JP2008229903A - 成形装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造により下型の落下衝撃を防止し、耐久性を向上して安価に製造すること。
【解決手段】成形装置は、搬送装置5に支持された下型2を型締めシリンダ3のピストンロッド4により上下移動させることで、上型1と下型2を型締め及び型開きして成形を行うよう。下型2に下方へ延びる支持ロッド2aが設けられ、この支持ロッド2aが、搬送装置5を下方へ貫通して上下移動可能に設けられる。支持ロッド2aの下端には、ピストンロッド4が当接可能に設けられる。搬送装置5には当接部材12が設けられ、ピストンロッド4には、回動アーム13が設けられる。ピストンロッド4の移動により回動アーム13に当接部12が圧接することで、支持ロッド2aとピストンロッド4が回動アーム13により連結される。その後、型開き工程で、成形品が上型1から離型するまで、当接部材12と回動アーム13が圧接し続けるように構成される。
【選択図】 図2

Description

この発明は、上型と下型を備え、型開き時に下型への衝撃を緩和する構成を備えた成形装置に関する。
従来、この種の技術して、例えば、図11に示すような成形装置が一般に知られている。この成形装置は、固定式の上型31と、可動式の下型32と、型締めのために下型32を押し上げる型締めシリンダ33とを備える。下型32には下方へ延びる下型ロッド32aが設けられる。型締めシリンダ33のピストンロッド33aの上端には、フランジ33bが設けられる。下型ロッド32aの下端とピストンロッド33aのフランジ33bとの間は、2つの引っ掛け34により連結される。この種の成形装置は、下型32を他の下型と交換可能となっている。そのために、引っ掛け34には、フランジ33bとの間に隙間g11が設けられる。この成形装置では、図11に示す型締め状態から、型締めシリンダ33のピストンロッド33aを降下させることで、下型32と上型31を型開きする。ここで、ピストンロッド33aのフランジ33bは、引っ掛け34の下部爪に係合することで下型ロッド32aを引き下げようとする。このとき、最初は、上型31と下型32との間の成形品が上型31から離型するまで、下型ロッド32aが下方へ引っ張られるが、成形品が離型すると、フランジ33bと引っ掛け34との間の隙間G11の分だけ下型32が自重により落下することとなり、そのときの衝撃により下型32や型締めシリンダ33が損傷を受けるおそれがあった。
そこで、図12に示すように、各引っ掛け34に対応してロックシリンダ35を含むロック機構36を設けて下型ロッド32aを引っ掛け34に固定しながら型開きすることが考えられる。この構成によれば、下型ロッド32aが引っ掛け34に固定されるので、型開きのときに、下型32がその自重により落下することを防止することができ、下型32や型締めシリンダ33の損傷を防止することができる。ここで、ロック機構の一例として、例えば、下記の特許文献1には、回転金型のクランプ装置において、金型のクランプ構造をロックするロックシリンダを含むロック機構が記載されている。
特開平10−272522号公報 実開昭52−151139号公報
ところが、特許文献1に記載の技術では、ロックシリンダを含むロック機構が設けられることから、構成が複雑となり、コスト高になるという問題があった。特に、ロックシリンダを下型の型開きタイミングに合わせて制御しなければならず、その分の構成が複雑になってしまう。
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、簡単な構造により下型の落下衝撃を防止することが可能で、耐久性を向上して安価に製造することを可能とした成形装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、鉛直方向に上下に配置された上型及び下型を備え、下型をシリンダ部材により鉛直方向へ移動させることにより上型と下型を型締め及び型開きして成形を行う成形装置において、下型を支持する支持部材を備え、下型に下方へ延びる支柱が設けられ、支柱が支持部材を下方へ貫通して鉛直方向へ移動可能に設けられ、支柱の下端にシリンダ部材が当接可能に設けられ、支持部材又はシリンダ部材の一方に当接部材が設けられ、他方にクランプ部材が設けられ、シリンダ部材の移動によりクランプ部材に当接部が圧接することで支柱とシリンダ部材がクランプ部材により連結され、成形後の型開き工程において、成形品が上型から離型するまでは当接部材とクランプ部材が圧接し続けるように構成されたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、下型の支柱の下端にシリンダ部材を当接させながら下型を鉛直方向へ移動させることにより、上型と下型が型締め及び型開きして成形が行われる。ここで、下型を支持する支持部材又はシリンダ部材の一方に当接部材が設けられ、他方にクランプ部材が設けられるので、シリンダ部材の移動に連動してクランプ部材に当接部材が圧接することで、支柱とシリンダ部材がクランプ部材により連結される。そして、上型と下型との間で成形が行われた後の型開き工程において、下型が上型から離れるとき、成形品が上型から離型するまでは、当接部材とクランプ部材が圧接し続ける。従って、成形品が上型から離型するまでは、支柱とシリンダ部材がクランプ部材により連結されて下型がシリンダ部材と一体化するので、その間に下型が自重によりシリンダ部材に落下し衝突することはない。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、当接部材は、先端にローラを含むことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1に記載の発明の作用に加え、当接部材がローラを介してクランプ部材に圧接するので、当接部材とクランプ部材との間の摩擦及び摩耗が低減される。
上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、支持部材は、下型を水平方向に搬送する搬送装置であることを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1又は2に記載の発明の作用に加え、搬送装置により下型を上型の下側から水平方向へ移動させることができる。
上記目的を達成するために、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の発明において、クランプ部材と当接部材を少なくとも2組含み、クランプ部材に対する当接部材の圧接方向が各組で互いに異なることを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1乃至3の何れかに記載の発明の作用に加え、クランプ部材に対する当接部材の圧接方向が各組で異なるので、各クランプ部材により支柱が異なる方向に押圧され、これら押圧の合力により、シリンダ部材に対する支柱の位置決めが補助される。
上記目的を達成するために、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、クランプ部材と当接部材の各組は水平方向において同一円周上に等角度間隔で配置され、クランプ部材に対する当接部材の圧接方向が各組でそれぞれ円周の中心を向いたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項4に記載の発明の作用に加え、支柱には各クランプ部材により水平方向に均等に押圧力が作用することとなり、シリンダ部材に対する支柱の水平方向における位置決めが補助される。
請求項1に記載の発明によれば、シリンダ部材の動作に連動させてクランプ部材と当接部材を動作させるという簡単な構造により下型の落下衝撃を防止することができ、成形装置の耐久性を向上させることができ、成形装置を安価に製造することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、成形装置の耐久性を更に向上させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、搬送装置を使用して下型の交換を容易に行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃至3の何れかに記載の発明の効果に加え、シリンダ部材に対する支柱の位置決めを専用の位置決め部材を設けることなく補助することができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項4に記載の発明の効果に加え、円筒形の支柱に適用することができ、支柱の位置決めをバランス良く補助することができる。
以下、本発明の成形装置を具体化した一実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1に、成形前の型開き状態(原位置状態)における成形装置を概略図により示す。図2に、型締め状態における成形装置を概略図により示す。図3に、成形後の型開き状態における成形装置を概略図により示す。
この成形装置は、鉛直方向に上下に配置された上型1及び下型2と、下型2を移動させる型締めシリンダ3と、下型2を支持する本発明の支持部材としての搬送装置5とを備える。成形装置は、下型2の一部に型締めシリンダ3のピストンロッド4を当接させながら下型2を鉛直方向へ移動させることにより、上型1と下型2を型締め及び型開きして成形するようになっている。ピストンロッド4は、本発明のシリンダ部材に相当する。この実施形態で、上型1、型締めシリンダ3及び搬送装置5は、成形装置全体を覆う基枠(図示略)に対して固定される。
図4に、搬送装置5を平面図により示す。搬送装置5は、下型2を水平方向に搬送するように構成される。すなわち、搬送装置5は、水平に配置され固定された支持フレーム6と、その支持フレーム6に対して支軸7を中心に回転可能に設けられた回転テーブル8とを備える。回転テーブル8の上には、支軸7を挟んで一の下型2と他の下型2Aが配置される。図1〜3に示す状態では、一の下型2が上型1と上下に整合する位置に配置される。回転テーブル8の外周には、外周ギア9が設けられる。図4に示すように、搬送装置5には、モータ10により駆動され、外周ギア9に連結される駆動ギア11が設けられる。従って、モータ10を駆動させることにより、駆動ギア11及び外周ギア9を介して回転テーブル8が回転される。この回転によって一の下型2と他の下型2Aとが入れ替え可能になっている。
搬送装置5において、下型2,2Aは、下方へ延びる本発明の支柱としての支持ロッド2aを含む。各支持ロッド2aは、円筒形状をなし、搬送装置5を下方へ貫通して鉛直方向へ移動可能に設けられる。上型1に整合して配置された一の下型2に対応して、その支持ロッド2aの下端面には、ピストンロッド4の先端が当接可能に設けられる。各支持ロッド2aの下端には、フランジ2bが設けられる。搬送装置5の下側には、各支持ロッド2aを挟む形で一対をなす当接部材12がそれぞれ固定される。各組の当接部材12は、各支持ロッド2aの直径方向において対向するように配置される。各当接部材12は、その下端部に回転可能に支持されたローラ12aを含む。
一方、ピストンロッド4の先端部には、当接部材12に対応して一対をなす回動アーム13が設けられる。回動アーム13は、鉤形をなし、その基端部がピストンロッド4の上端部にて回動可能に支持され、その屈曲した先端部が支持ロッド2aのフランジ2bに係合可能に設けられる。回動アーム13は、本発明のクランプ部材に相当する。
この実施形態では、各下型2,2Aに対応して、回動アーム13と当接部材12の組が2組設けられる。そして、図5に示すように、回動アーム13に対する当接部材12のローラ12aの圧接方向(矢印F1)が各組で互いに異なっている。特に、この実施形態では、回動アーム13と当接部材12の各組は、水平方向において同一円周上に等角度(180°)の間隔で配置され、回動アーム13に対するローラ12aの圧接方向(矢印F1)が各組でそれぞれ円周の中心P1を向いている。図5には、支持ロッド2aに対する回動アーム13と当接部材12の配置関係を平面図により示す。
上記のように構成した成型装置では、型締めシリンダ3の動作に連動して、すなわちピストンロッド4の上下動に連動して、下型2,2Aと上型1の型締め及び型開きが行われるときに、回動アーム13の外側面に当接部12のローラ12aが圧接したり、離脱したりするようになっている。これにより、型締めシリンダ3のピストンロッド4と下型2,2Aの支持ロッド4が互いに連結されたり、分離したりするようになっている。
以下に、成形装置の一連の動作について図1〜3、6〜8を参照して説明する。図6に、ピストンロッド4が上死点手前まで上昇したときの回動アーム13と当接部材12の関係を部分的に側面図により示す。図7に、ピストンロッド4が上死点に達したときの回動アーム13と当接部材12の関係を部分的に側面図により示す。図8に、ピストンロッド4が上死点から下降し始めるときの回動アーム13と当接部材12の関係を部分的に側面図により示す。図9に、図1に示す原位置状態におけるピストンロッド4と下型2の支持ロッド2a等との関係を部分的に側面図により示す。図10に、型開き手前の状態におけるシリンダロッド4と下型2の支持ロッド2a等との関係を部分的に側面図により示す。
図1に示す原位置状態では、ピストンロッド4は型締めシリンダ3にほぼ没した状態となっている。この状態では、図9に拡大して示すように、回動アーム13が外方へ傾斜した状態を保つ。この回動アーム13の傾斜は、回動アーム13に設けられたバネ部材(図示略)の付勢力により保たれる。図9に示すように、この原位置状態では、支持ロッド2aの下端面とピストンロッド4の上端面との間に多少の隙間G1が形成される。また、回動アーム13と支持ロッド2aのフランジ2bとの間にも、多少の隙間G2が形成される。
そして、図1に示す原位置状態から、型締めのためにピストンロッド4が上昇すると、ピストンロッド4の上端面が支持ロッド2aの下端面に当接して下型2が押し上げられる。これにより、ピストンロッド4と下型2が一体となって上昇する。
その後、ピストンロッド4が上死点に達する手前では、図6に示すように、回動アーム13に当接部12のローラ12aが圧接し始め、更にピストンロッド4が上昇することにより、回動アーム13が内方へ回動する。これにより、図2,7に示すように、回動アーム13が起立した状態となり、回動アーム13の上端部が支持ロッド2aのフランジ2bに係合することとなり、支持ロッド2aとピストンロッド4が回動アーム13により連結される。このとき、上型1と下型2が型締めされ、両型1,2の間で成形が行われる。
続き、成形後の型開き工程では、最初に、図8,10に示すように、ピストンロッド4が下降し始めるときには、回動アーム13に当接部材12のローラ12aが圧接した状態が保たれる。この間は、回動アーム13が支持ロッド2aのフランジ2bに係合した状態が保たれ、支持ロッド2aとピストンロッド4が回動アーム13により連結されたまま一体的に下降することとなる。この実施形態では、型開きのときに、成形品40が上型1から離型するまで、当接部材12のローラ12aと回動アーム13が圧接し続けるように構成される。すなわち、回動アーム13の外側面は、鉛直方向に所定の長さを有することから、この外側面の長さの範囲でローラ12aが回動アーム13の外側面に圧接し続けるようになっている。図8,10に、型開き手前の状態を示すが、この状態の後に成形品40が上型1から離型して型開きが行われ、その後に、当接部材12のローラ12aが回動アーム13から離れる。図10に示すように、型開きの際、ローラ12aが回動アーム13に圧接している状態では、支持ロッド2aの下端面とピストンロッド4の上端面との間には隙間がなく、回動アーム13と支持ロッド2aのフランジ2bとの間にも隙間はほとんどない。
そして、ローラ12aが回動アーム13から離れると、回動アーム13が外方へ回動して同アーム13の先端部が支持ロッド2aのフランジ2bから離れる。その後、ピストンロッド4が下降することにより、下型2が支持ロッド2aと共に、その自重により下降して、図3に示すような型開き状態となる。
以上説明したこの実施形態の成型装置によれば、下型1の支持ロッド2aに型締めシリンダ3のピストンロッド4の上端を当接させながら下型1を鉛直方向へ移動させることにより、上型1と下型2が型締め及び型開きをして成形が行われる。
ここで、下型2を支持する搬送装置5の下面に当接部材12が設けられ、ピストンロッド4の上端部に回動アーム13が設けられるので、ピストンロッド4の動作に連動して回動アーム13に当接部材12のローラ12aが圧接することにより、回動アーム13が支持ロッド2aのフランジ2bに係合して支持ロッド2aとピストンロッド4とが回動アーム13により連結される。そして、上型1と下型2との間で成形が行われた後の型開き工程において、下型2が上型1から離れるとき、成形品40(図3参照)が上型1から離型するまでは、当接部材12のローラ12aと回動アーム13が圧接し続けることとなる。従って、成形品40が上型1から離型するまでは、支持ロッド2aとピストンロッド4が回動アーム13により連結され続けて下型2がピストンロッド4と一体化するので、その間に下型2がその自重によりピストンロッド4の上に落下し、衝突することはない。このため、ピストンロッド4の動作に連動させて回動アーム13と当接部材12を動作させるという簡単な構造により下型2のピストンロッド4に対する落下衝撃を防止することができ、これによって成形装置の耐久性を向上させることができる。また、従来例とは異なり、ロックシリンダを設けたり、そのロックシリンダを制御したりする必要がないことから、成形装置の構成を簡略化することができ、成型装置を安価に製造することができる。
また、この実施形態では、当接部材12がローラ12aを含み、そのローラ12aを介して当接部材12が回動アーム13に圧接するので、当接部材12と回動アーム13との間の摩擦及び摩耗が低減される。このため、当接部材12と回動アーム13の耐久性を向上させることができ、この意味で成形装置の耐久性を更に向上させることができる。
更に、この実施形態では、搬送装置5によって下型2を上型1の下側から水平方向へ移動させることができ、これに伴って一の下型2が他の下型2Aと入れ替えられる。このため、搬送装置5を使用して下型2,2Aの交換作業を容易に行うことができる。
また、この実施形態では、2組の回動アーム13と当接部材12につき、回動アーム13に対する当接部材12のローラ12aの圧接方向(図5参照)が各組で異なるので、各回動アーム13により支持ロッド2aが異なる方向に押圧され、これら押圧の合力により、ピストンロッド4に対する支持ロッド2aの位置決めが補助される。詳しくは、支持ロッド2aには各回動アーム13により水平方向に均等に押圧力が作用することとなり、ピストンロッド4に対する支持ロッド2aの水平方向における位置決めが補助される。このため、ピストンロッド4に対する支持ロッド2aの位置決めを専用の位置決め部材を設けることなく補助することができる。また、回動アーム13と当接部材12による位置決め機能を円筒形の支持ロッド2aに適用することができ、ピストンロッド4に対する支持ロッド2aの位置決めをバランス良く補助することができる。
尚、この発明は前記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で以下のように実施することもできる。
(1)前記実施形態では、回動アーム13と当接部材12の組を2組設けるように構成したが、3組以上設けるように構成してもよい。
(2)前記実施形態では、本発明のクランプ部材として鉤形をなす回動アーム13を設けたが、当接部材が圧接することで支柱とシリンダ部材をクランプして連結する構造であれば、回動アーム13の構成に限定されるものではない。
(3)前記実施形態では、搬送装置5に当接部材12を設け、ピストンロッド4にクランプ部材としての回動アーム13を設けたが、その逆に搬送装置にクランプ部材を設け、ピストンロッドに当接部材を設けるように構成してもよい。
(4)前記実施形態では、下型2,2Aを支持する支持部材として、下型2,2Aを搬送可能な搬送装置5を設けたが、下型を搬送可能に設けることなく、単に支持部材に支持するだけの構成としてもよい。
型開き状態(原位置状態)における成形装置を示す概略図。 型締め状態における成形装置を示す概略図。 成形後の型開き状態における成形装置を示す概略図。 搬送装置を示す平面図。 支持ロッドに対する回動アームと当接部材の配置関係を示す平面図。 ピストンロッド上死点手前時の回動アームと当接部材の関係を示す側面図。 ピストンロッド上死点時の回動アームと当接部材の関係を示す側面図。 ピストンロッド下降開始時の回動アームと当接部材の関係を示す側面図。 原位置状態のピストンロッドと支持ロッド等との関係を示す側面図。 型開き手前状態のシリンダロッドと支持ロッド等との関係を示す側面図。 従来例の成形装置を示す概略図。 従来例の成形装置を示す概略図。
符号の説明
1 上型
2 下型
2A 下型
2a 支持ロッド(支柱)
4 ピストンロッド(シリンダ部材)
5 搬送装置(支持部材)
12 当接部材
12a ローラ
13 回動アーム(クランプ部材)

Claims (5)

  1. 鉛直方向に上下に配置された上型及び下型を備え、前記下型をシリンダ部材により鉛直方向へ移動させることにより前記上型と前記下型を型締め及び型開きして成形を行う成形装置において、
    前記下型を支持する支持部材を備え、前記下型に下方へ延びる支柱が設けられ、前記支柱が前記支持部材を下方へ貫通して鉛直方向へ移動可能に設けられ、前記支柱の下端に前記シリンダ部材が当接可能に設けられ、前記支持部材又は前記シリンダ部材の一方に当接部材が設けられ、他方にクランプ部材が設けられ、前記シリンダ部材の移動により前記クランプ部材に前記当接部材が圧接することで前記支柱と前記シリンダ部材が前記クランプ部材により連結され、前記成形後の型開き工程において、成形品が前記上型から離型するまでは前記当接部材と前記クランプ部材が圧接し続けるように構成されたことを特徴とする成形装置。
  2. 前記当接部材は、先端にローラを含むことを特徴とする請求項1に記載の成形装置。
  3. 前記支持部材は、前記下型を水平方向に搬送する搬送装置であることを特徴とする請求項1又は2に記載の成形装置。
  4. 前記クランプ部材と前記当接部材を少なくとも2組含み、前記クランプ部材に対する前記当接部材の圧接方向が前記各組で互いに異なることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の成形装置。
  5. 前記クランプ部材と前記当接部材の各組は水平方向において同一円周上に等角度間隔で配置され、前記クランプ部材に対する前記当接部材の圧接方向が前記各組でそれぞれ前記円周の中心を向いたことを特徴とする請求項4に記載の成形装置。
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