JP2007045469A - ガラス板搬送パレット - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数のガラス板が搬送パレットに縦置きで積層された場合でも、積層ガラス板の中央近傍に撓みを生じさせず、移動時にもガラス板同士の滑動を生じさせない操作性に優れたガラス板搬送パレットを提供すること。
【解決手段】 ガラス板17を縦置きに積層支持するパレット本体1aは、ガラス板17を支持する載置台2および背面支持体3とで構成され、該背面支持体3の上下には他端を回動自在に支持された第1および第2支持アーム9,20が配設され、該両支持アーム9,20の一端を連結リンク23で回動自在に連結し、該第2支持アーム20には一端側に延びる操作ハンドル22が設けられ、前記第1支持アーム9と前記連結リンク23との連結位置近傍には、ガラス板17の左右の長さ方向に延びて積層されたガラス板17の最前面中央部近傍で当接することで、積層されたガラス体17の移動を阻止するセンターバー10が設けられている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ガラス板をパレット本体に縦置きに複数枚積層支持させて搬送するガラス板搬送パレットに関する。
従来、金属板を横置きに複数枚積層して搬送する搬送パレットが知られており、この種の搬送パレットは、パレット基板の幅方向両端部に複数の支柱を立設し、支柱に設けた切り欠きに嵌合した拘束板をパレット基板上に積載した複数の金属板に載せることにより、複数の金属板の揺れによる金属板の滑動を防止している。(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−30526号公報(段落0010、0011及び図2、4参照)
しかしながら、特許文献1にあっては、積載荷重に耐えることができる金属板の場合には便利であるが、被搬送体が薄くて大きなガラス板である場合には、積載重量が下のガラス体に加わるので破損しやすく、積載量に制限があった。そこで、パレット基板上に多くのガラス板を積載するためにはガラス板に積載荷重が掛からないように縦置きにする方法が一般的であり、荷崩れ防止のためには積層ガラス体に対して縦横にラッシングベルト等を巻き付けて固定する方法が採られていた。しかしながら、ガラス板を縦置きにした場合には、ガラス板の自重により中央部が撓みやすくきつく縛ってもラッシングベルト等が緩み、搬送中にガラス板同士が滑動して位置ずれを起こし破損する恐れがあった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、複数のガラス板が搬送パレットに縦置きで積層された場合でも、これらガラス板の中央近傍に撓みを生じさせることなく、移動においてもガラス板同士の滑動を生じさせることのない操作性に優れたガラス板搬送パレットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載のガラス板搬送パレットは、ガラス板をパレット本体に縦置きに複数枚積層支持させて搬送するガラス板搬送パレットであって、前記パレット本体は、ガラス板の底部を支持する載置台と、ガラス板の背面を傾斜支持する背面支持体とで構成され、該背面支持体の上下には、他端を回動自在に支持された上方の第1支持アームおよび下方の第2支持アームが配設され、該両支持アームの一端を互いに連結リンクで回動自在に連結すると共に、該第2支持アームには一端側に延びる操作ハンドルが設けられ、かつ前記第1支持アームと前記連結リンクとの連結位置近傍には、前記ガラス板の左右の長さ方向に延び、積層支持したガラス板の最前列ガラス板の前面中央部近傍で当接することで積層支持したガラス板の移動を阻止するセンターバーが設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、第1支持アームよりも下方に配設された第2支持アームに操作ハンドルが設けられたことで操作ハンドルの操作がし易く、センターバーの上げ下ろしを容易かつ円滑に行うことができる。また、背面支持体に積層支持されたガラス板の中央部近傍における撓みをセンターバーで抑えることができるので、ガラス板搬送パレットの移送中であっても積層支持したガラス板の移動を確実に阻止してガラス板の破損を未然に防止することができる。また、操作ハンドルによるセンターバーの解放に伴って、第1支持アームが立ち上がるので操作力が軽減されて解放操作が楽になると共に、ガラス板の積層枚数が増減しても、第1支持アームや第2支持アームの揺動半径を変えることで容易に対応できる。
上記課題を解決するために、本発明の請求項2に記載のガラス板搬送パレットは、ガラス板をパレット本体に縦置きに複数枚積層支持させて搬送するガラス板搬送パレットであって、前記パレット本体は、ガラス板の底部を支持する載置台と、ガラス板の背面を傾斜支持する背面支持体とで構成され、該背面支持体の上下には、他端を回動自在に支持された上方の第1支持アームおよび下方の第2支持アームが配設され、該両支持アームの一端を互いに連結リンクで回動自在に連結すると共に、該第2支持アームには一端側に延びる操作ハンドルが設けられ、前記積層支持したガラス板はケースボックス内に収納され、かつ前記第1支持アームと前記連結リンクとの連結部近傍には、前記ケースボックスの左右の長さ方向に延び、該ケースボックスの前面中央部近傍で当接することで積層支持したガラス板の移動を阻止するセンターバーが設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、第1支持アームよりも下方に配設された第2支持アームに操作ハンドルが設けられたことで操作ハンドルの操作がし易く、センターバーの上げ下ろしを容易かつ円滑に行うことができる。背面支持体に積層支持されたガラス板がケースボックス内に収納されているので、ケースボックスを搬送パレットから卸したときもケースボックス内のガラス板を常にクリーンな状態に保つことができる。また、センターバーがケースボックスの長さ方向に延びてその前面中央部近傍で当接しているので、ガラス板搬送パレットの移送中であってもケースボックスの移動を阻止することができる。また、操作ハンドルによるセンターバーの解放に伴って、第1支持アームが立ち上がるので操作力が軽減されて解放操作が楽になると共に、ケースボックスの数が増減しても、第1支持アームや第2支持アームの揺動半径を変えることで容易に対応できる。
上記課題を解決するために、本発明の請求項3に記載のガラス板搬送パレットは、ガラス板をパレット本体に縦置きに複数枚積層支持させて搬送するガラス板搬送パレットであって、前記パレット本体は、ガラス板の底部を支持する載置台と、ガラス板の背面を傾斜支持する背面支持体とで構成され、該背面支持体の上下には、他端を回動自在に支持された上方の第1支持アームおよび下方の第2支持アームが配設され、該両支持アームの一端を互いに連結リンクで回動自在に連結すると共に、該第2支持アームには一端側に延びる操作ハンドルが設けられ、前記積層支持したガラス板は前面、側面および上面がガラスカバー体で覆われ、前記第1支持アームと前記連結リンクとの連結部近傍には、該ガラスカバー体の左右の長さ方向に延び、該ガラスカバー体の前面中央部近傍で当接することで積層支持したガラス板の移動を阻止するセンターバーが設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、第1支持アームよりも下方に配設された第2支持アームに操作ハンドルが設けられたことで操作ハンドルの操作がし易く、センターバーの上げ下ろしを容易かつ円滑に行うことができる。背面支持体に積層支持されたガラス板がガラスカバー体で覆われているのでガラス板をクリーンな状態に保つことができ、積層支持したガラス板の中央部近傍における撓みもガラスカバー体で抑えることができる。また、センターバーがガラスカバー体の長さ方向に延びてその前面中央部近傍で当接しているので、搬送パレットの移送中であってもガラスカバー体を介して積層支持したガラス板の移動を確実に阻止することができる。また、操作ハンドルによるセンターバーの解放に伴って、第1支持アームが立ち上がるので操作力が軽減されて解放操作が楽になると共に、ガラス板の積層枚数が増減によりガラスカバー体の厚みに変更が生じても、第1支持アームや第2支持アームの揺動半径を変えることで容易に対応できる。
上記課題を解決するために、本発明の請求項4に記載のガラス板搬送パレットは、ガラス板をパレット本体に縦置きに複数枚積層支持させて搬送するガラス板搬送パレットであって、前記パレット本体は、ガラス板の底部を支持する載置台と、ガラス板の背面を傾斜支持する背面支持体とで構成され、該背面支持体の上下には、他端を回動自在に支持された上方の第1支持アームおよび下方の第2支持アームが配設され、該両支持アームの一端を互いに連結リンクで回動自在に連結すると共に、該第2支持アームには一端側に延びる操作ハンドルが設けられ、前記積層支持したガラス板はケースボックス内に収納され、該ケースボックスは前面、側面および上面がガラスカバー体で覆われ、前記第1支持アームと前記連結リンクとの連結部近傍には、該ガラスカバー体の左右の長さ方向に延び、該ガラスカバー体の前面中央部近傍で当接することで積層支持したガラス板の移動を阻止するセンターバーが設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、第1支持アームよりも下方に配設された第2支持アームに操作ハンドルが設けられたことで操作ハンドルの操作がし易く、センターバーの上げ下ろしを容易かつ円滑に行うことができる。背面支持体に積層支持されたガラス板がケースボックス内に収納され、更に、このケースボックスがガラスカバー体で覆われているので、ケースボックスを搬送パレットから卸したときもケースボックスをクリーンな状態に保つことができる。また、センターバーがガラスカバー体の長さ方向に延びてその前面中央部近傍で当接しているので、搬送パレットの移送中であってもガラスカバー体を介してケースボックスの移動を確実に阻止することができる。また、操作ハンドルによるセンターバーの解放に伴って、第1支持アームが立ち上がるので操作力が軽減されて解放操作が楽になると共に、ケースボックスの数の増減によりガラスカバー体の厚みに変更が生じても、第1支持アームや第2支持アームの揺動半径を変えることで容易に対応できる。
本発明の請求項5に記載のガラス板搬送パレットは、請求項1乃至4のいずれかに記載のガラス板搬送パレットであって、前記連結リンクを一端側で支持する前記第1支持アームおよび第2支持アームは、前記背面支持体の左右両側に配設され、前記左右の第1支持アームの前記連結位置近傍にて前記センターバーの左右端が連接され、かつ該左右の第1支持アームの他端が回動軸に支持されていることを特徴としている。
この特徴によれば、左右の第1支持アームの前記連結リンクとの連結位置近傍にて前記センターバーの左右端が連接され、左右の第1支持アームの他端が回動軸に支持されているので、操作ハンドルによりセンターバーをガラス板の前面側と背面支持体の上方側との間で容易に且つ均等に揺動移動させることができる。
本発明の請求項6に記載のガラス板搬送パレットは、請求項5に記載のガラス板搬送パレットであって、前記回動軸には前記センターバーがガラス板の前面側から背面支持体の上方側へ揺動するときは助勢し、前記背面支持体の上方側からガラス板の前面側へ揺動するときは抵抗を与えるダンパー機構が付設されていることを特徴としている。
この特徴によれば、ダンパー機構によって、センターバーをガラス板の前面側から解放操作するときは助勢されるので操作が軽く行え、センターバーをガラス板の前面側に向けて押圧するときは勢いよく当接しないので安全である。
本発明の請求項7に記載のガラス板搬送パレットは、請求項1乃至6のいずれかに記載のガラス板搬送パレットであって、前記第1支持アーム、前記第2支持アームの少なくとの一方は伸縮自在に構成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、第1支持アーム、前記第2支持アームの少なくとの一方が伸縮自在に構成されているので、積載されるガラス板の枚数あるいはケースボックスの数量およびガラスカバー体の厚みに応じて、支持アームを伸縮させてセンターバーの揺動半径を変えることができる。
本発明の請求項8に記載のガラス板搬送パレットは、請求項1乃至7のいずれかに記載のガラス板搬送パレットであって、前記載置台と、前記背面支持体のガラス板またはケースボックスと当接する部分には緩衝材が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、緩衝材によりガラス板またはケースボックスを搬送パレットに載置する作業中、および搬送パレットの移動時にガラス板が損傷することを防止できる。
本発明の請求項9に記載のガラス板搬送パレットは、請求項3乃至7のいずれかに記載のガラス板搬送パレットであって、前記ガラスカバー体のガラス板またはケースボックスと当接する部分には緩衝材が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、ガラス板搬送パレットの移送時にガラスカバー体がガラス板またはケースボックスと当接しても、緩衝材によって衝撃を和らげガラス板が損傷することを防止できる。
本発明の請求項10に記載のガラス板搬送パレットは、請求項1乃至9のいずれかに記載のガラス板搬送パレットであって、前記パレット本体には複数のキャスタが設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、ガラス板搬送パレットを床面に沿って自由な方向に移動させることができるとともに、複数のキャスタによりガラス板に極力振動を与えずに移動が行える。
本発明の請求項11に記載のガラス板搬送パレットは、請求項1乃至10のいずれかに記載のガラス板搬送パレットであって、前記第2支持アームには、前記センターバーが前記背面支持体の上方位置に揺動された際に、その揺動位置を保持するロック機構が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、センターバーが背面支持体の上方位置に揺動された状態でその揺動位置を保持することができるので、センターバーが勝手に背面支持体に載置されたガラス板の前面に向けて移動されることが確実に防止され、ガラス板の破損を未然に防止することができる。
本発明の実施例を以下に説明する。
図1は、本発明の実施例1におけるガラス板搬送パレットの正面側構造を示す斜視図であり、図2は、ガラス板搬送パレットの背面側構造を示す斜視図であり、図3は、ガラス板搬送パレットの側面構造を示す一部破断側面図で、(a)はガラスカバー体で覆われたガラス板が複数収納されたケースボックスをセンターバーから解放した状態を示す側面図であり、(b)は、センターバーを下方に移動させ、ガラスカバー体を介してケースボックスをセンターバーで保持した状態を示す側面図である。図4(a)(b)および図5は、実施例1におけるガラス板搬送パレットの変形例を示す側面図である。
このガラス板搬送パレット(以下、搬送パレット1)は、ガラス板を複数枚縦置きに積層させて搬送可能になっており、ガラス板の運搬及び移動用に使用される台車として利用されている。そこで、本発明の実施例1を図面に基づいて説明すると、図1,図2に示されるように、搬送パレット1は、主にガラス板を支持するパレット本体1aとガラス板を保持するセンターバー10を支持した第1支持アーム9とから構成されている。以下、実施例1の説明において、図1のセンターバー10が卸された位置を正面に見て、センターバー10がある側を搬送パレット1の前方とし、反対側を後方とし、搬送パレット1の両側方向を左右方向として説明する。
パレット本体1aは、ガラス板の底部を支持する載置台2と、ガラス板の背面を支持する背面支持材3、載置台2の後方位置より立設された支注5、この支柱5を補強する補強材15、背面支持材3と支注5を連結する上段枠材4a,中段枠材4b,下段枠材4cとから成る背面支持体と、これら載置台2,背面支持体を支持する下部底台19と、からなる金属枠材で構成されている。
図2に示されるように、上段枠材4aの下部にはアーム軸受部材6が取り付けられており、パレット本体1aの両幅の長さ方向に渡る金属棒状の回動軸13がアーム軸受部材6に回動自在に介挿して軸支され、この回動軸13の左右両端に第1支持アーム9の他端が連結されている。回動軸13の所定間隔離間された左右位置には、回動片12の一端が固定され、これら左右の回動片12の他端にそれぞれダンパー11の上端部が軸支されるとともに、ダンパー11の下端部は左右の下段枠材4c間に連結されたダンパー支持材14に取り付けられ、第1支持アーム9と回動片12が側面視略垂直の位置関係となっている。ダンパー11は上下方向に伸長する付勢力が働く油圧式、空圧式またはバネ式のダンパーが用いられている。
支柱5の上部には後述する第1支持アーム9の上方揺動時に回動を規制するアーム受金具5aが取り付けられている。図1に示されるように、センターバー10は、パレット本体1aの両幅の長さ方向に渡る金属棒状の支軸10bに緩衝性の高い保持材10aが設けられ、両端部が金属板状の第1支持アーム9の一端と、後述する連結リンク23の連結位置に回動自在に軸支されている。
図1および図2に示されるように、左右の下段枠材4cの後方下部には、アーム軸受部材21が一対で取り付けられており、これらアーム軸受部材21に前述した第1支持アーム9と略同型で若干丈の長い第2支持アーム20の他端が回動自在に軸支されている。上下に位置する第1支持アーム9および第2支持アーム20の一端には、連結リンク23が回動自在に連結されている。第2支持アーム20には一端側に延びる金属棒状の操作ハンドル22が設けられている。
第2支持アーム20の他端側と下段枠材4cの後方側には、左右に貫通する同型形状のロック孔24,25が形成されており、後述において説明する操作ハンドル22によって、第2支持アーム20が上方に回動され両ロック孔24,25の位置が重なった位置で、パレット本体1aの後方側枠に鎖で連結されたロックピン26をロック孔24に貫通させ、さらにロック孔25に挿し込むことで、第2支持アーム20を下段枠材4cに回動不能に固定することができる。
複数縦置きで積層したガラス板17は図3(a)(b)に示すように、ケースボックス8内にケースボックス単位で収納されており、本実施例では2つのケースボックスが利用されているが、ケースボックスの数はガラス板の厚みや枚数、大きさに応じて適宜選択すればよい。このケースボックス8を立設させた状態で背面支持材3に傾斜させて載置台2に載置し、さらにケースボックス8を覆うようにガラスカバー体(以下、カバー体)7がケースボックス8の前面,側面および上面を覆うように設けることで、複数のガラス板が間接的にパレット本体1aに支持されている。
尚、載置台2の上面には緩衝材2aが施されケースボックス8およびカバー体7の底部が当接されるとともに、背面支持材3の前面にも緩衝材3aが施されており、ケースボックス8およびカバー体7の背面部が当接され、間接的にガラス板が保護されている。また、これら緩衝材2a,3aはケースボックス8およびカバー体7の滑り止めにもなっている。つまり、緩衝材2a,3aによってケースボックス8を搬送パレット1に載置する作業中や、搬送パレット1の移動時にケースボックス8が移動して内部に収納されたガラス板が損傷することを防止できる。
また、載置台2の下面には、回動ロック機能を備えたキャスタ18が所定間隔で複数個取り付けられ、パレット本体1aを自由な方向に移動可能になっているとともに、複数のキャスタ18によって搬送パレット1が安定的に支持され、ケースボックス8内のガラス板全体に極力振動を与えないようになっている。そして、特に図示しないが所望の位置でキャスタ18の回動をロックすることで、搬送パレット1の移動が安易に行われない構成になっている。
カバー体7は硬質プラスチック材で形成されており、軽量且つ強固に形成され、カバー体7の前面7aには半円輪状の持ち上げ部7dが所定間隔で複数設けられており、持ち上げ部7dを利用してカバー体7の移動操作が行い易くなっている。
次いで、センターバー10を利用したカバー体7の保持操作について具体的に説明すると、図3(a)に示されるように、操作ハンドル22が把持され上方に向けて持ち上げられると、アーム軸受部材21に回動自在に支持された第2支持アーム20の一端側が揺動して連結リンク23を押し上げるとともに、これに連動して第1支持アーム9の一端が押し上げられ、センターバー10が背面支持材3の上方に解放される。
このように、操作ハンドル22の操作によって第2支持アーム20の一端および連結リンク23が上方に移動し、第1支持アーム9と連結リンク23の連結位置に設けられたセンターバー10が上方に移動していくと、第1支持アーム9が立ってくるので、センターバー10の重力が掛かった第1支持アーム9を回動するための駆動トルクは次第に軽減し、センターバー10の解放移動に伴う操作力が楽になる。
このセンターバー10の解放過程において、第1支持アーム9が立ってくるとダンパー11の作用によって回動片12の他端が持ち上げられ、回動軸13を介して第1支持アーム9が上方に向けて揺動するように助勢されるので、移動操作が軽快となる。そしてセンターバー10の上死点位置において、第1支持アーム9はアーム受金具5aと当接し、第1支持アーム9の動きが規制されて、上方やや後傾された状態で位置固定される。このように、第1支持アーム9の回動にダンパー11を付設したことにより、センターバー10を解放操作するときは第1支持アーム9がカバー体7の前面側から背面支持材3の上方側に揺動して助勢されるので操作が軽く行える。しかも、左右の第1支持アーム9の他端が回動軸13に支持されているので、操作ハンドル22によりセンターバー10を上下に操作するだけで、センターバー10をガラスカバー体7の前面側と背面支持材3の上方側との間で容易に且つ均等に揺動移動させることができる。
そして、センターバー10の上死点位置においては、前述した第2支持アーム20と下段枠材4cのロック孔24,25の位置が重なるので、ロックピン26をロック孔24,25に挿し込むことで、第2支持アーム20の移動が固定されるので、センターバー10の位置も移動不能に保持される。
したがって、センターバー10が勝手に背面支持材3に載置されたガラスカバー体7の前面に向けて移動されることが確実に防止され、ガラスカバー体7内部のケースボックス8およびガラス板17の破損を未然に防止するとともに安全性も高められている。
尚、カバー体7の前面7aの背面には複数箇所に緩衝材7eが設けられ、ガラス板17が積層収納されたケースボックス8に当接されており、カバー体7の取り付け時や、外部からカバー体7に衝撃が加えられてもカバー体7内のケースボックス8やガラス板17に対する衝撃を和らげ損傷が防止されている。さらに、図示しないがケースボックス8の内面とガラス板17の間にも緩衝材が設けられており、ガラス板17に極力振動を与えることのない構成となっている。
次いで、図3(b)に示されるように、センターバー10が解放された上死点位置〔図3(a)参照〕から、ロックピン26を抜き取り、操作ハンドル22を把持して下方に向けて押し下げていくと、第2支持アーム20の先端側が下方に向けて揺動され、これに連動して第1支持アーム9の一端が連結リンク23を介して押し下げられ、センターバー10がカバー体7の前方側に押し下げられていく。すると、第1支持アーム9の揺動に連動して、回動軸13を介して回動片12が回動されダンパー11が圧縮されていく。つまり、ダンパー11によって背面支持材3の上方側からカバー体7の前面側へ揺動するとき、ダンパー11に抵抗が与えられることから、センターバー10をカバー体7の前面7a側に向けて押圧するときは勢いよく当接することのない安全な構成になっている。
さらに、操作ハンドル22の押し下げ操作によってセンターバー10が押し下げられ、カバー体7の前面に近接させていくと、ダンパー9の上端部がやや斜め後方に傾斜された位置に移動され、回動片12を上方に押し上げる力が働く。するとカバー体7の前面7aの中央部近傍にセンターバー10の保持材10aがセンターバー10をさらに押し下げるように付勢力が与えられるようにして当接し、カバー体7の前面7aが押圧されるので、カバー体7を介してケースボックス8が背面支持材3に安定して当接保持される。
このように、第1支持アーム9よりも下方に配設された第2支持アーム20に操作ハンドル22が設けられたことで、センターバー10の当接時[図3(b)参照]および解放時[図3(a)参照]においても、操作ハンドル22に手が届きやすく、この操作ハンドル22が操作されると連結リンク23を介して第1支持アーム9を連動して揺動させることができることから、センターバー10の上げ下ろしを容易かつ円滑に行うことができる。また、背面支持材3に積層支持されたガラス板17がケースボックス8内に収納され、更に、このケースボックス8がカバー体7で覆われているので、ケースボックス8を搬送パレット1から卸したときもケースボックス8をクリーンな状態に保つことができる。
また、センターバー10がカバー体7の長さ方向に延びて、その中央部近傍で当接しているので、搬送パレット1の移送中であっても、カバー体7を介してケースボックス8の移動を確実に阻止することができ、ガラス板17の破損を未然に防止することができる。しかも、ケースボックス8の数の増減によりカバー体7の厚みに変更が生じても、第1支持アーム9、または第2支持アーム20あるいはその両者の揺動半径を変えることで容易に対応できる。
パレット本体1aへのガラス板17の載置形態としては、実施例1に限定されるものではなく、変形例として図4(a)(b)および図5に示した載置形態もある。図4(a)に示すものは、ガラス板を一枚ずつ載置台2に載置させていくタイプであって、操作ハンドル22の押し下げにより、センターバー10を最前列のガラス板17’の中央部17aの近傍に直接当接することで、積層されたガラス板17が支持されている。尚、積層されたガラス板17がセンターバー10で直接支持された場合でも、緩衝材3a、緩衝材2a、保持材10aによりガラス板17の損傷が回避される構成となっている。
このように、センターバー10を最前列のガラス板17’の中央部17aの近傍に当接することにより、積層支持された各ガラス板17の中央部17a近傍における撓みをセンターバー10で抑えることができるので、搬送パレット1の移送中であっても積層支持したガラス板17の移動を確実に阻止して、ガラス板17の破損を未然に防止することができる。また、積層支持されたガラス板17のセンターバー10による保持状態を解除する際にも、操作ハンドル22によるセンターバー10の解放に伴って、第1支持アーム9が立ち上がるので操作力が軽減される。更にガラス板17の積層枚数が増減しても、第1支持アーム9や第2支持アーム20の揺動半径を変えることで容易に対応できる。
次いで、図4(b)には、カバー体7をセンターバー10で保持した載置タイプが示されている。載置台2および背面支持材3には積層されたガラス板17が直接載置されている。さらに、積層されたガラス板17の前面,側面および上面がカバー体7で覆われ、最前列のガラス板17’とカバー体7の間に緩衝材7eが設けられている。
そして、操作ハンドル22の押し下げにより、センターバー10がカバー体7の前面7aの中央部近傍に当接され、ガラス板17が間接的に移動不能に積層支持される。したがって、積層支持されたガラス板17がカバー体7で覆われているので、ガラス板17をクリーンな状態に保つことができ、積層支持される各ガラス板17の中央部近傍における撓みもカバー体7で抑えることができる。
また、センターバー10がカバー体7の長さ方向に延びて、カバー体7の前面7aの中央部近傍で当接されることから、搬送パレット1の移送中であってもカバー体7を介して積層支持したガラス板17の移動が確実に阻止され、破損等の事故が未然に防止される。しかも、カバー体7のセンターバー10による保持状態を解除する際には、操作ハンドル22によるセンターバー10の解放に伴って、第1支持アーム9が立ち上がるので操作力が軽減されて解放操作が楽となる。更にガラス板17の積層枚数が増減してカバー体7の厚みに変更が生じても、第1支持アーム9や第2支持アーム20の揺動半径を変えることで容易に対応できる。
つづいて、図5には、ケースボックス8内にガラス板17を収納してセンターバー10で保持した載置タイプが示されており、各ケースボックス8が縦置きにして載置台2および背面支持材3に載置されている。そして、操作ハンドル22の押し下げによって、センターバー10がケースボックス8の中央部近傍に直接当接され、ケースボックス8内の積層されたガラス板17が間接的に積層支持される。
このことから、これらケースボックス8を搬送パレット1から卸したときも、ケースボックス8内のガラス板17をクリーンな状態に保つことができる。尚、ガラス板17とケースボックス8と当接する部分には図示しない緩衝材が設けられているので、ケースボックス8を搬送パレット1に載置する作業中、および搬送パレットの移動時にガラス板が損傷することを防止できる。
また、センターバー10がケースボックス8の長さ方向に延びて、その前面中央部近傍で当接しているので、搬送パレット1の移送中であってもケースボックス8の移動が阻止され、ケースボックス8内のガラス板17の破損等の事故が未然に防止される。しかも、ケースボックス8のセンターバー10による保持状態を解除する際には、操作ハンドル22によるセンターバー10の解放に伴って、第1支持アーム9が立ち上がるので操作力が軽減されて解放操作が楽となる。更にガラス板17の積層枚数が増減して、ケースボックス8の厚みに変更が生じても、第1支持アーム9や第2支持アーム20の揺動半径を変えることで容易に対応できる。
以上の説明により実施例1および各変形例では、搬送パレット1に縦置きで複数の積層したガラス板17を直接載置させた場合や、カバー体7やケースボックス8を介して間接的に載置した場合であっても、これら積層されたガラス板17の中央近傍に撓みを生じさせることなく、移動においてもガラス板17同士の滑動を生じさせる虞がない。また、センターバー10の固定および解放位置のいずれであっても、第1支持アーム9の下方に離間して配設された第2支持アーム20に操作ハンドル22が設けられたことで、低位置で手が届きやすいため操作性に優れ、この操作ハンドル22が操作されると連結リンク23を介して第1支持アーム20を連動して揺動させることができるとともに、センターバー10も第1支持アーム20と一体で揺動されることから、センターバー10の上げ下ろしを容易かつ円滑に行うことができる。
特に、センターバー10を背面支持材3の上方に向けて解放する際には、操作ハンドル22の操作によって第2支持アーム20の一端および連結リンク23が上方に移動されながら、第1支持アーム9と連結リンク23の連結位置に設けられたセンターバー10が上方に解放されていくとともに、連結リンク23に連結された第1支持アーム9の一端も連動して立ち上がり背面支持材3の上方に向けて揺動されていくので、この第1支持アーム9の立ち上がり角度に応じて徐々にセンターバー10の解放移動に伴う操作力が軽減されていき解放操作が楽となる。
次に、本発明の実施例2を図6に基づいて説明する。図6は、伸縮自在な支持アームでセンターバーを支持して複数のケースボックスを保持した変形例を示す側面図である。尚、以下の実施例2において前述の実施例1と同様の構造部分に関しては、同一の符号を付すことにより詳細な説明は省略することにする。
図6に示されるように、伸縮自在な第1支持アーム9’でセンターバー10を支持して複数のケースボックス8を保持した変形例である搬送パレット1’の側面図が示されている。この第1支持アーム9’はパレット本体1aの上段枠材4aに設けられたアーム軸受部材6に回動可能に軸支される揺動杆9bと、センターバー10が軸支される伸縮杆9cとから構成され、揺動杆9bに形成された摺動溝9a内に伸縮杆9cが前後方向に伸縮自在になっており、第1支持アーム9’の長さが調整可能になっており、適宜ボルト等で伸縮杆9cの位置固定を外部から簡便に調整できる。
つまり、積載されるケースボックス8の数量に応じて、第1支持アーム9’の長さを伸縮させて第1支持アーム9’の揺動半径を変えることができるようになっており、図示されるようにケースボックス8が多層に積層されても対応できる構成になっている。また、特に図示しないが、ガラス板をパレット本体1aに多数載置した場合やガラスカバー体7の厚みに応じて適宜対応可能な第1支持アーム9’となっている。
揺動杆9bには、第2支持アーム20’に回動自在に連結された連結リンク23’の他端が回動自在に連結されていることから、伸縮自在な第1支持アーム9’が用いられた搬送パレット1’であっても、前述の実施例1と同様に操作ハンドル22が操作されると第2支持アーム20および連結リンク23’を介して第1支持アーム9を連動して揺動させることができるとともに、センターバー10も第1支持アーム9と一体で揺動されることから、センターバー10の上げ下ろしを容易かつ円滑に行うことができる。なお、本実施例2において、第1支持アーム9’の長さだけ調整可能である説明をしているが、同様な構成で第2支持アーム20’も長さ調整可能にして調整範囲の拡大化を図ることができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれ、例えば上記実施例では、ロック孔24,25へのピンロック26の挿し込みにより、センターバー10の上死点位置で第2支持アーム20の位置を簡便に固定できることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、アーム軸受部材21に設けられた回動支軸にボルトをねじ込み、第2支持アーム20に当接させて、第2支持アーム20を揺動不能に固定しても良い。
また、上記実施例では、センターバー10の保持材10aに用いられる緩衝性の高い部材としては、ゴム状の衝撃吸収材や海綿状スポンジ体や発泡スチロール等を利用でき、外部からの衝撃等をガラス板17に振動させずに保護できる部材であれば、他の部材を利用しても本発明に何ら限定されるものではない。
また、上記実施例では、センターバー10が第1支持アーム9と連結リンク23の連結位置に支持するようにして設けられているが、このセンターバー10の取付位置は連結位置だけに限定するものではなく連結位置近傍であっても良い。
更に、第1及び第2支持アームをパレット本体1aの左右両側に設けた例で説明したが、第2支持アームは一方側だけに設けるようにしても良い。
本発明の実施例1におけるガラス板搬送パレットの正面側構造を示す斜視図である。 ガラス板搬送パレットの背面側構造を示す斜視図である。 ガラス板搬送パレットの側面構造を示す一部破断側面図で、(a)はガラスカバー体で覆われたガラス板が複数収納されたケースボックスをセンターバーから解放した状態を示す側面図であり、(b)は、センターバーを下方に移動させ、ガラスカバー体を介してケースボックスをセンターバーで保持した状態を示す側面図である。 (a)は、ガラス板をセンターバーで直接保持した変形例を示す側面図であり、(b)は、ガラス板17を覆うカバー体7をセンターバーで保持した変形例を示す側面図である。 ケースボックス内にガラス板を収納してセンターバーで保持した変形例を示す側面図である。 本発明の実施例2におけるガラス板搬送パレットであり、伸縮自在な支持アームでセンターバーを支持して複数のケースボックスを保持した変形例を示す側面図である。
符号の説明
1,1’ 搬送パレット(ガラス板搬送パレット)
1a パレット本体
2 載置台
2a 緩衝材
3 背面支持材
3a 緩衝材
4 補強材
4a 上段枠材
4b 中段枠材
4c 下段枠材
5 支柱
5a アーム受金具
6 アーム軸受部材
7 ガラスカバー体
7a 前面
7b 側面
7c 上面
7d 持上げ部
7e 緩衝材
8 ケースボックス
9 第1支持アーム
9’ 伸縮自在な第1支持アーム
9a 摺動溝
9b 揺動杆
9c 伸縮杆
10 センターバー
10a 保持材
10b 支軸
10c 手掛け部
11 ダンパー
12 回動片
13 回動軸
14 ダンパー支持材
15 補強材
17 積層されたガラス板
17’ 最前列のガラス板
17a 中央部
17b 底部
17c 背面部
18 キャスタ
19 下部底台
20、20’ 第2支持アーム
21 アーム軸受部材
22 操作ハンドル
23、23’ 連結リンク
24、25 ロック孔(ロック機構の一部)
26 ロックピン(ロック機構の一部)

Claims (11)

  1. ガラス板をパレット本体に縦置きに複数枚積層支持させて搬送するガラス板搬送パレットであって、前記パレット本体は、ガラス板の底部を支持する載置台と、ガラス板の背面を傾斜支持する背面支持体とで構成され、該背面支持体の上下には、他端を回動自在に支持された上方の第1支持アームおよび下方の第2支持アームが配設され、該両支持アームの一端を互いに連結リンクで回動自在に連結すると共に、該第2支持アームには一端側に延びる操作ハンドルが設けられ、かつ前記第1支持アームと前記連結リンクとの連結位置近傍には、前記ガラス板の左右の長さ方向に延び、積層支持したガラス板の最前列ガラス板の前面中央部近傍で当接することで積層支持したガラス板の移動を阻止するセンターバーが設けられていることを特徴とするガラス板搬送パレット。
  2. ガラス板をパレット本体に縦置きに複数枚積層支持させて搬送するガラス板搬送パレットであって、前記パレット本体は、ガラス板の底部を支持する載置台と、ガラス板の背面を傾斜支持する背面支持体とで構成され、該背面支持体の上下には、他端を回動自在に支持された上方の第1支持アームおよび下方の第2支持アームが配設され、該両支持アームの一端を互いに連結リンクで回動自在に連結すると共に、該第2支持アームには一端側に延びる操作ハンドルが設けられ、前記積層支持したガラス板はケースボックス内に収納され、かつ前記第1支持アームと前記連結リンクとの連結部近傍には、前記ケースボックスの左右の長さ方向に延び、該ケースボックスの前面中央部近傍で当接することで積層支持したガラス板の移動を阻止するセンターバーが設けられていることを特徴とするガラス板搬送パレット。
  3. ガラス板をパレット本体に縦置きに複数枚積層支持させて搬送するガラス板搬送パレットであって、前記パレット本体は、ガラス板の底部を支持する載置台と、ガラス板の背面を傾斜支持する背面支持体とで構成され、該背面支持体の上下には、他端を回動自在に支持された上方の第1支持アームおよび下方の第2支持アームが配設され、該両支持アームの一端を互いに連結リンクで回動自在に連結すると共に、該第2支持アームには一端側に延びる操作ハンドルが設けられ、前記積層支持したガラス板は前面、側面および上面がガラスカバー体で覆われ、前記第1支持アームと前記連結リンクとの連結部近傍には、該ガラスカバー体の左右の長さ方向に延び、該ガラスカバー体の前面中央部近傍で当接することで積層支持したガラス板の移動を阻止するセンターバーが設けられていることを特徴とするガラス板搬送パレット。
  4. ガラス板をパレット本体に縦置きに複数枚積層支持させて搬送するガラス板搬送パレットであって、前記パレット本体は、ガラス板の底部を支持する載置台と、ガラス板の背面を傾斜支持する背面支持体とで構成され、該背面支持体の上下には、他端を回動自在に支持された上方の第1支持アームおよび下方の第2支持アームが配設され、該両支持アームの一端を互いに連結リンクで回動自在に連結すると共に、該第2支持アームには一端側に延びる操作ハンドルが設けられ、前記積層支持したガラス板はケースボックス内に収納され、該ケースボックスは前面、側面および上面がガラスカバー体で覆われ、前記第1支持アームと前記連結リンクとの連結部近傍には、該ガラスカバー体の左右の長さ方向に延び、該ガラスカバー体の前面中央部近傍で当接することで積層支持したガラス板の移動を阻止するセンターバーが設けられていることを特徴とするガラス板搬送パレット。
  5. 前記連結リンクを一端側で支持する前記第1支持アームおよび第2支持アームは、前記背面支持体の左右両側に配設され、前記左右の第1支持アームの前記連結位置近傍にて前記センターバーの左右端が連接され、かつ該左右の第1支持アームの他端が回動軸に支持されている請求項1乃至4のいずれかに記載のガラス板搬送パレット。
  6. 前記回動軸には前記センターバーがガラス板の前面側から背面支持体の上方側へ揺動するときは助勢し、前記背面支持体の上方側からガラス板の前面側へ揺動するときは抵抗を与えるダンパー機構が付設されている請求項5に記載のガラス板搬送パレット。
  7. 前記第1支持アーム、前記第2支持アームの少なくとの一方は伸縮自在に構成されている請求項1乃至6のいずれかに記載のガラス板搬送パレット。
  8. 前記載置台と、前記背面支持体のガラス板またはケースボックスと当接する部分には緩衝材が設けられている請求項1乃至7のいずれかに記載のガラス板搬送パレット。
  9. 前記ガラスカバー体のガラス板またはケースボックスと当接する部分には緩衝材が設けられている請求項3乃至7のいずれかに記載のガラス板搬送パレット。
  10. 前記パレット本体には複数のキャスタが設けられている請求項1乃至9のいずれかに記載のガラス板搬送パレット。
  11. 前記第2支持アームには、前記センターバーが前記背面支持体の上方位置に揺動された際に、その揺動位置を保持するロック機構が設けられている請求項1乃至10のいずれかに記載のガラス板搬送パレット。
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