JP7121638B2 - 円周シールド掘削機 - Google Patents
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Description
このような覆工躯体構造としては、分岐合流部の外殻部においてシールド工法により複数の外殻トンネルを分岐合流部の周方向に間隔をあけて施工し、さらに凍結工法により地盤防護工を施工してから隣り合う外殻トンネル同士の間を切り開いて、鉄筋や型枠を組み立てた後、コンクリートを打設することにより構築されるものが知られている。
複数の外殻トンネル13は、分岐合流部10の一部に予め施工されている円周トンネル15を発進基地(外殻シールド発進基地150)として外殻シールド掘削機14を掘進させることにより施工される。
他方の基端側円形トンネル15Bは、外殻シールド掘削機14の発進時の反力受け設備の配置スペースとして使用され、発進後にはシールド内に資材を送り込むための資材搬入スペースや掘削土の搬出スペースとして利用される。なお、図6の符号14A、14B、14Cは、外殻シールド掘削機14の発進後の資材搬入スペースや掘削土の搬出スペースの一例を示している。
ここで、複円形円周シールド掘削機1において、掘削機中心線に沿う方向を前後方向Zといい、前後方向Zに沿う切羽側を前側、前方といい、その反対側(発進側)を後側、後方という。
隔壁21の前方で前胴プレート20Aに囲まれた内側には、送排泥装置4により送り込まれた泥水と掘削土砂とが攪拌される空間(チャンバー3A)が形成されている。
また、隔壁21には、図8に示すように、シールド機内からチャンバー3A内に連通する送泥用の泥水注入口211、及び土砂取込口212が設けられている。これら泥水注入口211及び土砂取込口212には、送排泥装置4の各配管(後述する送泥管41及び排泥管42)が接続されている。
カッタリング32は、図8に示すように、隔壁21の内周リング22Bに支持されるとともに、前端には連結材36を介してカッタスポーク34A、34Bが一体的に支持されている。カッタリング32の外周部にはリングギア32aが形成され、複数のカッタ駆動モータ25のモータ回転軸25aが噛合され、カッタ駆動モータ25の駆動によってカッタ回転軸31とともに回転可能に設けられている。
送泥管41は、隔壁21の各円形部21A、21Bの中央部に設けられる泥水注入口211に接続されている。掘進中は、送泥管41よりチャンバー3A内に泥水が注入され、切羽を一定の圧力に保持するとともに、掘削した土砂と混合されて適度な粘性とした排泥状態とすることができる。
先ず、図1及び図7に示すように、ランプトンネル12の側壁の一部に円周トンネル10を掘削するための複円形円周シールド掘削機1の発進基地(円周シールド発進基地17)を施工する。
その後、外殻躯体構造10Aの内側を掘削し、外殻躯体構造10Aによって覆われる箇所の本線トンネル11及びランプトンネル12のセグメントを解体、撤去することにより大空間をなす分岐合流部10を構築することができる。
本実施形態では、図7に示すように、複円形円周シールド掘削機1によって円周方向E1に掘削する際に、図8及び図9に示すように、シールド機本体2の姿勢に応じて円周方向E1における外周側と内周側とのそれぞれの土砂取込口212A、212Bに接続される排泥管42A、42Bの開閉状態を切り替えて、効率よく排泥することができる。
なお、泥水式のシールド掘削機の場合には、上向きに排泥することも比較的容易となる。
また、本実施形態では、泥水式シールドを対象とした送排泥装置4を用いているが、泥土圧式シールドであってもよい。
さらに、分岐合流部10を構成する外殻部(外殻躯体構造10A)の大きさ、躯体構造、施工方法に関しては上述した実施形態に限定されることはなく、設定される道路トンネル、地盤条件等の仕様に応じて適宜、設定されるものである。
2 シールド機本体
3 カッタヘッド
3A チャンバー
4 送排泥装置
10 分岐合流部
11 本線トンネル
12 ランプトンネル
13 外殻トンネル
14 外殻シールド掘削機
15 円周トンネル
15A 発進側円形トンネル
15B 基端側円形トンネル
17 円周シールド発進基地
20 スキンプレート
20A 前胴プレート
20B 後胴プレート
21 隔壁
24 地山グリッパー
41 送泥管
42 排泥管
42A 外周側排泥管
42B 内周側排泥管
43 スクリューコンベア
44 土砂排出管
150 外殻シールド発進基地
151 円周セグメント
212A、212B 土砂取込口
E、E1 円周方向
Z 前後方向
C1、C2 隔壁の円形部の中心
O1、O2 円形トンネルの中心
Claims (4)
- 泥土圧式及び泥水式の少なくとも一方の送排泥装置を備え、トンネル線形が一定の円周曲線を描くように円周方向に掘進される円周シールド掘削機であって、
前記送排泥装置は、
切羽側のチャンバーとシールド機本体内とを区画する隔壁の外周側に設けられる複数の土砂取込口と、
複数の前記土砂取込口のそれぞれに接続される排泥管と、
前記排泥管の前記土砂取込口に配置されるスクリューコンベアと、を備え、
前記土砂取込口のうち少なくとも2つが前記円周方向における外周側と内周側に配置され、
複数の前記排泥管は、前記シールド機本体の姿勢に対応させて前記チャンバーとの連通状態が切り替え可能に設けられていることを特徴とする円周シールド掘削機。 - 泥土圧式及び泥水式の前記送排泥装置を備え、
複数の前記排泥管のそれぞれにおいて排泥方法を泥土圧式と泥水式に切り替え可能であることを特徴とする請求項1に記載の円周シールド掘削機。 - 前記排泥管における前記連通状態を変更することにより、前記シールド機本体が上向き姿勢のときに泥土圧式シールドで掘削し、下向き姿勢のときに泥水式シールドで掘削するように切り替え可能に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の円周シールド掘削機。
- 前記シールド機本体の姿勢に関わらず、下側に位置する前記排泥管が使用されて排泥が行われる構成としたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の円周シールド掘削機。
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