JP2008010155A - 放電灯点灯装置及び照明器具 - Google Patents

放電灯点灯装置及び照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP2008010155A
JP2008010155A JP2006176001A JP2006176001A JP2008010155A JP 2008010155 A JP2008010155 A JP 2008010155A JP 2006176001 A JP2006176001 A JP 2006176001A JP 2006176001 A JP2006176001 A JP 2006176001A JP 2008010155 A JP2008010155 A JP 2008010155A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge lamp
voltage
rectangular wave
period
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006176001A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4631817B2 (ja
Inventor
Akira Yuufuku
晶 祐福
Takeshi Gouriki
健史 強力
Atsushi Konishi
淳 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Panasonic Life Solutions Ikeda Electric Co Ltd
Original Assignee
Ikeda Electric Co Ltd
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ikeda Electric Co Ltd, Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Ikeda Electric Co Ltd
Priority to JP2006176001A priority Critical patent/JP4631817B2/ja
Priority to US12/306,570 priority patent/US7994733B2/en
Priority to CN2007800237674A priority patent/CN101480108B/zh
Priority to PCT/JP2007/056234 priority patent/WO2008001519A1/ja
Priority to EP07739672.9A priority patent/EP2040515B1/en
Priority to CA2656151A priority patent/CA2656151C/en
Publication of JP2008010155A publication Critical patent/JP2008010155A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4631817B2 publication Critical patent/JP4631817B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/26Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc
    • H05B41/28Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters
    • H05B41/288Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters with semiconductor devices and specially adapted for lamps without preheating electrodes, e.g. for high-intensity discharge lamps, high-pressure mercury or sodium lamps or low-pressure sodium lamps
    • H05B41/2881Load circuits; Control thereof
    • H05B41/2882Load circuits; Control thereof the control resulting from an action on the static converter
    • H05B41/2883Load circuits; Control thereof the control resulting from an action on the static converter the controlled element being a DC/AC converter in the final stage, e.g. by harmonic mode starting
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S315/00Electric lamp and discharge devices: systems
    • Y10S315/07Starting and control circuits for gas discharge lamp using transistors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

【課題】始動時に高周波電圧と矩形波電圧を交互に発生する放電灯点灯装置において、確実な始動性を確保する。
【解決手段】放電灯Laの始動時に、共振回路が共振動作を行う高周波電圧を出力する期間HF1,HF2と矩形波電圧を出力する期間FB1,FB2とを交互に繰り返し、放電灯Laの点灯時には低周波矩形波電圧を始動回路4を介して放電灯Laに印加する放電灯点灯装置において、矩形波電圧を出力する期間FB1,FB2において放電灯Laの始動を検出する始動検出回路5と、放電灯Laの始動を検出した場合には高周波電圧を停止もしくは高周波電圧の周波数を低くする制御回路3Cを備え、該制御回路3Cは、一度でも放電灯Laの始動を検出した場合には高周波電圧と矩形波電圧を交互に出力する期間の繰り返しの回数を増加させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、高圧放電灯を点灯させるための放電灯点灯装置及びこれを用いた照明器具に関するものである。
高圧放電灯はコンパクトな形状で高輝度の出力光束を得ることができ、点光源に近く、配光制御が容易であるので、白熱ランプやハロゲンランプの代替として最近使用されるようになってきた。一般に高圧放電灯は始動するのに数KVの高電圧パルスが必要とされており、従来例としての代表的な回路構成を図6に示す。
1は直流電源、2はDC/DCコンバータ、3はDC/ACインバータであり、インダクタL2とコンデンサC2で共振回路を構成している。また、2CはDC/DCコンバータ2の制御回路であり、3CはDC/ACインバータ3の制御回路である。
DC/DCコンバータ2はスイッチング素子Q1、ダイオードD1、インダクタL1で構成されており、直流電源1を電圧変換して降圧された電圧を平滑用のコンデンサC1に充電する。ここで、コンデンサC1の両端電圧はほぼランプ電圧に等しく、検出も容易であるため、ランプ電圧を検出する代わりにコンデンサC1の電圧を制御回路2Cにより検出し、その値に応じてスイッチング素子Q1の駆動信号を制御回路2Cより出力する。尚、本従来例のDC/DCコンバータ2はいわゆる降圧チョッパ回路であり、動作はごく一般的なものであるので、動作説明は省略する。
次に、DC/ACインバータ3はスイッチング素子Q2〜Q5から構成されたフルブリッジ回路であり、その交流出力側には共振インダクタL2、共振コンデンサC2からなる共振回路で構成された始動回路を介して放電灯Laが接続されている。
DC/ACインバータ3は制御回路3Cにより制御される。制御回路3Cは例えば制御用のマイクロコンピュータで構成されており、その動作をフローチャート(図7)と波形図(図8)で説明する。
まず、放電灯Laの始動時にスイッチング素子Q2、Q5がオン、スイッチング素子Q3、Q4がオフの状態と、スイッチング素子Q2、Q5がオフ、スイッチング素子Q3、Q4がオンの状態を高周波で交互にスイッチング動作させ、共振回路L2、C2により高周波の高電圧パルスを発生させる高周波動作期間(HF1)と、スイッチング素子Q2、Q5がオン、スイッチング素子Q3、Q4がオフの状態を数ms程度維持する矩形波動作期間(FB1)と、スイッチング素子Q2、Q5がオン、スイッチング素子Q3、Q4がオフの状態と、スイッチング素子Q2、Q5がオフ、スイッチング素子Q3、Q4がオンの状態を高周波で交互にスイッチング動作させ、共振回路L2、C2により高周波の高電圧パルスを発生させる高周波動作期間(HF2)と、スイッチング素子Q2、Q5がオフ、スイッチング素子Q3、Q4がオンの状態を数ms程度維持する矩形波動作期間(FB2)を繰り返し、再度HF1の動作に戻る。
このように、スイッチング素子Q2〜Q5を駆動することにより、高周波動作期間による高周波高圧パルス電圧で放電灯を絶縁破壊し、その後の矩形波動作期間でグロー放電からアーク放電へ移行させ、放電灯を始動させる。以上の動作を所定期間にわたり繰り返し、所定期間を経過した後は通常の低周波矩形波点灯へと移行する。
特開2004−265707号公報(特許文献1)では、高輝度放電灯の始動時に、共振動作により高電圧を印加する区間と低周波矩形波電圧を印加する区間とを交互に繰り返すことが提案されている。共振動作により高電圧を印加する区間により電極間の絶縁破壊を確実にし、低周波矩形波電圧を印加する区間によりグロー放電からアーク放電への移行を確実にするというものである。
特開2004−265707号公報
上記従来例では、いったん放電灯が点灯した後も高周波電圧の発生期間と矩形波電圧の発生期間を交互に繰り返す。この際、共振インダクタL2が高周波に対して高いインピーダンスを持っているため、高周波電圧の発生期間で共振インダクタL2が大きな限流要素となり、放電灯の立ち消えを誘発する要因となっている。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、始動時に高周波電圧と矩形波電圧を交互に発生する放電灯点灯装置において、確実な始動性を確保することを課題とする。
本発明にあっては、上記の課題を解決するために、図1に示すように、直流電源1の電源電圧を所望の直流電圧に変換するDC/DCコンバータ2と、DC/DCコンバータ2の直流出力を平滑する平滑コンデンサC1と、平滑コンデンサC1が平滑した直流電圧を交流電圧に変換するDC/ACインバータ3と、少なくとも1つ以上のコンデンサC2及びインダクタL2から成る共振回路を具備してDC/ACインバータ3の出力を放電灯Laに供給する始動回路4を備え、放電灯Laの始動時に、図2及び図3に示すように、前記共振回路が共振動作を行う高周波電圧を出力する期間HF1,HF2と矩形波電圧を出力する期間FB1,FB2とを交互に繰り返し、放電灯Laの点灯時には低周波矩形波電圧を始動回路4を介して放電灯Laに印加する放電灯点灯装置において、矩形波電圧を出力する期間FB1,FB2において放電灯Laの始動を検出する始動検出回路5と、放電灯Laの始動を検出した場合には高周波電圧を停止もしくは高周波電圧の周波数を低くする制御回路3Cを備え、該制御回路3Cは、一度でも放電灯Laの始動を検出した場合には高周波電圧と矩形波電圧を交互に出力する期間の繰り返しの回数を増加させるように設定することを特徴とするものである。
本発明によれば、放電灯の始動時に、共振動作により高周波電圧を出力する期間と矩形波電圧を出力する期間とを交互に繰り返す放電灯点灯装置において、高圧放電灯の始動に関する重要な二因子である絶縁破壊性能とアーク移行性能を最適にし、確実な始動を可能とした放電灯点灯装置を提供することができる。また、放電灯の電極が十分に暖まっておらず立ち消えした場合にも、一度でも放電灯の始動を検出した場合には高周波電圧と矩形波電圧を交互に出力する期間の繰り返しの回数を増加させるように設定するので、再度放電灯を始動させることができ、より良好な始動性が得られる。さらに、放電灯が装着されていない場合は比較的短時間で高電圧の発生を停止することになるので、安全性の観点からも好ましい。
(実施形態1)
本発明の実施形態1の放電灯点灯装置の回路構成を図1に示す。この点灯装置は、直流電源1と、直流電源1の電源電圧を所望の直流電圧に変換するDC/DCコンバータ2と、DC/DCコンバータ2の直流出力を平滑する平滑コンデンサC1と、平滑コンデンサC1が平滑した直流電圧を交流電圧に変換するDC/ACインバータ3と、共振動作に寄与するコンデンサC2及びインダクタL2から成る共振回路を具備してDC/ACインバータ3の出力を放電灯Laに供給する始動回路4と、DC/DCコンバータ2を制御する制御回路2CとDC/ACインバータ3を制御する制御回路3Cから構成されている。従来例の図6と回路的に異なる点は放電灯Laの始動検出回路5を具備した点である。ここで、始動検出回路5は例えばコンデンサC1の両端電圧を抵抗で分圧して制御回路3Cに入力するようなものである。
放電灯Laが点灯していない状態では、制御回路2Cからは所定の駆動信号が出力される。ここで、所定の駆動信号は例えば周波数が数十KHz、デューティが数十%の矩形波信号であり、周波数やデューティは、コンデンサC1の出力電圧によって決定される。
次に、DC/ACインバータ3を制御回路3Cで高周波スイッチング動作させることにより、コンデンサC1の電圧を高周波の高圧パルス電圧に変換する。具体的にはスイッチング素子Q2、Q5がオン、スイッチング素子Q3、Q4がオフの状態と、スイッチング素子Q2、Q5がオフ、スイッチング素子Q3、Q4がオンの状態を交互に高周波で繰り返し、共振回路L2、C2により高周波の高電圧を放電灯Laに印加する。
本実施形態においては制御回路3Cの出力周波数を数十〜数百KHz程度に設定し、共振回路L2、C2の共振周波数付近でスイッチング素子Q2〜Q5を駆動することにより高電圧パルスを得ている。
本実施形態の動作を図2の制御フローチャートおよび図3の動作波形に示す。まず、点灯フラグ:FLAG1と点灯履歴フラグ:FLAG2を初期化しておく。点灯フラグFLAG1が1であれば、点灯しており、0であれば不点である。また、点灯履歴フラグFLAG2が1であれば、一度でも放電灯Laの始動を検出したことが有り、0であれば一度も放電灯Laの始動を検出したことが無い、ということである。点灯フラグFLAGを判定し、FLAG1=1(点灯)であれば、高周波動作期間(HF1)はスキップする。FLAG1=0(不点)であれば、スイッチング素子Q2、Q5がオン、スイッチング素子Q3、Q4がオフの状態と、スイッチング素子Q2、Q5がオフ、スイッチング素子Q3、Q4がオンの状態を高周波で交互にスイッチング動作させ、共振回路L2、C2により高周波の高電圧パルスを発生させる高周波動作期間(HF1)を行う。
高周波動作HF1が終わると、次に矩形波動作FB1へと移行し、スイッチング素子Q2、Q5がオン、スイッチング素子Q3、Q4がオフの状態を数ミリ秒間維持した後に、始動検出回路5によって放電灯Laの点灯状態を検出する。点灯/不点灯を判別するには、コンデンサC1の電圧Vlaが所定の閾値(Vthとする)以下であれば放電灯が点灯したと判定し、閾値を超えていれば不点と判定する。放電灯が点灯したと判定された場合には、点灯フラグFLAG1=1、点灯履歴フラグFLAG2=1とし、高周波動作HF2をスキップし、数ms待機し、矩形波動作FB2へと移行する。放電灯が不点と判定された場合には、点灯フラグFLAG1=0とし、HF2にて高周波動作させ、その後に矩形波動作FB2へ移行し、数ミリ秒経過後に再び点灯判別する。ここでもコンデンサC1の電圧Vlaが所定の閾値(Vthとする)以下であれば放電灯が点灯したと判定し、閾値を超えていれば不点と判定する。
放電灯が点灯していると判定された場合には、点灯フラグFLAG1=1、点灯履歴フラグFLAG2=1とし、数ms待機した後、所定期間Tが経過したか判定する。放電灯が不点と判定された場合には、点灯フラグFLAG1=0とし、所定期間Tが経過したかを判定する。所定期間Tが未経過のとき、放電灯が不点なら高周波動作HF1へと戻り、再度高周波の高電圧パルスを発生させ、放電灯を絶縁破壊する。所定期間Tが未経過のとき、放電灯が点灯していれば、高周波動作HF1はスキップして、矩形波動作FB1へと移行する。
以上のように構成することにより、放電灯が点灯と判定された場合に高周波動作を停止するので、共振インダクタL2によって管電流が限流されるのを防ぐことができ、放電灯の始動性を向上できる。
また、矩形波動作期間に始動検出回路5によって放電灯の点灯状態を検出し、点灯と判定された場合は矩形波動作期間を延長している。例えば、スイッチング素子Q2、Q5がオン、スイッチング素子Q3、Q4がオフ(FB1)の際に点灯と判定された場合、FB1の期間を数倍程度まで延長している。スイッチング素子Q2、Q5がオフ、スイッチング素子Q3、Q4がオン(FB2)の際に点灯と判定された場合も同様に、FB2の期間を数倍程度まで延長している。このように構成することにより、放電灯の電極を十分に暖めることができ、確実な始動効果が得られる。
上記の動作を所定期間Tにわたり繰り返し、所定期間Tを経過した後は、通常の低周波矩形波点灯へと移行するが、点灯履歴フラグFLAG2を判定し、一度でも放電灯Laの始動を検出した場合(FLAG2=1)には高周波電圧と矩形波電圧を交互に出力する期間の繰り返しの回数を増加させるように設定するべく、所定期間TをT2(>T)へと延長する。
放電灯が装着されていない状態(無負荷状態)では高電圧が継続的に発生することになるが、それでは安全上好ましくないため、一般的には高電圧の発生期間は1秒程度以下に抑えるのが通例となっている。しかしながら、高電圧の発生期間が1秒程度の短期間である場合、一度放電灯が点灯しても1秒以上経過した後に立ち消えするケースがあるため、始動性を確保できない場合がある。
そこで、点灯判別のステップで点灯と判定された際に、点灯履歴フラグ:FLAG2を1にセットし、FLAG2=1の状態を保持しておく。その後、所定期間Tの経過後にFLAG2をチェックし、FLAG2=0であれば放電灯が一度も点灯していないと見なして直ちに高電圧発生を停止する。この際、FLAG2=1であれば一度でも放電灯が点灯した形跡があると判断し、高電圧発生期間を延長する。本実施形態では例として高電圧発生期間を数倍〜数百倍程度の所定期間T2まで延長している。
このように構成することにより、放電灯の電極が十分に暖まっておらず立ち消えした場合にも延長された所定期間T2内は高電圧を発生させるので、再度放電灯を始動させることができ、より良好な始動性が得られる。さらに、放電灯が装着されていない場合は比較的短時間の所定期間Tで高電圧発生を停止するので、安全性の観点からも好ましい。
なお、上述の構成では、矩形波動作時に始動検出回路5によって放電灯の点灯状態を検出し、点灯と判定された場合、高周波動作を停止させているが、この構成に代えて、高周波動作を停止させるのではなく、周波数を通常の高周波動作時HF1またはHF2よりも下げて高周波動作させるように構成しても、同様の効果が得られる。具体的なフローチャートは図示しないが、図2の制御フローにおいて、高周波動作HF1をスキップするのに代えて、高周波動作HF1より低い周波数の高周波動作HF1’を実行し、高周波動作HF2をスキップするのに代えて、高周波動作HF2より低い周波数の高周波動作HF2’を実行すれば良い。
(実施形態2)
図4、図5は実施形態2の要部動作を示す制御フローチャート及び波形である。ここでは、点灯フラグFLAG1と点灯履歴フラグFLAG2による制御は図示していないが、本実施形態においても、実施形態1のように所定期間Tの間に一度でも放電灯が点灯と判定された場合には、所定期間TをT2(>T)に延長することで、高周波電圧と矩形波電圧を交互に出力する期間の繰り返しの回数を増加させるように構成しても良い。具体的には、図4の点灯判別1または点灯判別2で一度でも点灯と判別されたときには、所定期間TをT2(>T)で上書きすれば良い。
回路構成は実施形態1と同様のため説明を省略する。上述の実施形態1において、矩形波発生期間FB1で放電灯が不点と判定された場合には高周波発生期間HF2を経た後に矩形波発生期間FB2へ移行し、矩形波発生期間FB2で放電灯が不点と判定された場合には高周波発生期間HF1を経た後に矩形波発生期間FB1へ移行していた。しかし、本実施形態では矩形波発生期間FB1で放電灯が不点と判定された場合には再度、高周波発生期間HF1を経た後に矩形波発生期間FB1へ移行し、矩形波発生期間FB2で放電灯が不点と判定された場合には再度、高周波発生期間HF2を経た後に矩形波発生期間FB2へ移行するよう構成した。このように構成することにより、放電灯が不点であった場合に、不点であった方の極性に再度矩形波を出力するので、放電灯を速やかに始動できる。
上述の各実施形態において、放電灯の始動検出回路5は管電圧を検出しているが、管電流を検出してもかまわない。また、DC/DCコンバータ2は降圧チョッパ回路で構成されているが、特開2004−265707でも説明されているように、昇圧チョッパ回路、あるいはフライバック型の昇降圧コンバータ回路で構成することもできる。また、DC/DCコンバータとDC/ACインバータが独立した構成となっているが、それぞれが兼用されたフルブリッジ回路、あるいはハーフブリッジ回路で構成することもできる。
(実施形態3)
実施形態1,2のいずれかに記載の放電灯点灯装置は、高圧放電灯を装着した照明器具に内蔵され、もしくは灯具とは別設の外付け安定器として使用することができる。また、このような照明器具を人感センサや明るさセンサと組み合わせてセンサ出力に応じて光出力が制御される照明システムを構成しても良い。また、タイマと組み合わせて時間帯に応じて光出力が制御される照明システムを構成しても良い。さらに、高圧放電灯を光源とする投射型の画像表示装置や車両用の前照灯点灯装置に利用しても良い。
本発明の実施形態1の構成を示す回路図である。 本発明の実施形態1の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1の動作説明のための波形図である。 本発明の実施形態2の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2の動作説明のための波形図である。 従来例の構成を示す回路図である。 従来例の動作を示すフローチャートである。 従来例の動作説明のための波形図である。
符号の説明
La 放電灯
1 直流電源
2 DC/DCコンバータ
3 DC/ACインバータ
3C 制御回路
4 始動回路
5 始動検出回路
HF1,HF2 高周波動作期間
FB1,FB2 矩形波動作期間

Claims (4)

  1. 直流電源の電源電圧を所望の直流電圧に変換するDC/DCコンバータと、DC/DCコンバータの直流出力を平滑する平滑コンデンサと、平滑コンデンサが平滑した直流電圧を交流電圧に変換するDC/ACインバータと、少なくとも1つ以上のコンデンサ及びインダクタから成る共振回路を具備してDC/ACインバータの出力を放電灯に供給する始動回路を備え、放電灯の始動時に、前記共振回路が共振動作を行う高周波電圧を出力する期間と矩形波電圧を出力する期間とを交互に繰り返し、放電灯の点灯時には低周波矩形波電圧を始動回路を介して放電灯に印加する放電灯点灯装置において、矩形波電圧を出力する期間において放電灯の始動を検出する始動検出手段と、放電灯の始動を検出した場合には高周波電圧を停止もしくは高周波電圧の周波数を低くする制御手段を備え、該制御手段は、一度でも放電灯の始動を検出した場合には高周波電圧と矩形波電圧を交互に出力する期間の繰り返しの回数を増加させるように設定することを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 請求項1において、前記制御手段は、矩形波電圧を出力する期間において放電灯の始動を検出した場合に、矩形波電圧を出力する期間を延長することを特徴とする放電灯点灯装置。
  3. 請求項1または2において、前記制御手段は、矩形波電圧を出力する期間において放電灯が不点と判定した場合に、高周波電圧を発生後不点と判定したのと同じ極性側に矩形波電圧を出力することを特徴とする放電灯点灯装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の放電灯点灯装置を搭載した照明器具。
JP2006176001A 2006-06-27 2006-06-27 放電灯点灯装置及び照明器具 Expired - Fee Related JP4631817B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006176001A JP4631817B2 (ja) 2006-06-27 2006-06-27 放電灯点灯装置及び照明器具
US12/306,570 US7994733B2 (en) 2006-06-27 2007-03-26 Discharge lamp lighting device and light fixture
CN2007800237674A CN101480108B (zh) 2006-06-27 2007-03-26 放电灯点亮装置及照明器具
PCT/JP2007/056234 WO2008001519A1 (fr) 2006-06-27 2007-03-26 Lampe et appareil d'éclairage à décharge électrique
EP07739672.9A EP2040515B1 (en) 2006-06-27 2007-03-26 Electric discharge lamp device and lighting apparatus
CA2656151A CA2656151C (en) 2006-06-27 2007-03-26 Discharge lamp lighting device and light fixture

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006176001A JP4631817B2 (ja) 2006-06-27 2006-06-27 放電灯点灯装置及び照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008010155A true JP2008010155A (ja) 2008-01-17
JP4631817B2 JP4631817B2 (ja) 2011-02-16

Family

ID=38845293

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006176001A Expired - Fee Related JP4631817B2 (ja) 2006-06-27 2006-06-27 放電灯点灯装置及び照明器具

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7994733B2 (ja)
EP (1) EP2040515B1 (ja)
JP (1) JP4631817B2 (ja)
CN (1) CN101480108B (ja)
CA (1) CA2656151C (ja)
WO (1) WO2008001519A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4697050B2 (ja) * 2006-05-26 2011-06-08 パナソニック電工株式会社 放電灯点灯装置及び照明器具
WO2008102703A1 (ja) * 2007-02-19 2008-08-28 Panasonic Electric Works Co., Ltd. 放電灯点灯装置、照明装置、及び液晶表示装置
JP2008243629A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Matsushita Electric Works Ltd 放電灯点灯装置及び照明器具及び照明システム
ATE521215T1 (de) * 2007-06-14 2011-09-15 Osram Gmbh Schaltungsanordnung zum betrieb von entladungslampen und verfahren zum betrieb von entladungslampen
JP4807454B2 (ja) * 2007-06-20 2011-11-02 パナソニック電工株式会社 放電灯点灯装置、照明装置、及び液晶表示装置
JP2009032471A (ja) * 2007-07-26 2009-02-12 Panasonic Electric Works Co Ltd 放電灯点灯装置及び照明器具
EP2217041A4 (en) * 2007-11-14 2014-08-13 Panasonic Corp LIGHTING DEVICE AND LIGHTING APPARATUS USING THE DEVICE
JP5180770B2 (ja) * 2008-10-21 2013-04-10 パナソニック株式会社 放電灯点灯装置及びそれを用いた照明器具並びにプロジェクタ
US20120062134A1 (en) * 2010-09-14 2012-03-15 Xodtec Technology Co., Ltd. Driving circuit for t8 led lamp
US9386665B2 (en) 2013-03-14 2016-07-05 Honeywell International Inc. System for integrated lighting control, configuration, and metric tracking from multiple locations
DE102016203978A1 (de) * 2016-03-10 2017-09-14 Eaton Protection Systems Ip Gmbh & Co. Kg Leuchte und Verfahren zur Steuerung einer Spektralverteilung der Leuchte
CN106385193B (zh) * 2016-10-11 2018-12-18 华北电力大学 电力电子变压器交直流容量可切换的低压直流侧拓扑

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0330291A (ja) * 1989-06-27 1991-02-08 Matsushita Electric Works Ltd インバータ装置
JPH03102798A (ja) * 1989-07-10 1991-04-30 U S Philips Corp ガス放電ランプの始動及び点灯用回路装置
JPH08124687A (ja) * 1994-10-26 1996-05-17 Matsushita Electric Works Ltd 放電灯点灯装置
JP2004265707A (ja) * 2003-02-28 2004-09-24 Matsushita Electric Works Ltd 放電灯点灯装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3329929B2 (ja) * 1994-02-15 2002-09-30 松下電工株式会社 高圧放電灯点灯装置
US5932976A (en) * 1997-01-14 1999-08-03 Matsushita Electric Works R&D Laboratory, Inc. Discharge lamp driving
JP3829507B2 (ja) * 1997-12-12 2006-10-04 松下電工株式会社 電子バラストおよびhidランプ制御回路
US6437515B1 (en) * 2000-01-18 2002-08-20 Matsushita Electric Works, Ltd. Discharge lamp lighting device of high startability with high pulse voltage
US7015655B2 (en) * 2001-05-25 2006-03-21 Matsushita Electric Works, Ltd. Electronic ballast for a high intensity discharge lamp
US6963176B2 (en) * 2001-12-25 2005-11-08 Matsushita Electric Works, Ltd. Discharge lamp operation apparatus
WO2005072020A1 (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Matsushita Electric Works, Ltd. 放電ランプ点灯装置、照明装置、プロジェクタ
JP4241515B2 (ja) 2004-06-10 2009-03-18 パナソニック電工株式会社 放電灯点灯装置及びプロジェクタ
JP4665480B2 (ja) 2004-10-26 2011-04-06 パナソニック電工株式会社 放電灯点灯装置、照明器具、および照明システム
JP4501748B2 (ja) 2005-03-28 2010-07-14 パナソニック電工株式会社 無電極放電灯点灯装置、および照明器具
US7365951B2 (en) 2006-03-07 2008-04-29 Matsushita Electric Works, Ltd. Discharge lamp lighting device, lighting system and method

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0330291A (ja) * 1989-06-27 1991-02-08 Matsushita Electric Works Ltd インバータ装置
JPH03102798A (ja) * 1989-07-10 1991-04-30 U S Philips Corp ガス放電ランプの始動及び点灯用回路装置
JPH08124687A (ja) * 1994-10-26 1996-05-17 Matsushita Electric Works Ltd 放電灯点灯装置
JP2004265707A (ja) * 2003-02-28 2004-09-24 Matsushita Electric Works Ltd 放電灯点灯装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP2040515A4 (en) 2012-07-18
EP2040515A1 (en) 2009-03-25
CA2656151A1 (en) 2008-01-03
CA2656151C (en) 2012-11-06
US20090236999A1 (en) 2009-09-24
JP4631817B2 (ja) 2011-02-16
CN101480108B (zh) 2012-07-18
EP2040515B1 (en) 2018-08-15
US7994733B2 (en) 2011-08-09
CN101480108A (zh) 2009-07-08
WO2008001519A1 (fr) 2008-01-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4631817B2 (ja) 放電灯点灯装置及び照明器具
US8348437B2 (en) Discharge lamp lighting device and image display device that controls electric power converter output on a historical basis
JP2007115660A (ja) 高圧放電ランプ点灯装置及び照明装置
EP2244534B1 (en) High pressure discharge lamp lighting device, illumination fixture and illumination system
JP2009289492A (ja) 高圧放電灯点灯装置及び照明器具
JP2010108659A (ja) 高圧放電灯点灯装置及びそれを用いた照明器具並びに照明システム
JP2004158273A (ja) 高圧放電灯の点灯方法および点灯装置
JP5180770B2 (ja) 放電灯点灯装置及びそれを用いた照明器具並びにプロジェクタ
JP2007005260A (ja) 放電灯点灯装置、照明器具、画像表示装置
JP5087931B2 (ja) 高圧放電灯点灯装置、プロジェクタ及び高圧放電灯の点灯方法
JP2001338789A (ja) 放電灯点灯装置
JP4697050B2 (ja) 放電灯点灯装置及び照明器具
JP2008235199A (ja) 放電灯点灯装置、画像投影装置
JP2010080137A (ja) 高圧放電灯点灯装置、照明器具
JP2010080138A (ja) 高圧放電灯点灯装置、照明器具
JP2010108650A (ja) 放電灯点灯装置及び照明器具
JP5348497B2 (ja) 高圧放電灯点灯装置、プロジェクタ及び高圧放電灯の始動方法
JP2005302378A (ja) 放電灯点灯装置
JP5947587B2 (ja) 放電灯点灯装置
JP2010055915A (ja) 高圧放電灯点灯装置、光源装置及び高圧放電灯の始動方法
JP2008077982A (ja) 放電ランプ点灯装置
JP2005310678A (ja) 放電灯点灯装置及び照明器具
JP2006085992A (ja) 放電灯点灯装置
JP2007005217A (ja) 放電灯点灯装置及び画像表示装置
JP2006156168A (ja) 高圧放電灯点灯装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101019

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101101

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4631817

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131126

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees