JP2007054948A - ダイヤフラムチャック - Google Patents

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Abstract

【課題】締め付けジョーの摺り合わせが必要でなく、締め付けジョーを別個に製作して簡易に交換し得るダイヤフラムチャックを提供する。
【解決手段】チャック本体(2)に差し込まれる複数の締め付けジョー(3)を備えたダイヤフラムチャック(1)であって締め付けジョー(3)には延長部材(22)が設けられ、延長部材(22)が、ダイヤフラム(4)内とカウンタウェイト内とに半径方向の遊びをもって配置され、締め付けジョー(3)が、締め付け位置においてチャック本体(2)に平行に軸方向に延びる第1基準面(23)と、その第1基準面(23)に直角に延びダイヤフラム(4)上に形成される第2基準面(24)とに当てがわれて直接支持される。
【選択図】図1

Description

本発明は、チャック本体に差し込まれて被締め付け工作物に作用する複数の締め付けジョーを備えたダイヤフラムチャックに関する。この締め付けジョーは、チャック本体の前面に位置するダイヤフラムに駆動連結され、このダイヤフラムは、チャック本体の外側領域に取り付けられ、中央に配置される軸方向に調整可能なアクチュエータによって変形させることができる。この場合、締め付けジョー付属のカウンタウェイトがチャック本体の凹部に配置され、締め付けヘッドとして構成される締め付けジョーには、それぞれ、チャック本体の方向に軸方向に配置されかつチャック本体に平行にほぼ軸方向に延びる肩付き延長部材(オフセット接触片)が設けられ、この延長部材は、カウンタウェイトに設けられた窪み孔の中に保持され、締め付けジョーは、その延長部材と係合しかつ延長部材の軸方向に作用するクイック締め付け装置によって、ダイヤフラム及びカウンタウェイトに対して締め付けられる。
この種のダイヤフラムチャックは特許文献1に記載されており、実際に有用であることが判明している。この場合、締め付けジョーの各締め付け片は、ダイヤフラムと駆動連結されているジョー担持体の中に差し込まれ導かれる。このため、ジョー担持体はダイヤフラムの調整の動きに追随する。チャックの締め付けジョーは特定の締め付け位置に対して摺り合わせされているので、ジョーは、規定された精度が維持されるという条件の下では、このチャックと共に使用し得るだけである。その結果、締め付けジョーを1つのチャックから別のチャックに交換することは、たとえ可能であるとしてもその可能性はごく限られている。また、新しい締め付けジョーを装着することは、それを用いるチャックに対して改めて摺り合わせしなければならないので簡単な作業ではない。機械加工操作の変更を行う場合には締め付けジョーを摺り合わせしなければならないことになり、多くの時間と労力とが必要になる。さらに、多数の締め付けジョーを保有するための投資コストも相当なものになる。
独国特許出願公告第199 19 408 B4号明細書(特開2000−126913号公報に相当する)
従って、本発明の課題は、上述の種類のダイヤフラムチャックを、チャックの締め付け位置において締め付けジョーを摺り合わせる必要がなく、締め付けジョーを別個に製作して正確な寸法に機械加工し得るように改良することにある。この方式によって、締め付けジョーが特定のチャックに専属するのではなく、チャック間で簡単に交換することができ、新しいジョーを既存のチャック用として使用し得るような状況を実現することが可能となる。これによって、段取り時間を大幅に短縮することができ、工作物を有利なコストで機械加工することができる。
本発明によれば、この課題は、冒頭に述べた種類のダイヤフラムチャックにおいて、締め付けジョーまたは締め付けヘッドの延長部材を、ダイヤフラム内とカウンタウェイト内とに半径方向の遊びをもって配置すること、及び、締め付けジョーまたは締め付けヘッドを、締め付け位置においてチャック本体に平行に軸方向に延びる第1基準面と、その第1基準面に直角にダイヤフラム上に形成される第2基準面とに当てがって直接支持することによって達成される。
この実施形態においては、締め付けジョーをダイヤフラムの第1基準面に正確に接触させることを保証するため、ダイヤフラムおよび/または締め付けジョーまたは締め付けヘッドに嵌め込まれる軸方向配置の1つ以上のバネ式の移動止めを用いて、締め付けジョーまたは締め付けヘッドをダイヤフラムの第1基準面に接触させて配置すること、及び、締め付けジョーまたは締め付けヘッドをクイック締め付け装置によってダイヤフラム上に固定することが有利である。
これは、各バネ式の移動止めを、移動止めピンと、それに対応する窪み穴とから構成することによって簡単に実現することができる。この移動止めピンは、バネの力に抗して軸方向に可動であって、ダイヤフラムの第1基準面に平行に軸方向に配置され、ダイヤフラムあるいは締め付けジョーまたは締め付けヘッドの孔に差し込まれる。また、このピンに対応する窪み穴は、移動止めピンに合致する円錐状の先端を備えており、ダイヤフラムの第2基準面に対向する向かい側の面または第2基準面に設けられる。
さらに、確実ロック結合を実現するため、カウンタウェイトを、締め付けジョーまたは締め付けヘッドに好ましくはネジ式接続によって固定して連結することが適切であり、また、各カウンタウェイトを、締め付けジョーの延長部材と同心に形成されるカラーによって、ダイヤフラムに設けられる対応する窪み部分に芯合わせすることが適切である。
締め付けジョーまたは締め付けヘッドを円周方向における位置決めを容易にするため、各締め付けジョーまたは締め付けヘッドに、外向きに突き出すピンを装着して、ダイヤフラムに設けられる軸方向に一致する長穴の中に係合させるべきである。
また、締め付けジョーまたは締め付けヘッドには、これに取り付けられる交換可能な嵌合ジョーを装着することができる。但し、締め付けジョーを単一体から構成することも可能であることは言うまでもない。
締め付けジョーのすべての実施形態において、締め付けジョーの締め付け面または嵌合ジョー用として締め付けヘッドに設けられる接触面、及び嵌合ジョーの締め付け面は、ダイヤフラムチャックを締め付け位置にした時に、第1基準面と同心に配置するべきである。
ダイヤフラムチャックを本発明に従って構成すると、先行技術のダイヤフラムチャックに関連する利点、すなわち、クイック締め付け装置を用いることによって、締め付けジョーを、特殊な工具を必要とすることなく迅速かつきわめて簡易に交換し得るという利点が得られるだけでなく、締め付けジョーを、特別な作業を要することもなくあるいは締め付けジョーの再摺り合わせを必要とすることもなく交換することが可能になる。ダイヤフラムは、締め付けジョーまたは締め付けヘッドを半径方向及び軸方向に固定するために、その締め付け位置において2つの基準面を備えている。これによって、締め付け位置が正確な位置を規定することになり、延長部材がダイヤフラム内とカウンタウェイト内とに半径方向の遊びをもって配置されるので、締め付けジョーまたは嵌合ジョーを簡単な手順で交換することができる。これは、当該の機械加工操作に応じて、特殊に製作された締め付けジョーを使用し得るということを意味している。
ここに述べる実施形態によって、締め付けジョーの保有量が大幅に簡素化され、段取り時間も顕著に低減される。これは、新しい締め付けジョーを、問題なくかつチャックに対して再摺り合わせする必要なく使用し得ることを意味している。それにも拘らず、本発明に従って構成されたチャックは常に同じ締め付け位置を提供するであろう。これは、締め付けジョーまたは嵌合ジョーに備わる締め付け面及び接触面が、ダイヤフラムチャックを締め付け位置にした時に互いに同心に配置されるからである。従来型のダイヤフラムチャックと異なって、特殊な形状のジョー担持体が存在せず、従って、高度の締め付け精度を何時でも簡単に実現することができ、この種のダイヤフラムチャックの適用範囲を、高度の繰り返し精度をもって著しく広範囲に拡大する。
次に、本発明によって構成されるダイヤフラムチャックの例示的な実施形態を示す図面に基づいて、本発明を詳細に説明する。
図1に符号1で示されるダイヤフラムチャックは、特に、例えば歯車のような高品質の工作物10を締め付けるために用いられ、主要部品として、チャック本体2に差し込まれて工作物10に作用する締め付けジョー3を含んでいる。この締め付けジョー3は、金属材料製の変形可能なダイヤフラム4に駆動連結されており、そのダイヤフラム4は、チャック本体2の外側領域の窪み部分12においてボルト13によって前面11に取り付けられている。
ダイヤフラム4を駆動するため、中央に配置されるアクチュエータ5が設けられ、そのアクチュエータ5の、締め付けジョー3とは反対側の端部に、サーボ装置(図示せず)によって調整動作可能なプルロッドをねじ込むことができる。アクチュエータ5のもう一方の端部においては、厚肉化されたカラー14を有するダイヤフラム4がディスク18によって締め付けられる。
さらに、カウンタウェイト8が、チャック本体2に設けられた締め付けジョー3に面する凹部7の中に差し込まれる。このカウンタウェイト8は、ダイヤフラムチャック1の回転時に締め付けジョー3によって生じる遠心力に対抗するものである。カウンタウェイト8は、同時に、締め付けジョー3を、締め付けジョー3の締め付けヘッド21上に形成される肩付き延長部材22を用いてクイック締め付け装置31によって解放すると共に、一方それにも拘らず堅固な連結をも確立する機能を有する。この延長部材22は、例えば円筒状の軸として形成され、この延長部材22用としてダイヤフラム4に設けられる穿孔19を貫通し、カウンタウェイト8に設けられる孔20の中に差し込まれており、その孔20の中で、クイック締め付け装置31によってロックされる。
特に図4に示すように、各クイック締め付け装置31は、振り子ピン32と、2つの保持ネジ37及び38とによって構成される。この振り子ピン32は半径方向の弧の限定された範囲内で可動であり、2つの保持ネジ37及び38は、延長部材22の軸方向に作用する力を発生させるために互いに軸方向にずれた位置に組み込まれる。この力発生目的のため、振り子ピン32は延長部材22に設けられた孔61の中に挿入され、一方、保持ネジ37または38は、カウンタウェイト8に設けられたネジ孔62または63の中にねじ込まれる。さらに、各振り子ピン32は、内側の円錐面33と外側の円錐面34とを備え、それぞれ、保持ネジ37または38に形成される外側の円錐面39または内側の円錐面40と相互作用する。振り子ピン32を延長部材22内に保持するため、延長部材22にネジ孔64を設け、振り子ピン32には長穴35を設けて、その中に、ネジ孔64にねじ込まれるピン36を係合させる。
クイック締め付け装置31は次のように作用する。すなわち、ネジ孔62と一致するチャック本体2の孔65から操作し得る保持ネジ37を、例えば六角レンチ60によって振り子ピン32の内側の円錐面33の中にねじ込むと、このピンの外側の円錐面34が保持ネジ38の内側の円錐面40に当接し、その結果、その傾斜面が、延長部材22の軸方向に作用する力を発生し、締め付けジョー3またはその締め付けヘッド21をダイヤフラム4に押圧する。しかし、振り子ピン32の軸方向が、保持ネジ37及び38に対して僅かにずれていることがそのための必要条件となる。
締め付けジョー3をダイヤフラム4上の正確な位置に支持するために、ダイヤフラム4には、互いに直角に配置される第1基準面23及び第2基準面24が設けられる。この場合、第1基準面23が、ダイヤフラムチャック1がその締め付け位置にある時に、ダイヤフラムチャック1の縦軸に平行に軸方向に延びている。さらに、軸として形成される締め付けヘッド21の延長部材22が、ダイヤフラム4に設けられる穿孔19内と、カウンタウェイト8に設けられる孔20内とに、僅かな遊びsをもって配置されるので、その結果として、第1基準面23との位置合わせが簡単に実現される。
接触面25による第1基準面23への締め付けヘッド21の自動接触はバネ式の移動止め41によって実現される。この移動止め41によって、締め付けヘッド21が外側に押され、クイック締め付け装置31によってこれに固定される。同時に、接触面26とダイヤフラム4の基準面24との接触も行われる。
この場合、図4の拡大図にも示されるように、バネ式の移動止め41は、ダイヤフラム4に設けられる孔43に挿入されるピン44と、そのピン44に作用する圧縮バネ46とから構成され、ピン44のテーパ付き先端45が、第2基準面24に対向する締め付けヘッド21の接触面26に設けられるテーパ付き穴42に係合する。ピン44にはカラー47が装着され、ピン44は、内ネジ49を備える孔43にねじ込まれるスリーブ48に調整可能に組み込まれる。従って、圧縮バネ46の力によって、締め付けヘッド21は、締め付けジョー3が差し込まれた時に、第1基準面に対して外向きに押されて、締め付けジョー3がクイック締め付け装置31によってダイヤフラム4に締め付けられるまで、この位置に固定される。
カウンタウェイト8がダイヤフラム4の動きに追随するようにカウンタウェイト8をダイヤフラム4と確実結合するために、カウンタウェイト8をボルト56によってダイヤフラム4に固くねじ止めする。さらに、カウンタウェイト8に対応する窪み部分54がダイヤフラム4に設けられ、各カウンタウェイト8には突き出し部分55が設けられて窪み部分54に嵌入され、その中に芯合わせされる。従って、締め付けジョー3及びカウンタウェイト8は締め付け位置においては単一のユニットを形成する。
締め付けジョー3を円周方向に容易に芯合わせできるようにするため、締め付けジョー3に、半径方向の外側に突き出るピン51が装着される。このピン51は孔52に差し込まれる。さらに、ダイヤフラム4には軸方向に延びる開放型長穴53を設け、締め付けジョーを組み込む間、ピン51をこの長穴53に嵌め込む。各ピン51の位置は、バネ式の移動止め41と同列にする。これによって、そのピン44が容易に穴42に係合することができる。
図示の実施形態においては、締め付けジョー3の締め付けヘッド21は工作物10には直接作用せず、その代わりに、締め付けヘッド21が、締め付け面28’を有する嵌合ジョー28を備えている。この場合、嵌合ジョー28の接触面29が、締め付けヘッド21の接触面27と当接しており、ボルト30によって締め付けヘッド21に取り付けられている。これは、嵌合ジョー28を容易に交換し得ることを意味している。締め付けヘッド21を単一体の締め付けジョーとして構成することも可能であることは言うまでもない。
工作物10を支持するために3本アームのストップリング6が追加して設けられ、チャックに取り付けられる。図3に示すように、このリングは締め付けジョー3の間に突き出ており、接触面6’を備えている。ストップリング6を保持するため、スリーブ15がチャック本体2に差し込まれて装着される。このスリーブ15は、対応してダイヤフラム4に設けられる孔16を貫通しており、ストップリング6はボルト17によってスリーブ15に取り付けられる。ストップリング6の前面は、工作物10に対する接触面6’として形成される。ダイヤフラム4に穿設され、プラグによってシールされる孔から操作し得る別のボルト9によって、ダイヤフラムチャック1のチャック本体2が機械工具に固定される。
以上の結果、ダイヤフラムチャック1においては、基準面23及び24のみを正確な寸法に機械加工する必要がある。対照的に、締め付けジョー3及び嵌合ジョー28は個別に製作して、選択して用いることができる。締め付けヘッド21の接触面25及び27と、嵌合ジョー28の接触面29と、その締め付け面28’とは、ダイヤフラムチャック1がその締め付け位置にある時は常に互いに同心の関係にある。これは、接触面の個々の直径を互いに適合させ得ること、またその結果、基準面23を変えることなく、かついかなる摺り合わせの必要もなく、対応する機械加工手順を選択し得ることを意味している。
それにも拘らず、異なる工作物を締め付ける場合にも、高度の締め付け精度が常に実現される。
カウンタウェイトを備えるダイヤフラムチャックを、締め付けられる工作物と共に軸方向の断面図として示す。 図1のダイヤフラムチャックを、締め付けジョーを開いた状態で示す。 図1のダイヤフラムチャックを、締め付けジョーを取り去った場合及び装着した場合について正面図として示す。 カウンタウェイト並びに図1のダイヤフラムチャックの関連部品を含む締め付けジョーを拡大図で示す。
符号の説明
1 ダイヤフラムチャック
2 チャック本体
3 締め付けジョー
4 ダイヤフラム
5 アクチュエータ
6 ストップリング
6’ 接触面
7 凹部
8 カウンタウェイト
9 ボルト
10 工作物
11 前面
12 窪み部分
13 ボルト
14 カラー
15 スリーブ
16 孔
17 ボルト
18 ディスク
19 穿孔
20 窪み孔/孔
21 締め付けヘッド
22 延長部材
23 第1基準面
24 第2基準面
25 接触面
26 接触面
27 接触面
28 嵌合ジョー
28’ 締め付け面
29 接触面
30 ボルト
31 クイック締め付け装置
32 振り子ピン
33 内側の円錐面
34 外側の円錐面
35 長穴
36 ピン
37 保持ネジ
38 保持ネジ
39 外側の円錐面
40 内側の円錐面
41 バネ式の移動止め
42 窪み穴/テーパ付き穴
43 孔
44 移動止めピン
45 円錐状の先端
46 バネ
47 カラー
48 スリーブ
49 内ネジ
51 ピン
52 孔
53 長穴
54 窪み部分
55 突き出し部分/カラー
56 ボルト
60 六角レンチ
61 孔
62 ネジ孔
63 ネジ孔
64 ネジ孔
65 孔

Claims (8)

  1. チャック本体(2)に差し込まれて被締め付け工作物(10)に作用する複数の締め付けジョー(3)を備えたダイヤフラムチャック(1)であって、前記締め付けジョー(3)は、チャック本体(2)の前面(11)に位置するダイヤフラム(4)に駆動連結され、当該ダイヤフラム(4)は、前記チャック本体(2)の外側領域に取り付けられると共に、中央に配置され軸方向に調整可能なアクチュエータ(5)によって変形可能であり、その際、締め付けジョー(3)付属のカウンタウェイト(8)がチャック本体(2)の凹部(7)に配置され、締め付けヘッド(21)として構成される締め付けジョー(3)には、それぞれ、前記チャック本体(2)の方向にて軸方向に配置され且つチャック本体(2)に対し平行にほぼ軸方向に延びる肩付き延長部材(22)が設けられ、当該延長部材(22)は、前記カウンタウェイト(8)に設けられた窪み孔(20)の中に保持され、締め付けジョー(3)は、前記延長部材(22)に係合し且つ当該延長部材(22)の軸方向に作用するクイック締め付け装置(31)によってダイヤフラム(4)及びカウンタウェイト(8)に対して締め付けられる、ダイヤフラムチャック(1)において、
    締め付けジョー(3)または締め付けヘッド(21)の延長部材(22)が、ダイヤフラム(4)内とカウンタウェイト内とに半径方向の遊びをもって配置されること、及び、締め付けジョー(3)または締め付けヘッド(21)が、締め付け位置にてチャック本体(2)に対し平行に軸方向に延びる第1基準面(23)と、当該第1基準面(23)に直角にダイヤフラム(4)上に形成される第2基準面(24)とに当てがわれて直接支持されること
    を特徴とするダイヤフラムチャック。
  2. 前記締め付けジョー(3)または前記締め付けヘッド(21)を、前記ダイヤフラム(4)および/または前記締め付けジョー(3)または前記締め付けヘッド(21)に嵌め込まれた軸方向配置の1つ以上のバネ式移動止め(41)を用いて、前記ダイヤフラム(4)の前記第1基準面(23)と接触させて配置することができ、前記締め付けジョー(3)または前記締め付けヘッド(21)を前記クイック締め付け装置(31)によって前記ダイヤフラム(4)上に固定することができること
    を特徴とする請求項1に記載のダイヤフラムチャック。
  3. 前記各バネ式移動止め(41)が、移動止めピン(44)と、窪み穴(42)とから構成され、移動止めピン(44)は、バネ(46)の力に抗して軸方向に可動であって、前記ダイヤフラム(4)の前記第1基準面(23)に対し平行に軸方向に配置され、前記ダイヤフラム(4)あるいは前記締め付けジョー(3)または前記締め付けヘッド(21)の孔(43)に差し込まれており、窪み穴(42)は、移動止めピン(44)に付属する円錐状の先端(45)を備えており、前記ダイヤフラム(4)の前記第2基準面(24)に対向する向かい側の面(26)または前記第2基準面(24)に設けられること
    を特徴とする請求項2に記載のダイヤフラムチャック。
  4. 前記カウンタウェイト(8)が前記締め付けジョー(3)または前記締め付けヘッド(21)に固定して連結され、この連結が好ましくはネジ式接続によって行われること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のダイヤフラムチャック。
  5. 前記カウンタウェイト(8)の各々が、前記締め付けジョー(3)の前記延長部材(22)と同心に形成されたカラー(55)によって、前記ダイヤフラム(4)に設けられる対応する窪み部分(54)に芯合わせされることたを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のダイヤフラムチャック。
  6. 前記締め付けジョー(3)または前記締め付けヘッド(21)の各々の円周方向位置決めを、前記ダイヤフラム(4)に設けられた軸方向に一致する長穴(53)に係合する外向きに突き出したピン(51)によって行うこと
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のダイヤフラムチャック。
  7. 前記締め付けジョー(3)または前記締め付けヘッド(21)に、これに取り付けられる交換可能な嵌合ジョー(28)を装着すること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のダイヤフラムチャック。
  8. 前記締め付けジョー(3)の締め付け面または嵌合ジョー(28)用として前記締め付けヘッド(21)に設けられる接触面(27)、及び前記ダイヤフラムチャック(1)がその締め付け位置にある時に、前記嵌合ジョー(28)の締め付け面(28’)を前記第1基準面(23)と同心に配置すること
    を特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のダイヤフラムチャック。
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