JP2007162190A - スチールコード及びその製造方法、ゴム複合体 - Google Patents

スチールコード及びその製造方法、ゴム複合体 Download PDF

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Abstract

【課題】ゴム複合体の切断面においてワイヤの先端が突出しない安全なスチールコード及びその製造方法、ゴム複合体を提供する。
【解決手段】n+m+k構造の3層撚りにラッピングワイヤが巻かれているスチールコードであって、n本の同径ワイヤを撚り合わせた心ストランド2cと、m本の同径ワイヤを前記心ストランドの周囲に前記心ストランドの撚り方向と同じ向きに撚り合わせた第2層撚りストランド2aと、k本の同径ワイヤを前記第2層撚りストランドの周囲に前記第2層撚りストランドの撚り方向とは逆向きに撚り合わせた第3層撚りストランド2bと、を有し、撚り上がり後の第3層撚りストランド2bの型付け率が75%以上である。
【選択図】 図4

Description

本発明は、車両用タイヤ等を補強するためのスチールコード及びその製造方法、並びにそのスチールコードを用いて補強されたゴム複合体に関する。
スチールラジアルタイヤは、スチールコードをゴムシート中に埋め込んだカレンダーシート(ゴム複合体)を複数枚重ね貼りして補強される。カレンダーシートは、タイヤがあらゆる方向の外部荷重に耐えられるようにするために、スチールコードの敷き並べ方向に対して斜めにバイアスカットされる。このようなゴム補強用スチールコードとして使用されている3+9+15構造の3層撚りスチールコードは、例えば図5に示す装置を用いて製造され、その周囲にラッピングワイヤが巻かれたものが使用されている。
ところで、従来のカレンダーシート(ゴム複合体)を図3(a)に示すようにスチールコードの軸に対して斜めに切断すると、切断面13に露出するスチールコードが型崩れし、図3(b)に示すように外層ワイヤ2bが捩れて回転し、さらに図3(c)に示すように第3層ワイヤ2bが外側を向いてばらけて開いてしまう。このため、ワイヤ先端21がゴム層12の切断面13から突出し、カレンダーシート置場で鋭利なワイヤ先端21に作業者が手や足を触れて怪我するという事故が発生しやすく、安全衛生上の観点から好ましくないという問題がある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、ゴム複合体の切断面においてワイヤの先端が突出しない安全なスチールコード及びその製造方法、ゴム複合体を提供することを目的とする。
本発明に係るスチールコードは、n+m+k構造の3層撚りにラッピングワイヤが巻かれているスチールコードであって、n本の同径ワイヤを撚り合わせた心ストランドと、m本の同径ワイヤを前記心ストランドの周囲に前記心ストランドの撚り方向と同じ向きに撚り合わせた第2層撚りストランドと、k本の同径ワイヤを前記第2層撚りストランドの周囲に前記第2層撚りストランドの撚り方向とは逆向きに撚り合わせた第3層撚りストランドと、を有し、撚り上がり後の前記第3層撚りストランドの型付け率が75%以上であることを特徴とする。
本発明に係るスチールコードの製造方法は、n+m+k構造の3層撚りにラッピングワイヤが巻かれているスチールコードの製造方法であって、(i)n本の同径ワイヤを撚り合わせて心ストランドを形成し、(ii)m本の同径ワイヤを前記心ストランドの周囲に前記心ストランドの撚り方向と同じ向きに撚り合わせて第2層撚りストランドを形成し、(iii)k本の同径ワイヤを、撚り線機の入側に設けたプリフォーマーを用いて撚り上がり後の型付け率が75%以上になるように型付けした後に、撚り線機を用いて前記第2層撚りストランドの周囲に前記第2層撚りストランドの撚り方向と逆向きに撚り合わせて第3層撚りストランドを形成することを特徴とする。
本発明に係るゴム複合体は、ゴムシート中にn+m+k構造の3層撚りにラッピングワイヤが巻かれているスチールコードを埋め込んで補強されたゴム複合体であって、前記スチールコードは、n本の同径ワイヤを撚り合わせた心ストランドと、m本の同径ワイヤを前記心ストランドの周囲に前記心ストランドの撚り方向と同じ向きに撚り合わせた第2層撚りストランドと、k本の同径ワイヤを前記第2層撚りストランドの周囲に前記第2層撚りストランドの撚り方向とは逆向きに撚り合わせた第3層撚りストランドと、を有し、撚り上がり後の前記第3層撚りストランドの型付け率が75%以上であることを特徴とする。
本発明では、第3層撚りストランドを構成するワイヤを75%以上の型付け率としているので、スチールコード全体としては型崩れし難い構造となり、コードの切断によりワイヤ相互間の自己拘束力が失われた後においても第3層撚りストランドが大きく型崩れすることなく原形の形状がほぼ保たれる。このため、図3の(b)に示すように切断された鋭利なワイヤ先端がシート切断面から突出することなく、ワイヤ切断面がシート切断面に沿った滑らかで安全なシート切断面が得られる。
なお、本発明において、ワイヤ本数は、心撚りnを3本、第2層撚りmを9本、第3層撚りkを15本とするが、kを13本、14本又は16本としてもよい。
本発明によれば、ゴム複合体の切断面においてワイヤの先端が突出しない安全なスチールコード及びその製造方法、ゴム複合体が提供される。
以下、添付の図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について説明する。
先ず図1(a)〜(d)を参照して本発明のスチールコードの基本的な構成と製造方法の概要について説明する。
バンチャー型撚り線機などを用いて3本の同径ワイヤをS撚りし、図1の(a)に示す心ストランド2cを形成する。次に、心ストランド2cの周囲にバンチャー型撚り線機などを用いて9本の同径ワイヤをS撚りし、図1の(b)に示す第2層撚りストランド2aを形成する。この第2層撚りストランド2aの撚りピッチは、心ストランド2cの撚りピッチと異ならせるが、好ましくは心ストランド2cのピッチの2倍程度がよい。
次に、第2層撚りストランド2aの周囲にバンチャー型撚り線機を用いて15本の同径ワイヤをZ撚りし、図1の(c)に示す第3層撚りストランド2bを形成する。第3層撚りストランド2bの構成ワイヤは、撚り合わせ前にプリフォーマーを用いて撚り上がり後の型付け率が75%以上に予め型付けされたものである。この型付けは、バンチャー型撚り線機の入側に設けたプリフォーマーを用いて連続的に行うことが好ましい。プリフォーマーとして、千鳥配置した複数の型付ローラを備えたオープンタイプの型付け装置を用いることができる。このようなプリフォーマーは、通過するワイヤに対する型付け条件として、パスライン方向のローラの相互間距離L1とパスライン直交方向へのローラのシフト量(異相)L2とを有している(図2(b)参照)。
ワイヤ径は、3層とも同径とすることが好ましいが、このうちの1層又は2層を他の層と異なるワイヤ径とすることができる。但し、3層間で異径ワイヤを用いる場合は、直径の差分を例えば10%未満が望ましい。異径ワイヤ構成のコードは同径ワイヤ構成のコードに比べて最外層ワイヤ間隔が広くなりすぎ、撚り不良を生じやすくなるからである。
図2は本発明のスチールコードの製造方法に用いられる装置を模式的に示す概略構成図である。
スチールコード製造装置1Aは、パスラインの上流側から順に複数の送給リール3a,3b、プリフォーマー4a、配線板4、ボイス5およびバンチャー型撚り線機6を備えている。送給リール3a,3bはパスラインの最上流側に配置されている。このうち第1の送給リール3aは、パスラインの延長線上に設けられた単一のリールであり、心ストランド(ワイヤ)2cの周囲に第2層撚りストランド2aがS方向に撚り合わせられて図1の(b)に示す3+9構造となった半製品ストランド2c+2aが巻き付けられている。また、第2の送給リール3bは、第1の送給リール3aの周囲の適所にそれぞれ配置された15個のリールからなり、各々に第3層撚り用のワイヤ2bが巻き付けられている。プリフォーマー4a、配線板4およびボイス5は、上流側からこの順に送給リール3a,3bからバンチャー型撚り線機6までの間に配置されている。
第2の送給リール3bから送り出された15本のワイヤ2bは、先ずプリフォーマー4aに入って所望の型付け率に型付けされ、次いで配線板4のガイド孔を通って所望位置にそれぞれ案内され、ボイス5に入ってパスライン上のストランド2c+2aに15本のワイヤ2bが寄り添うように集められ、バンチャー型撚り線機6に入ってストランド2c+2aの外周にワイヤ2bがZ方向に撚り合わせられ、最終的に図1の(c)に示す3+9+15構造の3層コード(ラッピング無し)となる。さらに別の装置(図示せず)を用いて3層コードの外周にラッピングワイヤ2dを巻きつけると、最終製品として図1の(d)に示す3+9+15+ラッピング構造のスチールコード2が完成する。
プリフォーマー4aは、図2の(b)に示すように基台40上に複数の型付ローラ42を千鳥配置した装置からなる。通常の場合、型付ローラ42は3個、5個、7個、9個のように奇数個が基台40の上に取り付けられる。これらのローラ42は、パスライン方向に相互間距離L1の等ピッチ間隔で配列され、かつ、偶数番目のローラ42は奇数番目のローラ42に対してパスライン直交方向へシフト量(異相)L2だけ位置がずれている。ローラ相互間距離(ピッチ間隔)L1およびローラシフト量(異相)L2は、プリフォーマー4aを通過するワイヤに対する型付け条件として重要なパラメータとなるものである。
配線板4は、ワイヤを1本ずつ案内するための複数のガイド孔を有し、撚り合せ直前の各ワイヤを心ストランドに対して所望位置に位置合せするものである。
ボイス5は、バンチャー型撚り線機6の入側の直前に配置され、主パスライン上を通過するストランド2c+2aに対して15本のワイヤ2bをほぼ位置合せし、これらが互いに寄り添うようにして主パスラインに沿ってバンチャー型撚り線機6に円滑に入っていくようにする案内部材としての役割を有している。
バンチャー型撚り線機6は、クレードルタイプの筐体内に、複数のガイドローラ61〜64、矯正ユニット65、矯正ローラ66および巻取ドラム67を内蔵している。15本の外撚りワイヤ2bは、バンチャー型撚り線機6に入ると、ストランド2c+2aの外周にZ方向に撚り合わせられ、、矯正ユニット65および矯正ローラ66で外形を矯正され、最終的に2度撚りされた状態となってドラム67に巻き取られるようになっている。
次に、実施例1〜4および比較例1,2のスチールコードとしてサンプルA1〜A4,C1,C2をそれぞれ製造し、各サンプルを評価試験した結果についてそれぞれ説明する。
(実施例1)
図2の装置1Aを用いて、3+9+15+ラッピング構造の実施例1のサンプルコードA1を作製した。実施例1のサンプルコードA1では、プリフォーマーにおける型付ロールのピッチ間隔L1を10mm、異相L2を1mmとする条件で、第3層撚りストランド2bの型付率を75.0%とした。
(実施例2)
図2の装置1Aを用いて、3+9+15+ラッピング構造の実施例2のサンプルコードA2を作製した。実施例2のサンプルコードA2では、プリフォーマーにおける型付ロールのピッチ間隔L1を10mm、異相L2を2mmとする条件で、第3層撚りストランド2bの型付率を83.3%とした。
(実施例3)
図2の装置1Aを用いて、3+9+15+ラッピング構造の実施例3のサンプルコードA3を作製した。実施例3のサンプルコードA3では、プリフォーマーにおける型付ロールのピッチ間隔L1を10mm、異相L2を3mmとする条件で、第3層撚りストランド2bの型付率を91.0%とした。
(実施例4)
図2の装置1Aを用いて、3+9+15+ラッピング構造の実施例4のサンプルコードA4を作製した。実施例4のサンプルコードA4では、プリフォーマーにおける型付ロールのピッチ間隔L1を10mm、異相L2を4mmとする条件で、第3層撚りストランド2bの型付率を93.2%とした。
(比較例1)
図5の装置1を用いて、3+9+15+ラッピング構造の比較例1のサンプルコードC1を作製した。比較例1のサンプルコードC1では、プリフォーマーを用いることなく、第3層撚りストランド2bの型付率が70.7%となるサンプルを得た。
(比較例2)
図5の装置1を用いて、3+9+15+ラッピング構造の比較例2のサンプルコードC2を作製した。比較例2のサンプルコードC2では、プリフォーマーにおける型付ロールピッチ間隔L1を10mmとし、異相L2を0mm(異相なし)とする条件で、第3層撚りストランド2bの型付率を73.6%とした。
(ゴム複合体の製造)
このようにして得た3+9+15+ラッピング構造のサンプルコードA1〜A4,C1,C2を長さ1000mmに切断し、切断した60本のスチールコードをゴムシート(厚さ0.5mm、幅150mm、長さ1000mm)上に2.5mmピッチ間隔で平行に敷き並べた。
次いで、これに厚さ0.5mmの別のゴムシートを被せ、スチールコードをサンドイッチ状に挟み込み、ローラで2枚のシートを圧着してゴム複合体を得た。
この長方形のゴム複合体の長辺のほぼ中央部で長辺と約45°の角度で切断し、その切断面からスチールコードを構成するワイヤが突き出している場合を不良と判定し、ワイヤが突き出していない場合は良と判定した。
(評価試験結果)
表1に各サンプルコードA1〜A4,C1,C2の評価試験結果を示す。この表から明らかなように、第3層撚りストランドを構成するワイヤ2bの型付け率が75%を下回る比較例サンプルC1,C2は切断面からワイヤ2bがのこぎり状に突き出し、取り扱い上非常に危険な状態にあり、いずれも不良の判定であった。これに対して実施例サンプルA1〜A4では切断面から第3層撚りワイヤ2bの突き出しがなく、いずれも良好の判定であった。
Figure 2007162190
本発明方法は、トラック、バス、中型・大型の乗用車のタイヤを補強するためのスチールコードの製造に利用可能である。
(a)、(b)、(c)、(d)は本発明のスチールコードの製造方法における各工程の撚合体をそれぞれ示す断面図。 本発明の製造方法に用いられる装置を示す模式図。 (a)は従来方法を用いて製造されたゴム複合体の切断面を側方から見て示す側面模式図、(b)は(a)の一部を示す拡大図、(c)は従来方法を用いて製造されたゴム複合体を構成するスチールコードの切断面を正面から見て示す断面模式図。 (a)は本発明方法を用いて製造されたゴム複合体の切断面を側方から見て示す側面模式図、(b)は(a)の一部を示す拡大図、(c)は本発明方法を用いて製造されたゴム複合体を構成するスチールコードの切断面を正面から見て示す断面模式図。 従来の製造方法に用いられる装置を示す模式図。
符号の説明
2…スチールコード、
2a…第2層撚りストランド(ワイヤ)、
2b…第3層撚りストランド(ワイヤ)、
2c…心ストランド(ワイヤ)、
2d…ラッピングワイヤ、
3a,3b…送給リール、
4…配線板、
4a…プリフォーマー、40…基台、42…型付ローラ、
5…ボイス、
6…バンチャー型撚り線機、
61〜64…ガイドローラ、65…矯正ユニット、66…矯正ローラ、67…巻取ドラム。

Claims (3)

  1. n+m+k構造の3層撚りにラッピングワイヤが巻かれているスチールコードであって、
    n本の同径ワイヤを撚り合わせた心ストランドと、
    m本の同径ワイヤを前記心ストランドの周囲に前記心ストランドの撚り方向と同じ向きに撚り合わせた第2層撚りストランドと、
    k本の同径ワイヤを前記第2層撚りストランドの周囲に前記第2層撚りストランドの撚り方向とは逆向きに撚り合わせた第3層撚りストランドと、を有し、
    撚り上がり後の前記第3層撚りストランドの型付け率が75%以上であることを特徴とするスチールコード。
  2. n+m+k構造の3層撚りにラッピングワイヤが巻かれているスチールコードの製造方法であって、
    n本の同径ワイヤを撚り合わせて心ストランドを形成し、
    m本の同径ワイヤを前記心ストランドの周囲に前記心ストランドの撚り方向と同じ向きに撚り合わせて第2層撚りストランドを形成し、
    k本の同径ワイヤを、撚り線機の入側に設けたプリフォーマーを用いて撚り上がり後の型付け率が75%以上になるように型付けした後に、撚り線機を用いて前記第2層撚りストランドの周囲に前記第2層撚りストランドの撚り方向と逆向きに撚り合わせて第3層撚りストランドを形成することを特徴とするスチールコードの製造方法。
  3. ゴムシート中にn+m+k構造の3層撚りにラッピングワイヤが巻かれているスチールコードを埋め込んで補強されたゴム複合体であって、
    前記スチールコードは、
    n本の同径ワイヤを撚り合わせた心ストランドと、
    m本の同径ワイヤを前記心ストランドの周囲に前記心ストランドの撚り方向と同じ向きに撚り合わせた第2層撚りストランドと、
    k本の同径ワイヤを前記第2層撚りストランドの周囲に前記第2層撚りストランドの撚り方向とは逆向きに撚り合わせた第3層撚りストランドと、を有し、
    撚り上がり後の前記第3層撚りストランドの型付け率が75%以上であることを特徴とするゴム複合体。
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