JP2007076508A - 車線逸脱防止装置 - Google Patents
車線逸脱防止装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007076508A JP2007076508A JP2005267047A JP2005267047A JP2007076508A JP 2007076508 A JP2007076508 A JP 2007076508A JP 2005267047 A JP2005267047 A JP 2005267047A JP 2005267047 A JP2005267047 A JP 2005267047A JP 2007076508 A JP2007076508 A JP 2007076508A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lane
- departure
- control
- departure prevention
- sudden change
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
【解決手段】車線逸脱防止装置は、車線に対する自車両の横変位に基づいて、当該車線が急変しているか否かを判定し(ステップS5)、車線が急変していると判定した場合、車線逸脱防止制御を禁止する(ステップS6)。
【選択図】図2
Description
本発明は、前述の問題に鑑みてなされたものであり、補修痕に対して車線逸脱防止制御を作動させてしまうのを防止できる車線逸脱防止装置の提供を目的とする。
第1の実施形態は、本発明に係る車線逸脱防止装置を搭載した後輪駆動車両である。この後輪駆動車両は、自動変速機とコンベンショナルディファレンシャルギヤとを搭載し、前後輪とも左右輪の制動力を独立制御可能な制動装置を搭載している。
図中の符号1はブレーキペダル、2はブースタ、3はマスタシリンダ、4はリザーバであり、通常は運転者によるブレーキペダル1の踏込み量に応じて、マスタシリンダ3で昇圧された制動流体圧を各車輪5FL〜5RRの各ホイールシリンダ6FL〜6RRに供給する。また、マスタシリンダ3と各ホイールシリンダ6FL〜6RRとの間には制動流体圧制御部7が介装されており、この制動流体圧制御部7によって、各ホイールシリンダ6FL〜6RRの制動流体圧を個別に制御することも可能となっている。
例えば、制動流体圧制御部7は、液圧供給系にアクチュエータを含んで構成されている。アクチュエータとしては、各ホイールシリンダ液圧を任意の制動液圧に制御可能な比例ソレノイド弁が挙げられる。
また、この車両には、画像処理機能付きの撮像部13が設けられている。撮像部13は、自車両の車線逸脱傾向検出用として、走行車線内の自車両の位置を検出するために備えられている。例えば、撮像部13は、CCD(ChargeCoupled Device)カメラからなる単眼カメラで撮像するように構成されている。この撮像部13は車両前部に設置されている。
さらに、撮像部13は、その検出した走行車線に基づいて、自車両の走行車線と自車両の前後方向軸とのなす角(ヨー角)φ、走行車線に対する横変位X及び走行車線曲率β等を算出する。横変位Xについては、具体的には、左側の車線区分線(以下、左側車線という。)からの横変位(以下、左側横変位という。)XLと、右側の車線区分線(以下、右側車線という。)からの横変位(以下、右側横変位という。)XRとを検出する。また、撮像部13は、左側車線を検出している場合、左側車線検出フラグFsLをONに設定し、右側車線を検出している場合、右側車線検出フラグFsRをONに設定する。
また、走行車線曲率βを後述のステアリングホイール21の操舵角δに基づいて算出しても良い。
また、この車両には、ナビゲーション装置14が設けられている。ナビゲーション装置14は、自車両に発生する前後加速度Yg或いは横加速度Xg、又は自車両に発生するヨーレイトφ´を検出する。このナビゲーション装置14は、検出した前後加速度Yg、横加速度Xg及びヨーレイトφ´を、道路情報とともに、制駆動力コントロールユニット8に出力する。ここで、道路情報としては、車線数や一般道路か高速道路かを示す道路種別情報がある。
また、この車両には、レーザ光を前方に掃射して先行障害物からの反射光を受光することで、自車両と前方障害物との間の距離等を計測するためのレーダ16が設けられている。
そして、レーダ16は、前方障害物の位置の情報を制駆動力コントロールユニット8に出力する。このレーダ16による検出結果は、ACCや追突速度低減ブレーキ装置等における処理のために使用される。
前輪駆動の場合
V=(Vwrl+Vwrr)/2
後輪駆動の場合
V=(Vwfl+Vwfr)/2
・・・(1)
ここで、Vwfl,Vwfrは左右前輪それぞれの車輪速度であり、Vwrl,Vwrrは左右後輪それぞれの車輪速度である。すなわち、この(1)式では、従動輪の車輪速の平均値として車速Vを算出している。なお、本実施形態では、後輪駆動の車両であるので、後者の式、すなわち前輪の車輪速度により車速Vを算出する。
XsL=Tt・V・(φ+Tt・V・β)+XL ・・・(2)
XsR=Tt・V・(φ+Tt・V・β)+XR ・・・(3)
ここで、逸脱傾向判定用しきい値Xcは、一般的に車両が車線逸脱傾向にあると把握できる値であり、実験等で得る。この逸脱傾向判定用しきい値Xcは、図4に示すように、走行車線内側方向に設定する場合、正値になり、走行車線外側方向に設定する場合、負値になる。この逸脱傾向判定用しきい値Xcは、各車線上に設定されるが(Xc=0)、多少余裕を持たせるために、各車線に対して正値側に基準点を設定しても良い。
(1)左側車線の急変判定
(1−1)今回得た左側横変位XL(n)と前回得た左側横変位XL(n−1)との差分(絶対値)が、所定のしきい値Xh以上の場合でかつ、今回得た左側横変位XL(n)から前回得た左側横変位XL(n−1)を減算した値が0未満(負値)の場合(|XL(n)−XL(n−1)|≧XhかつXL(n)−XL(n−1)<0)、左側車線が右方向(走行車線内側、車線逸脱傾向が高くなる方向又は車線逸脱量の増加方向)へ急変したと判定し、左側急変フラグFcLをONに設定する(FcL=ON)。
また、所定のしきい値Xhは、各車線が急変しているか否かを判定するためのしきい値であり、すなわち、自車両に対する車線の変化量(横方向変化量)と比較するための値である。
(1−2)それ以外の場合、左側急変フラグFcLをOFFに設定する(FcL=OFF)。
(2−1)今回得た右側横変位XR(n)と前回得た右側横変位XR(n−1)との差分(絶対値)が、所定のしきい値Xh以上の場合でかつ、今回得た右側横変位XR(n)から前回得た右側横変位XR(n−1)を減算した値が0より大きい(正値)場合(|XR(n)−XR(n−1)|≧XhかつXR(n)−XR(n−1)>0)、右側車線が左方向(走行車線内側、車線逸脱傾向が高くなる方向又は車線逸脱量の増加方向)へ急変したと判定し、右側車線急変フラグFcLをONに設定する(FcR=ON)。
(2−2)それ以外の場合、右側車線急変フラグFcRをOFFに設定する(FcR=OFF)。
Xh=Lc・φ・ΔTs
=(Tt・V)・φ・ΔTs ・・・(4)
ここで、Lcは、車線の急変を判定する前方位置(前方注視点距離)である。このLcは、固定値でも良く、Tt・Vで与えられるように自車速Vに応じて変化するものでも良い。この(4)式に示すように、所定のしきい値Xhをヨー角φ及び自車速Vのうちの少なくとも一方に基づいて設定している。
続いてステップS6において、車線逸脱防止制御の許可及び禁止を判定する。図5は、その判定処理の処理手順を示す。この図5に示す処理では、前記ステップS5で車線が急変したと判定した場合、急変と判定した方向への車線逸脱防止制御を所定時間禁止し、その後、車線逸脱状態でなくなった(車線逸脱傾向がなくなった)後に、再度、車線逸脱防止制御を許可する。この図5に示す処理では、先ず、左側車線について種々の処理を行い(ステップS21〜ステップS27)、その後、右側車線について種々の処理を行う(ステップS28〜ステップS34)。
ステップS22では、左側車線からの逸脱に対する逸脱防止制御を禁止するための経過時間カウンタCnLを所定値Csにセットし、続くステップS23において、左側制御禁止フラグFnLをONに設定する(FnL=ON)。そして、ステップS28に進む。なお、所定値Csは、車線逸脱防止制御を禁止する最低時間である。
ステップS25では、経過時間カウンタCnLを更新(デクリメント)する(CnL=CnL−1)。そして、ステップS28に進む。このとき、左側制御禁止フラグFnLは更新されないままになる(FnL=ON)。
以上、ステップS21〜ステップS27では、左側車線について種々の処理を行った。これと同様にして、ステップS28〜ステップS30では、右側車線について種々の処理を行う。
ステップS29では、右側車線からの逸脱に対する逸脱防止制御を禁止するための経過時間カウンタCnRを所定値Csにセットし、続くステップS30において、右側制御禁止フラグFnRをONに設定する(FnR=ON)。そして、当該図5に示す処理を終了する(ステップS21からの処理を再び行う)。
ステップS32では、経過時間カウンタCnRを更新(デクリメント)する(CnR=CnR−1)。そして、当該図5に示す処理を終了する(ステップS21からの処理を再び行う)。このとき、右側制御禁止フラグFnRは更新されないままになる(FnR=ON)。
ステップS34では、右側制御禁止フラグFnRをクリアする(FnR=OFF)。そして、当該図5に示す処理を終了する(ステップS21からの処理を再び行う)。
続いてステップS7において、前記ステップS4の車線逸脱傾向の判定結果、前記ステップS6の車線逸脱防止制御の許可及び禁止の判定結果に基づいて、車線逸脱防止制御として自車両に付与する目標ヨーモーメントMsを算出する。具体的には、次のようにである。
Ms=Kv1・Ks・(XcL−Xc) (Ms:負値) ・・・(5)
(2)右側車線について、Fld=RIGHTかつFnR=OFFの場合((6)式)
Ms=Kv1・Ks・(XcR+Xc) (Ms:正値) ・・・(6)
(3)それ以外の場合、目標ヨーモーメントMsを0に設定する(Ms=0)
ここで、Kv1は、車両諸元によって定まる定数であり、Ksは、自車速に応じて変動するゲインである。
続いてステップS8において、各車輪の目標制動液圧を算出する。すなわち、車線逸脱防止の制動制御の有無に基づいて最終的な制動液圧を算出する。具体的には次のように算出する。
Psfl=Psfr=Pmf ・・・(7)
Psrl=Psrr=Pmr ・・・(8)
ここで、Pmfは前輪用の制動液圧である。また、Pmrは後輪用の制動液圧であり、前後配分を考慮して前輪用の制動液圧Pmfに基づいて算出した値になる。例えば、運転者がブレーキ操作をしていれば、制動液圧Pmf,Pmrはそのブレーキ操作の操作量(マスタシリンダ液圧Pm)に応じた値になる。
|Ms|<Ms1の場合
ΔPsf=0 ・・・(9)
ΔPsr=2・Kbr・|Ms|/T ・・・(10)
|Ms|≧Ms1の場合
ΔPsf=2・Kbf・(|Ms|−Ms1)/T ・・・(11)
ΔPsr=2・Kbr・Ms1/T ・・・(12)
ここで、Ms1は設定用しきい値を示す。また、Tはトレッドを示す。なお、このトレッドTは、簡単のため前後で同じ値にする。また、Kbf,Kbrは、制動力を制動液圧に換算する場合の前輪及び後輪についての換算係数であり、ブレーキ諸元により定まる。
Psfl=Pmf
Psfr=Pmf+ΔPsf
Psrl=Pmr
Psrr=Pmr+ΔPsr
・・・(13)
Psfl=Pmf+ΔPsf
Psfr=Pmf
Psrl=Pmr+ΔPsr
Psrr=Pmr
・・・(13)
この(13)式及び(14)式によれば、車線逸脱回避側の車輪の制動力が大きくなるように、左右輪の制動力差が発生する。
先ず、各種データを読み込むとともに(前記ステップS1)、車速Vを算出する(前記ステップS2)。続いて、将来の推定横変位(逸脱量推定値)Xsを算出し(前記ステップS3)、その算出した推定横変位Xsと逸脱傾向判定用しきい値Xcとを比較して、逸脱傾向判定をする(前記ステップS4)。ここで、左側車線に対して逸脱傾向にあると判定した場合、逸脱判断フラグFldをLEFTに設定し(Fld=LEFT)、右側車線に対して逸脱傾向にあると判定した場合、逸脱判断フラグFldをRIGHTに設定する(Fld=RIGHT)。それ以外の場合、逸脱判断フラグFldをOFFに設定する(Fld=OFF)。
前述したように、車線(車線区分線)が急変している場合、制御禁止フラグFnL,FnRをONにして、車線逸脱防止制御を禁止している。走行車線に残る補修痕は、自車両が走行すべき走行車線を正しく示すものではなく、正式な車線が示す方向とは大きく逸れる方向となることから、車線(車線区分線)の急変を検出した場合、当該車線が走行車線に残る補修痕であるとして、車線逸脱防止制御を禁止することで、走行車線に残る補修痕に基づいて、車線逸脱防止制御が誤作動してしまうのを防止できる。このようにすることで、走行車線に残る補修痕近くの正式な車線に基づいて車線逸脱傾向を示すようになった場合でも、当該正式な車線に対して必要なタイミングで車線逸脱防止制御が作動するようになる。すなわち、走行車線に残る補修痕等に対しての車線逸脱防止制御の誤作動防止と、正式な車線に対しての車線逸脱防止制御の不作動防止とを両立することができる。
また、前述したように、車線(車線区分線)が走行車線内側、車線逸脱傾向が高くなる方向又は車線逸脱量の増加方向に変化している場合、当該車線が急変していると判定している(前記ステップS5参照)。これにより、より効率よく車線の急変を検出することができる。
また、前述したように、車線(車線区分線)が急変していると判定してから所定時間経過した後でも、当該車線について車線逸脱傾向がある限り、車線逸脱防止制御を禁止している(前記ステップS26参照)。これにより、走行車線に残る補修痕に基づいて車線逸脱防止制御が誤作動してしまうのをより確実に防止できる。
この第2の実施形態も、本発明に係る車線逸脱防止装置を搭載した後輪駆動車両である。前記第1の実施形態では、車線の急変の判定を当該車線にだけ着目して行っている。これに対して、第2の実施形態では、一方の車線の急変の判定を他方の車線の検出状態をも参照して行っている。
これを実現するために、制駆動力コントロールユニット8は、前記第1の実施形態と同様に、前記図2に示す処理を行っており、当該図2に示すステップS5における処理を、前記第1の実施形態のものと異なる図6に示す処理内容で行っている。
すなわち、左側車線についての処理として、ステップS41において、左側車線を検出したか否かを判定する。ここで、左側車線を検出している場合(FsL=ON)、ステップS43に進み、左側車線を検出していない場合(FsL=OFF)、ステップS42に進む。
ステップS43では、右側車線を検出したか否かを判定する。ここで、右側車線を検出している場合(FsR=ON)、ステップS45に進み、右側車線を検出していない場合(FsR=OFF)、ステップS44に進む。
ステップS45、すなわち、左右両側の車線を検出している場合には、左側車線の急変判定用しきい値XhLを第1しきい値Xh1に設定する。そして、ステップS46に進む。ここで、第1しきい値Xh1と第2しきい値Xh2との関係は、第1しきい値Xh1が第2しきい値Xh2よりも大きくなる関係(Xh1>Xh2)になっている。
以上、ステップS41〜ステップS48では、左側車線について種々の処理を行った。これと同様にして、ステップS49〜ステップS56では、右側車線について種々の処理を行う。
ステップS50では、右側車線急変フラグFcRをONに設定する(FsR=OFF)。そして、当該図6に示す処理を終了する。
ステップS52、すなわち、右側車線のみを検出している場合には、右側車線の急変判定用しきい値XhRを第2しきい値Xh2に設定する。そして、ステップS54に進む。
ステップS53、すなわち、左右両側の車線を検出している場合には、右側車線の急変判定用しきい値XhLを第1しきい値Xh1に設定する。そして、ステップS54に進む。
ステップS56では、左側車線急変フラグFcRをONに設定する(FcR=ON)。そして、当該図6に示す処理を終了する。
すなわち、前記実施形態では、車線逸脱防止制御を抑制することとして、車線逸脱防止制御を禁止する場合を説明した。しかし、これに限定されるものではない。すなわち、車線逸脱防止制御を抑制することとして、車線逸脱防止制御として自車両に付与するヨーモーメントの大きさを抑制したり、車線逸脱防止制御の制御開始タイミングを遅らせるようにしたりしても良い。
また、前記実施形態では、走行車線の急変の判定を当該走行車線の側方に形成されている車線区分線に基づいて行っている。しかし、これに限定されるものではない。すなわち、走行車線をなす(走行車線を規定する)他の物について、当該走行車線の急変を判定しても良い。
7 制動流体圧制御部
8 制駆動力コントロールユニット
9 エンジン
12 駆動トルクコントロールユニット
13 撮像部
14 ナビゲーション装置
16 レーダ
17 マスタシリンダ圧センサ
18 アクセル開度センサ
19 操舵角センサ
22FL〜22RR 車輪速度センサ
Claims (14)
- 走行車線に対して自車両の逸脱傾向があると判定した場合、走行車線に対する自車両の逸脱を防止する車線逸脱防止制御を行う車線逸脱防止装置において、
前記走行車線の状態が急変した場合、前記車線逸脱防止制御を抑制することを特徴とする車線逸脱防止装置。 - 前記走行車線をなす車線区分線の状態が急変した場合、前記車線逸脱防止制御を抑制することを特徴とする請求項1記載の車線逸脱防止装置。
- 車線区分線を検出する車線区分線検出手段と、前記車線区分線検出手段が検出した車線区分線に基づいて、走行車線に対する自車両の逸脱傾向を判定する車線逸脱傾向判定手段と、前記車線逸脱傾向判定手段が逸脱傾向があると判定した場合、自車両を走行制御して前記走行車線に対する自車両の逸脱を回避する逸脱回避制御手段と、を備える車線逸脱防止装置において、
前記車線区分線検出手段による車線区分線の検出状態を検出する車線検出状態検出手段と、
前記車線検出状態検出手段が検出した車線区分線の検出状態が所定状態になっている場合、当該車線区分線が急変していると判定する車線急変判定手段と、
前記車線急変判定手段が急変していると判定した場合、前記逸脱回避制御手段による制御を抑制する制御抑制手段と、
を備えることを特徴とする車線逸脱防止装置。 - 前記車線検出状態検出手段は、前記車線区分線検出手段による車線区分線の検出状態として、前記車線区分線検出手段が検出した車線区分線の横方向への変化量、変化速度及び変化方向のうの少なくとも一を検出することを特徴とする請求項3記載の車線逸脱防止装置。
- 前記車線急変判定手段は、所定のしきい値に基づいて、当該車線区分線が急変しているか否かを判定していることを特徴とする請求項3又は4に記載の車線逸脱防止装置。
- 前記所定のしきい値は、走行車線に対する自車両のヨー角及び自車速のうちの少なくとも一方に基づいて設定されていることを特徴とする請求項5記載の車線逸脱防止装置。
- 前記車線急変判定手段は、前記車線区分線が走行車線内側に変化した場合、当該車線区分線が急変していると判定することを特徴とする請求項3乃至6の何れか1項に記載の車線逸脱防止装置。
- 前記車線検出状態検出手段は、走行車線をなす左右の車線区分線の検出状態を検出しており、前記車線急変判定手段は、一方の車線区分線が急変しているか否かの判定を他方の車線区分線の検出状態に基づいて行うことを特徴とする請求項3乃至7の何れか1項に記載の車線逸脱防止装置。
- 前記車線検出状態検出手段は、走行車線をなす左右の車線区分線の検出状態を検出し、前記車線急変判定手段は、所定のしきい値に基づいて、一方の車線区分線が急変しているか否かを判定しており、当該所定のしきい値は、他方の車線区分線の検出状態に基づいて設定されていることを特徴とする請求項3乃至8の何れか1項に記載の車線逸脱防止装置。
- 前記所定のしきい値は、前記他方の車線区分線が検出されていない場合、前記一方の車線区分線が急変していると判定され易くなる方向に設定されることを特徴とする請求項9記載の車線逸脱防止装置。
- 前記制御抑制手段は、走行車線において前記車線急変判定手段が急変していると判定した車線区分線側について、前記逸脱回避制御手段による制御を抑制することを特徴とする請求項3乃至10の何れか1項に記載の車線逸脱防止装置。
- 前記制御抑制手段は、前記車線急変判定手段が急変していると判定してから所定時間、前記逸脱回避制御手段による制御を抑制することを特徴とする請求項3乃至11の何れか1項に記載の車線逸脱防止装置。
- 前記車線急変判定手段が急変していると判定した後に、当該急変しているとの判定をしなくなった時でも、その時に前記車線逸脱傾向判定手段が逸脱傾向があると判定した場合、前記逸脱回避制御手段による制御を抑制することを特徴とする請求項3乃至12の何れか1項に記載の車線逸脱防止装置。
- 前記制御抑制手段は、前記逸脱回避制御手段による制御を禁止することを特徴とする請求項3乃至13の何れか1項に記載の車線逸脱防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005267047A JP4735147B2 (ja) | 2005-09-14 | 2005-09-14 | 車線逸脱防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005267047A JP4735147B2 (ja) | 2005-09-14 | 2005-09-14 | 車線逸脱防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007076508A true JP2007076508A (ja) | 2007-03-29 |
JP4735147B2 JP4735147B2 (ja) | 2011-07-27 |
Family
ID=37937230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005267047A Active JP4735147B2 (ja) | 2005-09-14 | 2005-09-14 | 車線逸脱防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4735147B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009006880A (ja) * | 2007-06-28 | 2009-01-15 | Nissan Motor Co Ltd | 車線逸脱防止装置 |
JP2010052716A (ja) * | 2008-07-29 | 2010-03-11 | Nissan Motor Co Ltd | 車両運転支援装置及び車両運転支援方法 |
JP2012066732A (ja) * | 2010-09-24 | 2012-04-05 | Nissan Motor Co Ltd | 車両制御装置 |
JP2017013560A (ja) * | 2015-06-29 | 2017-01-19 | 株式会社デンソー | 車線逸脱回避装置 |
JP2018001927A (ja) * | 2016-06-30 | 2018-01-11 | トヨタ自動車株式会社 | 車線逸脱防止装置 |
CN111619562A (zh) * | 2019-02-08 | 2020-09-04 | 本田技研工业株式会社 | 车辆控制装置、车辆和车辆控制方法 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10203395A (ja) * | 1997-01-23 | 1998-08-04 | Toyota Motor Corp | 車両の操舵制御装置 |
JP2001171449A (ja) * | 1999-12-14 | 2001-06-26 | Mitsubishi Motors Corp | 車線逸脱警報装置 |
JP2003104147A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-09 | Mazda Motor Corp | 車両の逸脱警報装置 |
JP2003154910A (ja) * | 2001-11-20 | 2003-05-27 | Nissan Motor Co Ltd | 車線逸脱防止装置 |
JP2003168198A (ja) * | 2001-11-30 | 2003-06-13 | Toyota Motor Corp | 車両用走路判定装置および車両制御装置 |
WO2005025918A1 (de) * | 2003-09-12 | 2005-03-24 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und vorrichtung zur fahrerunterstützung |
JP2005220842A (ja) * | 2004-02-06 | 2005-08-18 | Nissan Motor Co Ltd | 車線逸脱防止装置 |
-
2005
- 2005-09-14 JP JP2005267047A patent/JP4735147B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10203395A (ja) * | 1997-01-23 | 1998-08-04 | Toyota Motor Corp | 車両の操舵制御装置 |
JP2001171449A (ja) * | 1999-12-14 | 2001-06-26 | Mitsubishi Motors Corp | 車線逸脱警報装置 |
JP2003104147A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-09 | Mazda Motor Corp | 車両の逸脱警報装置 |
JP2003154910A (ja) * | 2001-11-20 | 2003-05-27 | Nissan Motor Co Ltd | 車線逸脱防止装置 |
JP2003168198A (ja) * | 2001-11-30 | 2003-06-13 | Toyota Motor Corp | 車両用走路判定装置および車両制御装置 |
WO2005025918A1 (de) * | 2003-09-12 | 2005-03-24 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und vorrichtung zur fahrerunterstützung |
JP2005220842A (ja) * | 2004-02-06 | 2005-08-18 | Nissan Motor Co Ltd | 車線逸脱防止装置 |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009006880A (ja) * | 2007-06-28 | 2009-01-15 | Nissan Motor Co Ltd | 車線逸脱防止装置 |
JP2010052716A (ja) * | 2008-07-29 | 2010-03-11 | Nissan Motor Co Ltd | 車両運転支援装置及び車両運転支援方法 |
US8655549B2 (en) | 2008-07-29 | 2014-02-18 | Nissan Motor Co., Ltd. | Vehicle driving control apparatus and vehicle driving control method |
JP2012066732A (ja) * | 2010-09-24 | 2012-04-05 | Nissan Motor Co Ltd | 車両制御装置 |
JP2017013560A (ja) * | 2015-06-29 | 2017-01-19 | 株式会社デンソー | 車線逸脱回避装置 |
CN107709141A (zh) * | 2015-06-29 | 2018-02-16 | 株式会社电装 | 车道脱离避免装置 |
CN107709141B (zh) * | 2015-06-29 | 2020-11-17 | 株式会社电装 | 车道脱离避免装置 |
US11242088B2 (en) | 2015-06-29 | 2022-02-08 | Denso Corporation | Lane departure avoidance system |
JP2018001927A (ja) * | 2016-06-30 | 2018-01-11 | トヨタ自動車株式会社 | 車線逸脱防止装置 |
CN111619562A (zh) * | 2019-02-08 | 2020-09-04 | 本田技研工业株式会社 | 车辆控制装置、车辆和车辆控制方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4735147B2 (ja) | 2011-07-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7269493B2 (en) | Lane departure prevention apparatus | |
JP4867313B2 (ja) | 車線逸脱防止装置 | |
JP3979339B2 (ja) | 車線逸脱防止装置 | |
JP4577013B2 (ja) | 車線逸脱防止装置 | |
US8090516B2 (en) | Lane deviation prevention device and method | |
US8073595B2 (en) | Lane deviation prevention device | |
JP3606276B2 (ja) | 車線逸脱防止装置 | |
JP2004322787A (ja) | 車線逸脱防止装置 | |
JP4062330B2 (ja) | 車線逸脱防止装置 | |
JP2006175958A (ja) | 車線逸脱防止装置 | |
JP5287007B2 (ja) | 車線逸脱防止装置及びその方法 | |
JP4894217B2 (ja) | 車線逸脱防止装置及びその方法 | |
JP2010030399A (ja) | 車両運転支援装置及び車両運転支援方法 | |
JP4735147B2 (ja) | 車線逸脱防止装置 | |
JP2007030696A (ja) | 運転者車線変更意思判定方法及び車線逸脱防止装置 | |
JP2009035213A (ja) | 車線逸脱防止装置 | |
JP4678121B2 (ja) | 車線逸脱防止装置 | |
JP2006182129A (ja) | 車線逸脱防止装置 | |
JP2007001384A (ja) | 車両の走行制御装置 | |
JP2006306203A (ja) | 車線逸脱防止装置 | |
JP4765435B2 (ja) | 車両の走行制御装置 | |
JP2006175979A (ja) | 車線逸脱防止装置 | |
JP4079028B2 (ja) | 車線逸脱防止装置 | |
JP4581680B2 (ja) | 車線逸脱防止装置 | |
JP3979393B2 (ja) | 車線逸脱防止装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080728 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100601 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100629 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20100917 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110105 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110203 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20110307 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110329 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110411 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4735147 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513 Year of fee payment: 3 |