JP2015086537A - シールド掘進機およびその掘進方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】掘削坑内のセグメントのリング形状を維持しつつ、新たなセグメントの組み付け作業を容易にする。
【解決手段】シールド掘進機1により掘削坑を掘削する場合にセグメントSGを保持するセグメント保持装置として、シールド掘進機1のスクリューコンベア10の後端側に設置された上部拡張方式のセグメント保持装置15と、さらにその後方に設けられた上下拡張方式のセグメント保持装置16とを設けた。これらのセグメント保持装置15,16の操作により、セグメントSGのリング形状を良好に保持しつつ、新たなセグメントSGをセグメント保持装置15,16に邪魔されることなくセグメント組み付け位置に容易に搬送供給することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、シールド掘進機およびその掘進方法に関し、例えば、掘削坑の内周におけるセグメントの形状保持に関する技術である。
シールド掘進機は、切羽の安定を図りながら切羽に押し当てられたカッタ盤を回転させることにより地山を掘削するとともにその一方で、外部から運び込まれたセグメントを掘削坑の内周に組み付けることによりトンネルを形成する機器である。
掘進作業においては、掘削坑の先端において上部側および下部側のセグメントを上下拡張方式のセグメント保持装置により保持した状態でシールド掘進機を前進させる工程と、シールド掘進機の前進によりシールド掘進機の後部と掘削坑の先端のセグメントとの間に生じた隙間に新たなセグメントを組み付ける工程とを繰り返すことによりトンネルを形成している。
なお、上下拡張方式のセグメント保持装置については、例えば特許文献1に記載があり、掘削坑内の上部側および下部側のセグメントを保持することによりセグメントの真円形状を保持する真円保持装置が開示されている。
特開平10−266768号公報
しかし、掘進後の新たなセグメントの搬送や組み付けの際に、セグメント保持装置が障害になる結果、新たなセグメントを組み付け位置に搬送し難くなり、セグメントの組み付け作業が困難になる、という問題がある。
また、径の小さい掘削坑を形成する場合やシールド掘進機内に種々の装置や部材が設置される場合は、機内空間の制約に起因して、セグメント保持装置を使用すると、新たなセグメントを組み付け位置に搬送することができないので、セグメント保持装置を使用することができない。したがって、掘削坑内のセグメントのリング形状を維持する上で不安が残る、という問題がある。
本発明は、上述の技術的背景からなされたものであって、その目的は、掘削坑内のセグメントのリング形状を維持しつつ、新たなセグメントの組み付け作業を容易にすることが可能な技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明のシールド掘進機は、機器本体の前面に回転自在に設置されたカッタ盤と、前記機器本体の後端部に設置された支持部と、前記機器本体の後方において掘削坑の上部側のセグメントを保持可能なように前記支持部に設置された第1のセグメント保持手段と、前記機器本体の後方において前記掘削坑の上部側および下部側のセグメントを保持可能なように設置され、かつ、前記掘削坑の長手方向に沿って移動自在に設置された第2のセグメント保持手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載の本発明は、上記請求項1記載の発明において、前記カッタ盤により掘削された掘削土を前記機器本体の後方に搬送する搬送管を前記機器本体内に備え、前記搬送管は前記支持部を兼ねていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の本発明は、上記請求項1または2記載の発明において、前記セグメントが鋼製セグメントであることを特徴とする。
また、請求項4に記載の本発明のシールド掘進機の掘進方法は、(a)機器本体の前面に回転自在に設置されたカッタ盤と、前記機器本体の後端部に設置された支持部とを備えるシールド掘進機を掘進位置に配置する工程と、(b)前記機器本体の後方に掘削坑の上部側のセグメントを保持可能なように前記支持部に設置された第1のセグメント保持手段による前記掘削坑の上部側のセグメントの保持を解除した状態で、前記機器本体の後方に設置された第2のセグメント保持手段により前記掘削坑の上部側および下部側のセグメントを保持した後、前記カッタ盤を回転させながら前記機器本体を前進させて地山を掘削する工程と、(c)前記(b)工程後、前記(b)工程の前記第2のセグメント保持手段の位置およびセグメント保持状態を維持したまま、前記第1のセグメント保持手段により前記掘削坑の上部側のセグメントを保持した後、前記支持部の下方のセグメント組み付け位置にセグメントを搬送し、前記掘削坑の内周に前記セグメントを組み付ける工程と(d)前記(c)工程後、前記第1のセグメント保持手段による前記掘削坑の上部側のセグメントの保持を解除し、前記第2のセグメント保持手段を前記第1のセグメント保持手段の方向に移動する工程と、を有することを特徴とする。
また、請求項5に記載の本発明は、上記請求項4記載の発明において、前記カッタ盤により掘削された掘削土を前記機器本体の後方に搬送する搬送管を前記機器本体内に備え、前記搬送管は前記支持部を兼ねていることを特徴とする。
また、請求項6に記載の本発明は、上記請求項4または5記載の発明において、前記セグメントが鋼製セグメントであることを特徴とする。
また、請求項7に記載の本発明は、上記請求項4、5または6記載の発明において、前記第1のセグメント保持手段および前記第2のセグメント保持手段は、前記掘削坑の長手方向に隣接するセグメントの境界部分を保持することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、掘削坑内のセグメントのリング形状を維持しつつ、新たなセグメントの組み付け作業を容易にすることが可能になる。
請求項2記載の発明によれば、搬送管とは別に支持部を設ける場合に比べて、シールド掘進機内の空間を広く確保することが可能になる。
請求項3記載の発明によれば、コンクリート製のセグメントよりも軽量で取り扱い易い鋼製セグメントを用いることにより、第1のセグメント保持手段および第2のセグメント保持手段自体を小型化することができるので、シールド掘進機内の作業空間を広く確保することが可能になる。
請求項4記載の発明によれば、掘削坑内のセグメントのリング形状を維持しつつ、新たなセグメントの組み付け作業を容易にすることが可能になる。
請求項5記載の発明によれば、搬送管とは別に支持部を設ける場合に比べて、シールド掘進機内の空間を広く確保することが可能になる。
請求項6記載の発明によれば、コンクリート製のセグメントよりも軽量で取り扱い易い鋼製セグメントを用いることにより、第1のセグメント保持手段および第2のセグメント保持手段自体を小型化することができるので、シールド掘進機内の作業空間を広く確保することが可能になる。
請求項7記載の発明によれば、第1のセグメント保持手段および第2のセグメント保持手段の各々において2リング分のセグメントを保持することが可能になる。
本発明の一実施の形態に係るシールド掘進機の内部を側面から透かして見せた要部構成図である。 (a)はセグメント保持状態時における第1のセグメント保持装置の側面図、(b)は図2(a)の矢印A1の方向から見た第1のセグメント保持装置の正面図である。 (a)はセグメント保持解除状態時における第1のセグメント保持装置の側面図、(b)は図3(a)の矢印A1の方向から見た第1のセグメント保持装置の正面図である。 (a)はセグメント保持状態時における第2のセグメント保持装置の側面図、(b)は図4(a)の矢印A1の方向から見た第2のセグメント保持装置の正面図である。 (a)はセグメント保持解除状態時における第2のセグメント保持装置の側面図、(b)は図5(a)の矢印A1の方向から見た第2のセグメント保持装置の正面図である。 (a)は掘進準備段階のシールド掘進機を側面から見た構成図、(b)は図6(a)の矢印A1の方向から見たシールド掘進機の背面図である。 (a)は掘進時のシールド掘進機を側面から見た構成図、(b)は図7(a)の矢印A1の方向から見たシールド掘進機の背面図である。 (a)は1リングのセグメント分のシールド掘進完了後におけるシールド掘進機を側面から見た構成図、(b)は図8(a)のシールド掘進機を矢印A1の方向から見た場合の第1のセグメント保持装置の正面図である。 (a)は1セグメントリング分のセグメント組立完了後のシールド掘進機を側面から見た構成図、(b)は図9(a)のシールド掘進機を矢印A1の方向から見た場合の第2のセグメント保持装置の正面図である。 (a)は図9(a)工程後のシールド掘進機を側面から見た構成図、(b)は図10(a)の矢印A1の方向から見たシールド掘進機の背面図である。
以下、本発明の一例としての実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図1は本実施の形態のシールド掘進機の内部を側面から透かして見せた構成図である。
本実施の形態のシールド掘進機1は、カッタヘッド(カッタ盤)2と機器本体3との間のチャンバ4内に泥土を充填した状態で掘進することにより泥土圧を発生させ、その泥土圧を切羽の土圧に対抗させた状態で掘進作業を行う泥土圧シールド掘進機である。なお、チャンバ4内の泥土は、カッタヘッド2により掘削された土砂に添加材を注入して練り混ぜることにより生成されており、不透水性と塑性流動性(自由に変形および移動できる性質)とを有している。
このシールド掘進機1の運転は、その後方に配置された後続台車(図示せず)内の運転室内でオペレータにより制御される。また、その運転室内に設けられた制御部によりシールド掘進機1の全体動作が制御される。
また、このシールド掘進機1により構築されるトンネルは、特に限定されるものではないが、例えば、上水用トンネル、下水用トンネルまたはケーブル用トンネルのような比較的小口径のトンネルであり、トンネルのセグメント外径Rtは、例えば、2000mm程度である。
シールド掘進機1を構成するカッタヘッド2は、地山の切羽を掘削する部材であり、機器本体3の前面に機器本体3の周方向に沿って正逆方向に回転自在の状態で設置されている。
このカッタヘッド2は、例えば、円盤状のスポークタイプが採用されており、その前面(切羽に対向する面)には、複数のビット2aが装着されている。ビット2aは、玉石等の破砕や地山の掘削を行う掘削部材である。
また、カッタヘッド2には、添加材注入部(図示せず)が設置されている。この添加材注入部は、例えばベントナイト系の添加材のような作泥土材を切羽に向けて注入する部分である。なお、この添加材には、ベントナイト系の添加材に代えて気泡材を用いても良いし、ベントナイト系の添加材と気泡材との両方を用いても良い。
また、カッタヘッド2の外周面には、コピービット2bが設置されている。コピービット2bは、急曲線施工時の余堀りやシールド掘進機1の姿勢制御等を行う役割を備えている。
さらに、カッタヘッド2の裏面には、練混ぜ翼2cが設置されている。練混ぜ翼2cは、例えば、円柱状に形成されており、カッタヘッド2が回転するとチャンバ4内の土砂と添加材とを撹拌混合する役割を備えている。
一方、シールド掘進機1を構成する機器本体3は、前胴プレート3a(ガーダー部)と、その後方の後胴プレート3b(テール部)と、その後方のテールシール3cとを備えている。
前胴プレート3aおよび後胴プレート3bは、例えば円筒状の鋼製板により形成されており、機器本体3の外形を形成するとともに、機器本体3の内部に中空空間を形成する部分である。前胴プレート3aと後胴プレート3bとは、前胴プレート3aの後端側において後胴プレート3bの先端の球面軸受部が前胴プレート3aの内周面に接した状態で入り込むことで係合されている。
テールシール3cは、掘進作業中に機器本体3の後部から機器本体3内に地下水等が入り込むのを防止する封止部材であり、後胴プレート3bの後端部に後胴プレート3bの外周に沿って枠状に設置されている。
前胴プレート3aの前面側において、その前面から機器本体3の内方に後退した位置には、機器本体3内の中空空間を切羽側と機内側とに分ける隔壁7が設置されている。この隔壁7の切羽側、すなわち、上記カッタヘッド2と隔壁7との間には、上記チャンバ4が設けられている。チャンバ4には、カッタヘッド2により掘削された土砂等がカッタヘッド2の開口部を通じて取り込まれる。
一方、シールド掘進機1において隔壁7の機内側には、カッタ駆動体8と、中折れジャッキ9aと、シールドジャッキ9bと、スクリューコンベア(支持部、搬送管)10と、エレクタ11と、添加材注入部(図示せず)と、土圧検出部(図示せず)と、セグメント保持装置15,16とが設けられている。
カッタ駆動体8は、カッタヘッド2を正逆方向に回転させるモータ(駆動源)である。ここでは、カッタ駆動方式として外周支持駆動方式が例示されている。すなわち、カッタ駆動体8は、カッタヘッド2の正面内の外周位置に、カッタヘッド2の周方向に沿って複数個並んで配置されている。
中折れジャッキ9aは、前胴プレート3aと後胴プレート3bとを連結するとともに、シールド掘進機1の推進方向を修正する機器である。中折れジャッキ9aは、機器本体3内において前胴プレート3aと後胴プレート3bとの境界を跨ぐ位置に、機器本体3の周方向に沿って複数個並んで配置されている。
この中折れジャッキ9aに圧油を供給し前胴プレート3aと後胴プレート3bとを予め決められた方向および角度に屈折させた状態でシールド掘進機1を推進することにより、シールド掘進機1の推進方向を制御することが可能になっている。
シールドジャッキ9bは、機器本体3の後方に設置されたセグメントSGに反力をとってシールド掘進機1を前進させるための推進力を発生させる機器である。シールドジャッキ9bは、機器本体3内において前胴プレート3aと後胴プレート3bとの境界を跨ぐ位置に、機器本体3の周方向に沿って複数個並んで配置されている。
セグメントSGは、掘削坑の内周を覆う部材であり、掘削坑の周方向に沿って複数設置されている。ここでは、セグメントSGが、例えば、鋼製の箱型セグメントにより構成されている。コンクリート製のセグメントよりも軽量で取り扱い易い鋼製のセグメントSGを用いることにより、セグメント保持装置15,16自体を小型化することができるので、シールド掘進機1内の作業空間を広く確保することができる。このため、シールド掘進機1内での作業性を向上させることができる。なお、セグメントSGの幅(掘削坑の長手方向に沿う寸法)は、例えば、900mm程度、高さ(厚さ)は、例えば、75mm程度である。
スクリューコンベア10は、チャンバ4内に取り込まれた土砂を機外に排出するための機器である。スクリューコンベア10は、機器本体3の底部において隔壁7を貫通しチャンバ4内に配置された土砂取込端部10aから機器本体3の後方において機器本体3の高さ方向中央より若干高い位置に配置された排出端部10bに向かって斜め上向きに連続的に延在した状態で設けられている。
エレクタ11は、セグメントSGを把持して掘削坑の内周方向に旋回し、掘削坑の内周方向の組立位置に移送する組立装置である。エレクタ11は、シールド掘進機1の後胴プレート3b内に掘削坑の周方向に沿って回転自在の状態で装備されている。
上記した隔壁7の機内側添加材注入部は、チャンバ4内に上記した添加材等を注入する部分である。また、上記した土圧検出部は、チャンバ4内の泥土圧を検出するセンサである。シールド掘進機1は、土圧検出部により検出されたチャンバ4内の泥土圧を管理することによって切羽の安定性を維持しながら掘進作業を行う。
また、本実施の形態においては、シールド掘進機1の後方に、例えば2つのセグメント保持装置15,16が設置されている。セグメント保持装置15,16は、掘削作業時にセグメントSGのリング形状が保持されるようにセグメントSGを保持する装置である。
次に、セグメント保持装置15,16について図2〜図5を参照しながら説明する。
まず、図2(a)はセグメント保持状態時におけるセグメント保持装置15の側面図、図2(b)は図2(a)の矢印A1の方向から見たセグメント保持装置15の正面図、図3(a)はセグメント保持解除状態時におけるセグメント保持装置15の側面図、図3(b)は図3(a)の矢印A1の方向から見たセグメント保持装置15の正面図である。
セグメント保持装置(第1のセグメント保持手段)15は、上部拡張方式のセグメント保持装置であり、掘削坑内の上部(天井)側のセグメントSGを保持可能なようにスクリューコンベア10の排出端部10bの近傍のフランジ部に固定された状態で設置されている。シールド掘進機1に備えられているスクリューコンベア10をセグメント保持装置15の支持部として使用することにより、セグメント保持装置15を支持する支持部をスクリューコンベア10とは別に設ける場合に比べて、シールド掘進機1内の作業空間を広く確保することができる。このため、シールド掘進機1内での作業性を向上させることができる。
このセグメント保持装置15は、掘削坑の上部側のセグメントSGに接触しこれを押さえ保持する保持部15aと、保持部15aを支持するとともに上下方向に移動させるジャッキ部15b,15bとを有している。
保持部15aは、図2(a)に示すように、セグメントSGの保持に際して、掘削坑の長手方向に隣接するセグメントSG,SGの境界に当てられる。また、保持部15aは、図2(a)の左右方向に回転自在の状態でジャッキ部15b,15bに支持されている。これにより、保持部15aとセグメントSGとの対向角度を微調整することが可能になっている。
また、保持部15aは、図2(b)に示すように、掘削坑の周方向に沿うように弧状に形成されている。この保持部15aの長手方向(掘削坑の周方向)の両端には、ジャッキ部15b,15bが接続されている。
ジャッキ部15b,15bは、スクリューコンベア10を挟むように排出端部10bの近傍のフランジ部に接続され固定されている。このジャッキ部15b,15bにより、スクリューコンベア10の排出端部10bと掘削坑の上部側のセグメントSGとの間において、保持部15aを上下動させることが可能になっている。
また、スクリューコンベア10の排出端部10bの下方には、セグメント保持装置15が配置されておらず、セグメントSGをセグメント組み付け部に搬送するための空間が確保されている。これにより、セグメントSGの組み付け作業において、セグメント保持装置15,16に邪魔されることなく、セグメントSGを組み付け位置まで容易に搬送することが可能になっている。
一方、図4(a)はセグメント保持状態時におけるセグメント保持装置16の側面図、図4(b)は図4(a)の矢印A1の方向から見たセグメント保持装置16の正面図、図5(a)はセグメント保持解除状態時におけるセグメント保持装置16の側面図、図5(b)は図5(a)の矢印A1の方向から見たセグメント保持装置16の正面図である。
セグメント保持装置(第2のセグメント保持手段)16は、上下拡張方式のセグメント保持装置であり、掘削坑の上部側および下部(底部)側のセグメントSGを保持可能なように設置されているとともに、掘削坑の長手方向(シールド掘進機1の長手方向)に沿って移動自在の状態でシールド掘進機1の後方に設置されている。
このセグメント保持装置16は、掘削坑内の上部側および下部側のセグメントSGに接触しこれを押さえ保持する保持部16a,16aと、保持部16a,16aを上下方向に拡縮させるターンバックル部16b,16bと、セグメント保持装置16を掘削坑の長手方向に移動させる移動用ローラ16cとを有している。
保持部16a,16aは、セグメントSGの保持に際し、図4(a)に示すように、掘削坑内の上部側および下部側において掘削坑の長手方向に隣接するセグメントSG,SGの境界に当てられる。
また、保持部16a,16aは、図4(b)および図5(b)に示すように、掘削坑の周方向に沿うように弧状に形成されている。この保持部16a,16aは、それぞれ掘削坑内の上部側と下部側とに配置されている。保持部16a,16aにおいて、それぞれの長手方向(掘削坑の周方向)の両端部には、ターンバックル部16b,16bがネジ止めにより係合された状態で設置されている。
ターンバックル部16b,16bを軸中心に一方向に回すと、図4に示すように、保持部16a,16aが互いに離間する方向に移動する一方、軸中心に他方向に回すと、図5に示すように、保持部16a,16aが互いに近接する方向に移動するようになっている。すなわち、このターンバックル部16b,16bの操作により、保持部16a,16aを上下方向に拡縮させることが可能になっている。
移動用ローラ16cは、図4(b)および図5(b)に示すように、上部側の保持部16aの左右の内周側に回転自在の状態で設置されている。この移動用ローラ16cに対向する位置には、移動用レールMRが掘削坑の長手方向に延在した状態で設置されている。この移動用レールMRは、レール受け金具RSに支持されている。なお、レール受け金具RSは、掘削坑の長手方向に隣接するセグメントSG同士を繋ぐボルトに固定される。
移動用ローラ16cは、図4(b)に示すように、セグメント保持状態の時には移動用レールMRから離れているが、図5(b)に示すように、セグメント保持解除状態の時には移動用レールMR上に搭載されるようになっている。これにより、保持部16a,16aを、移動用レールMRに沿って掘削坑の長手方向に移動させることが可能になっている。
また、本実施の形態においては、セグメント保持装置16の拡縮および掘削坑の長手方向への移動を手動方式にすることにより、セグメント保持装置16を小型化することができる。このため、掘削坑内の空間を確保することができる。これにより、セグメントSGの組み付け作業において、セグメント保持装置16に邪魔されることなく、セグメントSGを組み付け位置まで容易に搬送することができる。
次に、本実施の形態のシールド掘進機1の掘進方法について図6〜図10を参照しながら説明する。
まず、図6(a)は掘進準備段階のシールド掘進機を側面から見た構成図、図6(b)は図6(a)の矢印A1の方向から見たシールド掘進機の背面図である。
この段階においては、シールド掘進機1の後方において、上下拡張方式のセグメント保持装置16をセグメント保持装置15と同じ位置に配置させた状態でセグメント保持装置16を拡張することにより掘削坑内の上部側および下部側のセグメントSGを保持する。これにより、掘削坑内のセグメントSGによるリング形状を保持することができる。
ここで、セグメント保持装置16の保持部16aは、掘削坑内の上部側および下部側において掘削坑の長手方向に隣接するセグメントSG,SGの境界を押さえる。これにより、掘削坑内の上部側および下部側において2リング分のセグメントSG,SGを保持することができる。なお、セグメントSGと掘削坑との隙間には裏込め注入材が充填されている。
一方、図6(b)に示すように、上部拡張方式のセグメント保持装置15によるセグメント保持状態は解除されている。すなわち、セグメント保持装置15の保持部15aは、降下しておりセグメントSGから離間している。
続いて、図7(a)は掘進時のシールド掘進機を側面から見た構成図、図7(b)は図7(a)の矢印A1の方向から見たシールド掘進機の背面図である。
この段階においては、カッタヘッド2を切羽に押し付け回転させながら機器本体3を1リングのセグメントSG分だけ矢印A2に示す方向に推し進めることにより地山を掘削する。
この際、カッタヘッド2で掘削した土砂に上記添加材を添加するとともに、その土砂と添加材とをカッタヘッド2の回転やその回転に追従する練混ぜ翼2c等の動作により撹拌混合して掘削土砂を塑性流動性と不透水性を持つ泥土に変換する。そして、その泥土をチャンバ4内およびスクリューコンベア10内に充満させ、その充満した泥土をシールドジャッキ9bの推進力により加圧して泥土圧を発生させ、この泥土圧を切羽の土圧に対抗させることにより切羽の安定化を図る。また、切羽の安定化を図るために、例えば、カッタヘッド2の回転速度、シールドジャッキ9bの伸長速度、スクリューコンベア10の回転速度およびチャンバ4内の泥土圧が一定になるように調整する。
この掘進作業においては、掘削坑内の上部側および下部側のセグメントSGをセグメント保持装置16により保持しているので、掘削坑内のセグメントSGによるリング形状を保持することができる。
続いて、図8(a)は1リングのセグメント分のシールド掘進完了後におけるシールド掘進機を側面から見た構成図、図8(b)は図8(a)のシールド掘進機を矢印A1の方向から見た場合のセグメント保持装置15の正面図である。
この段階においては、シールド掘進機1の前進によりシールドジャッキ9bの後端と最先端のセグメントSGとの間に形成された空き領域に新たなセグメントSGをリング状に組み付ける。
まず、上下拡張方式のセグメント保持装置16の位置およびセグメント保持状態を維持したまま、上部拡張方式のセグメント保持装置15を拡張することにより掘削坑内の上部側のセグメントSGを保持する。
この場合も、セグメント保持装置15の保持部15aは、掘削坑内の上部側において掘削坑の長手方向に隣接するセグメントSG,SGの境界を押さえる。これにより、セグメント保持装置15により掘削坑内の上部側において2リング分のセグメントSG,SGを保持することができる。
続いて、レール受け金具RSおよび移動用レールMRを設置する。また、新たなセグメントSGを掘削坑の外部から台車等により抗口を通じてシールド掘進機1内に搬送し、エレクタ11の下方のセグメント組み付け位置に搬送する。
この際、通常の上下拡張方式のセグメント保持装置のみを用いた場合、セグメント保持装置が障害になる結果、新たなセグメントを組み付け位置に搬送し難くなり、セグメントの組み付け作業が困難になる、という問題がある。特に、スクリューコンベア10の下方は作業空間が狭くなるので、スクリューコンベア10の下方にセグメント保持装置があると上記問題が顕著になる。
また、径の小さい掘削坑を形成する場合やシールド掘進機内に種々の装置や部材が設置される場合は、機内空間に制約が生じ、上下拡張方式のセグメント保持装置を使用すると新たなセグメントの組み付けができなくなる。発明者の検討によれば、外径5000mm程度の中口径シールド掘進機においても、上下拡張方式のセグメント保持装置を用いるとセグメントの供給ができない場合がある。このため、外径6000mm程度以上でないと、上下拡張方式のセグメント保持装置を使用することができない。セグメント保持装置を使用できない場合、掘削坑内周のセグメントのリング形状を保持する上で不安が残る、という問題がある。
これに対して、本実施の形態においては、スクリューコンベア10の排出端部10bには上部拡張方式のセグメント保持装置15を設置するとともに、上下拡張方式のセグメント保持装置16をスクリューコンベア10の排出端部10bよりも後方に配置することにより、スクリューコンベア10の排出端部10bの下方にセグメント搬送用の空間を確保することができる。このため、新たなセグメントSGを、セグメント保持装置15,16に邪魔されることなく、セグメント組み付け位置まで容易に搬送することができる。また、セグメント保持装置15,16によりセグメントSGを保持しているので、掘削坑内周のセグメントSGのリング形状も良好に維持することができる。
その後、セグメント組み付け位置に搬送された新たなセグメントSGをエレクタ11により把持し、掘削坑の内周に沿って旋回し、掘削坑の内周方向の組立位置に移送することにより、掘削坑内に1リング分のセグメントSGを組み付ける。
続いて、図9(a)は1セグメントリング分のセグメント組立完了後のシールド掘進機を側面から見た構成図、図9(b)は図9(a)のシールド掘進機を矢印A1の方向から見た場合のセグメント保持装置16の正面図、図10(a)は図9(a)工程後のシールド掘進機を側面から見た構成図、図10(b)は図10(a)の矢印A1の方向から見たシールド掘進機の背面図である。
この段階においては、図6に示したシールド掘進機1の掘進準備段階に戻る。
まず、図9に示すように、上部拡張方式のセグメント保持装置15の拡張状態を維持したまま、上下拡張方式のセグメント保持装置16のセグメント保持状態を解除する。これにより、セグメント保持装置16の上下の保持部16a,16aがセグメントSGから離れるとともに、上部側の保持部16aが降下することで保持部16aに接続された移動用ローラ16cが移動用レールMRに接触した状態で搭載される。
続いて、図10に示すように、上部拡張方式のセグメント保持装置15の保持部15aを降下してセグメント保持状態を解除するとともに、図10(a)の矢印A3に示すように、上下拡張方式のセグメント保持装置16を移動用レールMRに沿って切羽の方向に移動してセグメント保持装置15の位置に設置する。
その後、図6で説明したように、上下拡張方式のセグメント保持装置16を拡張させて掘削坑内の上部側および下部側のセグメントSGを保持する。以降、図6〜図10により説明した工程を繰り返すこと等により、トンネル全体を構築する。
このように本実施の形態においては、セグメント保持装置を上部拡張方式のセグメント保持装置15と、上下拡張方式のセグメント保持装置16とに分け、それらのセグメント保持装置15,16を各工程に応じて操作することにより、セグメントSGのリング形状を良好に維持しつつ、新たなセグメントSGをセグメント保持装置15,16に邪魔されることなくセグメント組み付け位置に容易に搬送供給することができる。
また、セグメント保持装置15,16の拡張やセグメント保持装置16の移動を手動方式とすることや軽量で取り扱い易い鋼製のセグメントSGを用いることにより、セグメント保持装置15,16自体を小型化することができるので、掘削坑内の作業空間を広く確保することができる。このため、シールド掘進機1内での作業性を向上させることができる。
したがって、小口径のシールド掘進機1においてもセグメント保持装置15,16を使用することができるので、小口径の掘削坑であってもセグメントSGのリング形状を良好に維持することができる。
また、セグメント保持装置15,16は構成が単純なので、機械的なトラブルを低減することができる。このため、シールド掘進機1のランニングコストを低減することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態はすべての点で例示であって、開示された技術に限定されるものではないと考えるべきである。すなわち、本発明の技術的な範囲は、前記の実施の形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈されるべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲の要旨を逸脱しない限りにおけるすべての変更が含まれる。
例えば前記実施の形態においては、外周支持駆動方式のシールド掘進機に適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく種々変更可能であり、例えばセンターシャフト駆動方式や中間支持駆動方式のシールド掘進機に適用しても良い。
以上の説明では、本発明を泥土圧式のシールド掘進機に適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば泥水式のシールド掘進機等、他のシールド掘進機にも適用される。
1 シールド掘進機
2 カッタヘッド
3 機器本体
3a 前胴プレート
3b 後胴プレート
3c テールシール
4 チャンバ
7 隔壁
8 カッタ駆動体
9a 中折れジャッキ
9b シールドジャッキ
10 スクリューコンベア
11 エレクタ
15 セグメント保持装置
15a 保持部
15b ジャッキ部
16 セグメント保持装置
16a 保持部
16b ターンバックル部
16c 移動用ローラ
SG セグメント
MR 移動用レール
RS レール受け金具

Claims (7)

  1. 機器本体の前面に回転自在に設置されたカッタ盤と、
    前記機器本体の後端部に設置された支持部と、
    前記機器本体の後方において掘削坑の上部側のセグメントを保持可能なように前記支持部に設置された第1のセグメント保持手段と、
    前記機器本体の後方において前記掘削坑の上部側および下部側のセグメントを保持可能なように設置され、かつ、前記掘削坑の長手方向に沿って移動自在に設置された第2のセグメント保持手段と、
    を備えることを特徴とするシールド掘進機。
  2. 前記カッタ盤により掘削された掘削土を前記機器本体の後方に搬送する搬送管を前記機器本体内に備え、前記搬送管は前記支持部を兼ねていることを特徴とする請求項1記載のシールド掘進機。
  3. 前記セグメントが鋼製セグメントであることを特徴とする請求項1または2記載のシールド掘進機。
  4. (a)機器本体の前面に回転自在に設置されたカッタ盤と、前記機器本体の後端部に設置された支持部とを備えるシールド掘進機を掘進位置に配置する工程と、
    (b)前記機器本体の後方に掘削坑の上部側のセグメントを保持可能なように前記支持部に設置された第1のセグメント保持手段による前記掘削坑の上部側のセグメントの保持を解除した状態で、前記機器本体の後方に設置された第2のセグメント保持手段により前記掘削坑の上部側および下部側のセグメントを保持した後、前記カッタ盤を回転させながら前記機器本体を前進させて地山を掘削する工程と、
    (c)前記(b)工程後、前記(b)工程の前記第2のセグメント保持手段の位置およびセグメント保持状態を維持したまま、前記第1のセグメント保持手段により前記掘削坑の上部側のセグメントを保持した後、前記支持部の下方のセグメント組み付け位置にセグメントを搬送し、前記掘削坑の内周に前記セグメントを組み付ける工程と、
    (d)前記(c)工程後、前記第1のセグメント保持手段による前記掘削坑の上部側のセグメントの保持を解除し、前記第2のセグメント保持手段を前記第1のセグメント保持手段の方向に移動する工程と、
    を有することを特徴とするシールド掘進機の掘進方法。
  5. 前記カッタ盤により掘削された掘削土を前記機器本体の後方に搬送する搬送管を前記機器本体内に備え、前記搬送管は前記支持部を兼ねていることを特徴とする請求項4記載のシールド掘進機の掘進方法。
  6. 前記セグメントが鋼製セグメントであることを特徴とする請求項4または5記載のシールド掘進機の掘進方法。
  7. 前記第1のセグメント保持手段および前記第2のセグメント保持手段は、前記掘削坑の長手方向に隣接するセグメントの境界部分を保持することを特徴とする請求項4、5または6記載のシールド掘進機の掘進方法。
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