JP2007045181A - シートベルトリトラクタ、シートベルト装置、シートベルト装置付車両 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 車両に搭載されるシートベルト装置100のシートベルトリトラクタ1は、シートベルト装着時において、車両乗員Cに対し注意を促す警報を行うべく、スプールを介してシートベルト3に作用する張力を増減させる動作を複数回繰り返すとともに、各動作の動作初期におけるシートベルト張力が目標張力に対しオーバーシュートするような設定に基づいてモータを駆動制御する構成とされる。
【選択図】 図1
Description
下記特許文献1には、モータ等の駆動によってシートベルト巻き取り及び巻き出しを行うシートベルト装置の構成が開示されている。この特許文献1に記載の技術では、シートベルトリトラクタの構造として、スプールによるシートベルトの巻き取り動作及び巻き出し動作をモータによって行う構成を採用したうえで、当該モータの動作を用いてシートベルトの張力を断続的に変化させ拘束力を可変とすることによって、運転者に対し車両衝突に関する警報を行う可能性が提示されている。
しかしながら、このような制御により車両乗員への警報が可能となるものの、車両乗員に対し実際に作用するシートベルト張力を、モータ制御において目標として設定した張力通りに追従させるのは難しい。そこで、シートベルトによる警報を車両乗員に確実に認識させるべく、シートベルト張力の設定値自体を単純に上げる制御を用いると、車両乗員にとってシートベルトによる拘束感のみが高まることとなる。かといって、シートベルト張力の設定値自体を単純に下げる制御では、シートベルトによる拘束感は緩和できるものの、絶対的なシートベルト張力が不足することで警報の認知性自体が低下するため、本来の警報機能を全うできないという問題を生じる。
そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、車両に搭載され、電動モータの駆動に伴って乗員拘束用のシートベルトの巻き取り動作及び巻き出し動作を行うシートベルトリトラクタを合理的に制御することで、特には、車両乗員に対し注意を促す警報をシートベルトを用いて確実に行うのに有効な技術を提供することを課題とする。
前記課題を解決する本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりのシートベルトリトラクタである。
請求項1に記載のこのシートベルトリトラクタは、車両に搭載されるものであって、電動モータ、スプール、制御手段を少なくとも備える。
そこで、本発明では、制御手段は、車両乗員に対し注意を促す警報を行うべく、シートベルトに作用する張力を増減させる動作の動作初期における張力が目標張力に対しオーバーシュートするような設定に基づいて電動モータを駆動制御する制御モードを少なくとも有する構成とされる。このオーバーシュートに関しては、設定張力の時間推移曲線が、動作初期において目標張力を僅かに超えた極値を形成することとなる。当該制御モードは、電動モータの電流値(「制御電流値」ともいう)や電圧値(「印加電圧値」ともいう)の調節によってモータ出力を制御し、シートベルトの巻き取りに関する速度や加速度を所望のレベルに設定することで達せられる。なお、目標張力は、予め設定されてもよいし、或いは車両乗員の体格や服装などの情報に基づき、当該情報に応じてその都度設定されてもよい。
前記課題を解決する本発明の第2発明は、請求項2に記載されたとおりのシートベルト装置である。
請求項2に記載のこのシートベルト装置では、車両に搭載される装置であって、シートベルト、電動モータ、スプール、制御手段、バックル、タング、検知センサを少なくとも備える。
本発明のシートベルトは、シートに着座した車両乗員に装着される長尺状のベルトであり、「ウェビング」とも称呼される。典型的には、車両シートに着座した車両乗員が、車両衝突などの乗員拘束時にシートベルトにより拘束される。本発明のバックルは、車両に対し固定される部材として構成される。本発明のタングは、シートベルトに設けられシートベルト装着時に、本発明のバックルに係合する部材として構成される。本発明の検知センサは、タングがバックルに係合したことを検知する手段として構成される。その他、本発明の電動モータ、スプール、制御手段は、請求項1に記載のシートベルトリトラクタの構成要素と実質的に同様の機能を有する。
すなわち、本発明のシートベルト装置は、シートベルトによって車両乗員を拘束する拘束手段としての機能に加えて、シートベルトを用いて車両乗員に対し注意を促す警報を行う警報手段(警報システム)としての機能を兼ね備えている。また、本発明では、制御手段は、シートベルトに作用する張力を増減させる動作の動作初期における張力が予め設定された目標張力に対しオーバーシュートするような設定に基づいて電動モータを駆動制御する制御モードを少なくとも有する構成とされる。
従って、請求項2に記載のシートベルト装置のこのような構成によれば、車両乗員に対し注意を促す警報をシートベルトを用いて確実に行うことが可能となる。
前記課題を解決する本発明の第3発明は、請求項3に記載されたとおりのシートベルト装置付車両である。
請求項3に記載のこのシートベルト装置付車両は、請求項2に記載のシートベルト装置を少なくとも備える。本発明の車両は、当該シートベルト装置が、車両内の収容空間、例えばピラー内の収容空間、シート内の収容空間、あるいは車両内のその他の部位の収容空間に収容された構成とされる。
このような構成によれば、車両乗員に対して注意を促す警報をシートベルトを介して確実に行うことが可能なシートベルト装置が、車両内の収容空間に収容された構成の車両が提供される。
ここで、図1は、本発明にかかる「シートベルト装置」の一実施の形態であるシートベルト装置100の構成を示す図である。また、図2は、図1中のシートベルトリトラクタ1まわりの構成を示す図である。
なお、このECU20は、シートベルトリトラクタ1に専用の制御手段として設けられてもよいし、或いは当該シートベルトリトラクタ1のみならず、車両の駆動系や電装系を制御する制御手段として兼用とされてもよい。
なお、この動力伝達機構9にかえて、スプールの回転トルク及び回転数を複数段階に可変とするような構成の動力伝達機構を用いることもできる。例えば、スプールの回転トルク及び回転数を2段階に可変とする2段クラッチを用いる場合において、シートベルトを強いベルト張力でスプールに巻き取る動作を行いたいときには、動力伝達機構を、相対的に回転トルクが高く、且つ相対的に回転速度が低い高減速比モードに設定することができる。これに対し、シートベルトをスプールに巻き取る動作を迅速に行いたいときには、当該動力伝達機構を、相対的に回転トルクが高く、且つ相対的に回転速度が低い高減速比モードに設定することができる。
ベルト格納モードは、シートベルト3が使用されずスプール5に完全に巻き取られている状態のベルトモードである。このベルト格納モードでは、シートベルトリトラクタ1は、モータ7が駆動されず、かつ動力伝達機構9が動力伝達遮断モードに設定される。したがって、シートベルト3にごく弱いベルト張力が生じているだけであり、また消費電力がゼロである。
ベルト引出しモードは、シートベルト3を装着するためにスプール5から引き出す状態のベルトモードである。同様にこのベルト引出しモードでも、シートベルトリトラクタ1は動力伝達遮断モードに設定される。したがって、シートベルト3を弱い力で引き出すことが可能となっている。このときにも、モータ7が駆動されず、消費電力がゼロである。
フィッティング用ベルト巻取りモードは、シートベルト3を引き出してタング(図1中のタング(トング)12)をバックルに挿入係合してバックルスイッチ(図1中のバックルスイッチ16a)がONした後、シートベルト3を車両乗員にフィットさせるために、余分に引き出されたシートベルト3を巻き取る状態のベルトモードである。或いは、このフィッティング用ベルト巻取りモードは、シートベルト3の通常装着状態(このとき、バックルスイッチはON状態となっている)で、車両乗員が動いてシートベルト3が所定量引き出された後、車両乗員が再び正規位置に着座したとき、引き出されたシートベルト3を巻き取る状態のベルトモードである。このフィッティング用ベルト巻取りモードでは、シートベルトリトラクタ1は、動力伝達機構9が動力伝達モードに設定され、且つモータ7がベルト巻取り方向に高回転で回転駆動されるように制御される。従って、シートベルト3は迅速にスプール5に巻き取られ、ごく弱い所定のベルト張力が生じたときモータ7が停止することで、シートベルト3は車両乗員にフィットした状態で装着される。
通常装着モード(コンフォートモード)は、フィッティング用ベルト巻取りモード終了後に設定される、シートベルト3の通常装着状態のベルトモードである。この通常装着モードでは、シートベルトリトラクタ1は、モータ7が駆動されず、かつ動力伝達機構9が動力伝達遮断モードに設定される。したがって、シートベルト3にごく弱いベルト張力が生じているだけであるので、車両乗員はシートベルト3が装着されても圧迫感を抱くことはない。また、消費電力がゼロである。
警報モードは、通常装着モードで車両走行中に運転者の居眠りや自車両周辺の障害物を検知して、シートベルト3の巻取りを所定回数繰り返すことで、運転者に警報を発する状態のベルトモードである。この警報モードでは、シートベルトリトラクタ1は、モータ7が繰り返し駆動されるように設定される。したがって、シートベルト3に比較的強いベルト張力(後述する緊急モードのベルト張力より弱い)と、ごく弱いベルト張力とが車両乗員に繰り返し加えられるので、運転者は居眠りや自車両周辺の障害物に対して注意を促される。この警報モードの詳細な制御内容については後述する。
緊急モードは、通常装着モードで車両走行中に、或いは上記警報モードに引き続いて、自車両が障害物等に衝突するおそれがきわめて高い場合に設定されるベルトモードである。この緊急モードでは、シートベルトリトラクタ1は、動力伝達機構9が動力伝達モードに設定され、且つモータ7がベルト巻取り方向に高回転、高トルクで回転駆動されように制御される。従って、シートベルト3は迅速にスプール5に巻き取られた後、最終的にシートベルト3にきわめて強い所定のベルト張力が生じたときモータ7が停止することで、このシートベルト3によって車両乗員が確実に拘束される。
格納用ベルト巻取りモードは、シートベルト3の装着を解除するために、タング(図1中のタング(トング)12)をバックルから抜き出し、バックルスイッチ(図1中のバックルスイッチ16a)がOFFとなったとき、シートベルト3を格納状態にするために完全に巻き取る状態のベルトモードである。この格納用ベルト巻取りモードでは、シートベルトリトラクタ1は、動力伝達機構9が動力伝達モードに設定され、且つモータ7がベルト巻取り方向に回転駆動されるように制御されることで、引き出されたシートベルト3をスプール5に迅速に巻き取る。そして、シートベルト3が完全に巻き取られて、ごく弱い所定のベルト張力が生じたときにモータ7が停止することで、シートベルト3は前述のごく弱いベルト張力が生じているベルト格納モードとなる。
図3に示すように、この警報制御処理では、まずステップS10によって、シートベルト装着状態か否かを判定する。具体的には、図1中のバックルスイッチ16aがバックル16にタング(トング)12が挿入されたことを検知した場合に、シートベルト装着状態であると判定し、バックルスイッチ16aがタング12の挿入解除を検知した場合に、シートベルト装着解除状態であると判定する。
このステップS10においてシートベルト装着状態であると判定した場合(ステップS10のYES)には、ステップS20にすすむ。一方、ステップS10においてシートベルト装着解除状態であると判定した場合(ステップS10のNO)には、そのまま警報制御処理を終了する。
このステップS20において警報条件が成立していると判定した場合(ステップS20のYES)には、ステップS30にすすみ、シートベルト巻取り制御を遂行したのち警報制御処理を終了する。一方、ステップS20において警報条件が成立していないと判定した場合(ステップS20のNO)には、そのまま警報制御処理を終了する。
図4に示すように、本実施の形態では、各動作の動作初期における張力が予め設定された目標張力Taに対し張力Tbまでオーバーシュートするような設定に基づいてモータ7を駆動制御する制御モードを採用することとしている。このオーバーシュートに関しては、設定張力の時間推移曲線が、動作初期において目標張力Taを僅かに超えた極値(張力Tb)を形成することとなる。具体的には、ベルト張力(入力)が、時間t1,t3,t5において目標張力Taよりも高い張力Tbとされ、その後、時間t2,t4,t6までの間に目標張力Taまで徐々に低下するように設定されている。この制御態様が、本発明における「各動作の動作初期における張力が予め設定された目標張力に対しオーバーシュートするような設定に基づいて電動モータを駆動制御する。」との制御態様に相当する。当該制御モードは、モータ7の電流値(「制御電流値」ともいう)や電圧値(「印加電圧値」ともいう)の調節によってモータ出力を制御し、シートベルト3の巻き取りに関する速度や加速度を所望のレベルに設定することで達せられる。
なお、この制御における設定張力Ta,Tbの値に関しては、車両乗員の体格や服装を判別したうえで、当該判別結果に基づいて設定張力Ta,Tbの値を適宜設定することができる。
また、本実施の形態では、図3中の警報制御処理に引き続き、車両衝突情報検知センサ32の検知情報に基づいて、自車両が障害物等に衝突するおそれがきわめて高い場合には、前述の緊急モードに移行し、最終的にシートベルト3にきわめて強い所定のベルト張力が生じたときモータ7が停止することで、このシートベルト3によって車両乗員を確実に拘束する制御を行うことができる。
図7に示すように、このリトラクタ制御処理では、まずステップS110によって、シートベルト装着状態か否かを判定する。具体的には、図1中のバックルスイッチ16aがバックル16にタング(トング)12が挿入されたことを検知した場合に、シートベルト装着状態であると判定し、バックルスイッチ16aがタング12の挿入解除を検知した場合に、シートベルト装着解除状態であると判定する。
このステップS110においてシートベルト装着状態であると判定した場合(ステップS110のYES)には、ステップS120にすすむ。一方、ステップS110においてシートベルト装着解除状態であると判定した場合(ステップS110のNO)には、そのままスラッグ除去制御処理を終了する。
このステップS120において巻き取り開始条件が成立している(或いは成立した)と判定した場合(ステップS120のYES)には、ステップS130にすすみ、シートベルト巻取り制御を遂行したのちスラッグ除去制御処理を終了する。一方、ステップS120において巻き取り開始条件が成立していないと判定した場合(ステップS120のNO)には、そのままスラッグ除去制御処理を終了する。
ここで、本実施の形態にて設定されたシートベルト張力(入力)の時間推移と、車両乗員に対し実際に作用するシートベルト張力(出力)の時間推移を図8に示す。
図8に示すように、本実施の形態では、シートベルト張力を高める動作の動作初期において、シートベルト張力が目標張力Taに達するまでの張力上昇速度が所定の拘束力基準値を下回るような設定に基づいてモータ7を駆動制御する制御モードを採用することとしている。具体的には、図8中の上図にて、時間s1から時間s2に至る間のシートベルト張力の上昇曲線の傾きL2が、図11中の上図でのシートベルト張力の立ち上がりに相当する基準線の傾きL1よりも緩やかになるように設定している。当該制御モードは、モータ7の電流値(「制御電流値」ともいう)や電圧値(「印加電圧値」ともいう)の調節によってモータ出力を制御し、シートベルト3の巻き取りに関する速度や加速度を所望のレベルに設定することで達せられる。
このような制御方法によれば、図8中の下図に示すように、シートベルト張力を高めるスラッグ除去動作に関し、当該動作の動作初期における張力の急な立ち上がりを緩やかに抑えたシートベルト張力の上昇曲線L3が形成される。これによって、シートベルト3により車両乗員の拘束感が高まるのを極力抑えることが可能となる。
なお、この制御における設定張力Taの値に関しては、車両乗員の体格や服装を判別したうえで、当該判別結果に基づいて設定張力Taの値を適宜設定することができる。
図9中に示す例では、目標張力Taに至るまのでシートベルト張力が段階的に高まるとともに、時間s1から時間s2に至る間のシートベルト張力の上昇曲線の平均的な傾きL4が、図11中の上図でのシートベルト張力の立ち上がりに相当する基準線の傾きL1よりも緩やかになるように右側に傾斜した設定とされる。また、図10中に示す例では、目標張力Taに至るまのでシートベルト張力が連続的(曲線状)に高まるとともに、時間s1から時間s2に至る間のシートベルト張力の上昇曲線の平均的な傾きL5が、図11中の上図でのシートベルト張力の立ち上がりに相当する基準線の傾きL1よりも緩やかになるように右側に傾斜した設定とされる。このような設定によっても、図8中の下図に示すように、シートベルト張力を高めるスラッグ除去動作に関し、当該動作の動作初期における張力の急な立ち上がりを緩やかに抑えたシートベルト張力の上昇曲線L3が形成され、これによって、シートベルト3により車両乗員の拘束感が高まるのを極力抑えることが可能となる。
なお、本発明は上記の実施の形態のみに限定されるものではなく、種々の応用や変形が考えられる。例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
3 シートベルト
5 スプール
7 モータ
9 動力伝達機構
10 ショルダーガイドアンカー
12 タング(トング)
14 アウトアンカー
16 バックル
16a バックルスイッチ
20 ECU
30 入力要素
32 車両衝突情報検知センサ
40 車両シート
42 Bピラー
100 シートベルト装置
Claims (3)
- 車両に搭載されるシートベルトリトラクタであって、
電動モータと、前記電動モータの駆動に伴って乗員拘束用のシートベルトの巻き取り動作及び巻き出し動作を行うスプールと、前記電動モータの駆動制御を行う制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記シートベルトが車両乗員に装着されたシートベルト装着時において、前記車両乗員に対し注意を促す警報を行うべく、前記スプールを介して前記シートベルトに作用する張力を増減させる動作を複数回繰り返すとともに、各動作の動作初期におけるシートベルト張力が目標張力に対しオーバーシュートするような設定に基づいて前記電動モータを駆動制御する制御モードを有する構成であることを特徴とするシートベルトリトラクタ。 - 車両に搭載されるシートベルト装置であって、
車両乗員に対し装着される乗員拘束用のシートベルトと、電動モータと、前記電動モータの駆動に伴って前記シートベルトの巻き取り及び巻き出しを行うスプールと、前記電動モータの駆動制御を行う制御手段と、車両に対し固定されたバックルと、前記シートベルトに設けられシートベルト装着時に前記バックルに係合するタングと、前記タングが前記バックルに係合したことを検知する検知センサと、
を備え、
前記制御手段は、前記検知センサの検知情報に基づいて前記シートベルトが車両乗員に装着されたシートベルト装着状態であると判定した場合、前記車両乗員に対し注意を促す警報を行うべく、前記スプールを介して前記シートベルトに作用する張力を増減させる動作を複数回繰り返すとともに、各動作の動作初期における張力が目標張力に対しオーバーシュートするようするような設定に基づいて前記電動モータを駆動制御する制御モードを有する構成であることを特徴とするシートベルト装置。 - 請求項2に記載のシートベルト装置が、車両内の収容空間に収容された構成のシートベルト装置付車両。
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