JP5573930B2 - モータ制御装置及びモータ制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、モータ制御装置及びモータ制御方法に関し、特にはロータの位相を算出する技術に関する。
従来、ロータの位置を検出するためのホールセンサを備えるモータが知られている。特許文献1には、ロータが直前の区間を回転したときの平均速度ωmn−1及び時間Tn−1を用いて補正を行うことで、加速による影響を補償し、ロータの位相を正確に算出することが記載されている。
特開平10−201284号公報
ところで、コンプレッサーなど、周期的に変動する負荷をモータが駆動する場合、負荷の周期的な変動に応じてロータの角速度も周期的に変動する。すなわち、負荷が重くなるとロータの角速度が減少し、負荷が軽くなるとロータの角速度が増加する。このため、従来技術のようにロータが直前の区間を回転したときのパラメータを用いると、ロータの位相を正確に算出できないおそれがある。
本発明は、上記実情に鑑みて為されたものであり、モータが駆動する負荷が周期的に変動する場合であってもロータの位相を正確に算出することが可能なモータ制御装置及びモータ制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のモータ制御装置は、磁石を備えるロータと、前記ロータの周囲に配置される複数のホールセンサと、を備えるモータを制御するモータ制御装置であって、前記モータが駆動する周期的に変動する負荷の変動周期を表す情報を記憶する変動周期記憶部と、前記複数のホールセンサの検出信号から生成される、前記ロータが所定の角度回転する毎に高低が切り替わるパルス信号の各パルスのパルス幅を記憶するパルス幅記憶部と、前記パルス信号の直前のエッジからの経過時間と、1又は複数の前記変動周期前のパルスのパルス幅とに基づいて、前記ロータの位相を算出する位相算出部と、を備える。
また、本発明のモータ制御方法は、磁石を備えるロータと、前記ロータの周囲に配置される複数のホールセンサと、を備えるモータを制御するモータ制御方法であって、前記モータが駆動する周期的に変動する負荷の変動周期を表す情報を記憶し、前記複数のホールセンサの検出信号から生成される、前記ロータが所定の角度回転する毎に高低が切り替わるパルス信号の各パルスのパルス幅を記憶し、前記パルス信号の直前のエッジからの経過時間と、1又は複数の前記変動周期前のパルスのパルス幅とに基づいて、前記ロータの位相を算出する。
本発明によると、1又は複数の変動周期前のパルスのパルス幅をロータの位相の算出に用いるため、モータが駆動する負荷が周期的に変動する場合であってもロータの位相を正確に算出することが可能である。
モータ制御装置を含むシステム例を示すブロック図である。 モータ制御装置の機能構成例を示すブロック図である。 負荷が周期的に変動するときの角速度の変動を説明する図である。 負荷が周期的に変動するときのパルス幅の変動を説明する図である。 モータ制御装置の動作例を示すフローチャートである。
本発明のモータ制御装置及びモータ制御方法の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、モータ制御装置10を含むシステム例を示すブロック図である。同図に示されるモータ駆動システム1は、モータ2と、インバータ3と、直流電源4と、モータ制御装置10と、を備えている。
モータ2は、例えばブラシレスDCモータであり、永久磁石を備えるロータと、コイルを備えるステータと、を含んでおり、インバータ3から出力される三相交流によって回転する。また、モータ2は、ロータの周囲に配置される複数のホールセンサ2hを備えている。例えば、ロータの周囲には3つのホールセンサ2hが120度間隔で配置される。各々のホールセンサ2hは、ロータからの磁界を検出し、検出信号をモータ制御装置10に出力する。
インバータ3は、例えば三相ブリッジ回路を含んでおり、モータ制御装置10から出力される制御信号に基づいて三相交流を生成し、モータ2に出力する。直流電源4は、インバータ3に直流電力を供給する。
モータ制御装置10は、例えばMPU(Micro Processing Unit)を含んでおり、プログラムに従って情報処理を実行することにより、モータ2の回転を制御するための制御信号を生成し、インバータ3に出力する。
図2は、モータ制御装置10の機能構成例を示すブロック図である。同図に示される各構成は、MPUがプログラムに従って情報処理を実行することによって実現される。モータ制御装置10は、例えばベクトル制御によってモータ2の回転を制御する。
モータ制御装置10は、UVW−dq変換器11と、減算器12q,12dと、q軸電圧指令演算器13qと、d軸電圧指令演算器13dと、dq−UVW変換器14と、PWM発生器15と、減算器16と、q軸電流指令演算器17と、パルス幅検出器18と、速度演算器19と、制御位相演算器20と、負荷変動補正器21と、を備えている。
UVW−dq変換器11は、上記インバータ3からモータ2に供給される三相交流の電流検出値iu,iv,iwをdq変換することでq軸電流値iq,d軸電流値idを生成し、減算器12q,12dに出力する。q軸電流値iqはトルク電流成分であり、d軸電流値idは励磁電流成分である。
減算器12qは、q軸電流値iqと、q軸電流指令演算器17から出力されるq軸電流指令値iq*との差分値Δiqを生成し、q軸電圧指令演算器13qに出力する。q軸電圧指令演算器13qは、差分値Δiqからq軸電圧指令値Vq*を生成し、dq−UVW変換器14に出力する。これによりトルク電流成分が調整される。
減算器12dは、d軸電流値idとd軸電流指令値id*との差分値Δidを生成し、d軸電圧指令演算器13dに出力する。本例においてd軸電流指令値id*は0である。d軸電圧指令演算器13dは、差分値Δidからd軸電圧指令値Vd*を生成し、dq−UVW変換器14に出力する。これにより励磁電流成分が調整される。
dq−UVW変換器14は、q軸電圧指令値Vq*,d軸電圧指令値Vd*をUVW変換することで三相交流のための電圧指令値Vu*,Vv*,Vw*を生成し、PWM発生器15に出力する。PWM発生器15は、電圧指令値Vu*,Vv*,Vw*からPWM信号Su,Sv,Swを生成し、上記インバータ3に出力する。
減算器16は、角速度指令値ω*と、速度演算器19から出力される角速度検出値ωとの差分値Δωを生成し、q軸電流指令演算器17に出力する。q軸電流指令演算器17は、差分値Δωからq軸電流指令値iq*を生成し、減算器12qに出力する。
パルス幅検出器18は、パルス信号HSの各パルスのパルス幅を検出する(図4を参照)。パルス信号HSは、上記モータ2のロータが所定の角度回転する毎に高低が切り替わる信号であり、不図示のパルス信号生成回路によりホールセンサ2hの検出信号から生成される。例えば、パルス信号HSの高低はロータが60度回転する毎に切り替わる。具体的には、パルス幅検出器18は、パルス信号HSの高低が切り替わるエッジを検出すると共に、エッジ間のクロック数をカウントする。
速度演算器19は、パルス幅検出器18により検出されるパルス幅から角速度検出値ωを生成し、減算器16に出力する。すなわち、パルス幅は上記モータ2のロータが所定の角度回転する時間を表すことから、当該所定の角度をパルス幅で除することで、角速度検出値ωが区間平均値として算出される。
制御位相演算器20は、位相算出部の一例であり、パルス信号HSの直前のエッジからの経過時間と過去に検出されたパルス幅とを用いて上記モータ2のロータの位相を算出し、UVW−dq変換器11及びdq−UVW変換器14に出力する。これらの変換器11,14による座標変換を精度良く実施させるには、より正確なロータの位相を供給する必要がある。
負荷変動補正器21は、変動周期記憶部及びパルス幅記憶部の一例であり、過去に検出されたパルス幅を記憶すると共に、その中から選択される1つのパルス幅を制御位相演算器20に出力する。制御位相演算器20及び負荷変動補正器21の具体的な動作については、後に詳しく述べる。
ところで、コンプレッサーなど、周期的に変動する負荷をモータ2が駆動する場合、負荷の周期的な変動に応じてロータの角速度も周期的に変動する。なお、モータ2が駆動する負荷が周期的に変動するとは、モータ2に周期的に変動する外乱トルクが作用すると言い換えることができる。
図3は、負荷が周期的に変動するときの角速度の変動を説明する図である。上側のグラフは時間と角速度の関係を表し、下側のグラフは時間と負荷の関係を表している。例えばコンプレッサーが膨張と圧縮を繰り返すとき、負荷が次第に軽くなる期間と、負荷が次第に重くなる期間とが交互に出現する。このとき、角速度の指令値が一定であるにも関わらず、負荷が次第に軽くなる期間ではロータの角速度が増加し、負荷が次第に重くなる期間ではロータの角速度が減少する。
このようにロータの角速度が周期的に変動する場合、上記パルス幅検出器18で検出されるパルス幅も周期的に変動する。図4は、負荷が周期的に変動するときのパルス幅の変動を説明する図である。負荷変動の1周期(以下、1変動周期という。)のうち、負荷が比較的軽い軽負荷期間では、ロータの角速度が比較的高いため、パルス幅が比較的短くなる。他方、負荷が比較的重い重負荷期間では、ロータの角速度が比較的低いため、パルス幅が比較的長くなる。
上記制御位相演算器20は、通常、パルス信号HSの直前のエッジからの経過時間と直前のパルスのパルス幅とを用いてロータの位相を算出する。直前のパルスのパルス幅が用いられるのは、これが現在検出中のパルスのパルス幅とほぼ同じになることを前提としているためである。しかしながら、負荷が周期的に変動する場合には、直前のパルスのパルス幅と、現在検出中のパルスのパルス幅とが同じになるとは限らないため、ロータの位相を正確に算出できないおそれがある。
そこで、本実施形態では、以下に説明するように、1変動周期前のパルスのパルス幅を利用することによって、負荷が周期的に変動する場合であってもロータの位相を正確に算出することを可能としている。
図5は、モータ制御装置10の動作例を示すフローチャートである。同図のフローチャートは、モータ制御装置10が実行する全動作のうち、ロータの位相を算出する動作を主に示している。ロータの位相を算出する動作は、上記図2の制御位相演算器20及び負荷変動補正器21によって実現される。
モータ制御装置10は、モータ2が駆動する周期的に変動する負荷の変動周期を表す情報を予め記憶している(変動周期記憶部としての機能)。変動周期を表す情報において、変動周期は、例えば、ロータの回転角度によって表されてもよいし、パルスの個数によって表されてもよい。上記図4に示される例では、変動周期は、ロータの回転角度で表すと720度(2回転)であり、パルスの個数で表すと12個である。変動周期は、モータ2から負荷に至る駆動系によって定まる固有値である。このため、変動周期は、例えば予め測定された後ユーザにより入力される。
S1において、モータ制御装置10は、モータ2が加速状態又は減速状態であるか否かを判定する。例えば、モータ2の加速度の絶対値が所定の閾値以上である場合には加速状態又は減速状態であると判定され、他方、モータ2の加速度の絶対値が所定の閾値未満である場合には加速状態又は減速状態でない(すなわち定速状態である)と判定される。
上記S1においてモータ2が加速状態又は減速状態でない場合には(S1:NO)、S2に進み、モータ制御装置10は、負荷変動補正に用いるための、パルス信号HSの各パルスのパルス幅の記憶を開始する(パルス幅記憶部としての機能)。例えば、モータ制御装置10は、少なくとも最新の1変動周期分のパルス幅が保持されつつ、先に記憶されたパルス幅から先に消去されるように、パルス幅の記憶を制御する。これに限られず、例えば、最初に記憶された1変動周期分のパルス幅が保持され続けてもよい。
S3において、モータ制御装置10は、1変動周期分のパルス幅が記憶されたか否かを判定する。1変動周期分のパルス幅が記憶されたか否かは、記憶されたパルス幅の数と、変動周期を表す情報に基づいて定められる1変動周期分を表す閾値と、を比較することによって判定される。
上記S1においてモータ2が加速状態又は減速状態である場合(S1:YES)又は上記S3において1変動周期分のパルス幅が未だ記憶されていない場合(S3:NO)、S4に進み、モータ制御回路10は、パルス信号HSの直前のエッジからの経過時間と、直前のパルスのパルス幅とに基づいて、ロータの位相を算出する(第1の処理)。
具体的には、ロータの位相θは下記数式1によって算出される。このうち、θrefは、ホールセンサ2hの検出信号の高低パターンによって定まる大まかなロータの位相であり、所定の角度毎(例えば60度毎)の区間のうち、何れの区間にロータが位置しているかを表す。他方、θofsは、当該区間における精細なロータの位相を表し、パルス信号HSの直前のエッジを基準に算出される。
Figure 0005573930
第1の処理において、θofsは下記数式2によって算出される。TSはパルス信号HSの直前のエッジからの経過時間を表し、Trbは直前のパルスのパルス幅を表す。また、60度は一区間の角度を表す。
Figure 0005573930
上記S3において1変動周期分のパルス幅が記憶された場合には(S3:YES)、S5に進み、モータ制御装置10は、パルス信号HSの直前のエッジからの経過時間と、1変動周期前のパルスのパルス幅とに基づいて、ロータの位相を算出する(第2の処理)。この第2の処理は、負荷変動補正とも呼ばれ、負荷の周期的な変動による影響を補償するための処理である。
具体的には、ロータの位相θは上記数式1によって算出されるが、第2の処理ではθofsの算出方法が上記第1の処理とは異なる。第2の処理において、θofsは下記数式3によって算出される。TSはパルス信号HSの直前のエッジからの経過時間を表し、Tfcは1変動周期前のパルスのパルス幅を表す。すなわち、第2の処理において、θofsは、パルス信号HSの直前のエッジからの経過時間TSと、1変動周期前のパルスのパルス幅Tfcとの比を一区間の角度に乗じることによって算出される。
Figure 0005573930
当該第2の処理では、1変動周期前のパルスのパルス幅が用いられたが、これに限られず、2以上の変動周期前のパルスのパルス幅が用いられてもよい。例えば、上記S2において最初に記憶された1変動周期分のパルス幅が保持され続ける場合には、当該パルス幅が用いられてもよい。
以上に説明した本実施形態によると、モータ制御装置10は、S5において、パルス信号HSの直前のエッジからの経過時間と、1変動周期前のパルスのパルス幅とに基づいて、ロータの位相を算出する第2の処理(負荷変動補正)を実行する。これによると、図4に示されるように、モータ2が駆動する負荷が周期的に変動する場合であっても、現在検出中のパルスのパルス幅とほぼ同じ、1変動周期前のパルスのパルス幅がロータの位相の算出に用いられるため、ロータの位相を正確に算出することが可能である。
また、本実施形態によると、モータ制御装置10は、S4におけるパルス信号HSの直前のエッジからの経過時間と直前のパルスのパルス幅とに基づいてロータの位相を算出する第1の処理と、S5における第2の処理と、を択一的に実行する。これによると、第1の処理と第2の処理とをそれぞれが適した状態で使い分けることが可能である。
また、本実施形態によると、モータ制御装置10は、モータ2が加速状態又は減速状態である場合に(S1:YES)S4における第1の処理を実行し、モータ2が加速状態又は減速状態でない場合に(S1:NO)S5における第2の処理を実行する。加速状態又は減速状態では、直前のパルスのパルス幅と、現在検出中のパルスのパルス幅とが同じになるとは限らないため、第2の処理の実行を避けることが好ましい。
また、本実施形態によると、モータ制御装置10は、モータ2が加速状態又は減速状態でない場合(S1:NO)、1変動周期分のパルスのパルス幅を記憶した後に(S3:YES)、S5における第2の処理を開始する。これによると、1変動周期分のパルスのパルス幅が蓄積され、1変動周期前のパルスのパルス幅が利用可能になった上で第2の処理が開始される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が当業者にとって可能であるのはもちろんである。
1 モータ駆動システム、2 モータ、2h ホールセンサ、3 インバータ、4 直流電源、10 モータ制御装置、11 UVW−dq変換器、12q,12d 減算器、13q q軸電圧指令演算器、13d d軸電圧指令演算器、14 dq−UVW変換器、15 PWM発生器、16 減算器、17 q軸電流指令演算器、18 パルス幅検出器、19 速度演算器、20 制御位相演算器、21 負荷変動補正器。

Claims (5)

  1. 磁石を備えるロータと、前記ロータの周囲に配置される複数のホールセンサと、を備えるモータを制御するモータ制御装置であって、
    前記モータが駆動する周期的に変動する負荷の変動周期を表す情報を記憶する変動周期記憶部と、
    前記複数のホールセンサの検出信号から生成される、前記ロータが所定の角度回転する毎に高低が切り替わるパルス信号の各パルスのパルス幅を記憶するパルス幅記憶部と、
    前記パルス信号の直前のエッジに対応する前記ロータの位相の第1の項を算出し、前記パルス信号の直前のエッジからの経過時間と、1又は複数の前記変動周期前のパルスのパルス幅との比に基づいて、前記ロータの位相の第2の項を算出し、前記第1の項と前記第2の項を足し合わせて前記ロータの位相とする、位相算出部と、
    を備えることを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記位相算出部は、
    前記パルス信号の直前のエッジからの経過時間と、直前のパルスのパルス幅との比に基づいて、前記ロータの位相の第2の項を算出する第1の処理と、
    前記パルス信号の直前のエッジからの経過時間と、1又は複数の前記変動周期前のパルスのパルス幅との比に基づいて、前記ロータの位相の第2の項を算出する第2の処理と、
    を択一的に実行する、
    請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記位相算出部は、前記モータが加速状態又は減速状態である場合に前記第1の処理を実行し、前記モータが加速状態又は減速状態でない場合に前記第2の処理を実行する、
    請求項2に記載のモータ制御装置。
  4. 前記位相算出部は、前記モータが加速状態又は減速状態でない場合、前記パルス幅記憶部が1の前記変動周期分のパルスのパルス幅を記憶した後に、前記第2の処理を開始する、
    請求項3に記載のモータ制御装置。
  5. 磁石を備えるロータと、前記ロータの周囲に配置される複数のホールセンサと、を備えるモータを制御するモータ制御方法であって、
    前記モータが駆動する周期的に変動する負荷の変動周期を表す情報を記憶し、
    前記複数のホールセンサの検出信号から生成される、前記ロータが所定の角度回転する毎に高低が切り替わるパルス信号の各パルスのパルス幅を記憶し、
    前記パルス信号の直前のエッジに対応する前記ロータの位相の第1の項を算出し、
    前記パルス信号の直前のエッジからの経過時間と、1又は複数の前記変動周期前のパルスのパルス幅との比に基づいて、前記ロータの位相の第2の項を算出し、
    前記第1の項と前記第2の項を足し合わせて前記ロータの位相とする、
    ことを特徴とするモータ制御方法。
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