JP2008287771A - 垂直磁気記録媒体、その製造方法及び磁気記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い保磁力を得ながら、ノイズを低減することができる垂直磁気記録媒体、その製造方法及び磁気記録装置を提供する。
【解決手段】非磁性下地層4上に、Si酸化物グラニュラ層5、Ti酸化物グラニュラ層6及び連続膜からなる磁性層7がこの順で積層されている。そして、Si酸化物グラニュラ層5、Ti酸化物グラニュラ層6及び磁性層7から垂直磁気記録層12が構成されている。Si酸化物グラニュラ層5の膜厚と飽和磁化との積をtMs1と表し、Ti酸化物グラニュラ層6の膜厚と飽和磁化との積をtMs2と表すと、「tMs1:tMs2=0.25:0.75」の関係が成り立っている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハードディスクドライブ等に使用される垂直磁気記録媒体、その製造方法及び磁気記録装置に関する。
磁気記録装置の記録容量の増大に伴い、磁気記録装置に内蔵されている磁気記録媒体の面記録密度が増加し続けている。磁気記録装置の記録方式は、長手記録方式及び垂直磁気記録方式に大別できる。但し、長手記録方式に関しては、記録磁界、及び熱揺らぎによる記録ビット消失等の影響により高密度化の限界が近いと考えられている。一方、垂直磁気記録方式は、原理的に高記録密度における記録ビット安定性が高く、実用化されつつある。なお、垂直磁気記録方式の磁気記録装置に用いられる垂直磁気記録媒体でも、長手記録方式の記録媒体と同様に、低ノイズ及び熱揺らぎ耐性が求められる。
そして、ノイズの低減のために、複数の磁性粒子が酸化物又は窒化物等の非磁性絶縁物により互いに分離された所謂グラニュラ層が記録層の一部として設けられた垂直磁気記録媒体が提案されている。また、熱揺らぎ耐性及び書き込み能力(Writability)の両立のために、グラニュラ層より異方性磁界Hkが小さく、規格化磁化曲線の傾きαが大きく、グラニュラ層と磁気的に結合した層が設けられたものも提案されている。本願明細書等における規格化磁化曲線とは、飽和磁化により規格化した磁化曲線をいう。
しかしながら、近時では、S/N比の向上も求められており、これまでの技術では、十分なS/N比を得ることが困難となっている。
特開2001−155321号公報 特開2005−353256号公報
本発明の目的は、高い保磁力を得ながら、ノイズを低減することができる垂直磁気記録媒体、その製造方法及び磁気記録装置を提供することにある。
本願発明者は、上記課題を解決すべく、鋭意検討を重ねた結果、以下に示す発明の諸態様に想到した。
本願発明に係る垂直磁気記録媒体には、基板と、前記基板の上方に形成された第1のグラニュラ層と、前記第1のグラニュラ層上に形成された第2のグラニュラ層と、前記第2のグラニュラ層上に形成された磁性層と、が設けられている。前記第1のグラニュラ層には、複数の第1の磁性粒子及び前記複数の第1の磁性粒子を互いに分離するSi酸化物が含まれており、前記第2のグラニュラ層には、複数の第2の磁性粒子及び前記複数の第2の磁性粒子を互いに分離するTi酸化物が含まれている。
本発明に係る磁気記録装置には、上述の垂直磁気記録媒体が設けられている。更に、前記垂直磁気記録媒体に対して情報の記録及び再生を行う磁気ヘッドが設けられている。
本願発明に係る垂直磁気記録媒体の製造方法では、基板の上方に、複数の第1の磁性粒子及び前記複数の第1の磁性粒子を互いに分離するSi酸化物を有する第1のグラニュラ層を形成し、その後、前記第1のグラニュラ層上に、複数の第2の磁性粒子及び前記複数の第2の磁性粒子を互いに分離するTi酸化物を有する第2のグラニュラ層を形成する。そして、前記第2のグラニュラ層上に磁性層を形成する。
本発明によれば、第1のグラニュラ層、第2のグラニュラ層及び磁性層の組み合わせにより、高い保磁力を得ながら、ノイズを低減することができる。
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る垂直磁気記録媒体の構造を示す断面図である。
本の実施形態では、図1に示すように、円板状の非磁性基板10上に、軟磁性層1、非磁性分断層2及び軟磁性層3がこの順で積層されている。そして、軟磁性層1、非磁性分断層2及び軟磁性層3から軟磁性裏打ち層11が構成されている。
非磁性基板10としては、例えば、プラスチック基板、結晶化ガラス基板、強化ガラス基板、Si基板、アルミニウム合金基板等が用いられる。
軟磁性層1及び3としては、例えば、Fe、Co及び/又はNiを含むアモルファス状又は微結晶構造のものが形成されている。これらの元素に、W、Hf、C、Cr、B、Cu、Ti、V、Nb、Zr、Pt、Pd及び/又はTaが添加されていてもよい。例えば、アモルファス状又は微結晶構造のFeCoNbZr層、CoZrNb層、CoNbTa層、FeCoZrNb層、FeCoZrTa層、FeCoB層、FeCoCrB層、NiFeSiB層、FeAlSi層、FeTaC層、FeHfC層又はNiFe層等が挙げられる。特に、記録磁界の集中を考慮すると、飽和磁束密度Bsが1.0T以上の軟磁性材料の層であることが好ましい。軟磁性層1及び3は、例えば、めっき法、DCスパッタ法、RFスパッタ法、パルスDCスパッタ法、蒸着法、CVD法(化学的気相成長法)等により形成することができる。DCスパッタ法を採用する場合、例えば、チャンバ内を0.5Pa程度のAr雰囲気とし、投入電力を1kW程度とする。軟磁性層1及び3の厚さは、例えば10nm〜100nm程度とし、30nm〜60nmとすることが好ましい。軟磁性層1及び3の厚さがこれらの下限未満であると、記録再生特性が十分とはいえない場合が生じうる。また、軟磁性層1及び3の厚さがこれらの上限を超えると、量産設備を大規模にする必要が生じたり、コストが著しく上昇したりする場合が生じうる。
非磁性分断層2としては、例えばRu又はRu合金からなる非磁性金属層が形成されている。非磁性分断層2も、例えば、めっき法、DCスパッタ法、RFスパッタ法、パルスDCスパッタ法、蒸着法、CVD法等により形成することができる。DCスパッタ法を採用する場合、例えば、チャンバ内を0.5Pa程度のAr雰囲気とし、投入電力を150W程度とする。また、非磁性分断層2の厚さは、軟磁性層1と軟磁性層3との間で反平行の磁気結合が形成される厚さ(例えば0.5nm〜1nm程度)となっている。つまり、軟磁性層1及び3の磁化の方向が互いに反対向きとなっており、軟磁性層1及び3の間に反強磁性的な結合が現れている。なお、非磁性分断層2の材料として、「S. S. P. Parkin, Phy. Rev. Lett. 67, 3598 (1991)」に記載されているように、Re、Cr、Rh、Ir、Cu又はV等を用いてもよい。
軟磁性裏打ち層11上に、非磁性下地層(中間層)4が形成されている。非磁性下地層4により、軟磁性裏打ち層11と後述の垂直磁気記録層12とが互いに磁気的に分離されている。非磁性下地層4としては、例えばRu層又はRu合金層が形成されている。非磁性下地層4も、例えば、めっき法、DCスパッタ法、RFスパッタ法、パルスDCスパッタ法、蒸着法、CVD法等により形成することができる。DCスパッタ法を採用する場合、例えば、チャンバ内を8Pa程度のAr雰囲気とし、投入電力を1kW程度とする。非磁性下地層4の厚さは、例えば20nm程度である。なお、特許文献2に記載されているように、非磁性下地層4が2以上の層から構成されていてもよい。また、軟磁性裏打ち層11と非磁性下地層4との間に、非磁性下地層4の結晶配向性を向上させ、非磁性下地層4の結晶粒径を制御するシード層(Ta層、NiCr層等)が形成されていてもよい。
非磁性下地層4上に、Si酸化物グラニュラ層5、Ti酸化物グラニュラ層6及び連続膜からなる磁性層7がこの順で積層されている。そして、Si酸化物グラニュラ層5、Ti酸化物グラニュラ層6及び磁性層7から垂直磁気記録層12が構成されている。
Si酸化物グラニュラ層5内では、例えば、複数のCoCrPt粒子(磁性粒子)の間にSi酸化物が存在する。つまり、複数のCoCrPt粒子がSi酸化物により互いに分離されている。Si酸化物グラニュラ層はCoCrPt−SiO2層と表記されることがある。一方、Ti酸化物グラニュラ層6内では、例えば、複数のCoCrPt粒子の間にTi酸化物が存在する。つまり、複数のCoCrPt粒子がTi酸化物により互いに分離されている。Ti酸化物グラニュラ層はCoCrPt−TiO2層と表記されることがある。Si酸化物グラニュラ層5及びTi酸化物グラニュラ層6も、例えば、めっき法、DCスパッタ法、RFスパッタ法、パルスDCスパッタ法、蒸着法、CVD法等により形成することができる。DCスパッタ法を採用してSi酸化物グラニュラ層5を形成する場合、例えば、チャンバ内を5Pa程度のAr雰囲気とし、投入電力を100W程度とする。一方、DCスパッタ法を採用してTi酸化物グラニュラ層6を形成する場合、例えば、チャンバ内を5Pa程度のAr雰囲気とし、投入電力を300W程度とする。なお、Si酸化物グラニュラ層5及びTi酸化物グラニュラ層6中の磁性粒子はCoCrPt粒子である必要はなく、CoCrPt系合金の磁性粒子が含まれていてもよい。また、Ti酸化物グラニュラ層6については、Pt、B、Cu及び/又はTaを含有するCoCr系合金の磁性粒子が含まれていてもよい。
Si酸化物グラニュラ層5の厚さは、例えば2nm程度であり、Ti酸化物グラニュラ層6の厚さは、例えば8nm程度である。また、本実施形態では、Si酸化物グラニュラ層5の膜厚と飽和磁化との積をtMs1と表し、Ti酸化物グラニュラ層6の膜厚と飽和磁化との積をtMs2と表すと、例えば、「tMs1:tMs2=0.25:0.75」の関係が成り立っている。つまり、Si酸化物グラニュラ層5の膜厚と飽和磁化との積の割合(tMs1/(tMs1+tMs2))が0.25となっている。本実施形態では、Si酸化物グラニュラ層5及びTi酸化物グラニュラ層6から複合グラニュラ層が構成されている。
連続膜からなる磁性層7としては、例えばCoCrPtB層が形成されている。また、磁性層7内では、複数の結晶粒が互いに密接している。磁性層7も、例えば、めっき法、DCスパッタ法、RFスパッタ法、パルスDCスパッタ法、蒸着法、CVD法等により形成することができる。DCスパッタ法を採用する場合、例えば、チャンバ内を0.5Pa程度のAr雰囲気とし、投入電力を400W程度とする。磁性層7の厚さは、例えば10nm程度である。なお、連続膜には、多結晶膜だけでなくアモルファス状の膜も含まれる。
磁性層7上に、カーボン保護層8が形成されている。カーボン保護層8は、例えばCVD法等により形成することができる。カーボン保護層8の厚さは、例えば4nm程度である。また、カーボン保護層8上に、潤滑層9が形成されている。潤滑層9は、例えば潤滑剤の塗布により形成されている。潤滑層9の厚さは、例えば1nm程度である。
このように構成された垂直磁気記録媒体に対しては、図2に示すような磁気ヘッドを用いて、データの書き込み(記録)及び読み出し(再生)が行われる。垂直磁気記録媒体用の磁気ヘッド21には、書き込み用の主磁極22、補助磁極23及びコイル24が設けられている。また、読み出し用の磁気抵抗効果素子25及びシールド26も設けられている。補助磁極23は、磁気抵抗効果素子25に対するシールドとしても機能する。そして、データの書き込み時には、コイル24に電流が流され、主磁極22及び補助磁極23を経由する磁束27が形成される。この時、主磁極22から出た磁束27は記録層6を貫通した後、軟磁性裏打ち層11を経由した上で補助磁極23に戻ってくる。従って、垂直磁気記録層12の磁化が記録ビット毎に、それに垂直な2方向のいずれか(上方向又は下方向)に磁束の向きに応じて変化する。
このように、本実施形態では、垂直磁気記録層12に、Si酸化物グラニュラ層5及びTi酸化物グラニュラ層6から構成された複合グラニュラ層が設けられている。また、2種類のグラニュラ層5及び6のうちで磁性粒子の分離の程度がより高いSi酸化物グラニュラ層5が基板1側に位置し、記録再生特性がより高いTi酸化物グラニュラ層6が表面側(磁気ヘッド側)に位置している。このため、複合グラニュラ層の全体において、磁性粒子の分離の程度が大きく、高い保磁力が得られ、また、ノイズが低減される。更に、積tMs1が積tMs2よりも小さいため、特に良好な記録再生特性が得られる。また、この複合グラニュラ層上に磁性層7が設けられているため、複合グラニュラ層への磁気情報の書き込みが適切に行われる。つまり、磁性層7は記録補助の機能を有しており、磁性層7により、複合グラニュラ層への磁気情報の書き込みが促進される。
なお、複合グラニュラ層の異方性磁界は、磁性層7の異方性磁界ものよりも大きいことが好ましく、複合グラニュラ層の規格化磁化曲線の保磁力における傾きは、磁性層7の規格化磁化曲線の保磁力における傾きよりも小さいことが好ましい。これは、磁性層7に記録補助の機能を十分に発揮させるためである。
また、Si酸化物グラニュラ層5とTi酸化物グラニュラ層6との間で膜厚と飽和磁化との積の関係は特に限定されないが、積tMs1が積tMs2よりも小さい場合に、特に良好な記録再生特性が得られる。これは、Ti酸化物グラニュラ層6の方が記録再生特性の向上への寄与が大きいからである。また、複合グラニュラ層の全体において、規格化磁化曲線の保磁力における傾きαが極力小さくなっていることが好ましい。傾きαは、複数の磁性粒子が非磁性絶縁物により互いに分離されている程度を示しており、この傾きαが小さいほど分離の程度が大きく、高い保磁力が得られ、ノイズが低くなる。複合グラニュラ層を構成する層の数も特に2層に限定されない。また、後述の実験結果から、Si酸化物グラニュラ層5の膜厚と飽和磁化との積の割合(tMs1/(tMs1+tMs2))は、0.1〜0.3となっていることが好ましい。
なお、磁性層の代わりに、磁化反転磁界(nucleation field)が小さい他のグラニュラ層が設けられた場合には、記録層全体に密度の粗密が存在し、耐食性が不十分となる。また、磁性層の代わりに、非磁性の耐蝕強化層が設けられた場合には、記録層と磁気ヘッドとの距離が大きくなるため、S/N比が低下する。つまり、ノイズが増大する。従って、磁性層は必須である。なお、磁性層の厚さが2nm未満であると、十分な耐食性が得られない場合がある。一方、磁性層の厚さが12nmを超えると、ノイズが大きくなる場合がある。従って、磁性層の厚さは、2nm乃至12nmとすることが好ましい。
上述の垂直磁気記録媒体を製造する場合には、非磁性基板10上に、上述の各層を順次形成すればよい。更に、潤滑層9の形成後に、研磨テープ等を用いて表面突起及び異物等を除去することが好ましい。
このような製造方法によれば、Si酸化物グラニュラ層5によりTi酸化物グラニュラ層6における磁性粒子の分離の程度も大きなものとなる。このため、Ti酸化物グラニュラ層6の記録再生特性が更に向上する。
ここで、上述の実施形態に係る垂直磁気記録媒体を備えた磁気記録装置の一例であるハードディスクドライブについて説明する。図3は、ハードディスクドライブ(HDD)の内部の構成を示す図である。
このハードディスクドライブ100のハウジング101には、回転軸102に装着されて回転する磁気ディスク103と、磁気ディスク103に対して情報記録及び情報再生を行う磁気ヘッドが搭載されたスライダ104と、スライダ104を保持するサスペンション108と、サスペンション108が固着されてアーム軸105を中心に磁気ディスク103表面に沿って移動するキャリッジアーム106と、キャリッジアーム106を駆動するアームアクチュエータ107とが収容されている。磁気ディスク103として、上述の実施形態に係る垂直磁気記録媒体が用いられている。
次に、本願発明者らが行った実験について説明する。この実験では、Si酸化物グラニュラ層5の膜厚と飽和磁化との積tMs1とTi酸化物グラニュラ層6の膜厚と飽和磁化との積tMs2との比が相違する複数の試料を作製し、これらの保磁力、規格化磁化曲線の傾きα及びS/N比を測定した。なお、これらの試料の間では、低周波再生出力、書き込みコア幅(WCW:write core width)及び書き込み性(Writability)をほぼ均一なものとした。これは、低周波再生出力、書き込みコア幅及び書き込み性が相違すると、この影響によりS/N比等が変動することがあるからである。また、保磁力及び傾きαの測定では、複合グラニュラ層全体の膜厚と飽和磁化との積も各試料の間で均一なものとし、S/N比の測定では、保磁力を均一なものとした。なお、書き込み幅は、情報を正確に記録することができるトラックの幅を示しており、この値が小さいほど、高いトラック密度での記録が可能であることを示す。また、書き込み性は、124kBPI(キロバイト/インチ)で書き込んだ場合に読み取られる信号と495kBPIで書き込んだ場合に読み取られる信号との比から評価した。そして、この値が−40dBに近いほど、書き込み性が良好であるといえる。
図4に保磁力の測定結果を示し、図5に規格化磁化曲線の傾きαの測定結果を示し、図6にS/N比の測定結果を示す。また、図7に低周波再生出力の測定結果を示し、図8に書き込みコア幅の測定結果を示し、図9に書き込み性の測定結果を示す。これらの図に記載のグラフにおける横軸に示す「tMs1の割合」は、複合グラニュラ層におけるSi酸化物グラニュラ層5の膜厚と飽和磁化との積の割合(tMs1/(tMs1+tMs2))を示している。
上述のように、各試料の間で、低周波再生出力、書き込みコア幅及び書き込み性をほぼ均一にしたが、このことは、図7〜図9からも明らかである。
図4に示すように、保磁力はtMs1の割合が0.25程度の試料において極大となり、図5に示すように、傾きαはtMs1の割合が0.25程度の試料において極小となった。更に、図6に示すように、S/N比はtMs1の割合が0.25程度の試料において極大となった。これらの結果から、傾きαと保磁力及びS/N比との間には関連性があることが明らかである。つまり、傾きαが小さいほど、保磁力及びS/N比が高くなる。そして、本実験で作製した試料の中では、tMs1の割合が0.25程度のものが最も好ましい記録再生特性を具えているといえる。また、図4〜図6に示す結果からは、tMs1の割合が0.1〜0.3程度であっても、特に好ましい記録再生特性が得られているといえる。
上述のように、各試料の間で、低周波再生出力、書き込みコア幅及び書き込み性がほぼ均一になっているため、S/N比等の変化はこれらの要素の変化に伴うものではないといえる。従って、本発明によれば、書き込みコア幅を広げずともS/N比を向上させることができるといえる。
なお、最も好ましい記録再生特性が得られるtMs1の割合は、今回の実験の条件下では0.25程度となったが、常にこの値になるとは限らず、各グラニュラ層自体の異方性磁界の影響を受けたり、軟磁性裏打ち層11、非磁性下地層4及び磁性層7の特性等の影響を受けたりする。これらの影響を考慮すると、tMs1の割合が概ね0.1〜0.3程度の場合に特に好ましい記録再生特性が得られると考えられる。
以下、本発明の諸態様を付記としてまとめて記載する。
(付記1)
基板と、
前記基板の上方に形成され、複数の第1の磁性粒子及び前記複数の第1の磁性粒子を互いに分離するSi酸化物を有する第1のグラニュラ層と、
前記第1のグラニュラ層上に形成され、複数の第2の磁性粒子及び前記複数の第2の磁性粒子を互いに分離するTi酸化物を有する第2のグラニュラ層と、
前記第2のグラニュラ層上に形成された磁性層と、
を有することを特徴とする垂直磁気記録媒体。
(付記2)
前記第2のグラニュラ層の厚さと飽和磁化との積は、前記第1のグラニュラ層の厚さと飽和磁化との積より大きいことを特徴とする付記1に記載の垂直磁気記録媒体。
(付記3)
前記第1のグラニュラ層の厚さと飽和磁化との積をtMs1とし、
前記第2のグラニュラ層の厚さと飽和磁化との積をtMs2としたとき、
「tMs1/(tMs1+tMs2)」の値は0.1乃至0.3であることを特徴とする付記1又は2に記載の垂直磁気記録媒体。
(付記4)
前記第1及び第2のグラニュラ層からなる複合グラニュラ層の異方性磁界は、前記磁性層の異方性磁界より大きく、
前記複合グラニュラ層の規格化磁化曲線の保磁力における傾きは、前記磁性層の規格化磁化曲線の保磁力における傾きより小さいことを特徴とする付記1乃至3のいずれか1項に記載の垂直磁気記録媒体。
(付記5)
前記第1の磁性粒子は、CoCrPt系合金からなることを特徴とする付記1乃至4のいずれか1項に記載の垂直磁気記録媒体。
(付記6)
前記第2の磁性粒子は、Pt、B、Cu及びTaからなる群から選択された少なくとも1種の元素を含有するCoCr系合金からなることを特徴とする付記1乃至5のいずれか1項に記載の垂直磁気記録媒体。
(付記7)
前記基板と前記第1のグラニュラ層との間に設けられた軟磁性裏打ち層と、
前記軟磁性裏打ち層と、前記第1のグラニュラ層、第2のグラニュラ層及び磁性層を含む記録層とを磁気的に分離する非磁性下地層と、
を有することを特徴とする付記1乃至6のいずれか1項に記載の垂直磁気記録媒体。
(付記8)
前記非磁性下地層は、少なくともRu又はRu合金層を有することを特徴とする付記7に記載の垂直磁気記録媒体。
(付記9)
前記軟磁性裏打ち層は、Fe、Co及びNiからなる群から選択された少なくとも1種を含有し、更に、W、Hf、C、Cr、B、Cu、Ti、V、Nb、Zr、Pt、Pd及びTaからなる群から選択された少なくとも1種を含有することを特徴とする付記7又は8に記載の垂直磁気記録媒体。
(付記10)
記磁性層の厚さは、2nm乃至12nmであることを特徴とする付記1乃至9のいずれか1項に記載の垂直磁気記録媒体。
(付記11)
基板の上方に、複数の第1の磁性粒子及び前記複数の第1の磁性粒子を互いに分離するSi酸化物を有する第1のグラニュラ層を形成する工程と、
前記第1のグラニュラ層上に、複数の第2の磁性粒子及び前記複数の第2の磁性粒子を互いに分離するTi酸化物を有する第2のグラニュラ層を形成する工程と、
前記第2のグラニュラ層上に磁性層を形成する工程と、
を有することを特徴とする垂直磁気記録媒体の製造方法。
(付記12)
前記第2のグラニュラ層の厚さと飽和磁化との積を、前記第1のグラニュラ層の厚さと飽和磁化との積より大きくすることを特徴とする付記11に記載の垂直磁気記録媒体の製造方法。
(付記13)
前記第1のグラニュラ層の厚さと飽和磁化との積をtMs1とし、
前記第2のグラニュラ層の厚さと飽和磁化との積をtMs2としたとき、
「tMs1/(tMs1+tMs2)」の値を0.1乃至0.3とすることを特徴とする付記11又は12に記載の垂直磁気記録媒体の製造方法。
(付記14)
前記第1及び第2のグラニュラ層からなる複合グラニュラ層の異方性磁界を、前記磁性層の異方性磁界より大きくし、
前記複合グラニュラ層の規格化磁化曲線の保磁力における傾きを、前記磁性層の規格化磁化曲線の保磁力における傾きより小さくすることを特徴とする付記11乃至13のいずれか1項に記載の垂直磁気記録媒体の製造方法。
(付記15)
前記第1の磁性粒子として、CoCrPt系合金からなるものを用いることを特徴とする付記11乃至14のいずれか1項に記載の垂直磁気記録媒体の製造方法。
(付記16)
前記第2の磁性粒子として、Pt、B、Cu及びTaからなる群から選択された少なくとも1種の元素を含有するCoCr系合金からなるものを用いることを特徴とする付記11乃至15のいずれか1項に記載の垂直磁気記録媒体の製造方法。
(付記17)
前記磁性層の厚さを、2nm乃至12nmとすることを特徴とする付記11乃至16のいずれか1項に記載の垂直磁気記録媒体の製造方法。
(付記18)
付記1乃至10のいずれか1項に記載の垂直磁気記録媒体と、
前記垂直磁気記録媒体に対して情報の記録及び再生を行う磁気ヘッドと、
を有することを特徴とする磁気記録装置。
本発明の実施形態に係る垂直磁気記録媒体の構造を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る垂直磁気記録媒体の使用方法を示す図である。 ハードディスクドライブ(HDD)の内部の構成を示す図である。 保磁力の測定結果を示すグラフである。 規格化磁化曲線の測定結果を示すグラフである。 S/N比の測定結果を示すグラフである。 低周波再生出力の測定結果を示すグラフである。 書き込みコア幅の測定結果を示すグラフである。 書き込み性の測定結果を示すグラフである。
符号の説明
1、3:軟磁性層
2:非磁性分断層
4:非磁性下地層
5:Si酸化物グラニュラ層
6:Ti酸化物グラニュラ層
7:垂直磁気記録層
8:カーボン保護層
9:潤滑層
10:非磁性基板
11:軟磁性裏打ち層
12:垂直磁気記録層

Claims (10)

  1. 基板と、
    前記基板の上方に形成され、複数の第1の磁性粒子及び前記複数の第1の磁性粒子を互いに分離するSi酸化物を有する第1のグラニュラ層と、
    前記第1のグラニュラ層上に形成され、複数の第2の磁性粒子及び前記複数の第2の磁性粒子を互いに分離するTi酸化物を有する第2のグラニュラ層と、
    前記第2のグラニュラ層上に形成された磁性層と、
    を有することを特徴とする垂直磁気記録媒体。
  2. 前記第2のグラニュラ層の厚さと飽和磁化との積は、前記第1のグラニュラ層の厚さと飽和磁化との積より大きいことを特徴とする請求項1に記載の垂直磁気記録媒体。
  3. 前記第1のグラニュラ層の厚さと飽和磁化との積をtMs1とし、
    前記第2のグラニュラ層の厚さと飽和磁化との積をtMs2としたとき、
    「tMs1/(tMs1+tMs2)」の値は0.1乃至0.3であることを特徴とする請求項1又は2に記載の垂直磁気記録媒体。
  4. 前記第1及び第2のグラニュラ層からなる複合グラニュラ層の異方性磁界は、前記磁性層の異方性磁界より大きく、
    前記複合グラニュラ層の規格化磁化曲線の保磁力における傾きは、前記磁性層の規格化磁化曲線の保磁力における傾きより小さいことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の垂直磁気記録媒体。
  5. 前記磁性層の厚さは、2nm乃至12nmであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の垂直磁気記録媒体。
  6. 基板の上方に、複数の第1の磁性粒子及び前記複数の第1の磁性粒子を互いに分離するSi酸化物を有する第1のグラニュラ層を形成する工程と、
    前記第1のグラニュラ層上に、複数の第2の磁性粒子及び前記複数の第2の磁性粒子を互いに分離するTi酸化物を有する第2のグラニュラ層を形成する工程と、
    前記第2のグラニュラ層上に磁性層を形成する工程と、
    を有することを特徴とする垂直磁気記録媒体の製造方法。
  7. 前記第2のグラニュラ層の厚さと飽和磁化との積を、前記第1のグラニュラ層の厚さと飽和磁化との積より大きくすることを特徴とする請求項6に記載の垂直磁気記録媒体の製造方法。
  8. 前記第1及び第2のグラニュラ層からなる複合グラニュラ層の異方性磁界を、前記磁性層の異方性磁界より大きくし、
    前記複合グラニュラ層の規格化磁化曲線の保磁力における傾きを、前記磁性層の規格化磁化曲線の保磁力における傾きより小さくすることを特徴とする請求項6又は7に記載の垂直磁気記録媒体の製造方法。
  9. 前記磁性層の厚さを、2nm乃至12nmとすることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の垂直磁気記録媒体の製造方法。
  10. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の垂直磁気記録媒体と、
    前記垂直磁気記録媒体に対して情報の記録及び再生を行う磁気ヘッドと、
    を有することを特徴とする磁気記録装置。
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