JP2007064339A - 流体圧シリンダ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 筺体1と、筺体1内に設けられた第1流体室29および第2流体室33と、第1流体室29の一方の壁面を形成するとともに、所定方向Cに移動可能に設けられた第1ピストン27と、第2流体室33の一方の壁面を形成するとともに、所定方向Cに移動可能に設けられた第2ピストン31と、第1流体室29と、第2流体室33とを連通させる連通流路35と、第1流体室29、第2流体室33および連通流路35に満たされた内部流体OLと、を有し、第2ピストン31の内部流体OLと接する面における所定方向に対する垂直面への投影面積が、第1ピストン27の内部流体OLと接する面における所定方向に対する垂直面への投影面積より大きくなるように形成され、第1ピストン27に外部から供給された供給流体ARの圧力が加えられることにより第2ピストン31が駆動されることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
例えば、比較的小型のシリンダにおいて大きな推力を得る場合には、供給される流体として油を用いて流体の供給圧力を高める油圧シリンダを選択することが多い。しかしながら、油圧シリンダを用いる場合には、加圧された油を供給する油圧装置などの付帯装置を必要とし、コスト、スペースともに不利になるという問題があった。
この構成のシリンダによれば、一般的なシリンダと比較して、供給エアの圧力をアウタピストンの受圧面とインナピストンの受圧面とで受けることができるため、発生する推力を略2倍に高めることができた。
さらに、内部に何重ものシリンダを内蔵させることにより、ピストンロッドが細くなり、剛性が低下するという問題があった。
エア供給のみで油圧供給の場合と同等の推力を発生させることができるとともに、小型化を図ることができる流体圧シリンダを提供することを目的とする。
本発明は、筺体と、該筺体内に設けられた第1流体室および第2流体室と、該第1流体室の一方の壁面を形成するとともに、所定方向に移動可能に設けられた第1ピストンと、前記第2流体室の一方の壁面を形成するとともに、前記所定方向に移動可能に設けられた第2ピストンと、前記第1流体室と、前記第2流体室とを繋ぐ連通流路と、前記第1流体室、前記第2流体室および前記連通流路に満たされた内部流体と、を有し、前記第2ピストンの前記内部流体と接する面における前記所定方向に対する垂直面への投影面積が、前記第1ピストンの前記内部流体と接する面における前記所定方向に対する垂直面への投影面積より大きくなるように形成され、前記第1ピストンに外部から供給された供給流体の圧力が加えられることにより第2ピストンが駆動される流体圧シリンダを提供する。
また、上述の特許文献1に開示されたシリンダと比較して、ピストンやロッドの内部にさらにピストンやロッドを配置する必要がないため、流体圧シリンダの小型化を図りやすくすることができる。
本発明によれば、内部流体に非圧縮性流体を用いているため、圧縮性流体を用いている場合と比較して、第2ピストンにより大きな推力を発生させることができる。つまり、内部流体に非圧縮性流体を用いることで、推力の一部が第2流体室内における内部流体の圧縮に消費されることを防止できるため、効率よく第2ピストンに推力を発生させることができる。
例えば、内部流体に非圧縮性流体である油を用いるとともに、供給流体に空気(エア)を用いることにより、流体圧シリンダに、エア供給のみで油圧供給の場合と同等の推力を発生させることができる。
つまり、開口部から供給流体を2つの小部屋に流入、流出させることにより、供給流体の圧力が第3ピストンにかかる。そのため、第3ピストンには供給流体に係る力が働き、供給流体に係る力はピストンロッドを介して第1ピストンに伝達される。
つまり、第3ピストンが受ける力は、供給流体の圧力と第3ピストンの投影面積の積であり、第1ピストンが受ける力は、内部流体の圧力と第1ピストンの投影面積の積である。両ピストンに働く力は釣合うため、第1ピストンに働く圧力は、第3ピストンに働く圧力に、第3ピストンの投影面積と第1ピストンの投影面積との比を掛けたものになる。そのため、第3ピストンで受けた供給流体の圧力は、第1流体室内の内部流体に増幅して伝達される。
本発明によれば、第2ピストンは付勢部材により第2流体室に向けて付勢されているため、第2流体室内の内部流体の圧力が低下した場合に、第2ピストンを第2流体室側へ確実に移動させることができる。
本発明によれば、片ロッド型の流体圧シリンダを実現することができる。
本発明によれば、両ロッド型の流体圧シリンダを実現することができる。
以下、本発明の第1の実施形態に係るエアハイドロ式シリンダついて図1から図3を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るエアハイドロ式シリンダの全体構成を説明する断面図である。
エアハイドロ式シリンダ(流体シリンダ)1は、図1に示すように、シリンダ本体(筺体)3と、シリンダ本体3の両端に配置された蓋5A,5Bとを備えている。
蓋5A,5Bは、ねじなどの固定部材を用いてシリンダ本体3に固定されている。
空気圧シリンダ7は、シリンダ本体3の一方の端面に開放されて形成され、当該開放部は蓋5Aにより塞がれている。第1油圧シリンダ9は、空気圧シリンダ7に対して開放されて形成されるとともに、第2油圧シリンダ11に対しては隔壁13により離間するように形成されている。第2油圧シリンダ11は、シリンダ本体3の他方の端面に開放されて形成されている。
作動室19A,19Bには、外部から流通孔21A,21Bを通じて所定圧力に加圧された供給エア(供給流体)ARが流入したり、作動室19A,19B内から供給エアが流出したりするように構成されている。
また、空気圧ピストン15の円周面には円環状のシール部材23が設けられ、作動室19A,19B間の空気の流通を防止している。空気圧ピストン15は、ピストンロッド25により後述する第1油圧ピストンと連結され、第1油圧ピストンとともに中心軸線C方向に移動するように構成されている。
なお、シール部材23としては、円環状に形成されたゴムリングなど、公知の部材を用いることができ、特に限定するものではない。
第1油圧ピストン27の円周面には円環状のシール部材23が設けられ、第1油圧室29内の油が空気圧室17側に流出することを防止している。
板状部37には油供給孔41が形成され、油供給孔41から第1油圧室29,連通流路35および第2油圧室33に油が供給される。油供給孔41には、第2油圧室33からの油流出を防止するネジ43が配置されている。
板状部37の円周面には円環状のシール部材23が設けられ、第2油圧室33内の油が空気圧室17側に流出することを防止している。
板状部37と蓋5Bとの間には複数のコイルバネ(付勢部材)45が、中心軸線Cを中心とした円周上に等間隔に配置されている。
蓋5Bには孔47が形成され、突出部39は孔47を通って外側に突出している。
隔壁孔51およびガイド孔53には円環状のシール部材23が設けられ、それぞれ第1油圧室29と第2油圧室33との間の油の流通と、第2油圧室33から外部への油の流出を防止している。
図2は、図1のエアハイドロ式シリンダ1において第2油圧ピストン31が前進した状態を説明する図である。
図1に示すのは、エアハイドロ式シリンダ1における第2油圧ピストン31が後退した状態であり、まず、この状態から第2油圧ピストン31が前進する際の動作を説明する。
作動室19Aに供給エアが供給されると、図2に示すように、空気圧ピストン15が供給エア圧により第2油圧室33方向(図2における右方向)に押され、第2油圧室33方向へ移動する。
空気圧ピストン15が移動すると、ピストンロッド25により連結された第1油圧ピストン27も同様に第2油圧室33方向へ移動する。
加圧された第1油圧室29の油の圧力は、連通流路35を介して第2油圧室33の油にも伝わる。第2油圧室33に伝わった油の圧力は、第2油圧ピストン31を押圧して蓋5B方向へ移動(前進)させる。
まず、エアハイドロ式シリンダ1が複動型シリンダの場合について説明する。
第2油圧ピストン31を、図2に示した状態から後退させる場合には、まず、供給エアを流通孔21Bから作動室19Bに供給するとともに、流通孔21Aから作動室19A内の供給エアを外部に流出させる。
作動室19Bに供給エアが供給されると、図1に示すように、空気圧ピストン15が作動室19A,19B内の供給エアの差圧により蓋5A方向(図1における左方向)に押され、蓋5A方向へ移動する。
空気圧ピストン15が移動すると、ピストンロッド25により連結された第1油圧ピストン27も同様に蓋5A方向へ移動する。
このとき、コイルバネ45は第2油圧ピストン31を第1油圧室29方向へ後退させる際の補助の役目を果たす。
第2油圧ピストン31を、図2に示した状態から後退させる場合には、まず、流通孔21Aから作動室19A内への供給エアの供給を停止し、作動室19A内の供給エア圧力を外部に開放する。すると、第1油圧室29および第2油圧室33内の油OLの圧力は減圧され、油OLが第2油圧ピストン31を押す力が減少する。
上述の油OLが第2油圧ピストン31を押す力よりもコイルバネ45が第2油圧ピストンを押す力が大きくなると、第2油圧ピストン31は第1油圧室29方向(図1における左方向)へ押され、後退する。
まず、空気圧室17に供給される供給エアの圧力をPa、空気圧ピストン15の供給エアと接する面における中心軸線C方向に対する垂直面への投影面積をSaとすると、供給エアにより空気圧ピストン15に作用する中心軸線C方向への力Faは、
Fa=Pa×Sa ・・・(1)
と表される。
空気圧ピストン15と第1油圧ピストン27とは、ピストンロッド25により連結されているため、力Faは第1油圧ピストン27にも作用する。
Py1=Fa/Sy1 ・・・(2)
と表される。
ここで、(1)式と(2)式とから、油圧Py1は、
Py1=Fa/Sy1=Pa×Sa/Sy1 ・・・(3)
と表すことができる。空気圧ピストン15の投影面積Saは、第1油圧ピストン27の投影面積Sy1より大きいため、Sa/Sy1>1となる。したがって、(3)式から第1油圧室29内の油圧Py1は、供給エアの圧力Paより高くなることが示されている。
Py2=Py1=Fa/Sy1 ・・・(4)
と表される。
Fy2=Py2×Sy2 ・・・(5)
と表される。
ここで、式(4)と式(5)とから、推力Fy2は、
Fy2=Fa×Sy2/Sy1 ・・・(6)
と表される。第2油圧ピストン31の投影面積Sy2は、第1油圧ピストン27の投影面積Sy1より大きいため、Sy2/Sy1>1となる。したがって、(6)式から第2油圧ピストン31に働く推力Fy2は、供給エアの圧力Paに基づく空気圧ピストン15に作用する力Faより大きくなっていることが示されている。
具体的には、エアハイドロ式シリンダ1にエアのみを供給した場合であっても、油圧供給のシリンダと同等の推力を発生させることができる。
また、上述の特許文献1に開示されたシリンダと比較して、ピストンやロッドの内部にさらにピストンやロッドを配置する必要がないため、エアハイドロ式シリンダ1の小型化を図りやすくすることができる。
つまり、非圧縮性流体の油を用いることで、推力の一部が第2油圧室33内における流体の圧縮に消費されることを防止できるため、効率よく第2油圧ピストン31に推力Fy2を発生させることができる。
つまり、流通孔21A,21Bから供給エアを作動室19A,19Bに流入、流出させることにより、供給エアの圧力が空気圧ピストン15にかかる。そのため、空気圧ピストン15には供給エアによる力Faが働き、力Faはピストンロッド25を介して第1油圧ピストン27に伝達される。
つまり、空気圧ピストン15が受ける力Faは、供給エアの圧力Paと空気圧ピストン15の投影面積Saの積であり、第1油圧ピストン27が受ける力は、油の圧力Py1と第1油圧ピストン27の投影面積Sy1の積である。両ピストン15,27に働く力は釣合うため、第1油圧ピストン27に働く圧力Py1は、空気圧ピストン15に働く圧力Paに、投影面積Saと投影面積Sy1の比(Sa/Sy1)を掛けたものになる。そのため、空気圧ピストン15で受けた供給エアの圧力Paは、第1油圧室29内の油OLに増幅して伝達される。
また、油圧装置を必要としないため、油圧装置に起因する振動が発生しない。また、油圧装置から圧力変動のある油圧が供給されないため、油圧の変動に基づくシリンダの振動発生を防止できる。
さらに、油圧装置を用いないため、油圧装置とシリンダとの間で油の供給を行なう油圧ホース等の配管部品を必要としない。油圧用の配管部品は空気圧用の配管部品と比較して、高圧に耐える必要があるため、大きく、強固に作られている。そのため、油圧用の配管部品を必要としないことから、作業性の容易さと組み立てコストの低減、配管スペースの削減を行うことができる。
なお、上述のように、ガイドロッド49とガイド孔53とを相対移動可能に挿通させることにより、第2油圧ピストン31の姿勢を安定させてもよいし、第2油圧ピストン31の姿勢が安定するのであれば、図3に示すように、ガイドロッド49およびガイド孔53を設けなくても構わない。
次に、本発明の第2の実施形態について図4を参照して説明する。
本実施形態のエアハイドロ式シリンダの基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態では片ロッド式のエアハイドロ式シリンダに適用したのに対して、両ロッド式のエアハイドロ式シリンダに適用した点が異なっている。よって、本実施形態においては、図4を用いて第1の実施形態とは異なる構成要素のみを説明し、同一の構成要素等の説明を省略する。
図4は、本実施形態に係るエアハイドロ式シリンダの全体構成を説明する断面図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
第1のシリンダ本体103Aと第2のシリンダ本体103Bとはネジなどの固定部材を用いて互いに固定されている。
図4に示すのは、エアハイドロ式シリンダ101における第1のシリンダ本体103Aの第2油圧ピストン31が前進した状態であり、第2のシリンダ本体103Bの油圧ピストン31が後退した状態である。
第1のシリンダ本体103Aにおける第2油圧ピストン31が前進および後退する際の動作は第1の実施形態と同様であるのでその説明を省略する。
第2のシリンダ本体103Bにおける第2油圧ピストン31を前進させる場合には、まず、供給エアを流通孔21Bから作動室19Bに供給するとともに、流通孔21Aから作動室19A内の供給エアを外部に流出させる。
作動室19Bに供給エアが供給されると、空気圧ピストン15が供給エア圧により図4における左方向に押され、第2のシリンダ本体103Bにおける第2油圧室33方向へ移動する。
以後の作用については、第1の実施形態と同様であるのでその説明を省略する。
例えば、上記の実施の形態においては、空気を供給することにより駆動されるエアハイドロ式シリンダに適用して説明したが、圧縮性流体である空気により駆動されるエアハイドロ式シリンダに限られることなく、非圧縮性流体等、その他各種の流体により駆動されるシリンダに適用することができるものである。
非圧縮性流体により駆動されるシリンダ場合には、空気などの圧縮性流体により駆動される場合と比較すると、より大きな推力を第2油圧ピストンに発生させることができる。
3 シリンダ本体(筺体)
15 空気圧ピストン(第3ピストン)
17 空気圧室(第3流体室)
19A,19B 作動室(小部屋)
21A,21B 流通孔(開口部)
25 ピストンロッド
27 第1油圧ピストン(第1ピストン)
29 第1油圧室(第1流体室)
31 第2油圧ピストン(第2ピストン)
33 第2油圧室(第2流体室)
35 連通流路
45 コイルバネ(付勢部材)
49 ガイドロッド(ガイド部材)
53 ガイド孔(貫通孔)
103A 第1のシリンダ本体(筺体)
103B 第2のシリンダ本体(筺体)
C 中心軸線(所定方向)
AR 供給エア(供給流体)
OL 油(内部流体)
Sa,Sy1,Sy2 投影面積
Claims (11)
- 筺体と、
該筺体内に設けられた第1流体室および第2流体室と、
該第1流体室の一方の壁面を形成するとともに、所定方向に移動可能に設けられた第1ピストンと、
前記第2流体室の一方の壁面を形成するとともに、前記所定方向に移動可能に設けられた第2ピストンと、
前記第1流体室と、前記第2流体室とを繋ぐ連通流路と、
前記第1流体室、前記第2流体室および前記連通流路に満たされた内部流体と、を有し、
前記第2ピストンの前記内部流体と接する面における前記所定方向に対する垂直面への投影面積が、前記第1ピストンの前記内部流体と接する面における前記所定方向に対する垂直面への投影面積より大きくなるように形成され、
前記第1ピストンに外部から供給された供給流体の圧力が加えられることにより、前記第2ピストンが駆動される流体圧シリンダ。 - 前記内部流体が非圧縮性流体である請求項1記載の流体圧シリンダ。
- 前記筺体には第3流体室が設けられ、
該第3流体室内には、該第3流体室を2つの小部屋に区切るとともに、前記所定方向に移動可能に設けられた第3ピストンが設けられ、
前記第1ピストンと前記第3ピストンとの間には、前記第1ピストンと前記第3ピストンとを連動して移動させるピストンロッドが設けられ、
前記2つの小部屋には、それぞれ外部から供給流体を流入、流出させる開口部が設けられている請求項1または2に記載の流体圧シリンダ。 - 前記第3ピストンの前記供給流体と接する面における前記所定方向に対する垂直面への投影面積が、前記第1ピストンの前記内部流体と接する面における前記所定方向に対する垂直面への投影面積より大きくなるように形成されている請求項3記載の流体圧シリンダ。
- 前記第2ピストンには、前記第2ピストンを前記第2流体室に向けて付勢する付勢部材が設けられている請求項1から4のいずれかに記載の流体圧シリンダ。
- 前記第2ピストンを前記第2流体室から前記第2ピストンに向かう方向に動作させるときには、前記第3流体室に外部から所定圧力の供給流体が供給され、
前記第2ピストンを前記第2流体室に向けて移動させるときには、前記第3流体室内の供給流体の圧力が前記所定圧力より減圧される請求項5記載の流体圧シリンダ。 - 前記第2ピストンを前記所定方向の一方に動作させるときには、
前記2つの小部屋の一方に、外部から所定圧力の供給流体が供給されるとともに、前記2つの小部屋の他方は、内部の供給流体の圧力が前記所定圧力より減圧され、
前記第2ピストンを前記所定方向の他方に動作させるときには、
前記2つの小部屋の他方に、外部から所定圧力の供給流体が供給されるとともに、前記2つの小部屋の一方は、内部の供給流体の圧力が前記所定圧力より減圧される請求項3または4に記載の流体圧シリンダ。 - 前記第2ピストンを前記所定方向の一方に動作させるときには、
前記2つの小部屋の一方に、外部から所定圧力の供給流体が供給されるとともに、前記2つの小部屋の他方は、内部の供給流体の圧力が前記所定圧力より減圧され、
前記第2ピストンを前記所定方向の他方に動作させるときには、
前記2つの小部屋の他方に、外部から所定圧力の供給流体が供給されるとともに、前記2つの小部屋の一方は、内部の供給流体の圧力が前記所定圧力より減圧され、
前記付勢部材が、常に、前記第2ピストンを前記第2流体室方向に押圧する請求項5記載の流体圧シリンダ。 - 前記筐体には、それぞれ1つの前記第1流体室と、前記第2流体室と、前記第3流体室と、前記第1ピストンと、前記第2ピストンと、前記第3ピストンとが設けられ、
前記第3ピストンの一方の面にのみ、前記ピストンロッドが設けられている請求項6から8のいずれかに記載の流体圧シリンダ。 - 前記筐体には、それぞれ2つの前記第1流体室と、前記第2流体室と、前記第1ピストンと、前記第2ピストンと、それぞれ1つの前記第3流体室と、前記第3ピストンとが設けられ、
前記第3ピストンの一方および他方の面に前記ピストンロッドが設けられ、前記第3流体室および第3ピストンとの両側に、それぞれ前記第1流体室と、前記第2流体室と、前記第1ピストンと、前記第2ピストンとが配置されている請求項6から8のいずれかに記載の流体圧シリンダ。 - 前記第1ピストンの中心軸線と、前記第2ピストンの中心軸線とが一致するように配置され、
前記第2ピストンには、前記第2ピストンと中心軸線を共有する貫通孔が形成され、
前記第1ピストンには、前記第1ピストンと中心軸線を共有する円柱状のガイド部材が形成され、
前記ガイド部材が、前記貫通孔に相対移動可能に挿入されている請求項1から10のいずれかに記載の流体圧シリンダ。
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