JP2007060530A - 駆動機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】
簡素且つコンパクトな構成であり、比較的低電力で大きな動作を行える駆動機構を提供する。
【解決手段】
形状記憶合金SMAが、被駆動体Dの移動方向に対して非平行であり、且つ第1の当接点C1と支軸Pの揺動軸線とを含む平面に対して非平行であるように配置されているので、例えば比較例1に対しては、被駆動体Dの移動方向における寸法を小さく抑えることができる。又、比較例2に対しては、形状記憶合金SMAの変形力を、効率よくレバー部材Lの回動に変換でき、少ない電力の供給で被駆動体Dを上昇させることができ省エネを図れる。更に、レバー部材Lに対して傾けて形状記憶合金SMAを配置するので、レバー部材Lの先端近傍に干渉物(例えば被駆動体Dの一部)があっても、これを避けて形状記憶合金SMAを配置することが容易である。
【選択図】 図14

Description

本発明は、駆動機構に関し、例えばCCD型イメージセンサあるいはCMOS型イメージセンサ等の固体撮像素子を用いた撮像装置などに用いられると好適な駆動機構に関する。
近年、CCD(Charge Coupled Device)型あるいはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の固体撮像素子を用いた撮像装置の高性能化に伴い、オートフォーカス機構(以降AF機構という)を備えた撮像装置が搭載された携帯電話が普及しつつある。ここで、携帯電話は衣服のポケットなどに収容されて持ち運びされる場合もあるため、多機能であってもコンパクトであることが要求されている。ところが、撮影レンズを駆動するために、一般的なモータやアクチュエータを用いると、比較的大きな設置スペースが必要となるという問題がある。
これに対し、特許文献1には、カムと一体的に回転するゼネバ機構を、形状記憶合金と組み合わせ、光学素子の位置をカムで段階的に選択する構成が開示されている。かかる従来技術によれば、形状記憶合金を用いることで簡素な駆動装置を実現している。
特開昭63−193116号公報 特開平6−230457号公報 特許第2736694号明細書
しかしながら、特許文献1の技術では、光学素子に対し光軸方向の前後にゼネバ機構を設ける必要があり、例えば光軸方向の寸法制限が厳しい携帯電話に組み込むことが困難であるという問題がある。又、ゼネバ機構を設けることにより部品点数が増大し、コストの増大を招くという問題もある。
一方、特許文献2には、形状記憶合金の駆動力とばねの付勢力との釣り合いにより、レバーを任意の位置に回動させる駆動機構が開示されている。ところが、特許文献2の技術では、形状記憶合金とばねを対向させた上で、その間にレバーを配置する構成であるため、小型化が困難であるという問題がある。又、小型化するために形状記憶合金を、レバーの移動方向に対し傾けて(例えば特許文献2の図32で紙面に対して垂直方向にシフトして)配置すると、レバーの支軸部分に発生する摩擦力による力の損失が大きくなり、レバーの回動が渋くなる恐れがある。
更に、特許文献3には、回動部材の支軸と、回動部材の直進移動部材との結合部を結ぶ直線とほぼ平行に形状記憶合金の線を張り、形状記憶合金の歪み変位を拡大して直線移動部材に伝達する直線運動アクチュエータが開示されている。しかるに、特許文献3の直線運動アクチュエータは、レバー全長に及ぶ長い形状記憶合金が必要で、これを変形させるためには、大きな電力、特に高い電圧が必要であり省エネが図れず、更に携帯電話など小型の携帯機器等に組み込む場合に提供される低い電圧条件のもとでは十分な駆動が困難であり、それを補うべく昇圧回路等を設けるとコスト高を招くという問題がある。又、回動部材と平行に形状記憶合金を張ると、回動部材の近傍、特に回動部材の先端側に十分なスペースが必要になり、駆動装置のサイズを小さくできないという問題もある。
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、簡素且つコンパクトな構成であり、比較的低電力で大きな動作を行える駆動機構を提供することを目的とする。
請求項1に記載の駆動機構は、
固定部と、
被駆動体に対して第1の当接点で当接し、前記固定部に対して揺動軸線回りに揺動するレバー部材と、
前記固定部と前記レバー部材とを連結する形状記憶合金と、を有し、
前記形状記憶合金は、前記被駆動体の移動方向に対して非平行であり、且つ前記第1の当接点と前記揺動軸線とを含む平面に対して非平行であるように配置されていることを特徴とする。
本発明の効果について、図面を参照して説明する。図12、13は、比較例1,2にかかる駆動機構を示す概略構成図であり、図14は、本発明の一例にかかる駆動機構を示す概略構成図である。
まず、図12に示す比較例1において、フレームFに固定された固定部Bに対して、紙面に垂直方向に延在する揺動軸線を中心とする支軸P回りに、揺動可能にレバー部材Lが取り付けられている。レバー部材Lは、第1の当接点C1で被駆動体Dに当接している。固定部Bの上部は被駆動体Dの上方に張り出しており、ここにワイヤ状の形状記憶合金SMAの両端が固定されている。形状記憶合金SMAの中央部は、レバー部材Lの突起に引っかけられている。なお、形状記憶合金SMAは、レバー部材Lの移動方向に延在している(図12(a)参照)。かかる状態で、形状記憶合金SMAに通電すると、形状記憶合金が付与された電力に応じて歪みを生じて短縮し、レバー部材Lを支軸P回りに回動させる(図12(b)参照)ため、被駆動体Dを自重に抗して上昇させることができる。
比較例1の場合、固定部Bの上部を被駆動体Dの上方に張り出す必要があるので、被駆動体Dの移動方向の寸法が大きくなるという問題がある。又、固定部Bの上部張り出し部が、形状記憶合金SMAを片持ち状に支持する場合、その剛性を確保するために、肉厚の増大などが必要となって、固定部Bの寸法増大を更に招くという問題がある。
次に、図13に示す比較例2において、フレームFに固定された固定部Bに対して、紙面に垂直方向に延在する揺動軸線を中心とする支軸P回りに、揺動可能にレバー部材Lが取り付けられている。レバー部材Lは、第1の当接点C1で被駆動体Dに当接している。固定部Bにおける支軸Pの近傍に、ワイヤ状の形状記憶合金SMAの両端が固定されている。形状記憶合金SMAの中央部は、レバー部材Lの突起に引っかけられている。なお、形状記憶合金SMAは、第1の当接点と揺動軸線とを含む平面に対して平行に延在している(図13(a)参照)。かかる状態で、形状記憶合金SMAに通電すると、形状記憶合金が付与された電力に応じて歪みを生じて短縮し、レバー部材Lを支軸P回りに回動させる(図13(b)参照)ため、被駆動体Dを自重に抗して上昇させることができる。
特許文献3の従来技術に類似する比較例2の場合、レバー部材Lの移動方向の寸法は小さくなるが、形状記憶合金SMAが変形した場合、その変形力の大部分は支軸Pで支持されて摩擦力を増大させる一方、レバー部材Lの回動に用いられるのは残りの分力のみとなる。従って、静止しているレバー部材Lを回動させる際に、形状記憶合金SMAに電圧を印加していったとき、静摩擦力にうち勝った瞬間に突然移動が始まるなど、動作をスムーズに制御できない恐れがある。又、被駆動体Dの自重が比較的大きい場合、形状記憶合金SMAに高い電圧を印加する必要が生じ、省エネが図れない。又、場合によっては昇圧回路などを設ける必要が生じ、コスト高を招く恐れもある。
これに対し本発明によれば、図14に示すように、形状記憶合金SMAが、被駆動体Dの移動方向に対して非平行(±5度以内の傾きは平行であるとする、以下同じ)であり、且つ第1の当接点C1と支軸Pの揺動軸線とを含む平面Fに対して非平行であるように配置されているので、例えば比較例1に対しては、被駆動体Dの移動方向における寸法を小さく抑えることができる。又、比較例2に対しては、形状記憶合金SMAの変形力を、効率よくレバー部材Lの回動に変換でき、少ない電力の供給で被駆動体Dを上昇させることができ省エネを図れる。更に、第1の当接点と揺動軸線とを含む平面に対して傾けて形状記憶合金SMAを配置するので、レバー部材Lの先端近傍に干渉物(例えば被駆動体Dの一部)があっても、これを避けて形状記憶合金SMAを配置することが容易である。なお、形状記憶合金SMAを、支軸Pの揺動軸線に垂直な面内に配置しても良いが、揺動軸線に対して傾いた面内に配置することもでき、それにより比較的長い形状記憶合金であっても、空いた空間を利用して張り渡すことができるので、駆動機構のコンパクト化に貢献できる。第1の当接点C1と揺動軸線Oとを含む平面は、被駆動体Dが移動範囲の略中央にあるときに被駆動体Dの移動方向と垂直になるよう構成されると好ましい。
なお、形状記憶合金SMAの、レバー部材Lの移動方向に対する傾き角αは30〜60度であると好ましく、また形状記憶合金SMAの、第1の当接点C1と支軸Pの揺動軸線とを含む平面Fに対する傾き角βは30〜60度であると好ましい。
請求項2に記載の駆動機構は、請求項1に記載の発明において、前記被駆動体に対して当接し、付勢力を与えるばね部材が設けられ、前記第1の当接点と、前記ばね部材による付勢力の重心点とを通過する直線は、前記レバー部材の移動方向にほぼ平行であるので、部品の競り合いなどを抑制してスムーズな駆動を実現することができる。
請求項3に記載の駆動機構は、請求項1又は2に記載の発明において、前記被駆動体は、前記固定部に設けられたガイドシャフトに挿通され、その軸線方向にガイドされるようになっており、前記ばね部材は、前記ガイドシャフトの軸線に沿った一方向から前記被駆動体に付勢力を与え、前記レバー部材は、他方向から駆動力を与えることを特徴とするので、前記ばね部材の付勢力を利用することで両方向の駆動を行うことができると共に、部品の競り合いなどを抑制してスムーズな駆動を実現することができる。
請求項4に記載の駆動機構は、請求項1又は2に記載の発明において、前記被駆動体は、前記被駆動体に設けられた支持部と前記固定部との間に掛け渡された弾性部材によって一つの軌道を描いて往復運動できるように支持されており、前記弾性部材は、前記被駆動体の軌道に沿った一方向から前記被駆動体に付勢力を与え、前記レバー部材は、他方向から駆動力を与えることを特徴とするので、例えば前記固定部に対して前記被駆動体を非接触状態で支持することができ、摩擦が少なくスムーズな移動を確保できる。
請求項5に記載の駆動機構は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、前記形状記憶合金は、電圧を印加されることで自己発熱し、記憶された形状に戻ることを特徴とするので、形状制御が容易である。
請求項6に記載の駆動機構は、請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、前記形状記憶合金は、ワイヤ状であることを特徴とするので、設置に必要なスペースが小さくて済み、小さな電力供給で比較的大きな変位とレスポンスが得られる。携帯電話に用いる場合、提供される電圧は1.5〜3V程度であるので、昇圧回路を用いることなく形状記憶合金をレスポンス良く加熱させるには、ワイヤ状であることが望ましい。
請求項7に記載の駆動機構は、請求項6に記載の発明において、前記ばね部材の付勢方向はワイヤ状の形状記憶合金を伸ばす方向であり、前記形状記憶合金が縮む際には、前記ばね部材に抗して前記被駆動体が移動することを特徴とする。
請求項8に記載の駆動機構は、請求項6又は7に記載の発明において、前記形状記憶合金は、前記固定部に両端を固定され、前記両端の間の少なくとも一部を前記レバー部材に引っかけていることを特徴とするので、前記形状記憶合金の一端を固定部、他端をレバー部材に固定された場合に比べ、組付けが容易であり、レバー側端部と外部回路との結線等による電気接続がレバーの作動に影響を与えることもない。
請求項9に記載の駆動機構は、請求項6又は7に記載の発明において、前記形状記憶合金は、一端を前記固定部に固定し、他端を前記レバー部材に固定してあることを特徴とするので、空中を通過するワイヤ部材が少ないため撮影レンズユニットのコンパクト化に貢献する。また、形状記憶合金の全長が短いのでワイヤ部分の抵抗値が小さく、より低い電圧で作動させることが可能となる。
請求項10に記載の駆動機構は、請求項1〜9のいずれかに記載の発明において、前記被駆動体はレンズを含むことを特徴とするので、レンズを動作させるために用いることができる。
請求項11に記載の駆動機構は、請求項10に記載の発明において、前記被駆動体は、前記レンズの光軸に沿って移動可能となっていることを特徴とする。
請求項12に記載の駆動機構は、請求項10又は11に記載の発明において、前記ばね部材は前記レンズを像面方向に付勢し、前記形状記憶合金に電圧が印加されない状態では前記固定部の一部に前記被駆動体あるいは前記レバー部材が当接して停止しており、このとき前記形状記憶合金は所定の張力で緊張していることを特徴とする。
請求項13に記載の駆動機構は、請求項1〜12のいずれかに記載の発明において、前記第1の当接点と前記揺動軸線とを含む平面は、前記被駆動体が移動範囲の略中央にあるときに前記被駆動体の移動方向と垂直になるよう構成されることを特徴とする。
請求項14に記載の駆動機構は、請求項1〜13のいずれかに記載の発明において、前記レバー部材及び前記被駆動体の一方は、前記第1の当接点で他方に当接する当接部を有し、前記当接部は、前記レバー部材の揺動軸線方向に見たときに円弧凸状の外形を有することを特徴とするので、スムーズな駆動を行うことができる。
本発明の原理を図面を参照して説明する。図15は、レバー部材Lの上面に形成された当接部PJを拡大して、レバー部材の揺動軸線方向に見た図であり、レバー部材Lの傾きを変えて示している。当接部PJは、図15に示すように円弧凸状の外形を有しているので、被駆動体Dの下面に第1の当接点C1で当接しながら、レバー部材Lが回動すると、第1の当接点C1は、当接部PJの外形に沿って変位することとなる。変位した第1の当接点C1の軌跡は、図15に示すような近似直線Xとなる。レバー部材Lは、最大でも±3度程度の傾きであるので、近似直線Xは直線と見なすことができる。第1の当接点C1を変位させることで、スムーズな駆動を行うことができ、摩耗を抑えることができる。なお、当接部PJは被駆動体D側に設けられていても良い。
本発明によれば、簡素且つコンパクトな構成であり、比較的低電力で大きな動作を行える駆動機構を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施の形態にかかる駆動機構を含む撮像装置50の斜視図であり、図2は、図1の撮像装置50の上面図であり、図3は、図1の撮像装置50をIII-III線で切断して矢印方向に見た図であり、図4は、図1の撮像装置50を矢印IV方向に見た図であり、図5は、図1の撮像装置50をV-V線で切断して矢印方向に見た図である。
撮像装置50は、光電変換部を有する固体撮像素子としてのCMOS型イメージセンサ51と、このイメージセンサ51の光電変換部に被写体像を撮像させるフォーカシングレンズ(可動レンズ)としての単玉の撮影レンズ10と、撮影レンズ10を光軸方向に移動させる駆動装置20と、撮影レンズ10と駆動装置20を保持する筐体(固定部ともいう)30とから構成されている。駆動装置20と、筐体30とで駆動機構を構成する。
イメージセンサ51は、その受光側の平面の中央部に、画素(光電変換素子)が2次元的に配置された、受光部としての光電変換部が形成されており、その周囲には信号処理回路(不図示)が形成されている。かかる信号処理回路は、各画素を順次駆動し信号電荷を得る駆動回路部と、各信号電荷をデジタル信号に変換するA/D変換部と、このデジタル信号を用いて画像信号出力を形成する信号処理部等から構成されている。また、イメージセンサ51の受光側の平面の外縁近傍には、多数のパッド(図示略)が配置されており、ワイヤ(不図示)を介して基板52に接続されている。イメージセンサ51は、光電変換部からの信号電荷をデジタルYUV信号等の画像信号等に変換し、ワイヤを介して基板52上の所定の回路に出力する。ここで、Yは輝度信号、U(=R−Y)は赤と輝度信号との色差信号、V(=B−Y)は青と輝度信号との色差信号である。なお、撮像素子は上記CMOS型のイメージセンサに限定されるものではなく、CCD等の他のものを使用しても良い。
基板52は、その一平面上で上記イメージセンサ51及び筐体30を支持する支持平板52aと、支持平板52aに一端部が接続されたフレキシブル基板52b(図1)とを備えている。
支持平板52aは、表面に設けられた多数の信号伝達用パッドを有しており、これが前述したイメージセンサ51からのワイヤと接続され、且つフレキシブル基板52bと接続されている。
フレキシブル基板52bは、上記の如くその一端部が支持平板52aと接続され、その他端部に設けられた外部接続用端子54を介して支持平板52aと外部回路(例えば、撮像装置を実装した上位装置が有する制御回路)とを接続し、外部回路からイメージセンサ51を駆動するための電圧やクロック信号の供給を受けたり、また、デジタルYUV信号を外部回路へ出力したりすることを可能とする。さらに、フレキシブル基板52bの長手方向の中間部が可撓性又は変形容易性を備え、その変形により、支持平板52aに対して外部出力端子の向きや配置に自由度を与えている。
図5に示すように、遮光性部材からなる筐体30は、イメージセンサ51を囲うようにして配置され支持平板52aに対して接着剤Bを用いて下端が接着されてなる四角筒31と、四角筒31の上部に接着された枠部材32とを有する。図2に示すように、枠部材32の一つの角部は三角形状に面積が大きくなっており、ここに開口32aが形成されている。開口32aに上端を嵌合させ且つ撮影レンズ10の光軸に平行に延在するようにして、円筒状のガイドシャフト33が四角筒31の底壁31a上に植設されている。又、撮影レンズ10を挟んで、ガイドシャフト33と反対側に、ガイドポール34が四角筒31の底壁31a上に一体成形されている。底壁31aは、撮影レンズ10を透過した光がイメージセンサ51の光電変換部に結像することを妨げないように、中央に開口を有している。
四角筒31の内方には、撮影レンズ10を保持し一体的に移動可能なレンズ筒11が設けられている。レンズ筒11は、撮影レンズ10を保持する円筒状の筒本体11aと、金属製のガイドシャフト33に嵌合する円筒状開口を含む摺動部11bと、ガイドポール34に係合する二股部11cとを有している。筒本体11aの像側には、絞りを構成する開口11dが形成されている。レンズ筒11の上部と、枠部材32の間には、スプリングワイヤを折り曲げてなるばね部材12が配置され、第2の当接点C2で当接することにより、レンズ筒11を図5で下方に向かって付勢している。ガイドシャフト33及びガイドポール34がガイド部を構成し、レンズ筒11が摺動部材を構成する。又、レンズ筒11と撮影レンズ10が被駆動体を構成する。
図6は、サブアッセンブリ状態にある駆動装置20の上面図であり、図7は、図6の駆動装置20を矢印VII方向に見た図であり、図8は、図6の駆動装置20をVIII-VIII線で切断して矢印方向に見た図であり、図9は、サブアッセンブリ状態にある駆動装置20の斜視図である。
図において、駆動装置20は、樹脂製である四角筒31にレーザ溶着される(図4に示す点W)ことでその側壁の一部となる同様の樹脂製であるL字形板状の本体21と、本体21に対して一体的に成形されたアーム部22と、アーム部22を駆動する形状記憶合金SMAとからなる。本体21とアーム部22との間には、薄肉部22c(支点)が形成されており、ここを中心としてアーム部22は揺動可能となっている。形状記憶合金SMAの線径は30〜50μmであると、電圧印加による自己発熱により、高レスポンスで変形が可能となる。形状記憶合金SMAは線径が細いほど一般にレスポンスは良くなるが、適切な駆動力や耐久性、量産性を確保しつつ良好なレスポンスを得るには30μm以上の線径が好ましい。
レンズ筒11とイメージセンサ51との間に配置されるアーム部22は、図6に示すように全体的に略コ字形状の板材であって、撮影レンズ10により結像される光学像を遮らないように、レンズ筒11側の側面22dが円弧状にえぐられたような形状を有しているが、それに対向する側の側面22eは、四角筒31の側壁と略平行である。従って、アーム部22は、薄肉部22c側が幅広となっていて、四角筒31とレンズ筒11の間の空間を有効利用することで、その剛性を極力高めている。更にアーム部22は、その折れ曲がった先端近傍の上面に、レンズ筒11の下面に対して、第1の当接点C1で当接する球面状の当接部22a(作用点)を有している。又、アーム部22の側面22eの中央付近には、短円筒状の突起22bが形成されている。なお、図5に示すように、第1の当接点C1と第2の当接点C2とを結ぶ直線は、ガイドシャフト33の軸線にほぼ平行である。
図8に示すように、本体21には、金属製のリードフレームLR+、LR−がインサート成形されている。リードフレームLR+、LR−の両端は、それぞれ本体21から露出している。リードフレームLR+、LR−の上部側の端部は、2つ折りした板状の端子T1,T2となっていて、これらは形状記憶合金SMAの端部を挟んでカシメることで、形状記憶合金SMAに導通状態で連結されている。一方、リードフレームLR+、LR−の支持平板52a側の端部は、支持平板52a上の配線部にそれぞれハンダ付けされている。形状記憶合金SMAは、アーム部22の突起22bに中央部を引っかけられている。形状記憶合金SMAの駆動原理は良く知られているので省略するが、外部よりリードフレームLR+、LR−を介して電力を供給すると、形状記憶合金SMAは記憶された形状に戻ろうとするので、ばね部材12の付勢力に抗してレンズ筒11を光軸方向に移動することができる。形状記憶合金SMAに電圧が印加されていないときは、図5(a)に示すように、アーム部22(又はレンズ筒11でも良い)の下面が底壁31aに当接し、ばね部材12の付勢力を受けることができる。このとき、形状記憶合金SMAには所定の張力が作用する。
以上述べた撮像装置50の使用態様について説明する。図10は、撮像装置50を携帯端末としての携帯電話機100に装備した状態を示す図である。また、図11は携帯電話機100の制御ブロック図である。
撮像装置50は、例えば、撮影レンズにおけるレンズ筒11の物体側端面が携帯電話機100の背面(液晶表示部側を正面とする)に設けられ、液晶表示部の下方に相当する位置になるよう配設される。
撮像装置50の外部接続用端子54は、携帯電話機100の制御部101と接続され、輝度信号や色差信号等の画像信号を制御部101側に出力する。
一方、携帯電話機100は、図5に示すように、各部を統括的に制御すると共に、各処理に応じたプログラムを実行する制御部(CPU)101と、番号等をキーにより支持入力するための入力部60と、所定のデータの他に撮像した画像や映像等を表示する表示部70と、外部サーバとの間の各種清報通信を実現するための無線通信部80と、携帯電話機100のシステムプログラムや各種処理プログラム及び端末ID等の必要な諸データを記憶している記憶部(ROM)91と、制御部101によって実行される各種処理プログラムやデータ、若しくは処理データ、或いは撮像装置50により撮像データ等を一時的に格納する作業領域として用いられる一時記憶部(RAM)92とを備えている。
携帯電話機100を把持する撮影者が、被写体に対して撮像装置50の撮影レンズ10の光軸を向けると、イメージセンサ51に画像信号が取り込まれるが、例えば像面AF処理などを行うことで、ピントズレを検出できる。制御部101は、このピントズレを解消する方向に撮影レンズ10を駆動すべく電力を供給するので、外部接続用端子54よりリードフレームLR+、LR−を介して、形状記憶合金SMAに電力が供給される。
ここで、自己の抵抗により発熱した形状記憶合金SMAは、ばね部材12の付勢力に抗して縮むように変形するが、この変形力を利用して、本体21に対してアーム22を薄肉部22cの中央を通る(支点を通過する)揺動軸線O回りに枢動させる(図9参照)。このとき、アーム部22の当接部22aが、ばね部材12の付勢力に抗して、レンズ筒11の下面を押し上げることができ、それによりレンズ筒11は、ガイドシャフト33及びガイドポール34によりガイドされながら撮影レンズ10と共に光軸方向へと移動するようになっている。
付与する電力の大きさを調整することで、形状記憶合金SMAには任意の変形量を与えることができるから、図5(a)に示す位置と図5(b)に示す位置の間における最適な合焦位置に、撮影レンズ10を移動させ且つ保持することができ、従って適切なオートフォーカス動作を実現できる。
更に所望のシャッタチャンスで、図10に示すボタンBTを撮影者が押すことでレリーズが行われ、画像信号が撮像装置50に取り込まれることとなる。撮像装置50から入力された画像信号は、上記携帯電話機100の制御系により、記憶部92に記憶されたり、或いは表示部70で表示され、さらには、無線通信部80を介して映像情報として外部に送信されることとなる。
本実施の形態によれば、形状記憶合金SMAが、レンズ筒11の移動方向に対して非平行であり、且つ第1の当接点C1と揺動軸線Oとを含む平面に対して非平行であるように配置されているので、レンズ筒11の移動方向における寸法を小さく抑えることができる。又、形状記憶合金SMAの変形力を、効率よくアーム部22の回動に変換でき、少ない電力の供給で被駆動体であるレンズ筒11を上昇させることができ省エネを図れる。更に、アーム部22に対して傾けて形状記憶合金SMAを配置するので、アーム部22の先端近傍に干渉物があっても、これを避けて形状記憶合金SMAを配置することが容易である。
加えて、第1の当接点C1と第2の当接点C2とを結ぶ直線は、ガイドシャフト33の軸線にほぼ平行であるので、アーム部22から付与される駆動力と、ばね部材12から付与される付勢力とが、ガイドシャフト33の軸線に沿った方向に対向し合うため、それに交差する方向の分力がほとんど作用しないので、ガイドシャフト33と摺動部11bとの競り合いを抑制することができる。
更に本実施の形態によれば、アーム部22が、支点(薄肉部22cの中心)と、レンズ筒11に当接する作用点(当接部22aの接触点)とを有し、支点を通過する揺動軸線O回りに揺動可能であって、図2示すように撮影レンズ10の光軸方向に見たときに、揺動軸線Oから作用点までの距離Δ1が、揺動軸線Oから撮影レンズ10の縁までの距離Δ2よりも大きくなっているので、撮影レンズ10の光軸方向に大きくはみだして駆動装置を設ける必要がなく、光軸方向の寸法を抑えることができる。又、形状記憶合金SMAは、比較的形状を任意に設定できるので、四角筒31とレンズ筒11との間の空間を利用して配置でき、それによりコンパクトな構成を提供でき、更に部品点数が削減されコスト低減を図れる。
図16は、第2の実施の形態にかかる駆動機構の上面図であるが、枠部材は省略して示している。図17は、図16の駆動機構をXVII-XVII線で切断して矢印方向に見た図である。図18は、図16の駆動機構をXVIII-XVIII線で切断して矢印方向に見た図である。
本実施の形態においては、上述した実施の形態に対して、レンズ筒111は摺動部を有しておらず、その駆動方法が異なっている。より具体的に説明すると、四角筒31の内側面に一端を取り付けた2枚の細長い板ばね112A、112Aが底壁31aに且つ互いに平行に延在している。一方、本体21の内側面に一端を取り付けた2枚の細長い板ばね112B、112Bが、板ばね112A、112Aに直交し且つ底壁31aに且つ互いに平行に延在している。板ばね112B、112Bと、板ばね112A、112Aの先端には、レンズ筒111と連結されるよう一体的に形成された単一の駆動部(支持部ともいう)111aが接合されている。駆動部111aは、角柱状の形状を有し、その下面は、アーム部22の当接部22aに当接している。レンズ筒111は、筐体30との間に掛け渡された弾性部材である板ばね112B、112Bと、板ばね112A、112Aによって一つの軌道を描いて往復運動できるように支持されている。支持された状態で、単一の駆動部111aを含むレンズ筒111は筐体30に接触しておらず、板ばね112B、112Bと、板ばね112A、112Aのみにより上記軌跡の一方向から付勢されつつ支持されている。それ以外の構成に関しては、上述した実施の形態と同様であるので、同じ符号を付して説明を省略する。
本実施の形態において、図18(a)の状態にあるときに電圧を印加された形状記憶合金SMAは、4枚の板ばね112B、112Bと、板ばね112A、112Aの付勢力に抗して縮むように変形し、この変形力を利用して、本体21に対してアーム22を枢動させる。それにより上記軌跡の他方向から付勢力を受けた駆動部111aは、図18に示すように、撮影レンズ10の光軸方向に平行に物体側へと移動するので、レンズ筒111と共に撮影レンズ10を光軸が傾くことなく変位させることができる。このとき、撮影レンズ10の光軸は僅かにその直交方向へとシフトするが、レンズ筒111の移動量が僅かであるため、シフト量は微小である。形状記憶合金SMAへの電圧印加が中断すれば、板ばね112B、112Bと、板ばね112A、112Aの付勢力によりアーム部22は逆側に枢動するので、撮影レンズ10を像側へ移動させることができる。本実施の形態においては駆動部111aは板バネにより付勢力を受けるよう構成したが、これに限るものではなく、コイルバネ等の手段による付勢でもよい。
本実施の形態によれば、レンズ筒111は、当接部21a以外に非接触状態で支持されているため、接触型のガイドを用いる場合と比べ、摩擦が少なくスムーズな移動を確保でき、更に省エネや耐久性等を向上させることができる。
以上、本発明を実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈されるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることはもちろんである。例えば、形状記憶合金SMAは、その両端を支点側の筐体に固定しているが、作用点側の筐体に固定しても良く、或いは一端を支点側の筐体、他端を作用点側の筐体に固定しても良い。アーム部の当接部が当接するのは、レンズ筒の下面に限定されず、例えばその一部でよい。又、撮影レンズを2枚以上の光学素子として、その一部もしくは全部をフォーカシングレンズ又はズームレンズとして光軸方向に移動させることができる。ただし、本発明は撮影レンズに限らず、各種の部材を駆動するために用いられる。
本実施の形態にかかる撮像装置50の斜視図である。 図1の撮像装置50の上面図である。 図1の撮像装置50をIII-III線で切断して矢印方向に見た図である。 図1の撮像装置50を矢印IV方向に見た図である。 図1の撮像装置50をV-V線で切断して矢印方向に見た図であり、(a)は形状記憶合金の非通電状態を示し、(b)は形状記憶合金の通電状態を示す。 サブアッセンブリ状態にある駆動装置20の上面図である。 図6の駆動装置20を矢印VII方向に見た図である。 図6の駆動装置20をVIII-VIII線で切断して矢印方向に見た図である。 サブアッセンブリ状態にある駆動装置20の斜視図である。 撮像装置50を携帯端末としての携帯電話機100に装備した状態を示す図である。 携帯電話機100の制御ブロック図である。 比較例1にかかる駆動機構を示す概略構成図であり、(a)は形状記憶合金の非通電状態を示し、(b)は形状記憶合金の通電状態を示す。 比較例2にかかる駆動機構を示す概略構成図であり、(a)は形状記憶合金の非通電状態を示し、(b)は形状記憶合金の通電状態を示す。 本発明の一例にかかる駆動機構を示す概略構成図であり、(a)は形状記憶合金の非通電状態を示し、(b)は形状記憶合金の通電状態を示す。 レバー部材Lの上面に形成された当接部PJを拡大して、レバー部材の揺動軸線方向に見た図である。 第2の実施の形態にかかる駆動機構の上面図である。 図16の駆動機構をXVII-XVII線で切断して矢印方向に見た図である。 図16の駆動機構をXVIII-XVIII線で切断して矢印方向に見た図である。
符号の説明
10 撮影レンズ
11 レンズ筒
11a 筒本体
11b 摺動部
11c 二股部
12 ばね部材
20 駆動装置
21 本体
22 アーム部
22a 当接部
22b 突起
22c 薄肉部
30 筐体
31 四角筒
31a 底壁
32 枠部材
32a 開口
33 ガイドシャフト
34 ガイドポール
50 撮像装置
51 イメージセンサ
52 基板
52a 支持平板
52b フレキシブル基板
54 外部接続用端子
60 入力部
70 表示部
80 無線通信部
92 記憶部
100 携帯電話機
101 制御部
B 接着剤
BT ボタン
C1 第1の当接点
C2 第2の当接点
LR+、LR− リードフレーム
O 揺動軸線
SMA 形状記憶合金
T1,T2 端子


Claims (14)

  1. 固定部と、
    被駆動体に対して第1の当接点で当接し、前記固定部に対して揺動軸線回りに揺動するレバー部材と、
    前記固定部と前記レバー部材とを連結する形状記憶合金と、を有し、
    前記形状記憶合金は、前記被駆動体の移動方向に対して非平行であり、且つ前記第1の当接点と前記揺動軸線とを含む平面に対して非平行であるように配置されていることを特徴とする駆動機構。
  2. 前記被駆動体に対して当接し、付勢力を与えるばね部材が設けられ、前記第1の当接点と、前記ばね部材による付勢力の重心点とを通過する直線は、前記レバー部材の移動方向にほぼ平行であることを特徴とする請求項1に記載の駆動機構。
  3. 前記被駆動体は、前記固定部に設けられたガイドシャフトに挿通され、その軸線方向にガイドされるようになっており、前記ばね部材は、前記ガイドシャフトの軸線に沿った一方向から前記被駆動体に付勢力を与え、前記レバー部材は、他方向から駆動力を与えることを特徴とする請求項1又は2に記載の駆動機構。
  4. 前記被駆動体は、前記被駆動体に設けられた支持部と前記固定部との間に掛け渡された弾性部材によって一つの軌道を描いて往復運動できるように支持されており、前記弾性部材は、前記被駆動体の軌道に沿った一方向から前記被駆動体に付勢力を与え、前記レバー部材は、他方向から駆動力を与えることを特徴とする請求項1又は2に記載の駆動機構。
  5. 前記形状記憶合金は、電圧を印加されることで自己発熱し、記憶された形状に戻ることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の駆動機構。
  6. 前記形状記憶合金は、ワイヤ状であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の駆動機構。
  7. 前記ばね部材の付勢方向はワイヤ状の形状記憶合金を伸ばす方向であり、前記形状記憶合金が縮む際には、前記ばね部材に抗して前記被駆動体が移動することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の駆動機構。
  8. 前記形状記憶合金は、前記固定部に両端を固定され、前記両端の間の少なくとも一部を前記レバー部材に引っかけていることを特徴とする請求項6又は7に記載の駆動機構。
  9. 前記形状記憶合金は、一端を前記固定部に固定し、他端を前記レバー部材に固定してあることを特徴とする請求項6又は7に記載の駆動機構。
  10. 前記被駆動体はレンズを含むことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の駆動機構。
  11. 前記被駆動体は、前記レンズの光軸に沿って移動可能となっていることを特徴とする請求項10に記載の駆動機構。
  12. 前記ばね部材は前記レンズを像面方向に付勢し、前記形状記憶合金に電圧が印加されない状態では前記固定部の一部に前記被駆動体あるいは前記レバー部材が当接して停止しており、このとき前記形状記憶合金は所定の張力で緊張していることを特徴とする請求項10又は11に記載の駆動機構。
  13. 前記第1の当接点と前記揺動軸線とを含む平面は、前記被駆動体が移動範囲の略中央にあるときに前記被駆動体の移動方向と垂直になるよう構成されることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の駆動機構。
  14. 前記レバー部材及び前記被駆動体の一方は、前記第1の当接点で他方に当接する当接部を有し、前記当接部は、前記レバー部材の揺動軸線方向に見たときに円弧凸状の外形を有することを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の駆動機構。

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