JP4454279B2 - シールド掘進機およびトンネル掘削方法 - Google Patents

シールド掘進機およびトンネル掘削方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4454279B2
JP4454279B2 JP2003351427A JP2003351427A JP4454279B2 JP 4454279 B2 JP4454279 B2 JP 4454279B2 JP 2003351427 A JP2003351427 A JP 2003351427A JP 2003351427 A JP2003351427 A JP 2003351427A JP 4454279 B2 JP4454279 B2 JP 4454279B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shield
cutter
shield machine
excavation
tunnel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003351427A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005113594A (ja
Inventor
慶造 三木
成卓 林
文行 横溝
知就 前田
公明 阪本
泰治 花岡
慎吾 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
Hitachi Zosen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp, Hitachi Zosen Corp filed Critical Obayashi Corp
Priority to JP2003351427A priority Critical patent/JP4454279B2/ja
Publication of JP2005113594A publication Critical patent/JP2005113594A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4454279B2 publication Critical patent/JP4454279B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

本発明は、シールド掘進機およびトンネル掘削方法に関する。
断面が横に長い矩形状の大きいトンネルを掘削するシールド掘進機としては、例えば断面が正方形状のシールド掘削装置を複数個段積み状に設けたものがある(特許文献1参照)。
このシールド掘進機は、断面が矩形状のシールド本体内に、大口径のトンネルを掘削し得るカッタヘッドが2個設けられるとともに、その上方部分に、断面が正方形状のトンネルを掘削し得る小型のシールド掘削装置が複数台並置されたものである。
その掘削時においては、上段の小型のシールド掘削装置により上層部の掘削を行い、そしてこの小型のシールド掘削装置を突出させた状態で、下段の大口径用のカッタヘッドにより安定した状態で掘削を行うようにしたものである。
特開2001−193386号(図1参照)
ところで、上記シールド掘進機の構成によると、横に長い矩形状のトンネルを掘削する際に、上方部分の地山の崩壊を防止しながら、比較的浅い部分にトンネルを構築することができるが、例えば地表に近い部分で円弧状にトンネルを掘削する場合には、その方向制御が困難であるという課題がある。
そこで、本発明は、地上の2点間を結ぶトンネルを掘削する際に、その方向の制御を容易に行い得るシールド掘進機およびトンネル掘削方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係るシールド掘進機は、断面が矩形状にされたシールド掘進機本体内に、それぞれ前後方向で移動自在に配置され且つ掘削断面が略正方形状にされるとともに圧力室が形成され、さらに当該圧力室内の掘削土砂を排出するためのスクリュウ式排土装置が設けられたシールド掘削装置を、上下複数段で且つ左右方向複数列でもって配置し、
上記各シールド掘削装置に設けられるカッタヘッドを、当該シールド掘削装置におけるシールド掘削装置本体の中心部に回転自在に設けられた回転体に偏心した位置で回転自在に設けられた回転軸部と、この回転軸部の前端部に等間隔で放射状に突設された3本のアーム状カッタ部とから構成するとともに、上記回転体と回転軸部とを互いに逆方向で且つ3対4の回転比でもってそれぞれ回転させることにより正方形状のトンネルを掘削し得るように構成したものである。
また、本発明の請求項2に係るシールド掘進機は、請求項1に記載のシールド掘進機本体内の両側部に、側部カッタ装置を設けたものである。
また、本発明の請求項3に係るシールド掘進機は、請求項2に記載の掘進機における側部カッタ装置を、シールド掘進機本体の両側部に形成された側部空間部から前後方向で出退自在に設けられたカッタ本体部と、このカッタ本体部をシールド掘進機本体の前面から出退させる出退用シリンダ装置と、上記カッタ本体部の上下複数箇所にて配置されたカッタ部材とから構成するとともに、
上記カッタ部材を、カッタ本体部に前後方向で配置された筒状部と、この筒状部内を挿通された回転軸部と、この回転軸部の前端に設けられたカッタ部と、カッタ本体部の後壁部に配置されて上記各回転軸部を回転させる回転駆動装置とから構成したものである。
また、本発明の請求項4に係るトンネル掘削方法は、請求項1乃至3のいずれかに記載のシールド掘進機を用いて、所定距離だけ離れた地上の2点間または立坑と地上を接続するトンネルを掘削する際に、各シールド掘削装置に設けられたスクリュウ式排土装置を制御して圧力室における排土量および各シールド掘削装置本体の出退量を調整することによりシールド掘進機本体の姿勢を制御する掘削方法である。
また、本発明の請求項5に係るトンネル掘削方法は、請求項4に記載の掘削方法において、両側部に配置されたシールド掘削装置を先に突出させて掘削を行う方法である。
また、本発明の請求項6に係るトンネル掘削方法は、請求項2または3に記載のシールド掘進機を用いて、所定距離だけ離れた地上の2点間または立坑と地上を接続するトンネルを掘削する際に、各シールド掘削装置に設けられたスクリュウ式排土装置を制御して圧力室における排土量および各シールド掘削装置本体の出退量を調整することによりシールド掘進機本体の姿勢を制御するとともに、掘削開始時に、シールド掘進機本体の両側部に配置された側部カッタ装置を先に突出させて掘削を行う方法である。
さらに、本発明の請求項7に係るトンネル掘削方法は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のシールド掘進機によるトンネル掘削時に地中に埋まっている異物を撤去する際に、当該異物と干渉しない少なくとも上段側のシールド掘削装置を前方に突出させて地山の崩壊を防止した状態で撤去作業を行う掘削方法である。
上記シールド掘進機およびトンネル掘削方法によると、胴体の前部に、上下且つ左右にそれぞれ圧力室を有する複数個のシールド掘削装置を段積み状に配置するとともに、これら各シールド掘削装置を胴体の前面からそれぞれ別個に出退自在に設けたので、例えば地上の2点間を結ぶトンネルを構築する場合、上段のシールド掘削装置と下段のシールド掘削装置の圧力室における排土量およびシールド掘削装置本体の出退量を調節することにより、容易にその方向を制御することができる。すなわち、比較的、浅いトンネルを地上側から容易に掘削することができる。
また、各シールド掘削装置のカッタヘッドを、等角度でもって放射方向に突設された3本のアーム状カッタ部により構成するとともにその回転軸部を回転体に偏心した位置で支持し、且つ回転体と回転軸部とを互いに逆方向でしかも3対4の回転比でもって回転させるようにしたので、放射方向に突設されたアーム状カッタ部の回転だけで、断面が正方形状のトンネルを掘削することができ、したがって所定半径のアーム状カッタを回転させるとともに、各カッタ部の先端部内に配置されたコピーカッタ装置を用いて四隅部分だけを矩形状に掘削するもの比べて、断面が正方形状のトンネルを、余分な制御を必要とせずにすなわち容易に掘削することができる。
さらに、両側部のシールド掘削装置または側部カッタ装置により、胴体の両側部分を、中央部分より先に掘削することにより、地山の側方からの崩壊を防止することができる。
また、掘削途中において、地中に障害物となる異物が埋まっているような場合、その異物と干渉しない部分のシールド掘削装置、例えば異物がシールド掘進機1の前方で且つ下段のシールド掘削装置に対応する位置に埋まっている場合には、まず、上段のシールド掘削装置を前方に突出させて掘削を行った後、この突出した状態で、すなわち上方の地山の崩壊を防止した状態で、作業員による異物の除去を行なえば、安全に除去作業を行うことができる。
以下、本発明に係るシールド掘進機およびトンネル掘削方法の実施の形態について説明する。
[実施の形態1]
本実施の形態1におけるシールド掘進機およびトンネル掘削方法を、図1〜図6に基づき説明する。
まず、シールド掘進機を、図1〜図3に基づき説明する。
このシールド掘進機1は、断面が幅方向(水平方向)に長くされた矩形状(長方形状)のトンネルを掘削するためのもので、断面が幅方向で長くされた矩形状のシールド掘進機本体すなわち胴体2の前部には、上下2段で且つその幅方向である左右に4列(2段×4列=8台)でもって、断面が略正方形状(以下、正方形という)のトンネルを掘削し得る小型のシールド掘削装置11が、前後方向で移動自在に、すなわち前面から出退自在に配置されている。
上記胴体2は、特に、地上の2点間を且つ地表に近い部分にて、例えば道路を地中でもって立体交差するように、すなわち最深部が円弧状で且つ全体としては「く」の字形状のトンネルを掘削し得るように前胴部2aと、この前胴部2aに連結具(図示しないが、例えば水平連結ピンが用いられる)を介して鉛直面内で揺動可能に連結された後胴部2bとから構成されるとともに、中折れ用ジャッキ3により後胴部2bに対する前胴部2aの上下における方向を変更し得るようにされている。なお、後胴部2b側には、胴体2を前進させるための掘進機本体用シールドジャッキ4が多数設けられている。
そして、シールド掘進機1の胴体2の前胴部2a内には、各シールド掘削装置11を前後方向で出退可能(移動可能)にその周囲を案内するための仕切板材5が配置されている。なお、この仕切板材3の正面視形状は、高さ方向中央に配置された水平板5aと、この水平板5aの上下面にそれぞれ幅方向で4つの空間部(上下合わせて8つの空間)を形成するようにそれぞれ3枚の鉛直板5bが設けられている。勿論、上記各空間部内に、それぞれシールド掘削装置11が配置されている。
ところで、シールド掘進機1の空間部内にそれぞれ配置された小型のシールド掘削装置11は、ルーロの三角形の動作原理を利用したもので、3本のアームが放射状に突設されてなるカッタヘッドを回転させることにより断面が正方形状のトンネルを掘削するものである。
ここで、上記シールド掘削装置11の概略構成について説明する。
このシールド掘削装置11は、シールド掘進機1の前胴部2a内に設けられた仕切板材5に支持案内されるとともに前部に配置された隔壁材12aおよび後述する回転板体16により圧力室13が形成されてなる断面が正方形状のシールド掘削装置本体(以下、掘削装置本体という)12と、この掘削装置本体12と前胴部2aとの間で且つ四隅付近に設けられて当該掘削装置本体12を前後方向で所定ストロークLでもって出退させる出退用シリンダ装置14と、上記掘削装置本体12の前部に軸受部材(シール材も具備されている)15を介して鉛直面内で回転自在に設けられるとともに外周側にリング状歯車16aが設けられた回転板体(回転体)16と、この回転板体16の回転中心から所定距離eでもって偏心した位置に設けられた筒状部材17の貫通穴内にその回転軸部18aが回転自在に挿通(支持)されたカッタヘッド18と、上記回転板体16の回転軸心と同一軸心を有するように掘削装置本体12側に固定された中間リング状内歯車19と、上記回転軸部18aに固定されるとともに上記中間リング状内歯車19に噛合する外歯車20と、上記回転板体16を、その外周面に設けられたリング状歯車16aに噛合するピニオンを介して、所定方向に回転させる複数台の回転駆動装置(例えば、油圧モータ、電動機が用いられる)21とから構成されている。
この回転駆動装置21により、回転板体16を所定方向に回転させると、筒状部材17に挿通されている回転軸部18aが半径eでもって回転板体16の回転中心(掘削装置本体12の中心軸でもある)の回りに公転し、このとき、回転軸部18aに固定されている外歯車20がリング状内歯車19に噛合して回転板体16とは逆方向に回転される。
また、上記カッタヘッド18は、上記筒状部材17の貫通穴内に回転自在に挿通された回転軸部18aと、この回転軸部18aの前端部に、120度間隔で放射状に突設された3本のアーム状カッタ部18bとから構成されており、上述したように歯車伝動機構により回転板体16が所定方向に1回転する間に、カッタヘッド18は自転軸回りで且つ逆方向に4/3回転し、また掘削装置本体12に対してカッタヘッド18は所定方向に1/3回転するように構成されている。すなわち、カッタヘッド18が1回転する間に、回転板体16が3回転(公転)して、各アーム状カッタ部18aの先端が正方形状に移動するため、断面が正方形状のトンネルが掘削されることになる。
また、上記各シールド掘削装置11の圧力室13を形成する隔壁材12aには、それぞれ掘削土砂を排出するためのスクリュウ式排土装置、例えばスクリュウコンベヤ6が接続されており、これら各スクリュウコンベヤ6には、さらに当該スクリュウコンベヤ6から排出される掘削土砂を外部に搬送するための土砂圧送装置(例えば、圧送ポンプが用いられる)7が接続されている。
また、上記シールド掘進機1の後胴部2bには、セグメントSをトンネル内壁面に沿って組み立てるためのセグメント組立装置8が配置されており、トンネルの断面幅が長いため、左右にそれぞれ配置されている(なお、図3においては、後方から見て左側の組立装置だけを図示している)。
このセグメント組立装置8は、図1および図3に示すように、後胴部2bの後側内周面に沿って設けられたシールドジャッキ4を取り付けるための正面視矩形状の環状支持部材9に、案内ローラ31,32を介して左右に移動可能に配置された正面視矩形状のフレーム体33と、このフレーム体33の内側に設けられた支持ローラ34により鉛直面内で回転自在に支持されたリング状回転体35と、この回転体35の内側に設けられたU字形状の取付部材35aの後面の左右位置にそれぞれ水平方向の支持軸材36により鉛直面内で揺動可能に支持された一対の揺動部材37にそれぞれ設けられた一対の移動用シリンダ装置38と、これら両移動用シリンダ装置38の出退用ロッド部38aの先端に両端部がそれぞれ水平連結ピン39を介して連結支持されるとともにセグメントSを例えば2軸方向で移動可能に保持し得るセグメント保持体40と、上記一方の揺動部材37と上記回転体(取付部材35a)34側との間に設けられて当該揺動部材37に固定されたシリンダ装置38の姿勢を調整するための姿勢調整用シリンダ装置41とから構成されている。
なお、上記セグメント保持体40は、例えば上記水平連結ピン39と同一軸心上でもって延設された支持軸部39aに前後方向で移動自在に設けられた移動部材42と、この移動部材42にその移動方向と直交する方向で設けられた一対のガイド軸43に案内されて左右方向で移動可能に設けられたセグメント連結部材44と、上記移動部材42を前後方向で移動させる前後移動用シリンダ装置45と、上記セグメント連結部材44を左右方向で移動させる左右移動用シリンダ装置46とから構成されている。
ここで、簡単に、セグメントSの組立て作業について説明しておく。
シールド掘進機1により掘削された矩形状のトンネルの内壁面にセグメントSを組み立てる場合、セグメント保持体40にセグメントSを保持させた状態で、リング状回転体35を回転させて当該セグメントSの組立位置に移動させるとともに、両シリンダ装置38のロッド部38aを突出させて、セグメントSをその組立部位に応じた姿勢にする。
このとき、回転体35の回転姿勢によっては、その重量によりセグメント保持体40の姿勢が変化するが、姿勢調整用シリンダ装置41が作動されて、セグメントSが正しい姿勢に維持または正しい姿勢となるように微調整される。
そして、前後移動用シリンダ装置45および左右移動用シリンダ装置46を作動させて、セグメントSをその組立位置に移動させた後、連結ボルトにより既設セグメントに固定すればよい。
また、上記左側のセグメント組立装置8寄りの環状支持部材9の中間部の上下間には、環状に組み立てられたセグメントS間に支柱材SPを取り付ける際に上下間の間隔を拡げるための内壁面拡張装置51が設けられている。
この内壁面拡張装置51は、図4および図5に示すように、矩形状の環状支持部材9に上下の旋回ピン52を介して水平面内で旋回可能に且つ上下方向で配置された旋回支柱体53と、この旋回支柱体53を旋回させる旋回用シリンダ装置54と、上記旋回支柱体53の中間部上下位置に設けられた伸縮用シリンダ装置55を介して上下方向で設けられた筒状体56と、この筒状体56内の上下部にそれぞれ出退自在に配置された拡張用棒状出退部材57と、同じく筒状体56内に配置されて上記両棒状出退部材57を出退させる出退用シリンダ装置58とから構成されている。
上記旋回用シリンダ装置54により、旋回支柱体53に設けられた筒状体56が、環状支持部材9側の格納位置(イ)とセグメントS側の使用位置(ロ)との間で90度旋回される。
したがって、トンネルの内壁面に配置された上下のセグメントS間に支柱材SPを取り付ける際には、まず旋回用シリンダ装置54により旋回支柱体53を旋回させるとともに伸縮用シリンダ装置55により、筒状体56をセグメントS側に移動させた後、出退用シリンダ装置58を作動させて上下の棒状出退部材57を突出させてセグメントS間を押し拡げる。そして、この状態で、支柱材SPを取り付ければよい。
なお、図3においては、セグメント組立装置8を後方から見て左側のものしか示していないが、勿論、右側にも同様のセグメント組立装置が配置されており、少なくとも、一方だけが左右方向に移動可能に構成されておればよい。この移動可能にしたのは、上壁部および下壁部における中間部分のセグメントSを組み立てるためであり、いずれか一方の組立装置を用いればよいからである。
次に、上記シールド掘進機1により、地上側で所定距離だけ離れた2点間において、地表に近い浅い部分にてトンネルを掘削する場合を、図1〜図6を参照して説明する。
まず、地上側の一方の掘削位置P1から、シールド掘進機1によりトンネルTの掘削を開始する。
すなわち、一方の掘削位置P1において、シールド掘進機1によりトンネルの掘削を開始し得る浅い位置にシールド掘進機1を据え付けた後、緩い傾斜にて掘削を開始する。
この掘削を開始する際には、まず、両側部に配置されたシールド掘削装置11にて、他の中間部分のシールド掘削装置11よりも先行して掘削を行い、その後、残りのシールド掘削装置11により掘削が行われる。
このように、最初に、両側部を掘削することにより、土被りがない地上(または、半地下)から地中への掘削を安定した状態で行うことができる(地中から地上への掘削についても同様である)。
また、掘削中において、シールド掘進機1の掘進方向の調整は、中折れ用ジャッキ3および掘進機本体用シールドジャッキ4により行われるが、その微調整については、上段または下段のシールド掘削装置11の圧力室13における排土量および出退用シリンダ装置14による掘削装置本体12の出退量を調節することによっても行われる。勿論、排土量の調節については、スクリュウコンベヤ6により行われる。
この状態で掘削を続け、最深部付近においては、ほぼ直線から曲率半径が大きい円弧状でもって掘削が行われ、その後、上向きに直線状に掘削を行うことにより、地上の2点間P1,P2を、地表に近い「く」の字形状(一部が円弧状)のトンネルTでもって接続することができる。すなわち、既存の道路の下を潜るような新しいトンネルを容易に掘削することができる。なお、地中から地表に出る部分(掘削終了時)では、掘削開始時と同様に、先に、両側部におけるシールド掘削装置11により、先行して掘削が行われる。
勿論、シールド掘進機1の掘進に合わせて、セグメント組立装置8により、セグメントSが順次組立てられてトンネル内壁体が構築される。
また、掘削途中において、地中に障害物となる異物が埋まっている場合、その異物と干渉しない部分のシールド掘削装置11、例えば異物がシールド掘進機1の前方で且つ下段のシールド掘削装置11(11B)に対応する位置に埋まっている場合には、まず、上段のシールド掘削装置11(11A)を前方に突出させて掘削を行った後、この突出した状態で、すなわち上方の地山の崩壊を防止した状態で、作業員による異物の除去を行なえば、安全に除去作業を行うことができる。
さらに、掘削途中において、地山が軟弱である場合には、上記異物の除去と同様に、上段のシールド掘削装置11(11A)により先に掘削を行った後、上段のシールド掘削装置11(11A)が突出した状態で、下段のシールド掘削装置11(11B)を突出させて掘削すれば、地山の崩壊による影響を殆ど受けることなく、すなわち効率良くトンネルを掘削することができる。
このように、シールド掘進機1の胴体2の前部に、上下且つ左右にそれぞれ圧力室13を有する複数個のシールド掘削装置11を段積み状に配置するとともに、これら各シールド掘削装置11を胴体2の前面からそれぞれ別個に出退自在に設けたので、例えば地上の2点間に、比較的浅い位置で、少なくとも一部が円弧状となるようなトンネルを構築する場合、掘進機本体用シールドジャッキ4に加えて、上段のシールド掘削装置11(11A)と下段のシールド掘削装置11(11B)の圧力室13における排土量および掘削装置本体12の出退量を調節することにより、容易にその方向を制御することができる。すなわち、比較的、浅いトンネルを地上側から容易に掘削することができる。
また、各シールド掘削装置11のカッタヘッド18を、等角度でもって放射方向に突設された3本のアーム状カッタ部(ルーロの三角形に等しい)18bにより構成するとともにその回転軸部18aを偏心した位置で支持し、且つ回転板体16と回転軸部18aとを互いに逆方向でしかも3対4の回転比でもって回転させるようにしたので、放射方向に突設されたアーム状カッタ部18bの回転だけで、断面が正方形状のトンネルを掘削することができ、したがって所定半径のアーム状カッタを回転させるとともに、各カッタ部の先端部内に配置されたコピーカッタ装置を用いて四隅部分だけを矩形状に掘削するもの比べて、断面が正方形状のトンネルを、余分な制御を必要とせずにすなわち容易に掘削することができる。
[実施の形態2]
次に、本実施の形態2におけるシールド掘進機およびトンネル掘削方法について説明するが、上述した実施の形態1と異なる箇所は、シールド掘進機の両側部に掘削幅が狭いカッタ装置を具備させるとともに、排土装置についても少し変更されており、したがって本説明においては、異なる部分にだけ着目して説明するとともに、実施の形態1と同一の構成部材については、同一の番号を付してその説明を省略する。
すなわち、図7〜図11に示すように、シールド掘進機1の胴体2の両側部には、仕切り部材71により、外側の上下段のシールド掘削装置11に対応する位置で、縦に細長い側部空間部72が上下に2個形成されるとともに、これら各側部空間部72内には、細長い部分を掘削するための側部カッタ装置73が設けられている。
これら各側部カッタ装置73は、側部空間部72内に且つ前後方向で出退自在に設けられるとともに、前部に配置された隔壁材74により中央が後方に凹むような側面視が三角形状の土砂取込み用の圧力室75が形成されたカッタ本体部76と、このカッタ本体部76の後面とシールド掘進機1側との間で且つ上下に設けられて当該カッタ本体部76を胴体(シールド装置本体)2の前面から出退させる側部出退用シリンダ装置77と、上記カッタ本体部76の上下に例えば7箇所に設けられたカッタ部材78とから構成されている。
そして、上記各カッタ部材78は、カッタ本体部76に前後方向で配置された筒状部81と、この筒状部81内を挿通された回転軸部82と、この回転軸部82の前端に設けられた非常に小さい穴径のトンネルを掘削し得るカッタ部83と、カッタ本体部76の後壁部に配置されて上記各回転軸部82を回転させる回転駆動装置84とから構成されている。
この回転駆動装置84は、例えば7本の回転軸部82を、2本づつおよび1本をそれぞれ回転させるもので、図9および図10に示すように、上から1番目および2番目の回転軸部82を、上から3番目および4番目の回転軸部82を、上から6番目および7番目の回転軸部82を、それぞれ伝動用歯車などを介して、1台の電動機85により、すなわち計3台の電動機85により回転させるようにするとともに、5番目の回転軸部82については、1台の電動機85により回転させるようにしている。
さらに、中央の3本の回転軸部(3番目〜5番目)82については、その圧力室75内に取り込まれた掘削土砂を側部空間部72の後方に排出するために、その外周にはスクリュウ羽根86が取り付けられて排土機能が具備されている。したがって、この部分の後壁部には、3本のスクリュウ羽根86により排出される掘削土砂を纏めて排出するための排土用空間室87が形成され、勿論、この排土用空間室87の下面には排土口87aが設けられるとともに、この排土口87aを開閉する開閉ゲート88および当該ゲートの開閉用シリンダ装置89が設けられている。
したがって、各カッタ部83を電動機85により回転させながら側部出退用シリンダ装置77によりカッタ本体部76を前方に例えば所定距離L′突出させると、胴体2の両側部において幅が非常に狭い前方部分だけを掘削することができ、またこのカッタ本体部76を突出させた状態で、各シールド掘削装置11により所定部分の掘削を行うようにすれば、少なくとも、側方からの地山の崩壊を防止することができる。なお、この側部カッタ装置73の突出距離L′は、シールド掘削装置11の突出距離Lよりも大きくされており、すなわちカッタ本体部76の方がシールド掘削装置11の掘削装置本体12よりも前方部分を掘削し得るようにされている。
次に、シールド掘進機1における排土装置について説明しておくと、上記実施の形態1においては、各シールド掘削装置11から排出される掘削土砂を排出するために、スクリュウコンベヤおよび土砂圧送装置を設けたが、本実施の形態2においては、土砂圧送装置を設けずに、図7および図9に示すように、各シールド掘削装置11に、比較的排出距離が長いスクリュウコンベヤ91,92だけを用いたものである。なお、上段のシールド掘削装置11に接続されるスクリュウコンベヤ91については、殆ど直線状のものが用いられるが、下段のシールド掘削装置11に接続されるスクリュウコンベヤ92については、傾斜部92aと水平部92bとから構成されている。
次に、本実施の形態2に係る掘削動作を、上述した実施の形態1と異なる部分に着目して簡単に説明しておく。
すなわち、地上の2点間P1,P2を、地表に沿って側面視が「く」の字形状のトンネルTの掘削を開始する際に、まず、側部カッタ装置73により、胴体2の両側部分を、中央部分に配置された各シールド掘削装置11による掘削に先行して、掘削を行う。勿論、これは、実施の形態1で述べたように、上被りがない地上から地中への掘削を容易に行うためである。
この側部カッタ装置73により掘削を行う場合、回転駆動装置84、すなわち電動機85により各カッタ部83を回転させるとともに、側部出退用シリンダ装置77を突出させて、胴体2の両側の細い部分の掘削を行う。
この掘削により圧力室75内に取り込まれた土砂は、中間のカッタ部83に設けられたスクリュウ羽根86により後方の排土用空間室87内に移送され、その排土口87aから胴体2内に排出される。
このように、側部カッタ装置73により、胴体2の両側部分を、中央部分より先に掘削することにより、地山の側方からの崩壊を防止することができる。
ところで、シールド掘進機1からの掘削土砂を排出するのに、図12および図13に示すように、左側および右側にそれぞれ配置された上下左右の4台のシールド掘削装置11に設けられたスクリュウコンベヤ93を、左右それぞれに配置された一台の合流用スクリュウコンベヤ94に接続して、纏めて排出するようにしてもよい。
この場合、合流用スクリュウコンベヤ94の上下面に、それぞれ上段の2台のシールド掘削装置11(11A)からのスクリュウコンベヤ93との接続用の上部接続口94aおよび下段の2台のシールド掘削装置11(11B)からのスクリュウコンベヤ93との接続用の下部接続口94bが設けられるとともに、それぞれ開閉用シリンダ装置95により各接続口94a,94bの途中を開閉し得る開閉ゲート96が設けられる。
なお、上部接続口94aおよび下部接続口94bに開閉ゲート96を設けているので、上段のシールド掘削装置11(11A)だけにて掘削する場合、または下段のシールド掘削装置11(11B)だけで掘削する場合に対応することができる。
ところで、各実施の形態において、各シールド掘削装置11を同じ形状・寸法の正方形状とし、その配列個数および側部カッタ装置73の幅を調整することにより、トンネルの幅方向の変化に容易に対応することができる。
すなわち、道路のトンネルにおいては、高さ方向が変わる可能性は低いが、幅方向は微妙に変化することが多く、正方形状のシールド掘削装置に汎用性を持たせ、どのような幅においてもその掘削装置の設置個数で対応し、また設置個数でどうしても対応することができない微調整を行う場合には、側部カッタ装置の幅を変更することにより、容易に対応することができる。その結果、正方形状のシールド掘削装置の汎用性が高くなり、種々のトンネル工事に転用することができ、コストダウンを図ることができる。勿論、シールド掘削装置の段積個数を調整することにより、トンネルの高さ方向の変更についても対応することができる。
また、上記各実施の形態においては、最深部が円弧状にされた側面視が略「く」の字形状にトンネルを掘削する場合について説明したが、勿論、上記シールド掘進機により、全体的に非常に曲率半径が大きい円弧状のトンネルを掘削することもできる。
さらに、上記各実施の形態においては、地上の2点間に亘ってトンネルを掘削する場合について説明したが、例えば一方が立坑であり、この立坑と所定距離だけ離れた地上とに亘ってトンネルを掘削する場合にも適用することができる。
本発明の実施の形態1に係るシールド掘進機の断面図である。 図1のA−A矢視図である。 図1のB−B(一部C−C矢視を含む)矢視図である。 同シールド掘進機におけるセグメント組立装置の側面図である。 図4のD−D矢視図である。 同シールド掘進機におけるトンネルの掘削作業を説明する概略断面図である。 本発明の実施の形態2に係るシールド掘進機の断面図である。 図7の要部E−E矢視図である。 図7の要部F−F矢視図である。 図8のG−G断面図である。 図10のH−H断面図である。 同シールド掘進機における排土装置の変形例を示す断面図である。 図12のI−I矢視図である。
符号の説明
1 シールド掘進機
2 胴体
2a 前胴部
2b 後胴部
5 仕切板材
11 シールド掘削装置
12 シールド掘削装置本体
13 圧力室
14 出退用シリンダ装置
18 カッタヘッド
18a 回転軸部
18b アーム状カッタ部
35 リング状回転体
38 移動用シリンダ装置
40 セグメント保持体
41 姿勢調整用シリンダ装置
51 内壁面拡張装置
52 旋回ピン
53 旋回支柱体
54 旋回用シリンダ装置
55 伸縮用シリンダ装置
56 筒状体
57 拡張用棒状出退部材
58 出退用シリンダ装置
72 側部空間部
73 側部カッタ装置
76 カッタ本体部
77 側部出退用シリンダ装置
78 カッタ部材
81 筒状部
82 回転軸部
83 カッタ部
84 回転駆動装置
86 スクリュウ羽根

Claims (7)

  1. 断面が矩形状にされたシールド掘進機本体内に、それぞれ前後方向で移動自在に配置され且つ掘削断面が略正方形状にされるとともに圧力室が形成され、さらに当該圧力室内の掘削土砂を排出するためのスクリュウ式排土装置が設けられたシールド掘削装置を、上下複数段で且つ左右方向複数列でもって配置し、
    上記各シールド掘削装置に設けられるカッタヘッドを、当該シールド掘削装置におけるシールド掘削装置本体の中心部に回転自在に設けられた回転体に偏心した位置で回転自在に設けられた回転軸部と、この回転軸部の前端部に等間隔で放射状に突設された3本のアーム状カッタ部とから構成するとともに、上記回転体と回転軸部とを互いに逆方向で且つ3対4の回転比でもってそれぞれ回転させることにより正方形状のトンネルを掘削し得るように構成したことを特徴とするシールド掘進機。
  2. シールド掘進機本体内の両側部に、側部カッタ装置を設けたことを特徴とする請求項1に記載のシールド掘進機。
  3. 側部カッタ装置を、シールド掘進機本体の両側部に形成された側部空間部から前後方向で出退自在に設けられたカッタ本体部と、このカッタ本体部をシールド掘進機本体の前面から出退させる出退用シリンダ装置と、上記カッタ本体部の上下複数箇所にて配置されたカッタ部材とから構成するとともに、
    上記カッタ部材を、カッタ本体部に前後方向で配置された筒状部と、この筒状部内を挿通された回転軸部と、この回転軸部の前端に設けられたカッタ部と、カッタ本体部の後壁部に配置されて上記各回転軸部を回転させる回転駆動装置とから構成したことを特徴とする請求項2に記載のシールド掘進機。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のシールド掘進機を用いて、所定距離だけ離れた地上の2点間または立坑と地上を接続するトンネルを掘削する際に、各シールド掘削装置に設けられたスクリュウ式排土装置を制御して圧力室における排土量および各シールド掘削装置本体の出退量を調整することによりシールド掘進機本体の姿勢を制御することを特徴とするトンネル掘削方法。
  5. 掘削開始時に、両側部に配置されたシールド掘削装置を先に突出させて掘削を行うことを特徴とする請求項4に記載のトンネル掘削方法。
  6. 請求項2または3に記載のシールド掘進機を用いて、所定距離だけ離れた地上の2点間または立坑と地上を接続するトンネルを掘削する際に、各シールド掘削装置に設けられたスクリュウ式排土装置を制御して圧力室における排土量および各シールド掘削装置本体の出退量を調整することによりシールド掘進機本体の姿勢を制御するとともに、掘削開始時に、シールド掘進機本体の両側部に配置された側部カッタ装置を先に突出させて掘削を行うことを特徴とするトンネル掘削方法。
  7. 請求項1乃至3のいずれかに記載のシールド掘進機によるトンネル掘削時に地中に埋まっている異物を撤去する際に、当該異物と干渉しない側部または上部のシールド掘削装置を前方に突出させて地山の崩壊を防止した状態で撤去作業を行うことを特徴とするトンネル掘削方法。
JP2003351427A 2003-10-10 2003-10-10 シールド掘進機およびトンネル掘削方法 Expired - Fee Related JP4454279B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003351427A JP4454279B2 (ja) 2003-10-10 2003-10-10 シールド掘進機およびトンネル掘削方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003351427A JP4454279B2 (ja) 2003-10-10 2003-10-10 シールド掘進機およびトンネル掘削方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005113594A JP2005113594A (ja) 2005-04-28
JP4454279B2 true JP4454279B2 (ja) 2010-04-21

Family

ID=34542667

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003351427A Expired - Fee Related JP4454279B2 (ja) 2003-10-10 2003-10-10 シールド掘進機およびトンネル掘削方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4454279B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102691504A (zh) * 2012-05-16 2012-09-26 唐兆连 矩形隧道围岩成型机
CN109909847A (zh) * 2019-03-18 2019-06-21 上海隧道工程有限公司 用于磨削混凝土管片的磨削装置

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006003917A1 (ja) * 2004-07-02 2006-01-12 Obayashi Corporation シールド機及び側部地盤変状防止方法
WO2006003916A1 (ja) * 2004-07-02 2006-01-12 Obayashi Corporation シールド機の推進工法及びシールド機
JP4556786B2 (ja) * 2004-07-02 2010-10-06 株式会社大林組 シールド機の推進工法
JP4525480B2 (ja) * 2005-06-16 2010-08-18 株式会社大林組 地盤変状防止方法
CN111156013B (zh) * 2020-01-20 2024-05-17 中国矿业大学 一种大断面矩形顶管机
CN112922619B (zh) * 2021-02-08 2022-11-22 中国铁建重工集团股份有限公司 一种护盾式tbm换步方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102691504A (zh) * 2012-05-16 2012-09-26 唐兆连 矩形隧道围岩成型机
CN102691504B (zh) * 2012-05-16 2015-09-23 唐兆连 矩形隧道围岩成型机
CN109909847A (zh) * 2019-03-18 2019-06-21 上海隧道工程有限公司 用于磨削混凝土管片的磨削装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005113594A (ja) 2005-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4454279B2 (ja) シールド掘進機およびトンネル掘削方法
WO2006112013A1 (ja) シールド掘進機およびトンネル掘削方法
JP2791589B2 (ja) トンネル掘削機
JP2013204222A (ja) トンネル掘進機
JP4233428B2 (ja) セグメント組立装置
JP4582419B2 (ja) シールド掘進機
JP4010740B2 (ja) シールド掘進機
JP2009203733A (ja) シールド掘削機
JP4390584B2 (ja) シールド掘削機
JP4390586B2 (ja) シールド掘削機
JP4629626B2 (ja) トンネル掘削機及びトンネル掘削工法
JP3595412B2 (ja) トンネル掘削機及びその補修方法並びに掘削方法
JP2004027523A (ja) カッタービット移動式シールド掘進機
JP2898966B1 (ja) 矩形トンネル用シールド掘進機
JP4592565B2 (ja) 拡幅部掘削用シールド掘進機
JP4390585B2 (ja) シールド掘削機
JP2003120170A (ja) 多段式トンネル掘削機
JP4307334B2 (ja) シールド掘削機の拡幅掘削機構
JP5574904B2 (ja) トンネル掘削機
JP4982668B2 (ja) シールド掘進機
JPH0768870B2 (ja) 地中掘削機
JP3924197B2 (ja) 多段式トンネル掘削機
JP2989592B1 (ja) トンネル掘削機及び掘削工法
JP2005163403A (ja) シールド掘削機のカッタ板
JPH0296090A (ja) トンネル掘削機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060612

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080402

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080430

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081007

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100105

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100202

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4454279

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140212

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees