JP4726086B2 - ガラスランチャンネル組立体及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、車体の窓枠に沿って装着されて窓ガラスのスライド移動を案内するガラスランチャンネル組立体及びその製造方法に関する発明である。
一般に、自動車の窓枠に沿って装着されるガラスランチャンネル組立体は、窓枠の上辺部と縦辺部に装着される押出成形部をそれぞれ押出成形により形成し、これらの上辺部に装着される押出成形部の端末部と、縦辺部に装着される押出成形部の端末部との間に、窓枠のコーナー部に装着される型成形部を型成形により形成することで、上辺部に装着される押出成形部の端末部と縦辺部に装着される押出成形部の端末部とを型成形部を介して接続するようにしている。
このガラスランチャンネル組立体の押出成形部と型成形部に、それぞれ窓ガラスの端面と対向する基底部と、この基底部の幅方向両側からそれぞれ立ち上がる車内側及び車外側の側壁部等を一体に形成し、更に、押出成形部の側壁部の外側面から外方へ延びる係合リップを設けると共に、型成形部の側壁部の外側面から外方へ突出する山形断面の係合突起を設け、窓枠にガラスランチャンネル組立体を装着する際に、窓枠に押出成形部の係合リップと型成形部の係合突起を係合させることで、窓枠にガラスランチャンネル組立体を抜け止め保持するようにしたものがある。
このようなガラスランチャンネル組立体においては、特許文献1(特開平4−368225号公報)に記載されているように、上辺部に装着される押出成形部の端末部と縦辺部に装着される押出成形部の端末部とを型成形部の成形型にセットして型成形部を成形する際に、押出成形部の端末部において係合リップを側壁部に押し付けて潰した状態で型成形部を成形して、押出成形部の係合リップと型成形部の係合突起とを接合するようにしたものがある。
また、特許文献2(特開2002−12038号公報)に示すように、型成形部に押出成形部の係合リップと同一断面形状の係合リップを設けて、押出成形部の係合リップと型成形部の係合リップとを段差無く接合するようにしたものもある。
特開平4−368225号公報(第2頁等) 特開2002−12038号公報(第6図等)
しかし、上記特許文献1のガラスランチャンネル組立体は、押出成形部の端末部において係合リップを側壁部に押し付けて潰した形状としているため、押出成形部の係合リップと型成形部の係合突起との接合部において段差ができて、その部分において係合リップや係合突起を窓枠に十分に密着させることができず、接合部の水や音等に対するシール性が低下するという不具合がある。
また、上記特許文献2のガラスランチャンネル組立体は、型成形部に押出成形部の係合リップと同一断面形状の係合リップを設けるために、型成形部の成形型をスライドコア構造にする必要があるため、型成形部の成形型の型構造が複雑化して、型成形部の成形型を一度に多数の型成形部を成形可能な構成にすることが困難になり、型成形部の成形効率が低下してガラスランチャンネル組立体の製造効率が低下するという不具合がある。
本発明は、これらの事情を考慮してなされたものであり、従って本発明の目的は、ガラスランチャンネル組立体の押出成形部の係合リップと型成形部の係合突起との接合部のシール性を向上させることができると共に、ガラスランチャンネル組立体の製造効率を向上させることができるようにすることにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、車体の窓枠に沿って装着されて窓ガラスのスライド移動を案内するように弾性ポリマー材料により長尺に形成され、窓枠に装着されたときに窓ガラスの端面と対向する基底部と該基底部の幅方向両側からそれぞれ立ち上がる車内側及び車外側の側壁部とを備えたガラスランチャンネル組立体であって、押出成形により形成され、窓枠の上辺部と縦辺部に装着される押出成形部と、型成形により形成され、上辺部に装着される押出成形部の端末部と縦辺部に装着される押出成形部の端末部とを接続して窓枠のコーナー部に装着される型成形部と、押出成形部の車内側及び車外側の側壁部のうちの少なくとも一方の側壁部の外側面から外方へ延びて窓枠と係合可能な係合リップと、型成形部の車内側及び車外側の側壁部のうちの係合リップと同じ側の側壁部の外側面から外方へ突出して窓枠と係合可能な凸形状の係合突起とを備え、前記押出成形部の端末部において前記側壁部を外側方向へ湾曲させて前記係合リップに密着させることで、前記押出成形部の側壁部の外表面から前記係合リップの先端までの距離と前記型成形部の側壁部の外表面から前記係合突起の頂点までの距離とが前記係合リップと前記係合突起との接合部及びその近傍の全域において一定になり、少なくとも係合リップの先端と係合突起の頂点とが連続して繋がるように係合リップと係合突起とが接合され、窓枠に装着されたときに係合リップと係合突起との接合部及びその近傍の全域において係合リップ及び係合突起が対向する窓枠に対して密着して係合可能なように構成したものである。ここで、型成形部は、所定形状の成形キャビティ内に成形材料を充填した後、成形キャビティ内で成形材料を固化又は硬化させて成形(典型的には射出成形)した部分である。
この構成では、係合リップの先端と係合突起の頂点とが連続して繋がるように係合リップと係合突起とを接合することで、係合リップと係合突起との接合部及びその近傍の全域において係合リップ及び係合突起を対向する窓枠に対して十分な密着力で密着して係合させることができるため、係合リップと係合突起との接合部の水や音等に対するシール性を向上させることができる。
しかも、型成形部の成形型をスライドコア構造にしなくても、型成形部に山形断面の係合突起を設けることができるため、型成形部の成形型の型構造を簡単化することができる。これにより、型成形部の成形型を一度に多数の型成形部を成形可能な構成にして、型成形部を効率良く成形することが可能となり、ガラスランチャンネル組立体の製造効率を向上させることができる。
た、請求項のように、係合突起は、山形断面形状で係合リップよりも横断面積が大きくなるように形成すると良い。このようにすれば、係合リップと係合突起の接合が容易且つ確実になる上、窓枠にガラスランチャンネル組立体を装着する際に、窓枠に型成形部の係合突起を確実に係合させることができる。
一般に、ガラスランチャンネル組立体は、車外側の方から水等が浸入するため、少なくとも車外側のシール性を高めることが好ましい。そこで、請求項のように、係合突起は、車外側の側壁部のみに設けるようにしても良い。このようにすれば、車外側の側壁部に設けた係合突起によってガラスランチャンネル組立体の車外側のシール性を確保することができる。
或は、請求項のように、係合突起は、車内側及び車外側の両方の側壁部に設けるようにしても良い。このようにすれば、車内側及び車外側の両方の側壁部に設けた係合突起によってガラスランチャンネル組立体の車内側及び車外側の両方でシールできるため、確実にシールすることができる。
更に、請求項のように、押出成形部と型成形部は、オレフィン系熱可塑性エラストマーで形成すると良い。このようにすれば、ゴムの場合の加硫が不要となり、押出成形部や型成形部を押出成形や型成形で簡単に成形することができると共に、押出成形部や型成形部に要求される適度な弾性を持たせることができる。
本発明のガラスランチャンネル組立体を製造する場合には、請求項のように、上辺部に装着される押出成形部の端末部と縦辺部に装着される押出成形部の端末部とを型成形部の成形型にセットして型成形部を成形する際に、押出成形部の端末部において成形型の中子により側壁部を外側方向へ押し出して係合リップに密着させて押出成形部の側壁部の外表面から係合リップの先端までの距離と型成形部の側壁部の外表面から係合突起の頂点までの距離とが係合リップと係合突起との接合部及びその近傍の全域において一定になるように係合リップを保持した状態で型成形部を成形することで、係合リップの先端と係合突起の頂点とが段差無く連続して繋がるように係合リップと係合突起とを接合するようにすると良い。このようにすれば、型成形部の成形型の型構造を複雑化することなく、型成形部を成形して本発明のガラスランチャンネル組立体を製造することができる。
この場合、請求項のように、押出成形部の端末部において、成形型の中子に設けた突起によって側壁部を外側方向へ押し出すようにすると良い。このようにすれば、成形型の中子に設けた突起によって確実に側壁部を外側方向へ押し出して係合リップに密着させることができる。
ところで、押出成形部の側壁部の端末部を直線状にカットした状態で成形型にセットするようにしても良いが、押出成形部の端末部において成形型の中子により側壁部を外側方向へ押し出して係合リップに密着させたときに、側壁部を外側方向へ押し出して湾曲させた分だけ側壁部が基底部側に引っ張られるため、側壁部の高さ寸法が短くなる可能性がある。
この対策として、請求項のように、押出成形部の側壁部の端末部を該側壁部の先端側よりも基底部側の方が余計に残る(つまり側壁部の基底部側よりも先端側の方が押出成形部の長手方向に短くなる)ように段カットした状態で成形型にセットするようにすると良い。このようにすれば、押出成形部の端末部において成形型の中子により側壁部を外側方向へ押し出して係合リップに密着させたときに、側壁部を外側方向へ押し出して湾曲させた分だけ側壁部が基底部側に引っ張られても、側壁部の先端側を成形型で型成形することができるため、側壁部の高さ寸法が短くなることを防止することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を具体化した幾つかの実施例を説明する。
本発明の実施例1を図1乃至図12に基づいて説明する。
図1に示すように、車体のサッシュドアの窓枠11(図3乃至図5参照)には、該窓枠11の内周側に沿って弾性ポリマー材料製の長尺なガラスランチャンネル組立体12が装着され、このガラスランチャンネル組立体12によって図示しない窓ガラスの昇降移動(スライド移動)が案内されるようになっている。
次に、図1乃至図6に基づいてガラスランチャンネル組立体12の構成について説明する。但し、要部が実質的に同じ部分には同一符号を付して説明を簡略化する。
図1及び図2に示すように、ガラスランチャンネル組立体12は、窓枠11の上辺部に装着される押出成形部13と、窓枠11の縦辺部に装着される押出成形部14と、上辺部に装着される押出成形部13と縦辺部に装着される押出成形部14とを接続して窓枠11のコーナー部に装着される型成形部15とから構成されている。
このガラスランチャンネル組立体12を形成する弾性ポリマー材料は、例えば、TPO(オレフィン系熱可塑性エラストマー)等が用いられ、押出成形部13,14は、押出成形により成形時は直線状に形成されている。また、型成形部15は、型成形(射出成形)により窓枠11のコーナー部の形状に合わせて曲った形状に形成されている。押出成形部13,14と型成形部15を共にTPOで形成することで、ゴムの場合の加硫が不要となり、押出成形部13,14や型成形部15を押出成形や型成形で簡単に成形することができると共に、押出成形部13,14や型成形部15に要求される適度な弾性を持たせることができる。
後述するように、型成形部15の成形型37(図8参照)に、上辺部に装着される押出成形部13の端末部と縦辺部に装着される押出成形部14の端末部とを所定の角度で交差させてセットした状態で、該成形型37内にTPO等の弾性ポリマー材料を充填して型成形部15を成形することで、上辺部に装着される押出成形部13と縦辺部に装着される押出成形部14とが型成形部15を介して接合されている。
図2及び図3に示すように、押出成形部13,14は、TPO等の弾性ポリマー材料の押出成形により、窓ガラスの端面に対向する基底部16と、この基底部16の幅方向両端側からそれぞれ立ち上がるように延びる車内側の側壁部17及び車外側の側壁部18と、各側壁部17,18の先端側からそれぞれ基底部16の幅方向略中央側に向けて突出して折り返し状に形成された車内側のシールリップ19及び車外側のシールリップ20と、各側壁部17,18の先端側からそれぞれシールリップ19,20と反対側に向けて突出する車内側の遮蔽リップ21及び車外側の遮蔽リップ22と、各側壁部17,18の根元側の外側面からからそれぞれ基底部16の幅方向外側に向けて突出する車内側の係合リップ23及び車外側の係合リップ24とが一体に成形されている。
一方、図2及び図4に示すように、型成形部15は、TPO等の弾性ポリマー材料の型成形により、窓ガラスの端面に対向する基底部25と、この基底部25の幅方向両端側からそれぞれ立ち上がるように延びる車内側の側壁部26及び車外側の側壁部27と、各側壁部26,27の先端側からそれぞれ基底部25の幅方向略中央側に向けて突出して折り返し状に形成された車内側のシールリップ28及び車外側のシールリップ29と、各側壁部26,27の先端側からそれぞれシールリップ28,29と反対側に向けて突出する車内側の遮蔽リップ30及び車外側の遮蔽リップ31と、車外側の側壁部27の根元側の外側面から基底部25の幅方向外側に向けて突出する凸形状、典型的には山形断面の係合突起32とが一体に成形されている。この係合突起32は、係合リップ24よりも横断面積が大きくなるように形成されている。また、車内側の側壁部26は、その根元側が幅方向外側に向けて湾曲又は屈曲するように形成されている。
図3及び図4に示すように、窓枠11の溝状部34に沿ってガラスランチャンネル組立体12(押出成形部13,14及び型成形部15)を装着したときに、窓枠11の車内側の係止部35と車外側の係止部36に、それぞれ押出成形部13,14の車内側の係合リップ23と車外側の係合リップ24が係合すると共に、窓枠11の車外側の係止部36に、型成形部15の係合突起32が係合することで、窓枠11の溝状部34にガラスランチャンネル組立体12が抜け止め保持されるようになっている。また、押出成形部13,14の車内側のシールリップ19と車外側のシールリップ20が、それぞれ窓ガラスの表面に当接すると共に、型成形部15の車内側のシールリップ28と車外側のシールリップ29が、それぞれ窓ガラスの表面に当接することで、窓ガラスを保持すると共に、窓枠11と窓ガラスとの間をシールするようになっている。
また、図2及び図5に示すように、型成形部15の車外側の係合突起32の端末部(係合リップ24との接合部)には、押出成形部13,14の車外側の係合リップ24の先端と係合突起32の頂点とが高さ方向の段差無く連続して繋がるように徐変係合突起部33が設けられている。この徐変係合突起部33は、係合リップ24から係合突起32の方に向かって、その山形断面形状の頂点の位置が係合リップ24の先端に相当する位置から係合突起32(徐変係合突起部33以外の部分)の頂点に相当する位置まで係合リップ24及び係合突起32の幅方向において徐々に変化するように形成されている。
ここで、「高さ方向の段差が無い」とは、「車外側の側壁部18の外表面から係合リップ24の先端までの距離と、車外側の側壁部27の外表面から徐変係合突起部33及び係合突起32の頂点までの距離とが、接合部及びその近傍の全域において一定だ」ということである。
これにより、図6に示すように、窓枠11の溝状部34に沿ってガラスランチャンネル組立体12を装着したときに、係合リップ24と係合突起32との接合部及びその近傍の全域において係合リップ24及び係合突起32(徐変係合突起部33を含む)が対向する窓枠11の車外側の係止部36に対して密着して係合するようになっている。ここで、図6は、係合リップ24の先端及び係合突起32(徐変係合突起部33を含む)の頂点に沿って押出成形部13及び型成形部15を切断した場合の縦断面図である。
次に、図7乃至図12に基づいてガラスランチャンネル組立体12の製造方法を説明する。
まず、型成形部15の成形型37(図8参照)について説明する。図10乃至図12に示すように、成形型37は、上型38と下型39と中子40とから構成されて、上下方向に開閉できるようになっている。
図8及び図10に示すように、成形型37の左右両側には、それぞれ押出成形部13,14の端末部を所定の角度で交差させた状態で保持するための保持キャビティ41が形成されている。図10に示すように、この保持キャビティ41は、押出成形部13,14の端面(型成形部15との接合面)付近以外を保持する部分において、車外側の係合リップ24を車外側の側壁部18から離した状態で保持すると共に、車内側の係合リップ23の先端を車内側の側壁部17に接触させた状態で保持するように形成されている。
また、図11に示すように、保持キャビティ41のうちの押出成形部13,14の端面付近を保持する部分において、中子40のうちの車外側の側壁部18の根元側(基底部16側)を保持する位置に長手方向において接合部及びその近傍にわたる長さで、外側方向に突出する突起42が設けられ、この中子40の突起42により車外側の側壁部18の根元側を外側方向へ押し出して車外側の係合リップ24に密着させて、車外側の係合リップ24の先端と係合突起32の頂点との間に高さ方向の段差を無くした状態で車外側の係合リップ24を保持するようになっている。一方、保持キャビティ41のうちの押出成形部13,14の端面付近を保持する部分において、上型38で車内側の係合リップ23を車内側の側壁部17に押し付けて潰した状態で車内側の係合リップ23を保持するようになっている。この場合、接合部近傍において車外側の側壁部18と車外側の係合リップ24とを密着させるため、型成形部15を樹脂で射出成形したときに樹脂が両者の隙間から押出成形部13,14の方へ漏れ出すことがない。
また、図8及び図12に示すように、成形型37の中央部(左右の保持キャビティ41の間)には、型成形部15を成形するための成形キャビティ43が形成され、この成形キャビティ43のうちの型成形部15の車外側の係合突起32の端末部(係合リップ24との接合部)に相当する部分で徐変係合突起部33を成形するようになっている。
ガラスランチャンネル組立体12を製造する場合には、まず、図7に示すように、押出成形工程で連続的に押出成形した連続押出成形体(図示せず)を所定の長さに切断した押出成形部13,14を準備する。本実施例1では、押出成形部13,14の端末部を長手方向とほぼ直角方向に直線状にカットしておく。
この後、保持工程を実行する。この保持工程では、成形型37を開いた状態で成形型37の左右の保持キャビティ41に押出成形部13,14の端末部をセットした後、図8及び図10に示すように、成形型37を閉じて成形型37の左右の保持キャビティ41で押出成形部13,14の端末部を所定の角度で交差させた状態で保持する。この際、図11に示すように、押出成形部13,14の端面(型成形部15との接合面)付近において、中子40の突起42により車外側の側壁部18の根元側を外側方向へ押し出して車外側の係合リップ24に密着させて、車外側の係合リップ24の先端と係合突起32の頂点との間に高さ方向の段差が無くなるように車外側の係合リップ24を保持した状態にする。
保持工程の実行後、型成形工程を実行する。この型成形工程では、成形型37内に加熱溶融したTPO等の弾性ポリマー材料を射出して充填した後、該弾性ポリマー材料を固化させて押出成形部13の端末部と押出成形部14の端末部との間に型成形部15を成形すると共に、押出成形部13の端末部と押出成形部14の端末部とを型成形部15を介して接合する。この場合、押出成形部13,14の基底部16と側壁部17,18とシールリップ19,20と遮蔽リップ21,22が、それぞれ型成形部15の基底部25と側壁部26,27とシールリップ28,29と遮蔽リップ30,31に接合される。更に、押出成形部13,14の車外側の係合リップ24の先端と型成形部15の車外側の係合突起32の頂点とが徐変係合突起部33を介して高さ方向の段差無く連続して繋がるように車外側の係合リップ24と車外側の係合突起32とが接合される。
型成形工程の実行後、成形型37を開いて成形型37から接合状態の押出成形部13,14及び型成形部15(図9参照)を取り出す。以上説明した方法で、上辺部に装着される押出成形部13の一方の端末部に型成形部15を介して一方の縦辺部に装着される押出成形部14の端末部を接合した後、同じ方法で、上辺部に装着される押出成形部13の他方の端末部に型成形部15を介して他方の縦辺部に装着される押出成形部14の端末部を接合することで、ガラスランチャンネル組立体12の製造が完了する。
以上説明した本実施例1では、押出成形部13,14の車外側の係合リップ24の先端と型成形部15の車外側の係合突起32の頂点とが高さ方向の段差無く連続して繋がるように係合リップ24と係合突起32とを接合することで、係合リップ24と係合突起32との接合部及びその近傍の全域において係合リップ24、徐変係合突起部33及び係合突起32を対向する窓枠11に対して十分な密着力で密着して係合させることができるため、係合リップ24と係合突起32との接合部の水や音等に対するシール性を向上させることができる。
しかも、型成形部15の成形型37をスライドコア構造にしなくても、型成形部15に山形断面の係合突起32を設けることができるため、型成形部15の成形型37の型構造を簡単化することができる。これにより、型成形部15の成形型37をあまり大型化することなく一度に多数の型成形部15を成形可能な構成にして、型成形部15を多数個取りにより効率良く成形することが可能となり、ガラスランチャンネル組立体12の製造効率を向上させることができる。
また、本実施例1では、係合突起32を、係合リップ24よりも横断面積が大きくなるように形成したので、係合リップ24と係合突起32の接合が容易且つ確実になる上、窓枠11にガラスランチャンネル組立体12を装着する際に、窓枠12に型成形部15の係合突起32を確実に係合させることができる。
更に、本実施例1では、押出成形部13,14の車内側及び車外側の両方に係合リップ23,24を設けると共に、型成形部15の車外側のみに係合突起32を設け、車外側の係合リップ24の先端と係合突起32の頂点とが高さ方向の段差無く連続して繋がるように車外側の係合リップ24と係合突起32とを接合するようにしたので、車外側の係合リップ24と係合突起32によってガラスランチャンネル組立体12の車外側のシール性を良好に確保することができる。
次に、図13及び図14を用いて本発明の実施例2を説明する。但し、前記実施例1と実質的に同一部分には同一符号を付して説明を簡略化し、主として前記実施例1と異なる部分について説明する。
前記実施例1では、押出成形部13,14の端末部を長手方向とほぼ直角方向に直線状にカット(車外側の側壁部18の端末部も直線状にカット)した状態で成形型37にセットするようにしたが、押出成形部13,14の端末部において成形型37の中子40の突起42によって車外側の側壁部18の根元側を外側方向へ押し出して車外側の係合リップ24に密着させたとき(図11参照)に、車外側の側壁部18を外側方向へ押し出して湾曲させた分だけ車外側の側壁部18が根元側(基底部16側)に引っ張られるため、車外側の側壁部18の高さ寸法(側壁部18の根元部からその反対側の先端部までの距離)が短くなり、その結果、接合部において側壁部18の高さが低くなる(高さ方向の段差ができる)可能性がある。
この対策として、本実施例2では、図13に示すように、押出成形部13,14の車外側の側壁部18の端末部を該側壁部18の先端側よりも根元側(基底部16側)の方が余計に残るように段カットする。つまり、押出成形部13,14の端末部において車外側の側壁部18の根元側よりも先端側の方が押出成形部13,14の長手方向に短くなるように、車外側の側壁部18の先端側とシールリップ20及び遮蔽リップ22を車外側の側壁部18の根元側及び基底部16よりも長手方向に余分に切除して段カット部44を設ける。
このようにして、押出成形部13,14の車外側の側壁部18の端末部を段カットした状態で、押出成形部13,14の端末部を成形型37にセットした後、型成形工程を実行することで、図14に示すように、押出成形部13,14の端末部の段カット部44(車外側の側壁部18の先端側とシールリップ20及び遮蔽リップ22)を成形型37で型成形する。
このようにすれば、押出成形部13,14の端末部において成形型37の中子40の突起42によって車外側の側壁部18の根元側を外側方向へ押し出して車外側の係合リップ24に密着させたときに、車外側の側壁部18を外側方向へ押し出して湾曲させた分だけ車外側の側壁部18が根元側(基底部16側)に引っ張られても、押出成形部13,14の端末部の段カット部44(車外側の側壁部18の先端側とシールリップ20及び遮蔽リップ22)を成形型37で型成形することができるため、車外側の側壁部18の高さ寸法が短くなることを防止することができる。
尚、上記各実施例1,2では、型成形部15の車外側のみに係合突起32を設け、車外側のみで係合リップ24の先端と係合突起32の頂点とが段差無く連続して繋がるように係合リップ24と係合突起32とを接合するようにしたが、型成形部15の車内側及び車外側の両方に係合突起を設け、車内側及び車外側の両方で係合リップの先端と係合突起の頂点とが段差無く連続して繋がるように係合リップと係合突起とを接合するようにしても良い。このようにすれば、車内側及び車外側の両方の係合リップと係合突起によってガラスランチャンネル組立体の車内側及び車外側の両方でシールできるため、確実にシールすることができる。
また、上記各実施例1,2では、押出成形部13,14と型成形部15を両方ともTPOで成形するようにしたが、押出成形部13,14と型成形部15のうちのどちらか一方又は両方をゴム(例えばEPDM)で成形するようにしても良い。
また、係合突起の断面形状は、山形に限らず、台形等、成形等に支障がない限度で適宜な形状を取りうる。
また、本発明の適用範囲は、サッシュドアの窓枠に装着されるガラスランチャンネル組立体に限定されず、パネルドアの窓枠に装着されるガラスランチャンネル組立体やドア以外の窓枠に装着されるガラスランチャンネル組立体に本発明を適用しても良い。
本発明の実施例1におけるガラスランチャンネル組立体の正面図である。 実施例1のガラスランチャンネル組立体の要部の斜視図である。 図2のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 図2のC−C断面図である。 図2のD−D断面図である。 実施例1の押出成形部の斜視図である。 実施例1の押出成形部を成形型にセットした状態を示す斜視図である。 実施例1の押出成形部と型成形部とを接合した状態を示す斜視図である。 図8のE−E断面図である。 図8のF−F断面図である。 図8のG−G断面図である。 実施例2の押出成形部の斜視図である。 実施例2の押出成形部と型成形部とを接合した状態を示す斜視図である。
符号の説明
11…窓枠、12…ガラスランチャンネル組立体、13,14…押出成形部、15…型成形部、16…基底部、17,18…側壁部、19,20…シールリップ、21,22…遮蔽リップ、23,24…係合リップ、25…基底部、26,27…側壁部、28,29…シールリップ、30,31…遮蔽リップ、32…係合突起、33…徐変係合突起部、37…成形型、38…上型、39…下型、40…中子、41…保持キャビティ、42…突起、43…成形キャビティ、44…段カット部

Claims (8)

  1. 車体の窓枠に沿って装着されて窓ガラスのスライド移動を案内するように弾性ポリマー材料により長尺に形成され、前記窓枠に装着されたときに前記窓ガラスの端面と対向する基底部と該基底部の幅方向両側からそれぞれ立ち上がる車内側及び車外側の側壁部とを備えたガラスランチャンネル組立体であって、
    押出成形により形成され、前記窓枠の上辺部と縦辺部に装着される押出成形部と、
    型成形により形成され、前記上辺部に装着される押出成形部の端末部と前記縦辺部に装着される押出成形部の端末部とを接続して前記窓枠のコーナー部に装着される型成形部と、
    前記押出成形部の車内側及び車外側の側壁部のうちの少なくとも一方の側壁部の外側面から外方へ延びて前記窓枠と係合可能な係合リップと、
    前記型成形部の車内側及び車外側の側壁部のうちの前記係合リップと同じ側の側壁部の外側面から外方へ突出して前記窓枠と係合可能な凸形状の係合突起とを備え、
    前記押出成形部の端末部において前記側壁部を外側方向へ湾曲させて前記係合リップに密着させることで、前記押出成形部の側壁部の外表面から前記係合リップの先端までの距離と前記型成形部の側壁部の外表面から前記係合突起の頂点までの距離とが前記係合リップと前記係合突起との接合部及びその近傍の全域において一定になり、少なくとも前記係合リップの先端と前記係合突起の頂点とが連続して繋がるように前記係合リップと前記係合突起とが接合され、前記窓枠に装着されたときに前記係合リップと前記係合突起との接合部及びその近傍の全域において前記係合リップ及び前記係合突起が対向する前記窓枠に対して密着して係合可能なように構成されていることを特徴とするガラスランチャンネル組立体。
  2. 前記係合突起は、山形断面形状で前記係合リップよりも横断面積が大きくなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のガラスランチャンネル組立体。
  3. 前記係合突起は、前記車外側の側壁部のみに設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のガラスランチャンネル組立体。
  4. 前記係合突起は、前記車内側及び車外側の両方の側壁部に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のガラスランチャンネル組立体。
  5. 前記押出成形部と前記型成形部は、オレフィン系熱可塑性エラストマーで形成されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のガラスランチャンネル組立体。
  6. 請求項1乃至のいずれかに記載のガラスランチャンネル組立体を製造する方法であって、
    前記上辺部に装着される押出成形部の端末部と前記縦辺部に装着される押出成形部の端末部とを前記型成形部の成形型にセットして前記型成形部を成形する際に、前記押出成形部の端末部において前記成形型の中子により前記側壁部を外側方向へ押し出して前記係合リップに密着させて前記押出成形部の側壁部の外表面から前記係合リップの先端までの距離と前記型成形部の側壁部の外表面から前記係合突起の頂点までの距離とが前記係合リップと前記係合突起との接合部及びその近傍の全域において一定になるように前記係合リップを保持した状態で前記型成形部を成形することで、前記係合リップの先端と前記係合突起の頂点とが段差無く連続して繋がるように前記係合リップと前記係合突起とを接合することを特徴とするガラスランチャンネル組立体の製造方法。
  7. 前記押出成形部の端末部において、前記成形型の中子に設けた突起によって前記側壁部を外側方向へ押し出すことを特徴とする請求項に記載のガラスランチャンネル組立体の製造方法。
  8. 前記押出成形部の側壁部の端末部を該側壁部の先端側よりも基底部側の方が余計に残るように段カットした状態で前記成形型にセットすることを特徴とする請求項又はに記載のガラスランチャンネル組立体の製造方法。
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