JP2007054850A - 重力式傾動金型鋳造装置 - Google Patents

重力式傾動金型鋳造装置 Download PDF

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諭三 金平
Koichi Shimomura
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Abstract

【課題】 簡素な構造で設置、保守の容易な低コストの重力式傾動金型鋳造装置を提供する。
【解決手段】 伸縮部材が駆動装置により一方向に移動されると、伸縮部材に枢着されたアームが一方向に回動され、アームに枢着されたリンクを介して上ダイプレートが下降されて上金型が下金型に型締めされる。型締めされると、湯受けに直動位置で溶湯が供給される。伸縮部材が一方向にさらに移動され、回動フレームに作用する総重力が回動フレームを水平回転軸線回りの一方向に回動させる回転モーメントに抗して回動フレームが傾動位置まで他方向に回動される間に溶湯が湯受けから金型に注湯される。溶湯が冷却すると伸縮部材が駆動装置により他方向に移動され、回動フレームが一方向に直立位置まで回動された後は、アームおよびリンクを介して上ダイプレートが上昇され上金型を下金型から開離させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、上金型と下金型とを型締めして形成される金型を直立位置から傾動位置に回動する間に、直立位置で湯受けに供給された溶湯を金型に注湯して製品を鋳造する重力式傾動金型鋳造装置に関するものである。
従来の重力式傾動金型鋳造装置は、特許文献1の図5,7に示すように、ベース50に本体フレーム54を回転軸52回りに回動可能に装架し、本体フレーム54を回転軸52の回りに傾転させるための本体フレーム傾転シリンダ56をベース50と本体フレーム54との間に設け、下金型30Lが固定された下部ダイプレート40Lを本体フレーム54に摺動可能に装架し、下部ダイプレート40Lを上下方向に移動させるための型締めシリンダ46を下部ダイプレート40Lと本体フレーム54との間に設け、下金型30Lを上昇させて上金型30Uに型締めするとき上金型30Uの浮上がりを防止するシリンダ76を本体フレーム54に設け、ベース50に上型フレーム59を回転軸52回りに回動可能に装架し、上金型30Uが固定された上部ダイプレート40Uを上型フレーム59に固定し、上型フレーム59を回転軸52回りに傾転させるための上型傾転シリンダ58を本体フレーム54と上型フレーム59との間に設け、上部及び下部ダイプレート40U,40Lの夫々に製品を押し出すためのシリンダ42U,42Lを固定している。
特開平5−318090号公報(〔0017〕〜〔0023〕、図5,7)
上記特許文献1に記載の重力式傾動金型鋳造装置では、本体フレーム54を回転軸52回りに傾転させるための本体フレーム傾転シリンダ56、下部ダイプレート40Lを上下方向に移動させるための型締めシリンダ46、製品を上下金型30U,30Lから押し出すためのシリンダ42U,42L等の多数のシリンダが設けられ、装置が複雑、大型化して設備費が増大するとともに、設備の設置、移転、保守、修繕に多大の手間と時間、費用を必要とする問題があった。
本発明は、係る従来の不具合を解消するためになされたもので、1個の駆動装置により上金型を下金型に向かって進退駆動するとともに、上下金型を直立位置と傾動位置との間で回動駆動するようにした簡素な構造で設置、保守の容易な低コストの重力式傾動金型鋳造装置を提供することである。
上記の課題を解決するため、請求項1に記載の発明の構成上の特徴は、ベースに水平回転軸線回りに回動可能に支承された回動フレームと、該回動フレームの下部に設けられた下金型と、前記回動フレームに前記下金型に向かって接離経路に沿って進退移動される上ダイプレートと、該上ダイプレートに前記下金型に対して接離可能に固定された上金型と、前記回動フレームを前記水平回転軸線回りに回動させる回動装置とを備えた重力式傾動金型鋳造装置において、前記回動フレーム、前記下金型、前記上ダイプレートおよび前記上金型の重力を含む総重力が前記回動フレームに作用する重心位置と反対方向に前記水平回転軸線から離間した前記回動フレームの上部に、前記水平回転軸線と平行な軸線回りに回動可能に枢着されたアームと、一端が該アームの中間部に前記水平回転軸線と平行な軸線回りに回転可能に枢着され、他端が前記上ダイプレートに前記水平回転軸線と平行な軸線回りに回転可能に枢着されたリンクと、前記回動フレームの回動位置に拘わらず、一端が前記水平回転軸線から前記重心位置と反対方向に離間する位置で前記アームの他端に回動可能に枢着された伸縮部材と、前記水平回転軸線から前記重心位置と反対方向に離間した位置で前記ベースに回動可能に枢着され前記伸縮部材を摺動可能に支承する支承部材と、前記伸縮部材を前記支承部材に対して一方向に移動させて前記上ダイプレートを前記回動フレームに対して下降させ、上ダイプレートが上金型と下金型とを型締めして金型を形成する下降位置に下降した後は、前記総重力に基づいて前記回動フレームを前記水平回転軸線回りの一方向に回動させる回転モーメントに抗して該回動フレームを傾動位置まで他方向に回動させ、一時停止させた後、前記伸縮部材を他方向に移動させて前記回動フレームを前記回転モーメントにより一方向に回動させ、前記回動フレームがストップ部材に当接して直立位置に位置した後は、前記上ダイプレートを回動フレームに対して上昇位置まで上昇させる駆動装置と、前記金型に対応して設けられ前記直立位置で溶湯が供給され、前記回動フレームが直立位置から傾動位置に回動される間に溶湯を前記金型に注湯する湯受けと、を設けたことである。
請求項2に記載の発明の構成上の特徴は、請求項1において、前記回動フレームの回動中心である前記水平回転軸線の近傍に、前記上ダイプレートが進退移動する前記接離経路の幅中央部分を位置させたことである。
請求項3に記載の発明の構成上の特徴は、請求項1または2において、前記回動フレームが前記直立位置に位置するとき、該回動フレームが前記総重力による回転モーメントにより一方向に回動されて前記ストップ部材に当接することである。
請求項4に記載の発明の構成上の特徴は、請求項1から3のいずれか1項において、前記回動フレームは、外周円弧面で前記ベース上に支持されて該回動フレームを前記水平回転軸線回りに回動可能に支承する転動部分が帯状に形成された一対の転動部と、該一対の転動部の各下端部に各端部を夫々固定された下プレート部と、前記一対の転動部の各上端部に各端部を前記下プレート部と平行に夫々固定された上プレート部と、前記下プレート部と前記上プレート部の間に設けられた複数の案内ロッド部とを備え、前記下プレート部に前記下金型が固定され、前記案内ロッド部に前記上ダイプレートが前記下金型に向かって進退移動可能に装架されていることである。
請求項5に記載の発明の構成上の特徴は、請求項1から4のいずれか1項において、前記上金型および下金型の少なくとも一方に突上げピンが前記接離経路と平行な方向に移動可能に装架され、前記駆動装置による前記上ダイプレートと回動フレームとの上昇位置近傍での相対移動に基づいて前記突上げピンを金型内面より突出させる連動機構を備えたことである。
請求項6に記載の発明の構成上の特徴は、請求項4において、前記下金型に突上げピンが前記接離経路と平行な方向に移動可能に装架され、前記下プレート部より下方に配置された下リフターに前記突上げピンが連結され、該下リフターと前記上プレート部の上方に配置された上リフターとが前記案内ロッドを貫通する連結ロッドにより連結され、前記上ダイプレートおよび前記上リフターの一方に突設され、前記上ダイプレートが前記上昇位置近傍に移動されると前記上プレート部を貫通して他方に当接される押動ピンを備え、前記駆動装置により前記上ダイプレートが前記回動フレームに対して前記上昇位置近傍に相対移動されると、前記上リフターが前記上ダイプレートにより押し上げられ前記突上げピンが下金型内面より突出されることである。
請求項7に記載の発明の構成上の特徴は、請求項1から6のいずれか1項において、前記回動フレームを水平位置で回動規制するための回動規制手段を設け、前記伸縮部材が前記駆動装置により前記支承部材に対して一方向に移動され前記回動フレームが前記回転モーメントに抗して水平位置まで回動されると、前記回動規制手段により回動フレームが回動規制され、その後に、前記伸縮部材が前記駆動装置により前記支承部材に対して他方向に移動され、前記上ダイプレートが上昇位置方向に移動されることである。
上記のように構成した請求項1に係る発明においては、回動フレームがストップ部材に当接して直立位置に位置する状態で、伸縮部材が駆動装置により支承部材に対して一方向に移動され、伸縮部材に枢着されたアームが回動フレームに対して一方向に回動され、アームに枢着されたリンクを介して上ダイプレートが回動フレームに対して下降され上金型が下金型に型締めされる。上下金型が型締めされると、湯受けに直動位置で溶湯が供給される。その後、伸縮部材が駆動装置により一方向にさらに移動されると、上金型が下金型に当接して上ダイプレートの下降、延いてはアームの回動フレームに対する一方向の回動が規制されているので、回動フレームに作用する総重力が回動フレームを水平回転軸線回りの一方向に回動させる回転モーメントに抗して回動フレームが傾動位置まで他方向に回動され、その間に溶湯が湯受けから金型に注湯される。注湯が完了すると金型内の溶湯が冷却するまで回動フレームは傾動位置で一時停止される。金型内の溶湯が冷却すると伸縮部材が駆動装置により他方向に移動され、回動フレームが直立位置まで一方向に回動される。伸縮部材がさらに他方向に移動され、アームが回動フレームに対して他方向に回動され、リンクを介して上ダイプレートが上昇され上金型を下金型から開離させて上昇位置まで上昇される。
このように、1個の駆動装置により上金型を下金型に向かって進退移動させるとともに、上下金型が装架された回動フレームを直立位置と傾動位置との間で回動させるようにしたので、装置を簡素化、小型化して設備費用を減少するとともに、設備の設置、移転、保守、修繕等の労力、時間、費用を低減することができる。さらに、回動フレームの回動中心である水平回転軸線の近傍に、上ダイプレートが進退移動する接離経路を配置することができるので、装置全体を小型化することができる。
上記のように構成した請求項2に係る発明においては、回動フレームの回動中心である水平回転軸線の近傍に、上ダイプレートが進退移動する接離経路の幅中央部分を位置させているので、装置全体を極めて小型化することができる。
上記のように構成した請求項3に係る発明においては、回動フレームがこれに作用する総重力に基づく回転モーメントにより回動され、ストップ部材に当接して直立位置に位置されるので、装置を簡素化し、コスト低減することができる。
上記のように構成した請求項4に係る発明においては、回動フレームは、外周縁に転動部分を帯状に形成された一対の転動部の外周円弧面でベースに水平回転軸線回りに回動可能に支承されているので、回動フレームの側壁が除去されて開放され、中子の挿入等の作業を側方から行うことができる。
上記のように構成した請求項5に係る発明においては、駆動装置による上ダイプレートと回動フレームとの上昇位置近傍での相対移動に基づいて、突上げピンが連動機構により金型内面より突出されるので、突上げピンを移動させるシリンダ等を別途設ける必要がなく、装置を簡素にしてコスト低減することができる。
上記のように構成した請求項6に係る発明においては、上リフターおよび下リフターが案内ロッドを貫通する連結ロッドにより連結され、下金型に装架された突上げピンが下リフターに連結され、駆動装置による上ダイプレートと回動フレームとの上昇位置近傍での相対移動に基づいて、上リフターが押動され突上げピンが下金型内面より突出されるので、下金型に装架した突上げピンを移動させるシリンダ等を別途設ける必要がなく、装置を簡素化してコスト低減することができる。
上記のように構成した請求項7に係る発明においては、伸縮部材を駆動装置により一方向に移動させて回動フレームを水平位置まで回動させ、回動規制手段により水平位置で回動規制した後に、伸縮部材を駆動装置により他方向に移動させて上ダイプレートを上昇位置方向に移動させる。これにより、型昇温のための加熱時、および型交換時等に簡素な構成で上ダイプレートを上昇位置方向に容易に移動させることができる。
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1,2に示すように、 ベース10に回動フレーム11が水平回転軸線O回りに回動可能に支承されている。ベース10には、回動フレーム11の両側に設けられた一対の転動部12を夫々回動可能に支持するローラ13が2個ずつ回動フレーム11の両側で水平回転軸Oと平行な軸線回りに回転可能に支承されている。転動部12には、外周円弧面がローラ13上を転動することにより回動フレーム11をベース10に水平回転軸線O回りに回動可能に支承する転動部分12aが帯状に形成されている。一対の転動部12の各下端部には下プレート部14が各端部で夫々固定され、各上端部には上プレート部15が下プレート部14と平行に各端部で夫々固定されている。下プレート部14には、下金型16が固定されている。下プレート部14と上プレート部15との間には、4個の案内ロッド部17がプレート部の4隅に設けられ、該案内ロッド部17に上ダイプレート18が接離経路に沿って下金型16に向かって進退移動可能に装架されている。ダイプレート18の下面には、上金型19が下金型16に対して接離可能に固定されている。上ダイプレート18が進退移動する接離経路の幅中央部分は、回動フレーム11の回動中心である水平回転軸線Oの近傍に位置されている。
回動フレーム11には、それ自身の重力と回動フレーム11に装架された下金型16、上ダイプレート18および上金型19等の重力を加算した総重力が作用する。上ダイプレート18の接離経路が上下方向となる直立位置に回動フレーム11が位置するとき、総重力の作用点である重心位置は、水平回転軸線Oから図1の左方向に偏心しているので、回動フレーム11は総重力に基づく回転モーメントにより反時計方向に回動され、下プレート部14がベース10に設けられたストップ部材20に当接する。
回動フレーム11の上プレート部15の後方両側上面には、一対のアーム21の一端が、総重力の作用点である重心位置と反対方向に水平回転軸線Oから離間した位置で、水平回転軸線Oと平行な軸線回りに回転可能に枢着されている。各アーム21の中間部には、リンク22の一端が水平回転軸線Oと平行な軸線回りに回転可能に枢着され、リンク22の他端は上ダイプレート18の両側部に水平回転軸線Oと平行な軸線回りに回転可能に枢着されている。各アーム21の他端には、シリンダ装置23のピストンロッド24の先端が回動可能に枢着されている。伸縮部材として機能するピストンロッド24とアーム21との枢着点は、回動フレーム11の回動位置に拘わらず、水平回転軸線Oから総重力の重心位置と反対方向に離間する位置となっている。シリンダ装置23のシリンダ25は、水平回転軸線Oから重心位置と反対方向に離間した位置でベース10に回動可能に枢着されている。シリンダ25は、伸縮部材を摺動可能に支承する支承部材として機能する。
駆動装置として機能するシリンダ装置23の作用によりピストンロッド24がシリンダ25に対して後退されると、アーム21が回動フレーム11に対して図1において反時計方向に回動され、リンク22が下方に移動されて上ダイプレート18が回動フレーム11に対して下降される。上ダイプレート18が上金型19と下金型16とを型締めして金型26を形成する下降位置に下降した後は、上ダイプレート18の下降、延いてはアーム21の回動フレーム11に対する回動が規制され、回動フレーム11は、総重力に基づいて回動フレーム11を水平回転軸線O回りに反時計方向に回動させる回転モーメントに抗して傾動位置、例えば水平状態まで時計方向に回動される。回動フレーム11が傾動位置に回動されると、上プレート部15の後端面がベース10に固定されたストップ部材27に当接する。なお、駆動装置としては、シリンダ装置23に替えて、伸縮部材にラックを形成し、該ラックに噛合するピニオンを支承部材に回転可能に装架し、該ピニオンを回転駆動するサーボモータ等を支承部材に取付けて構成してもよい。
下金型16の前面には、湯受け28が設けられ、湯受け28は、直立位置で溶湯が供給され、回動フレーム11が直立位置から傾動位置に回動される間に溶湯を金型26に注湯する。なお、上金型19の前面に湯受け28を設けるようにしてもよい。ピストンロッド24を前進させると、回動フレーム11は総重力に基づく回転モーメントにより反時計方向に回動され、回動フレーム11がストップ部材20に当接して直立位置に位置した後は、アーム21が回動フレーム11に対して時計方向に回動され、リンク22が上方に移動されて上ダイプレート18が回動フレーム11に対して上昇位置まで上昇される。アーム21とリンク22との枢着点およびリンク22と上ダイプレート18との枢着点は、上ダイプレート18が上昇位置と下降位置との間で移動する間、上ダイプレート18の接離経路の略中央部分に沿って移動する。
下金型16には、突上げピン29が上ダイプレート18の接離経路と平行な方向に移動可能に装架され、下金型16を貫通して下ピン板30に固定されている。下ピン板30は、下プレート部14より下方に配置された下リフター31に、下プレート部14を貫通する連結バー32により連結されている。下リフター31は、上プレート部15の上方に配置された上リフター33と各案内ロッド17を貫通する連結ロッド34により連結されている。上リフター33の下面には4本の押動ピン35が突設され、上ダイプレート18が上昇位置近傍に移動されると、上プレート部15を貫通して上ダイプレートの上面に当接される。これにより、シリンダ装置23により上ダイプレート18が回動フレーム11に対して上昇位置近傍に相対移動されると、上リフター33が押動ピン35により押動され突上げピン29が下金型16の内面より突出される。上ダイプレート18が下降されて押動ピン35から離れると、上下リフター33,31、連結ロッド34、突上げピン29等が自重により回動フレーム11に対して下降し、突上げピン29の先端が下金型16の内面と同レベルとなる。
上金型19には、突上げピン36が上ダイプレート18の接離経路と平行な方向に移動可能に装架され、上金型19を貫通して上ピン板37に固定されている。上ピン板37の上面には、上ダイプレート18を貫通して上方に突出する引上げピン38が4本直立され、各引上げピン38の頭部と上ダイプレート18との間に介在された圧縮スプリング39のばね力により上ピン板37が上昇され、突上げピン36の先端が上金型19の内面と同レベルとなる。上ダイプレート18が上昇位置近傍に移動されると、上プレート部15に垂下された押動ピン45が上ダイプレート18を貫通して上ピン板37の上面に当接してこれを下降させ、突上げピン36を上金型19の内面より突出させる。
駆動装置による上ダイプレート18と回動フレーム11との上昇位置近傍での相対移動に基づいて突上げピン29,36を金型内面より突出させる連動機構は、突上げピン29については、下ピン板30、上下リフター33,31、連結ロッド34、押動ピン35等で構成され、突上げピン36については、上ピン板37、引上げピン38、圧縮スプリング39、押動ピン45等で構成されている。
下金型16および上金型19を昇温するために加熱するとき、回動フレーム11を傾動位置、例えば水平位置に回動した後に回動規制し、上ダイプレート18を下金型16に対して後退させて下金型16および上金型19を開離させ、両者間にバーナを挿入して加熱する。また、型交換を行うとき、回動フレーム11を水平位置に回動した後に回動規制し、下金型16および上金型19をクレーン等で保持して、下金型16および上金型19を下プレート部14および上ダイプレート18に夫々固定するボルトを外し、上ダイプレート18を下金型16に対して後退させて下金型16および上金型19を回動フレーム11から離脱する。
このような作動を行うときのために、回動フレーム11を水平位置で回動規制する回動規制手段が設けられている。即ち、シリンダ装置23により回動フレーム11が時計方向に90度回動されて水平位置に位置されると、回動フレーム11の転動部12に対向してベース10に突設された停止部材40に穿設された停止穴41と、転動部12に穿設された停止穴42とが整列し、停止穴41,42に停止ピン43が挿入されて回動フレーム11が水平位置で回動規制される。回動フレーム11が回動規制された後に、ピストンロッド24がシリンダ装置23によりシリンダ25に対して前進方向に移動され、上ダイプレート18が上昇位置方向に移動される。停止部材40に穿設された停止穴41、転動部12に穿設された停止穴42および停止ピン43等により、回動フレーム11を傾動位置で回動規制するための回動規制手段44が構成されている。
上記のように構成した実施の形態の作動を説明する。回動フレーム11が総重力に基づく回転モーメントにより反時計方向に回動され、下プレート部14がストップ部材20に当接して直立位置に位置され、上部ダイプレート18が図3に示すスタート位置に位置されているときに、回動フレーム11の側方に帯状に形成された転動部分12aの側壁がない解放部分から下金型16内に中子がセットされる。その後、シリンダ装置23によりピストンロッド24が後退され、アーム21が回動フレーム11に対して反時計方向に回動され、リンク22を介して上ダイプレート18が下降される。上ダイプレート18が上金型19と下金型16とを型締めする下降位置に下降されると、ピストンロッド24の後退が一時停止され、金型26に対応して設けられた湯受け28に溶湯が供給される(図4)。湯受け23に溶湯の供給が完了すると、シリンダ装置23によりピストンロッド24がさらに後退される。上金型19が下金型16に当接した後は、上ダイプレート18の下降、延いてはアーム21の回動フレーム11に対する反時計方向の回動が規制されるので、回動フレーム11は、総重力に基づく反時計方向の回転モーメントに抗して傾動位置、例えば水平状態まで時計方向に回動され、上プレート部15がストップ部材27に当接し、ピストンロッド24が停止される。湯受け28に供給された溶湯は、回動フレーム11が直立位置から傾動位置に回動される間に金型26内に注湯される(図5,6)。
回動フレーム11は金型26内の溶湯が冷却するまで所定時間だけ傾動位置に停止される。所定時間経過して金型26内の溶湯が冷却すると、シリンダ装置23によりピストンロッド24が前進され、回動フレーム11は総重力に基づく回転モーメントにより反時計方向に回動され、下プレート部14がストップ部材20に当接して直立位置に位置される。その後、ピストンロッド24の前進によりアーム21が回動フレーム11に対して時計方向に回動され、リンク22を介して上ダイプレート18が上昇位置まで上昇される(図7)。
例えば、下金型16の温度が低くなるように設定することにより、上金型19が下金型16から開離するとき、製品Pが下金型16に付着するように設定した場合、上ダイプレート18が回動フレーム11に対して上昇位置近傍まで相対移動すると、押動ピン35が上ダイプレート18により押動されて上リフター33が押し上げられ、連結ロッド34、下リフター31、連結バー32および下ピン板30を介して突上げピン29が下金型内面より突出され、下金型16に付着している製品Pが下金型16から離脱され、図略の搬出装置により搬出される。
製品Pが上金型19に付着するように設定した場合は、上ダイプレート18が上昇位置近傍まで相対移動すると、上ピン板37が押動ピン45により圧縮スプリング39のばね力に抗して押し下げられ、突上げピン36が上金型内面より突出され、上金型19に付着している製品Pが上金型19から離脱されて搬出される。その後、シリンダ装置23によりピストンロッド24が後退され、アーム21、リンク22を介して上ダイプレート18が、図3のスタート位置まで下降される。
下金型16および上金型19を加熱するとき、または型交換を行うときは、シリンダ装置23によりピストンロッド24が後退され、上ダイプレート18がアーム21およびリンク22を介して下降され、上金型19が下金型16に当接ししてアーム21の回動フレーム11に対する回動が規制された後は、回動フレーム11は、総重力に基づく回転モーメントに抗して水平位置まで時計方向に回動される。回動フレーム11が水平位置に位置されると、停止部材40に穿設された停止穴41と、転動部12に穿設された停止穴42とに停止ピン43が挿入されて回動フレーム11が回動規制される(図8)。型交換する場合は、下金型16および上金型19をクレーン等により保持して下プレート14および上ダイプレート18から夫々分離す。その後にピストンロッド24がシリンダ装置23により前進され、上ダイプレート18が上昇位置方向に移動され、下金型16および上金型19が取り外される。下金型16および上金型19を加熱する場合は、回動フレーム11が回動規制手段44により回動規制された後に、上ダイプレート18が上昇位置方向に移動され、上金型19が下金型16から離間され、両者間にバーナが挿入されて加熱される。
上記実施の形態では、回動フレーム11の傾動位置は、90度回動した水平位置であるが、金型26の形状によっては90度回動しなくても湯受け28から溶湯が金型26内に注湯される場合、傾動位置を例えば図5に示す45度回動した位置としてもよい。
上記実施の形態では、回動フレーム11は、外周縁に転動部分12aを帯状に形成された一対の転動部12の外周円弧面でベース10に水平回転軸線O回りに回動可能に支承されているが、回動フレームに側壁を設け、この側壁に水平回転軸線Oと同心に突設された回転軸をベースに立設された軸受部材に回転可能に軸承するようにしてもよい。
上記実施の形態では、回動フレーム11が直立位置に位置するとき、総重力の作用点である重心位置を、回動フレーム11の回動中心である水平回転軸線Oから図1の左方向に偏心させることにより回動フレーム11に反時計方向の回転モーメントを作用させているが、上記のように回動フレームを側壁に突設した回転軸で回動可能に支承する場合は、重心位置が水平回転軸線Oの下方に位置するようにし、回動フレームの側壁に突設された回転軸につる巻バネを巻装し、つる巻きバネの一端を軸受部材に係止し、他端を回動フレームに係止し、このつる巻きバネのばね力により回動フレームに反時計方向の回転モーメントを作用させるようにしてもよい。
実施の形態に係る重力式傾動金型鋳造装置の側面図。 重力式傾動金型鋳造装置の正面図。 回動フレームが直立位置に位置し、上ダイプレートがスタート位置に位置する状態を示す図。 型締め状態を示す図。 回動フレームの回動状態を示す図。 回動フレームが傾動位置に位置する状態を示す図。 回動フレームが直立位置に位置し、上金型が下金型から開離した状態を示す図。 回動フレームが水平位置に位置し、上金型が下金型から開離した状態を示す図。
符号の説明
10…ベース、11…回動フレーム、12…転動部、12a…転動部分、13…ローラ、14…下プレート部、15…上プレート部、16…下金型、17…案内ロッド部、18…上ダイプレート、19…上金型、20,27…ストップ部材、21…アーム、22…リンク、23…シリンダ装置、24…ピストンロッド、25…シリンダ、26…金型、28…湯受け、29,36…突上げピン、30…下ピン板、31…下リフター、33…上リフター、34…連結ロッド、35,45…押動ピン、37…上ピン板、38…引上げピン、39…圧縮スプリング、40…停止部材、41,42…停止穴、43…停止ピン、44…回動規制手段。

Claims (7)

  1. ベースに水平回転軸線回りに回動可能に支承された回動フレームと、該回動フレームの下部に設けられた下金型と、前記回動フレームに前記下金型に向かって接離経路に沿って進退移動される上ダイプレートと、該上ダイプレートに前記下金型に対して接離可能に固定された上金型と、前記回動フレームを前記水平回転軸線回りに回動させる回動装置とを備えた重力式傾動金型鋳造装置において、
    前記回動フレーム、前記下金型、前記上ダイプレートおよび前記上金型の重力を含む総重力が前記回動フレームに作用する重心位置と反対方向に前記水平回転軸線から離間した前記回動フレームの上部に、前記水平回転軸線と平行な軸線回りに回動可能に枢着されたアームと、
    一端が該アームの中間部に前記水平回転軸線と平行な軸線回りに回転可能に枢着され、他端が前記上ダイプレートに前記水平回転軸線と平行な軸線回りに回転可能に枢着されたリンクと、
    前記回動フレームの回動位置に拘わらず、一端が前記水平回転軸線から前記重心位置と反対方向に離間する位置で前記アームの他端に回動可能に枢着された伸縮部材と、
    前記水平回転軸線から前記重心位置と反対方向に離間した位置で前記ベースに回動可能に枢着され前記伸縮部材を摺動可能に支承する支承部材と、
    前記伸縮部材を前記支承部材に対して一方向に移動させて前記上ダイプレートを前記回動フレームに対して下降させ、上ダイプレートが上金型と下金型とを型締めして金型を形成する下降位置に下降した後は、前記総重力に基づいて前記回動フレームを前記水平回転軸線回りの一方向に回動させる回転モーメントに抗して該回動フレームを傾動位置まで他方向に回動させ、一時停止させた後、前記伸縮部材を他方向に移動させて前記回動フレームを前記回転モーメントにより一方向に回動させ、前記回動フレームがストップ部材に当接して直立位置に位置した後は、前記上ダイプレートを回動フレームに対して上昇位置まで上昇させる駆動装置と、
    前記金型に対応して設けられ前記直立位置で溶湯が供給され、前記回動フレームが直立位置から傾動位置に回動される間に溶湯を前記金型に注湯する湯受けと、
    を設けたことを特徴とする重力式傾動金型鋳造装置。
  2. 請求項1において、前記回動フレームの回動中心である前記水平回転軸線の近傍に、前記上ダイプレートが進退移動する前記接離経路の幅中央部分を位置させたことを特徴とする重力式傾動金型鋳造装置。
  3. 請求項1または2において、前記回動フレームが前記直立位置に位置するとき、該回動フレームが前記総重力による回転モーメントにより一方向に回動されて前記ストップ部材に当接することを特徴とする重力式傾動金型鋳造装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項において、前記回動フレームは、外周円弧面で前記ベース上に支持されて該回動フレームを前記水平回転軸線回りに回動可能に支承する転動部分が帯状に形成された一対の転動部と、該一対の転動部の各下端部に各端部を夫々固定された下プレート部と、前記一対の転動部の各上端部に各端部を前記下プレート部と平行に夫々固定された上プレート部と、前記下プレート部と前記上プレート部の間に設けられた複数の案内ロッド部とを備え、前記下プレート部に前記下金型が固定され、前記案内ロッド部に前記上ダイプレートが前記下金型に向かって進退移動可能に装架されていることを特徴とする重力式傾動金型鋳造装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項において、前記上金型および下金型の少なくとも一方に突上げピンが前記接離経路と平行な方向に移動可能に装架され、前記駆動装置による前記上ダイプレートと回動フレームとの上昇位置近傍での相対移動に基づいて前記突上げピンを金型内面より突出させる連動機構を備えたことを特徴とする重力式傾動金型鋳造装置。
  6. 請求項4において、前記下金型に突上げピンが前記接離経路と平行な方向に移動可能に装架され、前記下プレート部より下方に配置された下リフターに前記突上げピンが連結され、該下リフターと前記上プレート部の上方に配置された上リフターとが前記案内ロッドを貫通する連結ロッドにより連結され、前記上ダイプレートおよび前記上リフターの一方に突設され、前記上ダイプレートが前記上昇位置近傍に移動されると前記上プレート部を貫通して他方に当接される押動ピンを備え、前記駆動装置により前記上ダイプレートが前記回動フレームに対して前記上昇位置近傍に相対移動されると、前記上リフターが前記上ダイプレートにより押し上げられ前記突上げピンが下金型内面より突出されることを特徴とする重力式傾動金型鋳造装置。
  7. 請求項1から7のいずれか1項において、前記回動フレームを水平位置で回動規制するための回動規制手段を設け、前記伸縮部材が前記駆動装置により前記支承部材に対して一方向に移動され前記回動フレームが前記回転モーメントに抗して水平位置まで回動されると、前記回動規制手段により回動フレームが回動規制され、その後に、前記伸縮部材が前記駆動装置により前記支承部材に対して他方向に移動され、前記上ダイプレートが上昇位置方向に移動されることを特徴とする重力式傾動金型鋳造装置。
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