JP4509857B2 - カードコネクタ用上下共用のコンタクト - Google Patents

カードコネクタ用上下共用のコンタクト Download PDF

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Description

本発明は、カード状の情報記録媒体と接触して情報読み取りを行うカードコネクタの構成部品であるコンタクトに関する。
カードコネクタを介して情報をやりとりするカードの例として、メモリカードなどのICカードが知られている。メモリカードのカードコネクタ(例えば特許文献1)は、パソコンやその周辺機器など多くのデジタル機器に設置されており、これらの機器が多様化するとともに、製品の形状や機能面からカードコネクタの形状も多様化することが求められている。例としては、カードコネクタが設置される基盤の方向が上面または下面を向いているノーマル/リバース仕様や、基盤面を有効に使い精密度を高めるためにカードコネクタの底面を底上げし、空いたスペースにICチップなどの部品を搭載させるスタンドオフ仕様などがある。このようにカードコネクタの構成は、搭載される製品の使い勝手に対応したカードコネクタの設置方法により様々な形状のものが考えられる。
特開2004−178955
上記で説明したように、カードコネクタには様々な形状のものが求められるため、カードコネクタを構成する構成部品についても多様な形状のものが求められる。しかし、形状の異なるカードコネクタごとに構成部品を製造すると、設備制作費の負担が大きくなり、開発時間を多く費やすなどの問題がある。また、それぞれ異なる構成部品を別々に製造することで、コスト面での負担も大きくなる。このような理由から、構成部品の形状の種類をできるだけ増やすことなく、ニーズに合わせた多様なカードコネクタの製造を行うことが求められている。
ところで、メモリカードの装着方法については、カードコネクタの形状に拘らず利用者のために統一して行うことが望まれる。メモリカードの情報読み書きはカードコネクタ内に搭載されたコンタクトがカードコネクタ側の端子と接触することにより行われるため、つまり、カードコネクタの設置方向に拘らず、コンタクトとカードコネクタの端子の接触が同一方向で行われることが求められる。ここで、上記で説明したノーマル/リバース仕様のカードコネクタでは、各カードコネクタの基板への設置の向きが上下異なる仕様となるため、これらのカードコネクタを構成するコンタクトについては、ノーマルタイプ用とリバースタイプ用の2種類が必要である。しかし、上記で述べた開発時間及びコスト増大などの理由により、異なる形状のコンタクトを別々に製造するのは好ましくない。
本発明はこのような事情に鑑みたもので、基板への設置の向きが上下異なるノーマルタイプ及びリバースタイプどちらの構成のカードコネクタでも、メモリカードの装着方向が同一になるように対応して取り付け可能で、且つ共通で製造できるカードコネクタのコンタクトを提供することを目的とする。
このような目的達成のため、本発明に係わるカードコネクタの上下共用コンタクトは、矩形平板状のメモリカードをカード挿入口から空間部内に挿入させて受容保持し、メモリカードに設けられた平面状のカード側端子をカードコネクタ内に設けられたコンタクトの一端に押圧接触させるように構成されたカードコネクタにおける、コンタクトであって、取付部は、上下方向に延びる上下一対の突出片部を有し、いずれか一方の突出片部を基板の配線層に接合して選択的に取り付け可能であり、上下一対の突出片部は、それぞれの先端部が上下方向からほぼ直角に曲げられ、かつ他端側方向に延びて構成され、先端部で配線層と接合可能に構成される。
上記構成の本発明に係わるカードコネクタの上下共用コンタクトによれば、突出片部を上下に2つ有しているので、カードコネクタ組み立て時に、コンタクトの突出片部の上下を好ましくは不要な方を切断することにより、ノーマルタイプ用とリバースタイプ用の両方のコンタクト仕様に対応できる。このように、1種類のコンタクトを2種類のカードコネクタに対応させて取り付けを行うことで、開発時間が短縮され、また、コンタクトの設計および製造を標準化することで、トータル的なコスト低減に寄与できる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。本実施の形態は、メモリカードを挿抜自在に保持するカードコネクタの態様を示す。なお、図1に示すように、説明の便宣上、矢印が示す方向を前後、左右及び上下方向として説明する。まず、このカードコネクタを説明する前に、このカードコネクタに装着されるメモリカードについて図1を用いて説明する。
メモリカード2は、厚さが薄く切手大の大きさを有して平状板であり、その先端下面に左右方向に所定の間隔を有して並設された複数のカード側端子3を有している。カード側端子3はメモリカード2内に内蔵された図示しないメモリ機構部に電気的に接続されて情報の読み書きが可能に構成されている。メモリカード2左右いずれかの一方の先端部の縁部(図1の場合は右側)には斜め後側に傾斜する傾斜部4が形成されている。
次に、このように構成されたメモリカード2を装着保持するカードコネクタ1について、図1〜図5を用いて説明する。なお、図1〜図5では、多様な形状を有するカードコネクタの例として、基板Kの下側に所定のスペースを設けて設置されるリバースタイプのカードコネクタ1を示している。
カードコネクタ1は、平面視において略矩形状であり、メモリカード2を前端部から挿抜自在に保持可能であるハウジング10と、ハウジング10の基板側の反対側を覆う第1シールド部材20と、ハウジング10の基板側を覆う第2シールド部材30とから構成される。
ハウジング10は絶縁材料製であり、その中央から前端に、凹部基部11aと、凹部基部11aより左右端が前方に延びた凹部アーム部11bとを備えてなるU字状の凹部11を有している(図4参照)。そして、ハウジング10が第1シールド部材20及び第2シールド部材30により挟持されることにより、凹部11上にカード受容空間13が形成され、前端にはカード挿入口12が開口される(図3(B)参照)。凹部11の上下寸法は、図1に示すメモリカード2の厚さ寸法と略同一の大きさであり、凹部11の左右方向の幅寸法もメモリカード2の幅寸法と略同一の大きさである。このため、カード挿入口12からカード受容空間13にメモリカード2が挿入されると、メモリカード2の上面と略同一平面上に位置してメモリカード2が凹部11(カード受容空間13)内に受容保持されることになる。
また、ハウジング10の後端部には、凹部基部11aより上方に隆起して形成される突出部14が設けられている。この突出部14の後方側面部には、左右方向に並んで所定の間隔を有して複数のコンタクト取付溝15が形成されており、ここに複数のコンタクト40が圧入して取り付けられている(図2(D)参照)。凹部基部11a上には同様に左右方向に並んで所定の間隔を有して複数のコンタクト保護溝16が形成されており、各コンタクト40同士の干渉を防いでいる。
コンタクト40は、詳細は後述するが、水平方向に延びる基部40aと、この基部40aの前端部から斜め上方へ延びる傾斜アーム部40bと、傾斜アーム部40bの先端部に形成されたカード接触部40cと、基部40aの後端側中央部から下方へ延びた突出片部40dとからなり(図1(B)参照)、例えば、導電性金属材料の薄板を曲げ加工して一体成型される。このような構成のコンタクト40は、コンタクト取付溝15に基部40aが圧入されてハウジング10後端部に取り付けられており、カード接触部40cがカード受容空間13内に突出して位置するようになっている。
このため、カードコネクタ1のカード挿入口12から、カード側端子3が下方(第1シールド部材20の方)を向くようにメモリカード2が挿入されると、メモリカード2の先端部の上面がコンタクト40のカード接触部40cと当接してこのカード接触部40cを下方(第1シールド部材20の方)に押し下げる。これと同時に、コンタクト40は自身の弾性力で、カード接触部40cをメモリカード2のカード側端子3に向かって付勢する。これにより、カード側端子3とカード接触部40cが押圧接触して電気的に接続される。
このようにコンタクト40が取り付けられたハウジング10の右側には、ハートカム機構17が配設されている(図3(B)参照)。
ハートカム機構17は、ハウジング10の右側端部に(カード受容空間13内に挿入されたメモリカード2の傾斜部4が位置する端部に)凹部11と並んで前後に延びて形成された側段部17aと、この側段部17aの上面に形成されたカム溝17bと、カム溝17bに配設されて前後にスライド移動可能なスライダ17cと、このスライダ17cの後端面と凹部11の内側後端面の間に設けられたバネ17dとから構成されている。
そして、メモリカード2がカード受容空間13に押圧されて挿入されると、スライダ17cは、メモリカード2の傾斜部4に押圧されてカードコネクタ1の後端部へスライド移動してバネ17dを圧縮し、ハートカム機構17により接触状態位置で係止保持される。これによりメモリカード2がカード受容空間13にて係止保持される。また、この接触状態位置にあるメモリカード2がさらに押圧操作されてスライダ17cが押圧されると、ハートカム機構17によるスライダ17cの係止状態が解除されるため、メモリカード2の押圧を止めると、スライダ17cはバネ17dの反発力によりメモリカード2を前方に押し出して挿抜可能位置に移動させ、メモリカード2の抜き取りを可能にする。
以上のように構成されたハウジング10には、前述したように、ハウジング10の下部と上部をそれぞれ覆う金属材料製の第1シールド部材20及び第2シールド部材30が取り付けられている。第1シールド部材20は、基板K方向側と反対側に位置してハウジング10の下面を覆う板状の天板部21と、天板部21の左右両端部から下方へ折曲して延びる側板部22と、側板部22の前側の縁部に下方向へ延びる第1スタンドオフ部23と、側板部22の後側の縁部に左右方向外側へ折曲して延びる第2スタンドオフ部24とから構成されている。第2シールド部材30は、凹部11の基板K方向側に位置してハウジング10に対して着脱自在に取り付けられている。
また、第1シールド部材20の天板部21は、その表面に、メモリカード2に当接して下方に押し出されたコンタクト40の先端部を逃すための貫通孔21aが形成されている。これにより、メモリカード2の挿入時の抵抗が少なくなり、該カード2の挿入が容易となる。また、メモリカード2の挿入時に、コンタクト40が第1シールド部材20の天板部21と接触することによる短絡を防ぐことができる。
次に、カードコネクタ1を基板Kに接合した状態を図5で示している。第1スタンドオフ部23は、その先端に、上方に突起した挿入突起23aが形成されている。本実施形態では、この挿入突起23aを基板Kに形成したスルーホールHに挿入(圧入)して、(半田接合をして)カードコネクタ1は基板Kに取り付けられている。
なお、スルーホールHは、基板Kを厚さ方向に貫通するように形成された貫通孔であり、その内周面には基板Kの上下面に形成された図示しない配線と同質の導電性物質(例えば、銅)によりメッキが施されている。
第2スタンドオフ部24は、その先端に、左右方向に折曲して延びる平板状のマウント部24aが形成されている。本実施形態では、マウント部24aを基板Kの表面に設けたマウントパターンMに(半田)接合して、カードコネクタ1が基板Kにサーフェスマウント(表面実装)されて、取り付けられるようになっている。
より詳しく説明すると、基板KのマウントパターンMの表面にクリーム半田Cをスクリーン印刷しておき、この上にマウント部24aを当接させるようにカードコネクタ1を基板K上に載置し、この状態のままで該コネクタ1の全体を加熱して半田を溶融して、カードコネクタ1を基板Kにサーフェスマウントする。
このような構成により、第1シールド部材20の左右両側から上方に延びた第1スタンドオフ部23をスルーホールHに挿し込んで半田接合して、且つ、第2スタンドオフ部24をマウントパターンMに半田溶接することにより、カードコネクタ1は基板Kにサーフェスマウントされる。このとき、第1,第2スタンドオフ部23,24により、第2シールド部材30と基板Kとの間に、電子部品50等が設置できる間隙Dが形成される。
このような構成により、カードコネクタ1は、図1に示すように、カード側端子3を下方(第1シールド部材20側)に向けた状態で、メモリカード2をハウジング10の前側からカード挿入口12を経てカード受容空間13に挿入すると、該メモリカード2は凹部13に沿ってスライダ17cとともに移動して、ハートカム機構17によりスライダ17cと当接したまま、カード側端子3とコンタクト40が押圧接触する接触状態位置に移動して、ハウジング10内に受容保持される。その結果、メモリカード2とコンタクト40とは電気的に接続される。
以上のようなカードコネクタ1によれば、ハウジング10の周囲を、金属材料製の第1シールド部材20及び第2シールド部材30で覆うことで、コンタクト40がシールドされて、基板Kと第2シールド部材30との間隙Dに設けられた電子部品50や外部からの電磁波の影響を受け難くなり、安定動作が可能となる。このため、本実施形態のカードコネクタ1は、特に、多数の電子部品を小さな筐体内に取り付けらなければいけない電子機器では非常に有効であり、部材の基板への高密度実装を可能にする。
なお、上記実施形態では、図1〜図5に示すように、カードコネクタ1は、第1シールド部材20の左右両側から基板Kに延びたスタンドオフ部23,24を有して構成されているが、これに限定されるものではない。例えば、第2シールド部材30の左右両側から基板Kに延びたスタンドオフ部を有して構成してもよい。
また、上記実施形態で用いたカードコネクタ1は、図6(B)に斜視図を示しているが、カード側端子3を第1シールド部材20側に向けた状態で、メモリカード2をカード挿入口12に挿入する、いわゆるリバース配置のカードコネクタ(以下、リバースタイプコネクタRと称する)であるが、これに限定されるものではない。例えば、図6(A)に示すような、カード側端子3(図示略)を第2シールド部材30´側に向けた状態で、メモリカード2をカード挿入口12´に挿入する、いわゆるノーマル配置のカードコネクタ(以下、ノーマルタイプコネクタNと称する)に適用可能であることは言うまでもない。
このように、本実施形態のカードコネクタは、スタンドオフ付のカードコネクタにおいて、コネクタを保持するハウジングの周囲を覆うシールド部材を金属材料製にしたことを特徴とするものであり、スタンドオフ部の形態の違い、ハウジングのリバース配置やノーマル配置などに容易に対応することができる。
ところで、図6(A)に示すノーマルタイプコネクタNと図6(B)に示すリバースタイプコネクタRでは、第1スタンドオフ部23、23´及び第2スタンドオフ部24、24´の基板Kへのマウントはそれぞれ上下逆方向に行われるが、メモリカード2の挿入時にカード側端子3の向きは統一して行われる。このため、ノーマルタイプコネクタNとリバースタイプコネクタRとでは形状の異なるコンタクトが用いられている。具体的には、図7(A)及び図7(B)に示すように、ノーマルタイプコネクタNのコンタクト60及びリバースタイプコネクタRのコンタクト70では、上記したように、基部60a,70a、傾斜アーム部60b,70b及びカード接触部60c,70cに関しては同一形状を有しているが、突出片部60d,70dに関しては、基部60a,70aから延びて突出する方向が上下逆となるため、異なる形状を有している。このため、従来は、ノーマルタイプコネクタNのコンタクト60及びリバースタイプコネクタRのコンタクト70は別々に開発・生産しなければならず、製造コストを増加させる1つの原因となっていた。
このような問題を解決するため、図8では本発明の上下共用コンタクト80が示されている。この上下共用コンタクト80は、水平方向に延びる基部80aと、この基部80aの前端部から斜め上方へ延びる傾斜アーム部80bと、傾斜アーム部80bの先端部に形成されたカード接触部80cと、基部80aの後端側中央部からそれぞれ上方及び下方へ延びたリバース用突出片部81bとノーマル用突出片部81aとの2つの突出片部81を有して構成されている。そして、図9に示すように、ノーマルタイプコネクタN(ハウジング10´)に取り付ける場合は、ノーマル用突出片部81aを残して、点線部iiより下側のリバース用突出片部81bを切り離し、リバースタイプコネクタR(ハウジング10)に取り付ける場合はリバース用突出片部81bを残して、点線部iよりノーマル用突出片部81aを切り離すようになっている。
なお、上記構成の上下共用コンタクト80は、図10並びに図11に示すように、突出片部81a,81bの切り離しを行わずに、非加工状態のままで、ノーマルタイプコネクタN及びリバースタイプコネクタRに取り付けてもよい。但し、これらの図からも分かるように、上下共用コンタクト80は、非加工状態のままで取り付けられると、ノーマルタイプコネクタNでは突出片部81bが第1シールド部材20´から、リバースタイプコネクタRでは突出片部81aが第1シールド部材20から飛び出してしまう。
このため、上記のカードコネクタN,Rを搭載する電子機器の構造から、第1シールド部材20から飛び出した突出片部81(搭載されるカードコネクタがノーマルタイプコネクタNであれば突出片部81b、リバースタイプコネクタRであれば突出片部81a)をそのまま残しても、該カードコネクタN,Rの周りに設置された他部品と干渉しない場合は、該当する突出片部81を切り離す必要はなく、上下共用コンタクト80を非加工状態のまま使用することができる。
しかしながら、カードコネクタN,Rを搭載する電子機器の構造から、第1シールド部材20から飛び出した突出片部81(搭載されるカードコネクタがノーマルタイプコネクタNであれば突出片部81b、リバースタイプコネクタRであれば突出片部81a)をそのまま残すと、カードコネクタN,Rの外部でコンタクト80が他部品と干渉する等の不具合が生じる場合には、該当する突出片部81を上記したように切り離して(図8参照)使用すればよい。
以上のように、本発明に係る上下共用コンタクト80によれば、カードコネクタN,Rの形状に応じて、該当する突出片部81a,81bの切り離しを行うだけで、ノーマルタイプコネクタN用のコンタクト60及びリバースタイプコネクタR用のコンタクト70のどちらのコンタクトとしても利用することができる。
その結果、ノーマルタイプ及びリバースタイプの異なる仕様のカードコネクタにおいて、前記コンタクトを取り付けるハウジングのデザインの共有化や開発時間の低減化が図れ、製造コストの抑制に貢献することができる。
なお、上記上下共用コンタクト80は、本実施形態で扱ったスタンドオフ付のカードコネクタN,Rに限られず、突出片部81の長さを調節することで、凹部11と基板Kとの間に間隙Dが設けられないロープロファイル型のカードコネクタでも適用できる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば適宜改良可能である。
本実施形態に係るカードコネクタ及びメモリカードを示す図面であり、(A)は平面図、(B)は図1(A)におけるIb−Ib断面図である。 本実施形態に係るカードコネクタを示す図面であり、(A)は平面図、(B)は左側面図、(C)は右側面図、(D)は背面図、(E)は正面図である。 本実施形態に係るカードコネクタを示す図面であり、(A)は底面図、(B)は図3(A)のカードコネクタから第2シールド部材30を省略した図である。 本実施形態に係るカードコネクタを構成するハウジングを示す斜視図である。 本実施形態に係るカードコネクタを基板に接合した状態を示す図である。 本実施形態に係るカードコネクタの形状例を示す図面であり、(A)はノーマルタイプのカードコネクタの斜視図、(B)はリバースタイプのカードコネクタの斜視図である。 (A)は図6(A)に示すノーマルタイプコネクタのVIIa―VIIa断面図であり、(B)は図6(B)に示すリバースタイプのカードコネクタのVIIb―VIIb断面図である。 本発明に係る上下共用コンタクトを示した概略図及びその突出片部の切り離しを模式的に示す説明図である。 上記上下共用コンタクトの斜視図である。 本実施形態に係るカードコネクタに上記上下共用コンタクトを取り付けた状態を示す断面図であり、(A)はノーマルタイプのカードコネクタ、(B)はリバースタイプのカードである。 本実施形態に係るカードコネクタに上記上下共用コンタクトを取り付けた状態を示す斜視図であり、(A)はノーマルタイプのカードコネクタ、(B)はリバースタイプのカードコネクタである。
符号の説明
1 カードコネクタ
2 メモリカード
3 カード側端子
4 傾斜部
10 ハウジング
11 凹部
11a 凹部基部
11b 凹部アーム部
12 カード挿入口
13 カード受容空間(空間部)
14 突出部
15 コンタクト取付溝
16 コンタクト保護溝
17 ハートカム機構
17a 側段部
17b カム溝
17c スライダ
17d バネ
20 第1シールド部材
21 天板部
21a 貫通孔
22 側板部
23 第1スタンドオフ部
23a 挿入突起
24 第2スタンドオフ部
24a マウント部
30 第2シールド部材
40 コンタクト
40a 基部
40b 傾斜アーム部
40c カード接触部
40d 突出片部
50 電子部品
80 上下共用コンタクト
80a 基部
80b 傾斜アーム部
80c カード接触部
81(81a,81b) 突出片部
C クリーム半田
H スルーホール(挿入孔)
K 基板
N ノーマルタイプコネクタ
R リバースタイプコネクタ
M マウントパターン

Claims (1)

  1. 前端側に開口するカード挿入口に連通して前後に延びる空間部を有する、絶縁材料製のハウジングと、
    前記ハウジングに取り付けられた中間部の一端側に位置して前記空間内に突出する接触部及び他端側に位置して前記ハウジングの外側に突出する取付部を備えた複数のコンタクトとを有し、
    矩形平板状のメモリカードを前記カード挿入口から前記空間部内に挿入させて受容保持し、前記メモリカードに設けられた平面状のカード側端子を前記接触部に接触させるように構成されたカードコネクタにおける、前記コンタクトであって、
    前記取付部は、上下方向に延びる上下一対の突出片部を有し、
    いずれか一方の前記突出片部を基板の配線層に接合して選択的に取り付け可能であり
    前記上下一対の突出片部は、それぞれの先端部が前記上下方向からほぼ直角に曲げられ、かつ前記他端側方向に延びて構成され、前記先端部で前記配線層と接合可能に構成されたカードコネクタ用上下共用のコンタクト。
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