JP4690228B2 - トンネル掘削機 - Google Patents

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Description

本発明は、掘削機本体の後方において拡幅セグメントを組み付けることができるトンネル掘削機に関する。
一般に、トンネル掘削機は、筒状の掘削機本体の前部にカッタヘッドが回転可能に装着されると共に、この掘削機本体の後部にシールドジャッキ及びセグメントエレクタが装着されている。従って、このカッタヘッドを駆動モータによって回転させながら、シールドジャッキによって掘削機本体を前進させることにより、前方の地盤を掘削してトンネル坑を掘削形成し、セグメントエレクタによってこの掘削形成されたトンネル坑の内壁面にセグメントを組み付けてトンネルを構築することができる。
ところで、トンネル掘削機によって地下トンネルを掘削する場合、トンネル内に道路部を構築するだけでなく、この道路部の側部にトンネル長さ方向に一定距離ごとに該道路部を拡幅した非常駐車帯部や設備設置場所等の拡幅部を構築する必要があった。
従来のトンネル掘削機においては、掘削機本体の側方部に掘進方向と略直交方向に往復動可能に設けられた側壁カッタヘッドを備え、側壁カッタヘッドが拡幅開始位置に到達したときに、トンネル掘削機の掘進を停止させ、側壁カッタヘッドを掘削機本体から突出させて拡幅部を掘削し、この拡幅部に拡幅用セグメントを組み付けていた。このような、従来のトンネル掘削機は、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2005−60989号公報
しかしながら、上述した従来のトンネル掘削機のように掘削機本体の後方でセグメントを組み付けて拡幅させる場合、掘進中あるいは掘進停止中に関わらずセグメントにはシールドジャッキからの反力(推力)が負荷されている。この反力は非常に大きな荷重であるために、セグメントを拡幅させようとすると、この反力によりセグメントが拡幅しづらいという問題があった。
従って、本発明は上記課題を解決するものであって、セグメントに加わる反力を一時的に逃がして拡幅セグメントを容易に拡幅させることができるトンネル掘削機を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明に係るトンネル掘削機は、
掘削機本体の後方で拡幅セグメントを拡幅させるトンネル掘削機であって、
前記掘削機本体の後方に延設する張り出し台と、
前記張り出し台に掘進前後方向に移動可能に支持され前記拡幅セグメントを拡幅させるセグメント拡幅手段と、
前記セグメント拡幅手段の掘進方向前後で一対をなして設けられ前記張り出し台に掘進前後方向に移動可能に支持される推力伝達手段とを備え、
前記推力伝達手段は拡幅時にセグメントに伸長し、掘進方向前方に配置される一方の推力伝達手段により該セグメントに付与される推力を前記張り出し台に伝達させた後、掘進方向後方に配置される他方の推力伝達手段により前記張り出し台に伝達された該推力をセグメントに伝達させる
ことを特徴とする。
上記課題を解決する本発明に係るトンネル掘削機は
数の前記推力伝達手段を設け、
前記複数の推力伝達手段のうち少なくとも1つの推力伝達手段が推力を伝達するときに、他の推力伝達手段は移動手段により移動される
ことを特徴とする。
本発明に係るトンネル掘削機によれば、掘削機本体の後方で拡幅セグメントを拡幅させるトンネル掘削機であって、前記掘削機本体の後方に延設する張り出し台と、前記張り出し台に掘進前後方向に移動可能に支持され前記拡幅セグメントを拡幅させるセグメント拡幅手段と、前記セグメント拡幅手段の掘進方向前後で一対をなして設けられ前記張り出し台に掘進前後方向に移動可能に支持される推力伝達手段とを備え、前記推力伝達手段は拡幅時にセグメントに伸長し、掘進方向前方に配置される一方の推力伝達手段により該セグメントに付与される推力を前記張り出し台に伝達させた後、掘進方向後方に配置される他方の推力伝達手段により前記張り出し台に伝達された該推力をセグメントに伝達させることにより、前記セグメントに加わる反力を一時的に逃がして前記拡幅セグメントを容易に拡幅させることができる。
本発明に係るトンネル掘削機によれば、複数の前記推力伝達手段を設け、前記複数の推力伝達手段のうち少なくとも1つの推力伝達手段が推力を伝達するときに、他の推力伝達手段は移動手段により移動されることにより、効率的に拡幅させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明の一実施例に係るトンネル掘削機の後方断面図、図2は図1のA−A矢視断面図、図3は図1のB−B矢視断面図、図4は拡幅時の状態を示した図、図5は図4のC−C矢視断面図、図6は形状保持装置の移動を示した図、図7はセグメント拡幅装置の移動を示した図、図8は図7のD−D矢視断面図、図9は拡幅時の他の状態を示した図、図10は図9のE−E矢視断面図、図11は本発明の一実施例に係るトンネル掘削機の前方断面図である。
先ず、本発明に係るトンネル掘削機の前方構造について図11を用いて説明する。
図11に示すように、円筒形状をなす掘削機本体51の前部にはカッタヘッド52が回転自在に装着されており、このカッタヘッド52の前面には多数のカッタビット53が固定されている。そして、カッタヘッド52の後部にはリングギヤ54が固定される一方、掘削機本体51には油圧モータ55が取り付けられ、この油圧モータ55の駆動ギヤ56がリングギヤ54に噛み合っている。従って、油圧モータ55を駆動して駆動ギヤ56を回転駆動させることにより、リングギヤ54を介してカッタヘッド52を回転させることができる。
また、掘削機本体51にはカッタヘッド52の後方に位置してバルクヘッド57が取り付けられており、カッタヘッド52とバルクヘッド57との間にはチャンバ室58が形成されている。そして、このチャンバ室58には、一端が掘削機本体51の外部に延設された送泥管59及び排泥管60の他端が開口しており、送泥管59の開口部分の近傍には薬液注入管61が設置される一方、排泥管60の開口部分の近傍には掘削土砂と泥水とを攪拌、混合するアジテーダ62が設置されている。
掘削機本体51の後部内周面には、周方向に沿って複数のシールドジャッキ63が並設けられており、このシールドジャッキ63のスプレッタ64が掘進方向後方に伸長して、掘削したトンネルの内周面に組み付けられたセグメントS1及び拡幅用のセグメントS2に押し付けられることで、その反力により掘削機本体51を前進させることができる。一方、掘削機本体51の後部中央部には縦梁65が立設されており、この縦梁65の後部には後方に延設する張り出し台1が設けられている。そして、この張り出し台1には後述する形状保持装置2,3,4,5及びセグメント拡幅装置6(図1参照)が支持されている。また、縦梁65にはリングガータ66を介してセグメントエレクタ67が設けられている。このセグメントエレクタ67はシールドジャッキ63により前進した掘削機本体51とセグメントS1,S2との間の空間に新しいセグメントS1,S2を取り付けてトンネルを構築するものである。
また、カッタヘッド52の外周部には、複数のコピーカッタ68が設けられている。カッタヘッド52内には油圧ジャッキ(図示省略)が装着されており、この油圧ジャッキの駆動ロッドの先端にコピーカッタ68が固定されている。従って、油圧ジャッキを駆動して駆動ロッドを伸縮させることにより、コピーカッタ68をカッタヘッド52の径方向に沿って出没自在に移動させることができる。
従って、トンネルを掘削形成するには、先ず、油圧モータ55によりカッタヘッド52を回転させながら、複数のシールドジャッキ63を伸長し、セグメントS1,S2への押し付け反力により掘削機本体51を前進させることで、カッタヘッド52の多数のカッタビット53が前方の地盤の掘削を行う。そして、カッタビット53により掘削された土砂はチャンバ室58に取り込まれ、送泥管59から給水されてアジテーダ62により掘削土砂と送水とが攪拌、混合され、排泥管60により外部に排出される。
次に、シールドジャッキ63の何れか1つを縮み方向に作動させてセグメントS1,S2との間に空間を形成し、セグメントエレクタ67によって、この空間に新しいセグメントS1,S2を組み付ける。この作業の繰り返しによって所定長さのトンネルを構築することができる。
そして、掘削するトンネルの掘削断面形状が円形断面である場合には、即ち、標準トンネルを掘削する場合には、円形のカッタヘッド52を回転させながら掘削機本体51を前進させることで、標準トンネルを掘削することができる。また、掘削するトンネルの掘削断面形状が楕円断面形状あるいは矩形断面形状である場合には、即ち、拡幅トンネルを掘削する場合には、カッタヘッド52を回転させるのに伴って、所要時に、油圧ジャッキによりコピーカッタ68を突出させることで、カッタヘッド52よりも外方の地盤を掘削し、拡幅トンネルを掘削することができる。
次いで、本発明に係るトンネル掘削機の後方構造について図1乃至3を用いて説明する。なお、図1乃至3は拡幅トンネルを掘削してセグメントS1,S2を組み付けた状態を示している。
図1乃至3に示すように、掘削機本体51(図11参照)に連結された張り出し台1は掘進方向後方に延設している。この張り出し台1は横断面が中空の矩形をなすと共に掘削機本体51(標準トンネル)の軸方向中心に配置されている。そして、張り出し台1には、一対からなる形状保持装置2,3と、同じく一対からなる形状保持装置4,5と、セグメント拡幅装置6とが、張り出し台1の軸方向、即ち、掘進方向前後方向に移動自在に支持されている。
形状保持装置2,3,4はセグメント拡幅装置6の前方に配置され、形状保持装置5はセグメント拡幅装置6の後方に配置されており、形状保持装置4は形状保持装置2,3の間に配置されている。即ち、形状保持装置2,4は移動ジャッキ7により連結されており、移動ジャッキ7の基端は形状保持装置4に連結され、先端は形状保持装置2に連結されている。また、形状保持装置3とセグメント拡幅装置6とは移動ジャッキ8により連結されており、セグメント拡幅装置6と形状保持装置5とは移動ジャッキ9により連結されている。そして、移動ジャッキ8の基端はセグメント拡幅装置6に連結され、先端は形状保持装置3に連結される一方、移動ジャッキ9の基端は形状保持装置5に連結され、先端はセグメント拡幅装置6に連結されている。
形状保持装置2,3,4,5は、一般的なトンネル掘削機に設けられ、組み付けられたセグメントを保持するものであって、横断面が矩形をなすと共にその中心の開口部に張り出し台1が貫通される支持体10,11,12,13と、この支持体10,11,12,13の幅方向両側において支持される押圧ジャッキ14,15,16,17と、この押圧ジャッキ14,15,16,17の両先端に取り付けられると共にセグメントS1の周方向の形状と同じ形状に形成された保持部18,19,20,21とから構成されている。つまり、押圧ジャッキ14,15,16,17をトンネルの径方向(掘進方向と略直交方向)に伸長させることにより、保持部18,19,20,21がセグメントS1の内側に当接して保持することができる。
セグメント拡幅装置6は、横断面が矩形をなすと共にその中心の開口部に張り出し台1が貫通される支持体22と、この支持体22の上下において支持される拡幅ジャッキ23と、この拡幅ジャッキ23の基端に取り付けられると共にセグメントS1の周方向の形状と同じ形状に形成された保持部24と、拡幅ジャッキ23の先端に取り付けられると共にセグメントS2の周方向の形状と同じ形状に形成された拡幅部25とから構成されている。つまり、拡幅ジャッキ23を拡幅方向に伸長させることにより、保持部24がセグメントS1の内側に当接して保持する一方、拡幅部25がセグメントS2の内側に当接してセグメントS2を拡幅させることができる。
次いで、本発明の一実施例に係るトンネル掘削機のセグメント拡幅時の作用について図1乃至10を用いて説明する。
先ず、図1乃至3に示すように、形状保持装置2,3,4,5を拡張させる。即ち、押圧ジャッキ14,15,16,17を伸長させ、保持部18,19,20,21をセグメントS1に押圧させる。これと同時に、セグメント拡幅装置6の保持部24及び拡幅部25を拡幅ジャッキ23の伸長量の調整により、所定の荷重で押圧させてセグメントS1,S2を保持させる。そして、この状態においてトンネル掘削機は掘進を行い、これに伴って張り出し台1も掘進方向前方に移動される。
次に、図4,5に示すように、トンネル掘削機がセグメントS1,S2の1リング分掘進すると、形状保持装置2,3の保持部18,20を押圧ジャッキ14、16の短縮によりセグメントS1から離間させる。これと同時に、セグメント拡幅装置6の保持部24を拡幅ジャッキ23の伸長によりセグメントS1に押圧させると共に、拡幅部25を所定の拡幅用のセグメントS21に押圧させる。これにより、セグメントS21が拡幅される。なお、図4におけるセグメントはセグメントS1を示しているが、理解を深めるために拡幅位置に配置されるセグメントS2についてはセグメントS21(図5参照)と置き換えて図示している。
ここで、掘進中あるいは掘進停止中に関わらず掘削機本体51の前面には掘削面(切羽)からの土圧がかかっているので、セグメントS1,S2にもシールドジャッキ63を介して反力(推力)が負荷されている。この反力は非常に大きな荷重であるために、セグメントS21を拡幅させようとしても容易に拡幅できないおそれがある。しかしながら、形状保持装置4,5の保持部19,21をセグメントS1に所定の押圧力にて押圧させることにより、セグメントS21にかかる反力を形状保持装置4から張り出し台1に伝達し、張り出し台1から形状保持装置5に伝達することができる。つまり、拡幅させるセグメントS21の前後のセグメントS1を形状保持装置4,5により押圧させることにより、反力を張り出し台1に迂回させることができるので、セグメントS21を容易に拡幅させることができる。なお、形状保持装置4,5により発生される押圧力は、反力よりも大きいと有利である。
次に、図6に示すように、形状保持装置2,3を移動ジャッキ7,8の伸長により掘進方向前方に所定量移動させる。
そして、図7,8に示すように、形状保持装置2,3の保持部18,20を押圧ジャッキ14,16の伸長によりセグメントS1に押圧させる一方、形状保持装置4の保持部19を押圧ジャッキ15の短縮によりセグメントS1から離間させる。これと同時に、セグメント拡幅装置6の保持部24及び拡幅部25を拡幅ジャッキ23の短縮によりセグメントS1及びセグメントS21から離間させ、セグメント拡幅装置6を移動ジャッキ8の短縮及び移動ジャッキ9の伸長により掘進方向前方にセグメントS1,S2の1リング分移動させる。
次に、図9,10に示すように、形状保持装置4を移動ジャッキ7の短縮により掘進方向前方に所定量移動させる一方、形状保持装置5の保持部21を押圧ジャッキ17の短縮によりセグメントS1から離間させ、形状保持装置5を移動ジャッキ9の短縮により掘進方向前方に所定量移動させる。これと同時に、セグメント拡幅装置6の保持部24を拡幅ジャッキ23の伸長によりセグメントS1に押圧させると共に、拡幅部25を所定の拡幅用のセグメントS22に押圧させる。これにより、セグメントS2 2 が拡幅される。
ここで、形状保持装置2,3の保持部18,20をセグメントS1に所定の押圧力にて押圧させることにより、セグメントS22にかかる反力を形状保持装置2,3から張り出し台1に伝達することができる。つまり、拡幅させるセグメントS22の前方のセグメントS1を形状保持装置2,3により押圧させることにより、反力を張り出し台1に伝達させることができるので、セグメントS22を容易に拡幅させることができる。なお、形状保持装置2,3により発生される押圧力は、反力よりも大きいと有利である。
従って、本発明のトンネル掘削機によれば、掘削機本体51の後方に延設する張り出し台1と、張り出し台1に掘進前後方向に移動可能に支持され拡幅用のセグメントS2を拡幅させるセグメント拡幅装置6と、セグメント拡幅装置6の掘進方向前方に一対をなして設けられ張り出し台1に掘進前後方向に移動可能に支持される形状保持装置2,3と、セグメント拡幅装置6の掘進方向前後で一対をなして設けられ張り出し台1に掘進前後方向に移動可能に支持される形状保持装置4,5とを備え、形状保持装置2,3は拡幅時にセグメントS1に伸長して反力を張り出し台1に伝達させる一方、形状保持装置4,5は拡幅時にセグメントに伸長し、セグメントS21,S22の前方においてセグメントS1,S2に付与される反力を張り出し台1に伝達させた後、セグメントS21,S22の後方においてセグメントS1,S2に伝達させることにより、セグメントS1,S2に加わる反力を一時的に逃がすことができるので、拡幅セグメントS21,S22を容易に拡幅させることができる。
また、移動ジャッキ7,8,9を備えることにより、形状保持装置2,3あるいは形状保持装置4,5のどちらか一方が押圧作用をして拡幅しているときに、他方が移動できるので、次の拡幅動作を効率的に行うことができる。
拡幅セグメントを組み付け機構を有するトンネル掘削機に適用可能である。
本発明の一実施例に係るトンネル掘削機の後方断面図である。 図1のA−A矢視断面図である。 図1のB−B矢視断面図である。 拡幅時の状態を示した図である。 図4のC−C矢視断面図である。 形状保持装置の移動を示した図である。 セグメント拡幅装置の移動を示した図である。 図7のD−D矢視断面図である。 拡幅時の他の状態を示した図である。 図9のE−E矢視断面図である。 本発明の一実施例に係るトンネル掘削機の前方断面図である。
符号の説明
1 張り出し台
2〜5 形状保持装置
6 セグメント拡幅装置
7〜9 移動ジャッキ
10〜13,22 支持体
14〜17 押圧ジャッキ
18〜21,24 保持部
23 拡幅ジャッキ
25 拡幅部

Claims (2)

  1. 掘削機本体の後方で拡幅セグメントを拡幅させるトンネル掘削機であって、
    前記掘削機本体の後方に延設する張り出し台と、
    前記張り出し台に掘進前後方向に移動可能に支持され前記拡幅セグメントを拡幅させるセグメント拡幅手段と、
    前記セグメント拡幅手段の掘進方向前後で一対をなして設けられ前記張り出し台に掘進前後方向に移動可能に支持される推力伝達手段とを備え、
    前記推力伝達手段は拡幅時にセグメントに伸長し、掘進方向前方に配置される一方の推力伝達手段により該セグメントに付与される推力を前記張り出し台に伝達させた後、掘進方向後方に配置される他方の推力伝達手段により前記張り出し台に伝達された該推力をセグメントに伝達させる
    ことを特徴とするトンネル掘削機。
  2. 請求項1に記載のトンネル掘削機において、
    複数の前記推力伝達手段を設け、
    前記複数の推力伝達手段のうち少なくとも1つの推力伝達手段が推力を伝達するときに、他の推力伝達手段は移動手段により移動される
    ことを特徴とするトンネル掘削機。
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