JP2007065733A - 改札機及び改札処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用されている乗車券に依存することなく、自由度の高いサービスを提供することが可能な改札機を提供すること。
【解決手段】改札機は、列車遅延情報を取得する取得手段と、情報記憶媒体に記憶された乗車情報を読み取る読取手段と、前記列車遅延情報及び前記乗車情報に基づき、前記乗車券媒体による乗車が料金払い戻しに該当するか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により料金払い戻しに該当するとの判断に基づき、料金払い戻し情報を記録した媒体を発行する発行手段とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、鉄道などの駅に設置される改札機に関する。また、本発明はこのような改札機に適用可能な改札処理方法に関する。
近年、鉄道などの交通機関の駅には、駅係員の負担を軽減するために自動改札機が設置されている。自動改札機は、投入された乗車券に記録された磁気情報を読み取り、読み取った磁気情報に基づき入出場の可否を判定し、判定結果に基づき改札通路の通行者の通行(入出場)を制御する。或いは、自動改札機は、SFカードに記録された入出場履歴情報及び金額情報を読み取り、読み取った金額情報から必要な運賃を引き去り、改札通路の通行者の通行(入出場)を制御する。
このような自動改札機により、列車の遅れが原因で特急料金の払い戻しが必要なケースに、受け取った乗車券に対して払い戻し条件を印字する技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開平11−18507号公報
しかしながら、上記したように、受け取った乗車券に対して払い戻しなどの条件を印字する場合、(1)乗車券を受け取る必要があり、(2)受け取った乗車券を返却する必要があり、(3)受け取った乗車券に払い戻しなどの付加情報を記録する必要がある。これにより、受け取る乗車券に依存した付加情報の提供しかできないという問題がある。
本発明の目的は、上記課題を解決するためになされたものであり、使用されている乗車券に依存することなく、自由度の高いサービスを提供することが可能な改札機及び改札処理方法を提供することにある。
この発明の改札機及び改札処理方法は、以下のように構成されている。
(1)この発明の改札機は、列車遅延情報を取得する取得手段と、情報記憶媒体に記憶された乗車情報を読み取る読取手段と、前記列車遅延情報及び前記乗車情報に基づき、前記乗車券媒体による乗車が料金払い戻しに該当するか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により料金払い戻しに該当するとの判断に基づき、料金払い戻し情報を記録した媒体を発行する発行手段とを備えている。
(2)この発明の改札処理方法は、列車遅延情報を取得し、情報記憶媒体に記憶された乗車情報を読み取り、前記列車遅延情報及び前記乗車情報に基づき、前記乗車券媒体による乗車が料金払い戻しに該当するか否かを判断し、前記判断により料金払い戻しに該当するとの判断に基づき、料金払い戻し情報を記録した媒体を発行する。
本発明によれば、使用されている乗車券に依存することなく、自由度の高いサービスを提供することが可能な改札機及び改札処理方法を提供できる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一例に係る自動改札機による情報物の発行の様子を示す図である。図2は、本発明の一例に係る自動改札機の概略構成を示すブロック図である。
図2に示すように、自動改札機1は、主制御部101、記憶部102、受取部103、磁気処理部104、回収部105、返却部106、判定部107、ドア108、ドア開閉制御部109、発行部110、表示部111、表示制御部112、アンテナ113、無線リーダライタ114、及び通信部115などを備えている。
主制御部101は、改札処理及び情報物発行処理を統括制御する。記憶部102は、改札判定に必要な情報(運賃情報)、及び情報物の発行に必要な情報(列車遅延情報、列車運行情報、提供情報)を記憶する。運賃情報は、例えば、各駅から自動改札機1の設置駅までの運賃を示す情報である。また、列車遅延情報は、どの列車が、どこの区間で、どれだけ遅れたかを示す情報であり、列車識別情報(列車番号など)、遅延区間情報、遅延時間情報などを含む。また、列車運行情報は、どの路線のどの区間が不通になっているかを示す情報である。これら列車遅延情報及び列車運行情報は、リアルタイムに変更(更新)される情報であり、通信部115が、ホストコンピュータ2から送信される列車遅延情報及び列車運行情報を受信する。
受取部103は、開閉式のシャッターを備えており、例えば磁気式の乗車券(情報記憶媒体)や特急券(情報記憶媒体)を受け取り、これら乗車券や特急券を受け取ってからこれら乗車券や特急券に対して所定の処理を施す間、シャッターが閉じて次の乗車券や特急券の投入を禁止する。磁気処理部104は、受取部103により受け取られた乗車券に記録された乗車情報(識別情報、有効区間、有効期限、入出場履歴)や特急券に記録された乗車情報(識別情報、列車情報、有効区間、有効期限、座席情報、入出場記録)を読み取り、改札判定結果等に基づき必要に応じて乗車券や特急券に対して入出場履歴を記録する。なお、定期券などの乗車券には個人情報(氏名、年齢、性別、電話番号等)も記録されており、磁気処理部104は、必要に応じてこの個人情報も読み取る。
回収部105は、改札判定結果等に基づき必要に応じて上記した乗車券や特急券を回収する。返却部は、改札判定結果等に基づき必要に応じて上記した乗車券や特急券を返却する。
判定部107は、磁気処理部104により読み取った乗車券に記録された乗車情報や特急券に記録された乗車情報に基づき改札可否を判定する。ドア開閉制御部109は、判定部108の改札可否判定の結果に基づき、ドア108の開閉を制御する。つまり、ドア開閉制御部109とドア108は、通行を制御する手段として機能する。表示制御部112は、判定部107の改札可否判定の結果を表示部111に表示する。
アンテナ113は、無線式の乗車券(情報記憶媒体)や特急券(情報記憶媒体)、例えば無線ICカードとの間で情報の送受信を行なう。無線リーダライタ114は、アンテナ113を介して無線式の乗車券や特急券から情報を読み取ったり、アンテナ113を介して無線式の乗車券や特急券へ情報を書き込んだりする。
発行部110は、磁気記録紙(ロール紙)を収納する収納庫110a、感熱紙(ロール紙)を収納する収納庫110b、磁気記録紙(所定サイズに切断されたロール紙)に対して情報を磁気記録/印字記録する記録部110c、感熱紙(所定サイズに切断されたロール紙)に対して情報を感熱記録する記録部110dを備えている。
この発明の自動改札機は、上記した発行部110により、磁気式の乗車券や特急券、或いは無線式の乗車券や特急券から読み取った乗車情報に基づき、払戻し請求券、振替乗車券、又は情報案内券などの情報発行の必要性を判定し、必要に応じてこれら払戻し請求券、振替乗車券、又は情報案内券などの情報を発行し、鉄道利用時のサービスの向上を図ることができる。
図3は、図2に示す自動改札機による全体処理の一例を示すフローチャートである。図3に示すように、自動改札機1が起動すると、自動改札機1は、通信部115を介してホストコンピュータ2に対して各種情報を要求し、ホストコンピュータ2から送信される各種情報を受信する(ST100)。さらに、自動改札機1は、磁気式の乗車券や特急券、或いは無線式の乗車券や特急券から乗車情報等を読み取り、改札処理及び情報物発行処理を行なう(ST200)。自動改札機1が停止されるまで(ST300)、各種情報収集処理(ST100)、改札処理及び情報物発行処理(ST200)が継続される。
次に、図4を参照して各種情報の収集(ST100)の詳細について説明する。図4は、各種情報収集処理の一例を示すフローチャートである。図4に示すように、自動改札機1は、所定のタイミング又は定期的に、通信部115を介してホストコンピュータ2にアクセスし、列車遅延情報を要求する(ST101)。ホストコンピュータ2はこの要求に対して、列車遅延情報が有れば列車遅延情報を送信する。これに対応して、自動改札機1は、通信部115を介して列車遅延情報を受信し記憶部102に記憶する(ST102)。
さらに、自動改札機1は、所定のタイミング又は定期的に、通信部115を介してホストコンピュータ2にアクセスし、列車運行情報を要求する(ST103)。ホストコンピュータ2はこの要求に対して、列車運行情報を送信する。これに対応して、自動改札機1は、通信部115を介して列車運行情報を受信し記憶部102に記憶する(ST104)。
さらに、自動改札機1は、所定のタイミング又は定期的に、通信部115を介してホストコンピュータ2にアクセスし、提供情報を要求する(ST105)。ホストコンピュータ2はこの要求に対して、提供情報を送信する。これに対応して、自動改札機1は、通信部115を介して提供情報を受信し記憶部102に記憶する(ST106)。ここで言う提供情報とは、例えば、駅自動改札機1の設置駅の時刻表、設置駅周辺のお店情報、旅行案内などである。
なお、この実施形態では、列車遅延情報、列車運行情報、提供情報の順にこれら情報を取得するケースについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。つまり、どの情報から取得しても良い。
次に、図5を参照して改札処理及び情報物発行処理(ST200)の詳細について説明する。図5は、改札処理及び情報物発行処理の一例を示すフローチャートである。図5に示すように、自動改札機1は、受取部103を介して、磁気式の乗車券や特急券を受け取ると(ST201)、シャッターを閉じて、磁気処理部104により受け取った乗車券や特急券から乗車情報等を読み取り(ST202)、判定部107により乗車情報に基づき改札判定及び情報物発行判定を行なう(ST203)。或いは、自動改札機1は、アンテナ113及び無線リーダライタ114により無線式の乗車券や特急券から乗車情報等を読み取り(ST202)、判定部107により乗車情報に基づき改札判定及び情報物発行判定を行なう(ST203)。
判定部107が、読み取った乗車情報等から、運賃不足、区間外乗車、又は期限切れ等により改札不許可判定を下すと(ST204、NO)、磁気式の乗車券や特急券を受け取っている場合には、受取部103が受け取った乗車券や特急券を返却し(ST205)、表示制御部112が改札不許可判定を表示部111に表示し(ST206)、ドア開閉制御部109がドア108を制御して改札通路を閉鎖する(ST207)。
判定部107が、読み取った乗車情報等から、改札許可判定を下すと(ST204、YES)、磁気式の乗車券や特急券を受け取っている場合には、磁気処理部104が必要に応じて受け取った乗車券や特急券に必要情報を記録したり、回収部105が受け取った乗車券や特急券を回収したり、返却部106が受け取った乗車券や特急券を返却したりする(ST208)。或いは、無線式の乗車券や特急券から乗車情報を読み取った場合には、アンテナ113及び無線リーダライタ114が必要に応じて無線式の乗車券や特急券に必要情報を記録する(ST208)。さらに、表示制御部112が改札許可判定を表示部111に表示し(ST209)、ドア開閉制御部109がドア108を制御して改札通路を開放する(ST210)。
さらに、判定部107が、記憶部102に記憶された列車遅延情報(例えば列車Aがa1−a2区間で所定時間以上遅延したことを示す情報)、及び読み取った乗車情報等(例えば列車Aによりa1−a2区間の少なくとも一部の乗車が可能であったことを示す情報)から、払戻し請求券の発行の必要性を認めると(ST211、YES)、発行部110は、収納庫110aから供給される所定サイズに切断された磁気記録紙に対して、記録部110cにより払い戻し情報を記録して、返却部106を介して払い戻し情報が記録された払い戻し請求券を発行する(ST212)。さらに、払い戻し請求券に、原券(特急券)の情報及び不正防止のためのIDコードを券面印刷及び磁気記録するようにしてもよい。なお、磁気式の特急券(や乗車券)の場合には、これら特急券(や乗車券)を回収することを条件として、払い戻し請求券を発行するようにしてもよい。これにより、特急券(や乗車券)を持参して係員対応で払い戻しを受けようとする、不正な払い戻しを防止することができる。一般的に、払戻しが発生した駅及び当日は、混雑することが予想されるが、この払い戻し請求券により、所定期間内に、任意の駅(券売機や精算機等)で払い戻しを受けることができる。
さらに、判定部107が、記憶部102に記憶された列車運行情報(例えば路線Bのb1−b2区間が不通になっていることを示す情報)、及び読み取った乗車情報等(例えば路線Bのb1−b2区間の少なくとも一部の乗車が可能であることを示す情報)から、振替乗車券の発行の必要性を認めると(ST213、YES)、振替ルート(最適な迂回ルート)を検索し(ST214)、発行部110は、収納庫110aから供給される所定サイズに切断された磁気記録紙に対して、記録部110cにより振替乗車情報を記録して、返却部106を介して振替乗車情報が記録された振替乗車券を発行する(ST215)。なお、複数の輸送機関(例えば、鉄道+バス)を利用した振替ルートを検索した場合には、各輸送機関に対応した振替乗車情報を記録した複数枚の振替乗車券を発行する(ST215)。これにより、輸送機関毎に振替乗車券を使用することができる。つまり、最初に利用する輸送機関でこの輸送機関に対応する振替乗車券を回収されても、次に利用する輸送機関でこの輸送機関に対応する振替乗車券が利用できる。
また、振替乗車券は、次のようにして発行するようにしてもよい。自動改札機1の判定部107は、ホストコンピュータ2から送信される列車運行情報に基づき、入場を制限して振替乗車券を発行する振替モードを実行することができる。つまり、自動改札機1の設置駅で列車が運行していない場合に、自動改札機1は振替モードを実行する。振替モードの実行により、自動改札機1のドア開閉制御部109は、ドア108を制御して改札通路を閉鎖する。その上で、自動改札機1の受取部103は、シャッターを閉じることなく、乗車券や特急券を受け入れ可能として、磁気処理部104により磁気式の乗車券や特急券から乗車情報を読み取り、或いはアンテナ113及び無線リーダライタ114により無線式の乗車券や特急券から乗車情報を読み取り、読み取った乗車情報に基づき、振替乗車券の発行の必要性を認めると、振替ルート(最適な迂回ルート)を検索し、発行部110は、収納庫110aから供給される所定サイズに切断された磁気記録紙に対して、記録部110cにより振替乗車情報を記録して、返却部106を介して振替乗車情報が記録された振替乗車券を発行する。
上記発行される振替乗車券には、迂回乗車区間の振替乗車情報の磁気記録に加えて、振替輸送機関名、発着駅名、発着時刻などを印刷記録し、振替乗車を分かりやすく通知するようにしてもよい。また、複数の輸送機関に対応した複数の振替乗車券を発行する場合には、各振替乗車券に複数の輸送機関による迂回ルート(全迂回ルート)を印刷記録し、全迂回ルートをより分かりやすく通知するようにしてもよい。
さらに、判定部107が、読み取った乗車情報や個人情報から、提供情報の発行の必要性を認めると(ST216、YES)、発行部110は、収納庫110aから供給される所定サイズに切断された磁気記録紙に対して記録部110cにより提供情報を記録して、或いは収納庫110bから供給される所定サイズに切断された感熱記録紙に対して記録部110dにより提供情報を記録して、返却部106を介して提供情報が記録された情報案内券を発行する(ST217)。
例えば、事前に、ユーザが、パーソナルコンピュータや携帯電話等を利用して、ホストコンピュータ2に対して個人情報と提供情報の要否を登録することができる。ホストコンピュータ2は、登録された個人情報に対応付けられた乗車券の識別情報と提供情報の要否を自動改札機1へ送信する。自動改札機1はホストコンピュータ2から送信される乗車券の識別情報と提供情報の要否を受信し記憶し、この記憶した識別情報と提供情報の要否、及び乗車券から読み取った識別情報に基づき、提供情報の要否を判定する。自動改札機1は、提供情報を必要とする場合に限り、情報案内券を発行する。
また、ホストコンピュータ2から日替わりの提供情報(週末や月末の特典情報など)を送信し、或いは時間帯別の提供情報(ランチタイムの特典情報など)を送信し、自動改札機1により日替わりの提供情報が記録された情報案内券或いは時間帯別の提供情報が記録された情報案内券を発行するようにしてもよい。
なお、本発明の自動改札機1は、払戻し請求券、振替乗車券、情報案内券の全てを発行する機能を備える必要はなく、これら払戻し請求券、振替乗車券、情報案内券の少なくとも一つを発行する機能を備えるものであってもよい。また、これら払戻し請求券、振替乗車券、情報案内券は返却部106を介して発行されてもよいし、受取部103を介して発行されてもよい。
以下に、本発明の自動改札機1による情報物発行処理についてまとめる。
(1)自動改札機1は、ホストコンピュータ2から受け取った列車遅延情報及び特急券から読み取った情報に基づき、特急券が払戻し対象券かを判断し、払戻しが可能な場合には払戻し請求券を発行する。
列車遅れによる特急券の払戻しは、従来特定の駅でしか払戻しができず、また駅係員が払戻し対象かを本社に問い合わせていた。本発明により自動改札機1が、払戻し対象券かを判断するため払戻し手続きの処理時間を短縮できる。また自動改札機1から発行される払戻し請求券が、どこの駅でも払戻しできるため利用客に対するサービスが向上する。
(2)自動改札機1は、ホストコンピュータ2から受け取った列車運行情報(列車事故情報)及び乗車券等から読み取った情報に基づき、最適な迂回ルートを選び出し、振替乗車券を発行する。
列車事故等による振替券発行は、従来係員が利用客の乗車券を見て配布しており、駅の混雑がすさまじかった。本発明により事故時に停止しなければならなかった自動改札機1を使用して迂回ルートの振替乗車券を発行させ、利用客への待ち時間短縮によるサービス向上と、駅係員の対応を軽減させることができる。また、迂回ルートに複数の鉄道、バス等の交通機関が含まれるケースでは、これら複数の交通機関を乗り継げるように、各交通機関に対応した複数枚の振替乗車券を発行することができるため、従来の振替券1枚配布とは異なり利用者により便利な発行ができる。また、入場を制限して振替乗車券を発行する振替モードの実行により、自動改札機1を通過することなく、受取部103から振替乗車券を受け取ることもできる。
(3)自動改札機1は、ホストコンピュータ2から受け取った時刻表、お店情報、旅行案内など情報案内券を発行する。なお、事前に、磁気記録紙や感熱記録紙に提供情報を記録して情報案内券を用意しておくようにしてもよい。
駅周辺の情報は、従来駅構内にパンフレットなどを置いているが、差し替えなどで駅係員によるメンテナンスが大変であり、また利用客に確実に渡される保証はなかった。本発明により券と同じ幅の情報物を改札機内の収納庫に入れておけば、利用客が改札機を通過する都度、情報物を渡すことができる。
従来の自動改札機には情報物を発行する発想がなく、投入された券に対して所定の処理を行なうだけであった。本発明の自動改札機1は、投入された券に依存することなく、あらたに情報物を発行する機構を持ち、既存の券搬送部、記録部を利用して情報物を発行することができ、これにより利用客への情報提供サービスの向上を図ることができる。
なお、本願発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の一例に係る自動改札機による情報物の発行の様子を示す図である。 本発明の一例に係る自動改札機の概略構成を示すブロック図である。 図2に示す自動改札機による全体処理の一例を示すフローチャートである。 各種情報収集処理の一例を示すフローチャートである。 改札処理及び情報物発行処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1…自動改札機、101…主制御部、102…記憶部、103…受取部、104…磁気処理部、105…回収部、106…返却部、107…判定部、108…ドア、109…ドア開閉制御部、110…発行部、111…表示部、112…表示制御部、113…アンテナ、114…無線リーダライタ、115…通信部

Claims (10)

  1. 情報記憶媒体に記憶された乗車情報に基づき改札処理を行なう改札機であって、
    列車遅延情報を取得する取得手段と、
    情報記憶媒体に記憶された乗車情報を読み取る読取手段と、
    前記列車遅延情報及び前記乗車情報に基づき、前記乗車券媒体による乗車が料金払い戻しに該当するか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により料金払い戻しに該当するとの判断に基づき、料金払い戻し情報を記録した媒体を発行する発行手段と、
    を備えたことを特徴とする改札機。
  2. 情報記憶媒体に記憶された乗車情報に基づき改札処理を行なう改札機であって、
    列車遅延情報を取得する取得手段と、
    情報記憶媒体を受け取る受取手段と、
    前記情報記憶媒体に記憶された前記乗車情報を読み取る読取手段と、
    前記列車遅延情報及び前記乗車情報に基づき、前記乗車券媒体による乗車が料金払い戻しに該当するか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により料金払い戻しに該当するとの判断に基づき、前記受取手段により受け取られた前記乗車券媒体を回収する回収手段と、
    前記判断手段により料金払い戻しに該当するとの判断に基づき、料金払い戻し情報を記録した媒体を発行する発行手段と、
    を備えたことを特徴とする改札機。
  3. 情報記憶媒体に記憶された乗車情報に基づき改札処理を行なう改札機であって、
    列車運行情報を取得する取得手段と、
    情報記憶媒体に記憶された乗車情報を読み取る読取手段と、
    前記列車運行情報及び前記乗車情報に基づき、前記乗車券媒体により振替輸送を認めるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により振替輸送を認めるとの判断に基づき、振替情報を記録した媒体を発行する発行手段と、
    を備えたことを特徴とする改札機。
  4. 情報記憶媒体に記憶された乗車情報に基づき改札処理を行なう改札機であって、
    列車運行情報を取得する取得手段と、
    情報記憶媒体に記憶された乗車情報を読み取る読取手段と、
    前記列車運行情報及び前記乗車情報に基づき、前記乗車券媒体により振替輸送を認めるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により一つの輸送機関による振替輸送を認めるとの判断に基づき振替情報を記録した1枚の媒体を発行し、前記判断手段により複数の輸送機関による振替輸送を認めるとの判断に基づき各輸送機関に対応した振替情報を記録した複数枚の媒体を発行する発行手段と、
    を備えたことを特徴とする改札機。
  5. 情報記憶媒体に記憶された乗車情報に基づき改札処理を行なう改札機であって、
    列車運行情報を取得する取得手段と、
    情報記憶媒体を受け取る受取手段と、
    前記情報記憶媒体に記憶された乗車情報を読み取る読取手段と、
    前記取得手段により取得された前記列車運行情報から振替輸送が必要と判断したことに基づき、入場を制限する入場制限手段と、
    前記列車運行情報及び前記乗車情報に基づき、前記乗車券媒体により振替輸送を認めるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により振替輸送を認めるとの判断に基づき、前記受取手段を介して振替情報を記録した媒体を発行する発行手段と、
    を備えたことを特徴とする改札機。
  6. 情報記憶媒体に記憶された乗車情報に基づき改札処理を行なう改札機であって、
    提供情報を取得する取得手段と、
    情報記憶媒体に記憶された乗車情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段による前記乗車情報の読み取りに基づき、所定のタイミングで前記提供情報を記録した媒体を発行する発行手段と、
    を備えたことを特徴とする改札機。
  7. 情報記憶媒体に記憶された乗車情報に基づき改札処理を行なう改札機であって、
    提供情報及びこの提供情報の要否を識別するために事前に登録された登録識別情報を取得する取得手段と、
    情報記憶媒体に記憶された識別情報及び乗車情報を読み取る読取手段と、
    前記取得手段により取得された前記登録識別情報及び前記読取手段により読み取られた前記識別情報とを照合し前記提供情報の要否を判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記提供情報が必要との判断に基づき、所定のタイミングで前記提供情報を記録した媒体を発行する発行手段と、
    を備えたことを特徴とする改札機。
  8. 情報記憶媒体に記憶された乗車情報に基づき改札処理を行なう改札処理方法において、
    列車遅延情報を取得し、
    情報記憶媒体に記憶された乗車情報を読み取り、
    前記列車遅延情報及び前記乗車情報に基づき、前記乗車券媒体による乗車が料金払い戻しに該当するか否かを判断し、
    前記判断により料金払い戻しに該当するとの判断に基づき、料金払い戻し情報を記録した媒体を発行する、
    ことを特徴とする改札処理方法。
  9. 情報記憶媒体に記憶された乗車情報に基づき改札処理を行なう改札処理方法において、
    列車運行情報を取得し、
    情報記憶媒体に記憶された乗車情報を読み取り、
    前記列車運行情報及び前記乗車情報に基づき、前記乗車券媒体により振替輸送を認めるか否かを判断し、
    前記判断により振替輸送を認めるとの判断に基づき、振替情報を記録した媒体を発行する、
    ことを特徴とする改札処理方法。
  10. 情報記憶媒体に記憶された乗車情報に基づき改札処理を行なう改札処理方法において、
    提供情報を取得し、
    情報記憶媒体に記憶された乗車情報を読み取り、
    前記乗車情報の読み取りに基づき、所定のタイミングで前記提供情報を記録した媒体を発行する、
    ことを特徴とする改札処理方法。
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