JP2007077736A - トンネル掘削機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 十分な自由度を有し、例えばD型等の特殊な形状のセグメントでも容易に組み立てることができるエレクタ装置を備えたトンネル掘削機を提供する。
【解決手段】 筒状の掘削機本体1と、前記掘削機本体を前進させるシールドジャッキ22と、前記掘削機本体の前部に回転可能に支持されたカッタヘッド10と、前記カッタヘッドを回転駆動する駆動モータ13と、前記掘削機本体のテール内でセグメントSを組み立てるエレクタ装置24と、を備えたトンネル掘削機において、前記エレクタ装置は、掘削機本体に対し、少なくともトンネルの掘進方向に延びる第1旋回軸イと該第1旋回軸とはトンネルの径方向にずれた第2旋回軸ロを中心に旋回可能なグリップ装置36を有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、非円形セグメントを組み立てるのに好適なエレクタ装置を備えたトンネル掘削機に関するものである。
一般的なシールド掘削機は、筒状の掘削機本体の前部にカッタヘッドが回転自在に装着されると共に、この掘削機本体の後部にシールドジャッキ及びエレクタ装置が装着されて構成されている。従って、カッタヘッドを駆動モータによって旋回させながら、シールドジャッキによって掘削機本体を前進させることで、前方の地盤を掘削してトンネルを掘削形成し、エレクタ装置によってこの掘削形成されたトンネルの内壁面にセグメントを組付けてトンネルを構築することができる。
ところで、近年では、道路トンネルのランプ部において、本機シールド坑に分岐シールド坑を省スペースで合流させるために、本機シールド坑を通常断面(円形)から新断面(非円形:例えばD型)に変更(縮幅)する工法が種々開発されている。
このような工法に用いられるトンネル掘削機においては、エレクタ装置により例えばD型等の特殊な形状のセグメントをテール内で組み立てる必要がある。
特開2000−265795号公報
しかしながら、従来のエレクタ装置は、特許文献1に開示されているように、エレクタ装置自体が旋回可能になっていると共に、グリップ装置がトンネルの長手方向にスライド自在で、かつグリップ装置がトンネルの径方向に移動可能になっているだけで、自由度が足りなく小回りがきかないことから、例えばD型等の特殊な形状のセグメントを、送,排泥管やパワーユニット用ケーブル等が通り動作範囲が規制される狭いテール内で、組み立てるのには非常に困難があった。
本発明は、十分な自由度を有し、例えばD型等の特殊な形状のセグメントでも容易に組み立てることができるエレクタ装置を備えたトンネル掘削機を提供することを目的とする。
斯かる目的を達成するための本発明に係るトンネル掘削機は、筒状の掘削機本体と、前記掘削機本体を前進させる推進ジャッキと、前記掘削機本体の前部に回転可能に支持されたカッタヘッドと、前記カッタヘッドを回転駆動する駆動手段と、前記掘削機本体のテール内でセグメントを組み立てるエレクタ装置と、を備えたトンネル掘削機において、
前記エレクタ装置は、掘削機本体に対し、少なくともトンネルの掘進方向に延びる第1旋回軸と該第1旋回軸とはトンネルの径方向にずれた第2旋回軸を中心に旋回可能なグリップ装置を有することを特徴とする。
また、前記グリップ装置は、トンネルの径方向に延びるヨーイング軸を中心に所定のヨーイング角度で揺動可能であることを特徴とする。
また、前記グリップ装置は、掘削機本体の左右方向にスライド可能であることを特徴とする。
また、前記グリップ装置は、トンネルの径方向に伸縮可能であることを特徴とする。
また、前記グリップ装置は、トンネルの掘進方向にスライド可能であることを特徴とする。
本発明のトンネル掘削機によれば、十分な自由度を有したエレクタ装置により、例えばD型等の特殊な形状のセグメントでも容易に組み立てることができ、施工性の向上が図れる。
以下、本発明に係るトンネル掘削機を実施例により図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例を示す泥水式シールド掘削機の側断面図、図2はエレクタ装置の拡大側面図、図3はエレクタ装置の拡大背面図、図4はグリップヨーイング角度の説明図、図5はD型セグメントの説明図、図6はセグメントピースC1の組立手順図、図7はセグメントピースC1の組立手順図、図8はセグメントピースD1の組立手順図、図9はセグメントピースD1の組立手順図、図10はセグメントピースP1の組立手順図、図11はセグメントピースP1の組立手順図、図12はセグメントピースD3の組立手順図、図13はセグメントピースD3の組立手順図、図14はセグメントピースK1の組立手順図、図15はセグメントピースK1の組立手順図である。
本実施例で説明するトンネル掘削機は、切羽及びチャンバ内に泥水を供給し、泥水圧で土圧及び水圧に対向しながら掘削土砂を泥水と共に排泥することで、切羽の安定化を図りながらトンネルを構築する泥水式シールド掘削機である。
この泥水式シールド掘削機において、図1に示すように、円筒状に形成された掘削機本体1の前部にはカッタヘッド10が回転自在に装着されており、このカッタヘッド10の前面には多数のカッタビット11が固定されている。そして、カッタヘッド10の後部にはリングギヤ12が固定される一方、掘削機本体1には駆動モータ(駆動手段)13が取付けられ、この駆動モータ13の駆動ギヤ14が前記リングギヤ12に噛み合っている。
従って、駆動モータ13を駆動して駆動ギヤ14を回転駆動すると、リングギヤ12を介してカッタヘッド10を回転することができる。
掘削機本体1にはカッタヘッド10の後方に位置してバルクヘッド15が取り付けられており、カッタヘッド10とこのバルクヘッド15との間にチャンバ16が形成されている。そして、このチャンバ16には一端が泥水式シールド掘削機の外部に延設された送泥管17及び排泥管18の他端が開口しており、排泥管18の開口部分の近傍には掘削土砂と泥水とを攪拌、混合する図示しないアジテータが設置されている。なお、カッタヘッド10の外周部にはコピーカッタ20が設けられる。
掘削機本体1の後部には円周方向に複数のシールドジャッキ(推進ジャッキ)22が並設されており、このシールドジャッキ22が掘進方向後方に伸長して既設のセグメントSに押し付けることで、その反力により掘削機本体1即ち、泥水式シールド掘削機全体を前進することができる。
そして、掘削機本体1の後部には、左右一対の縦梁23を介して、同一構成の上下二つのエレクタ装置24が装着されている。図面上では、下方のエレクタ装置24のみを示している。このエレクタ装置24は、シールドジャッキ22によって前進した掘削機本体1と既設のセグメントSとの間の空所に新しいセグメントS(後述するセグメントピースA1〜A4,B1,B2,C1,C2,D1〜D4,P1,P2,K1)を装着してリング状に組み付けることができる。尚、図1中25は止水用のテールパッキンである。
また、エレクタ装置24は、図2及び図3に示すように、掘削機本体1に横(左右)移動可能に組み付けられた第1スライド体30と、この第1スライド体30に垂直面内で旋回可能に組み付けられた第1旋回体31と、この第1旋回体31に昇降(掘削機本体1の径方向移動)可能に組み付けられた第1昇降体32と、この第1昇降体32に垂直面内で旋回可能に組み付けられた第2旋回体33と、この第2旋回体33に昇降(トンネルの径方向に伸縮)可能に組み付けられた第2昇降体34と、この第2昇降体34に前後(トンネルの掘進方向)移動可能に組み付けられた第2スライド体35と、この第2スライド体35にヨーイング(揺動)可能に組み付けられたグリップ装置36と、を主要部材としている。
第1スライド体30は、左右一対の縦梁23間に横架された上下一対のスライドガイド40上をリニアガイド41により横移動可能になっており、同第1スライド体30側に取り付けられた上下一対の横移動油圧モータ42のピニオン43と、スライドガイド40側に敷設されたラック44との噛み合いで横移動するようになっている。
第1旋回体31は、第1スライド体30側に取り付けられた複数の第1旋回油圧モータ45のギヤ46に、同第1旋回体31側に取り付けられた第1旋回ベアリング47が噛み合うことで、トンネルの掘進方向に延びる第1旋回軸イを中心に旋回可能になっている。
第1昇降体32は、第1旋回体31に下向きに取り付けられた左右一対の第1昇降ジャッキ48の伸縮により、左右一対のガイドロッド49に案内されて昇降(トンネルの径方向に伸縮)可能になっている。
第2旋回体33は、第1昇降体32側に取り付けられた複数の第2旋回油圧モータ50のギヤ51に、同第2旋回体33側に取り付けられた第2旋回ベアリング52が噛み合うことで、前記第1旋回軸イとはトンネルの径方向にずれた第2旋回軸ロを中心に旋回可能になっている。
第2昇降体34は、図示しない昇降駆動手段により、リニアガイド53を介して昇降(トンネルの径方向に伸縮)可能になっている。
第2スライド体35は、同第2スライド体35に前向きに取り付けられた左右一対のスライドジャッキ54の伸縮により、左右一対のガイドロッド55に案内されて前後(トンネルの掘進方向)移動可能になっている。
グリップ装置36は、第2スライド体35と一体の支持内筒56の外周に、上下一対のベアリング57を介して、支持外筒58が揺動自在に嵌合している。支持外筒58の上端にはギヤボックス59が固設され、このギヤボックス59内に位置して、支持内筒56の上端に嵌着されたギヤ60に噛合する左右一対のギヤ61が、ギヤボックス59の上面に下向きに取り付けられた左右一対のヨーイング油圧モータ62の出力軸上にそれぞれ固設されている。支持外筒58の下端には、前後一対のブラケット63が垂設され、このブラケット63には、セグメント(ピース)Sの吊り金具64に係脱自在な把持ピン65と、この把持ピン65を係脱させる把持ジャッキ66とが組み付けられる。また、支持外筒58の下部には、前記ブラケット63の左,右両部に位置して、サポートジャッキ67が付設され、サポートピース68をセグメント(ピース)Sに押し当てることで、セグメント(ピース)Sを安定して把持し得るようになっている。
従って、グリップ装置36においては、左右一対のヨーイング油圧モータ62が同一方向に同期して回転駆動されることで、支持外筒58とギヤボックス59とが所定方向に一体的に揺動し、支持外筒58に付設されたブラケット63及びサポートジャッキ67が、例えば図4に示すグリップヨーイング角度(範囲)で、トンネルの径方向に延びるヨーイング軸ハを中心にヨーイング可能となる。
このように構成されるため、カッタヘッド10を回転させながら既設のセグメントSに反力をとってシールドジャッキ22を伸長させると、掘削機本体1が前進し、切羽が掘削される。
この際、切羽及びチャンバ16内には送泥管17より泥水が供給され、アジテータにより掘削土砂と混合・攪拌されて排泥管18より泥水式シールド掘削機の外部に排出される。
この後、シールドジャッキ22を縮めることで形成された空所にエレクタ装置24によって新しいセグメント(ピース)Sを装着してリング状に組み付ける。以後、これを繰り返すことで所定の長さのトンネルが構築される。
そして、泥水式シールド掘削機が道路トンネルのランプ部等におけるトンネルの縮幅位置に到達したら、エレクタ装置24によって、例えば、図5に示すような非円形のD型のセグメントSを組み立てることになる。
D型のセグメントSは、種々の形状のセグメントピースA1〜A4,B1,B2,C1,C2,D1〜D4,P1,P2,K1がD型状に組み立てられてなり、その組立順序は、例えば、C1→A1→A3→B2→D1→P1→D3と最初に下半部のセグメントピースが組み立てられ、次に、同様にしてC2→A2→A4→B1→D2→P2→D4と上半部のセグメントピースが組み立てられた後、最後にキーとなるセグメントピースである逆テーパのK1が組み立てられる。
ここで、半円形に組み立てられるA1〜A4,B1,B2のセグメントピースは、エレクタ装置24において複雑な動作(多くの自由度)は必要とせず、従来のエレクタ装置によっても容易に組み立てられるので、その組立手順の説明は省略する。一方、複雑な動作(多くの自由度)を必要するC1,D1,P1,D3の下半部のセグメントピース及びK1のキーとなるセグメントピースの組立手順の一例を図6〜図15に基づいて説明する。尚、C2,D2,P2,D4の上半部のセグメントピースの組立手順は、C1,D1,P1,D3の下半部のセグメントピースの組立手順と同様なので、これを参照してその説明は省略する。
C1のセグメントピースは、図6及び図7に示すように、先ず、送,排泥管やパワーユニット用ケーブル等の設置スペース71c(71a,71bも同様である)を避けて縦長に(前後方向に長い状態で)搬送され、この状態でグリップ装置36により把持された後、ヨーイング軸ハを中心に90°揺動される(図6の(a)→図6の(b)参照)。尚、図6の(a)では、実際には、グリップ装置36が90°揺動した状態であるが、作図の便宜上、初期状態のまま図示している(後述する他の図においても同様である)。
この後、第1旋回軸イを中心に時計方向に若干旋回された後、第2旋回軸ロを中心に反時計方向に若干旋回され、次いで、第1旋回軸イを中心に時計方向にさらに旋回されて略水平状態にされる(図6の(c)→図6の(e)参照)。
次に、図中右方向に所定距離横移動された後、第1旋回軸イを中心に時計方向にさらに旋回されて左方向へ若干上向き状態にされる(図7の(f)→図7の(g)参照)。
次に、二段階に亙って下方へ下げられた後、今度は図中左方向に所定距離横移動されて組立が完了される(図7の(h)→図7の(j)参照)。
D1のセグメントピースは、図8及び図9に示すように、先ず、送,排泥管やパワーユニット用ケーブル等の設置スペース71cを避けて縦長に(前後方向に長い状態で)搬送され、この状態で初期状態のグリップ装置36により把持された後、ヨーイング軸ハを中心に90°揺動される(図8の(a)→図8の(b)参照)。
この後、第1旋回軸イを中心に時計方向に所定角度旋回された後、図中右方向に若干横移動される(図8の(c)→図8の(d)参照)。
次に、第2旋回軸ロを中心に時計方向に90°旋回された後、下方へ下げられ(図9の(e)→図9の(f)参照)、次いで左斜め上方へ伸ばされて組立が完了される(図9の(f)→図9の(g)参照)。
P1のセグメントピースは、図10及び図11に示すように、先ず、送,排泥管やパワーユニット用ケーブル等の設置スペース71cを避けて縦長に搬送され、この状態で初期状態のグリップ装置36により把持された後、ヨーイング軸ハを中心に90°揺動される(図10の(a)→図10の(b)参照)。
この後、第1旋回軸イを中心に時計方向に若干旋回された後、図中右方向に所定距離横移動され、次いで、第2旋回軸ロを中心に時計方向に所定角度旋回される(図10の(c)→図10の(e)参照)。
次に、若干下方へ下げられた後、第2旋回軸ロを中心に時計方向にさらに旋回されて垂直状態にされる(図11の(f)→図11の(g)参照)。
次に、図中左方へ若干伸ばされた後、斜め下方へ下げられて組立が完了される(図11の(h)→図11の(i)参照)。
D3のセグメントピースは、図12及び図13に示すように、先ず、送,排泥管やパワーユニット用ケーブル等の設置スペース71cを避けて縦長に(前後方向に長い状態で)搬送され、この状態で初期状態からくの字状に変化されたグリップ装置36により把持された後、第2旋回軸ロを中心に時計方向に若干旋回され、次いで、右斜め上方へ持ち上げられる(図12の(a)→図12の(c)参照)。
この後、第1旋回軸イを中心に時計方向に所定角度旋回された後、第2旋回軸ロを中心に時計方向に所定角度旋回されて垂直状態にされる(図12の(d)→図12の(e)参照)。
次に、ヨーイング軸ハを中心に90°揺動された後、左斜め下方へ下げられ(図13の(f)→図13の(g)参照)、次いで、図中左方へ伸ばされて組立が完了される(図13の(g)→図13の(h)参照)。
K1のセグメントピースは、図14及び図15に示すように、先ず、送,排泥管やパワーユニット用ケーブル等の設置スペース71cを避けて縦長に(前後方向に長い状態で)搬送され、この状態で初期状態のグリップ装置36により把持された後、第1旋回軸イを中心に時計方向に左斜め上方まで大きく旋回されつつ、最大限図中右方に横移動される(図14の(a)→図15の(f)参照)。
この後、ヨーイング軸ハを中心に90°揺動された後、左斜め上方へ若干伸ばされる(図15の(g)→図15の(h)参照)。次いで、第2旋回軸ロを中心に反時計方向に旋回されて垂直状態にされた後、図中左方へ伸ばされて組立が完了される(図15の(i)→図15の(j)参照)。
このようにして、本実施例では、グリップ装置36は、第1旋回軸イと第2旋回軸ロを中心に旋回可能であると共にヨーイング軸ハを中心に所定のヨーイング角度で揺動可能であり、かつ二段階に亙る昇降(トンネルの径方向に伸縮)とトンネルの前後及び左右方向へのスライドが可能であるので、十分な自由度により、送,排泥管やパワーユニット用ケーブル等の設置スペース71a,71b、71cとの干渉を効果的に回避して、複雑な形状のD型のセグメントSを容易に組み立てられる。
尚、本発明は上記実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種変更が可能であることはいうまでもない。例えば、上下二つ設けたエレクタ装置に代えて、一つのエレクタ装置を上下動可能に設けてもよい。また、各種モータやジャッキは、現在取り付けられている部材に対応する部材側に取合関係を逆にして取り付けても良い。また、各種油圧モータやジャッキは他の駆動手段に変更しても良い。また、昇降手段は一つでも良い。さらに、本発明は、泥水式シールド掘削機を用いる例を示したが、土圧式シールド掘削機を用いて良い。
本発明の一実施例を示す泥水式シールド掘削機の側断面図である。 エレクタ装置の拡大側面図である。 エレクタ装置の拡大背面図である。 グリップヨーイング角度の説明図である。 D型セグメントの説明図である。 セグメントピースC1の組立手順図である。 セグメントピースC1の組立手順図である。 セグメントピースD1の組立手順図である。 セグメントピースD1の組立手順図である。 セグメントピースP1の組立手順図である。 セグメントピースP1の組立手順図である。 セグメントピースD3の組立手順図である。 セグメントピースD3の組立手順図である。 セグメントピースK1の組立手順図である。 セグメントピースK1の組立手順図である。
符号の説明
1 掘削機本体
10 カッタヘッド
11 カッタビット
12 リングギヤ
13 駆動モータ
14 駆動ギヤ
15 バルクヘッド
16 チャンバ
17 送泥管
18 排泥管
20 コピーカッタ
22 シールドジャッキ
23 縦梁
24 エレクタ装置
25 テールパッキン
30 第1スライド体
31 第1旋回体
32 第1昇降体
33 第2旋回体
34 第2昇降体
35 第2スライド体
36 グリップ装置
40 スライドガイド
41 リニアガイド
42 横移動油圧モータ
43 ピニオン
44 ラック
45第1旋回油圧モータ
46 ギヤ
47 第1旋回ベアリング
48 第1昇降ジャッキ
49 ガイドロッド
50 第2旋回油圧モータ
51 ギヤ
52 第2旋回ベアリング
53 リニアガイド
54 スライドジャッキ
55 ガイドロッド
56 支持内筒
57 上下一対のベアリング
58 支持外筒
59 ギヤボックス
60 ギヤ
61 左右一対のギヤ
62 左右一対のヨーイング油圧モータ
63 前後一対のブラケット
64 吊り金具
65 把持ピン
66 把持ジャッキ
67 サポートジャッキ
68 サポートピース
71a〜71c 送,排泥管やパワーユニット用ケーブル等の設置スペース
S セグメント
イ 第1旋回軸
ロ 第2旋回軸
ハ ヨーイング軸

Claims (5)

  1. 筒状の掘削機本体と、前記掘削機本体を前進させる推進ジャッキと、前記掘削機本体の前部に回転可能に支持されたカッタヘッドと、前記カッタヘッドを回転駆動する駆動手段と、前記掘削機本体のテール内でセグメントを組み立てるエレクタ装置と、を備えたトンネル掘削機において、
    前記エレクタ装置は、掘削機本体に対し、少なくともトンネルの掘進方向に延びる第1旋回軸と該第1旋回軸とはトンネルの径方向にずれた第2旋回軸を中心に旋回可能なグリップ装置を有することを特徴とするトンネル掘削機。
  2. 前記グリップ装置は、トンネルの径方向に延びるヨーイング軸を中心に所定のヨーイング角度で揺動可能であることを特徴とする請求項1に記載のトンネル掘削機。
  3. 前記グリップ装置は、掘削機本体の左右方向にスライド可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載のトンネル掘削機。
  4. 前記グリップ装置は、トンネルの径方向に伸縮可能であることを特徴とする請求項1,2又は3に記載のトンネル掘削機。
  5. 前記グリップ装置は、トンネルの掘進方向にスライド可能であることを特徴とする請求項1,2,3又は4に記載のトンネル掘削機。
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