JP2007059576A - モノリシック型半導体レーザ - Google Patents

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Abstract

【課題】結晶成長の回数を増やすことなく、高温高出力動作可能なモノリシック型半導体レーザを提供する。
【解決手段】半導体基板1上にn形クラッド層2a、活性層3a、リッジ部が形成されるp形クラッド層4aを有する赤外発光層形成部9a、リッジ側部に赤外用の電流狭窄層5aが少なくとも形成されたAlGaAs系半導体レーザ素子10aと、AlGaAs系半導体レーザ素子10aが形成されていない領域に、n形クラッド層2b、活性層3b、リッジ部が形成されるp形クラッド層4bを有する赤色発光層形成部9b、赤外用の電流狭窄層5aと同一材料からなり、活性層3bのバンドギャップよりも大きなバンドギャップを有する赤色用の電流狭窄層5bがリッジ側部に少なくとも形成されたInGaAlP系半導体レーザ素子とを、同一の半導体基板上に形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、DVD(デジタル多用途ディスク;digital versatile disk)、DVD−ROM、データ書き込み可能なDVD−RなどのDVD装置と、CD、CD−ROM、データ書き込み可能なCD−RなどのCD装置との一体型光ディスク装置のピックアップ光源に用いるのに適したモノリシック型半導体レーザに関する。さらに詳しくは、製造プロセス工数を低減しつつ、高温高出力動作可能な構造のモノリシック型半導体レーザに関する。
近年、DVDとCDとの間に互換性のある光ディスク装置の普及に伴い、たとえばInGaAlP系の赤色半導体レーザ素子およびAlGaAs系の赤外半導体レーザ素子を同一半導体基板上に形成して、2波長のレーザ光を一定間隔で出射するモノリシック型半導体レーザが光源として用いられている(特許文献1参照)。
図3に示されるように、AlGaAs系の半導体レーザ素子50aは、たとえばn形GaAsからなる半導体基板51の上に、たとえばn形AlGaAs系化合物半導体からなるn形クラッド層52a、AlGaAs系化合物半導体からなる活性層53a、p形AlGaAs系化合物半導体からなるリッジ形状のp形クラッド層54aとからなる赤外発光層形成部59a、リッジ形状の側面部にn形GaAsからなる赤外素子用の電流狭窄層55aとが形成されており、その上部に、たとえばp形GaAsからなるコンタクト層56aが設けられている。他方、InGaAlP系半導体レーザ素子50bは、AlGaAs系半導体レーザ素子50aと同一の半導体基板51上に、たとえばn形InGaAlP系化合物半導体からなるn形クラッド層52b、InGaAlP系化合物半導体からなる活性層53b、p形InGaAlP系化合物半導体からなるp形クラッド層54bとからなる赤色発光層形成部59b、リッジ形状の側面部には赤外素子用の電流狭窄層55aと同一の材料であるn形GaAsからなる赤色素子用の電流狭窄層55bとが形成されており、その上部に、たとえばp形GaAsからなるコンタクト層56bが設けられている。さらにコンタクト層56a、56bの上部にそれぞれp側電極57a、57bが形成され、半導体基板51の裏面側にn側共通電極58が形成され、両素子は電気的に分離されモノリシック型半導体レーザとなる。
特開2000−11417号公報(図9)
この点、従来の構造では、赤外素子用および赤色素子用の電流狭窄層としてGaAsが用いられており、それぞれ電流狭窄層のバンドギャップエネルギーは活性層のバンドギャップエネルギーよりも小さい。したがって、活性層において発生した光を吸収する複素屈折率導波構造となり、導波路損失および閾値電流が大きく、その結果、高出力動作が不可能であり読み取り用の光源として使用できるにすぎず、書き込み用の光源として使用することができないという問題がある。
そこで、従来から書き込み用光源として開発されている電流狭窄層にバンドギャップの大きな材料を用いた実屈折構造を採用した半導体レーザが知られており、それらの半導体レーザ素子を単純に組み合わせモノリシック型半導体レーザとすることが考えられる。具体的には、AlGaAs系半導体レーザ素子側の赤外素子用の電流狭窄層にはAlGaAs系材料を、InGaAlP系半導体レーザ素子側の赤色素子用の電流狭窄層にはInGaAlP系材料を用いることが考えられる。
しかし、従来の実屈折構造を採用した半導体レーザ素子により単純に組み合わせモノリシック化を図ろうとすると、AlGaAs系の半導体レーザ素子とInGaAlP系の半導体レーザ素子の電流狭窄層がそれぞれ異なる材料を用いて形成されることになるため、それぞれの電流狭窄層を別々に結晶成長することが必要となる。さらに、それに伴いエッチングなどのプロセス工数が増加し、歩留まりが極端に低下してしまうという問題がある。
また、無理矢理電流狭窄層を共通化しようとすると、発光波長の短い側の発光素子の光が電流狭窄層で吸収されて高出力化を達成できなくなるか、リッジ部の第2導電形半導体層と電流狭窄層との屈折率差が大きくなり過ぎてキンクが発生しやすいという問題がある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたもので、結晶成長の回数を増やすことなく、高温高出力動作可能なモノリシック型半導体レーザを提供することを目的とする。
本発明の他の目的は結晶成長回数を増やすことなく高温高出力動作を可能としながら、キンクの発生を抑制し得る構造の半導体レーザを提供することにある。
本発明のモノリシック型半導体レーザは、同一半導体基板上に第1波長用半導体レーザ素子と、第2波長用半導体レーザ素子とを備えるモノリシック型半導体レーザであって、
前記第1波長用半導体レーザ素子は、前記半導体基板上に積層される第1導電形半導体層、活性層、リッジ部が形成される第2導電形半導体層からなる第1波長用発光層形成部と、前記第2導電形半導体層のリッジ部の側部に設けられた第1波長用の第1導電形電流狭窄層とを有し、
前記第2波長用半導体レーザ素子は、前記半導体基板上の前記第1波長用半導体レーザ素子が形成されていない領域に積層される第1導電形半導体層、活性層、リッジ部が形成される第2導電形半導体層からなる第2波長用発光層形成部と、前記第2導電形半導体層のリッジ部の側部に設けられる第2波長用の第1導電形電流狭窄層とを有し、
前記第1波長用の電流狭窄層と前記第2波長用の電流狭窄層を形成する材料が同一、かつ、発光波長の短い前記第2波長用の半導体レーザ素子の活性層よりも大きいバンドギャップエネルギーを有する材料からなることを特徴とする。
具体的には、 前記第1波長用の電流狭窄層および第2波長用の電流狭窄層が、AlzGa1-zAs(0.5≦z≦0.8)で表される材料からなることを特徴とする。また、前記第1波長用の電流狭窄層および第2波長用の電流狭窄層が、In0.5(Ga1-xAlx0.5P(0.6≦x≦1)で表わされる材料からなっている。
ここにInと(Ga1-xAlx)の混晶の割合の0.5は、GaAsと格子整合をする割合であることを意味する。
さらに、発明者は鋭意検討の末、上述の構成に加え、各第2導電形半導体層のリッジ部を形成する材料として、前記電流狭窄層の屈折率との差が0.1以下となるような材料を用いることにより、同一材料の電流狭窄層を用いても安定した高出力特性を維持し得ることを見出した。
すなわち、第1波長用としての赤外素子用および第2波長用としての赤色素子用の電流狭窄層に同じ材料を用いた実屈折構造のモノリシック型半導体レーザを作製しようとすると、電流狭窄層の材料選択如何によって高温特性や高出力特性に影響を与えることがある。たとえば、一方の半導体レーザ素子に好ましい材料を他方の半導体レーザ素子の電流狭窄層として用いると、一方の半導体レーザ素子では高出力特性を維持し得るが、他方の半導体レーザ素子にとっては好ましい材料とはいえない場合があり、高出力特性、すなわち単一モード発振が困難となり、多モード発振が生じ、また高温動作特性が悪化してしまう場合がある。
そこで本発明者は、第1波長素子用および第2波長素子用の電流狭窄層を共通の材料を用いた上で、より電流狭窄層に用いることのできる材料の幅を広げるべく、種々の検討を行った。そして、それぞれの半導体レーザ素子の電流狭窄層と隣接するリッジ部の第2導電形半導体層の材料を、各電流狭窄層の屈折率の差が0.1以下となるような材料を用いることにより、このような不都合性を回避し、高温高出力動作し得る電流狭窄層として使用できる材料選択の幅を広げうることを見出したのである。
そこで、本発明のモノリシック型半導体レーザは、前記発明に加え、前記第1波長用半導体レーザ素子および第2波長用半導体レーザ素子の前記リッジ部を構成する第2導電形半導体層が、それぞれ第1波長用および第2波長用の電流狭窄層との屈折率の差が0.1以下となるような材料からなっている。
さらに、前記第1波長用および第2波長用の電流狭窄層が、電気的に分断されており、かつ該電流狭窄層にSiが添加されたn形半導体層からなっている。
本発明によれば、第1波長素子用および第2波長素子用の電流狭窄層に第2波長用半導体積層部の活性層のバンドギャップエネルギーよりも大きなバンドギャップエネルギーを有する材料を用いているため、活性層で発生した光がそれぞれの電流狭窄層で吸収されることがなく、高出力動作を実現でき、かつ、電流狭窄層は同一材料が用いられているため、結晶成長回数を増やすことなく、歩留まりの低下を抑えた高温高出力可能なモノリシック型半導体レーザを作製することができる。
また、それぞれの第2導電形半導体層が、第1波長素子用および第2波長素子用の電流狭窄層の屈折率との差が0.1以下となる材料を用いることにより、電流狭窄層の材料の変更に伴い生じうる一方の半導体レーザ素子の多モード化による高出力動作不能となることを防ぎ、電流狭窄層の材料選択の幅を広げることができ、高温高出力まで単一モード発振し得るモノリシック型半導体レーザが得られる。
つぎに、図面を参照しながら本発明のモノリシック型半導体レーザについて説明をする。本発明によるモノリシック型半導体レーザは、図1にその一実施形態の断面説明図が示されるように、半導体基板1上に第1導電形半導体層(たとえばn形クラッド層2a)、活性層3a、リッジ部が形成される第2導電形半導体層(たとえばp形クラッド層4a)を有する第1波長用(以下、赤外用またはAlGaAs系という)発光層形成部9a、リッジ側部に赤外用の電流狭窄層5aが少なくとも形成されたAlGaAs系半導体レーザ素子10aと、半導体基板1上のAlGaAs系半導体レーザ素子10aが形成されていない領域に、第1導電形半導体層(たとえばn形クラッド層2b)、活性層3b、リッジ部が形成される第2導電形半導体層(たとえばp形クラッド層4b)を有する第2波長用(以下、赤色用またはInGaAlP系という)発光層形成部9b、赤外用の電流狭窄層5aと同一材料からなり、活性層3bのバンドギャップエネルギーよりも大きなバンドギャップエネルギーを有する赤色用の電流狭窄層5bがリッジ側部に少なくとも形成されたInGaAlP系半導体レーザ素子10bとが、同一の半導体基板面1上に形成されている。
これらの半導体材料を積層するための半導体基板1としては、格子整合をとることができるGaAs基板が一般的に用いられるが、他の化合物半導体でも構わない。また、半導体基板1の導電形は、半導体レーザを組み込むセットとの関係で、基板側に望まれる導電形のn形またはp形のいずれかが用いられ、この基板1の導電形にしたがって、積層される半導体層の導電形も定まる。以下の具体例では、半導体基板1がn形の例で説明する。
図1に示される例では、それぞれ第2導電形半導体層4a、4bのリッジ部の両側に、同一の材料で、かつ、赤色用発光層形成部9bの活性層3bのバンドギャップエネルギーよりも大きなバンドギャップエネルギーを有する材料により赤外用および赤色用の電流狭窄層5a、5bがリッジ部の側部を埋めるように形成されている。
このように、それぞれの電流狭窄層の材料を同一とすることで、後述するように電流狭窄層を同時に結晶成長することができるとともに、リッジ形成プロセスの共通化、剥離プロセスの共通化などが可能となり、歩留まり低下を抑えることができる。また、赤色発光層形成部の活性層のバンドギャップエネルギーより大きなバンドギャップエネルギーを有する材料を用いれば、当然に赤外用発光層形成部の活性層のバンドギャップエネルギーよりも大きなバンドギャップエネルギーを有することになるため、赤外、赤色の光いずれも吸収することがなくなる。したがって、赤外光、赤色光に対し、いずれも実屈折率構造が実現でき、高温高出力特性に優れたモノリシック型半導体レーザが得られる。
赤外用の電流狭窄層5a、赤色用の電流狭窄層5bを形成するためには、一般的に、AlGaAs系材料やInGaAlP系材料が主として用いられる。ここで、AlGaAs系材料とは、AlzGa1-zAs(0≦z≦1)で表される材料を、InGaAlP系材料とは、In0.5(Ga1-xAlx0.5P(0≦x≦1)で表わされる材料をそれぞれ意味している。
かかる材料は、格子定数が基板と近似する材料であり、結晶成長が比較的容易であり半導体層の品質を向上させることができる。また、特にInGaAlP系材料を用いることが、電流狭窄効果を維持するのが容易であることから好ましい。すなわち、電流狭窄層中のAlの比率が高くなるにつれて、電流狭窄層中に原料となる有機金属に含まれる炭素が混入する割合が増加しp形化する。そしてn形の電流狭窄層を形成する場合、できる限りAlの比率を落とさなければp形化により電流狭窄効果が低下し漏れ電流などが発生することになる。そこで、電流狭窄効果を維持しやすいという点からAlの比率の少ないInGaAlP系材料を用いることがより好ましい。さらに、より確実な電流狭窄効果を維持すべく、n形の電流狭窄層を用いる場合には、Siをドーピングすることが、Alの比率が大きくなった場合でも十分な電流狭窄効果を維持し得る点でより好ましい。なお、p形の場合には、Zn、Mg、Beなどをドーピングすることにより得られる。
また、赤外用および赤色用の電流狭窄層5a、5b上に電流狭窄効果や光閉じ込め効果を調整する働きや保護層としての働きを有するn形GaAsなどからなる層がさらに積層されてもよい。
また、InGaAlP系材料やAlGaAs系材料を用いる説明をしているが、これら以外の材料を用いた場合であっても、上述の条件を満たすものであれば構わない。
赤外用発光層形成部9a、赤色用発光層形成部9bは、図1に示されるように、少なくとも第1導電形半導体層(n形クラッド層2a、2b)、活性層3a、3b、リッジ部が形成される第2導電形半導体層(p形クラッド層4a、4b)を有している。
赤外用発光層形成部9aを形成するためには、AlGaAs系材料が、赤色用発光層形成部9bを形成するためには、一般的に、InGaAlP系材料が主として用いられる。赤外用および赤色用の発光層形成部の一部に他の系の材料を用いて形成してもよい。また、第1導電形半導体層2a、2bとしてn形クラッド層以外に、バッファー層などを設けてもよい。第2導電形半導体層4a、4bとして、p形クラッド層を二分し、その間にエッチングストップ層などを設けてもよいし、p形クラッド層上にキャップ層などを設けてもよい。また、活性層3a、3bは、Zn拡散などにより共振器端面を無秩序化するような構造の場合(窓構造を有する場合)には、量子井戸構造でないと無秩序化しないため量子井戸構造であることが好ましいが、バルク構造であってもよい。また、量子井戸構造は単一量子井戸構造でも多重量子井戸構造であってもよい。
また、コンタクト層6a、6bは、発光層形成部9a、9bおよび電流狭窄層5a、5b上に、たとえばp形GaAs層などにより形成される。p側電極7a、7bは、コンタクト層6a、6bの表面にスパッタや蒸着によりTi/Auなどが形成される。また、n側電極8は、半導体基板1の裏面に、研磨などにより薄くされた後、Au-Ge/Niなどが形成される。膜厚や材料は適宜選択できる点は従来と同様である。
上記構成の詳細について図2を用いてさらに説明する。図2で示されるように、n形GaAs基板1上に1〜10μm程度のn形Alz2Ga1-z2As(0.4≦z2≦0.7、たとえばz2=0.5)からなるn形クラッド層2aが設けられ、その上には図示しないAlz3Ga1-z3As(0.04≦z3≦0.2、たとえばz3=0.1)からなる井戸層とAlz4Ga1-z4As(0.1≦z4≦0.5、z3<z4、たとえばz4=0.3)からなる障壁層とのシングルもしくは多重量子井戸構造により形成され、全体で0.04〜0.2μm程度の活性層3aが設けられている。そして、活性層上に0.05〜0.5μm程度のAlz5Ga1-z5As(0.4≦z5≦0.7、たとえばz5=0.5)からなるp形第1クラッド層41a、0.005〜0.05μm程度のAlz6Ga1-z6As(0≦z6≦0.4、たとえばz6=0.2)からなるp形エッチングストップ層42a、0.5〜3μm程度のAlz7Ga1-z7As(0.4≦z7≦0.7、たとえばz7=0.5)からなるp形第2クラッド層43a、0.01〜0.3μm程度のp形GaAsからなるキャップ層44aにより、リッジ状のp形半導体層4aからなる赤外発光層形成部9aが形成されている。
他方、n形GaAs基板1上の赤外発光層形成部9aの形成されていない領域に、1〜10μm程度のn形In0.5(Ga1-x2Alx20.5P(0.3≦x2≦0.9、たとえばx2=0.7)からなるn形クラッド層2bが設けられ、その上に図示しないIny3(Ga1-x3Alx31-y3P(0≦x3≦0.1、0≦y3≦0.55、たとえばx3=0、y3=0.53)からなる圧縮歪み井戸層とIn0.5(Ga1-x4Alx40.5P(0.1≦x4≦0.5、たとえばx4=0.5)からなる障壁層とのシングルもしくは多重量子井戸構造により形成され、全体で0.04〜0.2μm程度の活性層3bが設けられている。そして、活性層上に0.05〜0.5μm程度のIn0.5(Ga1-x5Alx50.5P(0.3≦x5≦0.9、たとえばx5=0.7)からなるp形第1クラッド層41b、0.005〜0.05μm程度のIny6(Ga1-x6Alx61-y6P(0≦x6≦0.5、0≦y6≦0.5、たとえばx6=0、y6=0.35)からなるp形エッチングストップ層42a、0.5〜3μm程度のIn0.5(Ga1-x7Alx70.5P(0.3≦x7≦0.9、たとえばx7=0.7)からなりリッジ状に形成されるp形第2クラッド層43b、その上に0.01〜0.3μm程度のp形In0.5(Ga1-x8Al1-x81-wP(0≦x7≦0.5、たとえばx8=0)からなるキャップ層44bにより、リッジ状のp形半導体層4bからなる赤色用発光層形成部9bが形成されている。
そして、p形第2クラッド層43a、43b、キャップ層44a、44bの両側に、たとえば0.1〜3μm程度、たとえば0.4μm程度のSiが添加されたn形のAlz1Ga1-z1As(0.5≦z1≦0.8、たとえばz1=0.6)や、Iny1(Ga1-x1Alx11-y1Pで表わされる材料(0.6≦x1≦1、0≦y1≦1、たとえばx1=0.75、y1=0.5)からなる赤外素子用の電流狭窄層5a、赤色素子用の電流狭窄層5bが形成される。また、それぞれの電流狭窄層上に0.01〜3μm程度、たとえば0.5μm程度のn形GaAsからなる保護層11a、11bが設けられる。
さらに、キャップ層および保護層上に、たとえば0.1〜10μm程度のp形のGaAsからなるコンタクト層6a、6b、コンタクト層上には、Ti/Auなどからなるp側電極7a、7bが、GaAs基板1の裏面にAu-Ge/Niなどからなるn側電極8が設けられている。
さらに、本発明者は上記電流狭窄層を有する構成の種々のモノリシック型半導体レーザを実際に試作してみた。そして、その試作過程で電流狭窄層の材料選択如何によって高出力特性に影響を与えることがあることが判明した。たとえば、AlGaAs系高出力半導体レーザ素子単体として以前から赤外用の電流狭窄層5aとして用いられてきた材料(たとえば、AlGaAs系材料)をそのまま赤外用の電流狭窄層にも用いた場合、AlGaAs系半導体レーザ素子10aの特性は当然維持されることになる。しかし、赤色用の電流狭窄層5bにも同様の材料を用いると、InGaAlP系半導体レーザ素子10bの特性は、従前の電流狭窄層と材料(たとえば、InGaAlP系材料)が異なるため、従前の高出力特性を維持するのができない場合も生じ得た。他方、たとえば、InGaAlP系高出力半導体レーザ単体として以前から用いられてきた材料(たとえばInGaAlP系材料)をそのまま用いた場合、InGaAlP系半導体レーザ素子10bの特性は維持されるが、AlGaAs系の半導体レーザ素子10aは、リッジ部と電流狭窄層との屈折率差が大きくなり、キンクの発生など高出力特性が悪化することもある。
このように、電流狭窄層を共通の材料を用いることで高出力半導体レーザ素子のモノリシック化が実現し得るが、材料選択の仕方によっては一方の半導体レーザ素子の特性が維持し得ないことがあり、両半導体レーザ素子の特性を維持するためには、それぞれの電流狭窄層に用いられる材料は必然的に限定されることになる。
そこで本発明者は、赤外用および赤色用の電流狭窄層に共通の材料を用いた上で、より電流狭窄層に用いることのできる材料の幅を広げるべく、種々の検討を行った。そして電流狭窄層の材料選択による特性の悪化を防止するため、電流狭窄層の組成や膜厚の最適化を図り特性を維持するという従来の発想に変え、電流狭窄層の組成や膜厚を固定し、電流狭窄層と隣接する第2導電形半導体層(リッジ部を構成するクラッド層)の材料を電流狭窄層の屈折率に従い、組成を変更することにより材料選択の幅を広げることが可能となることを見出したのである。具体的には、種々の実験の結果、第2導電形半導体層の材料として、第2導電形半導体層の屈折率と前記電流狭窄層の屈折率との差が0.1以下、より好ましくは0.05となるような材料を用いることで、電流狭窄層の材料変更がなされたとしても、十分に特性を維持しえることを見出した。
より具体的には、たとえば従前のInGaAlP系材料を赤外用、赤色用の電流狭窄層5a、5bに用いた場合、屈折率は3.24〜3.30程度であるから、その場合に高出力特性を維持するために、電流狭窄層に隣接する第2導電形半導体層4a、4bの屈折率を3.29〜3.39程度にすることが好ましい。また、AlGaAs系材料を赤外用、赤色用の電流狭窄層5a、5bに用いる場合、屈折率は3.34〜3.39程度であるから、第2導電形半導体層の屈折率は、3.39〜3.44程度にすることが好ましい。これにより従前の各半導体レーザ素子の特性を損なうことなく、両半導体レーザ素子の高出力特性を維持しえる。
さらに、AlGaAs系半導体レーザ素子10aとInGaAlP系半導体レーザ素子10bとの高温高出力特性を比較すると、一般的にInGaAlP系半導体レーザ素子のほうが困難であることから、できる限り、InGaAlP系半導体レーザ素子は従来の単体としての構造を維持することが好ましい。すなわちInGaAlP系材料を用いて赤外用の電流狭窄層および赤色用の電流狭窄層を形成し、AlGaAs系半導体レーザ素子の第2導電形半導体層4aの材料を変更し、屈折率差を維持するように設計することがより好ましい。
前述の図1および図2の構造の半導体レーザを製造するには、まず、基板1上に、AlGaAs系半導体レーザ素子10aを作製するため、活性層3aを含む発光層形成部9aをまず形成する。たとえば、n形GaAs基板1を、たとえばMOCVD(有機金属化学気相成長)装置内に入れ、反応ガスのトリエチルガリウム(TEG)、トリメチルアルミニウム(TMA)、トリメチルインジウム(TMIn)、ホスフィン(PH3)、アルシン(AsH3)および半導体層の導電形に応じて、n形ドーパントガスとしてのSiH4、p形ドーパントとしてジメチル亜鉛(DMZn)、ビスメチルシクロペンタジエニベリリウム(MeCp)2Be、シクロペンタジエニルマグネシウム(Cp2Mg)などの必要な材料をキャリアガスの水素(H2)と共に導入し、500〜700℃程度で各半導体層をエピタキシャル成長することにより、n形クラッド層2a、多重量子井戸構造からなる活性層3a、p形第1クラッド層41a、エッチングストップ層42a、p形第2クラッド層43aおよびキャップ層44aを順次成長し赤外用発光層形成部9aを形成する。
つぎに、InGaAlP系半導体レーザ素子10bの形成を予定する箇所に既に積層されたAlGaAs系半導体レーザの赤外用発光層形成部9aを硫酸と過酸化水素水の混合液などのエッチング液を用いウェットエッチングなどにより除去し半導体基板1を露出させる。ついで、MOCVD装置内に再びGaAs基板を入れ、InGaAlP系半導体レーザ素子の発光層形成部9bを作製するためn形クラッド層2b、多重量子井戸構造からなる活性層3b、p形第1クラッド層41b、エッチングストップ層42b、p形第2クラッド層43bおよびキャップ層44bを順次成長し、赤色用発光層形成部9bを形成する。
ついで、赤外用発光層形成部9a上に積層された赤色用発光層形成部9bを塩酸などのエッチング液を用いウェットエッチングなどにより除去する。
つぎに、赤色用発光層形成部9bの端面に窓構造を形成する。すなわち、赤色用高出力半導体レーザでは、とくに端面での破壊(COD)が生じやすいため、破壊しやすい半導体レーザチップ端面にZn拡散領域を形成して、端面での発振をさせなくする構造が一般的に採用されている。そのため、半導体ウェハの状態で、チップに劈開する領域に予めZnを拡散して、無秩序化する。具体的には、赤色用発光層形成部9b上の劈開する領域にZnO層などのZn拡散源を50nm程度スパッタに法より形成し、400〜700℃で10〜240分程度アニールすることなどにより、Zn拡散源中のZnを活性層にまで到達させる。その後、ZnOなどをフッ酸などで除去する。その結果、Zn拡散領域では、活性層の量子井戸構造がZnにより無秩序化され、バンドギャップが大きくなっており、劈開後に共振器端面にZn拡散領域が形成され、共振器端面では、内部からの光を吸収することがなくなり温度上昇は極力抑えられ、COD破壊を防止することができる。
つぎに、赤外用発光層形成部9a、赤色用発光層形成部9b、それぞれのリッジ部を形成するため、たとえばCVD法などにより、SiO2またはSiNxなどからなるマスクを形成し、たとえばドライエッチングなどによりキャップ層44a、44bを選択的にエッチングし、引き続き酒石酸と過酸化水素水の混合液のようなエッチング液により、赤外用発光層形成部のp形第2クラッド層43aを、塩酸などのようなエッチング液により、赤色用発光層形成部のp型第2クラッド層43bを順次エッチングすることにより、凸形状のリッジ部が形成される。なお、凸形状の形成は、エッチングストップ層や活性層に達するまで除去して形成してもよい。さらに除去する方法は、ウェットエッチング以外にドライエッチングでもよい。
後述するように赤外用、赤色用の電流狭窄層5a、5bは同時に埋め込んで形成されることになるため、本発明のモノリシック型半導体レーザではリッジ部の形成も一連のプロセスで行えることになる。すなわち、それぞれの電流狭窄層を別の材料を用いて形成する場合には同時に電流狭窄層を埋め込むことができないため、埋め込み成長の前段階として、それぞれ別個の機会にリッジ部を形成する必要がある。したがって、リッジ形成プロセスが別個に2回必要となるが、本発明のモノリシック型半導体レーザでは1回の連続したプロセスで作製することができ、さらにリッジ形成プロセスに伴う不要部分の除去などの剥離プロセスも1回で済ませることができる。
つぎに、両凸形状の幅狭部の少なくとも側部に赤外用および赤色用の電流狭窄層5a、5bを同時に埋め込む。電流狭窄層の埋込みは、たとえば、絶縁膜からなるマスクを利用した選択成長などにより行う。この電流狭窄層は、n形とするためにSiをドーピングし、また、出来る限りAlの比率を低下すべくInGaAlP系材料を用いて形成する。なお、選択成長とは、マスク上に赤外用および赤色用の電流狭窄層を形成させることなく、凸形状のリッジ部の側部にのみ選択的に電流狭窄層を埋め込む手法であり、成長条件、たとえば成長温度、圧力などを通常の成長条件と変えることで達成される。
このように本発明のモノリシック型半導体レーザでは、従来の実屈折率型の高出力レーザ素子を単に組み合わせるのではなく、高出力特性を維持しつつ赤外用および赤色用の電流狭窄層を同一材料、かつ活性層で発生した光を吸収しない材料を同時に埋め込んでいるため、同時に選択成長が可能としプロセス工数が増えることなく、高出力動作可能なモノリシック型半導体レーザが得られる。
その後、絶縁膜からなるマスクをフッ酸などで除去する。引き続き、たとえばGaAsコンタクト層6a、6bを成長することで、AlGaAs系半導体レーザ素子10a、InGaAlP系半導体レーザ素子10bが形成される。さらにAlGaAs系半導体レーザ素子10aとInGaAlP系半導体レーザ素子10bを電気的に分離するため、分離領域以外をレジストなどによりマスクし、分離領域を塩酸または硫酸と過酸化水素水の混合液などのようなエッチング液を用い、半導体基板に到達するまでエッチングする。
最後に、たとえばコンタクト層6a、6bの表面にそれぞれAu-Ge/Niなどからなるp側電極7a、7bを、また、半導体基板1の裏面にTi/Auなどからなるn側電極8を、それぞれ真空蒸着などにより形成する。この電極形成後に劈開などにより、ウェハからチップ化することにより、レーザチップが形成されている。
本発明のモノリシック型半導体レーザの一実施形態を示す断面説明図である。 本発明のモノリシック型半導体レーザの詳細を示す断面説明図であるである。 従来のモノリシック型半導体レーザの断面説明図である。
1 半導体基板
5a 赤外用の電流狭窄層
5b 赤色用の電流狭窄層
9a 赤外用発光層形成部
9b 赤色用発光層形成部

Claims (5)

  1. 同一半導体基板上に第1波長用半導体レーザ素子と、第2波長用半導体レーザ素子とを備えるモノリシック型半導体レーザであって、
    前記第1波長用半導体レーザ素子は、前記半導体基板上に積層される第1導電形半導体層、活性層、リッジ部が形成される第2導電形半導体層からなる第1波長用発光層形成部と、前記第2導電形半導体層のリッジ部の側部に設けられた第1波長用の第1導電形電流狭窄層とを有し、
    前記第2波長用半導体レーザ素子は、前記半導体基板上の前記第1波長用半導体レーザ素子が形成されていない領域に積層される第1導電形半導体層、活性層、リッジ部が形成される第2導電形半導体層からなる第2波長用発光層形成部と、前記第2導電形半導体層のリッジ部の側部に設けられる第2波長用の第1導電形電流狭窄層とを有し、
    前記第1波長用の電流狭窄層と前記第2波長用の電流狭窄層を形成する材料が同一、かつ、発光波長の短い前記第2波長用の半導体レーザ素子の活性層よりも大きいバンドギャップエネルギーを有する材料からなることを特徴とするモノリシック型半導体レーザ。
  2. 前記第1波長用の電流狭窄層および第2波長用の電流狭窄層が、AlzGa1-zAs(0.5≦z≦0.8)で表される材料からなる請求項1記載のモノリシック型半導体レーザ。
  3. 前記第1波長用の電流狭窄層および第2波長用の電流狭窄層が、In0.5(Ga1-xAlx0.5P(0.6≦x≦1)で表わされる材料からなる請求項1記載のモノリシック型半導体レーザ。
  4. 前記第1波長用半導体レーザ素子および第2波長用半導体レーザ素子の前記リッジ部を構成する第2導電形半導体層が、それぞれ第1波長用および第2波長用の電流狭窄層との屈折率の差が0.1以下となるような材料からなる請求項1乃至3のいずれか1項記載のモノリシック型半導体レーザ。
  5. 前記第1波長用および第2波長用の電流狭窄層が、電気的に分断されており、かつ該電流狭窄層にSiが添加されたn形半導体層からなる請求項1乃至4のいずれか1項記載のモノリシック型半導体レーザ。
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