JP2007066854A - カードコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 コネクタを加熱して基板に半田付け行う過程で発生する変形を抑える。
【解決手段】 カードコネクタ1が、カード挿入口12に連通して前後に延びるカード受容空間13を有するハウジング10と、ハウジング10に取り付けられ、一端がカード受容空間13内に突出する複数のコンタクト40と、ハウジング10を覆う第1および第2シールド部材20,30とを有し、メモリカード2をカード挿入口12からカード受容空間13内に挿入させて受容保持し、メモリカード2に設けられた平面状のカード側端子3をコンタクト40の一端に押圧接触させるように構成され、第1および第2シールド部材20,30およびに圧入爪23,33が形成され、また、ハウジング10に圧入孔18が形成され、圧入爪23,33が圧入孔18に圧入固定された状態で第1および第2シールド部材20,30がシールド部材がハウジング10に取り付けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カードコネクタに関し、詳細には、カード状の情報記録媒体と接触して情報読み取りを行うカードコネクタに関する。
パーソナルコンピュータやその周辺機器をはじめとする電子機器等において、情報を記憶するためのメモリデバイスとして、切手大のスモールメモリカード(具体的にはSDカードやMSカード等である。以下、メモリカードと称する)が重要な役割を果たしている。このようなメモリカードは、一般にカードコネクタを介して電気機器に接続されている。
このようなカードコネクタの一例として、前端側に開口するカード挿入口に連通して前後に延びる空間部を有する絶縁材料製のハウジングと、ハウジングに取り付けられ、一端が空間部内に突出する複数のコンタクトとを有し、矩形平板状のメモリカードをカード挿入口から空間部内に挿入させて受容保持し、メモリカードに設けられた平面状のカード側端子をコンタクトの一端に押圧接触させるように構成され、該カードコネクタを取り付ける基板に半田付けにより取り付けられているものがある(例えば、特許文献1を参照)。
特開2004−178955号公報
ところで従来は、カードコネクタの基板への取付は、カードコネクタを構成しハウジングを覆うようにしてコネクタを保護するシールド部材に形成された複数のマウント部や、コンタクトのリード部を、基板の表面に設けたマウントパターンに半田接合して、カードコネクタが基板にサーフェスマウント(表面実装)されるようにしてなされる。すなわち、基板のマウントパターンの表面にクリーム半田をスクリーン印刷しておき、この上にシールド部材のマウント部やコンタクトのリード部を当接させるようにカードコネクタを基板上に載置して、この状態のままで加熱槽の中に入れて該コネクタの全体を加熱して半田を溶融し、カードコネクタを基板にサーフェスマウントする。
しかしながら、上記のように、半田を溶融するためにコネクタの全体を加熱する際に、熱可塑性樹脂を材質とするハウジングが軟化を起こして反りや曲がりといった熱変形が発生していた。このようなハウジングの変形によりハウジングに取り付けられたコンタクトの基板に対する高さがばらつき、あるいは半田付けをするのが難しいくらいに基板との間に大きな間隙が生じることで、コンタクトのリード部が基板の表面に設けたマウントパターンに適切に接合せず、このようなことを原因とする半田の接合不良が起きていた。
以上のような問題に鑑みて、本発明では、コネクタを加熱して半田付け行う過程で発生する熱変形を抑えることで基板への接合性が改善されたカードコネクタを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために本発明に係るカードコネクタは、前端側に開口するカード挿入口に連通して前後に延びる空間部(例えば、実施形態におけるカード受容空間13)を有する、絶縁材料製のハウジングと、ハウジングに取り付けられ、一端が空間部内に突出する複数のコンタクトと、ハウジングを覆う金属材料製のシールド部材(例えば、実施形態における第1シールド部材20および第2シールド部材30)とを有し、矩形平板状のメモリカードをカード挿入口から空間部内に挿入させて受容保持し、メモリカードに設けられた平面状のカード側端子をコンタクトの一端に押圧接触させるように構成されたカードコネクタであって、シールド部材およびハウジングのうちの一方に圧入部(例えば、実施形態における圧入爪23および圧入爪33)が形成され、シールド部材およびハウジングのうちの他方に被圧入部(例えば、実施形態における圧入孔18)が形成され、圧入部が被圧入部に圧入固定された状態でシールド部材がハウジングに取り付けられている。
また、上記構成のカードコネクタにおいて、シールド部材に、空間部内に突出して空間部内のメモリカードに当接することによりメモリカードに移動抵抗を付与する突起部(例えば、実施形態における飛出防止用突起38)が形成されているのが好ましい。
さらに、上記構成のカードコネクタにおいて、シールド部材の左右両側からハウジングの下面を越えて(例えば、本実施形態においては基板Kに向かって)下方に延びるスタンドオフ部(例えば、実施形態における第1スタンドオフ部34、第2スタンドオフ部35、第3スタンドオフ部36および第4スタンドオフ部37)が形成され、スタンドオフ部は、カードコネクタを取り付ける基板と接合し、ハウジングと基板との間に間隙が形成されるようにしてもよい。
また、上記構成のカードコネクタにおいて、スタンドオフ部には、その先端に左右方向に折曲して延びる平板状のマウント部が形成され、マウント部と基板とが接着剤で接合された状態で基板に固定されるのが好ましい。
また、上記構成のカードコネクタにおいて、シールド部材は、ハウジングの基板側の反対側を覆う第1のシールド部材(例えば、実施形態における第1シールド部材20)と、ハウジングの基板側を覆う第2のシールド部材(例えば、実施形態における第2シールド部材30)とからなるように構成するのが好ましい。
本発明に関するカードコネクタによれば、カードコネクタを構成するシールド部材とハウジングとが圧入固定されるような構成をなし、このように圧入固定された状態で半田を溶融するための加熱槽に入れられ、カードコネクタが基板に実装される。そして、熱可塑性樹脂を材質とするハウジングが加熱されても、ハウジングは加熱槽の温度では熱変形を起こさないシールド部材に対してしっかりと固定されている。このため、従来は加熱による半田接合の際に発生していたハウジングの反りや曲がりといった熱変形を抑えることが可能である。したがって、半田接合する部分であるコンタクトのリード部の基板に対する高さが変形に伴ってばらつくことはなく、すなわち、基板との間の隙間にばらつきが生じることがなく、または、半田付けをするのが難しいくらいに基板との間に大きな間隙が生じることがないので、コンタクトのリード部がマウントパターンに適切に接合して、半田の接合不良を防止することが可能である。
また、シールド部材に、突起部が形成されていることから、メモリカードをカードコネクタの空間部内からバネ等の弾性力を利用して外部に向けて抜き取る際に、この突起部が空間部内のメモリカードの面に当接することによりメモリカードに移動抵抗が付与されて、メモリカードが空間部から勢いよく飛び出すのを防止することが可能である。
さらに、シールド部材には下方に延びるスタンドオフ部が形成され、スタンドオフ部は、カードコネクタを取り付ける基板と接合し、ハウジングと基板との間に間隙が形成されるようになっているため、この間隙に電子部品等を設置可能である。このようにして限られた基板表面を有効利用して電子部品等の実装密度を高めることが可能である。
また、シールド部材のスタンドオフ部にはマウント部が形成され、半田接合を行う際には、このマウント部と基板とを接着剤で接合して状態で加熱を行うため、基板の表裏両面にコネクタを取り付けた状態で各々のコネクタを半田接合することが可能である。このため、一々基板を裏返して2度に渡って加熱を行う必要がないことから、表裏両面にコネクタが実装されるような基板の場合、生産性を向上させることが可能である。そして、半田接合だけではなく、接着剤による接合を行うことによって、コネクタの基板に対する固定強度を向上させることが可能である。
また、シールド部材は、第1のシールド部材と第2のシールド部材とから構成されていることにより、カードコネクタを製造する際は、まず第2のシールド部材にハウジングを取り付け、このハウジングにコンタクト等の必要な部品類を配置し、最後に第2のシールド部材の上方から第1のシールド部材を被せて、本カードコネクタが完成する。このように、シールド部材が上下2つの部材から構成されるため、本カードコネクタの組立作業がし易くなり、作業効率が向上する。
ここで、本発明に係るカードコネクタの好ましい実施形態について、図1乃至図7を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施例では、多様な形状を有するカードコネクタの一例として、基板Kに対して所定の間隙を有して設置されるスタンドオフタイプ(図1(b)参照)のカードコネクタ1を例に説明する。また、図面において、説明の便宣上、矢印が示す方向を前後、左右及び上下方向として説明する。
カードコネクタ1に装着されるメモリカード2は、厚さが薄く切手大の大きさを有して平状板であり、図1に示すように、その先端下面に左右方向に所定の間隔を有して並設された複数のカード側端子3を有している。カード側端子3はメモリカード2内に内蔵された図示しないメモリ機構部に電気的に接続されて情報の読み書きが可能に構成されている。メモリカード2左右いずれかの一方の先端部の縁部(図1の場合は右側)には斜め後側に傾斜する傾斜部4が形成されている。
カードコネクタ1は、平面視において略矩形状であり、メモリカード2を前端部から挿抜自在に保持可能であるハウジング10と、ハウジング10に対して基板K側とは反対側を覆う第1シールド部材20と、ハウジング10に対して基板K側を覆う第2シールド部材30とから構成される。
ハウジング10は絶縁材料製であり、その中央から前端に、凹部基部11aと、凹部基部11aより左右端が前方に延びる凹部アーム部11bとを備えてなる略U字状の凹部11を有している(図2参照)。そして、ハウジング10が第1シールド部材20及び第2シールド部材30により挟持されることにより、凹部11上にカード受容空間13が形成され、前端にはカード挿入口12が開口される(図3(a)参照)。凹部11の上下寸法は、図1に示すメモリカード2の厚さ寸法と略同一の大きさであり、凹部11の左右方向の幅寸法もメモリカード2の幅寸法と略同一の大きさである。このため、カード挿入口12からカード受容空間13にメモリカード2が挿入されると、メモリカード2の上面と略同一平面上に位置してメモリカード2が凹部11(カード受容空間13)内に受容保持されることになる。
また、ハウジング10の後端部には、凹部基部11aより上方に隆起して形成される突出部14が設けられている。この突出部14の後方側面部には、左右方向に並んで所定の間隔を有して複数のコンタクト取付溝15が形成されており、ここに複数のコンタクト40が圧入して取り付けられている。凹部基部11a上には同様に左右方向に並んで所定の間隔を有して複数のコンタクト保護溝16が形成されており、各コンタクト40同士の干渉を防いでいる。
コンタクト40は、水平方向に延びる基部40aと、この基部40aの前端部から斜め下方へ延びる傾斜アーム部40bと、傾斜アーム部40bの先端部に形成されたカード接触部40cと、基部40aの後端側中央部から下方へ延びる突出片部40dとからなり(図4(a)参照)、例えば、導電性金属材料の薄板を曲げ加工して一体成型される。このような構成のコンタクト40は、コンタクト取付溝15に基部40aが圧入されてハウジング10後端部に取り付けられており、カード接触部40cがカード受容空間13内に突出して位置するようになっている。
このため、カードコネクタ1のカード挿入口12から、カード側端子3が上方(第1シールド部材20の方)を向くようにメモリカード2が挿入されると、メモリカード2の先端部の上面がコンタクト40のカード接触部40cと当接してこのカード接触部40cを下方(第1シールド部材20の方)に押し上げる。これと同時に、コンタクト40は自身の弾性力で、カード接触部40cをメモリカード2のカード側端子3に向かって付勢する。これにより、カード側端子3とカード接触部40cとが押圧接触して電気的に接続される。
また、ハウジング10のコンタクト取付溝16には、SDスイッチ70が設けられ、ハウジング10の右端部には、コモン端子50およびWP(Write Protect)スイッチ60が並設されている。SDスイッチ70はスイッチ機能を有する端子であり、カード挿入口12からメモリカード2が挿入された場合、メモリカード2のカード側端子3がこのSDスイッチ70に当接したときに、メモリカード2に対する情報の読み書きが可能になる。
コモン端子50は、水平方向に延びる基部50aと、この基部50aから上方に延びハウジング10に取り付けられる2箇所の取付部50bと、基部50aの前端部から前方へ延び弾性変形することによりWPスイッチ60に接触可能な接触部50cと基部50aの後端部から下方へ延びる突出片部50dとを有し(図4(b)参照)、導電性金属材料の薄板を曲げ加工して一体成型される。また、接触部50cには、左方(カード受容空間13の側)に湾曲しカード受容空間13内に挿入されたメモリカード2に接触可能なカード接触部50e(図5参照)が形成されている。
WPスイッチ60は、水平方向に延びる基部60aと、この基部60aから上方に延びハウジング10に取り付けられる2箇所の取付部60bと、基部60aの前端部から前方へ延びコモン端子50に接触可能な接触部60cと、基部60aの後端部から下方へ延びる突出片部60dとを有し(図4(c)参照)、導電性金属材料の薄板を曲げ加工して一体成型される。
カードコネクタ1のカード挿入口12からカード側端子3がメモリカード2が挿入されたとき、メモリカード2の右端部に設けられメモリカード2の右側部に設けられた凹部2c内において前後にスライド可能なWP(Write Protect)スイッチ2aがメモリカード2の後方側の書込禁止位置に設定されている場合(図5参照)には、カード側端子3とコンタクト40のカード接触部40cとが押圧接触したときにコモン端子50の接触部50cがWP端子60の接触部60cに当接してメモリカード2への情報の書き込みが制限される。一方、WPスイッチ2aがメモリカード2の前方側の書込許容位置に設定されている場合には、カード側端子3とカード接触部40cとが押圧接触したときにコモン端子50の接触部50cが凹部2cに嵌入されてWP端子60の接触部60cに対して離間してメモリカード2への情報の書き込みが可能となる。
また、ハウジング10の左右の凹部アーム部11bの先端部には、後述する第1シールド部材20を圧入可能な圧入孔18が各々形成されている。この圧入孔18は、突出部14にも左右に並んで4箇所形成され、凹部基部11a上にも左右2箇所形成ており、これらに第1シールド部材20を圧入して、第1シールド部材20をハウジング10を覆うようにして取り付けることが可能になっている。圧入孔18,18,…は、ハウジング10の裏面側にも、左右の凹部アーム部11bの先端部に1箇所づつ、突出部14に左右に並んで4箇所形成されており、裏面側の圧入孔には第2シールド部材30をハウジング10を覆うようにして取り付けることが可能である。このように、ハウジング10は、第1シールド部材20と第2シールド部材30とで挟持されるような構成になっている。
このようにコンタクト40が取り付けられたハウジング10の右側には、ハートカム機構17が配設されている(図5参照)。ハートカム機構17は、ハウジング10の右側端部に凹部11と並んで前後に延びて形成された側段部17aと、側段部17aに配設されて前後にスライド移動可能なスライダ17bと、このスライダ17bの前部に取り付けられたカムピン17cと、スライダ17bの後部と凹部11の内側後端面の間に設けられ左右に弾性変位可能なバネ17dと、スライダ17bの後部を基端として前後に延びるプリロック端子17eとから構成されている。
そして、メモリカード2がカード受容空間13内に挿入されると、まずプリロック端子17eがメモリカード2の右側端部であって略中部に形成された凹部2bに係合する(図5(a)で示すプリロック位置)。そしてこのように凹部2bに係合した状態で、スライダ17bがメモリカード2の傾斜部4に押圧されてカードコネクタ1の後端部へスライド移動してバネ17dを圧縮し、カード側端子3とコンタクト40のカード接触部40cとが押圧接触する接触位置においてハートカム機構17により係止保持される。これによりメモリカード2がカード受容空間13にて係止保持される(図5(b)参照)。また、この接触位置に位置するメモリカード2がさらに押圧操作されてスライダ17bが押圧されると、ハートカム機構17によるスライダ17cの係止状態が解除され、この状態でメモリカード2の押圧を止めると、スライダ17bはバネ17dの反発力によりメモリカード2を前方に押し出して挿抜可能位置に移動させ、メモリカード2の抜き取りを可能にする。
以上のように構成されたハウジング10には、前述したように、ハウジング10の上部(基板K側の反対側)と下部(基板K側)をそれぞれ覆う金属材料製の第1シールド部材20及び第2シールド部材30が取り付けられている。
第1シールド部材20は、ハウジング10に対して基板K方向側と反対側に位置してハウジング10に着脱自在に取り付けられ、ハウジング10の上面を覆う板状の天板部21と、天板部21の左右両端部から下方へ折曲して延びる側板部22とから構成されている。
第1シールド部材20の天板部21は、その表面に、メモリカード2に当接して上方に押し出されたコンタクト40の先端部を逃すための貫通孔21aが形成されている。これにより、メモリカード2の挿入時の抵抗が少なくなり、該カード2の挿入が容易となる。また、メモリカード2の挿入時に、コンタクト40が第1シールド部材20の天板部21と接触することによる短絡を防ぐことができる。
また、天板部21からは図6に詳細に示すような下方へ折曲して延びる9箇所の圧入爪23,23,…が形成されている。これらの圧入爪23のうち、天板部21の後端部から5箇所の圧入爪23,23が下方に延び、天板部21の前縁部であって左側の端部からは1箇所の圧入爪23が下方に延び、天板部21の右側縁部であって前端部寄りの位置からは1箇所の圧入爪23が下方に延びている。さらに、2箇所の貫通孔21aからは各々1つの圧入爪23が下方に延びている。圧入爪23は舌片状に形成されていて、その両側部であって略中部には戻り防止突起23a,23aが上下に延びる圧入爪23の軸線に対称に設けられている。
第1シールド部材20をハウジング10に取り付けるには、圧入爪23と圧入孔18との位置を合わせるようにしてハウジング10の上に第1シールド部材20を被せて、取付治具を使用して圧入爪23を圧入孔18に圧入する。このとき、戻り防止突起23aにより圧入孔18の壁面が押圧され第1シールド部材20はハウジング10に対して抜けないような十分な強さで取り付けられる。
第2シールド部材30は、ハウジング10に対して基板K方向側に位置してハウジング10に着脱自在に取り付けられ、基板Kと一定の間隔を置いた状態でハウジング10の下面を覆う板状の底板部31と、底板部31の左右両端部から上方へ折曲して延びる側板部32のほか、底板部31の左右両端部であって前端側が上記側板部32とは逆に下方へ折曲して延びる第1スタンドオフ部34と、底板部31の左右両端部であって略中央部が同じく下方へ折曲して延びる第2スタンドオフ部35と、当該第2スタンドオフ部35よりも底板部31の後端寄りが下方へ折曲して延びる第3スタンドオフ部36と、第3スタンドオフ部36よりもさらに底板部31の後端寄り(底板部31の後端部近傍)が下方へ折曲して延びる第4スタンドオフ部37から構成されている。
第2シールド部材30の右側の前端側の側板部32には、弾性変位可能なスプリングアーム39が上方に延びて設けられている。ハウジング10の上部を覆うように第1シールド部材20が、ハウジング10の下部を覆うように第2シールド部材30がハウジング10に取り付けられたときに、このスプリングアーム39が第1シールド部材20の側板部22を弾性的に押圧することにより、第1シールド部材20がより確実に固定される。
また、第2シールド部材30は、図6に詳細に示すような底板部31から上方へ折曲して延びる6箇所の圧入爪33,33,…が、圧入爪23と同じように形成されている。これらの圧入爪33のうち、底板部31の後端部から4箇所の圧入爪33,33,…が上方に延び、底板部31の前縁部であって左側の端部からは1箇所の圧入爪33が上方に延び、底板部31の右側縁部であって前端部寄りの位置からは1箇所の圧入爪33が上方に延びている。圧入爪33は圧入爪23と同じように舌片状に形成されていて、その両側部であって略中部には戻り防止突起33a,33aが上下に延びる圧入爪33の軸線に対称に設けられている。
第2シールド部材30をハウジング10に取り付けるには、圧入爪33と圧入孔18との位置を合わせるようにしてハウジング10を第2シールド部材30で覆い、圧入爪23を第1シールド部材20に圧入するのと同じように取付治具を使用して圧入爪33を圧入孔18に圧入する。このとき、戻り防止突起33aにより圧入孔18の壁面が押圧され第2シールド部材30はハウジング10に対して抜けないような十分な強さで取り付けられる。
第2シールド部材30の底板部31の左右両端寄りであって、前後方向の略中部よりもやや前方の位置には飛出防止用突起38,38が形成されている。図1および図6(c)に示すように、この一対の飛出防止用突起38,38は、いずれも底板部31の一部が底面視で矩形状に凹んで形成されている。この飛出防止用突起38は、メモリカード2がカード受容空間13内に挿入されたときに、メモリカード2の下面に当接する。上述のように、接触状態位置にあるメモリカード2が押圧操作されてスライダ17bが押圧されると、ハートカム機構17によりスライダ17bの係止状態が解除され、スライダ17bはバネ17dの弾性力によりメモリカード2を前方に押し出す。このとき、飛出防止用突起38がメモリカード2の下面に当接しているため、メモリカード2は後方に向けて作用する飛出防止用突起38との摩擦力により移動抵抗が付与され、勢いよく押し出されずに、ゆっくりと前方に押し出される。
図7にカードコネクタ1を基板Kに接合した状態を示している。第1スタンドオフ部34は、その先端に、下方に突起した挿入突起34aが形成されている。本実施形態では、この挿入突起34aを基板Kに形成したスルーホールHに挿入(圧入)した状態で半田接合をすることで、カードコネクタ1が基板Kに取り付けられる。なお、スルーホールHは、基板Kを厚さ方向に貫通するように形成された貫通孔であり、その内周面には基板Kの上下面に形成された図示しない配線と同質の導電性物質(例えば、銅)によりメッキが施されている。
第2〜第4スタンドオフ部35〜37には、各々その先端に、左右方向内方に折曲して延びる平板状のマウント部35a,36a,37aが形成されている。本実施形態では、マウント部35aおよびマウント部36aを接着剤Aにより基板K上に接着し、マウント部37aおよびコンタクト40の突出片部40dの最下部を基板Kの表面に設けたマウントパターンMに(半田)接合して、カードコネクタ1が基板Kにサーフェスマウント(表面実装)される。
より詳細に説明すると、第1シールを部材20および第2シールド部材30をハウジング10に取り付けて(圧入して)、第1シールを部材20および第2シールド部材30がハウジング10を挟持した状態で、組み立てられたカードコネクタ1および基板Kを加熱槽にセッティングする。セッティングの際には、第1スタンドオフ部34の挿入突起34aスルーホールHに挿入して位置決めを行い、基板KのマウントパターンMの表面に予めスクリーン印刷しておいたクリーム半田Cの上にマウント部37aおよび突出片部40dを当接させるようにカードコネクタ1を基板K上に載置する。
マウント部35aおよびマウント部36aにはエポキシ系接着剤等からなる熱硬化性の接着剤Aが塗布されていて、基板K上に載置されたカードコネクタ1は基板Kに4箇所で接着固定される。このため、図7のように基板Kの表面(上面)にカードコネクタ1を実装することも可能であるが、基板Kの裏面(下面)にカードコネクタ1を実装することも可能である(表裏両面に実装することも可能)。この状態で該コネクタ1の全体を加熱して半田を溶融して、カードコネクタ1を基板Kにサーフェスマウントする。そして、第1〜第4スタンドオフ部34〜37を有する第2シールド部材30により、第2シールド部材30と基板Kとの間に、電子部品50等を設置可能な間隙Dが形成される。
以上のようにして基板K上に実装されたカードコネクタ1は、カード側端子3を上方(第1シールド部材20側)に向けた状態で、メモリカード2をハウジング10の前側からカード挿入口12を経てカード受容空間13に挿入すると、該メモリカード2は凹部11に沿ってスライダ17cとともに移動して、ハートカム機構17によりスライダ17cと当接したまま、カード側端子3とコンタクト40が押圧接触する接触状態位置に移動して、ハウジング10内に受容保持される。その結果、メモリカード2とコンタクト40とは電気的に接続される。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば適宜改良可能である。例えば、上記の実施例では、第1および第2シールド部材20,30の側に圧入爪を設け、ハウジング10の側に圧入孔を設けたが、これとは逆に第1および第2シールド部材20,30の側に圧入孔を設け、ハウジング10の側に圧入爪を設けるようにして、カードコネクタ1を組み立ててもよい。
ここで、本発明において達成される効果をまとめると下記のようになる。すなわち、本発明に関するカードコネクタは、カードコネクタを構成するシールド部材とハウジングとが圧入固定されるような構成をなし、このように圧入固定された状態で半田を溶融するための加熱槽に入れられ、カードコネクタが基板に実装される。そして、熱可塑性樹脂を材質とするハウジングが加熱されても、ハウジングは加熱槽の温度では熱変形を起こさないシールド部材に対してしっかりと固定されている。このため、従来は加熱による半田接合の際に発生していたハウジングの反りや曲がりといった熱変形を抑えることが可能である。したがって、半田接合する部分であるコンタクトのリード部の基板に対する高さが変形に伴ってばらつくことはなく、すなわち、基板との間の隙間にばらつきが生じることがなく、または、半田付けをするのが難しいくらいに基板との間に大きな間隙が生じることがないので、コンタクトのリード部がマウントパターンに適切に接合して、半田の接合不良を防止することが可能である。
また、シールド部材に、突起部が形成されていることから、メモリカードをカードコネクタの空間部内からバネ等の弾性力を利用して外部に向けて抜き取る際に、この突起部が空間部内のメモリカードの面に当接することにより、メモリカードに移動抵抗が付与されて、メモリカードが空間部から勢いよく飛び出すのを防止することが可能である。
さらに、シールド部材には下方に延びるスタンドオフ部が形成され、スタンドオフ部は、カードコネクタを取り付ける基板と接合し、ハウジングと基板との間に間隙が形成されるようになっているため、この間隙に電子部品等を設置可能である。このようにして限られた基板表面を有効利用して電子部品等の実装密度を高めることが可能である。
また、シールド部材のスタンドオフ部にはマウント部が形成され、半田接合を行う際には、このマウント部と基板とを接着剤で接合して状態で加熱を行うため、基板の表裏両面にコネクタを取り付けた状態で各々のコネクタを半田接合することが可能である。このため、一々基板を裏返して2度に渡って加熱を行う必要がないことから、表裏両面にコネクタが実装されるような基板の場合、生産性を向上させることが可能である。そして、半田接合だけではなく、接着剤による接合を行うことによって、コネクタの基板に対する固定強度を向上させることが可能である。
また、シールド部材は、第1のシールド部材と第2のシールド部材とから構成されていることにより、カードコネクタを製造する際は、まず第2のシールド部材にハウジングを取り付け、このハウジングにコンタクト等の必要な部品類を配置し、最後に第2のシールド部材の上方から第1のシールド部材を被せて、本カードコネクタが完成する。このように、シールド部材が上下2つのパーツから構成されるため、本カードコネクタの組立作業がし易くなり、作業効率が向上する。
本実施形態に係るカードコネクタを示す図面であり、(a)は底面図、(b)は左側面図(取り付ける基板も含む)、(c)は右側面図、(d)は背面図、(e)は正面図である。 上記カードコネクタを構成するハウジング示す図面であり、(a)は平面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は背面図、(e)は正面図である。 上記ハウジングに第1シールド部材を被せて圧入した状態を示す図で、(a)は平面図、(b)は左側面図、(c)は正面図である。 上記カードコネクタの側断面図を示し、(a)は図2(a)におけるA−A断面図、(b)は図2(a)におけるD−D断面図、(c)は図2(a)におけるC−C断面図である。 上記カードコネクタおよび上記ハウジング示す図面であり、(a)はカードコネクタがプリロック位置に位置する状態を示す底面図で、(b)はカードコネクタのカード側端子とコンタクトのカード接触部とが押圧接触する接触位置に位置する状態を示す底面図である。 (a)は上記ハウジングに被せられる第1シールド部材および第2シールド部材に形成された圧入爪を示す図で、(b)は当該圧入爪をハウジングに形成された圧入孔に圧入された状態を示す図で、(c)は上記第2シールド部材に形成された飛出防止用突起周辺を示す図1(a)におけるE−E断面図である。 上記カードコネクタを基板に接合した状態を模式的に示す図である。
符号の説明
1 カードコネクタ
2 メモリカード
3 カード側端子
4 傾斜部
10 ハウジング
11 凹部
12 カード挿入口
13 カード受容空間(空間部)
18 圧入孔(被圧入部)
20 第1シールド部材(第1のシールド部材)
23 圧入爪(圧入部)
30 第2シールド部材(第2のシールド部材)
33 圧入爪(圧入部)
34 第1スタンドオフ部(スタンドオフ部)
35 第2スタンドオフ部(スタンドオフ部)
35a マウント部
36 第3スタンドオフ部(スタンドオフ部)
36a マウント部
37 第4スタンドオフ部(スタンドオフ部)
37a マウント部
38 飛出防止用突起(突起部)
40 コンタクト
50 電子部品
A 接着剤
C クリーム半田
D 間隙
H スルーホール
K 基板
M マウントパターン

Claims (5)

  1. 前端側に開口するカード挿入口に連通して前後に延びる空間部を有する、絶縁材料製のハウジングと、
    前記ハウジングに取り付けられ、一端が前記空間部内に突出する複数のコンタクトと、
    前記ハウジングを覆う金属材料製のシールド部材とを有し、
    矩形平板状のメモリカードを前記カード挿入口から前記空間部内に挿入させて受容保持し、前記メモリカードに設けられた平面状のカード側端子を前記コンタクトの一端に押圧接触させるように構成されたカードコネクタであって、
    前記シールド部材および前記ハウジングのうちの一方に圧入部が形成され、
    前記シールド部材および前記ハウジングのうちの他方に被圧入部が形成され、
    前記圧入部が前記被圧入部に圧入固定された状態で前記シールド部材が前記ハウジングに取り付けられていることを特徴とするカードコネクタ。
  2. 前記シールド部材に、前記空間部内に突出して前記空間部内の前記メモリカードに当接することにより前記メモリカードに移動抵抗を付与する突起部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のカードコネクタ。
  3. 前記シールド部材の左右両側から前記ハウジングの下面を越えて下方に延びるスタンドオフ部が形成され、
    前記スタンドオフ部は、前記カードコネクタを取り付ける基板と接合し、前記ハウジングと前記基板との間に間隙が形成されることを特徴とする請求項1もしくは2に記載のカードコネクタ。
  4. 前記スタンドオフ部には、その先端に左右方向に折曲して延びる平板状のマウント部が形成され、前記マウント部と前記基板とが接着剤で接合された状態で前記基板に固定されることを特徴とする請求項3に記載のカードコネクタ。
  5. 前記シールド部材は、前記ハウジングの前記基板側の反対側を覆う第1のシールド部材と、前記ハウジングの前記基板側を覆う第2のシールド部材とからなることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のカードコネクタ。
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