JP2007073136A - 磁気記録媒体及び磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録媒体及び磁気記録再生装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007073136A
JP2007073136A JP2005259466A JP2005259466A JP2007073136A JP 2007073136 A JP2007073136 A JP 2007073136A JP 2005259466 A JP2005259466 A JP 2005259466A JP 2005259466 A JP2005259466 A JP 2005259466A JP 2007073136 A JP2007073136 A JP 2007073136A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
magnetic recording
recording medium
magnetic
alloy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005259466A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4611847B2 (ja
Inventor
Kenji Shimizu
謙治 清水
Hiroshi Kanazawa
博 金澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Denko KK filed Critical Showa Denko KK
Priority to JP2005259466A priority Critical patent/JP4611847B2/ja
Publication of JP2007073136A publication Critical patent/JP2007073136A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4611847B2 publication Critical patent/JP4611847B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

【課題】 本発明は、裏打ち層を形成する軟磁性膜の材料と下地膜の材料を最適化することで、高密度の情報の記録再生が可能な磁気記録媒体および磁気記録再生装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は、非磁性基板上に、少なくとも裏打ち層と下地膜と中間膜と垂直磁気記録膜を有する垂直磁気記録媒体において、前記裏打ち層を構成する軟磁性膜の飽和磁束密度Bsが1.4(T)以上であるCoFeHf合金からなり、かつ前記下地膜がNi合金またはNiFe合金からなることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、磁気記録媒体、その製造方法、およびこの磁気記録媒体を用いた磁気記録再生装置に関するものである。
垂直磁気記録方式は、従来、媒体の面内方向に向けられていた磁気記録層の磁化容易軸を媒体の垂直方向に向けることにより、記録ビット間の境界である磁化遷移領域付近での反磁界が小さくなるため、記録密度が高くなるほど静磁気的に安定となって熱揺らぎ耐性が向上することから、面記録密度の向上に適した方式である。
また、基板と垂直磁気記録膜との間に軟磁性材料からなる裏打ち層を設けた場合には、いわゆる垂直2層媒体として機能し、高い記録能力を得ることができる。このとき、軟磁性裏打ち層は磁気ヘッドからの記録磁界を還流させる役割を果たしており、記録再生効率を向上させることができる。
一般的に前記の裏打ち層を形成する軟磁性材料として、CoZrNb、CoTaZr、FeCoBなどのアモルファス材料が提案されている。裏打ち層上に設けられる下地膜としては、各種材料が提案されている。例えば、Ti合金(特許文献1参照)やNiFeCr(特許文献2参照)など、hcp構造やfcc構造、またTaなど非晶質構造などを挙げることができる。
裏打ち層の材料としてCoZrNb、CoTaZrを用いた場合には、飽和磁束密度が最大で1.2(T)程度しか得ることができず、裏打ち層として十分な役割を持つためには100(nm)以上の膜厚が必要となり、100nm以上の膜厚の裏打ち層を設けたのでは、媒体を生産する上ではスループットの低下、収率の低下をもたらすために好ましくない。
さらには、外磁場耐性、繰り返し信号記録した際にある一定離れたトラックの信号が消去される現象(WATE、Wide−Area−Track−Erasure)を抑制するためにAFC(Anti−Ferro−Coupling)結合を構成した際、AFC結合する2層の軟磁性膜の結合力が弱いために、十分な耐性を持つことができない。FeCoBなどFeが主成分となる材料では、十分な飽和磁界とそれに伴い外磁場耐性およびWATE耐性を持つことができるが、高温高湿下でのFeの腐食が発生するという問題が生じる。
下地膜に磁性を有さない材料を用いると、磁気ヘッドと裏打ち層表面の距離が下地膜の厚さにより遠くなり、十分な書き込みを行うためには、裏打ち層を厚くする必要が生じる。下地膜に軟磁気特性を有する材料を用いることで、裏打ち層の役割と、上側に設けられた中間層の結晶配向の両方を制御することが可能となる。しかしながら、本発明者らの研究によれば、下地膜にNi合金またはNiFe合金の材料を用いた際には、Ni組成、NiFe組成および裏打ち層の材料によって、大きく結晶配向が変化することがわかってきた。
特許第2669529号公報 特開2003−123239号公報
従来提案されてきた媒体構成では、記録再生特性と生産性に優れた磁気記録媒体を得るには不十分であり、この問題を解決し、かつ、安易に製造が可能な磁気記録媒体が要望されていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、裏打ち層を形成する軟磁性膜の材料と下地膜の材料を最適化することで、高密度の情報の記録再生が可能な磁気記録媒体および磁気記録再生装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は以下の構成を採用した。
(1)本発明の磁気記録媒体は、非磁性基板上に、少なくとも裏打ち層と下地膜と中間膜と垂直磁気記録膜を有する垂直磁気記録媒体において、前記裏打ち層を構成する軟磁性膜の飽和磁束密度Bsが1.4(T)以上であるCoFeHf合金からなり、かつ前記下地膜がNi合金またはNiFe合金からなることを特徴とする。
(2)本発明の磁気記録媒体は、前記軟磁性膜のHf含有量が1at%以上、12at%以下であることを特徴とする。
(3)本発明の磁気記録媒体は、前記軟磁性膜のHf含有量が2at%以上、8at%以下であることを特徴とする。
(4)本発明の磁気記録媒体は、前記軟磁性膜がさらにTa、Nbのうち少なくともいずれかを含むことを特徴とする。
(5)本発明の磁気記録媒体は、前記軟磁性膜がさらにAl、Ni、Crのうち少なくともいずれかを含むことを特徴とする。
(6)本発明の磁気記録媒体は、前記裏打ち層は2層の軟磁性膜とその間に形成された非磁性中間層から構成され、2層の軟磁性膜がAFC(Anti−Ferro−Coupling)結合していることを特徴とする。
(7)本発明の磁気記録媒体は、前記中間膜または前記非磁性中間層が、RuまたはRu合金からなることを特徴とする。
(8)本発明の磁気記録媒体は、前記下地膜がNiを50at%以上含んでおり、その上にRuまたはRu合金の中間膜が設けられ、この中間膜のΔθ50が5°以下であることを特徴とする。
(9)本発明の磁気記録媒体は、下地膜であるNi合金またはNiFe合金の飽和磁束密度が0.4(T)以上であることを特徴とする。
(10)本発明の磁気記録媒体は、前記軟磁性膜が非結晶質構造であることを特徴とする。
(11)本発明の磁気記録媒体は、前記軟磁性膜のFeの含有量が5at%以上、40at%以下であることを特徴とする。
(12)本発明の磁気記録媒体は、前記裏打ち層の膜厚が20nm以上、80nm以下であることを特徴とする。
(13)本発明の磁気記録媒体は、前記中間膜の厚さが16nm以下であることを特徴とする。
(14)本発明の磁気記録媒体は、前記軟磁性膜がCoFeHfTaAlまたはCoFeHfNbAlの何れかであることを特徴とする。
(15)本発明の磁気記録再生装置は、磁気記録媒体と、該磁気記録媒体に情報を記録再生する磁気ヘッドとを備えた磁気記録再生装置であって、前記磁気ヘッドが単磁極ヘッドであり、前記磁気記録媒体が、先の何れか1項に記載の磁気記録媒体であることを特徴とする。
以上述べたように本発明によれば、非磁性基板上に、少なくとも裏打ち層と下地膜と中間膜と垂直磁気記録膜を有する垂直磁気記録媒体において、前記裏打ち層を構成する軟磁性膜の飽和磁束密度Bsが1.4(T)以上であるCoFeHf合金からなり、かつ前記下地膜がNi合金またはNiFe合金であることにより、生産性に優れ、かつ高密度の情報の記録再生が可能な磁気記録媒体および磁気記録再生装置を提供できる。
図1は、本発明の磁気記録媒体の第1の実施形態の一例を示すものである。
ここに示されている磁気記録媒体Aは、非磁性基板1上に、第1軟磁性膜2と、Ruからなる非磁性中間層3と、第2軟磁性膜4とを具備してなる裏打ち層aを備え、さらに下地膜5と、中間膜6と、垂直磁気記録膜7と、保護膜8と潤滑膜9とが順次形成された構成となっている。
本実施の形態において非磁性基板1として、アルミニウム、アルミニウム合金等の金属材料からなる金属基板を用いてもよいし、ガラス、セラミック、シリコン、シリコンカーバイド、カーボンなどの非金属材料からなる非金属基板を用いてもよい。
本実施の形態においてガラス基板として適用できるのは、アモルファスガラス、結晶化ガラスがあり、アモルファスガラスとしては汎用のソーダライムガラス、アルミノシリケートガラスを使用できる。また、結晶化ガラスとしては、リチウム系結晶化ガラスを用いることができる。
前記非磁性基板1は、平均表面粗さRaが0.8nm以下、好ましくは0.5nm以下であることが非磁性中間層3および垂直磁気記録膜7の結晶配向を高める上で好ましく、これにより記録再生特性を向上することができるとともに、磁気ヘッドを低浮上させることが好ましい高記録密度記録に適している点から望ましい。
また、非磁性基板1の表面の微小うねり(Wa)が0.3nm以下(より好ましくは0.25nm以下)であるのが磁気ヘッドを低浮上させた高記録密度記録に適している点から好ましい。
前記裏打ち層aは、2層の軟磁性膜2、4と、これら2層の軟磁性膜2、4の間に形成されたRuの非磁性中間層3とを具備してなる構成とされる。Ruの非磁性中間層3の上下の軟磁性膜2、4は非磁性中間層3を介してAFC(Anti−Ferro−Coupling)結合しており、この構成にすることで外部からの磁界に対しての耐性、および垂直磁気記録特有の問題であるWATE(Wide−Area−Track−Erasure)現象に対しての耐性を高めることができる。
この形態の構造において軟磁性膜2、4はCoFeHf合金からなり、飽和磁束密度Bsが1.4(T)以上である。この材料にすることで高い飽和磁束密度と高い耐腐食性を有するとともに、下地膜に所定の組成のNiFeを用いた際に優れた記録再生特性を得ることができる。
軟磁性膜2、4においてHfの添加量は、1at%以上、12at%以下(好ましくは2at%以上、8at%以下)であることが好ましい。軟磁性膜2、4においてHfの添加量が1at%未満の場合はNiFeの配向が不十分となり、優れた記録再生特性を得ることができないので好ましくない。逆に、Hfの添加量が12at%を超えると飽和磁束密度Bsが低下するために好ましくない。
更に、前記軟磁性膜2、4を構成するCoFeHfには、Ta、Nbいずれかを加えることが好ましい。これらの元素は、軟磁性膜2、4のアモルファス化を促進するために好ましい。また、それらの中間に設けられる非磁性中間層3の配向性が向上するために好ましい。
前記軟磁性膜2、4を構成するCoFeHfに対するTa、Nbの添加量は、7at%以下であることが好ましい。7at%を超えて添加すると、飽和磁束密度Bsが低下するために好ましくない。また、Hf、Ta、Nbの総量は15at%(好ましくは12at%以下、さらに好ましくは10at%以下)であることが好ましい。
前記軟磁性膜2、4に添加するAl、Ni、Crは、軟磁性膜2、4自体の腐食性を改善するために添加するもので、その添加量は5at%未満であることが好ましい。添加量が増加するにつれて耐腐食性は向上するが、添加量が5at%以上であると飽和磁束密度が低下するために好ましくない。
前記軟磁性膜2、4のFeの含有量は5at%以上40at%以下であることが好ましい。Feの含有量が5at%未満であると、飽和磁束密度Bsが低く好ましくない。Feの含有量が40at%を超えると腐食性が悪化するために好ましくない。
前記裏打ち層aの厚さ(第1軟磁性膜2と非磁性中間層3と第2軟磁性膜4の合計厚さ)は20nm以上、80nm以下であることが好ましい。裏打ち層aの厚さが20nm未満であると、磁気ヘッドからの磁束を十分に吸収することができず、書き込みが不十分になり記録再生特性が悪化するために好ましくない。裏打ち層aの厚さが80nmを超えると、生産性が著しく低下するために好ましくない。
前記軟磁性膜2、4の材料として、CoFeHfTaAl、CoFeHfTaCr、CoFeHfNbAl、CoFeHfNbCrを用いた際に、その上に設けた所定の組成のNiFeの配向性を高めることができるとともに、中間膜6の厚さを低減することができ、その結果、軟磁性膜2、4の厚さを薄くすることが可能となる。よって、良好な記録再生特性と生産性の両立をすることが可能となる。
前記軟磁性膜2、4は、アモルファス構造であることが特に好ましい。アモルファス構造とすることで、表面粗さRaが大きくなることを防ぎ、磁気ヘッドの浮上量を低減することが可能となり、さらに高記録密度化が可能となるためである。
前記裏打ち層aを構成する2層の軟磁性膜2、4のAFC結合の大きさを示す指標である、Hbiasは80(Oe)以上であることが好ましい。
このHbiasについて図2を用いて以下に説明する。
裏打ち層aの基板面内成分(裏打ち層を形成する軟磁性膜2、4の磁化容易軸方向)のMHループを図2に示す。飽和磁束密度をMsとして、飽和磁束密度Msの半分であるMs/2である磁界をHbiasと定義する。軟磁性膜2、4として上記材料を用いて、2層の軟磁性膜の間に設けたRuの非磁性中間層3の厚さを所定の厚さ(0.6〜0.8nm)とすることで80(Oe)以上のHbiasを得ることできる。これによって、外磁場耐性およびWATE耐性を高めることが可能となる。
前記軟磁性膜2、4の保磁力Hcは10(Oe)以下(好ましくは10(Oe)以下)とするのが好ましい。なお、1(Oe)は、約79A/mである。
前記軟磁性膜2、4の形成方法としては、スパッタリング法を用いることができる。
裏打ち層aを構成する軟磁性膜2、4を形成する際に、基板の半径方向に磁界を与えた状態で成膜することが好ましい。
前記下地膜5は、上に設けられる垂直磁気記録膜7の配向や結晶サイズを制御するためのものである。下地膜5はNiを80at%以上含むNi合金またはNiを50%以上含むNiFe合金であることが好ましい。Niの含有量が50at%未満となると、NiFeの(111)の結晶配向を示すΔθ50の値が増加して結晶配向性が悪化し、その結果、記録再生特性の悪化が生じるために好ましくない。
下地膜5を構成するNi合金またはNiFe合金は、結晶サイズ低減および中間膜6との結晶格子サイズの整合性を高める目的で元素を添加することができる。結晶サイズ低減の目的では特にB、Mnが好ましい。B、Mnの含有量は6(at%)以下であることが好ましい。また中間膜6との結晶格子サイズの整合性を高める目的で、Ru、Pt、W、Mo、Ta、Nbなどを添加してもよい。
下地膜5を構成するNi合金またはNiFe合金の飽和磁束密度Bsは、0.4(T)以上であることが好ましい。0.4(T)未満であると、書き込みの際に裏打ち層の一部としての働きが弱くなり、記録再生特性の悪化をもたらすため好ましくない。
下地膜5の膜厚は、1(nm)以上、10(nm)以下であることが好ましい。下地膜5が1(nm)未満であると、下地膜5としての効果が不十分となり、粒径の微細化の効果を得ることができず、また配向も悪化するので好ましくない。また、下地膜5の厚さが10(nm)を超えると、結晶サイズが大きくなるために好ましくない。
中間膜6はRuまたはRu合金であることが好ましい。
中間膜6の厚さは16nm以下(好ましくは12nm以下)であることが好ましい。この厚さは、軟磁性膜2、4にCoFeHf合金、下地膜5に所定の組成のNi合金またはNiFe合金を用いることで可能となる。中間膜6を薄くすることで、磁気ヘッドと裏打ち層aとの距離が小さくなり、磁束を急峻にすることができる。その結果、従来と同等の磁束で良いならば、軟磁性膜2、4の厚さをさらに薄くすることができ、生産性を向上することが可能となる。
垂直磁気記録膜7は、磁化容易軸を基板面に対し垂直方向に有している。垂直磁気記録膜7は、構成元素としては、少なくともCoとPtを含んでおり、さらにSNR特性改善などの目的で酸化物やCr、B、Cu、Ta、Zrを添加することもできる。
垂直磁気記録膜7を構成する酸化物としては、SiO、SiO、Cr、CoO、Ta、TiOを挙げることができる。酸化物の体積率は15〜40体積%であることが好ましい。酸化物の体積率が15体積%未満であると、SNR特性が不十分となるため好ましくない。酸化物の体積率が40体積%を超えると、高記録密度に対応するだけの保磁力を得ることができないため好ましくない。
前記垂直磁気記録膜7のニュークリエーション磁界(−Hn)は2.0(kOe)以上であることが好ましい。−Hnが2.0(kOe)未満であると、熱揺らぎが発生するので好ましくない。
垂直磁気記録膜7の厚さは6〜20nmであることが好ましい。酸化物グラニュラー層として見た場合の垂直磁気記録膜7の厚さがこの範囲であると、十分な出力を確保することができ、OW(オーバーライト)特性の悪化が生じないために好ましい。
垂直磁気記録膜7は、単層構造とすることもできるし、組成の異なる材料からなる2層以上の構造とすることもできる。
前記保護膜8は、垂直磁気記録膜7の腐食を防ぐとともに、磁気ヘッドが媒体に接触したときに媒体表面の損傷を防ぐためのもので、従来公知の材料を使用でき、例えばC、SiO、ZrO を含むものが使用可能である。保護膜8の厚さは、1nm以上、5nm以下とするのが磁気ヘッドと媒体の距離を小さくできるので高記録密度達成の点から望ましい。
潤滑膜9には従来公知の材料、例えばパーフルオロポリエーテル、フッ素化アルコール、フッ素化カルボン酸などを用いるのが好ましい。
本実施の形態の磁気記録媒体Aにあっては、非磁性基板1上に、少なくとも裏打ち層aと下地膜5と中間膜6と垂直磁気記録膜7を有する垂直磁気記録媒体において、前記裏打ち層aを構成する軟磁性膜2、4の飽和磁束密度Bsが1.4(T)以上であるCoFeHf合金からなり、かつ前記下地膜5がNi合金またはNiFe合金からなるので、生産性に優れた高密度の情報の記録再生が可能な磁気記録媒体となる。
図3は、上記磁気記録媒体Aを用いた磁気記録再生装置12の一例を示すものである。
ここに示す磁気記録再生装置12は、磁気記録媒体10と、磁気記録媒体10を回転駆動させる媒体駆動部13と、磁気記録媒体10に情報を記録再生する磁気ヘッド14と、ヘッド駆動部15と、記録再生信号処理系16とを備えている。記録再生信号処理系16は、入力されたデータを処理して記録信号を磁気ヘッド14に送ったり、磁気ヘッド14からの再生信号を処理してデータを出力することができるようになっている。
図3に示す磁気記録再生装置12によれば、非磁性基板1上に、少なくとも裏打ち層aと下地膜5と中間膜6と垂直磁気記録膜7を有する垂直磁気記録媒体Aを備え、この垂直磁気記録媒体Aは先に説明した如く生産性に優れ、かつ、磁気ヘッド14によって高密度の情報の記録再生が可能な磁気記録媒体Aであるので、高密度情報の記録再生が可能な磁気記録再生装置12を提供することができる。
以下、実施例を示して本発明の作用効果を明確にする。ただし、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1:サンプル1)
ガラス基板(MYG社製アモルファス基板MEL3、直径2.5インチ)をDCマグネトロンスパッタ装置(アネルバ社製C−3010)の成膜チャンバ内に収容して、到達真空度1×10−5Paとなるまで成膜チャンバ内を排気した。この基板上に第1の軟磁性膜として69Co−20Fe−5Hf−4Ta−2Al(Co含有量69at%、Fe含有量20at%、Hf含有量5at%、Ta含有量4at%、Al含有量2at%)の組成の膜を厚さ30nmになるように形成し、次いで非磁性中間層としてRuの膜を厚さ0.8nm形成し、次いで第2の軟磁性膜として69Co−20Fe−5Hf−4Ta−2Alの組成の膜を厚さ30nm成膜して裏打ち層を形成した。
得られた軟磁性膜の結晶構造がアモルファス構造であることをXRDで確認した。
次いで、下地膜として80Ni−20Feの組成の膜を厚さ5nm、中間膜としてRuの膜を膜厚12nm、垂直磁気記録膜として60Co−10Cr−20Pt−10SiOの組成の膜を膜厚10nm、65Co−18Cr―14Pt−3Bの組成の膜を膜厚6nmになるようにそれぞれ成膜した。
次いで、CVD法により厚さ4nmの保護膜を形成した。
次いで、ディッピング法によりパーフルオロポリエーテルからなる潤滑膜を形成し、垂直磁気記録媒体を得た。
(比較例1−3)
前記実施例1で形成した各膜のうち、軟磁性膜の材料をCoZrNb、CoTaZr、CoFeBとしたこと以外は実施例1に準じて磁気記録媒体を作製した。
(比較例4、5)
前記実施例1で形成した各膜のうち、下地膜の材料にTa、Ptを用いたこと以外は実施例1に準じて磁気記録媒体を作製した。
これら実施例の各サンプルおよび比較例の磁気記録媒体について、静磁気特性および記録再生特性を評価した。静磁気特性の評価にはネオアーク社製Kerr効果測定装置を用い、記録再生特性の評価は、米国GUZIK社製リードライトアナライザRWA1632、およびスピンスタンドS1701MPを用いて測定した。
記録再生特性の評価には、書き込みをシングルポール磁極、再生部にGMR素子を用いた磁気ヘッドを用いて、記録周波数条件を線記録密度1000kFCIとして測定した。 上書き特性(OW)特性の評価には、500kFCIの信号を書いた上に67kFCIの信号を書いたあとの、最初の信号の残りを測定することで評価した。評価結果を以下の表1に示す。
Figure 2007073136
表1に示す実施例(サンプル)1は、比較例1−2に比較して保持力(Hc)が増大しており、SNRで上回ることが確認できた。Ruの中間膜が12nmと薄い条件でも優れた記録再生特性を得ることできることがわかった。またCoZrNb、CoTaZrなどBsが低い材料を用いた際は、上書き(OW)特性が低下しており、厚さが足りないことを示唆していることがわかった。
また、サンプル1は比較例3−4に比較して保持力(Hc)が増大しており、SNRが上回ること、さらに上書き(OW)特性が優れており、記録信号の幅が優れていることが確認できた。また、軟磁性材料であるNiFe合金の下地膜を用いることで、下地であるNiFe合金が軟磁性膜の役割を果たすことで、磁気ヘッドと裏打ち層の距離が小さくなっていることがわかった。更に、NiFe合金の下地膜を用いたサンプル1の試料と、TaあるいはPtの下地膜を用いた比較例3、4の試料のトラック幅の比較から、NiFe合金の下地膜を用いたサンプル1の試料は、記録信号の幅が狭くなることで、トラック方向の信号の数を増やすことが可能となり、面積あたりの信号密度を増加させることも可能になることが判明した。
(サンプル2〜11)
軟磁性膜の組成を変えたこと以外は実施例1に準じて磁気記録媒体を作製した。評価結果を以下の表2に示す。
Figure 2007073136
表2に列挙したサンプル2〜12のいずれの組成の試料も優れた特性を得ることができた。
サンプル2〜5を比較すると、Hfの含有量を1〜12at%の範囲とすることで1.42〜1.63(T)の飽和磁束密度を得られるが、Hfの含有量が増加するにつれて飽和磁束密度は低下し、12at%において1.42(T)となり、記録再生特性SNRも低下する傾向となるので、Hf含有量の上限は本願発明が意図する飽和磁束密度1.4(T)を要するとの条件から12at%であることがわかる。なお、1〜12at%の範囲内でもHf含有量において2〜8at%の範囲であればより飽和磁束密度が高く、記録再生特性SNRも良好なことがわかる。
また、表2に示す結果から、軟磁性膜を構成するCo-Fe-Hf系合金にTa、Al、Nb、Cr、Niを添加しても優れた磁気特性が得られることが明らかとなった。
(サンプル12、13)
軟磁性膜の厚さを変えたこと以外はサンプル1に準じて磁気記録媒体を作製した。評価結果を以下の表3に示す。
Figure 2007073136
表3に示す結果から、軟磁性膜の厚さが20nm以上であるサンプル1、13、14(厚さ60、20、80nm)は優れた特性を得ることができたが、15nmの厚さのサンプルbは特性が若干低下した。
(サンプル14−20)
下地膜であるNiFe合金の組成と厚さを変えたこと以外はサンプル1に準じて磁気記録媒体を作製した。評価結果を以下の表4に示す。
Figure 2007073136
表4から、Niを50at%以上含むNiFe合金であるサンプル15〜21はいずれも優れた特性を得ることができた。また、Niを80at%以上含むNi合金であるサンプル22〜26も優れた特性を得られた。
(サンプル21−32)
中間膜の材料および厚さを変えた以外はサンプル1に準じて磁気記録媒体を作製した。評価結果を以下の表5に示す。
Figure 2007073136
表5から、100at%Ruに代えて、Ruの10〜20at%をCo、Cr、Mn、Al、Moのいずれかに置換した組成の中間膜、あるいは、中間膜の厚さを8〜25nmの範囲で変更した試料であるが、いずれにおいても優れた特性を得ることができた。
図1は本発明に係る磁気記録媒体の第1の実施の形態を示す断面図。 図2は本発明に係る磁気記録媒体に適用される裏打ち層の基板面内成分のMHループを示す図。 図3は本発明に係る磁気記録媒体を備えた磁気記録再生装置の一例を示す構成図。
符号の説明
A 磁気記録媒体
a 裏打ち層
1 非磁性基板
2 第1軟磁性膜
3 中間膜
4 第2軟磁性膜
5 下地膜
6 中間膜
7 垂直磁気記録膜
8 保護膜


Claims (15)

  1. 非磁性基板上に、少なくとも裏打ち層と下地膜と中間膜と垂直磁気記録膜を有する垂直磁気記録媒体において、前記裏打ち層を構成する軟磁性膜の飽和磁束密度Bsが1.4(T)以上であるCoFeHf合金からなり、かつ前記下地膜がNi合金またはNiFe合金からなることを特徴とする磁気記録媒体。
  2. 前記軟磁性膜のHf含有量が1at%以上、12at%以下であることを特徴とする請求項1に記載の磁気記録媒体。
  3. 前記軟磁性膜のHf含有量が2at%以上、8at%以下であることを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の磁気記録媒体。
  4. 前記軟磁性膜がさらにTa、Nbのうち少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載の磁気記録媒体。
  5. 前記軟磁性膜がさらにAl、Ni、Crのうち少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の磁気記録媒体。
  6. 前記裏打ち層は2層の軟磁性膜とその間に形成された非磁性中間層から構成され、2層の軟磁性膜がAFC(Anti−Ferro−Coupling)結合していることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の磁気記録媒体。
  7. 前記中間膜または前記非磁性中間層が、RuまたはRu合金からなることを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項に記載の磁気記録媒体。
  8. 前記下地膜がNiを50at%以上含んでおり、その上にRuまたはRu合金の中間膜が設けられ、この中間膜のΔθ50が5°以下であることを特徴とする請求項1乃至7いずれか1項に記載の磁気記録媒体。
  9. 下地膜であるNi合金またはNiFe合金の飽和磁束密度が0.4(T)以上であることを特徴とする請求項1または8いずれか1項に記載の磁気記録媒体。
  10. 前記軟磁性膜が非結晶質構造であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の磁気記録媒体。
  11. 前記軟磁性膜のFeの含有量が5at%以上、40at%以下であることを特徴とする請求項1乃至6および10の何れか1項に記載の磁気記録媒体。
  12. 前記裏打ち層の膜厚が20nm以上、80nm以下であることを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載の磁気記録媒体。
  13. 前記中間膜の厚さが16nm以下であることを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項に記載の磁気記録媒体。
  14. 前記軟磁性膜がCoFeHfTaAlまたはCoFeHfNbAlの何れかであることを特徴とする請求項1乃至13の何れか1項に記載の磁気記録媒体。
  15. 磁気記録媒体と、該磁気記録媒体に情報を記録再生する磁気ヘッドとを備えた磁気記録再生装置であって、前記磁気ヘッドが単磁極ヘッドであり、前記磁気記録媒体が、請求項1乃至14の何れか1項に記載の磁気記録媒体であることを特徴とする磁気記録再生装置。


JP2005259466A 2005-09-07 2005-09-07 磁気記録媒体及び磁気記録再生装置 Active JP4611847B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005259466A JP4611847B2 (ja) 2005-09-07 2005-09-07 磁気記録媒体及び磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005259466A JP4611847B2 (ja) 2005-09-07 2005-09-07 磁気記録媒体及び磁気記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007073136A true JP2007073136A (ja) 2007-03-22
JP4611847B2 JP4611847B2 (ja) 2011-01-12

Family

ID=37934465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005259466A Active JP4611847B2 (ja) 2005-09-07 2005-09-07 磁気記録媒体及び磁気記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4611847B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007109358A (ja) * 2005-10-17 2007-04-26 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv 垂直磁気記録媒体
WO2008123446A1 (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Hoya Corporation 磁気記録媒体
WO2008146574A1 (ja) * 2007-05-29 2008-12-04 Sanyo Special Steel Co., Ltd. 垂直磁気記録媒体における軟磁性膜層用合金
JP2009117687A (ja) * 2007-11-08 2009-05-28 Seiko Epson Corp 圧電素子およびその製造方法、液体噴射ヘッド、並びに、プリンタ
WO2011049039A1 (ja) * 2009-10-19 2011-04-28 昭和電工株式会社 磁気記録媒体及び磁気記録再生装置
US9685184B1 (en) * 2014-09-25 2017-06-20 WD Media, LLC NiFeX-based seed layer for magnetic recording media

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002352408A (ja) * 2001-05-23 2002-12-06 Showa Denko Kk 磁気記録媒体、その製造方法、および磁気記録再生装置
JP2003123239A (ja) * 2001-10-05 2003-04-25 Fuji Electric Co Ltd 垂直磁気記録媒体
JP2005032352A (ja) * 2003-07-14 2005-02-03 Toshiba Corp 粒子分散型膜を下地に用いた磁気記録媒体、その製造方法、および磁気記録再生装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002352408A (ja) * 2001-05-23 2002-12-06 Showa Denko Kk 磁気記録媒体、その製造方法、および磁気記録再生装置
JP2003123239A (ja) * 2001-10-05 2003-04-25 Fuji Electric Co Ltd 垂直磁気記録媒体
JP2005032352A (ja) * 2003-07-14 2005-02-03 Toshiba Corp 粒子分散型膜を下地に用いた磁気記録媒体、その製造方法、および磁気記録再生装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4527645B2 (ja) * 2005-10-17 2010-08-18 ヒタチグローバルストレージテクノロジーズネザーランドビーブイ 垂直磁気記録媒体
JP2007109358A (ja) * 2005-10-17 2007-04-26 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv 垂直磁気記録媒体
WO2008123446A1 (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Hoya Corporation 磁気記録媒体
JP2008276915A (ja) * 2007-03-30 2008-11-13 Hoya Corp 磁気記録媒体
US8142916B2 (en) 2007-03-30 2012-03-27 WD Media (Singapore) Pte, Ltd Magnetic recording medium
WO2008146574A1 (ja) * 2007-05-29 2008-12-04 Sanyo Special Steel Co., Ltd. 垂直磁気記録媒体における軟磁性膜層用合金
US7942985B2 (en) 2007-05-29 2011-05-17 Sanyo Special Steel Co., Ltd. Alloy for soft magnetic layer in perpendicular magnetic recording medium
JP2008299905A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Sanyo Special Steel Co Ltd 垂直磁気記録媒体における軟磁性膜層用合金
TWI422689B (zh) * 2007-05-29 2014-01-11 Sanyo Special Steel Co Ltd And an alloy for a soft magnetic film layer of a vertical magnetic recording medium
JP2009117687A (ja) * 2007-11-08 2009-05-28 Seiko Epson Corp 圧電素子およびその製造方法、液体噴射ヘッド、並びに、プリンタ
WO2011049039A1 (ja) * 2009-10-19 2011-04-28 昭和電工株式会社 磁気記録媒体及び磁気記録再生装置
JP2011086356A (ja) * 2009-10-19 2011-04-28 Showa Denko Kk 磁気記録媒体及び磁気記録再生装置
US9040179B2 (en) 2009-10-19 2015-05-26 Showa Denko K.K. Magnetic recording medium and magnetic recording and reproducing apparatus
US9685184B1 (en) * 2014-09-25 2017-06-20 WD Media, LLC NiFeX-based seed layer for magnetic recording media

Also Published As

Publication number Publication date
JP4611847B2 (ja) 2011-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4470881B2 (ja) 磁気記録媒体、および磁気記録再生装置
JP5061307B2 (ja) 磁気記録媒体および磁気記録再生装置
JP4219941B2 (ja) 磁気記録媒体、その製造方法および磁気記録再生装置
JP2006155861A (ja) 垂直磁気記録媒体及びその製造方法並びに磁気記録再生装置
JP5105333B2 (ja) 磁気記録媒体、その製造方法および磁気記録再生装置
JP2003077113A (ja) 垂直磁気記録媒体及びその製造方法
JPWO2009014205A1 (ja) 垂直磁気記録媒体、その製造方法および磁気記録再生装置
JP4611847B2 (ja) 磁気記録媒体及び磁気記録再生装置
JP4101836B2 (ja) 磁気記録媒体、その製造方法および磁気記録再生装置
JP4864391B2 (ja) 磁気記録媒体、その製造方法および磁気記録再生装置
JP2008192249A (ja) 垂直磁気記録媒体、その製造方法および磁気記録再生装置
JP5325945B2 (ja) 垂直磁気記録媒体及び磁気記録再生装置
JP2008276859A (ja) 磁気記録媒体、その製造方法および磁気記録再生装置
JP5616606B2 (ja) 磁気記録媒体及び磁気記録再生装置
JP6416041B2 (ja) 垂直磁気記録媒体及び磁気記録再生装置
US8309238B2 (en) Magnetic recording medium and magnetic recording and reproducing device
JP4358208B2 (ja) 垂直磁気記録媒体
JP4472655B2 (ja) 垂直磁気記録媒体および磁気記録再生装置
JP4637785B2 (ja) 磁気記録媒体並びに磁気記録再生装置
JP2005302109A (ja) 多層膜垂直磁気記録媒体の製造方法
JP2008276863A (ja) 垂直磁気記録媒体、その製造方法及び磁気記録装置
JP6451011B2 (ja) 垂直磁気記録媒体及び磁気記録再生装置
JP5737676B2 (ja) 磁気記録媒体及び磁気記録再生装置
CN101627429A (zh) 垂直磁记录介质、其制造方法以及磁记录再现装置
JP2008287771A (ja) 垂直磁気記録媒体、その製造方法及び磁気記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080701

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100323

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100622

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100823

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101005

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101014

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131022

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4611847

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350