JP2004053650A - 画像読取装置 - Google Patents

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Kazuo Shishido
宍戸 一男
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Abstract

【課題】簡易な構成で原稿面と画像読取手段の距離を精度良く保持して、ピンボケの無い高品位な画像読み取りを行い得る画像読取装置を提供する。
【解決手段】原稿台ガラス3の原稿載置面3a及びCIS1の当接部材2を、共にフレーム8の下面に突き当てて位置決めする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、イメージスキャナ、複写機、ファクシミリ装置などの原稿画像情報を読み取る画像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写機や、複写機能とファクシミリ機能を有する複合機、オートドキュメントフィーダ(ADF)を有するイメージスキャナとして、原稿をガラス面上に固定して光学系を走査する(固定読み)機能と、光学系を固定して原稿を移動させながら走査する(流し読み)機能の双方を持った装置が提案されている。
【0003】
この種の画像読取装置としては、画像読取手段としての密着型イメージセンサ(以下、「CIS(Contact Image Sensor)」という。)を原稿載置部材としての原稿台ガラスの裏面側に配置した構成のものが知られている。
【0004】
固定読みモードでは、CISを副走査方向に移動させながら、原稿台ガラス上に載置された静止原稿を読み取る。一方、流し読みモードでは、静止状態にしたCISによって原稿台ガラス上を移動する原稿を読み取る。
【0005】
原稿読み取り時は、原稿を照明により照射し、原稿からの反射光を光電変換素子群(CCD)により電気信号に変換して原稿画像情報を読み取る構成となっている。
【0006】
また、CISは従来のCCDイメージセンサに比べ、装置の小型化が可能であり、駆動系が大幅に簡略化されて調整がほとんど必要なく、画像においてはCCDイメージセンサを用いた縮小光学系で問題となる歪みが発生しない等、多くの利点を有している。
【0007】
しかしながら、その反面、CISは、原稿面からの反射光をセルフォックレンズアレイにより受光素子上に結像させる構成のため、焦点深度が浅く、原稿面から受光素子間の寸法精度が出ていないと読み取り画像がピンボケしやすいという問題がある。
【0008】
この問題に対し、特開平07−193689号公報、USP5801851等において、CISの上面両端部に設けたコロ、摺動部材等を原稿台ガラス下面に当接させ、CISと原稿面の距離を一定に保持した状態で画像を読み取ることで、ピンボケを防止する方法が提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来技術の場合には、下記のような問題が生じていた。
【0010】
図5に従来の画像読取装置の側面断面図を示す。原稿台ガラス103はその裏面をフレーム108上に当接させて固定されている。原稿107は原稿台ガラス103上に載置される。一方、CIS101は当接部材102を原稿台ガラス103の裏面に当接させることで位置決めされている。
【0011】
図6に、従来の画像読取装置の有効焦点範囲と原稿面の関係を表した模式図を示す。本従来例のCIS101に取り付けられているセルフォックレンズの焦点深度の許容公差は±0.5mm有り、原稿台ガラス103の表面に焦点が合うように設計されている。そのため、最適焦点位置(ガラス表面)を挟む1mmの範囲が有効焦点範囲となる。
【0012】
ここで、原稿台ガラス103の厚さ公差は、±0.3mmである。そのため、原稿台ガラス103の厚さが、製造上の原因等で、称呼寸法に対して±0.5mm以上の寸法誤差が生じた場合や、また、原稿台ガラス103の厚さが±0.3mm以内の公差でできたとしても、当接部材102の当接部位から受光素子までの距離公差が±0.2mmより大きくなると、有効焦点範囲から外れて、ピンボケを生じ、画像品位が低下してしまう。
【0013】
とはいえ、原稿面からCISの受光素子面までの部品公差を±0.5mm以内に抑えて、ピンボケを防止するとしたならば、部品の加工精度が要求される為、製造上の歩留まりの低下等による部品のコストアップを招いてしまい、好ましくない。
【0014】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、簡易な構成で原稿面と画像読取手段の距離を精度良く保持して、ピンボケの無い高品位な画像読み取りを行い得る画像読取装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明にあっては、支持体に固定された原稿載置部材の表面側に原稿を載置し、該原稿載置部材の裏面側を移動する画像読取手段によって原稿画像情報を読み取る画像読取装置において、前記原稿載置部材は原稿載置面を前記支持体の固定面に突き当てて固定され、かつ、前記画像読取手段は前記固定面を基準に位置決めされることを特徴とする。
【0016】
前記画像読取手段は、前記固定面に当接して位置決めする当接部材を有することが好ましい。
【0017】
前記支持体は、当該画像読取装置の筐体であることが好ましい。
【0018】
前記画像読取手段は、密着型イメージセンサであることが好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。この画像読取装置は、単体構成のイメージスキャナ、或いは複写機・複合機・ファクシミリ装置などに具備されるスキャナ部等に用いられて好適なものである。
【0020】
なお、以下の実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
【0021】
図1〜図4を参照して、本発明の実施の形態に係る画像読取装置について説明する。
【0022】
図1は本実施の形態に係る画像読取装置の側面断面図であり、図2は同画像読取装置の上視断面図であり、図3は図1および図2のA−A断面図である。また、図4は本実施の形態に係るCISの斜視図である。
【0023】
本実施の形態の画像読取装置は、密着型イメージセンサを用いたイメージスキャナであって、概略、フレーム(筐体)8に固定される原稿台ガラス3と、原稿台ガラス3の裏面に沿って往復動自在に設けられるCIS1とを有して構成される。
【0024】
原稿台ガラス3は、被写体となる原稿を載置するための原稿載置部材である。ここでは透明なガラスを用いているが、原稿載置部材としては透光性を有する板状部材であれば他の材質のものでも構わない。
【0025】
原稿台ガラス3は、支持体としてのフレーム8の上面開口部に取り付けられる。ここでは、原稿台ガラス3の原稿載置面3aをフレーム8の固定面8aに突き当てて固定しており、これによって原稿載置面3aを位置決めしている。
【0026】
具体的には、ガラス支持部材14によって、フレーム8の固定面(内面)8aに対し、原稿台ガラス3を下方向(装置内部側)から突き当てるようにして固定する。ガラス支持部材14は、後述する当接部材2との干渉を防ぐために、CIS1の走査範囲外の位置であって、かつ、CIS1の副走査方向(移動方向)の両端位置に配するとよい。
【0027】
このようにして原稿台ガラス3がフレーム8に取り付けられることで、装置内部はほぼ密閉状態となり、塵や埃の侵入が防止される。
【0028】
装置内部にはガイド軸6が架設され、箱状の走行体4がガイド軸6に沿って往復動自在に取り付けられている。走行体4は、タイミングベルト10を介して、モーター9により副走査方向に駆動される。原稿画像情報を読み取る画像読取手段としてのCIS1は、この走行体4に支持されており、走行体4と一体となって副走査方向に移動する。
【0029】
CIS1は、セルフォックレンズ11と照明手段たるLED13と受光素子12を有して構成される。また、CIS1の長手方向両端部には、半球状の摺動部位を有する当接部材2が設けられている。なお、当接部材2の構成はこれに限られることなく、他の形状の摺動部材やコロを用いた構成等も好適に用いることができる。
【0030】
CIS1は、走行体4に設けられたピンに取付孔を嵌合させることで取り付けられており、これにより、走行体4に対して平面上の位置が決められるとともに、上下方向にのみ自由に移動可能な状態に保持される。
【0031】
ここで、走行体4のピンには付勢手段としてのバネ5が装着されていて、CIS1を固定面8aに向けて付勢している。この付勢力によって、CIS1の当接部材2先端の摺動部位がフレーム8の固定面8aに当接し、CIS1の上下方向の位置決めが図られる。すなわち、CIS1も原稿載置面3aと同様、フレーム8の固定面8aを基準として位置決めされることとなる。
【0032】
本実施の形態の画像読取装置おいて、原稿画像の読み取りは次のようにして行われる。まず原稿7を原稿台ガラス3の原稿載置面3a上に載置する。読み取り開始の信号が発せられると、モーター9が駆動を開始し、走行体4を副走査方向に移動させる。このときCIS1は、当接部材2先端の摺動部位をフレーム8の固定面8aに接触させながら移動する。
【0033】
そして、CIS1は、LED13により原稿7を照明し、その反射光をセルフォックレンズ11を用いて受光素子12上に結像することで、1ライン分の画像情報を読み取る。この処理を所定の時間間隔で繰り返すことで原稿の画像情報を得ることができる。
【0034】
以上述べたように、本実施の形態では、原稿台ガラス3の原稿載置面3a及びCIS1の当接部材2が、共に同一平面(フレーム8の固定面8a)を基準として位置決めされている。それゆえ、原稿台ガラス3の厚さが製造上称呼寸法に対して誤差分振れていた場合であっても、その原稿台ガラス3の厚さにかかわらず、常に、原稿載置面3aとCIS1の間の距離は一定となる。したがって、原稿面が有効焦点範囲から外れることに起因するピンボケ等の問題を防止でき、高品位な画像読み取りを行うことが可能となる。
【0035】
また、この構成によれば、原稿台ガラス3等の部品の加工精度を緩めることが可能となり、その結果、部品コストを下げることが可能となる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、簡易な構成で原稿面と画像読取手段の距離を精度良く保持して、ピンボケの無い高品位な画像読み取りを行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像読取装置の側面断面図である。
【図2】図1の画像読取装置の上視断面図である。
【図3】図1および図2のA−A断面図である。
【図4】図1の画像読取装置に具備されるCISの斜視図である。
【図5】従来の画像読取装置の側面断面図である。
【図6】従来の画像読取装置の有効焦点範囲と原稿面の関係を表した模式図である。
【符号の説明】
1 CIS
2 当接部材
3 原稿台ガラス
3a 原稿載置面
4 走行体
5 バネ
6 ガイド軸
7 原稿
8 フレーム
8a 固定面
9 モーター
10 タイミングベルト
11 セルフォックレンズ
12 受光素子
13 LED
14 ガラス支持部材

Claims (4)

  1. 支持体に固定された原稿載置部材の表面側に原稿を載置し、該原稿載置部材の裏面側を移動する画像読取手段によって原稿画像情報を読み取る画像読取装置において、
    前記原稿載置部材は原稿載置面を前記支持体の固定面に突き当てて固定され、かつ、前記画像読取手段は前記固定面を基準に位置決めされることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記画像読取手段は、前記固定面に当接して位置決めする当接部材を有することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記支持体は、当該画像読取装置の筐体であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像読取装置。
  4. 前記画像読取手段は、密着型イメージセンサであることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の画像読取装置。
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