JP2007029326A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータに負荷外乱が加わることにより発生する速度変動起因の振動を低減する。
【解決手段】モータ12の回転速度を検出あるいは推定する速度検出手段21と、前記速度検出手段21が出力する実際の回転速度信号と目標回転速度との速度誤差に応じて制御量を演算して第1の制御信号を出力する制御手段23と、前記モータ12に加わる負荷外乱を推定する負荷外乱推定手段24と、前記負荷外乱推定手段24が出力する負荷信号と前記制御手段23が出力する制御信号より負荷外乱を補償するため第2の制御信号を出力する負荷制御手段25と、前記第2の制御信号を入力信号としてPWM制御回路とスイッチング素子を有したインバータ回路を介して前記モータ12に駆動電流を出力する駆動手段26で、負荷外乱に対する速度変動を低減し、振動、騒音を抑制する。
【選択図】図1

Description

本発明は、洗い、濯ぎ、脱水および乾燥を行うために、洗濯槽を回転させる回転駆動力を発生させるモータを有する洗濯機に関するものである。
従来、洗濯機におけるモータの速度制御装置としては、洗い、濯ぎ運転や脱水運転を行う場合、ブラシレスDCモータを使用し、そのブラシレスDCモータをインバータ回路によって駆動し、モータへの印加電圧を増減させることによって、モータのトルクを制御しているものがある。
図15は、従来の洗濯機の速度制御装置の構成を示すものである。洗濯機の速度制御装置はマイクロコンピュータなどで構成されていて、その機能ブロックは、図15に示すように、PI制御部、洗い速度パターン出力部、UVW変換部、初期速度パターン出力部、PWM駆動部、位置速度検出部などを備えている。
PWM駆動部より出力される各相のPWM信号は、モータを駆動するインバータ回路に出力される。モータにはホールセンサが組み込まれていて、モータの回転速度とロータの位置検出を行っている。PI制御部は、洗濯機の運転制御部(図示せず)より出力される脱水運転の目標回転速度とモータの検出速度に基いてモータの回転速度をPI制御し、PWM信号のデューティ指令と位相指令をUVW変換部へ出力する。
また、洗い速度パターン出力部は、洗い運転時におけるデューティ指令と位相指令をUVW変換部へ出力している。UVW変換部は、PI制御部もしくは洗い速度パターン出力部より出力される信号をU、V、Wの各相の電圧指令に変換してPWM駆動部に出力している。初期パターン出力部は、モータを停止状態から起動する場合に通電パターンをUVW変換部に代わってPWM駆動部に出力している。
また、洗濯機におけるモータの他の速度制御装置としては、洗い、濯ぎ運転や脱水運転を行う場合、モータのトルク制御を高精度に行うことによって、騒音や振動を抑制するために、モータへの印加電流を増減させることによって、モータのトルクを制御しているものがある(例えば、特許文献1参照)。
図16は、第2の従来の洗濯機の速度制御装置の構成を示すものである。洗濯機の速度制御装置はマイクロコンピュータなどで構成されていて、その機能ブロックは、図16に示すように、速度指令出力部、速度PI制御部、電流PI制御部、q軸とd軸への指令値をUVWの3相への出力に変換するdq/αβ変換部、αβ/UVW変換部、PMW駆動部、電流検出のためのAD変換部、αβ/dq変換部、UVW/αβ変換部、回転速度を推定する推定部などを備えている。以下、第2の従来例について説明する。
速度PI制御部27は、目標速度指令値と速度推定部64の出力であるモータ回転推定速度との差分量に基づいてPI制御を行い、q軸電流指令値Iqrefとd軸電流指令値Idrefを生成して出力している。ここで、洗いおよび濯ぎ運転におけるd軸電流は、ゼロに設定され、脱水時におけるd軸電流は、弱め磁界制御を行うために所定の値に設定されている。
αβ/dq変換部30より出力される実際のq軸電流値Iq、d軸電流値Idは、減算器66、67で上記q軸電流指令値Iqref、d軸電流指令値Idrefとの差分量が計算され、電流制御部69はその差分量に基づいてPI制御を行い、q軸電圧指令値Vqとd軸電圧指令値Vdを生成して、dq/αβ変換部に出力している。
dq/αβ変換部は、推定部によって検出されたロータ位相角度が入力され、回転位相角に基づいた電圧指令値Vd、VqをVα、Vβに座標変換して出力している。電圧指令値Vα、Vβはαβ/UVW変換部に入力され、3相の電圧指令値Vu、Vv、Vwに変換されて、PWM形成部に入力されている。
PWM形成部は、3相の電圧指令値に基づいて16kHzの搬送波を変調した各相のPWM信号をインバータ回路に出力して、モータの各相に正弦波状の電流が通電されるように正弦波に基いた電圧振幅に対するパルス幅の信号が出力されている。
また、従来の他のモータのトルク制御装置としては、直流モータにより駆動される回転機械の一種であるロータリ圧縮機をインバータにより駆動する際に、回転加速度手段と検出された回転加速度と回転加速度指令との偏差に基づいた電流指令生成手段を有する制御手段で、ロータリ圧縮機のトルク制御を行っているものがある(例えば、特許文献2参照)。
図17は、第3の従来のロータリ圧縮機の制御装置の構成を示すものである。ロータリ圧縮機において、モータの電磁トルクに対し、圧縮機の負荷トルクは外乱として作用して、その差分トルクが加振トルクとなり、回転速度は変動する。この回転速度に基くロータの回転角度位置をサンプリングしてパルス信号として測定している。
マイコン38では、パルス時間間隔をもとめ、差分方式で、検出回転速度28、検出回転加速度101を演算し、出力している。検出回転速度は指令速度と、検出回転加速度は指令加速度と、それぞれ差分値が計算され、速度偏差102と加速度偏差103が演算される。速度偏差102と加速度偏差103は、それぞれの偏差量に基づいてPI制御され、それぞれの制御量を加算して電流指令値104が計算される。そして、その電流指令値がインバータ回路に入力され、モータが制御駆動されている。
特開2003−53092号公報 特許第2669540号公報
洗濯機のモータ速度制御系では、洗濯物の量、偏り、洗濯中の洗濯物の振動、洗濯機機構系の振動などによって、モータにかかる負荷トルクが変動する。そのため、前記負荷トルクが外乱となり、回転速度を所定の一定値で制御駆動することができないという課題がある。
さらに、前記第1の従来の構成では、図15のように電圧指令のみでモータのトルクを制御している。電流はトルクに比例するが、駆動回路には遅れがあり、電圧からトルクまでの伝達関数に遅れが含まれ、そのため制御動作にも遅れが生じ、外乱がない状態でも、正確な速度制御ができない。
それに加え、前記のような負荷外乱が洗濯機の場合には加わることになる。その周波数は、数Hz〜1kHzまで、複数の振動である。そのため、外乱による速度変化を検出できても正確な補償ができず、速度変動、ひいては速度変動が起因となる振動、騒音が発生するという課題を有していた。
また、前記第2の従来の構成では、図16のように電流指令でモータのトルクを制御している。電流はトルクに比例するため、駆動回路に遅れがあっても電流をフィードバック制御しているため、動作の遅れを低減でき、正確な速度制御ができる。
しかしながら、前記のような負荷外乱が洗濯機の場合には加わることになる。その周波数は、数Hz〜1kHzまで、複数の振動である。そのため、外乱による速度変化を検出できても、速度フィードバックだけでは制御帯域で決まる補償ゲインでのみ速度変動を低減することが可能となるだけである。DC的な低域外乱は補償できても、AC的な外乱(特に、制御帯域以上)に対しては正確な補償ができず、速度変動、ひいては速度変動が起因となる振動、騒音が発生するという課題を有していた。
さらに、前記第3の従来の構成では、図17のように電流指令でモータのトルクを制御しているとともに、速度フィードバックに加えて加速度フィードバック補償を行っている。電流はトルクに比例するため、駆動回路に遅れがあっても、電流をフィードバック制御しているため、動作の遅れを低減でき、正確な速度制御ができるとともに、加速度外乱を検出して制御を行っているため、検出できる負荷外乱を補償できるため、正確な速度制御が可能となる。
しかしながら、前記のような負荷外乱が洗濯機の場合には加わることになる。その周波数は、数Hz〜1kHzまで、複数の振動である。従来例では、回転周期(1次)に同期した角度位置で特定できる負荷外乱が主で、そのため1回転分をメモリに入れ次回転で補償するという方法をとっている。規則性、周期性のある外乱に有効であるが、振動などの力外乱は一定でない。
また、位置信号の2回微分で加速度外乱を計算しているため、ノイズ外乱など高周波外乱を含むことになり、回転数高次成分などのAC外乱を高精度に検出することができないため、正確な補償ができず、速度変動、ひいては速度変動が起因となる振動、騒音が発生するという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、速度変動が起因となる振動、騒音を防止できるようにした洗濯機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機は、洗濯槽を駆動するモータの回転速度を検出あるいは推定する速度検出手段と、前記速度検出手段が出力する実際の回転速度信号と目標回転速度との速度誤差に応じて制御量を演算して第1の制御信号を出力する制御手段と、前記モータに加わる負荷外乱を推定する負荷外乱推定手段と、前記負荷外乱推定手段が出力する負荷信号と制御手段が出力する第1の制御信号より負荷外乱を補償するため第2の制御信号を出力する負荷制御手段と、前記第2の制御信号を入力信号としてPWM制御回路とスイッチング素子を有したインバータ回路を介して前記モータに駆動電流を出力する駆動手段とを具備ものである。
これにより、モータの速度信号から負荷外乱を推定検出し、洗濯物の量、偏り、洗濯中の洗濯物の振動、洗濯機機構系の振動などによって、数Hz〜1kHzまで複数の負荷外乱があっても、電流フィードバック制御とともに、モータ回転速度から負荷外乱を推定し、フィードフォワード補償することによって、前記AC的負荷外乱に対する回転速度変動を防止することができ、速度変動が起因となる振動、騒音を防止することができる。
本発明の洗濯機は、制御信号と、検出した速度信号で負荷外乱を高速高精度に推定して補償することが可能となり、回転速度変動とそれに伴う振動、騒音を防止することができる。
第1の発明は、洗濯物を収容する洗濯槽と、前記洗濯槽を駆動するモータと、前記モータの回転速度を検出あるいは推定する速度検出手段と、前記速度検出手段が出力する実際の回転速度信号と目標回転速度との速度誤差に応じて制御量を演算して第1の制御信号を出力する制御手段と、前記モータに加わる負荷外乱を推定する負荷外乱推定手段と、前記負荷外乱推定手段が出力する負荷信号と制御手段が出力する第1の制御信号より負荷外乱を補償するため第2の制御信号を出力する負荷制御手段と、前記第2の制御信号を入力信号としてPWM制御回路とスイッチング素子を有したインバータ回路を介して前記モータに駆動電流を出力する駆動手段とを具備したことにより、モータの速度信号から負荷外乱を推定検出し、洗濯物の量、偏り、洗濯中の洗濯物の振動、洗濯機機構系の振動などによって、数Hz〜1kHzまで複数の負荷外乱があっても、電流フィードバック制御とともに、モータ回転速度から負荷外乱を推定し、フィードフォワード補償することによって、前記AC的負荷外乱に対する回転速度変動を防止することができ、速度変動が起因となる振動、騒音を防止することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の負荷外乱推定手段は、モータの回転速度信号と第1の制御信号よりモータに加わる負荷外乱を推定することにより、第1の制御信号と、検出した速度信号の代数式で負荷外乱を高速高精度に推定することが可能となる。
第3の発明は、特に、第1の発明の負荷外乱推定手段は、速度検出手段が出力する速度信号の変化分より負荷外乱を推定することにより、第1の制御信号と、検出した速度信号の差分式で負荷外乱を高速高精度に推定することが可能となる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明の負荷制御手段は、負荷外乱推定手段が出力する負荷信号と制御手段が出力する第1の制御信号を加算して、負荷外乱を補償するための第2の制御信号を生成することにより、負荷外乱を高速高精度に推定して補償することが可能となり、回転速度変動とそれに伴う振動、騒音を防止することができる。
第5の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つの発明の負荷外乱推定手段は、回転ドラムの1回転の角度を複数に分割して、この分割された角度ごとの負荷外乱を推定して出力することにより、洗濯槽の回転位置に依存する負荷外乱を高速高精度に推定して補償することが可能となり、回転速度変動とそれに伴う振動、騒音を防止することができる。
第6の発明は、特に、第5の発明の負荷制御手段は、分割された角度ごとに負荷外乱を補償するための第2の制御信号を出力することにより、洗濯槽の回転位置に依存する負荷外乱を高速高精度に推定して補償することが可能となり、回転速度変動とそれに伴う振動、騒音を防止することができる。
第7の発明は、特に、第5の発明の負荷外乱推定手段は、1回転分の推定した負荷外乱を記憶する推定記憶手段を有することにより、洗濯槽の回転位置に依存する負荷外乱を高速高精度に推定して保存することが可能となり、この記憶された推定値によって回転位置に依存する負荷外乱を補償することが可能となるため、回転速度変動とそれに伴う振動、騒音を防止することができる。
第8の発明は、特に、第6の発明の負荷制御手段は、回転ドラムの1回転前の該当する角度における負荷信号を使用して、第2の制御信号を出力することにより、洗濯槽の回転位置に依存する負荷外乱を直接補償することが可能となり、回転速度変動とそれに伴う振動、騒音を防止することができる。
第9の発明は、特に、第1〜第5の発明の負荷外乱推定手段は、ドラム回転周波数の50次までの外乱を推定する安定化ローパスフィルタを有することにより、速度検出、負荷外乱推定時のノイズなど高周波成分を除去して負荷外乱を高精度に推定することができ、回転速度変動とそれに伴う振動、騒音を防止することができる。
第10の発明は、特に、第1〜第5の発明の負荷外乱推定手段は、洗い、濯ぎ、脱水および乾燥の各動作開始時に推定値を初期化することにより、洗濯の各モードで異なる負荷外乱を高速かつ高精度に推定することでき、回転速度変動とそれに伴う振動、騒音を防止することができる。
第11の発明は、特に、第1〜第5の発明の負荷外乱推定手段は、洗濯物の量に応じて加える水と前記洗濯物の質量より、洗濯、脱水、乾燥の動作モードごとに内部モデルのパラメータを決定する推定パラメータ演算手段とを有することにより、洗濯の各モードで異なる負荷外乱を高速かつ高精度に推定することでき、回転速度変動とそれに伴う振動、騒音を防止することができる。
第12の発明は、特に、第1〜第5の発明の負荷制御手段は、洗い、濯ぎ、脱水および乾燥の動作モードごとに、第1の制御信号と第2の制御信号を切り換えて出力することにより、洗濯の各モードで異なる負荷外乱に対して、高精度かつ不要な動作無しに、回転速度変動とそれに伴う振動、騒音を防止することができる。
第13の発明は、特に、第12の発明の負荷制御手段は、負荷外乱推定手段の負荷推定値の大きさに応じて第1の制御信号と第2の制御信号を切り換えて出力することにより、洗濯の各モードで異なる負荷外乱に対して、高精度かつ不要な動作無しに、回転速度変動とそれに伴う振動、騒音を防止することができる。
第14の発明は、特に、第12の発明の負荷制御手段は、回転ドラムの振動を測定する振動センサを有し、前記振動センサの出力値の大きさに応じて第1の制御信号と第2の制御信号を切り換えて出力することにより、洗濯時の速度変動起因の振動外乱の高速に検出でき、回転速度変動とそれに伴う振動、騒音を防止することができる。
第15の発明は、特に、第12の発明の負荷制御手段は、脱水時に第2の制御信号を出力することにより、脱水時の洗濯物の偏りが原因となる速度変動起因の振動外乱に対して補償が可能で、回転速度変動とそれに伴う振動、騒音を防止することができる。
第16の発明は、特に、第12の発明の負荷制御手段は、モータの回転速度が目標速度の10パーセント以内に入った場合に、第2の制御信号を出力することにより、脱水時の洗濯物の偏りが原因となる速度変動を検出して、すぐに速度変動起因の振動外乱に対して補償が可能で、回転速度変動とそれに伴う振動、騒音を防止することができる。
第17の発明は、特に、制御手段は、モータの回転速度誤差と前記回転誤差の積分値をフィードバックするPI制御の速度制御手段を有するとともに、洗濯物の質量を計測する質量検出手段と、洗濯物の量に応じて加える水と前記洗濯物の質量より、洗濯、脱水、乾燥の動作モードごとの制御パラメータを決定する制御パラメータ演算手段とを有することにより、洗濯物の量や偏りが異なる場合も安定な制御系を構成することができ、振動外乱に対する補償が可能となるために、回転速度変動とそれに伴う振動、騒音を防止することができる。
本発明の洗濯機は、制御信号と、検出した速度信号で負荷外乱を高速高精度に推定して補償することが可能となり、回転速度変動とそれに伴う振動、騒音を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における洗濯機の速度制御装置のブロック構成図である。図1において、10は洗濯機機構部で、11は洗濯物を収容し回転させる洗濯槽としての回転ドラム、12は回転ドラムを速度制御しながら回転させるモータでブラシレスモータにより構成している。13は洗濯物と水が入る水受筒、18は洗濯物投入口を有するカバー、14は水受筒と洗濯物投入口のあるカバー18との隙間をなくして接続するためのシールパッキン、15は洗濯槽の姿勢を支持するための支持ばね、16は洗濯時(モータ回転時)に発生する振動を低減してカバー18や床への振動伝達を小さくするためのダンパ、17は洗濯物投入口の蓋、19は洗濯機を床に設置する防振ゴムである。
20は洗濯機電気部で、21はモータ12の回転速度Vmを検出する速度検出手段、30は洗濯モードに応じてモータ12の目標回転速度を速度制御装置に指令する洗濯機コントローラで、洗濯動作モードに応じてモータ12の目標回転速度を決定して、速度制御系に回転速度指令値Vrefを出力する速度指令出力手段を有している。
22は回転速度指令値Vrefと検出した実際の回転速度Vmとの差分をとり、速度偏差VEを出力する減算器、23は速度偏差VEに基づいて制御量Uを演算して出力する制御手段、24は制御量U’とモータの回転速度Vmよりモータ12への負荷外乱を推定する負荷外乱推定手段、25は推定負荷Festを制御量Uにフィードフォワード制御として加算して制御量U’を出力する負荷制御手段、26は制御量U’に基いて3相のPWM駆動電流を出力する駆動手段、27は駆動電流を検出して電流をフィードバック制御する電流制御手段である。
図2は、本発明の第1の実施の形態における洗濯機の速度制御装置の詳細ブロック構成図である。以下、速度制御方法について説明する。洗濯機コントローラ30より、モータ12の目標回転速度が指令される。また、ここで使用するモータとしてはブラシレスDCモータで、その中でもリラクタンストルクを使用して回転させるリラクタンスモータである。12はブラシレスモータで、12−1はマグネットとコイルで構成されるモータ部、12−2はロータ位相を検出できるホール素子である。
速度検出手段21は、ここではタコジェネレータを使用する。ブラシレスタコジェネレータは、モータ中に組み込まれたホール素子とコンパレータ、アナログスイッチで構成される。この速度検出手段21よりモータ12の回転速度Vmを検出する。減算器22は目標回転速度Vrefと検出したモータ回転速度Vmの速度偏差VEを出力し、速度制御手段23では、速度偏差VEに基いて制御量Uを演算する。
図3に制御手段23のブロック図を示す。速度偏差VEは速度フィードバックゲインKvを乗じて速度フィードバック制御量Uvを演算するとともに、速度偏差VEの積分値に積分フィードバックゲインを乗じて積分フィードバック制御量Uiを演算し、これら2つの制御量を加算器23−4で加算し、制御量Uを出力している。次に、負荷制御手段25は、制御量Uと、負荷推定手段24の出力である推定負荷Festの値に基づいて制御量U’を出力している。
図4に負荷制御手段25のブロック図を示す。推定負荷Festに外乱フィードフォワードゲインkdを乗じてフィードフォワード制御量Ufを演算し、加算器25−2で制御量Uと加算して制御量U’を出力している。この制御量U’は、ブラシレスモータのベクトル制御におけるq軸(quadrature)電流指令Iqaとなる。また、図2においてリラクタンストルクに相当するd(direct)軸電流指令Idaは、洗濯機コントローラより目標回転速度に応じて出力される。
次に、電流制御手段27について説明する。図2における3相UVW/dq変換器27−8において、U相電流とV相電流よりq軸電流Iqとd軸電流Idを検出している。これらを減算器27−1と27−2でq軸指令電流との偏差とd軸指令電流との偏差を演算している。そして、それぞれの偏差に速度制御器と同様にPI制御を行って指令電圧VqaとVdaを出力している。ここで図5に3相UVW/dq変換器のブロック図、図6に非干渉制御器のブロック図を示す。
演算された指令電圧VqaとVdaは、次に非干渉制御器27−7の出力を加算器27−5、27−6で加算して相互独立な指令電圧Vqa‘とVda’となる。ブラシレスモータにはd、q軸間で干渉しあう速度起電力がある。それらはq軸電流Iq、d軸電流Idに影響するが直接制御することはできない。そこで、その速度起電力を求めておいてそれらを打ち消す制御がここでの非干渉制御器27−7である。非線形制御器では、電機子巻線自己インダクタンスLaと巻線鎖交磁束数Φより非線形制御量を演算している。なお、通常トルク定数ktは極数pとΦによって決定される。そして、相互独立な指令電圧Vqa‘とVda’は、駆動手段26のdq/3相UVW変換器26−1へ出力される。
図7にdq/3相変換器26−1とロータ位相角演算器26−4の関係を示すブック図を示す。dq/3相変換器26−1では、指令電圧Vqa‘とVda’に対してロータ位相角のサイン値、コサイン値を乗じて、3相(U相、V相、W相)への指令電圧Vu、Vv、VwをPWMインバータ回路26−2に出力する。PWMインバータ回路26−2は、3相の正弦波指令電圧に対して、キャリア周波数15.6kHZ、印加電圧100Vのパルス波信号をブラシレスモータ12に出力している。26−3は抵抗による電流検出器で、検出されたU相とV相の電流値は3相UVW/dq変換器27−8へ出力されている。
そして、最後に負荷推定手段24について説明する。入力は制御量に相当する指令電圧Vqa‘とVda’と、モータの回転速度Vmである。指令電圧は定数24−1が乗ぜられ、指令に対する加速度Acc1を演算している。ここで、Ktは入力電流に対する出力トルクの比(トルク定数)で、k_daは指令電圧から印加電流までの変換定数である。また、回転速度についても加わった加速度Acc2を演算している。Jはモータと洗濯槽全体の慣性モーメント、k_adは回転速度からディジタル値として検出するまでの変換定数である。
そして加えた加速度Acc1と加わった加速度Acc2との差を求め、その差を負荷外乱としている。実際には、720Hz近傍の振動による騒音を低減したいため、回転数の50次までの外乱の検出と補償が目的であり、ノイズなど高周波成分を除去するためローパスフィルタ24−4を追加し、その出力を推定負荷Festとしている。
以上が、ブラシレスモータ速度制御系の信号の流れ、および制御アルゴリズムである。実際に以下の仕様で駆動電流と回転速度をシミュレーションした結果を図9に示す。(a)がモータの回転速度、(b)が駆動トルクで、それぞれ(1)が負荷制御なし、(2)が負荷制御ありの場合である。すなわち、(a−1)が負荷制御なしのモータの回転速度、(b−2)が負荷制御ありの駆動トルクである。結果より、負荷外乱に対して負荷推定と負荷制御を付加することにより、回転速度変動を小さくすることができている。
シミュレーション仕様
モータトルク定数:0.83 Nm/A
慣性:2.25×10^4 kgm^2
目標回転速度:900 r/min
サンプリング周波数:3kHz
制御帯域:150Hz
インバータキャリア周波数:15.6kHz
以上より、負荷外乱を高速高精度に推定して補償することが可能となり、回転速度変動とそれに伴う振動、騒音を防止することができる。
なお、本実施の形態において、モータのトルク定数、洗濯槽とモータの慣性、目標速度、サンプリング周波数、キャリア周波数、制御帯域を上記仕様としたが、他の仕様であっても同様の効果が可能である。
(実施の形態2)
図10は本発明の第2の実施の形態である洗濯機の速度制御装置のブロック構成図である。速度制御装置の基本的な構成については、第1の実施の形態と同様のため、ここでは、基本的な説明は省略する。また、第1の実施の形態と同一の構成要素については、図1と同一の符号を付している。
図1と異なるところは、サンプリング時間を回転角が4degごとに、1回転あたり90分割するように決定しているところと、サンプリングごと1回転分の負荷推定値を推定記憶手段28にメモリしているところと、1回転前に推定した推定負荷を使用して負荷制御手段は制御量を演算しているところと、洗濯機コントローラが洗濯モードごとに負荷推定手段の内部パラメータと制御手段の制御パラメータを決定するパラメータ演算手段29を配置していて、洗濯機コントローラ30から洗濯モードごとにパラメータ演算手段へ指令が出力されているところである。
すなわち、回転速度が900r/minの場合、回転が15Hzで1回転あたり90のサンプリングであるため、サンプリング周波数は1350Hzとしている。また、速度検出手段は、エンコーダ信号のパルス信号より差分で速度を求めている。回転角の分割はこのエンコーダを用いて行っている。その分解能は1440p/revとした。ここで、制御量は、式(1)のように制御量U’を演算している。
U(n) + Uf(n−90) = U’ (1)
また、内部パラメータ調整は、低速回転として、粘性の影響を小さくして行う。
Jα = τ (2)
式(2)の関係よりトルクを与えながら、角加速度を検出して、慣性モーメントJを同定する。
以上より、負荷外乱を高速高精度に推定して補償することが可能となり、回転速度変動とそれに伴う振動、騒音を防止することができる。
(実施の形態3)
図11は本発明の第3の実施の形態である洗濯機の速度制御装置のブロック構成図である。速度制御装置の基本的な構成については、第1の実施の形態と同様のため、ここでは、基本的な説明は省略する。また、第1の実施の形態と同一の構成要素については、図1と同一の符号を付している。
図1と異なるところは、洗濯機コントローラが洗濯モードごとに推定値を初期化(クリア)するため、洗濯機コントローラ30より推定記憶手段28に初期化指令が出力されているところと、洗濯機の動作モードごとに第1の制御信号と第2の制御信号を切り換えるため、洗濯機コントローラ30から切り換え指令が負荷制御手段24に入力され、切り換えスイッチ24−2によって負荷制御信号の付加を切り換えているところと、洗濯槽に取り付けられた振動センサ40の値に応じて切り換えスイッチ2−2へ指令が送られ、負荷制御信号の付加を切り換えているところと、モータの回転速度変動が10%を超えた場合に、切り換えスイッチ24−2によって負荷制御信号の付加を切り換えているところである。
図13にフローチャートを示す。1で洗濯モードを判別し、その後脱水モードの場合は、負荷制御をONにしている。また、その他のモードの場合、振動センサ値、負荷推定値、速度変動値のいずれかがしきい値を超えた場合、負荷制御をONにしている。
また、これまで、負荷推定を図8のように行ってきたが、図14のように速度の差分を行い、加速度を計算した場合でも同様の効果が得られる。
以上より、負荷外乱を高速高精度に推定して補償することが可能となり、回転速度変動とそれに伴う振動、騒音を防止することができる。
なお、本実施の形態では、回転振動の50次までの補償としたが、他の次数でもよい。また、本実施の形態では、センサはタコジェネレータとエンコーダを使用しているが、他のセンサやオブザーバによる速度推定値を使用しても同様の効果が得られる。さらに、本実施の形態では、速度制御手段を速度フィードバック制御と積分制御としたが、速度フィードバックだけでもよい。
また、本実施の形態では、電流フィードバック制御を速度制御とPWM駆動の間に行っているが、電圧制御であってもよい。また、本実施の形態では、速度制御であったが、位置決め制御であっても同様の効果が得られる。また、本実施の形態では、モータに加わる負荷外乱を推定したが、トルクセンサなどで検出してもよい。
さらに、本実施の形態では、振動や速度変動、推定負荷などをトリガにして、外乱推定補償の有無を切り換えるようにしたが、駆動電流や音などをトリガにしても同様の効果が得られる。また、本実施の形態では、1回転を90分割して角度ごとの外乱を推定して記憶したが、他の分割数であってもよい。
以上のように、本発明にかかる洗濯機は、制御信号と、検出した速度信号で負荷外乱を高速高精度に推定して補償することが可能となり、回転速度変動とそれに伴う振動、騒音を防止することができるので、洗濯機におけるモータの速度変動起因の振動低減のために有用である。
本発明の実施の形態1における洗濯機の速度制御装置のブロック構成図 同洗濯機の速度制御装置の詳細ブロック図 同洗濯機の速度制御装置の制御手段のブロック図 同洗濯機の速度制御装置の負荷制御手段のブロック図 同洗濯機の速度制御装置の電流制御手段の部分ブロック図 同洗濯機の速度制御装置の電流制御手段の部分ブロック図 同洗濯機の速度制御装置の駆動手段のブロック図 同洗濯機の速度制御装置の負荷外乱推定手段のブロック図 同洗濯機の駆動電流と回転速度のシミュレーション結果を示すグラフ 本発明の実施の形態2における洗濯機の速度制御装置のブロック構成図 本発明の実施の形態3における洗濯機の速度制御装置のブロック構成図 同洗濯機の速度制御装置の負荷制御手段のブロック図 同洗濯機の負荷外乱推定手段のブロック図 同洗濯機の速度制御装置の他の負荷外乱推定手段のブロック図 従来の洗濯機の速度制御装置のブロック図 同洗濯機の他の例の速度制御装置のブロック図 同洗濯機の他の例のトルク制御装置のブロック図
符号の説明
11 回転ドラム(洗濯槽)
12 モータ
13 水受筒
15 支持ばね
16 ダンパ
18 カバー
21 速度検出手段
22 減算器
23 制御手段
24 負荷外乱推定手段
25 負荷制御手段
26 駆動手段
27 電流制御手段
30 洗濯機コントローラ

Claims (17)

  1. 洗濯物を収容する洗濯槽と、前記洗濯槽を駆動するモータと、前記モータの回転速度を検出あるいは推定する速度検出手段と、前記速度検出手段が出力する実際の回転速度信号と目標回転速度との速度誤差に応じて制御量を演算して第1の制御信号を出力する制御手段と、前記モータに加わる負荷外乱を推定する負荷外乱推定手段と、前記負荷外乱推定手段が出力する負荷信号と制御手段が出力する第1の制御信号より負荷外乱を補償するため第2の制御信号を出力する負荷制御手段と、前記第2の制御信号を入力信号としてPWM制御回路とスイッチング素子を有したインバータ回路を介して前記モータに駆動電流を出力する駆動手段とを具備したことを特徴とする洗濯機。
  2. 負荷外乱推定手段は、モータの回転速度信号と第1の制御信号よりモータに加わる負荷外乱を推定することを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  3. 負荷外乱推定手段は、速度検出手段が出力する速度信号の変化分より負荷外乱を推定することを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  4. 負荷制御手段は、負荷外乱推定手段が出力する負荷信号と制御手段が出力する第1の制御信号を加算して、負荷外乱を補償するための第2の制御信号を生成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗濯機。
  5. 負荷外乱推定手段は、回転ドラムの1回転の角度を複数に分割して、この分割された角度ごとの負荷外乱を推定して出力することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の洗濯機。
  6. 負荷制御手段は、分割された角度ごとに負荷外乱を補償するための第2の制御信号を出力することを特徴とする請求項5記載の洗濯機。
  7. 負荷外乱推定手段は、1回転分の推定した負荷外乱を記憶する推定記憶手段を有することを特徴とする請求項5記載の洗濯機。
  8. 負荷制御手段は、回転ドラムの1回転前の該当する角度における負荷信号を使用して、第2の制御信号を出力することを特徴とする請求項6に記載の洗濯機。
  9. 負荷外乱推定手段は、ドラム回転周波数の50次までの外乱を推定する安定化ローパスフィルタを有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の洗濯機。
  10. 負荷外乱推定手段は、洗い、濯ぎ、脱水および乾燥の各動作開始時に推定値を初期化することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の洗濯機。
  11. 負荷外乱推定手段は、洗濯物の量に応じて加える水と前記洗濯物の質量より、洗濯、脱水、乾燥の動作モードごとに内部モデルのパラメータを決定する推定パラメータ演算手段とを有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の洗濯機。
  12. 負荷制御手段は、洗い、濯ぎ、脱水および乾燥の動作モードごとに、第1の制御信号と第2の制御信号を切り換えて出力することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の洗濯機。
  13. 負荷制御手段は、負荷外乱推定手段の負荷推定値の大きさに応じて第1の制御信号と第2の制御信号を切り換えて出力することを特徴とする請求項12記載の洗濯機。
  14. 負荷制御手段は、回転ドラムの振動を測定する振動センサを有し、前記振動センサの出力値の大きさに応じて第1の制御信号と第2の制御信号を切り換えて出力することを特徴とする請求項12記載の洗濯機。
  15. 負荷制御手段は、脱水時に第2の制御信号を出力することを特徴とする請求項12記載の洗濯機。
  16. 負荷制御手段は、モータの回転速度が目標速度の10パーセント以内に入った場合に、第2の制御信号を出力することを特徴とする請求項12記載の洗濯機。
  17. 制御手段は、モータの回転速度誤差と前記回転誤差の積分値をフィードバックするPI制御の速度制御手段を有するとともに、洗濯物の質量を計測する質量検出手段と、洗濯物の量に応じて加える水と前記洗濯物の質量より、洗濯、脱水、乾燥の動作モードごとの制御パラメータを決定する制御パラメータ演算手段とを有することを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に記載の洗濯機。
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