JP2007046547A - スチールコード及びゴム複合体 - Google Patents

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Abstract

【課題】長期間にわたり断線を生じることなく安定して使用することができる長寿命のスチールコード及びそのスチールコードで補強されたゴム複合体を提供する。
【解決手段】生コンクリート打設用ポンプのポンピングチューブの補強に用いられるスチールコードであって、各々がm本のワイヤ32,33を撚り合わせてなり、ワイヤの撚り合わせの向きとは逆向きに撚り合わせられたn本のストランド31A,31B,31Cと、n本のストランドによって周囲を取り囲まれ、ゴムが充填される心部空間35と、を有する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、生コンクリート打設用ポンプのポンピングチューブ(ホース)を補強するためのスチールコード及びそのスチールコードで補強されたゴム複合体に関する。
コンクリートの打設工事には例えば特許文献1に記載された生コンクリート専用のポンプが用いられている。生コンクリート打設用ポンプはポンピングチューブ(ホース)を介してコンクリートミキサー車に接続され、図8に示すようにポンプ室内のポンピングチューブ108にローター14の絞りローラ15を押し付け、絞りローラ15でチューブ108を押し潰して絞り出すようにして生コンクリートを次々に送り出す。
ところで、絞りローラ15がチューブ108を押し潰す際に、チューブ108の送り出し部分は大きく屈曲され、苛酷な曲げ変形を受ける。この屈曲変形の負荷に耐えられるようにするために、ポンピングチューブ108は、スチールコード補強層d,eで補強された多層チューブからなり(図2の(a)参照)、スチールコード補強層d,eのなかには多数のスチールコードが埋設され(図2の(b)参照)、強度と可撓性を兼ね備えたものとしている。
図9に示すように、ポンピングチューブの補強に用いられる従来のスチールコード130は、3本のワイヤを撚り合わせてなる心ストランド130cと、7本のワイヤ132,133を撚り合わせてなる5つの側ストランド131と、最外周に巻き付けられたラッピングワイヤ134とを備えている。このような構成のスチールコード130では、絞りローラ15の押し付けにより、コード内部において心ストランド130cと側ストランド131とが繰り返し屈曲変形を受ける。
実公平2−37346号公報
従来のスチールコードにおいては、繰り返し屈曲変形されたときの心ストランドの伸びが側ストランドの伸びに比べて小さく、両者の伸び差に起因して心ストランド130cの構成ワイヤが早期に断線してしまう。心ストランドの構成ワイヤが断線した状態で生コンクリート打設用ポンプの運転を続けると、心ストランドの破断から補強層d,eの破断まで進展し、最終的にはポンピングチューブが破れてしまい、生コンクリートを送ることができなくなる。このように従来のスチールコードで補強されたポンピングチューブは、繰り返し屈曲変形を受けたときの耐疲労性が十分であるとは言えず、その寿命が短い。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、長期間にわたって断線を生じることなく安定して使用することができる長寿命のスチールコード及びそのスチールコードで補強されたゴム複合体を提供することを目的とする。
本発明に係るスチールコードは、生コンクリート打設用ポンプのポンピングチューブの補強に用いられるスチールコードであって、各々がm本のワイヤを撚り合わせてなり、前記ワイヤの撚り合わせの向きとは逆向きに撚り合わせられたn本のストランドと、前記n本のストランドによって周囲を取り囲まれ、ゴムが充填される心部空間と、を有することを特徴とする。
本発明に係るゴム複合体は、生コンクリート打設用ポンプのポンピングチューブの補強に用いられるゴム複合体であって、シート状のゴム板と、所定の間隔をおいて実質的に平行になるように前記ゴム板のなかに埋め込まれた複数本のスチールコードと、を具備し、前記スチールコードは、各々がm本のワイヤを撚り合わせてなり、前記ワイヤの撚り合わせの向きとは逆向きに撚り合わせられたn本のストランドと、前記n本のストランドによって周囲を取り囲まれ、ゴムが充填された心部と、を有することを特徴とする。
本発明のスチールコードにおいては、心部をコアワイヤレスとしているので、心部−側部間における構成ワイヤの伸び差の問題そのものが無くなるとともに、コード全体の柔軟性が高まり、屈曲性能が良好になる。その結果、屈曲変形が繰り返されるサイクル疲労に対するコードの耐久性(耐疲労性)が向上し、コードの寿命が延長される。
従来使用されているスチールコード130には最外周にラッピングワイヤ134が巻き付けられているが、ラッピングワイヤ134の存在によって側ストランドのワイヤ133のフレッティング摩耗が発生し、スチールコードの耐久性を低下させる。また、長期間の使用によってポンピングチューブ表面のゴムが摩滅して、コードが表面に露出した場合に、ラッピングワイヤ134によって絞りローラ15の表面が削られるので、絞りローラ15の寿命を短くしてしまうという問題がある。従って、ポンピングチューブの寿命延長の観点から見た場合に、ラッピングワイヤは巻き付けないほうが好ましい(表1参照)。
本発明のスチールコードでは、側ストランドを構成するワイヤの数mを3〜7のいずれかの整数とすることが好ましい。ポンピングチューブとしての所定の強度、柔軟性および耐疲労性を得るためには、構成ワイヤ数mを3本以上にする必要があるからである。一方、構成ワイヤ数mを8本以上にすると、スチールコードの撚り形状が不安定になるばかりでなく、ストランド径が大きくなり過ぎ、結局はコード径が大きくなり過ぎてゴムシート中に埋め込み難くなり、シート成形が困難になるか、またはストランド径を抑えるために構成ワイヤを細径にすると、強度不足となり、早期に断線するおそれがあるからである。
なお、構成ワイヤの材料は、JIS G3502に規定されたピアノ線(強度レベル250kg/mm2以上、炭素含有量0.72〜0.82質量%)を用いることができる。
また、側ストランドの数nは3〜5のいずれかの整数とすることが好ましい。ポンピングチューブとしての所定の強度、柔軟性および耐疲労性を得るためには、側ストランド数nを3本以上にする必要があるからである。一方、側ストランド数nを6本以上にすると、心部に空間を有するコードとして構造上不安定になるばかりでなく、コード径が大きくなり過ぎてゴムシート中に埋め込み難くなり、シート成形が困難になるからである。
本発明によれば、長期間にわたって断線を生じることなく安定して使用することができる長寿命のスチールコード及びそのスチールコードで補強されたゴム複合体を含むポンピングチューブが提供される。また、本発明によれば、ポンピングチューブの柔軟性と耐曲げ疲労性が高まるので、ローラによるチューブの屈曲量を大きくとることができ、しかもローラの回転を速く設定することが可能になるため、ポンプ性能を示す生コンクリートの送り出し量を高めることができる。
以下、添付の図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について説明する。
生コン打設用ポンプ10の入口は、図1に示すように、ポンピングチューブ8を介して生コンクリートミキサー車のホッパー2に連通している。ホッパー2内には生コンクリートが収容され、ミキサー3で生コンクリートが撹拌されている。
ポンピングチューブ8は、ホッパー2の出口から図示しない生コン打設用の囲いの中まで設けられている。ミキサー3で撹拌混合された生コンクリートがポンプ10の駆動によってポンピングチューブ8を通って生コン打設用囲いの中に次々に送り出されるようになっている。
また、ポンピングチューブ8は、ポンプ10の外側において保護管4,6により外周を被覆保護され、ポンプ10の内部において露出している。保護管4,6とチューブ8とは適所に設けたストッパ8aによって係止され、ポンプ駆動時に保護管4,6の中でチューブ8が動き回らないようになっている。
ポンプ入口側のチューブ8(保護管4で保護)はドラム11の下部に接続され、ポンプ出口側のチューブ8(保護管6で保護)はドラム11の上部に接続されている。ポンプ入口側においてチューブ8は2つの流路に分岐している。この分岐部21はドラム11の下部に取り付けられ、その分岐した流路がバルブ23を有するドレイン流路22に連通している。ドレイン流路22はチューブ8の内部に残留する生コンクリートを外部へ排出するためのものである。
ポンプ10のドラム11内にはローター12が設けられている。ローター12は、ローラーギヤ16の回転駆動軸16aを介して電動式モータ(図示せず)の駆動軸に連結されている。ローラーギヤ16は回転駆動軸16aの周囲に同心円状に設けられた多数の小ローラ16bを備えている。これらの小ローラ16bは、モータの回転駆動力をローター12に円滑に伝達するためのものである。
ローター12は、一対のガイドローラ13、ローラホルダ14、一対の絞りローラ15を備えている。ガイドローラ13はドラム11の内周面に取り付けられた円周溝レール(図示せず)に嵌まり込み、この円周溝レールに沿って案内されるようになっている。ローラホルダ14は、絞りローラ15の軌道がガイドローラ13の軌道と重ならないように、絞りローラ15を軸15aまわりに回転自在に支持している。すなわち、絞りローラ15の軌道がドラム内のポンピングチューブ8の位置と一致するように、絞りローラ15はローラホルダ14によって支持され、ガイドローラ13の軌道がドラム内のポンピングチューブ8の位置からずれるように、ガイドローラ13はローター12の本体に支持されている。さらに、絞りローラ15とガイドローラ13とはほぼ直交するところに位置するように、ローラホルダ14およびローター12の本体にそれぞれ支持されている。
絞りローラ15の外周面は凹状又は平坦な形状に形成されている。ローター12をドラム11内で図中の矢印方向に回転させると、絞りローラ15がポンピングチューブ8を押し潰しながら回転し、これによりポンピングチューブ8内の生コンクリートが絞り出されるようにしてポンプ10の出口側へ送り出されるようになっている。
以上説明した生コン打設用ポンプは、その構造と動作の概要が例えばインターネット上のホームページアドレスhttp://www.kyokuto.com/product/kensetu/pump/pump_02.html#において開示されている。
次に、ポンピングチューブ8の概要を説明する。
図2の(a)に示すように、ポンピングチューブ8は、内側から順番にチューブゴムa、布層b、層間ゴムc、スチールコード補強層d,e、被覆ゴムfを重ねた多層チューブからなるものである。
スチールコード補強層d,eは、図2の(b)に示すように、ゴム複合体38が所定ピッチ間隔に埋設されたゴムシートからなるものである。ゴム複合体38の各々は、チューブ8に対してスパイラル状にカレンダリングされている。このゴム複合体38は、例えば図2の(c)に示すように、ゴム充填心部36と5×4構成の側ストランド31Aとを含むスチールコードを備えている。
次に、実施例1のスチールコード30Aについて説明する。
(実施例1)
実施例1のスチールコード30Aは、図3に示すようにゴムが充填される心部空間35を有し、周囲に5本の側ストランド31Aがほぼ等ピッチ間隔に配置されている。側ストランド31Aは4本の同径ワイヤ33をS撚りしたものからなり、さらに5本の側ストランド31AをZ撚りしてスチールコード30Aが形成されている。
次に、実施例2のスチールコード30Bについて説明する。
(実施例2)
実施例2のスチールコード30Bは、図4に示すようにゴムが充填される心部空間35を有し、周囲に5本の側ストランド31Bがほぼ等ピッチ間隔に配置されている。側ストランド31Bは5本の同径ワイヤ33をS撚りしたものからなり、さらに5本の側ストランド31BをZ撚りしてスチールコード30Bが形成されている。
次に、実施例3のスチールコード30Cについて説明する。
(実施例3)
実施例3のスチールコード30Cは、図5に示すようにゴムが充填される心部空間35を有し、周囲に5本の側ストランド31Cがほぼ等ピッチ間隔に配置されている。側ストランド31Cは単一の心ワイヤ32の周囲に6本の同径ワイヤ33をS撚りしたものからなるものである。さらに5本の側ストランド31CをZ撚りしてスチールコード30Cが形成されている。
次に、実施例3のスチールコードを製造する場合を例にとって説明する。
(スチールコードの製造)
先ず、JIS G3502に規定されたピアノ線にブラスめっきしたワイヤ(直径0.98mm)を伸線加工して0.155mmの素線とした。この素線を7個の送給リールからバンチャー撚り線機に送り込み、7本の同径素線を一括撚りして(1+6)構成の側ストランド31Cを作製した。このとき、撚り方向をS、撚りピッチを6.0mmとした。
次いで、(1+6)構成の側ストランド31Cを5個の送給リールからバンチャー撚り線機に送り込み、5本の側ストランド31Cを撚り合わせ、5×7(1+6)構成のスチールコード(心無し構造)30Cを得た。このとき、撚り方向をZ、撚りピッチを12.7mmとした。最終的に得たスチールコード30Cの直径は1.26mmであった。
(ゴム複合体の製造)
このようにして得た5×7(1+6)構成のスチールコード30Cを長さ150mmに切断し、切断した5本のスチールコード30Cを図6に示すようにゴムシート(厚さ1mm、幅30mm、長さ140mm)上に両端20mmのつかみ代L2を確保して、5mmピッチ間隔で平行に敷き並べた。従って、両端のつかみ代を除いた自由なスチールコードの長さL1は100mmである。
次いで、これに厚さ1mmのゴムシートを被せ、スチールコードをサンドイッチ状に挟み込み、加硫成形する。加硫温度は約130℃とした。加硫成形後、ゴムシートの外側にはみ出したスチールコードを切断除去した。このようにしてゴム複合体40を得た。
(評価試験方法)
次に、図7を参照して上記のようにして作製したゴム複合体の耐久性を評価するための屈曲曲げ疲労試験について説明する。
上記のゴム複合体40を試験サンプルとして使用し、これを屈曲試験片とした。屈曲試験片40の両端を一対のチャック42で挟持した状態で、チャック42の相互間隔を図7の(a)に示す位置から図7の(b)に示す位置まで接近させ、この動作を2サイクル/秒(1往復0.5秒)で繰り返した。すなわち、図7の(a)に示す伸張時において屈曲試験片40のつかみ端部から端部までの間隔L1を100mmとし、図7の(b)に示す屈曲時において屈曲試験片40のつかみ端部から端部までの間隔L3を50mmとした。繰り返し回数が規定値(例えば1万回)に到達したところで試験を停止し、試験片40を解体してスチールコード30Cを取り出した。取り出したスチールコード30Cの残存強度F2を引張試験機によって測定した。この測定値F2と屈曲曲げ疲労試験を行わない未試験のスチールコードの強度F1との比率F(=F2/F1)を求め、比率Fの百分率をとって耐曲げ疲労性の評価を行なった。
(評価試験結果)
表1に評価試験結果を示す。
従来例として1×3+5×7×0.15+0.15(ラップ有り)構成のスチールコードを含むゴム複合体を用いた。
実施例1〜3として、それぞれ5×4×0,155(ラップ無し),5×5×0,155(ラップ無し),5×7×0,155(ラップ無し)構成のスチールコードを含むゴム複合体を用いた。
比較例1,2として、それぞれ1×3+5×7×0.15(ラップ無し),5×7×0.155+0.15(ラップ有り)構成のスチールコードを含むゴム複合体を用いた。
耐曲げ疲労性は、従来例コードを基準(100)として、それに対する比率で評価した。
実施例1〜3の耐曲げ疲労性指数(130,128,131)は、いずれも比較例1,2のそれ(102,99)を大幅に上回った。
なお、比較例1の耐曲げ疲労性指数(102)は、従来例のそれよりも若干向上した。
Figure 2007046547
本発明は、生コンクリート打設用ポンプのポンピングチューブ(ホース)の補強に利用可能である。
生コン打設用ポンプを示す内部透視断面図。 (a)はポンピングチューブの一部を切り欠いて示す斜視図、(b)はスチールコードが埋め込まれたチューブ補強層を示す断面図、(c)はチューブ補強層中のゴム複合体を示す断面図。 本発明の実施形態に係るスチールコードを示す横断面図。 本発明の実施形態に係るスチールコードを示す横断面図。 本発明の実施形態に係るスチールコードを示す横断面図。 スチールコード埋設ゴムシートからなる試験片を示す斜視図。 (a)は試験機のチャックで把持された試験片を示す図、(b)は屈曲させた試験片を示す図。 従来のポンピングチューブを模式的に示してその動作の概要を説明する図。 従来のチューブ補強用スチールコードを示す横断面図。
符号の説明
2…ホッパー、3…ミキサー、4,6…保護管、
8,108…ポンピングチューブ(ホース)、8a…ストッパ、
10…生コン打設用ポンプ、11…ドラム、12…ローター、13…ガイドローラ、
14…ローラホルダ、15…絞りローラ、15a…軸、
16…ローラーギヤ、16a…回転駆動軸、16b…小ローラ、
21…分岐部、22…ドレイン流路、23…バルブ、
30A,30B,30C,130…スチールコード、
31A,31B,31C,131…側ストランド、32,33,132,133…ワイヤ、
35…心部空間、36…ゴム充填心部、38…ゴム複合体、39…ゴム、
130C…心ストランド、134…ラッピングワイヤ、
40…屈曲試験片(ゴム複合体、ゴムシート)、42…チャック。

Claims (4)

  1. 生コンクリート打設用ポンプのポンピングチューブの補強に用いられるスチールコードであって、
    各々がm本のワイヤを撚り合わせてなり、前記ワイヤの撚り合わせの向きとは逆向きに撚り合わせられたn本のストランドと、
    前記n本のストランドによって周囲を取り囲まれ、ゴムが充填される心部空間と、を有することを特徴とするスチールコード。
  2. 前記mを3〜7のいずれかの整数とし、前記nを3〜5のいずれかの整数とすることを特徴とする請求項1記載のスチールコード。
  3. 生コンクリート打設用ポンプのポンピングチューブの補強に用いられるゴム複合体であって、
    シート状のゴム板と、
    所定の間隔をおいて実質的に平行になるように前記ゴム板のなかに埋め込まれた複数本のスチールコードと、を具備し、
    前記スチールコードは、
    各々がm本のワイヤを撚り合わせてなり、前記ワイヤの撚り合わせの向きとは逆向きに撚り合わせられたn本のストランドと、
    前記n本のストランドによって周囲を取り囲まれ、ゴムが充填された心部と、を有することを特徴とするゴム複合体。
  4. 前記mを3〜7のいずれかの整数とし、前記nを3〜5のいずれかの整数とすることを特徴とする請求項3記載のゴム複合体。
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