JP2007067278A - エキスパンド方法及びエキスパンド装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
ウェーハ表面にコンタミを付着させず、歩留まりを向上させたウェーハのエキスパンド方法、及びエキスパンド装置を提供すること。
【解決手段】
ダイシング加工後のウェーハWの裏面に貼着されている粘着シートSをエキスパンドすることにより個々のチップT間の間隔を拡大するエキスパンド方法において、ダイシング加工後のウェーハWの表面を、重力方向に向けて反転させた後に粘着シートSをエキスパンドして個々のチップT間の間隔を拡大することにより、ウェーハW表面へのコンタミの付着を防止し、歩留まりが向上したウェーハのWエキスパンドが可能となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、粘着シートに貼着された半導体ウェーハのダイシングを行い、ダイシング後に粘着シートをエキスパンドして個々のチップ間の間隔を拡大するエキスパンド方法及びエキスパンド装置に関するものである。
半導体製造工程において、表面に半導体装置や電子部品等が形成されたウェーハは、プロービング工程で電気試験が行われた後、ダイシング工程で個々のチップ(ダイ、又はペレットとも言われる)に分割され、次に個々のチップはダイボンディング工程で部品基台にダイボンディングされる。ダイボンディングされた後、樹脂モールドされ、半導体装置や電子部品等の完成品となる。
プロービング工程の後ウェーハは、図5に示すように、片面に粘着層が形成された厚さ100μm程度の粘着シート(ダイシングシート又はダイシングテープとも呼ばれる)Sに裏面を貼り付けられ、剛性のあるリング状のフレームFにマウントされている。ウェーハWはこの状態でダイシング工程内、ダイシング工程ダイボンディング工程間、及びダイボンディング工程内を搬送される。
ダイシング工程では、ダイシングブレードと呼ばれる薄型砥石でウェーハWに研削溝を入れてウェーハをカットするダイシング装置が用いられている。ダイシングブレードは、微細なダイヤモンド砥粒をNiで電着したもので、厚さ10μm〜30μm程度の極薄のものが用いられる。
このダイシングブレードを30,000〜60,000rpmで高速回転させてウェーハWに切込み、ウェーハWを完全切断(フルカット)、又は部分切断(ハーフカット)する。フルカットの場合、ウェーハWの裏面に貼られた粘着シートSは、表面から10μm程度しか切り込まれていないので、ウェーハWは個々のチップTに切断されてはいるものの、個々のチップTがバラバラにはならず、チップT同士の配列が崩れていないので全体としてウェーハ状態が保たれている。
また、ダイシングブレードを用いずに、ウェーハWの内部に集光点を合わせたレーザー光を照射し、ウェーハ内部に多光子吸収現象による改質領域を形成させ、この改質領域を起点としてウェーハWを割断するレーザーダイシング加工が提案されている。このレーザーダイシング加工の場合も、ウェーハWは図5に示すような状態でダイシングされるので、チップT同士の配列が崩れず、全体としてウェーハ状態が保たれている。
ここでは、このようにダイシング加工されて個々のチップTに分割された後であっても、チップT同士の配列が崩れていないこのチップTの集合体をも便宜上ウェーハWと呼ぶこととする。
この後、ウェーハWはダイボンディング工程に送られる。ダイボンディング工程ではダイボンダが用いられる。ダイボンダではウェーハWは先ずチャックステージに載置され、次に粘着シートSがエキスパンドされて、チップT同士の間隔が広げられチップTをピックアップし易くする。
次に、下方からチップTをプッシャで突上げるとともに上方からコレットでチップTをピックアップし、基台の所定位置にチップTをボンディングする。
このように、粘着シートSのエキスパンドを行い、チップT間の間隔を広げるエキスパンド方法及びエキスパンド装置は従来から用いられていた。また、このエキスパンド装置における様々な改良開発も行われている(例えば、特許文献1、及び特許文献2。)。
特開2005−109044号公報 特開2005−057158号公報
近年、ウェーハ表面に形成されるパターンの微細化や、多様なデバイスの登場により、ウェーハ表面への汚れ(contamination。以下コンタミと称する)の付着が問題視されている。
ウェーハのエキスパンドにおいては、エキスパンド時のチップ同士の接触、ダイシング時のコンタミ等により発塵が生じ、このコンタミがウェーハ表面に付着して汚染する問題があった。また、ハーフカットされたウェーハをエキスパンドする場合は、エキスパンド時に生じる微細なウェーハの欠片がウェーハ表面に飛び散り、ウェーハ表面に残留する問題も生じている。
しかし、特許文献1、又は特許文献2に記載されているエキスパンド方法、及びエキスパンド装置や、その他従来から使用されているエキスパンド装置では、チップ間の間隔を広げることが目的であり、コンタミをウェーハ上に付着させないという対策はなされていない。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたもので、ウェーハ表面にコンタミを付着させず、歩留まりを向上させたウェーハのエキスパンド方法、及びエキスパンド装置を提供することを目的としている。
本発明は前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、裏面を粘着シートに貼着されたウェーハを個々のチップにダイシング加工した後に、前記粘着シートをエキスパンドすることにより前記個々のチップ間の間隔を拡大するエキスパンド方法において、ダイシング加工後の前記ウェーハの表面を、重力方向に向けて反転させた後に前記粘着シートをエキスパンドして前記個々のチップ間の間隔を拡大することを特徴としている。
請求項1の発明によれば、エキスパンドを行う際にウェーハ表面を重力方向である下方に向けて反転させ、この状態でエキスパンドが行われる。
これにより、エキスパンドにより生じた発塵や飛び散ったウェーハの欠片は、重力の作用により全て下方に落下する。よって、ウェーハ表面にコンタミが付着しない、歩留まりの高いエキスパンドを可能にする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の発明において、前記エキスパンドを行なう際には、前記ウェーハ表面に向けてエアーを吹き付けることを特徴としている。
請求項2の発明によれば、表面を下方に向けて反転させたウェーハのエキスパンドを行う際に、ウェーハ表面に向かってエアーブローが行われる。
これにより、重力の作用のみでは落下しにくい状態となっているコンタミがウェーハ表面からエアーの力により除去され、重力の作用により下方へ落下させることが可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記エキスパンドを行なう際には、前記ウェーハよりも重力方向の下方に位置する吸引口より該ウェーハ周辺のエアーを吸引することを特徴としている。
請求項3の発明によれば、エキスパンドが行われているウェーハの下方に設けられた吸引口より、ウェーハ周辺のエアーが強制的に排気される。
これにより、エキスパンドの際にウェーハから落下したコンタミがエアーの流れ等により舞い上がり、ウェーハ表面に再付着することを防止する。
請求項4に記載の発明は、請求項1、2、又は3の発明において、前記エキスパンド行なう際には、前記ウェーハを加振手段により振動させることを特徴としている。
請求項4の発明によれば、表面を下方に向けて反転させたウェーハのエキスパンドを行う際に、加振手段によってウェーハが振動する。
これにより、重力の作用のみでは落下しにくい状態となっているコンタミを、振動によりウェーハから脱落させることが可能となる。
請求項5に記載の発明は、エキスパンド装置において、裏面を粘着シートに貼着されたウェーハの表面を重力方向に向けて反転させた状態で保持する反転保持手段と、前記ウェーハが貼着された前記粘着シートをエキスパンドするエキスパンド手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項5の発明によれば、粘着シートに裏面を貼着されたウェーハが載置されるチャックステージ、ウェーハがマウントされているフレームを固定するクランプ等により構成される反転保持手段によって、ウェーハ表面が重力方向である下方に表面を向けて保持される。この状態で、チャックステージを移動させて粘着シートを伸展させるエキスパンド手段により、粘着シートがエキスパンドされてチップ間の間隔が拡大される。
これにより、エキスパンドにより生じた発塵や飛び散ったウェーハの欠片は、重力の作用により全て下方に落下する。よって、ウェーハ表面にコンタミが付着しない、歩留まりの高いエキスパンドを可能にする。
請求項6に記載の発明は、請求項5の発明において、前記エキスパンド装置には、重力方向に表面を向けた前記ウェーハの表面に向かってエアーを噴射する噴射手段が設けられていることを特徴としている。
請求項6の発明によれば、噴射手段によりエキスパンドが行われているウェーハの表面へエアーブローが行われる。これにより、重力の作用のみでは落下しにくい状態となっているコンタミがエアーの力によりウェーハ表面から除去され、重力の作用により下方へ落下させることが可能となる。
請求項7に記載の発明は、請求項5又は請求項6の発明において、前記エキスパンド装置には、前記ウェーハの重力方向の下方に該ウェーハ周囲のエアーを吸引する吸引口が設けられていることを特徴としている。
請求項7の発明によれば、エキスパンドが行われているウェーハの下方に位置する吸引口より強制的にウェーハ周辺のエアーが排気され、ウェーハから落下したコンタミが吸引される。これにより、エキスパンドの際にウェーハから落下したコンタミが再びウェーハ表面に付着することを防止する。
請求項8に記載の発明は、請求項5、6、又は7の発明において、前記エキスパンド装置には、表面を重力方向に向けて保持された前記ウェーハに対して振動を与える加振手段が設けられていることを特徴としている。
請求項8によれば、エキスパンドが行われているウェーハが、加振手段により振動される。これにより、重力の作用のみでは落下しにくい状態となっているコンタミが、振動によりウェーハから脱落させることが可能となる。
以上説明したように、本発明のエキスパンド方法及びエキスパンド装置によれば、反転させて重量方向へ表面を向けた状態でエキスパンドが行われるため、重力の作用によりコンタミはウェーハ表面から落下する。これにより、ウェーハ表面にコンタミを付着させず、歩留まりを向上させたウェーハのエキスパンドが可能になる。
以下添付図面に従って本発明に係るエキスパンド方法及びエキスパンド装置の好ましい実施の形態について詳説する。
最初に、本発明に係るエキスパンド装置について説明する。図1はエキスパンド装置の主要部を示した側面図である。エキスパンド装置10は、上部が開閉自在に形成されているカバー17の内部に、反転保持手段とエキスパンド手段とを構成するチャックステージ11、クランプ12、ベース13、回転軸14、及び移動加振手段19が備えられ、更にブローノズル15と、ダストボックス16とが備えられている。
エキスパンド装置10のカバー17の上方には、ウェーハWの搬送を行う搬送装置20が備えられ、搬送装置20には、搬送ベース21、アーム22、移動軸24が備えられている。
搬送ベース21は、移動軸24により図1の矢印B方向に回転し、矢印C方向に上下移動する。搬送ベース21は、矢印D方向に上下移動するアーム22が複数本設けられており、アーム22の先端に形成された吸着パッド23によって、粘着シートSに裏面が貼り付けられたウェーハWをマウントしたフレームFを吸着してダイシング後のウェーハWの搬送を行う。
チャックステージ11は、図1に示す矢印A方向への駆動と急速な方向変更による加振とを行う移動加振手段19により支持され、搬送装置20により搬送されたウェーハWを吸着固定する。
チャックステージ11の上面には、多孔質部材11Aが埋め込まれ、外周部に段差11Bが設けられている。多孔質部材11Aと段差11Bの下部には、不図示の真空発生装置に続く吸引用の穴が設けられ、これにより、多孔質部材11Aでは粘着シートSを介してウェーハWを均一に吸着し、段差11Bではエキスパンド後の粘着シートSを固定する為の内周リング30が吸着固定される。
クランプ12は、チャックステージ11の周囲を囲むようにベース13上に複数個設けられ、駆動軸12Aにより矢印E方向に移動し、チャックステージ11上に載置されたウェーハWがマウントされているフレームFを固定する。
ベース13は、片面に移動加振手段19に支持されたチャックステージ11と複数のクランプ12とが設けられ、モータで駆動する回転軸14により矢印G方向へ反転自在に一端が支持されている。
ベース13が回転軸14により反転することで、チャックステージ11上に載置され、フレームFをクランプ12により固定されたダイシング後のウェーハWは、表面を重力方向である下方に向けた状態で反転保持される。
ブローノズル15は、エアーの噴射口を斜め上方に向けてカバー17内の底部に複数個設けられ、チャックステージ11に載置されて表面を下方に向けたウェーハWに対してエアーを吹き付ける。これにより、エキスパンド時に重力の作用のみでは落下しにくい状態となっているコンタミがウェーハW表面からエアーの力により除去される。
ダストボックス16は、エキスパンド時にウェーハWより落下したコンタミやウェーハWの欠片を受ける箱状部材であり、底部には不図示の排気口と不図示のドレイン口とに接続された吸引口18が設けられている。吸引口18は、カバー17内の空気を排気口に向けて排出し、ウェーハWより落下した水分をドレイン口へ排出する。これにより、エキスパンド時にウェーハWより発生してカバー17内に浮遊しているコンタミが、吸引口18より排出され、ウェーハWに再付着することが防止される。
次に、本発明に係わるエキスパンド方法について説明する。図2はウェーハWがチャックステージ11に載置された状態を示した図、図3はエキスパンドが行われている状態を示した図、図4はエキスパンド終了後の状態を示した図である。
裏面を粘着シートSに貼付されフレームFにマウントされたウェーハWは、ダイシングが終了した後、図1に示すように、搬送装置20のアーム22先端に形成された吸着パッド23でフレームFを吸着されてエキスパンド装置10へ搬送される。移動軸24が旋回してエキスパンド装置10上方まで移動してきたウェーハWは、図2に示すように、アーム22が矢印D1方向に伸長し、カバー17上部の開口部よりカバー17内に搬送され、チャックステージ11上に載置される。
チャックステージ11上にウェーハWが載置されると、不図示の真空発生装置が起動し、予めチャックステージ11上の段差11Bに載置されていた内周リング30と、粘着シートSに貼付されたウェーハWがチャックステージ11に吸着される。ウェーハWの吸着が開始されると、複数のクランプ12が移動してフレームFを固定する。
フレームFがクランプ12に固定されると、図3に示すように、回転軸14によってベース13が矢印G1方向に反転し、ウェーハWの表面が下方に向けられる。ウェーハW表面が下方に向けられた状態で不図示の真空発生装置が停止し、ウェーハWの吸着が解除される。
ウェーハWの吸着が解除されると、移動加振手段19が矢印A1方向に向かって伸長する。これにより、粘着シートSがチャックステージ11の外周部方向である矢印Hに向かって伸展し、ウェーハWがエキスパンドされて個々のチップTに分割される。分割の際に発生するコンタミCOは、重力の作用でダストボックス16に向かって落下する。
このとき、ブローノズル15からウェーハWに向かってエアーが噴射されるとともに、移動加振手段19が微小な移動量で急速に方向を変えながら移動してウェーハWに振動を与える。これにより、エキスパンド時に重力の作用のみでは落下しにくい状態となっているコンタミCOは、振動とエアーとの力によりウェーハW表面から脱落してダストボックス16に向かって落下する。
更に、吸引口18からは、カバー17内のエアーが不図示の排出口に向かって排出される。これにより、エキスパンド時に発生し、カバー17内に浮遊している微細なコンタミCOが吸引口18より排出され、チップTに分けられたウェーハWに再付着することが防止される。
エキスパンドが終了すると、図4に示すように、移動加振手段19が伸長した状態でベース13が回転軸14によって矢印G2方向に反転し、個々のチップTに分割されたウェーハWが上方に向くように戻される。
この状態で外周リング31が、アーム22、又は手動により、チャックステージ11の段差11Bに載置されている内周リング30の外周部へ、粘着シートSを挟んで勘合される。これにより、粘着シートSが固定され、ウェーハWのエキスパンド状態が保持される。
エキスパンド状態が保持されたウェーハWは、再びアーム22によりフレームF、又は内周リング30、外周リング31等を吸着されてエキスパンド装置10から搬出される。
以上のような方法により、ダイシング後のウェーハWが、表面にコンタミを付着することなく、高い歩留まりでエキスパンドされる。
なお、本実施の形態ではエキスパンド後のウェーハWをエキスパンド装置10から搬出しているが、外部へ搬送せず、個々に分割されたチップTをチャックステージ11上で不図示のプッシャ等により下方から突き上げ、上方からコレットでピックアップする方法でも好適に実施可能である。
以上説明したように、本発明に係るエキスパンド方法及びエキスパンド装置によれば、ウェーハを反転させて重量方向へ表面を向けた状態でエキスパンドが行われるため、重力の作用により発生したコンタミは、落下してウェーハ表面に残留することがない。
また、重力の作用のみでは落下しにくい状態になっているコンタミも、エアーブローと振動により容易にウェーハ表面から除去可能であり、一度ウェーハWから離れたコンタミは吸引されて再付着することがない。これらにより、ウェーハ表面にコンタミを付着させず、歩留まりを向上させたウェーハのエキスパンドが可能になる。
なお、本実施の形態ではベース13が反転してチャックステージ11上に載置されたウェーハWの表面を下方に向けてエキスパンドを行っているが、本発明はこれに限らず、ウェーハWの表面が重力方向に向かっている状態でエキスパンドされる機構を持つエキスパンド装置であれば好適に実施可能である。
本発明に係わるエキスパンド装置の主要部を示す側面図。 ウェーハがチャックステージ上に載置されている状態を示す側面図。 エキスパンドが行われている際の側面図。 エキスパンド終了後の側面図。 粘着シートに貼られてフレームにマウントされたウェーハの斜視図。
符号の説明
10…エキスパンド装置,11…チャックステージ,12…クランプ,13…ベース,14…回転軸,15…ブローノズル,16…ダストボックス,17…カバー,18…吸引口,19…移動加振手段,20…搬送装置,21…搬送ベース,22…アーム,23…吸着パッド,24…移動軸,30…内周リング,31…外周リング,CO…コンタミ,F…フレーム,S…粘着シート,T…チップ,W…ウェーハ

Claims (8)

  1. 裏面を粘着シートに貼着されたウェーハを個々のチップにダイシング加工した後に、前記粘着シートをエキスパンドすることにより前記個々のチップ間の間隔を拡大するエキスパンド方法において、
    ダイシング加工後の前記ウェーハの表面を、重力方向に向けて反転させた後に前記粘着シートをエキスパンドして前記個々のチップ間の間隔を拡大することを特徴とするエキスパンド方法。
  2. 前記エキスパンドを行なう際には、前記ウェーハ表面に向けてエアーを吹き付けることを特徴とする請求項1に記載のエキスパンド方法。
  3. 前記エキスパンドを行なう際には、前記ウェーハよりも重力方向の下方に位置する吸引口より該ウェーハ周辺のエアーを吸引することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエキスパンド方法。
  4. 前記エキスパンド行なう際には、前記ウェーハを加振手段により振動させることを特徴とする請求項1、2、又は3のうちいずれか1項に記載のエキスパンド方法。
  5. 裏面を粘着シートに貼着されたウェーハの表面を重力方向に向けて反転させた状態で保持する反転保持手段と、
    前記ウェーハが貼着された前記粘着シートをエキスパンドするエキスパンド手段と、を備えたことを特徴とするエキスパンド装置。
  6. 前記エキスパンド装置には、重力方向に表面を向けた前記ウェーハの表面に向かってエアーを噴射する噴射手段が設けられていることを特徴とする請求項5に記載のエキスパンド装置。
  7. 前記エキスパンド装置には、前記ウェーハの重力方向の下方に該ウェーハ周囲のエアーを吸引する吸引口が設けられていることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のエキスパンド装置。
  8. 前記エキスパンド装置には、表面を重力方向に向けて保持された前記ウェーハに対して振動を与える加振手段が設けられていることを特徴とする請求項5、6、又は7のうちいずれか1項に記載のエキスパンド装置。
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