JP2005193777A - 空気入りラジアルタイヤ及びカーカス用スチールコード - Google Patents

空気入りラジアルタイヤ及びカーカス用スチールコード Download PDF

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Abstract

【課題】カーカス層の補強コードに使用される3+9+15構造のスチールコードの形状安定生産性を向上し、かつ操縦安定性を改善することが可能な空気入りラジアルタイヤ及びカーカス用スチールコードを提供する。
【解決手段】3本のフィラメントfcからなるコアCと、コアCの外周側に型付けして撚り合わせた9本のフィラメントf1からなる第1シースS1と、第1シースS1の外周側に型付けして撚り合わせた15本のフィラメントf2からなる第2シースS2とから構成した3+9+15構造のスチールコード8からカーカス層の補強コードを構成した空気入りラジアルタイヤであり、第1シースS1のフィラメントf1の平均型付け率が95〜105%、第2シースS2のフィラメントf2の平均型付け率が70〜95%の範囲になっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、空気入りラジアルタイヤ及び空気入りラジアルタイヤのカーカス層の補強コードとして使用されるカーカス用スチールコードに関し、更に詳しくは、スチールコードの形状安定生産性を向上しかつ操縦安定性を改善するようにした空気入りラジアルタイヤ及びカーカス用スチールコードに関する。
従来、トラックやバスなどの重荷重車両に使用される空気入りラジアルタイヤのカーカス層の補強コードとして、3+9+15+1構造のスチールコードが周知である。3本のフィラメントからなるコアの外周側に9本のフィラメントを撚り合わせ、その外周側に15本のフィラメントを撚り合わせたコードの外周側に、1本のラッピング用フィラメントを螺旋状に巻き付けることにより拘束力を確保し、フィラメントをバラケ難くしている。
しかし、このようにラッピング用フィラメントを用いたスチールコードは、特にラッピング用フィラメントとその内周側の15本のフィラメントとの点接触部分にフレッティング摩耗が発生し易く、耐疲労性を低下させる要因になっていた。
そこで、近年、上記対策として、ラッピング用フィラメントを外した3+9+15構造のスチールコードをカーカス層の補強コードに使用した空気入りラジアルタイヤが提案されている(例えば、特許文献1参照)。第1シースを構成する9本のフィラメント及び第2シースを構成する15本のフィラメントの型付け率を規定することにより、フィラメントの拘束力を確保しながらフレッティング摩耗を改善するものである。
しかしながら、型付け率のばらつきにより、第2シースのフィラメントの型付け率が100%以上になる部分(フィラメント)が多くなると、それによって生産時にスチールコードの形状が安定せず、形状安定生産性が悪化するという問題がある。また、このようなスチールコードをカーカス層に使用した空気入りタイヤは、カーカス引張剛性が低下するため、操縦安定性が低下する問題が生じる。
特開平7−292585号公報
本発明は、カーカス層の補強コードに使用される3+9+15構造のスチールコードの形状安定生産性を向上し、かつ操縦安定性を改善することが可能な空気入りラジアルタイヤ及びカーカス用スチールコードを提供することにある。
上記目的を達成する本発明の空気入りラジアルタイヤは、3本のフィラメントからなるコアと、このコアの外周側に型付けして撚り合わせた9本のフィラメントからなる第1シースと、この第1シースの外周側に型付けして撚り合わせた15本のフィラメントからなる第2シースとから構成した3+9+15構造のスチールコードからカーカス層の補強コードを構成した空気入りラジアルタイヤにおいて、第1シースを構成するフィラメントの平均型付け率を95〜105%、第2シースを構成するフィラメントの平均型付け率を70〜95%にしたことを特徴とする。
本発明のカーカス用スチールコードは、空気入りラジアルタイヤのカーカス層の補強コードとして使用され、3本のフィラメントからなるコアと、このコアの外周側に型付けして撚り合わせた9本のフィラメントからなる第1シースと、この第1シースの外周側に型付けして撚り合わせた15本のフィラメントからなる第2シースとから構成した3+9+15構造のカーカス用スチールコードにおいて、前記第1シースを構成するフィラメントの平均型付け率を95〜105%、前記第2シースを構成するフィラメントの平均型付け率を70〜95%にしたことを特徴とする。
第1シースを構成するフィラメントにおいて型付け率の標準偏差を5%以下、第2シースを構成するフィラメントにおいて型付け率の標準偏差を15%以下にするのがよく、また、スチールコードは、第1,2シースのフィラメントをハラハラ撚り方式によって撚り合わせるのがよい。
上述したように、第1シース及び第2シースのフィラメントの型付け率を上記のように規定することにより、第2シースのフィラメントの型付け率が100%以上になるフィラメントを低減することが可能になる。そのため、生産時にスチールコードの形状が安定するので、形状安定生産性を改善することができる。また、カーカス層の引張剛性が高まるので、操縦安定性を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の空気入りラジアルタイヤの一実施形態を示し、1はトレッド部、2はサイドウォール部、3はビード部である。
左右のビード部3間に、タイヤ径方向に延在する補強コードをタイヤ周方向に沿って所定の間隔で配置してゴム層に埋設したカーカス層4が延設され、その両端部4aがビード部3に埋設したビードコア5の周りにビードフィラー6を挟み込むようにしてタイヤ内側から外側に折り返されている。トレッド部1のカーカス層4の外周側には、複数のベルト層7が配置されている。
カーカス層4の補強コードは、図2に示すように、3本のフィラメントfcからなるコアC、このコアCの外周側に配置した9本のフィラメントf1からなる第1シースS1、この第1シースS1の外周側に配置した15本のフィラメントf2からなる第2シースS2とからなる3+9+15構造のスチールコード(カーカス用スチールコード)8から構成されている。
コアCの3本のフィラメントfcが撚り方向を一方向にして撚り合わされ、第1シースS1の波形の型付けが施された9本のフィラメントf1が撚り方向をコアCと同様に一方向にしてコアCの外周側に撚り合わされ、第2シースS2の波形の型付けが施された15本のフィラメントf2が撚り方向を逆方向にして第1シースS1の外周側に撚り合わされ、コアCと第1シースS1とを構成するフィラメントfc,f1をS撚り、第2シースS2を構成するフィラメントf2をZ撚りにした構造になっている。
第1シースS1を構成する9本のフィラメントf1の平均型付け率は95〜105%の範囲、第2シースS2を構成する15本のフィラメントf2の平均型付け率は70〜95%の範囲に設定してある。
第1シースS1のフィラメントf1の平均型付け率が95%未満であると、スチールコード8の端末が広がり易くなる(端末フレアー性が悪化する)ため、作業性の問題が発生する。逆に105%を超えると、第1シースS1のフィラメントf1の配置が不均一になるため、形状安定生産性と操縦安定性を改善することが難しくなる。好ましくは、97〜103%がよい。
第2シースS2のフィラメントf2の平均型付け率が70%より小さくても、スチールコード8の端末フレアー性が悪化し、また95%より大きいと型付け率が100%以上となる第2シースS2のフィラメントf2が多くなるため、形状安定生産性と操縦安定性を改善することができなくなる。好ましくは、72〜92 %がよい。
また、第1シースS1を構成する9本のフィラメントf1において、型付け率の標準偏差を5%以下、第2シースS2を構成する15本のフィラメントf2において、型付け率の標準偏差を15%以下にしている。
第1シースS1のフィラメントf1の型付け率の標準偏差が5%を超えても、第2シースS2のフィラメントf2の型付け率の標準偏差が15%より大きくなっても、形状安定生産性と操縦安定性を改善することが難しくなる。好ましくは、第1シースS1のフィラメントf1の型付け率の標準偏差を3%以下、第2シースS2のフィラメントf2の型付け率の標準偏差を10%以下にするのがよい。
なお、空気入りラジアルタイヤのカーカス層4内に埋設された状態にあるスチールコードの平均型付け率と型付け率の標準偏差は、以下のようにして求めるものとする。カーカス層4から取り出したスチールコードを長さ10cmのコード片に切断し、そのコード片外側のゴムをカッターナイフで取り除く。そのコード片をアセトン中に浸漬して十分加熱した後、アセトン中から取り出してフィラメントを塑性変形させずにコード片を全てばらす。
他方、カーカス層4に使用される前の裸コードの状態にあるスチールコードの場合には、スチールコードを長さ10cmのコード片に切断し、フィラメントを塑性変形させずにコード片を全てばらす。
ばらした後、投影機を用いてフィラメント片fa(図3参照)の振幅H(mm)を測定する。
第1シースS1を構成するフィラメントf1の型付け率をA1(%)、フィラメントf1のフィラメント片faの振幅をH1(mm)、第2シースS2を構成するフィラメントf2の型付け率をA2(%)、フィラメントf2のフィラメント片faの振幅をH2(mm)とすると、型付け率A1,A2は下記式により求める。
A1=(H1/D1)×100
A2=(H2/D2)×100
なお、D1は9本のフィラメントf1が互いに接しながら真円状に配列した時の直径(外径)(mm)であり、またD2は15本のフィラメントf2が互いに接しながら真円状に配列した時の直径(外径)(mm)であり、下記式により求める。
D1=(2×31/2 /3+1)×rc+2×r1
D2=(2×31/2 /3+1)×rc+2×r1+2×r2
但し、rcはコアCのフィラメントfcの直径(mm)、r1は第1シースS1のフィラメントf1の直径(mm)、r2は第2シースS2のフィラメントf2の直径(mm)である。
第1シースS1の9本のフィラメントf1について上記の方法により型付け率A1をそれぞれ求め、その9本のフィラメントf1の型付け率A1の平均を第1シースS1を構成するフィラメントf1の平均型付け率とする。同様に、第2シースS2の15本のフィラメントf2について上記の方法により型付け率A2をそれぞれ求め、その15本のフィラメントf2の型付け率A2の平均を第2シースS2を構成するフィラメントf2の平均型付け率とする。
また、型付け率の標準偏差は、上記スチールコードを長さ10cmの4本のコード片に切断して得られた第1シースS1の36本のフィラメントf1の型付け率の標準偏差、第2シースS2の60本のフィラメントf2の型付け率の標準偏差である。
型付け率の標準偏差を上記のような小さい範囲にするには、スチールコード8は、少なくともフィラメントf1,f2をハラハラ撚りにしたハラハラ撚り方式によって撚り合わせるのがよい。なお、ここで言うハラハラ撚り方式とは、図4に示すように、フィラメントfxを位置aから位置b,c,dを経て位置aまで1回転(公転)撚る毎にフィラメントfxを1回転自転させる撚り方である。なお、図中xは、フィラメントfxの一方側部分を示している。
このハラハラ撚り構造のスチールコードは、フィラメントに捩じれを加えるため、大きな型付け率(約70〜300%)であっても均一な型付けが可能になり、またコードをバラケ難くすることができる。
ハラハラ撚り構造に代えて、スチールコードの撚り工程における撚り線速度やフィラメント張力などを適宜調整することにより、型付け率の標準偏差を小さくすることもできる。
上記フィラメントfc,f1,f2は、直径が0.15〜0.26mmのものを好ましく用いることができる。
上述した本発明によれば、第1シースS1及び第2シースS2のフィラメントf1,f2の型付け率を上記のように特定することで、第2シースS2のフィラメントf2の型付け率のばらつきを小さくして100%以上になるフィラメントf2を低減することが可能になるので、生産時にスチールコード8の形状が安定し、形状安定生産性を改善することができる一方、カーカス層4における引張剛性が向上するため、操縦安定性を高めることができる。また、スチールコード8の端末フレアー性が悪化して扱い難くなることがないので、作業性の問題を招くこともない。
本発明は、特にトラックやバスなどの重荷重車両に使用される重荷重用の空気入りラジアルタイヤに好ましく用いることができるが、それに限定されない。
サイズ275/70R22.5、図1の構成の空気入りラジアルタイヤのカーカス層の補強コードに使用する3+9+15構造のスチールコードとして、第1シース及び第2シースのフィラメントの平均型付け率、型付け率の標準偏差を表1のように変えたスチールコード(実施例1,2、比較例1〜4、従来例)をそれぞれ作製した。
スチールコードに使用した各フィラメントの径は0.18mmであり、コアの3本のフィラメントを5mmピッチ撚り(5S)、第1シースの9本のフィラメントを10mmピッチ撚り(10S)、第2シースの15本のフィラメントを15mmピッチ撚り(15Z)にし、実施例1,2、比較例1〜4、従来例ともに同一である。また、実施例1,2、比較例1〜4のスチールコードはハラハラ撚りにより作製した。従来例のスチールコードは、図5に示すように、フィラメントfxを自転させずにフィラメントfxを撚る、ハラセ撚りにより作製した。
これら各試験スチールコードを以下に示す測定方法により、端末フレアー性及び形状安定生産性の評価試験を行ったところ、表1に示す結果を得た。
また、各試験スチールコードを用いたカーカス層を使用した上記サイズと構成のタイヤをそれぞれ作製した。これら各試験タイヤをリムサイズ22.5×8.25のリムに装着し、空気圧を900kPa にして、積載量10tのトラックに装着し、以下に示す測定方法により、操縦安定性の評価試験を行ったところ、表1に示す結果を得た。
端末フレアー性
各試験スチールコードの端末をペンチで切断した際の状況により、下記の判断基準で4段階評価した。数字が大きい程、耐端末フレアー性が優れている。なお、下記で言う「バラケる」とは、切り口から50mmを超えてバラケが発生することを意味し、それ以下のバラケの発生は「バラケない」とする。
1:切り口に隣接する位置を手で持ってペンチで切断し、3回切断して1回以上バラケ る。
2:切り口に隣接する位置を手で持ってペンチで切断し、3回切断して3回共バラケな い。
3:切り口から70mm離れた位置を手で持ってペンチで切断し、バラケない。
4:切り口から70mm離れた位置を手で持ってペンチで切断し、切り口を軽く叩いて もバラケない。
形状安定生産性
各試験スチールコードを1mの長さの試験片に溶断し、投影機(倍率20倍)を用いて第2シースのフィラメントの浮きを観察し、下記の判断基準で4段階評価した。評価結果は、各試験スチールコードにおいて5本行った際の平均であり、小数点以下は四捨五入した。数字が大きい程、形状安定生産性が優れている。
1:第2シースのフィラメントに7ヶ所以上の浮きが有る。
2:第2シースのフィラメントに4〜6ヶ所の浮きが有る。
3:第2シースのフィラメントに1〜3ヶ所の浮きが有る。
4:第2シースのフィラメントに1ヶ所の浮きも無い。
操縦安定性
乾燥路テストコースにおいて、訓練した5名のテストドライバーによるフィーリング試験を実施し、その結果を4段階評価した。評価結果は、テストドライバー5名の平均であり、小数点以下は四捨五入した。この値が大きい程、操縦安定性が優れている。
Figure 2005193777
表1から、本発明(実施例1,2)は、操縦安定性を改善することができ、かつカーカス層の補強コードに使用するスチールコードの形状安定生産性を改善できることがわかる。また、端末フレアー性も従来と同等以上に維持できることがわかる。
本発明の空気入りラジアルタイヤの一実施形態を示すタイヤ子午線半断面図 である。 カーカス層の補強コードに使用されるスチールコードの拡大断面図である。 スチールコードのコード片から取り出したフィラメント片の要部拡大側面図 である。 ハラハラ撚りの説明図である。 ハラセ撚りの説明図である。
符号の説明
1 トレッド部
2 サイドウォール部
3 ビード部
4 カーカス層
5 ビードコア
6 ビードフィラー
7 ベルト層
8 スチールコード(カーカス用スチールコード)
C コア
S1 第1シース
S2 第2シース
fc,f1,f2 フィラメント

Claims (8)

  1. 3本のフィラメントからなるコアと、このコアの外周側に型付けして撚り合わせた9本のフィラメントからなる第1シースと、この第1シースの外周側に型付けして撚り合わせた15本のフィラメントからなる第2シースとから構成した3+9+15構造のスチールコードからカーカス層の補強コードを構成した空気入りラジアルタイヤにおいて、前記第1シースを構成するフィラメントの平均型付け率を95〜105%、前記第2シースを構成するフィラメントの平均型付け率を70〜95%にした空気入りラジアルタイヤ。
  2. 前記第1シースを構成するフィラメントにおいて、型付け率の標準偏差が5%以下、前記第2シースを構成するフィラメントにおいて、型付け率の標準偏差が15%以下である請求項1に記載の空気入りラジアルタイヤ。
  3. 前記スチールコードの9本と15本のフィラメントをハラハラ撚り方式によって撚り合わせた請求項1または2に記載の空気入りラジアルタイヤ。
  4. 前記コアと前記第1シースとを構成するフィラメントをS撚り、前記第2シースを構成するフィラメントをZ撚りにした請求項1,2または3に記載の空気入りラジアルタイヤ。
  5. 空気入りラジアルタイヤのカーカス層の補強コードとして使用され、3本のフィラメントからなるコアと、このコアの外周側に型付けして撚り合わせた9本のフィラメントからなる第1シースと、この第1シースの外周側に型付けして撚り合わせた15本のフィラメントからなる第2シースとから構成した3+9+15構造のカーカス用スチールコードにおいて、前記第1シースを構成するフィラメントの平均型付け率を95〜105%、前記第2シースを構成するフィラメントの平均型付け率を70〜95%にしたカーカス用スチールコード。
  6. 前記第1シースを構成するフィラメントにおいて、型付け率の標準偏差が5%以下、前記第2シースを構成するフィラメントにおいて、型付け率の標準偏差が15%以下である請求項5に記載のカーカス用スチールコード。
  7. 前記スチールコードの9本と15本のフィラメントをハラハラ撚り方式によって撚り合わせた請求項5または6に記載のカーカス用スチールコード。
  8. 前記コアと前記第1シースとを構成するフィラメントをS撚り、前記第2シースを構成するフィラメントをZ撚りにした請求項5,6または7に記載のカーカス用スチールコード。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101434663B1 (ko) 2012-12-03 2014-08-28 한국타이어 주식회사 중하중용 타이어

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