JP2007059289A - 照明制御装置及びそれを備えた照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】誤動作による点灯状態の切り替えを防止することが可能な非接触式スイッチを有する照明装置を提供する。
【解決手段】光信号を発光する発光部と、発光部で発光する光信号を制御する発光制御部と、発光部から発光された光信号の物体からの反射光を受光する受光部と、光信号と同期した反射光のみを抽出し波形整形する波形成形部と、波形成形部から出力される受光信号に基づいてランプの点灯/消灯の切り替えを判断し、判定信号を出力する信号判定部と、信号判定部から出力された判定信号の入力に基づいて前記ランプの点灯/消灯の出力状態を切り替え、その状態を保持するラッチ部とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、蛍光灯等の点灯装置の点灯/消灯を制御する照明制御装置及びそれを備えた照明装置に関し、特に、光信号を発信する発光部と物体からの反射光を受光する受光部とを備えた反射式非接触スイッチを有する照明制御装置及びそれを備えた照明装置に関するものである。
従来、「一定レベルの光信号を一定周期でパルス発信する投光器と、この投光器より発信されたパルス光信号の物体からのパルス反射波を受信する受光器とを備え、この受光器からの信号を増幅する増幅器と、外来ノイズ等の影響を除去するノイズ除去部と、前記パルス発信信号と前記反射波信号との同期を取り、両者が同期した場合にのみ前記反射波信号を取出して整形する波形整形部と、この波形整形部からの一定レベルの連続信号を受けるごとに出力レベルの状態を反転させるラッチ部と、このラッチ部からの前記出力レベル信号により、蛍光灯等の照明負荷への給電をON−OFFする駆動部とからなる負荷制御手段を有する」ようにした照明装置が存在する(たとえば、特許文献1参照)。
特開平3−280398号公報(第2頁、図1)
上記の照明装置においては、投光器から発信されたパルス光信号が物体(たとえば、使用者の手や体)に当たり、物体が反射した反射光(受光信号)を受光器で受光し、その受光信号とパルス光信号とが同期しているかどうかで点灯/消灯を行っていた。つまり、受光器で受光した受光信号がパルス光信号と同期している場合に、その受光信号を有効であるものとして、正規の検知信号としてラッチ部に入力するようになっており、ラッチ部に正規の検知信号が入力される度に点灯/消灯を交互に繰り返すようになっていた。
ラッチ部は、正規の検知信号が入力される度に出力レベルの状態を反転させるように動作し、照明装置の負荷である蛍光灯は点灯/消灯を交互に繰り返すことになっている。すなわち、このような構成・動作となっている照明装置においては、使用者が投光器や受光器の近傍に手等の反射体になるものをかざすことで、照明装置の点灯状態を容易に切り替えることが可能となっている。
しかしながら、有効な検出信号がラッチ部に入力される毎に点灯状態が切り替わってしまうため、使用者が点灯状態の切り替えを意図していない場合にも点灯状態が切り替わってしまうということがあった。たとえば、使用者の顔や頭等が反射体となってしまい、その反射光が有効な検出信号としてラッチ部に入力されて点灯状態が点灯から消灯に急に切り替わってしまったり、使用者以外の反射体の存在(キッチンスペースにおける戸棚や冷蔵庫等の扉の開閉)で、点灯状態が切り替わってしまったりするということがあった。つまり、予期しない誤動作が発生してしまうという問題点があった。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、誤動作による点灯状態の切り替えを防止することが可能な非接触式スイッチを有する照明制御装置及びそれを備えた照明装置を提供することを目的とするものである。
本発明に係る照明制御装置は、光信号を発光する発光部と、前記発光部で発光する光信号を制御する発光制御部と、前記発光部から発光された光信号の物体からの反射光を受光する受光部と、前記光信号と同期した反射光を抽出し波形整形する波形成形部と、前記波形成形部から出力される受光信号に基づいてランプの点灯/消灯の切り替えを判断し、判定信号を出力する信号判定部と、前記信号判定部から出力された判定信号に基づいてランプの点灯/消灯の出力状態を切り替え、その状態を保持するラッチ部とを有することを特徴とする。
本発明に係る照明装置は、光信号を発光する発光部と、前記発光部で発光する光信号を制御する発光制御部と、前記発光部から発光された光信号の物体からの反射光を受光する受光部と、前記光信号と同期した反射光を抽出し波形整形する波形成形部と、前記波形成形部から出力される受光信号に基づいてランプの点灯/消灯の切り替えを判断し、判定信号を出力する信号判定部と、前記信号判定部から出力された判定信号の入力に基づいてランプの点灯/消灯の出力状態を切り替え、その状態を保持するラッチ部とを有するので、使用者の意図しない動作によってランプの点灯/消灯が切り替わることがないといった誤動作を防止することが可能になる。また、不安定になりがちな非接触式スイッチを有する照明装置の操作性を向上させることが可能になる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る照明装置100の電気的な構成を示すブロック図である。照明装置100は、非接触式スイッチ10と、発光制御部20と、信号判定部30と、ラッチ部40と、点灯制御信号生成部50と、点灯回路60とで構成されている。ここでは、発光制御部20、信号判定部30、ラッチ部40及び点灯制御信号生成部50が点灯回路60の外部に設けてある場合を例に示しているが、点灯回路60の内部に設けてあってもよい。なお、非接触式スイッチ10と発光制御部20と信号判定部30とラッチ部40とで照明制御装置80を構成している。
非接触式スイッチ10は、赤外線LED(発光ダイオード)等からなる光信号S0を発光する発光部11と、光信号S0の反射体1からの反射光S0’を受光するフォトトランジスタ等で構成された受光部13と、受光部13が受光した反射光S0’のうち光信号S0と同期している反射光S0’を抽出し受光信号S2に波形成形する波形成形部14とで構成されている。ここでは、発光部11と受光部13と波形成形部14とが非接触式スイッチ10の内部に設けられている場合を例に示しているが、これに限定するものではない。なお、発光部11は、発光制御部20が出力する発光制御信号S1により光信号S0の発光が制御されるようになっている。また、反射体1には、使用者の手を例として示してある。
波形成形部14は、反射光S0’が発光制御信号S1に同期している場合に、その反射光S0’を抽出し、その反射光S0’を波形成形して受光信号S2として信号判定部30に出力するようになっている。信号判定部30は、波形成形部14から出力された受光信号S2を入力し、その後所定時間内に所定回数の受光信号S2の入力があったときに判定信号S3をラッチ部40に出力するようになっている。なお、この信号判定部30については、後に詳述する。
ラッチ部40は、信号判定部30から出力された判定信号S3が入力されると、点灯/消灯の出力状態を切り替えて、その状態を保持するようになっている。すなわち、判定信号S3が入力されると、点灯状態であれば消灯状態に、消灯状態であれば点灯状態にそれぞれ切り替えて、新しく判定信号S3が入力されるまで、その状態を保持するようになっている。ラッチ部40が出力状態を切り替える場合には、点灯切替信号S4が生成されて点灯制御信号生成部50に出力されるようになっている。このラッチ部40は、フリップフロップ回路で構成するとよい。
点灯制御信号生成部50は、ラッチ部40から出力された点灯切替信号S4が入力されると、点灯制御信号S5を生成し、点灯回路60に出力するようになっている。この点灯制御信号S5により、蛍光灯等のランプ70(照明負荷)の点灯/消灯が実行されるようになっている。つまり、点灯制御信号生成部50が点灯制御信号S5を出力すると、その点灯制御信号S5が点灯回路60に入力されてランプ70の点灯/消灯が行われるようになっているのである。
点灯回路60は、商用電源2と接続されており、点灯制御信号生成部50から出力される点灯制御信号S5によってランプ70を点灯/消灯するようになっている。なお、点灯回路60を特に限定するものではなく、安定器を使用したグロー方式の点灯回路やスタータ方式の点灯回路、インバータを使用した点灯回路等で構成するとよい。
この点灯回路60には、商用電源2から供給される交流電圧を整流して直流電圧に変換する整流回路や照明装置100内で発生するノイズを除去するためのノイズフィルタ回路、直流電圧の電圧値を変換する昇圧回路等を備えておくのが望ましい。また、照明負荷となるランプ70を特に限定するものではなく、たとえば蛍光灯等の放電灯やLED(発光ダイオード)であるとよい。
次に、照明装置100の動作について説明する。
図2は、本発明の実施の形態1に係る照明装置100の動作を示すタイミングチャートである。最初に、照明装置100の状態が消灯状態である場合を例に説明する。すなわち、使用者(ユーザ)が何らのアクションも起こさなければ照明装置100はラッチ部40により消灯状態を保持するようになっている。なお、ランプ70には電力が供給されないようになっているが、発光制御部20及び非接触式スイッチ10には、電力が供給されており、使用者からのアクションに待機するようになっている。
図1に示したように構成された照明装置100において、発光部11は、発光制御部20から周期的に出力される発光制御信号S1に基づいて、その発光制御信号S1と同期するように周期的に発光素子から光信号S0を発光するように動作している。ここでは、所定の周期間隔をTで表し、光信号S0が発光される所定の時間をtで表すものとする。なお、この所定の周期間隔や発光時間は、変更可能にしておくとよい。
まず、光信号S0が反射体1(ここでは、使用者が手をかざすものとする)により、反射されて、その反射光S0’が受光部13に入光する。この反射光S0’は、光信号S0と同期したものであるために波形成形部14で波形成形されて受光信号S2が生成される。そして、受光信号S2は、信号判定部30に出力される。なお、波形成形部14では、外乱除去のために、反射光S0’を2度検出した場合を真の反射光S0’として抽出し、それを受光信号S2として波形成形し、信号判定部30に出力するようになっている。
受光信号S2を入力した信号判定部30は、その受光信号S2に基づいて使用者(ユーザ)からのアクションがあったかどうかを判断する。すなわち、信号判定部30は、波形成形部14から出力される受光信号S2が所定時間内に所定回数入力されることで、使用者からアクションがあったものであると判断するようになっている。ここでは、所定時間Aを5秒、所定回数Bを2回に設定してある場合を例に示している。したがって、信号判定部30では、1回目の受光信号S2が入力された後、所定期間Aの間(5秒間)に所定回数B(2回)の受光信号S2の入力が行われたかどうかで使用者からのアクションがあったかどうかを判断しているのである。
1回目の受光信号S2が信号判定部30に入力されると、信号判定部30では5秒間(所定時間A)の計時を開始する。そして、信号判定部30は、一回目の受光信号S2の入力から5秒の間に再び受光信号S2の入力(2回目)があれば、判定信号S3を生成しラッチ部40に出力する。1回目の受光信号S2が入力されてから5秒以内に2回目の受光信号S2の入力がなければ、判定信号S3は生成されない。言い換えれば、5秒以内に2回目の受光信号S2が信号判定部30に入力されなければ、使用者からのアクションが何もなかったものと判断するのである。
したがって、照明装置100の点灯/消灯を切り替えたい使用者は、一旦手をかざした後、5秒以内に再び手をかざすという動作を行わなければならない。すなわち、一旦手をかざしただけでは、照明装置100の点灯/消灯は、切り替わらないのである。このようにして、照明装置100の誤動作を防止しているのである。つまり、点灯状態の切り替えを意図していない使用者や、使用者以外の反射体から反射光S0’が入力されたとしても、所定時間内に所定回数の反射光S0’が入力されなければ点灯状態の切り替えが行われないので、誤動作を防止することができるのである。なお、この所定時間Aや所定回数Bは、予め設定されていてもよく、後に設定してもよい。
判定信号S3が入力されたラッチ部40は、点灯切替信号S4を生成し、点灯制御信号生成部50に出力する。この点灯切替信号S4は、消灯指令から点灯指令へと切り替えて、点灯指令を保持する。つまり、ラッチ部7は、次の判定信号S3が入力されるまで、点灯切替信号S4を点灯指令として保持するので、点灯状態が継続するようになっているのである。判定信号S3が処理されるまでの動作は以上である。点灯指令を示す点灯切替信号S4を受けた点灯制御信号生成部50では、点灯回路60を点灯動作させるための点灯制御信号S5を生成し、点灯回路60に出力する。そして、点灯切替信号S4が入力された点灯回路60は、ランプ70を点灯させることになる。
次に、照明装置100の状態が点灯状態である場合を例に説明する。使用者が5秒(所定時間A)以内に2回(所定回数)手をかざす動作をすることによって判定信号S3が生成されるまでは、状態が消灯状態である場合と同様である。判定信号S3が入力されたラッチ部40は、点灯切替信号S4を点灯指令から消灯指令へ切り替えて、消灯状態を保持する。消灯指令を示す点灯切替信号S4を入力した点灯制御信号生成部50では、ランプ70を消灯させるための点灯制御信号S5を生成し、点灯回路60に出力する。そして、点灯切替信号S4が入力された点灯回路60は、ランプ70を消灯させる。
以上のように、信号判定部30において予め定めた所定時間内に所定回数の受光信号S2を受信した場合に、判定信号S3を生成し照明装置100の点灯/消灯を切り替えるようにするので、照明装置100の点灯状態を切り替えるためには使用者が意図的に所定時間内に所定回数だけ手をかざす等の動作を行わなければならない。そのため、使用者の意図しない動作によって点灯状態が切り替わることが無く、誤動作を防止することが可能になるという効果がある。
実施の形態2.
実施の形態1では、信号判定部30が予め定めた所定時間A(5秒)に所定回数B(2回)の受光信号S2を受信した場合に判定信号S3を生成し、その判定信号S3がラッチ部40に入力することで照明装置100のランプ点灯状態を切り替えるようにしたものであるが、実施の形態2では、ランプ70の点灯から消灯への切り替え、またはランプ70の消灯から点灯への切り替えそれぞれに対して所定時間内に受信する所定回数の設定を相違させて、ランプ70の点灯/消灯を切り替えるようにしたものである。なお、実施の形態2に係る照明装置100の電気的な構成は実施の形態1で示した構成と同様であるため説明を省略するものとする。
図3は、本発明の実施の形態2に係る照明装置100の動作を示すタイミングチャートである。実施の形態2では、信号判定部30が所定時間Aの間に予め設定されている所定回数Bの受光信号S2の入力が行われたかどうかを判定するようになっているが、ランプ70が消灯状態にあるときの所定回数Bの設定値をB1とし、ランプ70が点灯状態にあるときの所定回数Bの設定値をB2とし、B1とB2との関係がB1<B2となるように所定回数Bが設定してある場合を例に説明する。なお、説明の簡便のためB1を1回、B2を2回として説明するものとする。また、予め設定される所定時間Aは、5秒として説明するものとする。
まず、照明装置100の状態が消灯状態である場合を例に説明する。照明装置100が消灯状態にあるとき、使用者が手をかざすことで反射光S0´が受光部13に入光してから受光信号S2を出力するまでの動作は、実施の形態1で説明した動作と同様である。現在、ランプ70が消灯状態であるため、信号判定部30に設定してある所定回数BはB1つまり1回である。すなわち、ランプ70が消灯状態である場合には、使用者は手を一回かざすことで、点灯状態へと切り替わるようになっている。使用者が一回手をかざすことにより、波形成形部14から受光信号S2が信号判定部30に出力され、この受光信号S2を入力した信号判定部30は、判定信号S3を生成し、ラッチ部40に出力する。
判定信号S3を入力したラッチ部40は、点灯切替信号S4を生成し、点灯制御信号生成部50に出力し、消灯指令から点灯指令へと切り替えて、点灯指令を保持する。点灯切替信号S4が入力された点灯制御信号生成部50では、ランプ70を点灯動作させるための点灯制御信号S5を生成し、点灯回路60に出力する。そして、ランプ70を点灯動作させるための点灯制御信号S5が入力された点灯回路60は、ランプ70を点灯させることになる。
次に、照明装置100の状態が点灯状態である場合を例に説明する。照明装置100が点灯状態にあるため、信号判定部30に設定してある所定回数BはB2つまり2回である。すなわち、ランプ70が点灯状態にある場合には、使用者が一回手をかざすだけでは、点灯状態から消灯状態への切り替えは行われない。1回目の受光信号S2が信号判定部30へ入力されると、信号判定部30において5秒間(所定時間A)の計時を開始する。信号判定部30において、1回目の受光信号S2の入力から5秒間の間に再び受光信号S2の入力(2回目)があった場合に、信号判定部30は判定信号S3を生成し、ラッチ部40に出力する。
判定信号S3を入力したラッチ部40は、点灯切替信号S4を生成し、点灯制御信号生成部50に出力し、点灯指令から消灯指令へ切り替えて、消灯状態を保持する。消灯指令を示す点灯切替信号S4を入力した点灯制御信号生成部50では、ランプ70を消灯動作させるための点灯制御信号S5を生成し、点灯回路60に出力する。そして、ランプ70を消灯動作させるための点灯制御信号S5が入力された点灯回路60は、ランプ70を消灯させることになる。
以上のように、ランプ70の点灯から消灯への切り替え、または、ランプ70の消灯から点灯への切り替えそれぞれに対して所定時間内(所定時間A)に受信する所定回数(所定回数B)の設定を相違させて、ランプ70の点灯/消灯を切り替えるようにしているので、実施の形態1の効果に加え、操作感を向上させることが可能になるという効果がある。すなわち、照明装置100の初期状態が消灯状態の場合には、使用者に要求する動作を1回(所定回数B1)に設定し、迅速に点灯状態への切り替えを行うようにし、照明装置100の初期状態が点灯状態の場合には、使用者に要求する動作を2回(所定回数B2)に設定し、消灯状態への切り替えを行うようにしているのである。したがって、ランプ70を点灯させるときと、消灯させるときとで使用者に要求する動作(回数)が異なり、点灯/消灯の切り替えの区別がつきやすく、誤動作を更に防止するとともに、操作感の向上を実現させている。
また、ランプ70を消灯から点灯に切り替えるときは所定回数B1を少なく設定し、点灯から消灯に切り替えるときは所定回数B2を多く設定するようにすれば、使用者はランプ70を点灯させる時は少ない動作で点灯させることが可能で、逆に消灯させるときには使用者は意識的に動作回数を増やすため、不意にランプを消灯してしまうといった誤動作を防止することが可能になる。なお、所定回数B1及び所定回数B2は、使用者が容易に変更できるようにしておくとよい。そうすれば、更に操作感を向上することができる。
実施の形態3.
実施の形態1では、信号判定部30が予め定めた所定時間A(5秒)に所定回数B(2回)の受光信号S2を受信した場合に判定信号S3を生成し、その判定信号S3がラッチ部40に入力することで照明装置100のランプ点灯状態を切り替えるようにした場合について示し、実施の形態2では、ランプ70の点灯/消灯に応じて所定時間内に受信する所定回数の設定を相違させて点灯状態を切り替えるようにした場合について示した。この実施の形態3では、ランプ70の点灯状態を切り替えた後、一定期間は受光信号S2の入力があった場合でも、その受光信号S2を受け付けないマスク機能を信号判定部30に設けた場合を例に説明する。また、マスク期間中は使用者にマスク期間中であることを報知するための報知部を設けた場合についても併せて説明する。
図4は、本発明の実施の形態3に係る照明装置200の電気的な構成を示すブロック図である。実施の形態1及び実施の形態2で説明した照明装置100と同一の構成については、同一の符号を付し説明は省略する。実施の形態3に係る照明装置200の構成は、実施の形態1及び2で説明した照明装置100の構成のほかに信号判定部30にマスク機能を有するマスク部31を設け、マスク期間中である旨を使用者に報知する報知部32を信号判定部30に接続したものである。
報知部32を構成する報知手段は、発光ダイオードのような表示素子やブザーのような音声による報知を行うものであればよく、特に限定するものではない。図では、報知部32が照明制御装置81内に設けられている場合を例に示しているが、これに限定するものではない。
次に、照明装置200の動作について説明する。
図5は、本発明の実施の形態3に係る照明装置200の動作を示すタイミングチャートである。最初に、照明装置200の状態が点灯状態である場合を例に説明する。使用者が手をかざすことによってランプ70を消灯状態に切り替えるまでの動作は、実施の形態1及び実施の形態2と同様であるため説明を省略する。使用者が手をかざす動作を行うことで、点灯状態にあるランプ70は、消灯状態に切り替わる。
このとき、信号判定部30は、判定信号S3を出力してから信号判定部30内で予め設定された所定時間C(たとえば、15秒)の間に、使用者が手をかざす動作を行うことによって波形整形部14から出力される受光信号S2を受信しても、信号判定部30は判定信号S3を生成しない。そのため、ラッチ部40における点灯切替信号S4は切り替わらず、ランプ70は消灯状態を継続する。つまり、所定時間Cをマスク期間として設定することで、信号判定部30が判定信号S3を生成しないようにして現在の状態を保持するようになっているのである。
このマスク機能とは、マスク期間中に使用者から動作が行われても、動作を受け付けずに現在の点灯状態を維持する機能をいう。また、このマスク期間中は、報知部32に設けた報知手段である発光ダイオードやブザー等によって使用者にマスク期間中である旨を知らせるようにしておけば、照明装置200の点灯状態が切り替わらない理由を使用者は容易に理解することができる。そして、マスク期間経過後は、マスク機能は解除される。そうすると、信号判定部30は、再び受光信号S2を入力することによって判定信号S3を生成し、その判定信号S3をラッチ部40に出力するように動作する。
実施の形態3では、所定時間C(マスク期間中)の間に報知部32による報知を行うとして説明したが、使用者にマスク期間中であることを報知できればどのような方法でもよく、特に限定するものではない。たとえば、所定時間C以外の期間に発光ダイオード等による報知を行い、マスク期間中は報知を行わないようにしてもよい。また、マスク期間についても変更可能にしておくとよい。さらに、マスク期間は、使用者が設定してもよく、予めデフォルトとして設定してあってもよい。
以上説明したように、ランプ70の点灯状態を切り替えた後、一定期間は受光信号S2の入力があった場合でも、その受光信号S2を受け付けないマスク機能を有するマスク部31を信号判定部30に設けたので、使用者の動作による過渡的な誤動作を防止することが可能になる。また、マスク期間中は使用者にマスク期間中であることを報知するための報知部32を設けたので、マスク期間中は操作が受け付けられないことを使用者は容易に認識でき、操作したにもかかわらず照明装置200の動作が追従しないといった、操作感に関わるストレスを軽減する効果がある。
実施の形態1に係る照明装置の電気的な構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る照明装置の動作を示すタイミングチャートである。 実施の形態2に係る照明装置の動作を示すタイミングチャートである。 実施の形態3に係る照明装置の電気的な構成を示すブロック図である。 実施の形態3に係る照明装置の動作示すタイミングチャートである。
符号の説明
1 反射体、2 商用電源、10 非接触式スイッチ、11 発光部、13 受光部、14 波形成形部、20 発光制御部、30 信号判定部、31 マスク部、32 報知部、40 ラッチ部、50 点灯制御信号生成部、60 点灯回路、70 ランプ、80 照明制御装置、81 照明制御装置、100 照明装置、200 照明装置。

Claims (7)

  1. 光信号を発光する発光部と、
    前記発光部で発光する光信号を制御する発光制御部と、
    前記発光部から発光された光信号の物体からの反射光を受光する受光部と、
    前記光信号と同期した反射光を抽出し波形整形する波形成形部と、
    前記波形成形部から出力される受光信号に基づいてランプの点灯/消灯の切り替えを判断し、判定信号を出力する信号判定部と、
    前記信号判定部から出力された判定信号に基づいて前記ランプの点灯/消灯の出力状態を切り替え、その状態を保持するラッチ部とを有する
    ことを特徴とする照明制御装置。
  2. 前記信号判定部は、
    前記波形成形部からの受光信号を入力した後、
    所定時間内に所定回数の受光信号が入力された場合に前記ランプの点灯/消灯の切り替えを判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明制御装置。
  3. 前記ランプの点灯から消灯への切り替え、または、前記ランプの消灯から点灯への切り替えのそれぞれに対して前記所定時間及び前記所定回数の設定を相違させている
    ことを特徴とする請求項2に記載の照明制御装置。
  4. 前記ランプの点灯から消灯への切り替えの際の前記所定回数は、
    前記ランプの消灯から点灯への切り替えの際の前記所定回数に比べて多く設定してある
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の照明制御装置。
  5. 前記ラッチ部が前記ランプの点灯/消灯の出力状態を切り替えた後、
    前記信号判定部が受光信号を所定期間受け付けないマスク期間を設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明制御装置。
  6. マスク期間中であることを報知する報知部を設けた
    ことを特徴とする請求項5に記載の照明制御装置。
  7. ランプと、
    前記ランプを制御する前記請求項1〜6のいずれかに記載の照明制御装置とを備えた
    ことを特徴とする照明装置。
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