JP7105715B2 - セグメント組立装置およびシールド掘進機 - Google Patents
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Description
図1~図10を参照して、本発明の一実施形態によるシールド掘進機100について説明する。
図1に示すように、シールド掘進機100は、掘削面を構成するカッタヘッド11を有する掘進機本体部1と、掘進に伴う土砂または泥水を輸送する排土装置Hと、トンネル内面にセグメントSGを組み立てるセグメント組立装置2とを備えている。
図1に示すように、セグメント組立装置2は、上流側スクリュコンベアH1の後方(前胴部14aの後端近傍)(X2方向)に配置されている。セグメント組立装置2は、掘進方向(X1方向)と直交する断面Cが非円形形状(異形形状)のトンネルの内周面に環状のセグメントリングを組み立てるように構成されている。セグメント組立装置2は、掘進機本体部1内の断面C(図5参照)でセグメントSGの把持部80を移動させて、セグメントSGを組み立てるように構成されている。
図3および図4を参照して、セグメント組立装置2の動作について簡単に説明する。なお、図3および図4(図2も同様)では、セグメント組立装置2を模式的に示しており、セグメント組立装置2の各構成を簡略化するとともに、駆動源などの一部構成を省略している。
図5に示すように、第2回動中心軸移動機構M0は、上下移動機構m1と、左右移動機構m2とを備えている。
図7に示すように、旋回用駆動源M1は、横行ベース30に内側(X1方向側)から設置されている。旋回用駆動源M1は、複数(4つ)の旋回用モータM10と、各旋回用モータM10に設けられるギアM11とを備えている。
図6に示すように、反転用駆動源M2は、アーム支持部60の把持部80側とは反対側の面に設置されている。反転用駆動源M2は、複数(2つ)の反転用モータM20と、各反転用モータM20に設けられるギアM21とを備えている。
図5に示すように、直進用駆動源M3は、アーム支持部60とアーム部70との間に設置される一対のジャッキにより構成されている。アーム支持部60とアーム部70との間には、アーム支持部60に対してアーム部70を中心軸線βが延びる方向に移動させる一対の直進ガイド軸70aが設けられている。直進用駆動源M3(ジャッキ)は、この直進ガイド軸70aに沿って配置されている。
一対のガイド支柱10は、Y方向に並ぶように配置されている。一対のガイド支柱10は、上下方向に直線状に延びる梁部材である。一対のガイド支柱10の上端および下端は、掘進機本体部1に対して内周側から固定されている。一対のガイド支柱10は、左右方向において、バランスよく配置されている。一対のガイド支柱10を除くセグメント組立装置2の他の構成は、概して、一対のガイド支柱10の後方側(X2方向側)に配置されている。一対のガイド支柱10の間には、配線類・配管類Caおよび排土装置Hが配置される有効空間が設けられている。一対のガイド支柱10の後方側(X2方向側)の面には、ラックm10が設けられている。
図6に示すように、昇降ベース20は、一対のガイド支柱10に跨るように設けられており、平面視で前方(X1方向)が開放されたC字形状(コの字形状)を有している。また、昇降ベース20は、前後方向(X方向)から見て、横長の矩形状を有している(図5参照)。
図1に示す横行ベース30は、前方(X1方向)の一部が開放された中空の箱形状を有している。横行ベース30の内側には、第2回動中心軸40を回動させるための旋回用モータM10およびギアM11(旋回用駆動源M1)が設置されている。
図3に示すように、第2回動中心軸40は、横行ベース30に支持される前方側の部分が、前後方向に延びる円柱形状(または円筒形状)を有している。第2回動中心軸40の円筒形状の前方端部には、旋回用モータM10のギアM11に噛み合うギア41が設けられている(図7参照)。
第1回動中心軸50は、概して、円柱形状を有している。第1回動中心軸50の一方端部(図3では上方側の端部)は、アーム支持部60を貫通している。また、第1回動中心軸50の一方端部には、反転用モータM20のギアM21に噛み合うギア51が設けられている。なお、図示しないが、セグメント組立装置2は、第1回動中心軸50に代えて、ギアM51が備わり平坦面43に固定される外輪と、アーム支持部60に固定される内輪とを有する旋回台軸受を備えるように構成されていてもよい。
図5に示すように、アーム支持部60は、前後方向(X方向)から見て、第2回動中心軸40の一対の平坦面43を挟み込むようなC字形状(コの字形状)を有している。
アーム部70は、直進ガイド軸70aを介してアーム支持部60に直進移動可能なように設置されている。アーム部70は、アーム支持部60が中心軸線βに対して片寄って配置される側と同じ側に、全体が配置されている。
図8に示す把持部80は、セグメントSGを把持するための固定金具が取り付けられる単一の固定金具取付部82を有している。
次に、図9および図10を参照して、セグメントSGの組立動作について説明する。なお、セグメントSGは、原則、下方側から上方側に順に積み上げる形で組み立てられる。そして、最後に、キーセグメントKSGを組み付けることで1つのセグメントリングが完成する。
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
なお、今回開示された実施形態および変形例は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
2、202 セグメント組立装置
11 カッタヘッド
40 第2回動中心軸
50、250 第1回動中心軸(回動中心軸)
60、260 アーム支持部
70、270 アーム部
80 把持部
100 シールド掘進機
H 排土装置
M0 第2回動中心軸移動機構
SG セグメント
β、β1 中心軸線
Claims (6)
- 掘進方向と直交する断面が非円形形状のトンネルの内周面に環状のセグメントリングを組み立てるセグメント組立装置であって、
セグメントの把持部と、
掘進方向に略直交する方向に延びる第1回動中心軸周りに回動可能なアーム支持部と、
前記把持部と前記アーム支持部とを接続し、掘進方向から見て、前記第1回動中心軸に対して非対称に配置されるアーム部とを備え、
前記アーム部は、前記第1回動中心軸周りに前記アーム支持部が回動することによって、掘進方向から見て、前記第1回動中心軸の中心軸線により2つに分けられる領域の一方側から他方側に反転移動するように構成されている、セグメント組立装置。 - 前記アーム支持部は、掘進方向に延びる第2回動中心軸周りに回動可能なように構成されている、請求項1に記載のセグメント組立装置。
- 前記第2回動中心軸は、前記第1回動中心軸および前記アーム支持部を支持しており、
掘進方向と略直交する方向に、前記第2回動中心軸を移動させる第2回動中心軸移動機構をさらに備える、請求項2に記載のセグメント組立装置。 - 前記把持部は、前記第1回動中心軸の中心軸線上に配置されている、請求項1~3のいずれか1項に記載のセグメント組立装置。
- 前記アーム部は、前記第1回動中心軸周りに前記アーム支持部が回動することによって、前記アーム支持部の掘進方向側とは反対側である後方側を通過して、前記中心軸線により2つに分けられる領域の他方側に移動するように構成されている、請求項1~4のいずれか1項に記載のセグメント組立装置。
- 掘進方向と直交する断面が非円形形状のトンネルの内周面に環状のセグメントリングを組み立てるセグメント組立装置を備えるシールド掘進機であって、
土砂を掘削するカッタヘッドと、掘削に伴う土砂を輸送する排土装置と含む掘進機本体部と、
前記掘進機本体部に取り付けられる前記セグメント組立装置とを備え、
前記セグメント組立装置は、
セグメントの把持部と、
掘進方向に略直交する方向に延びる回動中心軸周りに回動可能なアーム支持部と、
前記把持部と前記アーム支持部とを接続し、掘進方向から見て、前記回動中心軸に対して非対称に配置されるアーム部とを含み、
前記アーム部は、前記回動中心軸周りに前記アーム支持部が回動することによって、掘進方向から見て、前記回動中心軸の中心軸線により2つに分けられる領域の一方側から他方側に反転移動するように構成されている、シールド掘進機。
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