JPH09238562A - コンバインの脱穀装置 - Google Patents

コンバインの脱穀装置

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JPH09238562A
JPH09238562A JP8048799A JP4879996A JPH09238562A JP H09238562 A JPH09238562 A JP H09238562A JP 8048799 A JP8048799 A JP 8048799A JP 4879996 A JP4879996 A JP 4879996A JP H09238562 A JPH09238562 A JP H09238562A
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JP
Japan
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dust
air
dustproof net
case
net
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Pending
Application number
JP8048799A
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English (en)
Inventor
Toyokazu Kawabata
豊和 川畑
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 唐箕ケースの側面に吸気口を設け、唐箕ケー
スの外周面に、吸引した外気の一部を排出して選別風量
を調節する風量調節板を設け、前記唐箕ケースの吸気口
の流路上手側に防塵網を設けて、唐箕風を前記防塵網を
介して吸引するコンバインの脱穀装置において、防塵網
に付着の塵埃を、簡単、安価な構造で除去できるように
する。 【解決手段】 風量調節板19からの排風を前記防塵網
24の裏面に吹き付けて前記防塵網24に付着する塵埃
を除去可能なガイド装置25を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインに関
し、詳しくは、脱穀装置の唐箕風を防塵網を介して吸引
するコンバインの脱穀装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンバインにおいては、唐箕ケ
ースの側面に吸気口を備えると共に、唐箕ケースの外周
面に、吸引した外気の一部を排出して選別風量を調節す
る風量調節板を備え、脱穀装置のフィードチェーンの下
方に配備された伝動カバーの下端に、伝動カバーの全長
に亘って、該伝動カバーと唐箕ケースとに亘る防塵網を
設けて、唐箕風を機体の下部から前記防塵網を介して吸
引するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記コンバインにおい
ては、往復刈り等の次工程の刈取り作業時に、未刈り穀
稈に降りかかった細断ワラ等の塵埃を吸引しないように
防塵網を設けてあるが、作業に伴って防塵網に目詰まり
が生じて来る。これを放置して置くと唐箕の吸気量が低
下して、唐箕による選別精度が低下することとなる為、
防塵網の目詰まり除去作業を行なうこととなるが、一々
手で塵埃を除去するものでは、刈取り作業能率が低下す
る不都合がある。
【0004】そこで、上記欠点を解消する手段として、
伝動モータ及びリンク機構を介して駆動される防塵ブラ
シを設けて、或いは、伝動モータ及びリンク機構を介し
て防塵網を揺すって塵埃を振り落とす防塵網振動機構を
設けて、塵埃を除去することが考えられるが、伝動モー
タやリンク機構などの駆動装置を用いるものではコスト
高を招く不都合がある。
【0005】本発明は、簡単、安価な構造で、コスト高
を招くことなく塵埃除去作業を迅速、容易に除去し得る
ようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、唐箕ケースの側面に吸気口を設け、唐箕ケースの外
周面に、吸引した外気の一部を排出して選別風量を調節
する風量調節板を設け、前記唐箕ケースの吸気口の流路
上手側に防塵網を設けて、唐箕風を前記防塵網を介して
吸引するコンバインの脱穀装置であって、前記風量調節
板からの排風を前記防塵網の裏面に吹き付けて前記防塵
網に付着する塵埃を除去可能なガイド装置を設けてあ
る。 〔作用〕圃場端での畦際旋回時に、風量調節板を開ける
と唐箕排風が増大して、その排風がガイド装置を介して
防塵網の裏面に案内されて防塵網に吹き付けられること
になり、防塵網の外面に付着する塵埃が内側から吹き飛
ばされて除去されることとなる。 〔効果〕このように、唐箕排風を利用して塵埃を除去す
るようにしたから、唐箕排風を案内するダクト等のガイ
ド装置を設ける簡単、安価な構成で、防塵網に付着した
塵埃を除去することができ、防塵ブラシや防塵網振動機
構を設けて防塵網に付着した塵埃を除去する場合に比し
てコストの低廉化を図ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、自脱型コンバインの全体
を示し、機体の前部に刈取り前処理装置1を装備し、ク
ローラ走行装置2を備えた機体3に、操縦部4、脱穀装
置5、グレンタンク6を搭載配備し、前記脱穀装置5の
後部に排ワラを細断する細断装置7を備えている。
【0008】図2に示すように、前記脱穀装置5は、穀
稈を挾持搬送するフィードチェーン8、穀稈を脱穀処理
する扱胴9と受網10、脱穀処理された処理物を揺動に
よって穀粒とワラ屑とに比重選別する揺動選別装置1
1、前記揺動選別装置11によって選別されたワラ屑を
吹き飛ばす唐箕12、唐箕12によって風選処理された
ワラ屑を吸引除去する吸引ファン13、前記揺動選別装
置11によって単流化された穀粒を回収する一番物回収
部14、刺さり籾や枝付籾等を回収する二番物回収部1
5を備えて構成されている。
【0009】前記唐箕12は、唐箕ケース16の両側面
に吸気口17を備え、吸気口17から取り入れた空気を
揺動選別装置11の後方へ選別風として供給する横軸芯
周りに回転駆動可能なファン18、並びに、唐箕ケース
16の外周面に、吸引した外気の一部を排出して揺動選
別装置11に供給する選別風量を調節可能な横軸芯P周
りに揺動自在な風量調節板19を備えている。
【0010】そして、このコンバインにおいては、前記
揺動選別装置11に供給される穀稈の処理量を検出して
揺動選別装置11に供給される唐箕風量を自動調節する
唐箕風量自動制御装置を備えている。つまり、揺動選別
装置11のチャフシーブ11aの上方に、チャフシーブ
11aの上部における処理物の層の厚さを処理量のデー
タとして検出する処理量検出センサ20を設け、前記風
量調節板19の支持軸に電動モータ21を設け、前記処
理量検出センサ20と前記風量調節板19を揺動駆動す
る電動モータ21とをマイクロコンピュータを利用した
制御装置22を介して連係してある。前記制御装置22
は、前記処理量検出センサ20の検出結果に基いて、処
理量が多くなるに伴って唐箕風量を増大すべく、風量調
節板19の開度を小さくするよう電動モータ21を駆動
してワラ屑を有効に吹き飛ばすよう制御し、処理量が少
なくなるに伴って唐箕風量を減少すべく、風量調節板1
9の開度を大きくするよう電動モータ21を駆動して穀
粒が吹き飛ばされ難く制御する。
【0011】図3及び図4に示すように、このコンバイ
ンにおいては、唐箕風を吸引するに当たって、未刈り穀
稈に降りかかった細断ワラ等の塵埃を吸引することを抑
制するために、フィードチェーン8の外方下部に配備さ
れた伝動カバー23の下端に、該カバー23の全長に亘
っる状態で防塵網24が設けられている。つまり、この
コンバインにおいては、唐箕15の左側の吸気は、伝動
カバー23と唐箕ケース16側面との間に形成された空
間部の周りから吸気するようになっており、吸気口17
の流路上手側となる機体下部の吸気路中に防塵網24が
設けられている。
【0012】そして、このコンバインにおいては、前記
防塵網24の詰まり除去を唐箕風の排風を利用して行な
うべく、唐箕ケース16の外周面の外側に、風量調節板
19全体を覆う状態で、唐箕排風を前記防塵網24に案
内するガイド装置としてのダクト25が設けられてい
る。前記ダクト25は、前記風量調節板19が全開され
ても当たらない大きさのボックス型に形成されており、
吐出口26を伝動カバー23の前面に形成された開口部
23aに臨ませて、唐箕排風をワラ屑が多く付着する吸
気口17付近の防塵網部分に案内して防塵網24に付着
の塵埃を裏面から外方に吹き飛ばすようになっている。
【0013】従って、このコンバインにおいては、圃場
端での畦際旋回時に、自動的に風量調節板19が大きく
開かれて自動的に防塵網24に付着の塵埃が除去される
こととなる。つまり、圃場端での畦際旋回時には、脱穀
装置5に穀稈が供給されなくなるので、処理量検出セン
サ20が、処理量が少ないことを検出し、風量調節板1
9が大きく開かれ、その強い排風で防塵網24に付着の
塵埃が吹き飛ばされることとなる。
【0014】〔別実施の形態〕上記実施の形態において
は、揺動選別装置11に供給される穀稈の処理量を検出
して風量調節板19を自動的に開けるものを例示した
が、風量調節板19を手動レバーによって任意に操作す
るようにしても良い。
【0015】また、防塵網24と吸気口17との間の吸
気路中に風量センサを設け、風量調節板19の支持軸に
電動モータを設け、前記風量センサと前記電動モータと
をマイクロコンピュータ利用の御装置を介して連係し
て、前記風量センサの検出結果に基いて風量が低下すれ
ば風量調節板19の開度を大きくするようにしても良
い。
【0016】さらに、唐箕排風を唐箕15の吸気口17
付近の防塵網部分に案内して防塵網24に付着の塵埃を
裏面から外方に吹き飛ばす構造のものであれば、ガイド
装置25の形状、構造はいかなるものであっても良い。
【0017】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体側面図
【図2】脱穀装置の縦断側面図
【図3】唐箕の縦断正面図
【図4】唐箕の横断平面図
【符号の説明】
16 唐箕ケース 17 吸気口 19 風量調節板 24 防塵網 25 ガイド装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 唐箕ケース(16)の側面に吸気口(1
    7)を設け、唐箕ケース(16)の外周面に、吸引した
    外気の一部を排出して選別風量を調節する風量調節板
    (19)を設け、前記唐箕ケース(16)の吸気口(1
    7)の流路上手側に防塵網(24)を設けて、唐箕風を
    前記防塵網(24)を介して吸引するコンバインの脱穀
    装置であって、前記風量調節板(19)からの排風を前
    記防塵網(24)の裏面に吹き付けて前記防塵網(2
    4)に付着する塵埃を除去可能なガイド装置(25)を
    設けてあるコンバインの脱穀装置。
JP8048799A 1996-03-06 1996-03-06 コンバインの脱穀装置 Pending JPH09238562A (ja)

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JP8048799A JPH09238562A (ja) 1996-03-06 1996-03-06 コンバインの脱穀装置

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JPH09238562A true JPH09238562A (ja) 1997-09-16

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JP8048799A Pending JPH09238562A (ja) 1996-03-06 1996-03-06 コンバインの脱穀装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007067278A (ja) * 2005-09-01 2007-03-15 Tokyo Seimitsu Co Ltd エキスパンド方法及びエキスパンド装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007067278A (ja) * 2005-09-01 2007-03-15 Tokyo Seimitsu Co Ltd エキスパンド方法及びエキスパンド装置

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