JP2005205458A - 重力式傾動金型鋳造装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡素な構造で設置、保守の容易な低コストの重力式傾動金型鋳造装置を提供する。
【解決手段】 伸縮部材が駆動装置により前進されると、伸縮部材に枢着された下部ダイプレートが上昇されて下金型と上金型が型締めされる。下部ダイプレートが上昇位置に上昇された後は、伸縮部材の前進により回動フレームが水平回転軸線回りに傾動位置に回動される。型締めされた金型に対応して設けられた湯受けに傾動位置で溶湯が供給される。伸縮部材が後退されると、回動フレームが重心に作用する重力により直立位置に向かって回動され、溶湯が湯受けから金型に注湯される。金型内の溶湯が冷却するまで回動フレームは冷却位置で停止され、冷却後、伸縮部材がさらに後退され、回動フレームがストップ部材に当接して直立位置に位置された後は下部ダイプレートが回動フレームに対して下降位置まで下降される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、下金型と上金型とを型締めして形成する金型を傾動位置から直立位置に回動する間に、傾動位置で湯受けに供給された溶湯を金型に注湯して製品を鋳造する重力式傾動金型鋳造装置に関するものである。
従来の重力式傾動金型鋳造装置は、特許文献1の図5,7に示すように、ベース50に本体フレーム54を回転軸52回りに回動可能に装架し、本体フレーム54を回転軸52の回りに傾転させるための本体フレーム傾転シリンダ56をベース50と本体フレーム54との間に設け、下金型30Lが固定された下部ダイプレート40Lを本体フレーム54に摺動可能に装架し、下部ダイプレート40Lを上下方向に移動させるための型締めシリンダ46を下部ダイプレート40Lと本体フレーム54との間に設け、下金型30Lを上昇させて上金型30Uに型締めするとき上金型30Uの浮上がりを防止するシリンダ76を本体フレーム54に設け、ベース50に上型フレーム59を回転軸52回りに回動可能に装架し、上金型30Uが固定された上部ダイプレート40Uを上型フレーム59に固定し、上型フレーム59を回転軸52回りに傾転させるための上型傾転シリンダ58を本体フレーム54と上型フレーム59との間に設け、上部及び下部ダイプレート40U,40Lの夫々に製品を押し出すためのシリンダ42U,42Lを固定している。
上記特許文献1に記載の重力式傾動金型鋳造装置では、本体フレーム54を回転軸52回りに傾転させるための本体フレーム傾転シリンダ56、下部ダイプレート40Lを上下方向に移動させるための型締めシリンダ46、製品を上下金型30U,30Lから押し出すためのシリンダ42U,42L等の多数のシリンダが設けられ、装置が複雑、大型化して設備費が増大するとともに、設備の設置、移転、保守、修繕に多大の手間と時間、費用を必要とする問題があった。
本発明は、係る従来の不具合を解消するためになされたもので、1個の駆動装置により下金型を上金型に向かって進退駆動するとともに、上下金型を傾動位置と直立位置との間で回動駆動するようにした簡素な構造で設置、保守の容易な低コストの重力式傾動金型鋳造装置を提供することである。
上記の課題を解決するため、請求項1に記載の発明の構成上の特徴は、ベースに水平回転軸線回りに回動可能に支承され該水平回転軸線と水平方向に離間した重心に作用する重力により一方向に回動付勢される回動フレームと、該回動フレームの重力による一方向の回動を規制して回動フレームを直立位置に位置させるストップ部材と、前記回動フレームの上部に下向きに設けられた上金型と、前記回動フレームに上金型に向かって接離方向に進退可能に装架された下部ダイプレートと、該下部ダイプレートに前記上金型と対向して固定された下金型と、前記回動フレームが直立位置に位置するとき前記水平回転軸線から前記重心と同方向に離間する位置において一端が前記下部ダイプレートに回動可能に枢着された伸縮部材と、前記水平回転軸線から前記重心と同方向に離間した位置において前記ベースに回動可能に枢着され前記伸縮部材を摺動可能に支承する支承部材と、前記伸縮部材を前記支承部材に対して前進させて前記下部ダイプレートを前記回動フレームに対して上昇させ、下部ダイプレートが下金型と上金型とを型締めして金型を形成する上昇位置に上昇した後は前記回動フレームを前記水平回転軸線回りに他方向に回動させて傾動位置に位置させ、前記伸縮部材を後退させて前記回動フレームを重心に作用する重力により一方向に回動させ、回動フレームが前記ストップ部材に当接して直立位置に位置した後は前記下部ダイプレートを回動フレームに対して下降位置まで下降させる駆動装置と、前記金型に対応して設けられ傾動位置において溶湯が供給され回動フレームが傾動位置から直立位置より僅かに手前の冷却位置に回動される間に溶湯を前記金型に注湯する湯受けとを設けたことである。
請求項2に記載の発明の構成上の特徴は、ベースに水平回転軸線回りに回動可能に支承され、弾機部材の撥力により一方向に回動付勢される回動フレームと、該弾機部材の撥力による一方向の回動を規制して回動フレームを直立位置に位置させるストップ部材と、前記回動フレームの上部に下向きに設けられた上金型と、前記回動フレームに上金型に向かって接離方向に進退可能に装架された下部ダイプレートと、該下部ダイプレートに前記上金型と対向して固定された下金型と、前記回動フレームが直立位置に位置するとき前記水平回転軸線から水平方向に離間する位置において一端が前記下部ダイプレートに回動可能に枢着された伸縮部材と、前記水平回転軸線から前記一端と同方向に離間した位置において前記ベースに回動可能に枢着され前記伸縮部材を摺動可能に支承する支承部材と、前記伸縮部材を前記支承部材に対して前進させて前記下部ダイプレートを前記回動フレームに対して上昇させ、下部ダイプレートが下金型と上金型とを型締めして金型を形成する上昇位置に上昇した後は前記回動フレームを前記水平回転軸線回りに他方向に回動させて傾動位置に位置させ、前記伸縮部材を後退させて前記回動フレームを前記弾機部材の撥力により一方向に回動させ、回動フレームが前記ストップ部材に当接して直立位置に位置した後は前記下部ダイプレートを回動フレームに対して下降位置まで下降させる駆動装置と、前記金型に対応して設けられ、傾動位置において溶湯が供給され、回動フレームが傾動位置から直立位置より僅かに手前の冷却位置に回動される間に溶湯を前記金型に注湯する湯受けとを設けたことである。
請求項3に記載の発明の構成上の特徴は、請求項1又は2において、前記ベースに揺動部材を前記水平回転軸線回りに回動可能に支承し、下部ダイプレートが上昇位置に上昇して前記回動フレームが前記傾動位置に位置するときに前記揺動部材と係合し、前記回動フレームが直立位置に位置し下部ダイプレートが上昇位置から下降すると前記揺動部材から離脱する係脱アームを前記下部ダイプレートに設け、前記下部ダイプレートの上昇位置から下降位置への下降移動に連動して前記揺動部材を傾動位置に向かって回動させる連動機構を下部ダイプレートと揺動部材との間に設け、前記揺動部材に前記湯受けを前記金型に対応して設けたことである。
請求項4に記載の発明の構成上の特徴は、請求項1乃至3のいずれか1項において、下金型に前記接離方向に穿設された貫通穴に摺動可能に嵌合する離型ピンを前記下部ダイプレートの下面に装架し、前記下部ダイプレートが下降位置から離脱すると、前記離型ピンを上端面が下金型の型面と同一面となるように弾機部材により下降端に向かって付勢し、下部ダイプレートが下降位置に位置すると、前記回動フレームの下部に設けた停止部材が前記離型ピンに当接して離型ピンを下金型に対して上方に相対移動させ製品を下金型から離型することである。
請求項5に記載の発明の構成上の特徴は、請求項1乃至4のいずれか1項において、弾機部材により下方に付勢される上部ダイプレートを前記回動フレームの上部に前記接離方向に所定距離だけ移動可能に装架し、該上部ダイプレートの下面に前記上金型を下向きに固定し、前記下部ダイプレートが下金型と上金型とを型締めして前記弾機部材の撥力に抗して僅かに上昇したとき当接する当接部材を前記回動フレームに設けたことである。
上記のように構成した請求項1に係る発明においては、伸縮部材が駆動装置により支承部材に対して前進され、伸縮部材に枢着された下部ダイプレートが回動フレームに対して上昇されて上金型に型締めされる。下部ダイプレートが上昇位置に上昇された後は、伸縮部材の前進により回動フレームが水平回転軸線回りに傾動位置に回動される。上下金型が型締めされて形成される金型に対応して設けられた湯受けに傾動位置で溶湯が供給される。伸縮部材が駆動装置により後退されて回動フレームが重心に作用する重力により直立位置に向かって回動される。回動フレームが傾動位置から直立位置より僅かに手前の冷却位置に回動される間に溶湯が湯受けから金型に注湯される。注湯が完了すると金型内の溶湯が冷却するまで回動フレームは冷却位置で停止される。金型内の溶湯が冷却すると伸縮部材がさらに後退され、回動フレームがストップ部材に当接して直立位置に位置された後は下部ダイプレートが回動フレームに対して下降位置まで下降される。
このように、1個の駆動装置により下金型を上金型に向かって進退駆動するとともに、上下金型が装架された回動フレームを傾動位置と直立位置との間で回動駆動するようにしたので、装置を簡素化、小型化して設備費用を減少するとともに、設備の設置、移転、保守、修繕等の労力、時間、費用を低減することができる。
上記のように構成した請求項2に係る発明においては、伸縮部材が駆動装置により後退されたとき、回動フレームが弾機部材の撥力より直立位置に向かって回動されること以外は請求項1に記載の発明と同じであり、同様の効果を奏する。さらに、弾機部材の撥力を調整することにより上下金型の型締め力を所望値に容易に設定することができる。
上記のように構成した請求項3に係る発明においては、ベースに水平回転軸線回りに回動可能に支承された揺動部材が傾動位置に位置するときに、金型に対応して揺動部材に設けられた湯受けに溶湯が供給される。下部ダイプレートが上昇位置に上昇して回動フレームが傾動位置に位置するとき、下部ダイプレートに設けた係合部が揺動部材に係合する。伸縮部材が駆動装置により後退されて回動フレームが傾動位置から直立位置より僅かに手前の冷却位置に回動される間に溶湯が湯受けから金型に注湯される。注湯が完了すると金型内の溶湯が冷却するまで回動フレームは冷却位置で停止される。金型内の溶湯が冷却すると、伸縮部材がさらに後退されて回動フレームは回動されストップ部材に当接して直立位置に停止される。回動フレームが直立位置に停止された後、下部ダイプレートが上昇位置から下降されると係脱アームが揺動部材から離脱し、下部ダイプレートの下降移動に連動して揺動部材が連動機構により傾動位置に向かって回動される。これにより、下降した下金型と傾動位置に回動された湯受けとの間を十分に離すことができ、溶湯の湯受けへの供給と、製品の取出し及び中子のセット等とを同時に安全に行うことができる。
上記のように構成した請求項4に係る発明においては、下金型に穿設された貫通穴に嵌合された離型ピンは、下部ダイプレートが下降位置から離脱しているときは、上端面が下金型の型面と同一面となる位置に弾機部材により下方に付勢されている。下部ダイプレートが駆動装置により下降位置に位置されると、離型ピンが回動フレームの下部に設けられた停止部材によって上方に押動されて上端面が下金型の型面より上方に突出し製品を下金型から離型する。
これにより、製品を下金型から離型するためのシリンダを設けることなく、下金型を昇降し、かつ回動フレームを回動する駆動装置により製品を下金型から離型することができる。
上記のように構成した請求項5に係る発明においては、下部ダイプレートの上昇により下金型が上金型に当接して上部ダイプレートを弾機部材の撥力に抗して僅かに上昇したとき、下部ダイプレートが回動フレームに設けた当接部材に当接して上下金型を装架した回動フレームの回動を開始する。これにより、弾機部材の撥力が上下金型の適切な型締め力として作用するので、過大な型締め力が上下金型間に作用することがなく、上下金型の寿命を長くすることができる。
以下本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。図1,2に示すように、ベース1には一対のブラケット2が立設され、該一対のブラケット2間に回転軸3が固定されている。矩形枠状の回動フレーム4は、その上部をなす上横部材5、下部をなす下横部材6、及び上下横部材5,6の両端を夫々一体的に連結する左右側壁部材7で構成されている。左右側壁部材7の中央部には軸受支持部7aが夫々後方に突設され、回動フレーム4は軸受支持部7aに嵌着された軸受により回転軸3に水平回転軸線8回りに回動可能に支承されている。回動フレーム4は、水平回転軸線8から水平方向に離間した重心に作用する重力により図1において時計方向(一方向)に水平回転軸線8回りに回動付勢される。各ブラケット2の下方前面にはストップ部材9が固定され、左右側壁部材7の下方後面がストップ部材9に当接することにより回動フレーム4の重力による一方向の回動が規制され、回動フレーム4が直立位置に位置される。
回動フレーム4の上横部材5の下面には上部ダイプレート10が、上横部材5と下横部材6とを結ぶ接離方向に所定距離だけ移動可能に装架され、上横部材5下面と上部ダイプレート10上面との間に介在された圧縮スプリング11のバネ力(弾機部材の撥力)により下方端に付勢されている。上部ダイプレート10の下面には上金型12Uが下向きに固定されている。
回動フレーム4には、左右側壁部材7に沿って接離方向に延在する左右ガイドロッド13が設けられ、左右ガイドロッド13の両端は上下横部材5,6に固定されている。左右ガイドロッド13には、下部ダイプレート14の両端に設けられた軸受部14aが摺動可能に嵌合され、下部ダイプレート14は回動フレーム4に上金型12Uに向かって接離方向に進退可能に装架されている。下部ダイプレート14には、下金型12Lが上金型12Uと対向して固定されている。
下部ダイプレート14の各軸受部14aには、枢着部14bが側方に向かって夫々突設され、各枢着部14bは左右側壁部材7に接離方向に穿設された長穴7bを貫通して外方に突出されている。各枢着部14bの先端には、左右シリンダ装置16のピストンロッド16aの先端が、回動フレーム4が直立位置に位置するときに水平回転軸線8から回動フレーム4の重心と同方向に離間する位置において水平回転軸線8と平行な軸線回りに回動可能に枢着されている。左右シリンダ装置16のシリンダ16bが、ベース1に立設された支持部材17に水平回転軸線8から回動フレーム4の重心と同方向に離間した位置において水平回転軸線8と平行な軸線回りに回動可能に枢着されている。
左右シリンダ装置16は、ピストンロッド16aをシリンダ16bに対して前進させて下部ダイプレート14を回動フレーム4に対して上昇させる。下部ダイプレート14の上昇により下金型12Lが上金型12Uに当接されて上部ダイプレート10が圧縮スプリング11の撥力に抗して僅かに上昇され、下金型12Lと上金型12Uとが型締めされて金型12が形成されると、下部ダイプレート14は、各枢着部14bが回動フレーム4の左右側壁部材7に固定された当接部材18に当接し回動フレーム4に対して上昇位置に位置される。下部ダイプレート14が上昇位置に上昇した後は、回動フレーム4はピストンロッド16aの上昇により水平回転軸線8回りに反時計方向(他方向)に回動され、ピストンロッド16aが前進端近傍まで前進されて傾動位置に位置される。ピストンロッド16aが後退されると、回動フレーム4は、重心に作用する重力により時計方向に回動され、金型12が略水平となる直立位置より僅かに手前の冷却位置に回動されるまでの間に後述する湯受け23から金型12に注湯され、冷却位置において金型内の溶湯が冷却するまでピストンロッド16aの停止により所定時間停止される。所定時間経過後にピストンロッド16aが再び後退され、回動フレーム4はストップ部材9に当接して直立位置に位置される。回動フレーム4が直立位置に停止された後、下部ダイプレート14はピストンロッド16aの後退により回動フレーム4に対して下降位置まで下降される。
シリンダ装置16のピストンロッド16aが、一端が下部ダイプレート14に回動可能に枢着された伸縮部材として機能し、シリンダ16bが、ベース1に回動可能に枢着され伸縮部材を摺動可能に支承する支承部材として機能し、シリンダ装置16が、ピストンロッド16aを前進させて下部ダイプレート14を回動フレーム4に対して上昇させ、下部ダイプレート14が下金型12Lと上金型12Uとを型締めして金型12を形成する上昇位置に上昇された後は回動フレーム4を水平回転軸線8回りに反時計方向に回動させて傾動位置に位置させ、ピストンロッド16aを後退させて回動フレーム4を重心に作用する重力により時計方向に回動させ、回動フレーム4がストップ部材9に当接して直立位置に位置した後は下部ダイプレート14を回動フレーム4に対して下降位置まで下降させる駆動装置として機能する。
なお、駆動装置としては、シリンダ装置16に替えて、伸縮部材にラックを形成し、該ラックに噛合するピニオンを支承部材に回転可能に装架し、該ピニオンを回転駆動するサーボモータ等を支承部材に取付けて構成してもよい。
下部ダイプレート14の下面には、プレート19が、接離方向に所定距離だけ移動可能に装架され、下部ダイプレート14下面とプレート19上面との間に介在された圧縮スプリング20のバネ力(弾機部材の撥力)により下降端に付勢されている。プレート19には、下金型12Uに接離方向に穿設された貫通穴に嵌合する離型ピン21が立設され、下部ダイプレート14が下降位置から離脱してプレート19が下降端に位置するとき、離型ピン21の上端面は下金型12Uの型面と同一面に位置している。回動フレーム4の下横部材6の上面には、停止部材22が立設され、停止部材22は下部ダイプレート14が下降位置に位置するとき、プレート19に当接して離型ピン21を下金型12Lに対して上方に相対移動させ、製品を下金型12Lから離型させる。製品が下金型12Lから取り出されると、ピストンロッド16aが僅かに前進されて下部ダイプレート14が下降位置から僅かに離脱したスタート位置に位置される。下部ダイプレート14が下降位置から離脱すると、プレート19は圧縮スプリング20のバネ力により下降端に付勢され、離型ピン21の上端面は下金型12Lの型面と同一面となる。
このようにピストンロッド16aは、回動フレーム4を頃動位置及び冷却位置に位置させるとともに、下部ダイプレート14を下降位置及びスタート位置に位置させなければならないので、シリンダ装置16としては、ピストンロッド16aの位置をセンサにより検出し、センサにより検出されたピストンロッド16aの位置が所望位置と一致する位置にピストンロッド16aを停止させることができる位置センサ付き油圧シリンダ装置を使用する。
上部ダイプレート10には湯受け23が、その流出口が金型12の湯口に連通するように固定され、回動フレーム4が傾動位置に位置するときに、溶湯が湯受け23に供給され、回動フレーム4が傾動位置から直立位置より僅かに手前の冷却位置に回動される間に、溶湯が湯受け23から金型12に注湯される。
上記のように構成した第1実施形態の作動を説明する。下部ダイプレート14が図1,2に示すスタート位置に位置されているときに、下金型12L内に中子がセットされる。その後、シリンダ装置16のピストンロッド16aが前進され、下部ダイプレート14が回動フレーム4に対して上昇され、下金型12Lが上金型12Uに当接して上部ダイプレート10が圧縮スプリング11のバネ力に抗して僅かに上昇されると、上下金型12U,12Lが圧縮スプリング11のバネ力により適切に設定された型締め力で型締めされて金型12が形成される(図3)。型締め後に下部ダイプレート14が回動フレーム4に設けた当接部材18に当接すると、上下金型12U,12Lを装架した回動フレーム4は、ピストンロッド16aの前進により水平回転軸線8回りに反時計方向に回動されて傾動位置に停止される(図4)。金型12に対応して設けられた湯受け23にこの傾動位置で溶湯が供給される。
湯受け23に溶湯の供給が完了すると、シリンダ装置16のピストンロッド16aが後退され、回動フレーム4が重心に作用する重力により直立位置より僅かに手前の冷却位置に向かって時計方向に回動される。回動フレーム4が傾動位置から冷却位置に回動されるまでの間に、溶湯が湯受け23から金型12に注湯される(図5)。回動フレーム4が冷却位置まで回動されると、ピストンロッド16aは後退を停止され、回動フレーム4は金型12内の溶湯が冷却するまで所定時間だけ冷却位置に停止される。所定時間経過して金型12内の溶湯が冷却するとピストンロッド12aがさらに後退され、回動フレーム4が図6に示すようにストップ部材9に当接して直立位置に位置された後は、下部ダイプレート14は回動フレーム4に対して下降位置に向かって下降される(図7)。下部ダイプレート14が下降位置に位置すると、プレート19が停止部材22に当接し離型ピン21が上方に押動されて上端面が下金型12Lの型面より上方に突出し製品を下金型12Lから離型する(図8)。製品が下金型12Lから取り出されると、ピストンロッド12aが僅かに前進され、下部ダイプレート14がスタート位置に位置される(図2)。
次に、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。第2実施形態は、ベース1に水平回転軸線8回りに回動可能に支承した揺動部材に湯受け26を金型12に対応して設けた点以外は第1実施形態と同じであるので、係る相違点のみについて説明する。
ベース1にブラケット2を介して固定された回転軸3には、一対の揺動部材25が回動可能に支承され、図9における反時計方向の回動が、回動フレーム4の傾動位置に対応した傾動位置に規制されるようになっている。一対の揺動部材25の上端には、揺動部材25が傾動位置に位置するとき水平状態となる湯受け26が金型12に対応して固定されている。揺動部材25の下端から後方に突出された突出部とベース1との間には、シリンダがダンパ装置27として介在され、揺動部材25が反時計方向に回動されるときは、シリンダの下室から排出されるオイルが絞り弁28を通ってタンク29に排出されることにより揺動部材25の回動速度が制御され、揺動部材25が時計方向に回動されるときは、オイルがチェック弁30を通ってシリンダの下室に供給され、揺動部材25はスムーズに回動される。
各揺動部材25には、回動フレーム4に向かって係合腕25a及び押動腕25bが突設され、係合腕25a及び押動腕25bの各先端には係合ローラ31及び押動ローラ32が水平軸線回りに回転可能に支承されている。図10に示すように下部ダイプレート14の各軸受部14aの枢着部14bが突設された上端部には、係合ローラ31と押動ローラ32とに対向して係脱アーム33が水平軸線回りに回動可能に支承され、圧縮スプリング34のバネ力(弾機部材の撥力)により時計方向に付勢されている。下部ダイプレート14が当接部材18に当接した後、回動フレーム4がピストンロッド16aの前進により水平回転軸線8回りに反時計方向に傾動位置に向かって回動されると、係脱アーム33に形成された傾斜面33aが係合ローラ31に押されて係脱アーム33が圧縮スプリング34のバネ力に抗して反時計方向に回動される。回動フレーム4が傾動位置に位置すると、係脱アーム33上面に形成された係合溝33bが係合ローラ31と整列し係脱アーム33が圧縮スプリング34のバネ力により時計方向に回動されて係合溝33bが係合ローラ31に係合することにより、係脱アーム33が揺動部材25と係合する。このように係脱アーム33と係合ローラ31との係合により揺動部材25が回動フレーム4に連結されると、湯受け23の流出口が金型12の湯口と連通される。ピストンロッド16aが後退され、回動フレーム4が重心に作用する重力により時計方向に回動されると、揺動部材25が係脱アーム33に係合されて時計方向に回動される。回動フレーム4がストップ部材9に当接して直立位置に位置し、下部ダイプレート14が上昇位置から下降されると、係合溝33bが係合ローラ31から離脱し係脱アーム33が揺動部材25から離脱される。
係脱アーム33の先端面にはカム面33cが形成され、カム面33cは、下部ダイプレート14が上昇端から下降端に向かって移動するとき、押動ローラ32を押動して揺動部材25を直立位置から傾動位置に向かって反時計方向に回動させる。揺動部材25が所定角度回動され、カム33cが押動ローラ32から離脱した後は、揺動部材25は自重により傾動位置まで回動される。カム面33c及び押動ローラ32等によって、下部ダイプレート14と揺動部材25との間に設けられ下部ダイプレート14の上昇端から下降端への下降移動に連動して揺動部材25を傾動位置に向かって回動させる連動機構が構成されている。この連動機構は、下部ダイプレート14と揺動部材25との間に、カム機構に替えてリンク機構を配置して構成してもよい。
第2実施形態では、図9に示すように下部ダイプレート14がスタート位置、揺動部材25が傾動位置に位置されているときに、下金型12L内に中子がセットされるとともに、湯受け26に溶湯が注入される。ピストンロッド16aの前進により下部ダイプレート14が回動フレーム4に対して上昇され、上下金型12U,12Lが型締めされて金型12が形成され(図11)、下部ダイプレート14が回動フレーム4に設けた当接部材18に当接すると、上下金型12U,12Lを装架した回動フレーム4は、水平回転軸線8回りに反時計方向に傾動位置まで回動される(図12)。回動フレーム4が傾動位置近傍まで回動されると、係脱アーム33が係合ローラ31により圧縮スプリング34のバネ力に抗して反時計方向に回動され、係合溝33bが係合ローラ31と整列して係合することにより揺動部材25が回動フレーム4に連結され、かつ湯受け26の流出口が金型12の湯口と連通される。
次いでピストンロッド16aが後退され、回動フレーム4が重心に作用する重力により冷却位置に向かって時計方向に回動されると、揺動部材25が係脱アーム33に係合されて時計方向に回動される。回動フレーム4及び揺動部材25が傾動位置から冷却位置に回動されるまでの間に、溶湯が湯受け26から金型12に注湯される(図13)。回動フレーム4が直立位置より僅かに手前の冷却位置まで回動されると、ピストンロッド16aは後退を停止され、回動フレーム4は金型12内の溶湯が冷却するまで所定時間だけ冷却位置に停止される。
所定時間経過して金型12内の溶湯が冷却すると、ピストンロッド12aがさらに後退され、回動フレーム4が図14に示すようにストップ部材9に当接して直立位置に位置され、下部ダイプレート14が上昇位置から下降されて係合溝33bが係合ローラ31から離脱され、係脱アーム33が揺動部材25から離脱される。下部ダイプレート14が回動フレーム4に対して下降位置に向かって下降されると、揺動部材25は押動ローラを係脱アーム33先端のカム面33cに押動されて直立位置から傾動位置に向かって回動され(図15)、所定角度回動された後は自重によって傾動位置まで回動される。下部ダイプレート14が下降位置に位置されると、離型ピン21が下金型12Lの型面より上方に突出されて製品が離型される(図16)。製品が下金型12Lから取り出されると、ピストンロッド12aが僅かに前進され、下部ダイプレート14がスタート位置に位置される(図10)。
次に、本発明の第3実施形態を図面に基づいて説明する。第3実施形態は、回動フレーム4を弾機部材の撥力により一方向に回動付勢して傾動位置から直立位置に回動させる点以外は第1実施形態と同じであるので、係る相違点のみについて説明する。
図17に示すように、回転軸3にはつる巻バネ35が弾機部材として巻装され、つる巻きバネ35の一端がブラケット2に係止され、他端が回動フレーム4に係止されている。このつる巻きバネ35のバネ力により回動フレーム4は図17において時計方向(一方向)に水平回転軸線8回りに回動付勢されている。各ブラケット2の下方前面にはストップ部材9が固定され、左右側壁部材7の下方後面がストップ部材9に当接することにより回動フレーム4のつる巻きバネ35のばね力による一方向の回動が規制され、回動フレーム4が直立位置に位置される。第3実施形態の作動は、回動フレーム4が重心に作用する重力に替えて弾機部材の撥力により一方向に回動される点以外は第1実施形態と同じであるので、説明を省略する。
1…ベース 、2…ブラケット、3…回転軸、4…回動フレーム、5,6…上下横部材、7…左右側壁部材、7a…軸受支持部、7b…長穴、8…水平回転軸線、9…ストップ部材、10…上部ダイプレート、11,20,34…圧縮スプリング(弾機部材)、12…金型、12U,12L…上下金型、13…左右ガイドロッド、14…下部ダイプレート、16…シリンダ装置、16a…ピストンロッド、16b…シリンダ、17…支持部材、18…当接部材、19…プレート、21…離型ピン、22…停止部材、23,26…湯受け、25…揺動部材、27…ダンパ装置、31…係合ローラ、32…押動ローラ、33…係脱アーム、35…つる巻きバネ(弾機部材)。
Claims (5)
- ベースに水平回転軸線回りに回動可能に支承され該水平回転軸線と水平方向に離間した重心に作用する重力により一方向に回動付勢される回動フレームと、
該回動フレームの重力による一方向の回動を規制して回動フレームを直立位置に位置させるストップ部材と、
前記回動フレームの上部に下向きに設けられた上金型と、
前記回動フレームに上金型に向かって接離方向に進退可能に装架された下部ダイプレートと、
該下部ダイプレートに前記上金型と対向して固定された下金型と、
前記回動フレームが直立位置に位置するとき前記水平回転軸線から前記重心と同方向に離間する位置において一端が前記下部ダイプレートに回動可能に枢着された伸縮部材と、
前記水平回転軸線から前記重心と同方向に離間した位置において前記ベースに回動可能に枢着され前記伸縮部材を摺動可能に支承する支承部材と、
前記伸縮部材を前記支承部材に対して前進させて前記下部ダイプレートを前記回動フレームに対して上昇させ、下部ダイプレートが下金型と上金型とを型締めして金型を形成する上昇位置に上昇した後は前記回動フレームを前記水平回転軸線回りに他方向に回動させて傾動位置に位置させ、前記伸縮部材を後退させて前記回動フレームを重心に作用する重力により一方向に回動させ、回動フレームが前記ストップ部材に当接して直立位置に位置した後は前記下部ダイプレートを回動フレームに対して下降位置まで下降させる駆動装置と、
前記金型に対応して設けられ傾動位置において溶湯が供給され回動フレームが傾動位置から直立位置より僅かに手前の冷却位置に回動される間に溶湯を前記金型に注湯する湯受けと、
を設けたことを特徴とする重力式傾動金型鋳造装置。 - ベースに水平回転軸線回りに回動可能に支承され、弾機部材の撥力により一方向に回動付勢される回動フレームと、
該弾機部材の撥力による一方向の回動を規制して回動フレームを直立位置に位置させるストップ部材と、
前記回動フレームの上部に下向きに設けられた上金型と、
前記回動フレームに上金型に向かって接離方向に進退可能に装架された下部ダイプレートと、
該下部ダイプレートに前記上金型と対向して固定された下金型と、
前記回動フレームが直立位置に位置するとき前記水平回転軸線から水平方向に離間する位置において一端が前記下部ダイプレートに回動可能に枢着された伸縮部材と、
前記水平回転軸線から前記一端と同方向に離間した位置において前記ベースに回動可能に枢着され前記伸縮部材を摺動可能に支承する支承部材と、
前記伸縮部材を前記支承部材に対して前進させて前記下部ダイプレートを前記回動フレームに対して上昇させ、下部ダイプレートが下金型と上金型とを型締めして金型を形成する上昇位置に上昇した後は前記回動フレームを前記水平回転軸線回りに他方向に回動させて傾動位置に位置させ、前記伸縮部材を後退させて前記回動フレームを前記弾機部材の撥力により一方向に回動させ、回動フレームが前記ストップ部材に当接して直立位置に位置した後は前記下部ダイプレートを回動フレームに対して下降位置まで下降させる駆動装置と、
前記金型に対応して設けられ、傾動位置において溶湯が供給され、回動フレームが傾動位置から直立位置より僅かに手前の冷却位置に回動される間に溶湯を前記金型に注湯する湯受けと、
を設けたことを特徴とする重力式傾動金型鋳造装置。 - 請求項1又は2において、前記ベースに揺動部材を前記水平回転軸線回りに回動可能に支承し、
下部ダイプレートが上昇位置に上昇して前記回動フレームが前記傾動位置に位置するときに前記揺動部材と係合し、前記回動フレームが直立位置に位置し下部ダイプレートが上昇位置から下降すると前記揺動部材から離脱する係脱アームを前記下部ダイプレートに設け、
前記下部ダイプレートの上昇位置から下降位置への下降移動に連動して前記揺動部材を傾動位置に向かって回動させる連動機構を下部ダイプレートと揺動部材との間に設け、
前記揺動部材に前記湯受けを前記金型に対応して設けたことを特徴とする重力式傾動金型鋳造装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項において、下金型に前記接離方向に穿設された貫通穴に摺動可能に嵌合する離型ピンを前記下部ダイプレートの下面に装架し、
前記下部ダイプレートが下降位置から離脱すると、前記離型ピンを上端面が下金型の型面と同一面となるように弾機部材により下降端に向かって付勢し、
下部ダイプレートが下降位置に位置すると、前記回動フレームの下部に設けた停止部材が前記離型ピンに当接して離型ピンを下金型に対して上方に相対移動させ製品を下金型から離型することを特徴とする重力式傾動金型鋳造装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項において、
弾機部材により下方に付勢される上部ダイプレートを前記回動フレームの上部に前記接離方向に所定距離だけ移動可能に装架し、
該上部ダイプレートの下面に前記上金型を下向きに固定し、
前記下部ダイプレートが下金型と上金型とを型締めして前記弾機部材の撥力に抗して僅かに上昇したとき当接する当接部材を前記回動フレームに設けたことを特徴とする重力式傾動金型鋳造装置。
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JP2004014950A JP2005205458A (ja) | 2004-01-22 | 2004-01-22 | 重力式傾動金型鋳造装置 |
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-
2004
- 2004-01-22 JP JP2004014950A patent/JP2005205458A/ja active Pending
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