に期待できるようになり、所期の施工時
や将来のリフォーム時の間取り変更に対応し得るように
なる。
【0033】他方、本二重天井下地構造では、壁下地の
施工に先行して二重天井下地1を施工するとともに、床
スラブの上面側に二重床面を構築した後、壁下地を施工
するようにするのが望ましい。スラブコンクリートを打
設した際に、型枠のたわみ等によりスラブ底には十数mm
の施工誤差があり、壁下地を先行させて施工した場合に
は、天井スラブと床スラブとの施工誤差により取付け位
置毎にスタッド材の長さ寸法が異ってしまい、現場対応
により寸法を測リスタツド材の余長を切り落としながら
施工を行っていた。
【0034】そこで本例では、図9に示されるように、
二重天井下地1を施工するとともに、床スラブ上に二重
床面19を施工し、基準床面と基準天井面との高さ精度
がきっちりと取れた状態とした後、野縁7の下面側に断
面略コ字状鋼部材よりなる上部ランナー20をビス等に
より固定するとともに、二重床面19上に同じく断面略
コ字状鋼部材よりなる下部ランナー21をビス等により
固定し、これら上下部ランナー20,21の溝間にスタ
ッド材22、22…を渡すことにより壁下地を構築する
ようにするのがよい。これにより、スタッド材22とし
て、工場でのプレカット材を使用することができるよう
になるとともに、現場で廃材が出ないようになる。ま
た、将来の間取り変更に際しても、スタッドの撤去およ
び上下部ランナー20,21を取り外しが簡単に行える
ようになり、作業が簡単で済むようになる。上下部ライ
ナー20,21は、固定と取り外しの可逆性のあるビス
で固定してあるため、数回程度の組立、解体が容易にで
きる。この施工に耐えるためにも、本二重天井構造のよ
うに天井面自体が高い剛性を備え、スタッド材22によ
る突き上げ力に対して抵抗できる構造であることが必要
となる。
【0035】
【発明の効果】以上詳説のとおり本発明によれば、構造
が簡単でしかも野縁受けや野縁の取付作業の大幅な省力
化が図れるようになるとともに、天井懐が小さくでき室
内空間を有効活用し得るようになる。
【0036】具体的には、野縁のスパン長を長くとるこ
とが構造的に可能になり、埋込インサートの本数を減じ
ることが出来るようになる。また、住戸全面に亘って天
井を先行させるため、室境界部でインサートが省略でき
るようになる。このため、インサートのコストはもちろ
んの事、吊り支持に係るネジボルト設置作業などが大幅
に軽減されるようになる。また、野縁受けおよび野縁の
設置作業に際しても両方向に開口のある野縁受けユニッ
トを床で先組みすることで天井位置での野縁受けの取付
け作業が簡略化され、野縁も従来のようなクリップを必
要とせず野縁を単純に差し込むだけで済むようになり、
足場上での上向き作業が大幅に軽減されるようになる。
【0037】また、野縁受けは三次元方向に位置調整可
能な機構となっており、野縁スパン割の通り芯に沿って
きっちりと精度良く配置されることになるため、野縁の
工業化、すなわち工場でプレカットされた所定長の野縁
を使用出来るようになり、現場における廃材の発生がな
いとともに、作業員の負担が大幅に軽減されるようにな
る。さらに、野縁受けと野縁とがほぼ同一面として構成
され、かつ野縁受け金具の挿入板部を野縁受けのスリッ
ト状溝に挿入して固定する構造を採用しているため、天
井懐を小さくでき、室内空間を有効利用できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る二重天井下地1の全体平面図であ
る。
【図2】その要部構造斜視図である。
【図3】野縁受け支持部の拡大断面図である。
【図4】連結支持部材10の斜視図である。
【図5】野縁受け5の横断面図である。
【図6】野縁受けユニット5A〜5Cの平面図である。
【図7】野縁受けユニット5A〜5Cの設置要領図であ
る。
【図8】野縁7の設置要領図である。
【図9】天井および床先行による施工状況図である。
【図10】従来の二重天井下地構造の斜視図である。
【図11】その断面図である。
【図12】各構造要素の連結/支持構造を示す要部拡大
斜視図である。
【符号の説明】
1…二重天井下地、2…埋込インサート、3…ネジボル
ト、4…野縁受け金具、5…野縁受け、6…端部野縁受
け、7…野縁、8…天井板、10…連結支持部材、10
A…固定座板部、10B…挿入板部、10a…長孔、1
1・12…固定調整用ナット、13A・13B…断面略
コ字状鋼部材、13a・13b…開口溝、13c・13
d…背面板、14…スペーサ、15…スリット状溝、1
6…ビス、P…埋込インサート間隔、S…天井スラブ、
〜L…野縁スパン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須藤 拓 神奈川県厚木市三田47−3 佐藤工業株式 会社中央技術研究所内 (72)発明者 三浦 健次 東京都中央区日本橋本町2丁目7番1号 伊藤忠建設鋼材株式会社内 (72)発明者 桐井 洋 東京都千代田区紀尾井町4−1 株式会社 桐井製作所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井スラブ下面との間に所定の空間を空け
    て構築される二重天井下地構造であって、 前記二重天井下地構造は、上端が天井スラブに連結され
    たネジボルトと、このネジボルトの下端側に固定される
    野縁受け金具と、この野縁受け金具によって支持される
    野縁受けと、さらにこの野縁受けによって支持される野
    縁とを含み、 前記野縁受けは断面略コ字状鋼部材を2本1組として、
    これら断面略コ字状鋼部材の開口溝を夫々反対方向に向
    けて背合わせで配置するとともに、対面する背面板の間
    にスリット状の溝を形成した状態で連結し、 一方、野縁受け金具は通孔が形成された水平面状の固定
    座板部と、鉛直面状の挿入板部とを備え、前記固定座板
    部の通孔に前記ネジボルトを挿通するとともに、この固
    定座板部を跨ぐ両側に螺設された固定調整用ナットによ
    り固定する構造とし、 前記野縁受けのスリット状溝に前記野縁受け金具の挿入
    板部を挿入した状態で、断面略コ字状鋼部材の両背面板
    および前記挿入板部を共に貫いて外側から螺入されたビ
    スまたはボルトによって連結してあることを特徴とする
    二重天井下地構造。
  2. 【請求項2】天井スラブ下面との間に所定の空間を空け
    て構築される二重天井下地構造であって、 室内端部において;少なくとも対面する2壁面の所定高
    さ位置に室内側に開口溝を向けて断面略コ字状鋼部材よ
    りなる端部野縁受けを水平配置で固定し、 室内中間部において;上端が天井スラブに連結されたネ
    ジボルトの下端に、通孔が形成された水平面状の固定座
    板部と、鉛直面状の挿入板部とを備える野縁受け金具
    を、前記固定座板部の通孔に前記ネジボルトを挿通する
    とともに、この固定座板部を跨ぐ両側に螺設された固定
    調整用ナットにより固定し、 断面略コ字状鋼部材を2本1組として、これら断面略コ
    宇状鋼部材の開口溝を夫々反対方向に向けて背合わせで
    配置するとともに、対面する背面板の間にスリツト状の
    溝を形成した状態で連結した野縁受けを、前記端部野縁
    受けの方向に沿って、前記野縁受け金具の挿入板部を前
    記スリット状溝に挿入させた状態でかつ断面略コ字状鋼
    部材の両背面板および前記挿入板部を共に貫いて外側か
    ら螺入されたビスまたはボルトによって連結し、 前記一定方向に沿って配設された端部野縁受けおよび野
    縁受けの対向する開口溝に対して両端部をそれぞれ挿入
    させることにより前記野縁受け方向に直交する方向に多
    数の野縁を横架してあることを特徴とする二重天井下地
    構造。
  3. 【請求項3】前記野縁受け金具において、通孔をネジボ
    ルト径に比較して大径孔とするか、野縁配設方向の長孔
    としてある請求項1、2いずれかに記載の二重天井下地
    構造。
  4. 【請求項4】前記野縁受けは所定長毎のユニット材と
    し、かつ各野縁受けユニット材は、少なくとも一方側端
    部において断面略コ字状鋼部材のそれぞれの端面位置を
    部材長手方向にずらした状態で固定してある請求項1〜
    3いずれかに記載の二重天井下地構造。
  5. 【請求項5】少なくとも複数の部屋間に亘って前記二重
    天井下地構造が構築されるとともに、先行して施工され
    た二重床との間に壁下地が構築されている請求項1〜4
    いずれかに記載の二重天井下地構造。
  6. 【請求項6】前記請求項1〜5いずれかに記載される二
    重天井下地構造の施工方法であって、 型枠工事時にスラブ下面に野縁受け配設部位の直上であ
    ってかつ野縁受けの部材長手方向に沿って所定の間隔で
    埋込インサートまたはアンカーボルトを埋設しておく準
    備工程と、 スラブ下面に埋込インサートを埋設した場合には前記埋
    込インサートに対してネジボルトの上端を螺入するとと
    もに、このネジボルトの下端側に野縁受け金具および固
    定調整用ナットを取り付け、またアンカーボルトを埋設
    した場合にはこのアンカーボルトの下端側に野縁受け金
    具および固定調整用ナットを取り付ける第1工程と、 前記野縁受け金具の挿入板部を野縁受けのスリット状溝
    に挿入するとともに、断面略コ字状鋼部材の両背面板お
    よび前記挿入板部を共に貫いて外側から螺入されたビス
    またはボルトによって連結するとともに、前記固定調整
    用ナットの螺退進により野縁受けの高さ調整を行う第2
    工程と、 一定方向に沿って所定の間隔で吊持された前記野縁受け
    の対向する開口溝に対して両端部をそれぞれ挿入させる
    ことにより前記野縁受け方向に直交する方向に多数の野
    縁を横架させる第3工程とからなることを特徴とする二
    重天井下地構造の施工方法。
  7. 【請求項7】野縁受けユニットを取り付けるための複数
    の野縁受け金具の内、少なくとも1つの野縁受け金具の
    挿入板部を野縁受けユニットのスリット状溝に挿入し、
    断面略コ字状銅部材の両背面板および前記挿入板部を共
    に貫いて外側から螺入されたビスまたはボルトによって
    連結した後、残りの野縁受け金具については、順次野縁
    受け金具の挿入板部を野縁受けのスリット状溝に挿入す
    るとともに、前記ビスまたはボルトによる連結を行うよ
    うにする請求項6記載の二重天井下地構造の施工方法。
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