JP2007063269A - 多孔性金属錯体の製造方法、多孔性金属錯体、吸着材、分離材、ガス吸着材及び水素吸着材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 中心金属と、複素環骨格及びカルボキシレート基を有する有機配位子とを備える金属錯体の三次元的多孔性骨格構造を含む多孔性金属錯体の製造方法であって、有機配位子の塩を複素環カルボン酸金属塩として調製し、中心金属の塩を第2の金属塩として調製し、複素環カルボン酸金属塩及び第2の金属塩を反応させる。
【選択図】 なし
Description
本発明の第一実施形態に係る多孔性金属錯体(多孔性架橋金属錯体)の製造方法について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る多孔性金属錯体の一例の結晶構造1(以下、しばしば三次元的多孔性骨格構造1とする)を示す模式図である。この結晶構造1は、2個の銅イオンを中心金属2とした二核錯体であり、中心金属2の周りにRで示す構造を有する置換基からなる複素環カルボン酸イオンが有機配位子として配位されて配位結合部3を形成している。各複素環カルボン酸イオンは2つのカルボキシレート基を有し、このカルボキシレート基の2つの酸素原子を介して中心金属2である銅イオンに配位することにより、2つの銅イオンを4つの格子点とする環(空隙)が縮合した格子状の2次元構造(複素環カルボン酸金属錯体)M1が形成されている。この二次元格子構造M1を単位モチーフ、つまり、基本的繰り返しパターンとして積層し、各二次元格子構造M1を架橋配位子4であるトリエチレンジアミンで架橋することにより三次元的多孔性骨格構造からなる架橋金属錯体が形成されている。架橋配位子4であるトリエチレンジアミンは、2個の配位基で中心金属2である銅イオンに配位している二座配位子である。この構造では、中心金属2と配位結合部3によって画成された空隙GP1を有し、複数の二次元構造M1の各空隙列がc軸方向に一列に整列し、一次元のチャネルを複数形成している。
(XOOC)n1−R−(COOX’)n2 ・・・(I)
(ただし、Rは複素環を含み、Xは水素原子、アルカリ金属又はアルカリ土類金属を示し、X’はXと同一又は異なるアルカリ金属又はアルカリ土類金属を示し、n1及びn2は整数を示し、1≦n1≦8、0≦n2≦8である。)で表される複素環カルボン酸誘導体からなることが好ましい。
次に、本発明の第二実施形態に係る多孔性金属錯体(多孔性架橋金属錯体)の製造方法について説明する。本実施の形態に係る多孔性金属錯体の製造方法は、図1に示す多孔性金属錯体の三次元的多孔性骨格構造1を、有機配位子の塩を複素環カルボン酸金属塩として調製し、中心金属2の塩を第2の金属塩として調製し、複素環カルボン酸金属塩及び第2の金属塩を反応させ、この反応において、中心金属に2座配位可能な架橋配位子を、複素環カルボン酸金属塩及び第2の金属塩と同時に加えることによって製造する。本実施の形態では、複素環カルボン酸金属塩と第2の金属塩との反応の際に、中心金属2に2座配位可能な架橋配位子4を加えることにより、二次元格子構造M1からなる単位モチーフが形成されると同時に、架橋配位子4が二次元格子構造M1間を架橋して三次元的多孔性骨格構造1を形成する。この反応において、有機配位子となる化合物を金属塩とすることで化合物が解離しやすくなり、溶媒に対して溶解度が高くなるため、従来に比べて必要溶媒量が少なくてすみ、反応時間も短縮できる。また、複素環カルボン酸金属塩及び第2の金属塩は解離しやすいので反応性が高く、反応温度の低下、単位時間当たりの生産性及び収率の増加が期待でき、製造コストを削減できる。
(XOOC)n1−R−(COOX’)n2 ・・・(I)
(ただし、Rは複素環を含み、Xは水素原子、アルカリ金属又はアルカリ土類金属を示し、X’はXと同一又は異なるアルカリ金属又はアルカリ土類金属を示し、n1及びn2は整数を示し、1≦n1≦8、0≦n2≦8である。)で表される複素環カルボン酸誘導体からなることが好ましい。
実施例1 {Cu(OOC−C2N4−COO)−1/2C6H12N2}nの合成
複素環カルボン酸誘導体として1,2,4,5−テトラジン−3,6−ジカルボン酸二ナトリウムを、第2の金属塩として硫酸銅五水和物を、架橋配位子としてトリエチレンジアミンを用いた。まず、テトラジンジカルボン酸二ナトリウム2.14[g]を含むメタノール溶液に硫酸銅五水和物2.50[g]を含むメタノール溶液を濾過しながら加えた。加熱攪拌後、得られた反応混合物にトリエチレンジアミン0.56[g]を含むトルエン溶液を加え、更に加熱攪拌した。析出した固体を吸引濾過により回収し、真空乾燥を行い、目的物を得た。
複素環カルボン酸誘導体として1,2,4,5−テトラジン−3,6−ジカルボン酸二ナトリウムを、第2の金属塩として酢酸ロジウム二水和物を、架橋配位子としてトリエチレンジアミンを用いた。まず、テトラジンジカルボン酸二ナトリウム2.14[g]を含むメタノール溶液に酢酸ロジウム二水和物4.78[g]を含むメタノール溶液を濾過しながら加えた。加熱攪拌後、得られた反応混合物にトリエチレンジアミン0.56[g]を含むトルエン溶液を加え、更に加熱攪拌した。析出した固体を吸引濾過により回収し、真空乾燥を行い、目的物を得た。
複素環カルボン酸誘導体として1,2,4,5−テトラジン−3,6−ジカルボン酸のイオン交換により合成したテトラジンジカルボン酸二カリウムを、第2の金属塩として硫酸銅五水和物を、架橋配位子としてトリエチレンジアミンを用いた。まず、テトラジンジカルボン酸二カリウム2.46[g]を含むメタノール溶液に硫酸銅五水和物2.50[g]を含むメタノール溶液を濾過しながら加えた。加熱攪拌後、得られた反応混合物にトリエチレンジアミン0.56[g]を含むトルエン溶液を加え、更に加熱攪拌した。析出した固体を吸引濾過により回収し、真空乾燥を行い、目的物を得た。
複素環カルボン酸誘導体として2,5−チオフェンジカルボン酸のイオン交換により合成したチオフェンジカルボン酸二ナトリウムを、第2の金属塩として硫酸銅五水和物を、架橋配位子としてトリエチレンジアミンを用いた。まず、チオフェンジカルボン酸二ナトリウム2.16[g]を含むメタノール溶液に硫酸銅五水和物2.50[g]を含むメタノール溶液を濾過しながら加えた。加熱攪拌後、得られた反応混合物にトリエチレンジアミン0.56[g]を含むトルエン溶液を加え、更に加熱攪拌した。析出した固体を吸引濾過により回収し、真空乾燥を行い、目的物を得た。
複素環カルボン酸誘導体として1,2,4,5−テトラジン−3,6−ジカルボン酸二ナトリウムを、第2の金属塩として硫酸銅五水和物を、架橋配位子としてトリエチレンジアミンを用いた。テトラジンジカルボン酸二ナトリウム2.14[g]、硫酸銅五水和物2.50[g]、トリエチレンジアミン0.56[g]をメタノールに溶解し、攪拌後室温にて放置した。析出した固体を吸引濾過により回収し、真空乾燥を行い、目的物を得た。
複素環カルボン酸誘導体として1,2,4,5−テトラジン−3,6−ジカルボン酸二ナトリウムを、第2の金属塩として酢酸ロジウム二水和物を、架橋配位子としてトリエチレンジアミンを用いた。テトラジンジカルボン酸二ナトリウム2.14[g]、酢酸ロジウム二水和物2.39[g]、トリエチレンジアミン0.56[g]をメタノールに溶解し、攪拌後室温にて放置した。析出した固体を吸引濾過により回収し、真空乾燥を行い、目的物を得た。
複素環カルボン酸誘導体として1,2,4,5−テトラジン−3,6−ジカルボン酸のイオン交換により合成したテトラジンジカルボン酸二カリウムを、第2の金属塩として硫酸銅五水和物を、架橋配位子としてトリエチレンジアミンを用いた。テトラジンジカルボン酸二カリウム2.46[g] 、硫酸銅五水和物2.50[g]、トリエチレンジアミン0.56[g]をメタノールに溶解し、攪拌後室温にて放置した。析出した固体を吸引濾過により回収し、真空乾燥を行い、目的物を得た。
複素環カルボン酸誘導体として2,5−チオフェンジカルボン酸のイオン交換により合成したチオフェンジカルボン酸二ナトリウムを、第2の金属塩として硫酸銅五水和物を、架橋配位子としてトリエチレンジアミンを用いた。チオフェンジカルボン酸二ナトリウム2.16[g] 、硫酸銅五水和物2.50[g]、トリエチレンジアミン0.56[g]をメタノールに溶解し、攪拌後室温にて放置した。析出した固体を吸引濾過により回収し、真空乾燥を行い、目的物を得た。
複素環カルボン酸として1,2,4,5−テトラジン−3,6−ジカルボンを用いた。まず、テトラジンジカルボン酸0.58[g]と硫酸銅五水和物0.85[g]を無水エタノールに溶解し、反応液を室温〜40[℃]で数日間加熱攪拌した。得られた反応混合物にトリエチレンジアミン0.19[g]の無水トルエン溶液を加え、オートクレーブを用いて120[℃]で3[時間]加熱攪拌した。得られた沈殿を濾過、メタノールで洗浄し、100[℃]にて減圧乾燥することによって目的物を得た。
複素環カルボン酸として2,5−チオフェンジカルボン酸を用いた。まず、チオフェンジカルボン酸0.59[g]と硫酸銅五水和物0.85[g]を無水エタノールに溶解し、反応液を室温〜40[℃]で数日間加熱攪拌した。得られた反応混合物にトリエチレンジアミン0.19[g]の無水トルエン溶液を加え、オートクレーブを用いて120[℃]で3[時間]加熱攪拌した。得られた沈殿を濾過、メタノールで洗浄し、100[℃]にて減圧乾燥することによって目的物を得た。
実施例1及び実施例2で得られた試料について、ガス貯蔵能力を測定した。測定方法は、JIS H 7201の水素吸蔵放出測定試験に従った。試料を秤量して測定用耐圧試料管に入れ、200[℃]で3[時間]真空引きして試料管内に残留しているガスを放出させて、水素が吸蔵されていない原点を得た後測定を行った。測定温度は25[℃]とした。その後大気圧まで減圧して水素放出量の確認を行った。
合成した試料の結晶構造の確認にはマックスサイエンス社製X線回折装置(MXP 18VAHF)を用い、電圧40[kV]、電流300[mA]、X線波長CuKαで測定を行った。
合成した試料の組成は、元素分析により確認した。炭素、水素、窒素の確認にはJPI-5S-65-2004に記載の方法を用い、金属元素の確認には誘導結合プラズマ発光分光分析法を用いた。
2 中心金属
3 配位結合部
4 架橋配位子
M1 二次元格子構造
Claims (26)
- 中心金属と、複素環骨格及びカルボキシレート基を有する有機配位子とを備える金属錯体の三次元的多孔性骨格構造を含む多孔性金属錯体の製造方法であって、
前記有機配位子の塩を複素環カルボン酸金属塩として調製し、
前記中心金属の塩を第2の金属塩として調製し、
前記複素環カルボン酸金属塩及び第2の金属塩を反応させることを特徴とする多孔性金属錯体の製造方法。 - 前記反応において、前記中心金属に2座配位可能な架橋配位子を加えることを特徴とする請求項1に記載の多孔性金属錯体の製造方法。
- 前記反応において、前記架橋配位子を同時に加えることを特徴とする請求項2に記載の多孔性金属錯体の製造方法。
- 前記架橋配位子は、トリエチレンジアミン又はピラジンを含むことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の多孔性金属錯体の製造方法。
- 前記複素環カルボン酸金属塩は、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の塩を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の多孔性金属錯体の製造方法。
- 前記複素環カルボン酸金属塩は、次の一般式(I)
(XOOC)n1−R−(COOX’)n2 ・・・(I)
(ただし、Rは複素環を含み、Xは水素原子、アルカリ金属又はアルカリ土類金属を示し、X’はXと同一又は異なるアルカリ金属又はアルカリ土類金属を示し、n1及びn2は整数を示し、1≦n1≦8、0≦n2≦8である。)で表される複素環カルボン酸誘導体を含むことを特徴とする請求項5に記載の多孔性金属錯体の製造方法。 - 前記Xは、Na又はKを含むことを特徴とする請求項6に記載の多孔性金属錯体の製造方法。
- 前記Rは環骨格内にN、O、S、P、B、As、Si、Sb及びHgを含む元素群から選択される元素を含むことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の多孔性金属錯体の製造方法。
- 前記第2の金属塩は、2〜4価の金属を含む金属群から選択された金属を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の多孔性金属錯体の製造方法。
- 前記第2の金属塩は2価の金属を含むことを特徴とする請求項10に記載の多孔性金属錯体の製造方法。
- 前記第2の金属塩は、Cu、Zn、Mo、Ru、Cr、Ni及びRhを含む金属群から選択された金属を含むことを特徴とする請求項11に記載の多孔性金属錯体の製造方法。
- 前記第2の金属塩は、硝酸塩、硫酸塩、酢酸塩、炭酸塩及び蟻酸塩を含む金属塩群から選択される金属塩を含むことを特徴とする請求項10乃至請求項12のいずれか一項に記載の多孔性金属錯体の製造方法。
- 前記複素環カルボン酸金属塩の調製は、前記複素環カルボン酸金属塩を第1の溶媒に溶解して第1の溶液を得ることを含み、
前記第2の金属塩の調製は、前記第2の金属塩を第2の溶媒に溶解して第2の溶液を得ることを含み、
前記反応は、前記第1及び第2の溶液を混合することを含むことを特徴とする請求項1に記載の多孔性金属錯体の製造方法。 - 前記第1及び第2の溶媒の一方は、N,N’−ジメチルホルムアミド、N,N’-ジエチルホルムアミド、水、アルコール類、テトラヒドロフラン、ベンゼン、トルエン、ヘキサン、アセトン及びアセトニトリルを含む溶媒群から選択された溶媒を含むことを特徴とする請求項14に記載の多孔性金属錯体の製造方法。
- 前記第1及び第2の溶媒の一方は、N,N’−ジメチルホルムアミド、N,N’-ジエチルホルムアミド、水、アルコール類を含む溶媒群から選択された溶媒を含むことを特徴とする請求項15に記載の多孔性金属錯体の製造方法。
- 前記複素環カルボン酸金属塩の調製、前記第2の金属塩の調製及び前記反応のいずれか一つは、前記第1又は第2の溶液に超音波を照射することを含むことを特徴とする請求項14乃至請求項16のいずれか一項に記載の多孔性金属錯体の製造方法。
- 前記多孔性金属錯体は、1[L]の水に500[mg]の割合で溶解したときに8〜10のpHを有することを特徴とする請求項1乃至請求項17のいずれか一項に記載の多孔性金属錯体の製造方法。
- 前記反応は、1[L]の水に500[mg]の割合で溶解したときに10〜500[ppm]の濃度を有する硝酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、蟻酸ナトリウム、硝酸カリウム、硫酸カリウム、酢酸カリウム、炭酸カリウム及び蟻酸カリウムを含む金属塩群から選択された、金属塩を副生成物として得ることを含むことを特徴とする請求項1乃至請求項18のいずれか一項に記載の多孔性金属錯体の製造方法。
- 請求項1乃至請求項19のいずれか一項に係る多孔性金属錯体の製造方法により得られたことを特徴とする多孔性金属錯体。
- 前記多孔性金属錯体は、請求項19に係る副生成物を残留物として含むことを特徴とする請求項20に記載の多孔性金属錯体。
- 前記骨格構造内に取り込まれた気体又は液体を有することを特徴とする請求項20又は請求項21に記載の多孔性金属錯体。
- 請求項20乃至請求項22のいずれか一項に係る多孔性金属錯体を含むことを特徴とする吸着材。
- 請求項20乃至請求項22のいずれか一項に係る多孔性金属錯体を含むことを特徴とする分離材。
- 請求項20乃至請求項22のいずれか一項に係る多孔性金属錯体を含むことを特徴とするガス吸着材。
- 請求項20乃至請求項22のいずれか一項に係る多孔性金属錯体を含むことを特徴とする水素吸着材。
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