JP2007049272A - 画像読取装置、画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 自動原稿送り装置を画像読取装置本体に装着するヒンジ部等にガタがある場合でも確実に画像読取装置側と自動原稿送り装置のスキャンラインを一致させ得る構造を提供する。
【解決手段】 ヒンジ3の部分にガタがある場合でも確実にADF1を画像読取装置2側とスキャンラインを一致させ得るようにするために、突起23をADF1の前縁側に設け、この突起23を嵌入させる穴25を画像読取装置2の前縁側の対応位置に設ける。ADF1の前縁には磁石24を、画像読取装置2の前縁側の対応位置には相手金属板26を設ける。圧板一体のADF1を閉めた場合に、ADF1側の突起23が画像読取装置2側の穴25に入ることで正確なスキャンライン位置を出せる。
【選択図】 図5
【解決手段】 ヒンジ3の部分にガタがある場合でも確実にADF1を画像読取装置2側とスキャンラインを一致させ得るようにするために、突起23をADF1の前縁側に設け、この突起23を嵌入させる穴25を画像読取装置2の前縁側の対応位置に設ける。ADF1の前縁には磁石24を、画像読取装置2の前縁側の対応位置には相手金属板26を設ける。圧板一体のADF1を閉めた場合に、ADF1側の突起23が画像読取装置2側の穴25に入ることで正確なスキャンライン位置を出せる。
【選択図】 図5
Description
本発明は、原稿台に固定された原稿を走査して画像を読み取る画像読取装置に関し、詳細には、圧板と一体になった自動原稿送り装置を装置背面でヒンジによって装備した画像読取装置と、これを用いた画像形成装置に関する。
原稿台に置かれた原稿を装置内の走行体が移動することで情報を読み取るイメージスキャナ等の画像読取装置に付加する装置として、原稿を自動で搬送し、走行体を定位置に固定し、原稿を読取ことのできる自動原稿送り装置(以下、ADFという)がある。このようなADFを画像読取装置と併用する場合には、画像読取装置の原稿押さえ(以下、圧板という)と一体になっているものが多い。
このようなADFを備えた画像読取装置において、ADFと画像読取装置の締結部(ヒンジ部等という)は、近年のOA機器の低価格化により、安価な部品を採用する傾向にある。通常の圧板(ヒンジとスキャナ部をネジで締結)は、立体物(本など)を原稿台に置いた際には、立体物に均一な圧を掛けるために、隙間が大きくなるようにクランク機能を備えているが、安価なヒンジの場合、その部分をスキャナ側に差し込む構成にすることでストロークを持たせ、クランク機構を省いてコストダウンしている。
前記のような差込式のヒンジの場合、ヒンジ部がその機能上から上下にストロークする必要があるため、受け側とヒンジ差込部では多少のガタができてしまう。ヒンジ部にガタがあると、ADFと画像読取装置側とで位置がずれるために、ADFのスキャンラインのズレが生じ、先端スキューの原因となる。
そこで本発明は、自動原稿送り装置を画像読取装置本体に装着するヒンジ部等にガタがある場合でも確実に画像読取装置側と自動原稿送り装置のスキャンラインを一致させ得る構造を提供しようとするものである。
本発明の請求項1に係る画像読取装置は、自動原稿送り装置を画像読取装置本体へ上下方向で回動可能に装着されている画像読取装置において、前記自動原稿送り装置に凸形状部を設け、前記画像読取装置本体側には凹形状部を設け、両形状部を、前記自動原稿送り装置を回動させて前記画像読取装置本体上へ倒した際に前記凸形状部が前記凹形状部に嵌入する対応位置に設けてなることを特徴とする。
同請求項2に係るものは、請求項1の画像読取装置において、前記自動原稿送り装置が圧板を一体に備えることを特徴とする。
同請求項3に係るものは、請求項1または2の画像読取装置において、前記自動原稿送り装置を前記画像読取装置本体の後側でヒンジ結合してなることを特徴とする。
同請求項4に係るものは、請求項1から3のいずれかの画像読取装置において、前記凸形状部と前記凹形状部が円錐形であることを特徴とする。
同請求項5に係るものは、請求項1から4のいずれかの画像読取装置において、前記凸形状部と前記凹形状部を、画像読取のスキャンラインからの部品ばらつきの少ない部品に設けてなることを特徴とする。
同請求項6に係るものは、請求項1から5のいずれかの画像読取装置において、前記自動原稿送り装置と前記画像読取装置本体の少なくとも一方に磁石を備え他に吸着可能としてなることを特徴とする。
本発明の請求項7に係る画像形成装置は、請求項1から6のいずれかの画像読取装置を備えることを特徴とする。
本発明は、自動原稿送り装置を画像読取装置本体に装着するヒンジ部等にガタがある場合でも確実に画像読取装置側と自動原稿送り装置のスキャンラインを一致させ得る。
以下本発明を実施するための最良の形態を、図に示す実施例を参照して説明する。
図1は、自動原稿送り装置(ADF)1、画像読取装置2を備えた画像形成装置6を示す。この画像形成装置6は、原稿台であるコンタクトガラス5に置かれた原稿を、画像読取装置2内に配置された走行体が走査し、画情報を読み取る。図2に示すように、この画像読取装置2においては、モータ7はタイミングベルト8を介して駆動軸9と接続され、スキャナワイヤ10を介して第一走行体11と第二走行体12を駆動させる。走行体の位置は、第一走行体11のフィラーがホームポジションセンサ13をON、OFFさせることにより確定される。
通常、第一、第二走行体11、12のホームポジションは副走査の原稿基準スケール14が設置されている側にある。ADF1を用いて読取動作を行う際には、第一走行体11は、ADF1のスキャンライン(図1に符号4で示す)の下で停止したまま原稿面を露光し画情報を読み取る。
図3に示すように、原稿を読み取る際には、第一走行体11に搭載される光源15によって原稿面を露光し、その反射光を第一ミラー16、第二ミラー17、第三ミラー18によって折返し、レンズ19で集光して、CCD20で結像させる
ADF1は、ヒンジ3によって画像読取装置2と連結されている。ADF1を固定するためのヒンジ3には大きく分けてネジで締結するものとシャフトを差し込むものがある。図4に示すヒンジは差し込むタイプのものである。具体的にはADF1側にシャフト21、21、画像読取装置2側には穴22、22が設けてあり、穴22にそれぞれシャフト21を差し込むことでADF1を固定する。このような方式をとるため、ADF1は上下方向にストロークすることが可能で、本などの厚みがある原稿を読み取る際に、圧板として均一な押し圧を掛けることができる。
そして本実施例では、ヒンジ3の部分にガタがある場合でも確実にADF1を画像読取装置2側とスキャンラインを一致させ得るようにするために、図5に示すように、ADF1の位置を決めるための凸形状部として突起23をADF1の前縁側に設け、この突起23を嵌入させる凹形状部として穴25を画像読取装置2の前縁側の対応位置に設けてある。またADF1の前縁で突起23よりも中央寄りには磁石24を、画像読取装置2の前縁側の対応位置には相手金属板26を設けてある。なお図5の上部は図1のA部、図5の下部は図1のB部にそれぞれ相当する部位である。
すなわち本実施例では、圧板一体のADF1を閉めた場合に、ADF1側の突起23が画像読取装置2側の穴25に入ることで正確なスキャンライン位置を出すことができる。
また、突起23が正しく画像読取装置2側の穴25に入らない場合は、突起23が画像読取置2の前縁表面に当たるためにADF1が浮いた状態になり、原稿ジャムやスキャンラインでの原稿浮きによる異常画像の原因になる。そこで本実施例では、突起23と穴25の形状を錐形としてある。錐形としては円錐形がこのましいが、角錐形その他適宜の先細形状でもよい。そのため、ADF1を閉じる際に多少突起23と穴25の位置がずれても、突起23の先端は穴25内面の傾斜に沿って入っていくため、正規の位置に圧板がセットされることになる。
また穴25の傾斜に沿って突起23が滑り落ちていき、正規の位置にセットされる際に、位置ずれに起因して、ADF1に掛かる多少の負荷が存在していると考えられる。そこで、ADF1もしくは画像読取装置2側少なくともどちらか一方に(図示の例ではADF1に)磁石24を備え、多少浮きがあった場合にでも確実にADF1をセットできるようにしている。
なお突起23および穴25は、ADF1や画像読取装置2の外装部分等では、スキャンラインに対して部品公差のばらつきによって正確な位置を指定できないことになる。そこで本実施例では、突起23と穴25をスキャンラインからの部品ばらつきの少ない部品に設ける。例えば、画像読取装置2では原稿スケール部に穴25を、ADF1側ではコンタクトガラス5上に配置される原稿押さえ近傍などが考えられる。
すなわち本実施例では、ヒンジ3に多少のガタがあった場合にでも、ADF1と画像読取装置2の位置決めをヒンジ3から一番遠い部分(装置の前縁側)で行うため、ADF1使用時のスキャンラインのズレが生じることがなく、良好な画像読み取りを行える。
なお本発明は図示したタイプの装置に限定されず種々の画像読取装置、画像形成装置において用いることができる。また画像の読み取り方式についても、差動ミラー方式、CCDモジュール一体型(CCD、折返ミラー、光源が一体となった走行体)、CIS(ラインイメージセンサを用いCISを移動させて原稿を読み取る方式)いずれにも適応できる。
1 自動原稿送り装置(ADF)
2 画像読取装置
3 ヒンジ
5 コンタクトガラス
6 画像形成装置
21 シャフト
22 穴
23 突起(凸形状部)
24 磁石
25 穴(凹形状部)
26 相手金属板
2 画像読取装置
3 ヒンジ
5 コンタクトガラス
6 画像形成装置
21 シャフト
22 穴
23 突起(凸形状部)
24 磁石
25 穴(凹形状部)
26 相手金属板
Claims (7)
- 自動原稿送り装置を画像読取装置本体へ上下方向で回動可能に装着されている画像読取装置において、前記自動原稿送り装置に凸形状部を設け、前記画像読取装置本体側には凹形状部を設け、両形状部を、前記自動原稿送り装置を回動させて前記画像読取装置本体上へ倒した際に前記凸形状部が前記凹形状部に嵌入する対応位置に設けてなることを特徴とする画像読取装置。
- 請求項1の画像読取装置において、前記自動原稿送り装置が圧板を一体に備えることを特徴とする画像読取装置。
- 請求項1または2の画像読取装置において、前記自動原稿送り装置を前記画像読取装置本体の後側でヒンジ結合してなることを特徴とする画像読取装置。
- 請求項1から3のいずれかの画像読取装置において、前記凸形状部と前記凹形状部が円錐形であることを特徴とする画像読取装置。
- 請求項1から4のいずれかの画像読取装置において、前記凸形状部と前記凹形状部を、画像読取のスキャンラインからの部品ばらつきの少ない部品に設けてなることを特徴とする画像読取装置。
- 請求項1から5のいずれかの画像読取装置において、前記自動原稿送り装置と前記画像読取装置本体の少なくとも一方に磁石を備え他に吸着可能としてなることを特徴とする画像読取装置。
- 請求項1から6のいずれかの画像読取装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005229350A JP2007049272A (ja) | 2005-08-08 | 2005-08-08 | 画像読取装置、画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005229350A JP2007049272A (ja) | 2005-08-08 | 2005-08-08 | 画像読取装置、画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007049272A true JP2007049272A (ja) | 2007-02-22 |
Family
ID=37851760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005229350A Pending JP2007049272A (ja) | 2005-08-08 | 2005-08-08 | 画像読取装置、画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007049272A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012066758A1 (ja) * | 2010-11-15 | 2012-05-24 | セイコーエプソン株式会社 | 複合装置 |
JP2016187138A (ja) * | 2015-03-27 | 2016-10-27 | キヤノン株式会社 | 画像読取装置及び画像形成装置 |
-
2005
- 2005-08-08 JP JP2005229350A patent/JP2007049272A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2012066758A1 (ja) * | 2010-11-15 | 2012-05-24 | セイコーエプソン株式会社 | 複合装置 |
US8564852B2 (en) | 2010-11-15 | 2013-10-22 | Seiko Epson Corporation | Complex apparatus |
JP5633575B2 (ja) * | 2010-11-15 | 2014-12-03 | セイコーエプソン株式会社 | 複合装置 |
JP2016187138A (ja) * | 2015-03-27 | 2016-10-27 | キヤノン株式会社 | 画像読取装置及び画像形成装置 |
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