JP2007038975A - 自動車ドアのシール構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ドアフレームの上辺部の下面とパーティションサッシュの先端との間のシールを確実にすることを課題とする。
【解決手段】 自動車用ドアのドアフレーム2とパーティションサッシュ40と、その中に装着される昇降ドアガラスとクォーター部材とを有する自動車用ドアのシール構造において、昇降ドアガラスは、ガラスラン10によりシールされ、クォーター部材は、クォーターウエザストリップ20によりシールされ、ドアフレームの上辺部の下面とパーティションサッシュ40の上端と間に形成される空間に、コーナーピース30を装着し、ガラスラン10及びクォーターウエザストリップ20のコーナー部12,22の外面に形成したシールリップ18、18a及び28をコーナーピース30の当接面に、弾接させてシールした自動車ドアのシール構造である。
【選択図】 図4

Description

本発明は、自動車ドアのドアフレームとパーティションサッシュとの接続部分の自動車ドアのシール構造に関する。
従来、自動車ドアは図5に示すように、ドア1のベルトラインの上部にドアフレーム2が形成され、リヤドア1bにおいては、ドアフレーム2の上辺部におけるリヤ側に寄った部位の下面から下方にパーティションサッシュ40が延設されている。そして、リヤドア1bのパーティションサッシュ40のリヤ側の部分には固定して装着されるクォータードアガラス6が装着され、パーティションサッシュ40のフロント側には昇降ドアガラス(以下、ドアガラスと略す。)5が昇降自在に装着されている。
そして、クォータードアガラス6とドアフレーム2及びパーティションサッシュ40との間には、クォーターウエザストリップ120が装着されてその間をシールしている。また、ドアガラス5とドアフレーム2及びパーティションサッシュ40との間には、ガラスラン110が装着されてその間をシールしている。
パーティションサッシュ40は、図6に示すように、少なくともその車外側側壁の上端にエンドキャップ4が取付けられて、エンドキャップ4を介してドアフレーム2の車外側側壁の下面に接続されている。このエンドキャップをガラスラン110またはクォーターウエザストリップ120と一体に成形してパッキンとしたものがある(例えば、特許文献1参照。)
しかし、ドアフレーム2とパーティションサッシュ40の上端の接続部分では、その内部に凹部形状を含んだ直線状のサッシュの側面部分を上記のように突き当てるようにして接続されるため、内部の凹部部分では空間部が形成されることとなる。
この空間部においては、クォーターウエザストリップ120もガラスラン110もそのコーナー部112、122が配設される。しかし、いずれのコーナー部112、122も上辺部又は縦辺部における押出成形等により成形したものの外形形状をほぼそのまま連続させたように形成されており、ドアフレーム2とパーティションサッシュ40の上端の接続部分の上記空間部において、各コーナー部112、122とドアフレーム2及び/またはパーティションサッシュ40との間に隙間が生じて、シール性が低下することとなる。
なお、この場合、一般的には各コーナー部112、122の外面には、対向する当接面がなく、空間部となっていることから、各外面には、シールリップは形成されていなかった。
そのため、図7に示すように、このドアフレーム2とパーティションサッシュ40の上端の接続部分の空間部にコーナーピース130を装着するものが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
しかしながら、このコーナーピース130を装着したのみでは、各部品(ガラスラン110、クォーターウエザストリップ120、パーティションサッシュ40、コーナーピース130)の組付けバラツキや部品の寸法のバラツキにより、必ずしも十分に各部品間の隙間を埋めることができなかった。そのため、そのコーナーピース130または両コーナー部112、122にシート状のシール部材を取付けて上記の隙間に対するシールの補完を行なっているが、別途のシート状のシール部材の組付けに手間がかかり、コストも増加している。
また、パーティションサッシュ40の上端の上記空間部において、クォーターウエザストリップ120とガラスラン110のコーナー部112,122から平板状のシールリップを延出させ、シールリップ同士を重ね合わせるように配置して、ドアフレーム2の下面でのクォーターウエザストリップ120とガラスラン110の幅方向でのシール性を向上させたものもある(例えば、特許文献3参照。)。
しかし、クォーターウエザストリップ120とガラスラン110のコーナー部112,122の平板状のシールリップ同士を重ね合わせるように配置するために、その重合部分を互いに精度良く形成する必要があるとともに、その重合部分での形状保持が複雑になり、また製造に手間がかかる。さらに、装着するときも、クォーターウエザストリップ120とガラスラン110のコーナー部112,122同士を重ね合わせて、かつ、パーティションサッシュ40に嵌め込む作業となり手間がかかる。
なお、フロントドア1aのパーティションサッシュ40とドアフレーム2との接続部分におけるドアミラーベース7のクォーターウエザストリップ120と昇降ドアガラス5をシールするガラスラン110のコーナー部112との間にも同様の隙間が生じ、同様な問題が生じていた。
実開平3−51616号公報 特許3428383号公報 特開平10−157459号公報
このため、ドアフレーム2の上辺部の下面とパーティションサッシュ40の上端との間におけるシールを確実にする自動車ドアのシール構造が求められていた。
上記課題を解決するために請求項1の本発明は、自動車用ドアのドアフレームと、ドアフレームの上辺部の下面とドアパネルとの間に接続されたパーティションサッシュと、ドアフレームとパーティションサッシュの一方の側面の空間を昇降する昇降ドアガラスと、ドアフレームとパーティションサッシュの他方の側面の空間に固定されるクォーター部材を有する自動車用ドアのシール構造において、
昇降ドアガラスは、パーティションサッシュの一方の側面とドアフレームに装着されるガラスランによりシールされ、クォーター部材は、クォーター部材の外周とドアフレーム及びパーティションサッシュの他方の側面に装着されるクォーターウエザストリップによりシールされ、ドアフレームの上辺部の下面とパーティションサッシュの上端との間に頭部と頭部から下方に延設された脚部を有するコーナーピースを装着し、ガラスラン及び/またはクォーターウエザストリップのコーナーピースと当接するコーナー部の外面に斜め方向に突出するシールリップを形成し、シールリップをコーナーピースの当接面に、シールリップが撓むように弾接させてシールした自動車ドアのシール構造である。
請求項1の本発明では、昇降ドアガラスは、パーティションサッシュの一方の側面とドアフレームに装着されるガラスランによりシールされ、クォーター部材は、クォーター部材の外周とドアフレーム及びパーティションサッシュの他方の側面の間に装着されるクォーターウエザストリップによりシールされる。
また、ドアフレームの上辺部の下面とパーティションサッシュの上端との間の空間部にコーナーピースを装着し、ガラスランのコーナー部とクォーターウエザストリップのコーナー部及びドアフレームとでなしていた空間部を、その空間部に適合した形状のコーナーピースが埋め、さらにガラスラン及び/またはクォーターウエザストリップのコーナーピースと当接するコーナー部の外面に斜め方向に突出するシールリップを形成し、このシールリップをコーナーピースの当接面にシールリップが撓むように弾接させてシールしたため、この空間部から雨水や騒音が車室内に浸入することを防止でき、シール性を向上させることができる。
また、ガラスランにシールリップを設けた場合、ガラスランとコーナーピースの組み付けのバラツキがあっても、シールリップが柔軟に変形して弾接することにより、ガラスランのコーナー部とコーナーピースの間をシールリップでシールすることができる。また、クォーターウエザストリップにシールリップを設けた場合、クォーターウエザストリップのコーナー部とコーナーピースの間も同様に、シールリップが柔軟に変形して弾接することによりシールすることができる。
請求項2の本発明は、上記クォーター部材はクォータードアガラスであり、クォーターウエザストリップはクォータードアガラスの外周に環状に取付けられたクォーターウエザストリップである自動車ドアのシール構造である。
請求項2の本発明では、クォータードアガラスの外周に環状にクォーターウエザストリップを取付けたため、自動車のフロントドアやリヤドアにクォーターガラスを設けた場合、その周囲にクォーターウエザストリップを装着し、そのクォーターウエザストリップをドアフレームに固定するとともに、クォータードアガラスの外周をシールすることができる。
請求項3の本発明は、クォーター部材はドアミラーベースであり、クォーターウエザストリップはドアミラーベースの外周に取付けられたクォーターウエザストリップである自動車ドアのシール構造である。
請求項3の本発明では、ドアミラーベースの外周にクォーターウエザストリップを取付けたため、自動車のフロントドアにドアミラーを取付けた場合に、ドアミラーベースの周囲にクォーターウエザストリップを装着し、ドアフレームに固定し、シールすることができる。
請求項4の本発明は、コーナーピースは、ガラスランのコーナー部と当接する側の当接面としてガラスランのコーナー部の外側形状に対向した形状を頭部の下面から脚部の一方の側面にかけて形成し、クォーターウエザストリップのコーナー部と当接する側の当接面としてクォーターウエザストリップのコーナー部の外側形状に対向した形状を頭部の下面から脚部の他方の側面にかけて形成した自動車ドアのシール構造である。
請求項4の本発明では、コーナーピースは、ガラスランのコーナー部と当接する側の当接面としてガラスランのコーナー部の外側形状に対向した形状を頭部の下面から脚部の一方の側面にかけて形成したため、コーナーピースの当接面に、ガラスランのコーナー部の外面を対向させてほぼ当接状態に配置することができ、さらにガラスランのコーナー部の外面に形成した斜め方向に突出したシールリップをコーナーピースの上記当接面に確実に当接させることができ、シール性を確保できる。
また、クォーターウエザストリップのコーナー部と当接する側の当接面としてクォーターウエザストリップのコーナー部の外側形状に対向した形状を頭部の下面から脚部の他方の側面にかけて形成したため、コーナーピースの当接面に、クォーターウエザストリップのコーナー部の外面を対向させてほぼ当接状態に配置することができ、クォーターウエザストリップのコーナー部の外面に形成した斜め方向に突出したシールリップをコーナーピースの上記当接面に確実に当接させることができ、シール性を確保できる。
請求項5の本発明は、ガラスラン及び/またはクォーターウエザストリップのコーナーピースと当接するコーナー部の外面に形成した斜め方向に突出したシールリップは、ガラスラン及び/またはクォーターウエザストリップのそれぞれの上辺部における直線部の外面に形成された斜め方向に突出したシールリップと連続して形成された自動車ドアのシール構造である。
請求項5の本発明では、ガラスラン及び/またはクォーターウエザストリップのコーナーピースと当接するコーナー部の外面に形成した斜め方向に突出したシールリップは、ガラスラン及び/またはクォーターウエザストリップのそれぞれの上辺部における直線部の外面に形成された斜め方向に突出したシールリップと連続して形成されている。このため、少なくともドアフレームとコーナー部の全部に亘り、ガラスラン及び/またはクォーターウエザストリップの外面に形成された斜め方向に突出したシールリップが一体に連続して形成されて、シールの切れ目が無く、シール性が向上する。
請求項6の本発明は、ガラスランは、押出成形により成形されドアフレームの上辺部と縦辺部及びパーティションサッシュに装着される直線部と、型成形により成形され直線部を接続し、ドアフレームとパーティションサッシュの接続部分のコーナー部に装着されるコーナー部を有し、直線部及びコーナー部の本体は、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略コ字形を構成する自動車ドアのシール構造である。
請求項6の本発明では、ガラスランは、押出成形により成形されドアフレームの上辺部と縦辺部及びパーティションサッシュに装着される直線部と、型成形により成形され直線部を接続し、ドアフレームとパーティションサッシュの接続部分のコーナー部に装着されるコーナー部を有している。このため、ドアフレームとパーティションサッシュの接続部分のコーナー部の形状に適合したガラスランのコーナー部を型成形により形成し、型成形と同時に直線部を接続することができる。
ガラスランの直線部及びコーナー部の本体は、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略コ字形を構成している。このため、ドアフレームとパーティションサッシュに装着されたガラスランでは、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略コ字形の本体内においてドアガラスの端部を摺動させ、シールすることができる。
請求項7の本発明は、ガラスラン及び/またはクォーターウエザストリップのコーナーピースと当接するコーナー部の外面に形成した斜め方向に突出したシールリップは、ガラスラン及び/またはクォーターウエザストリップの底壁の外面で車外方向に向かって形成されている自動車ドアのシール構造である。
請求項7の本発明では、ガラスラン及び/またはクォーターウエザストリップのコーナーピースと当接するコーナー部の外面に形成した斜め方向に突出したシールリップは、ガラスラン及び/またはクォーターウエザストリップの底壁の外面で車外方向に向かって形成されている。このため、ドアフレームとパーティションサッシュの底面に対して、車外方向に向かって突出したシールリップが撓むように弾接して、ドアフレームとパーティションサッシュとの間のシール性を確保することができる。
請求項8の本発明は、クォーターウエザストリップは、直線部とコーナー部が一体に型成形で形成され、直線部及びコーナー部の本体は、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略コ字形を構成する自動車ドアのシール構造である。
請求項8の本発明では、クォーターウエザストリップは、直線部とコーナー部が一体に型成形で形成されているため、直線部とコーナー部の境界には段差や色差や境界線が無く、シール性に優れており、型成形のみでクォーターウエザストリップ全体を成形することができ、効率的に製造することができる。
直線部及びコーナー部の本体は、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略コ字形を構成するため、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略コ字形の本体で、クォータードアガラスの周囲を環状に保持することができ、ドアフレームとパーティションサッシュに強固に取付け固定することができる。
本発明は上記のように、ガラスランのコーナー部とクォーターウエザストリップのコーナー部及び上辺部のドアフレームの下面とでなす空間部にコーナーピースを配置・固定し、ガラスラン、クォーターウエザストリップのコーナーピースと当接するコーナー部の外面に形成した斜め方向に突出したシールリップをコーナーピースの各当接面にシールリップが撓むように弾接させてシールしたため、シールリップが柔軟に変形して弾接することにより、ガラスラン及び/またはクォーターウエザストリップのコーナー部とコーナーピースの間をシールリップで確実にシールすることができる。
本発明の実施の形態を図1〜図6に基づき説明する。
本発明を自動車のリヤドアで使用する場合を例に取り説明するが、本発明はフロントドアについても使用することができる。
図5は自動車の側面図である。図5に示すように自動車の側面のドア1であるフロントドア1aとリヤドア1bの両方のベルトラインよりも上部には、ドアガラス5、5が昇降可能に設けられている。
リヤドア1bには、パーティションサッシュ40のフロント側に、上下方向に昇降して、ドア窓を開閉することができるドアガラス5と、パーティションサッシュ40のリヤ側のドアフレーム2とパーティションサッシュ40で形成される三角形の部分に固定されたクォータードアガラス6が設けられている。
パーティションサッシュ40は、図6に示すように、ドアフレーム2の上辺部の下面から下方に延出され、リヤドア1bのドアパネル内の部分にまで延出されて装着されている。すなわち、ドアのベルトライン位置よりも上方部分では、外部に露出しており、パーティションサッシュ40の下端は、ドア1のドアパネルのパネル内部に固定され、上端は後述するように、その車内側壁42と車外側壁41はエンドキャップ4を介してドアフレーム2の車内側側壁と車外側側壁の下面に接続され、中央の接続壁43がブラケットによりドアフレーム2の上辺部の底壁下面に固定されている。
パーティションサッシュ40は、図2(A)、(B)、図4(B)に示すように、車外側面を構成する車外側壁41と、車内側面を構成する車内側壁42と、車外側壁41と車内側壁42を接続する接続壁43から形成され、パーティションサッシュ40の接続壁43のフロント側とリヤ側には、それぞれフロント側溝部44、リヤ側溝部45が形成されている。
リヤドア1bにおいて、図5に示すように、ドアフレーム2の上辺部とフロント側の縦辺部及びパーティションサッシュ40のフロント側溝部44には、ガラスラン10が装着されて、ドアガラス5の昇降を案内するとともに、ドアガラス5とドアフレーム2およびパーティションサッシュ40との間をシールしている。
ガラスラン10は、図1、図2(A)と図4(A)に示すように、全体として押出成形で形成された直線部11と、ドアフレーム2のコーナー部に取付けられ、上記の直線部11を接続し、型成形で形成されるコーナー部12からなる。
なお、直線部11は、上辺部に装着可能なように緩やかに湾曲されたものを含む概念のものである。また、直線部11は、主に押出成形によって形成されるが、射出成形によって直線状または略直線状に形成されたものでもよい。
直線部11は、図5に示すように、ドアフレーム2の上辺部に取付けられる部分と、ドアフレーム2のフロント側縦辺部に取付けられる部分と、パーティションサッシュ40のフロント側溝部44に取付けられる部分とからなる。
これらの押出成形部分をドアフレーム2に対応した形状となるように、フロント側とリヤ側のそれぞれのコーナー部分において、型成形により成形して直線部11を接続してコーナー部12が形成されている。なお、ガラスラン10のコーナー部12は、ドアフレーム2のフロント側とリヤ側のそれぞれのコーナー部の部分に装着されるように、コーナー部12の角度等を規定して形成されている。
リヤドア1bのパーティションサッシュ40のフロント側と上辺部とでなすリヤ側のコーナー部に装着されるガラスラン10のコーナー部12を図4(A)に示す。
ガラスラン10の直線部11の断面形状と、コーナー部12の断面形状とは基本的な形状は略同じである。即ち、その本体は、図2(A)、図4(A)に示すように、車外側側壁13と、車内側側壁14と、底壁15とから断面略コ字状に形成されている。
さらに、車外側側壁13の先端付近から車外側シールリップ16が上記本体の断面略コ字状の内側に向けて延設されている。車外側シールリップ16によりドアガラス5の車外側面をシールすることができ、コーナー部12におけるシール性を確保している。
車内側側壁14の先端から車内側シールリップ17が、車外側シールリップ16と同様に、上記本体の断面略コ字状の内側に向けて延設されて、ドアガラス5の車内側面をシールしている。
上辺部とリヤ側の縦辺部のそれぞれの直線部11の断面形状の相違をコーナー部12で連続的に変化させることにより接続している。
また、上辺部において底壁15の外面には、車外側寄りに第1の底壁シールリップ18が形成され、車内側寄りに第2の底壁シールリップ19がそれぞれ斜め方向に突出して形成されている。第2の底壁シールリップ19は、上辺部の末端で消滅しているが、第1の底壁シールリップ18は、直線部11とコーナー部12とを連続して形成されている。即ち、図2(A)、図4(A)に示すように、第1の底壁シールリップ18は、コーナー部12の縦縁の底壁の略中央部位に底壁シールリップ18aとして連続して形成されている。
このため、後述するように、ガラスラン10をパーティションサッシュ40に組付けたときに、底壁シールリップ18、18aがドアフレーム2とパーティションサッシュ40との接合部分をシールするとともに、直線部11、コーナー部12を連続して、ドアフレーム2、パーティションサッシュ40とガラスラン10との間をシールすることができる。
なお、第1の底壁シールリップ18および底壁シールリップ18aを車外方向に向かって斜め方向に突出させて形成されているので、車外側からの水の浸入を確実に防止することができるとともに、底壁シールリップ18、18aが撓むように変形することができるため、後述するコーナーピース30の当接面に確実に当接することができる。
次に、リヤドア1bにおいて、図5に示すように、ドアフレーム2の上辺部とパーティションサッシュ40のリヤ側溝部45には、クォーターウエザストリップ20が装着されて、クォータードアガラス6をドアフレーム2の上辺部とパーティションサッシュ40に固定するとともに、クォーターウエザストリップ20とドアフレーム2及びパーティションサッシュ40との間をシールしている。
クォーターウエザストリップ20は、図1、図2と図4(C)に示すように、全体として型成形で形成され、直線部21とコーナー部22は一体に同時に成形される。なお、直線部21を押出成形で成形し、コーナー部22を型成形で成形してもよい。
直線部21は、ドアフレーム2の上辺部に取付けられる部分と、ドアフレーム2のパーティションサッシュ40のリヤ側溝部45に取付けられる部分と、ドア1のドアパネルの上面付近に取付けられる部分からなる。
なお、クォーターウエザストリップ20のコーナー部22は、ドアフレーム2の上辺部とパーティションサッシュ40との三角形状のコーナー部の部分に装着されるように、コーナー部22の角度等を規定して形成されている。
リヤドア1bのパーティションサッシュ40のリヤ側溝部45とドアフレーム2の上辺部とでなすリヤ側のコーナー部に装着されるクォーターウエザストリップ20のコーナー部22を図4(C)に示す。
クォーターウエザストリップ20のコーナー部22の断面形状は、図4(C)に示すように、車外側側壁23と、車内側側壁24と、底壁25とから断面略コ字状に形成されている。
この断面略コ字状に形成に形成された凹部にクォータードアガラス6の端部が挿入されて、このクォータードアガラス6とクォーターウエザストリップ20とを、ドアフレーム2の上辺部とパーティションサッシュ40のリヤ側溝部45及びドアパネルの上面に挿入して、クォータードアガラス6を固定するとともにシールする。
また、その底壁25の外面には、車外側に斜め方向に突出する底壁シールリップ28が形成されている。この底壁シールリップ28は、図2(A),図2(B)、図4(C)に示すように上辺部の直線部21とコーナー部22とを連続して形成されている。このため、底壁シールリップ28がドアフレーム2とパーティションサッシュ40との間で全体を連続して形成され、さらに、上記のコーナーピース30の当接面にシールリップ28が撓むようにして、弾接してシールすることができる。
なお、図5に示すように、フロントドア1aには、フロント側のドアフレーム2の上辺部とパーティションサッシュ40とで形成される三角形の部分にドアミラー(図示せず)を保持するミラーベース7が装着されている。このミラーベース7の取り付けも、クォータードアガラス6の取り付けと同様にクォーターウエザストリップ20をミラーベース7の外周に取付けることにより行うことができる。リヤドア1bと同様に、ミラーベース7の部分にクォータードアガラスを取り付けることもできる。
ドアフレーム2の上辺部とパーティションサッシュ40の上端との接続された角部を成すコーナー部では、フロント側はガラスラン10のコーナー部12が配設され、リヤ側はクォーターウエザストリップ20のコーナー部22が配設される。しかしながら、このそれぞれのコーナー部12、22は、その角部が丸みを帯びて形成され、さらに上記したようにパーティションサッシュ40の上端には凹部が形成されるため、コーナー部12、22とパーティションサッシュ40の上端とドアフレーム2の上辺部の下面で形成される部分に隙間が生じる。この隙間を埋めるために、図1に示すように、コーナーピース30が取付けられる。
コーナーピース30を図2(A)、(B)と図3に示す。なお、図2(A)は、図1のM−M線部位での断面図であり、図2(B)は、図1のN−N線部位での部分断面図である。
コーナーピース30は、図1、図3に示すように、略T字形に形成され、頭部31とその頭部31から下方に一体的に延設された脚部32とから形成されている。
頭部31は、上面がドアフレーム2の上辺部の底壁の下面に当接するように平面状に左右に延びて形成され、上面の中央部には凹部が形成され、この凹部内に脚部32から延びるL字形のブラケット(図示せず)が取付けられて、このブラケットによりパーティションサッシュ40の上端がドアフレーム2の上辺部の底壁に取付けられる。
頭部31の下面は、図3に示すように、フロント側ではガラスラン10のコーナー部12の外面に対応するような面を頭部31の下面から脚部32のフロント側の側面にかけて曲面状のガラスラン側面34として形成されている。このため、図1、図2と図4に示すように、ガラスラン10をパーティションサッシュ40のフロント側溝部44に組付けると、このガラスラン側面34に、ガラスラン10のコーナー部12の外面の底壁シールリップ18、18aが撓むように変形して弾接し、密接状態に配置される。
このとき、ガラスラン10のコーナー部12の底壁15の外面には、上記のように、車外側に向かって斜め方向に突出する底壁シールリップ18、18aが連続して形成されているので、この底壁シールリップ18、18aがガラスラン側面34に、線接触的に弾接してシール性を向上させることができる。また、底壁シールリップ18、18aは、柔軟に変形することができるため、ドアフレーム2やパーティションサッシュ40の組付けのバラツキが生じても、ガラスラン側面34に対して撓むように変形して、弾接することができるためシール性を確保することができる。
なお、従来、ガラスラン10のコーナー部12の底壁15の外面には、ドアフレーム2との間のシール性を確保するためにコーキングスポンジを貼着している場合があるが、パーティションサッシュ40の上端においては、上記のように空間部となっているため、このコーキングスポンジの貼着によるシール性の確保は有効的ではなかった。ところが、本発明においては、コーナーピース30が設けられるとともに底壁シールリップ18、18aが底壁15の外面に形成されて、底壁シールリップ18、18aの先端がコーナーピース30の当接面(34)に弾接するように形成されているため、底壁シールリップ18、18aによりシール性を確保することができる。したがって、コーキングスポンジを貼着する手間を省略することができ、製造が容易であり、コストも低減することができる。
これは、後述のクォーターウエザストリップ20も同様である。
頭部31の下面のリヤ側では、図3に示すように、クォーターウエザストリップ20のコーナー部22の外面に対応するような面を、頭部31の下面から脚部32のリヤ側の側面にかけて曲面状のクォーターウエザストリップ側面35として形成されている。このため、図1、図2と図4に示すように、クォーターウエザストリップ20をパーティションサッシュ40のリヤ側溝部45に組付けると、このクォーターウエザストリップ側面35に、クォーターウエザストリップ20のコーナー部22の外面の底壁シールリップ28が撓むように変形して弾接し密接状態に配置される。
このとき、クォーターウエザストリップ20のコーナー部22の底壁25の外面には、車外側に向かって斜めに突出する底壁シールリップ28が連続して形成されているので、この底壁シールリップ28がクォーターウエザストリップ側面35に、線接触的に弾接してシール性を向上させることができる。また、底壁シールリップ28は、柔軟に変形することができるため、ドアフレーム2やパーティションサッシュ40の組付けのバラツキが生じても、クォーターウエザストリップ側面35に対して、撓むように変形して弾接することができるためシール性を確保することができる。
なお、コーナーピース30の脚部32は、図1〜3に示すように、フロント側ではガラスラン側面34から連続して下方に延設されたガラスラン側脚部36が形成され、リヤ側ではクォーターウエザストリップ側面35から連続して下方に延設されたクォーターウエザストリップ側脚部37が形成されている。
ガラスラン側脚部36とクォーターウエザストリップ側脚部37の間には脚部空間38が形成され、この脚部空間38にパーティションサッシュ40の先端が挿入されて、上記のブラケットによりコーナーピース30とともにパーティションサッシュ40がドアフレーム2の上辺部の下面に取付けられる。
ガラスラン10とクォーターウエザストリップ20の製造方法について説明する。
ガラスラン10は、まずその直線部11を押出成形により成形し、その後、コーナー部12を型成形する。
ガラスラン10の直線部11の成形においては、成形材料は、合成ゴム、熱可塑性エラストマー、軟質合成樹脂が使用され、例えば合成ゴムでは、EPDMゴム、熱可塑性エラストマーでは、オレフィン系エラストマー、軟質合成樹脂では、軟質塩化ビニル等が使用される。
合成ゴムの場合は、押出成形後に加硫槽に搬送されて、熱風や高周波等により加熱されて加硫が行われる。熱可塑性エラストマー、軟質合成樹脂の場合は、冷却され固化される。その後所定の長さに切断されて、押出成形部分は製造される。
次に、ガラスラン10のコーナー部12の型成形部分の成形は、上記により製造された押出成形部材を所定寸法に切断して、その切断した押出部分の端部を、型成形部分を成形する金型に挟持して、その金型のキャビティーに、型成形部分を形成するソリッド材を注入する。型成形部分の断面形状は押出成形部分の断面形状と略同じである。また、この時、第1底壁シールリップ18とコーナー部の底壁シールリップ18aは連続して形成される。成形材料は、押出成形部分に使用した材料と同じ種類のものを使用することが好ましい。熱可塑性エラストマー、軟質合成樹脂の場合は、金型に注入されたときに注入材料は溶融されているため、その熱と圧力とで押出成形部分と型成形部分は一体的に融着される。
ガラスラン10の直線部11がEPDMゴムまたはオレフィン系熱可塑性エラストマーで形成される場合は、ガラスラン10のコーナー部12は、オレフィン系熱可塑性エラストマーで形成することが好ましい。この場合は、同種の材料であり、ガラスランの直線部とコーナー部の接着性がよい。また、いずれもオレフィン系の材料であり、耐候性がよく、同時に粉砕処理ができ、リサイクル容易な製品を得ることができる。オレフィン系熱可塑性エラストマーの場合は、加硫が不要のため、製造が容易である。
合成ゴムの場合は、金型に注入した後に金型を加熱して加硫する。このとき、押出成形部分と型成形部分は同じ材料あるいは同種類の材料を使用しているため、加硫接着をすることができ、一体的に固着することができる。
クォーターウエザストリップ20の成形は、ガラスラン10のように直線部21を押出成形して、その後コーナー部22を型成形してもよいが、クォーターウエザストリップ20は、全体の寸法が小さく、型成形で全体を一体的に成形することができる。
クォーターウエザストリップ20を、直線部21とコーナー部22とを一体に型成形で形成すると、直線部21とコーナー部22の境界の段差が無く、シール性に優れており、型成形のみで全体を成形することができ、効率的に製造することができる。
本発明の実施の形態における、リヤドア上部のドアフレームとパーティションサッシュの接続部分の一部切欠き縦断面図である。 (A)は、本発明の実施の形態における、リヤドア上部のドアフレームとパーティションサッシュの接続部分の横断面図であり、図1のM−M線部位での横断面図である。 (B)は、同じく本発明の実施の形態における、リヤドア上部のドアフレームとパーティションサッシュの接続部分の横断面図であり、図1のN−N線部位での横断面図である。 本発明の実施の形態における、コーナーピースの斜め下方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態における、リヤドア上部のドアフレームとパーティションサッシュの接続部分の分解斜視図である。 (A)は、ガラスランのコーナー部の斜視図である。 (B)は、コーナーピースをパーティションサッシュの先端に装着した斜視図である。 (C)は、クォーターウエザストリップのコーナー部の斜視図である。 本発明の実施の形態における、自動車の側面図である。 本発明の実施の形態における、自動車のリヤドアのコーナー部の側面図である。 従来のリヤドア上部のドアフレームとパーティションサッシュの接続部分の一部切欠き断面図である。
符号の説明
1 ドア
2 ドアフレーム
10 ガラスラン
15 底壁
18、18a 底壁シールリップ
20 クォーターウエザストリップ
25 底壁
28 底壁シールリップ
30 コーナーピース
40 パーティションサッシュ

Claims (8)

  1. 自動車用ドアのドアフレームと、該ドアフレームの上辺部の下面とドアパネルとの間に接続されたパーティションサッシュと、上記ドアフレームとパーティションサッシュの一方の側面の空間を昇降する昇降ドアガラスと、上記ドアフレームとパーティションサッシュの他方の側面の空間に固定されるクォーター部材を有する自動車用ドアのシール構造において、
    上記昇降ドアガラスは、上記パーティションサッシュの一方の側面と上記ドアフレームに装着されるガラスランによりシールされ、上記クォーター部材は、上記クォーター部材の外周と上記ドアフレーム及びパーティションサッシュの他方の側面に装着されるクォーターウエザストリップによりシールされ、
    上記ドアフレームの上辺部の下面とパーティションサッシュの上端との間に頭部と該頭部から下方に延設された脚部を有するコーナーピースを装着し、上記ガラスラン及び/またはクォーターウエザストリップの上記コーナーピースと当接するコーナー部の外面に斜め方向に突出するシールリップを形成し、該シールリップを上記コーナーピースの当接面に、シールリップが撓むように弾接させてシールしたことを特徴とする自動車ドアのシール構造。
  2. 上記クォーター部材はクォータードアガラスであり、上記クォーターウエザストリップは上記クォータードアガラスの外周に取付けられたクォーターウエザストリップである請求項1に記載の自動車ドアのシール構造。
  3. 上記クォーター部材はドアミラーベースであり、上記クォーターウエザストリップは上記ドアミラーベースの外周に環状に取付けられたクォーターウエザストリップである請求項1に記載の自動車ドアのシール構造。
  4. 上記コーナーピースは、上記ガラスランのコーナー部と当接する側の当接面として上記ガラスランのコーナー部の外側形状に対向した形状を上記頭部の下面から脚部の一方の側面にかけて形成し、上記クォーターウエザストリップのコーナー部と当接する側の当接面として上記クォーターウエザストリップのコーナー部の外側形状に対向した形状を上記頭部の下面から脚部の他方の側面にかけて形成した請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の自動車ドアのシール構造。
  5. 上記ガラスラン及び/またはクォーターウエザストリップの上記コーナーピースと当接するコーナー部の外面に形成した斜め方向に突出したシールリップは、上記ガラスラン及びクォーターウエザストリップのそれぞれの直線部の外面に形成され斜め方向に突出したシールリップと連続して形成された請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の自動車ドアのシール構造。
  6. 上記ガラスランは、押出成形により成形され上記ドアフレームの上辺部と縦辺部及びパーティションサッシュに装着される直線部と、型成形により成形され該直線部を接続し、上記ドアフレームとパーティションサッシュの接続部分のコーナー部に装着されるコーナー部を有し、直線部及びコーナー部の本体は、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略コ字形を構成する請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の自動車ドアのシール構造。
  7. 上記ガラスラン及び/またはクォーターウエザストリップの上記コーナーピースと当接するコーナー部の外面に形成した斜め方向に突出したシールリップは、上記ガラスラン及び/またはクォーターウエザストリップの底壁の外面で車外方向に向かって形成されている請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の自動車ドアのシール構造。
  8. 上記クォーターウエザストリップは、直線部とコーナー部が一体に型成形で形成され、直線部及びコーナー部の本体は、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略コ字形を構成する請求項1乃至請求項5及び請求項7のいずれかに記載の自動車ドアのシール構造。
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