JP2007057421A - リング照明装置 - Google Patents

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吉彰 大川
Toshikatsu Ishida
俊勝 石田
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Abstract

【課題】 容器などのように極端な段差のある被検査物を照明し、被検査物の微小な欠陥を検出可能とするリング状照明装置を提供することを目的とするものである。
【解決手段】 保持枠13の上部に水平状に取着したドーナツ状基板11に、リング状に複数列配置された複数の発光ダイオードを光源2として備え、被検査物を照明するリング照明装置10において、前記発光ダイオードを、その光軸を基板11に直交させて取付るとともに、発光ダイオードの内周側発光ダイオード群2aと外周側発光ダイオード群2bとの間に、内側を反射鏡にした第1反射板14を、発光ダイオードの光軸に対して所定角度傾斜して配置し、前記外周側の所定列の外側には、前記第1反射板14の傾斜角度より小さい傾斜角度を有し、内側を反射鏡にした第2反射板15を配置し、かつ保持枠13の下部に中央に撮影用の円形開口部12aを有し、光源2による光を拡散させる拡散板16を設けたものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像処理型測定機等により容器などの被検査物の傷や汚れ等の有無を検査する際に使用するリング照明装置に関し、詳しくは複数の発光ダイオード(以下LEDという)をリング状に複数列配列して照明とするリング照明装置に関するものである。
従来のリング照明装置は、LEDをリング状に複数列配列したものであり、半導体チップ等の電子部品や飲用缶、その他の工業製造品の検査工程で照明装置として多く利用されている。一つの用途としては、被検査物の上方にリング照明装置を配置してLEDからの光を直接被検査物に照射し、リング状照明装置の上方に配置したCCDカメラを用いて被検査物を撮像し、画像処理型測定機で画像処理し、被検査物の表面に傷等の有無を検査するものがある。(特許文献1参照)
また、他のリング状照明装置には、被検査物の検査部位に集中して照明するようにLEDを切頭円錐状に立体加工したプリント基板の内面にリング状に配列し、かつLED個々の光軸が被検査物に向かうように整列して取り付けてあり、切頭円錐状のプリント基板の傾斜角度により光の放出角度を変えることができる。(特許文献2参照)
また、他のリング状照明装置では、容器のような検査対象部が2箇所以上ある被検査物の傷などを検出するのに適した照明装置であり、容器の内側面と底面を被検査対象とする場合、切頭円錐状の反射板の傾斜角度をその検査部位に適合するように複数設定して、一台のリング状照明装置で複数の検査対象箇所を照明するようにしたリング照明装置がある。(例えば、特許文献3参照)
特開平10−54940号公報(明細書段落〔0026〕,図1参照) 特開平10−21729号公報(明細書段落〔0010〕,図1,図3参照) 実用新案登録第3109825号公報(明細書段落〔0017〕,図1参照)
従来、容器の検査は目視による検査が行われていたが、近年では自動検査機が使用されており、特許文献1,2のリング状照明装置では、LEDの光軸が被検査物に向くようにLEDを傾斜させたり、プリント基板を傾斜させて照射しており、被検査物に2箇所以上の検査部位が存在する場合には、検査部位毎に照明装置を取り替えて検査を行っており、非効率的な検査作業になっていた。2箇所以上の検査部位が存在する被検査物としては、例えば容器の内側面や底面の汚れや異物等を検査する場合であり、異なった照明装置を用意する必要があった。
近年、容器の自動検査機は非常に高速(300個/分以上)に安定した検査が可能な高速自動検査機が主流になっており、このような検査機に対応する照明装置としては、特許文献3のリング状照明装置がある。この照明装置は、同時に2つの検査部位に光を照射可能なものである。このリング状照明装置は、プリント基板に垂直にLEDが実装され、これらのLEDの光を、異なる傾斜角度の反射板を用いて反射させて、反射光を2つの異なる検査部位に照射するようにしている。
しかしながら、特許文献3のリング状照明装置では、図7(a)に示したように、容器Aの直上にリング状照明装置1が設けられ、リング状照明装置1の中央の円形開口部にCCDカメラ3が配置されている。リング状照明装置1は、リング状基板1aにLEDがプリント基板1aに垂直に実装され、内周側LED群2aと外周側LED群2bとに分かれて配置されている。内周側LED群2aの外周には内面側を反射鏡とする反射板1cが設けられ、外周側LED群2bの外周には内面側を反射鏡とする反射板1dが設けられている。反射板1cは、内周側LED群2aの放射光軸がCCDカメラ3の光軸に対して60°となるように傾斜し、反射板1dは、外周側LED群2bの放射光軸がCCDカメラ3の入射光軸に対して30°となるように傾斜している。
図7(b)は、このリング状照明装置1で容器Aを照明し、CCDカメラ3で容器Aを撮影して得られた容器画像とその容器画像の輝度分布を示している。なお、この検査では、図7(a)のように容器の照明の状態が最良となるように、反射板1cの傾斜を、内周側LED群2aの放射光軸がCCDカメラ3の光軸に対して60°となるように設定し、また、反射板1dの傾斜を、外周側LED群2bの放射光軸がCCDカメラ3の光軸に対して30°となるように設定した。
その測定結果は、図7(b)の輝度分布から明らかなように、容器Aの内側面と底面との輝度差が大きく、容器Aのフランジ部では輝度が最大値に達しており、このような輝度分布の容器画像を2値化処理したとしても、目視で明らかな欠陥は検出できるものの薄汚れた微小な欠陥を検出することは困難であることが判明した。
因みに、光源としてハロゲン光源や蛍光管を用いたリング状照明装置がある。このような照明装置は、図8に示したように、容器の内側面と底面とにシェーディングの差があって、容器の内側面と底面との輝度差が大きく、フランジ部では輝度が最大値となっており、輝度分布が均一にならない。このため、このような照明装置は、比較的大きな欠陥を検出するのには支障がないが、微小な薄汚れた欠陥を検出するのは困難である。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、容器などのように極端な段差のある被検査物を照明し、被検査物の微小な欠陥を検出可能とするリング状照明装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、上記課題を達成したものであり、請求項1の発明は、保持枠の上部に水平状に取着したドーナツ状の基板に、リング状に複数列配置された複数の発光ダイオードを光源として備え、被検査物を照明するリング照明装置において、
前記発光ダイオードを、その光軸を前記基板に直交させて取付けるとともに、該発光ダイオードの内周側発光ダイオード群と外周側発光ダイオード群との間に、内側を反射鏡にした第1反射板を、発光ダイオードの光軸に対して所定角度傾斜して配置し、前記外周側発光ダイオード群の外側には、前記第1反射鏡の傾斜角度より小さい傾斜角度を有し、内側を反射鏡にした第2反射板を配置し、かつ前記保持枠の下部に中央に撮影用開口部を有し、前記光源からの光を拡散する拡散板を設けたことを特徴とするリング照明装置である。
また、請求項2の発明は、前記拡散板が、前記撮影用開口部を設けたリング状拡散板と該リング状拡散板の内周円に沿って立設した円筒状反射板とからなることを特徴とする請求項1に記載のリング照明装置である。
また、請求項3の発明は、前記筒状拡散板が、前記内周側発光ダイオード群の直接光を遮って被検査物を照射しない高さとしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のリング照明装置である。
また、請求項4の発明は、前記発光ダイオードが、青色発光ダイオードであることを特徴とする請求項1,2又は3に記載のリング照明装置である。
請求項1の発明によれば、保持枠の上部に水平状に取着したドーナツ状の基板に、リング状に複数列配置された複数の発光ダイオードを光源として備え、被検査物を照明するリング照明装置において、
前記発光ダイオードを、その光軸を前記基板に直交させて取付けるとともに、該発光ダイオードの内周側発光ダイオード群と外周側発光ダイオード群との間に、内側を反射鏡にした第1反射板を、発光ダイオードの光軸に対して所定角度傾斜して配置し、前記外周側の所定列の外側には、前記第1反射鏡の傾斜角度より小さい傾斜角度を有し、内側を反射鏡にした第2反射板を配置し、かつ前記保持枠の下部に中央に撮影用開口部を有し、前記光源からの光を拡散する拡散板を設けたことを特徴とするリング照明装置であるので、容器のように極端な段差のある被検査物であっても、発光ダイオードの光軸を基板面に対して傾斜させることなく、直交するように設け、第1反射板と第2反射板との反射角度を調整することによって、被検査物の検出対象面の角度に応じ反射板の角度を調整して最適な反射角度に設定し、さらに拡散板により反射光を散乱させることによって、輝度が最大値となる部分を解消し、容器画像の輝度分布を均一にし、その画像を二値化処理して目視でも検出し難い薄汚れた微小な欠陥を容易に検出することができる利点がある。
また、請求項2の発明によれば、前記拡散板が、前記撮影用開口部を設けたリング状拡散板と該リング状拡散板の内周円に沿って立設した筒状拡散板とからなることを特徴とする請求項1に記載のリング照明装置であるので、筒状拡散板により、内周側のLEDの直接光が容器のフランジ部に照射されて、最大輝度となるのを防止することができるし、筒状拡散板とリング状拡散板とにより光を散乱させることができ、異なった被検査対象面を有する容器からの反射光の輝度分布を略均一に設定することができる利点がある。
また、請求項3の発明によれば、前記筒状拡散板が、前記内周側発光ダイオード群の直接光を遮って被検査物を照射しない高さとしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のリング照明装置であるので、容器のフランジ部の反射光の輝度が最高値となるのを避けることができ、拡散光により容器が照明され、容器からの反射光の輝度分布が均一になり、容器の微小な欠陥の検出が容易になる利点がある。
また、請求項4の発明によれば、前記発光ダイオードが、青色発光ダイオードであることを特徴とする請求項1,2又は3に記載のリング照明装置であるので、容器をCCDカメラで撮影して得られる容器画像を2値化処理した2値化画像の分解能が向上し、微小な薄汚れた欠陥を検出できる利点がある。
以下、本発明に係るリング照明装置の実施の形態について図面を参照し説明する。図1は、本発明のリング照明装置の実施形態を示す断面図であり、図2は第1と第2の反射板と拡散板の概略組立斜視図であり、図3は本実施形態による照射光を説明する説明図である。図4が拡散板を用いた場合の容器画像と輝度分布図であり、図5(a)は微小な汚れを検出した例を示す容器画像であり、同図(b)は二値化画像を示す図である。図6は画像処理型測定機の概略ブロック図である。
本発明の一実施形態について、図1,2を参照して説明する。本実施形態のリング照明装置10は、円筒状の保持枠13と、保持枠13の内側の上部に水平状に取着したドーナツ状基板11と、基板11にリング状に複数列配列されたLED2〜2による内周側LED群2aと外周側LED群2bからなる光源2と、内周側に配列した内周側LED群2aと外周側に配列した外周側LED群2bとの間に配置したラッパ状(切頭円錐状)の第1反射板14と、外周側のLED群2bの外側に配置したラッパ状の第2反射板15と、保持枠13の底部に設けられた拡散板16とから構成されている。
また、円筒状の保持枠13の上部には、基板11裏面を覆うように、アルミ又は合成樹脂で構成したドーナツ状天板12が設けられている。ドーナツ状天板12の中央には、円形開口部12aが設けられ、この円形開口部12aからCCDカメラが挿入される。ドーナツ状天板12内には凹部が形成され、この凹部内に光源2の給電ケーブル等が設けられている(図示無し)。さらに、拡散板16は、リング状拡散板16aと筒状拡散板16bとから構成され、リング状拡散板16aの中央には撮影用開口部16cが設けられている。また、拡散板16は、例えば、アクリル樹脂等が用いられ、その板厚は2mm程度のものである。
光源2は、基板11に複数のLED2〜2をリング状に5列配置して構成してあり、各LEDは基板11に対し直交して取り付けられている。5列のLED群のうち内周側の3列が内周側LED群2aであり、外周側の2列が外周側LED群2bである。これらのLED群2a,2b間には、LEDが存在しないリング状帯状域2cが設けられ、ここに第1反射板14が固定されている。また、リング状に配列した各LED2〜2は、それらの端子を基板11に貫通させて基板裏面に設けたプリント配線に半田付けされて配線が施され、給電ケーブルを介して電力が各LED2〜2に供給されている。
ラッパ状の第1反射板14は、その上端部分に基板11に取り付けるための取付孔を有するリング状鍔14aが設けられている。この反射板14はアルミ又は鉄板であり、その内面をメッキ等を施して鏡面とする。第1反射板14は、基板11のリング状帯状域2cにリング状鍔14aをネジで基板2裏面に取り付けられる。すなわち、第1反射板14は、内周側LED群2aと外周側LED群2bとの間に配設され、第1反射板14の傾斜角度がLEDの光軸に対し約30度の傾斜角度になるように保持枠13の内面に設置されている。
第2反射板15は、第1反射板14と同様な材質であり、かつ同様な手段にて構成されており、その下端縁に取付孔を有するリング状取付部15aが設けられている。第2反射板15は、拡散板16とともにリング状取付部15aの取付穴にネジ17を挿通して保持枠13の底部に螺着し、第2反射板15が外周側LED群2bの外側の保持枠13の内面に設置されている。第2反射板15は、傾斜角度がLEDの光軸に対し約15度となるように配置されている。
拡散板16は、リング状拡散板16aと拡散板16の内周円に沿って設けた筒状拡散板16bとから構成され、保持枠13の底部に第2反射板15とともにネジ17などで固定されている。筒状拡散板16bは、内周側LED群2aのLEDからの直接光が被検査物に照射されない高さに設定されている。また、筒状拡散板16の撮影用開口部16cは、CCDカメラにより被検査物の撮影に支障のない直径を有している。
本実施形態では、LEDから照射された光が、図3に示したように、第1反射板14及び第2反射板15により反射して拡散板16で拡散されて、リング照明装置10の下方に載置した被検査物の容器Aを照明する。内周側LED群2aからの光は、第1反射板14で反射し、拡散板16で拡散した拡散光Lが容器Aの上方の検査部位(側面)を主に照明する。外周側LED群2bからの光は、第2反射板15で反射し、反射板16で拡散した拡散光Lが容器Aの下方の検査部位(底部)を主に照明することになり、1台のリング照明装置10によって、異なる容器Aの検査部位を照明することができる。また、内周側LED群2aからの直接光Laは、筒状拡散板16bにより遮られ、容器Aのフランジ部を照明して輝度が最大値になるのを防止し、筒状拡散板16bで拡散される。
また、第2反射板15の下端は、リング状拡散板16aの内面に接し、第1反射板14の下端も同様に概ねリング状拡散板16aの内面に接している。このように外周側LED群2bからの光は、第2反射板15で反射するとともに第1反射板14の裏面で乱反射し、リング状拡散板16aにより拡散した拡散光Lが、主に容器Aの底面を照明する。また、内周側LED群2aの光は、第1反射板14で反射し、筒状拡散板16bで拡散して容器Aの側面を主に照明する。このような照明であるので、容器からの反射光の輝度分布が均一になり、容器画像の2値化画像から微小な欠陥を検出することができる。
本実施形態では、図6の画像処理型測定機に使用される照明装置であり、図6の画像処理型測定機では、容器Aの表面に汚れや傷等の欠陥の有無を検査するに際し、照明電源Dよりリング照明装置10に電力を供給して容器Aを照明し、CCDカメラBで容器Aを撮影する。CCDカメラBの容器画像は、画像処理装置Cに取り込まれて二値化処理される。二値化画像には、容器Aの傷や汚れ等の欠陥が明らかな明度の差として現れる。このように、本実施形態のリング状照明装置10を使用することによって、容器Aの微小な薄汚れを容易に検出することができる。
また、微小な傷や薄汚れた欠陥を検出可能とする光源には、高分解能が得られる青色発光ダイオードが最も好ましく、リング照明装置10の光源には、ピーク波長が470nmの青色発光ダイオードが使用された。また、光源2には225個のLEDが使用された。
本実施形態のリング状照明装置を使用した際の画像処理型測定機では、図4の容器画像と輝度分布から明らかなように容器の側面と底面とでの輝度差が無くなり、輝度分布が概ね平坦なものとなり、容器のフランジ部周辺の輝度差も緩和され、微小欠陥を検出可能な照明とすることができる。このリング状照明装置を使用した画像処理型測定機の容器画像が図5(a)であり、この容器画像を画像処理装置Cで二値化処理した二値化画像が図5(b)である。容器Aの微小欠陥のある容器画像から二値化処理した二値化画像により薄汚れた微小欠陥を特徴画像として検出することができる。
上記実施形態は、本発明の一例に過ぎず、各構成部材を適宜変形や修正を加えても、CCDカメラで撮影した画像の輝度分布が概ね均一な照明装置であれば、本願の請求の範囲に包含されることは明らかである。例えば、第1、第2反射板を鏡面性のあるアルミ板をプレス加工により作ってもよいし、また合成樹脂の成形加工し内面を化学メッキを施しても良い。さらに傾斜角度を変えた反射板を用いれば照射位置が変えられるので、他種類の被検査物の検査を行うことが可能となる。
また、第1反射板で区画された外周側LED群の発光色を変えることにより、検査部位に合致した色で照明することもできる。例えば、青色の汚れは青色発光ダイオードの光では検出が困難であるが、このような欠陥の色彩に応じて適宜発光色を選択することによって、微小な青系の汚れを検出することが可能である。
本発明の活用例としては、容器などのように側面と底面とで検査対象面が極端な段差を有する検査対象物の傷や汚れを検出する際の照明装置として利用することができ、製缶業界の容器検査に利用することができる。
本発明のリング状照明装置の一実施形態を示す概略断面図である。 本実施形態の要部分解斜視図である。 本実施形態の照明を説明する説明図である。 本実施形態の照明による容器画像とその輝度分布図である。 (a)は本実施形態の照明により撮影された容器画像を示す図であり、(b)はその二値化画像を示す図である。 画像処理型測定機の概略ブロック図である。 (a)は従来のリング状照明装置の照射を説明するための概略図、(b)はその容器画像と輝度分布を示す図である。 蛍光管による照明装置を光源とした容器画像と輝度分布を示す図である。
符号の説明
2 光源
〜2 発光ダイオード(LED)
2a 内周側LED群
2b 外周側LED群
2c リング状帯状域
10 リング状照明装置
11 ドーナツ状基板
12 ドーナツ状天板
12a 円形開口部
13 保持枠
14 第1反射板
14a 取り付け穴を有するリング状鍔
15 第2反射板
15a リング状取付部
16 拡散板
16a リング状拡散板
16b 筒状拡散板
16c 撮影用開口部
17 ネジ
A 容器(被検査物)
B CCDカメラ

Claims (4)

  1. 保持枠の上部に水平状に取着したドーナツ状の基板に、リング状に複数列配置された複数の発光ダイオードを光源として備え、被検査物を照明するリング照明装置において、
    前記発光ダイオードを、その光軸を前記基板に直交させて取付けるとともに、該発光ダイオードの内周側発光ダイオード群と外周側発光ダイオード群との間に、内側を反射鏡にした第1反射板を、発光ダイオードの光軸に対して所定角度傾斜して配置し、前記外周側発光ダイオード群の外側には、前記第1反射鏡の傾斜角度より小さい傾斜角度を有し、内側を反射鏡にした第2反射板を配置し、かつ前記保持枠の下部に中央に撮影用開口部を有し、前記光源からの光を拡散する拡散板を設けたことを特徴とするリング照明装置。
  2. 前記拡散板が、前記撮影用開口部を設けたリング状拡散板と該リング状拡散板の内周円に沿って立設した筒状拡散板とからなることを特徴とする請求項1に記載のリング照明装置。
  3. 前記筒状拡散板が、前記内周側発光ダイオード群の直接光を遮って被検査物を照射しない高さとしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のリング照明装置。
  4. 前記発光ダイオードが、青色発光ダイオードであることを特徴とする請求項1,2又は3に記載のリング照明装置。
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