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Description
本発明は、半導体デバイスの欠陥検出、信頼性試験、温度特性試験等に使用される半導体検査用ソケットに関し、特に、被試験デバイスを一定の温度条件下で試験又は測定するためのヒータ機構を備えるDUT(Device Under Test:被試験デバイス)ソケットに関する。
半導体デバイスに対し、試験又は測定のための恒温環境を提供するため、従来はサーモストリーマや恒温槽が用いられた。しかしながら、これらは、一般的に、高価であり、長期の占有使用が制限され、乾燥空気、窒素ガス等を供給するために比較的多いランニングコストを生じる。また、気体を媒介とする温度制御については、目標温度までの到達時間が長い、恒温精度が±3℃程度である等の短所がある。厳格な温度管理が要求される試験では、DUTソケットに恒温機構を組み込み、直接的にデバイスを加熱する方法が提案された。
図7は、従来のヒータ機構を組み込んだDUTソケット3の正面断面図である。ヒータ機構20は、高熱伝導性の素材から削りだした金属ブロックであり、その中にシース型ヒータ22、シース型熱電対21及び温度ヒューズ23が組み込まれる。熱を半導体デバイス2に対しその底面から与えるため、DUTソケット3を搭載したヒータ補助板14により基板15上にヤグラを組み、その間にヒータ機構20が配置される。DUTソケット3の信号配線は、絶縁された電線で基板15に接続されねばならない。
図6は、従来のヒータ機構の電気回路を示す。図6の従来技術の回路において、温度制御機構30は、ヒータ22の温度を検出するシース型熱電対21の出力信号に応答し交流電力調整器31を作動させ、交流電流を温度ヒューズ23を介しヒータ22へ通電し発熱させる。従来のヒータ機構においては、温度ヒューズ23は、安全のため必要である。
特許文献1(特開2002−196034号公報)は、半導体部品の測定用ソケットに組み込むことが可能なヒーターブロックを開示する。この発明は、被測定部品の温度を調節するための設定時間を短縮し、測定回路レイアウトの自由度を上げることを課題とする。特許文献2(特開2001−165992号公報)は、表面実装型の固体撮像素子をソケットで保持し、デバイスヒータで加熱して所定温度に維持しつつ固体撮像素子の素子特性を測定、検査する固体撮像素子用検査装置を開示する。特許文献3(特開2000−304804号公報)は、複数の被測定デバイスの温度制御を個々に行うことが可能で、温度制御に対する被測定デバイスの温度変化の応答が速いバーンイン装置を開示する。この装置は、上面に被測定デバイスが収納される嵌合口が形成されたバーンインソケットと、嵌合口に脱着自在に嵌合し嵌合口に収納された被測定デバイスの上面に接触するヒートブロックと、ヒートブロックの内部に配設されたヒータと、ヒートブロック温度センサとを備える。
特許文献4(特開2000−221234号公報)は、半導体装置毎に温度調節をするバーンイン装置を開示する。この装置は、半導体装置を収納する複数のソケットと、各ソケット毎に形成されたヒータと、ヒータの発熱量を制御する制御部とを有し、半導体装置毎に温度調節する。特許文献5(特開2000−284020号公報)は、半導体装置のチップ部の温度を正確に検出し且つ正確に制御するための半導体装置検査装置用ソケットを開示する。このソケットは、半導体装置を収容するキャビティを備えたソケット本体と、このキャビティ内に収容された半導体装置のチップ部と熱伝導性の高い部材により接続された端部と、この端部に対応して配設された接点部を含む。特許文献6(特開平5−29428号公報)は、ICソケットにヒータ、温度センサ及び標準温度センサを具備させた半導体素子の検査装置を開示する。温度センサと標準温度センサとの差を補正値としてCPUに記憶させ、高精度に温度を設定する。
特開2002−196034号公報
特開2001−165992号公報
特開2000−304804号公報
特開2000−221234号公報
特開2000−284020号公報
特開平5−29428号公報
ヒータ機構を組み込んだ半導体デバイス試験用のDUTソケットは、これまで様々の提案がなされてきた。しかしながら、近年、半導体デバイスの小型化が著しく、DUTソケットも小型化し、従来の技術では、恒温機構をDUTソケットに組み込むことが困難な状況となっている。従来の電熱ヒータを用いる方式では、外部制御回路が異常動作を起こした場合、ヒータが過熱する危険を内包し、この過熱の防止策としてヒータ近傍に温度ヒューズを設けることが必須であり、これがヒータの小型化を阻害する一因となっている。本発明の一般的目的は、従来の半導体検査用ソケットの問題を解消し、小型軽量化された恒温機構を備える半導体検査用ソケットを提供することである。
DUTソケットにヒータ機構を組み込む場合は、周囲の信号配線に対して配置の制約や電気的干渉を与えることは避けねばならない。例えば、信号配線がヒータ機構を迂回せざるを得ない場合、迂回による配線の延長により容量成分や誘導成分が加わり、被試験デバイスの電気的な特性計測の障害と成る。また、市販の電熱ヒータは、その殆どがAC100V以上で使用することが前提であり、これを流用したヒータ機構をDUTソケットに組み込んだ場合、電熱ヒータへの通電で生ずる電磁誘導により、DUTソケット本来の目的である半導体デバイスの電気的特性試験に影響を与える場合が生じる。
本発明は、半導体温度特性試験において半導体パッケージ(半導体チップ等をプラスチック材料で包装したもの)等の半導体デバイスの温度を設定する恒温機構を備える半導体検査用ソケット、特にDUT(Device Under Test:被試験デバイス)ソケットを提供する。本発明の検査用ソケットは、PTC(Positive
Temperature Coefficient: 正温度係数)ヒータを熱源とするヒータ及び熱伝導機構、半導体デバイス表面又はヒータ近傍の温度を計測する薄型の熱電対センサ、並びに熱伝導機構を半導体パッケージに密着するテンション機構から成る恒温機構を含む。本発明のDUTソケットは、次の特徴を備えることができる。(1)本発明において使用されるPTCヒータは、正温度係数を備え、温度ヒューズが不要である。(2)前記テンション機構は弾性材料により形成される。(3)前記熱伝導機構は熱伝導率236W/m・K乃至403W/m・Kの材料により形成される。(4)前記PTCヒータは直流電圧1.5V乃至20.0Vを供給される。(5)前記PTCヒータは温度制御機構によりキューリー点以下に維持される。
Temperature Coefficient: 正温度係数)ヒータを熱源とするヒータ及び熱伝導機構、半導体デバイス表面又はヒータ近傍の温度を計測する薄型の熱電対センサ、並びに熱伝導機構を半導体パッケージに密着するテンション機構から成る恒温機構を含む。本発明のDUTソケットは、次の特徴を備えることができる。(1)本発明において使用されるPTCヒータは、正温度係数を備え、温度ヒューズが不要である。(2)前記テンション機構は弾性材料により形成される。(3)前記熱伝導機構は熱伝導率236W/m・K乃至403W/m・Kの材料により形成される。(4)前記PTCヒータは直流電圧1.5V乃至20.0Vを供給される。(5)前記PTCヒータは温度制御機構によりキューリー点以下に維持される。
本発明において使用されるPTCヒータは、正温度係数を備え、温度ヒューズが不要である。好適には、PTCヒータは、チタン酸バリウム(BaTiO3)を主成分とする半導体セラミックヒータの1種であり、製造時の材料組成により任意にキューリー点(磁気変態が起こる温度)を設定可能である。このPTCヒータは、通電により温度がキューリー点に達すると電気抵抗が急激に増加する性質を有するので、ヒューズを必要としない安全性の高い定温発熱体である。
PTCヒータは、電熱線ヒータと異なり、薄い円盤状に加工することが可能である。円盤状のPTCヒータは、その表裏面に形成された電極と高熱伝導率を有する銅などの金属を融着することにより、機械的強度が高く熱効率の良い小型軽量のヒータを実現可能である。また、円盤状のPTCヒータは、小型軽量であるので、その保持機構を大幅に簡略化することが可能であり、例えば、硬化性シリコンゴム接着剤などで被測定デバイスの直下又は近傍に施設可能である。また硬化性シリコンゴム接着剤が弾性を有するから、ヒータを保持するだけでなく、ヒータ部と被測定デバイスを一定圧力で接触させるためのテンション機構を兼用させることができる。
本発明の半導体温度特性試験に使用される検査用ソケットは、台板により支持されるソケット本体、半導体デバイスを載置可能なトレイ、半導体デバイスの信号端子と接続可能なプローブピン、PTCヒータ、及び熱伝導機構を含む。本発明の検査用ソケットにおいて、トレイは、スプリングを介しソケット本体により支持され、半導体デバイスが載置されるとき下方へ弾性変位可能である。熱伝導機構は、水平方向に配置される板状部分及び板状部分から垂直方向へ伸長する柱状部分を含み、柱状部分がトレイを貫通して上方へ伸長し、板状部分が弾性支持体を介しソケット本体又は台板により垂直方向弾性変位可能に支持されると共にPTCヒータに接触される。前記トレイに半導体デバイスが載置されて半導体デバイスの信号端子がプローブピンに接続されるとき、熱伝導機構の柱状部分の頭上部が半導体デバイスに押圧され密着される。
本発明によると、検査用ソケットは、以下の特徴を備えることができる。(6)ソケット本体の上部を覆う蓋体を更に含む。(7)前記ソケット本体は、側枠並びに互いにほぼ平行に配置される中板及び底板を有し、前記弾性支持体は板状部分の下面とソケット本体の底板の間に配置され、前記中板と前記熱伝導機構の板状部分の間に断熱板が配置される。(8)PTCヒータは板形状であり前記熱伝導機構の板状部分と断熱板の間に配置される。(9)前記ソケット本体は、側枠及び底板を有し、台板上に載置され、台板の下方に台板と平行のヒータ補助板が配置される。(10)前記熱伝導機構の板状部分が、台板とヒータ補助板の間に配置される。(11)前記熱伝導機構の板状部分とヒータ補助板の間に平板形状のPTCヒータが板状部分に接触して配置される。(12)平板形状のPTCヒータとヒータ補助板の間に弾性支持体が配置される。
本発明の半導体温度特性試験に使用される検査用ソケットは、ソケット本体、ソケット本体の上部を覆う蓋体、半導体デバイスを載置可能なトレイ、半導体デバイスの信号端子と接続可能なプローブピン、PTCヒータ、及び熱伝導機構を含む。トレイは、スプリングを介しソケット本体により支持され、半導体デバイスが載置されるとき下方へ弾性変位可能であり、熱伝導機構は、垂直板状部分及び垂直板状部分から水平に伸長する水平板状部分を含み、PTCヒータ及び熱電対を担持すると共にトレイに弾力性のあるシリコンゴム接着剤により固着され、前記蓋体は開放位置から閉鎖位置へ移動されるとき半導体デバイスの上面に接触し半導体デバイスを下方へ移動させ、前記トレイに半導体デバイスが載置され半導体デバイスの信号端子がプローブピンに接続されるとき、熱伝導機構の水平板状部分がグラファイトシートを介し半導体デバイスに熱伝達する。好ましくは、PTCヒータは板形状であり前記熱伝導機構の垂直板状部分に平行に配置される。
本発明の半導体温度特性試験に使用される検査用ソケットは、ソケット本体、ソケット本体の上部を覆う蓋体、半導体デバイスの信号端子と接続可能なプローブピン、PTCヒータ、並びに上熱伝導板及び下熱伝導板を有する熱伝導機構を含む。前記ソケット本体は、側枠及び底板を有し、台板上に載置される。前記上伝導板は、垂直板状部分及び垂直板状部分から水平に伸長する水平板状部分を含み、平板形状のPTCヒータが熱伝導機構の垂直板状部分に固着される。半導体デバイスが熱伝導機構の水平板状部分の上側に配置される。PTCヒータと台板との間に弾性支持体が配置される。熱伝導機構の水平板状部分が垂直方向弾性変位可能にされ、熱伝導機構の水平板状部分がグラファイトシートを介し半導体デバイスに熱伝達する。
本発明は、半導体検査用ソケットにおいて、PTCヒータ及び熱電対センサをソケット本体と組み合わせる構造を備えるため、恒温槽を用いる検査装置に比較し、設備費用及びランニングコストが低く、目標温度までの到達時間が短く、更に温度精度が良い等の利点がある。本発明において恒温機構は、薄く円盤状のPTCヒータを使用し、また温度ヒューズ不要のPTCヒータを使用するため、小型の半導体デバイスに適する恒温機構を備えた小型の検査用ソケットを提供することができる。薄く円盤状の小型のPTCヒータを使用することにより、その保持構造を大幅に簡略化することができる。
本発明の検査用ソケットは、PTCヒータから熱伝導体を介し半導体デバイスに熱を伝達する構造を備えることにより、信号配線に電気的な干渉を与えることがなく、信号配線を迂回させ延長させる必要がない。本発明の検査用ソケットは、PTCヒータへ直流低電圧を供給するため、半導体デバイスの検査に電磁誘導による悪影響を及ぼさず、また電気的絶縁構造を簡単化することができる利点を有する。本発明において、熱伝導機構は、テンション機構により半導体デバイスに一定圧力で接触されるので、デバイス温度を短時間で均一にすることができる。本発明のその他の目的及び効果は、以下の説明及び図面並びに特許請求の範囲の記載において明らかにされる。
図8は、本発明のDUTソケットの要部正面断面図であり、図7の従来のDUTソケットと対比し、本発明の特徴を明瞭化するものである。図8のDUTソケットにおいて、PTCヒータ9が薄い円盤状のヒータの両面に電極となるメッキが施され、ヒータの両面の熱伝導板6aと6bとハンダで溶接される。2枚の熱伝導板6aと6bが、熱伝導機構6を構成し、ヒータ9で発生した熱をデバイス2のパッケージ裏面へ導く。熱伝導板6aと6bは、ヒータ9の電極としての役割を兼ね、温度制御機構により制御されたヒータ電力を導く。熱伝導板6bの裏には薄型熱電対10が耐熱テープで絶縁された状態で接着され、ヒータ温度を温度制御機構へフィードバックする。弾性支持体11(テンション機構)は、耐熱弾性材料で作られ、ヒータ機構を保持すると共に、一定の圧力でデバイスに接触させ、熱的な結合を高めている。
図8のDUTソケットにおいて、ヒータ機構の配線は、DUTソケット本体3の角に開けられた穴を通して温度制御機構に接続される。DUTソケット本体3の信号配線は基板15と最短で接続される。図8のDUTソケットは、図7に示す従来のDUTソケットに対し、その構造を大幅に単純化することが可能であり、ヒータ機構の組み込みが、デバイスの信号線などの他の配線へ影響させないことができる。
図5は、本発明のDUTソケットに使用されるヒータ回路を示すブロック図であり、図6の従来技術のDUTソケットに使用される電気回路を示すブロック図と対比し、本発明の特徴を明瞭化するものである。図5のヒータ回路において、温度制御機構30は、PTC(Positive Temperature Coefficient: 正温度係数)ヒータ9の温度を検出するシース型熱電対10の出力信号に応答し直流電力調整器32を作動させ、直流電流をPTCヒータ9により形成されるヒータへ通電し発熱させる。図5の本発明によるDUTソケットにおいては、PTCヒータ9が直流電力調整器32により調整された直流電流を供給されるので、ヒータ機構に温度ヒューズは不要である。これに対し、図6の従来のヒータ機構の回路は、安全のため温度ヒューズ23が不可欠である。また、従来のヒータ機構においては100ボルトの交流が使用されるが、図5の本発明によるDUTソケットは、安全性の高い直流低電圧を用いることが可能である。次に図1乃至図4を参照し、本発明の実施例のDUTソケットを説明する。本明細書及び図面において、同様な部材には共通の符号を付し、重複説明を省略する。
図1は、本発明の第1実施例のDUTソケットを示し、図1Aは、蓋及び半導体デバイスを分離した状態の正面断面図、図1B、図1C及び図1Dは、それぞれ熱伝導機構及び関連部品の上面図、側面図及び正面図である。図1において、半導体温度特性試験に使用されるDUTソケットは、台板15により支持されるソケット本体3、ソケット本体の上部を覆う蓋体1、半導体デバイス2を載置可能なトレイ4、半導体デバイス2の信号端子と接続可能なプローブピン5、PTCヒータ9、及び熱伝導機構6を含む。トレイ4は、スプリング8を介しソケット本体3により支持され、半導体デバイス2が載置されるとき下方へ弾性変位可能である。熱伝導機構6は、水平方向に配置される板状部分6c及び板状部分から垂直方向へ伸長する柱状部分6dを含み、柱状部分6dがトレイ4を貫通して上方へ伸長する。板状部分6cは、弾性支持体11を介しソケット本体3又は台板15により垂直方向弾性変位可能に支持されると共にPTCヒータ9に接触される。
図1のDUTソケットにおいて、トレイ4に半導体デバイス2が載置されて半導体デバイスの信号端子がプローブピン5に接続されるとき、熱伝導機構6の柱状部分の頭上部6eが半導体デバイス2の下面に押圧され密着される。ソケット本体3は、側枠3a並びに互いにほぼ平行に配置される中板3b及び底板3cを有する。弾性支持体11は、板状部分6cの下面とソケット本体の底板3cの間に配置される。中板3bと熱伝導機構の板状部分6cとの間に断熱板7が配置される。PTCヒータ9は、板形状であり熱伝導機構の板状部分6cと断熱板7との間に配置される。図1のDUTソケットにおいて、熱伝導機構6は、熱伝導率236W/m・K乃至403W/m・Kの材料により形成される。PTCヒータ9は、直流電圧1.5V乃至20.0Vを供給され、温度制御機構によりキューリー点以下に維持される。
図1の実施例のDUTソケットは、CSP(Chip Size Package)デバイスに好適に用いられる。ソケット本体3の上部にデバイスを載せると、スプリング8で支持されたトレイ4が沈み込み、プローブピン5とデバイス2の信号端子が電気的に接続される。熱伝導機構6の柱状部分6dは、直径2.5mmであり、PTCヒータ9を載せた上面H型の熱伝導機構6の中央に溶着される。熱伝導機構6の上面の大部分は弾性断熱部材7で覆われ、ソケット本体3への熱伝導が防止される。弾性支持体11により形成されるテンション機構がデバイス装着時のデバイスの沈み込みを吸収することにより、熱伝導機構6の柱状部分の頭上部6eが半導体デバイス2の下面に一定圧力で押圧され密着される。熱電対センサ10が熱伝導機構6の板状部分6cに密着するように固定される。図1の実施例のDUTソケットは、PTCヒータ9をデバイス2の直下に置かないものであるので、「水平偏心内蔵式」と呼ぶことができる。
図2は、本発明の第2実施例の半導体温度特性試験に使用されるDUTソケットを示し、図2Aは、半導体デバイスを分離した状態の正面断面図、図2Bは、熱伝導機構及び関連部品の上面図、図2C及び図2Dは、それぞれ熱伝導機構及び関連部品の側面図及び正面図である。図2のDUTソケットは、ソケット本体3、ソケット本体の上部を覆う蓋体1、半導体デバイス2を載置可能なトレイ4、半導体デバイス2の信号端子と接続可能なプローブピン5、PTCヒータ9、及び熱伝導機構6を含む。トレイ4は、スプリング8を介しソケット本体3より支持され、半導体デバイス2が載置されるとき下方へ弾性変位可能である。熱伝導機構6は、垂直板状部分6f及び垂直板状部分から水平に伸長する水平板状部分6gを含み、PTCヒータ9及び熱電対センサ10を担持すると共にトレイ4に弾力性のあるシリコンゴム接着剤により固着される。蓋体1は開放位置(図2A)から閉鎖位置へ移動されるとき半導体デバイスの上面に接触し半導体デバイスを下方へ移動させる。
図2のDUTソケットにおいて、トレイ4に半導体デバイス2が載置され、半導体デバイスの信号端子がプローブピン5に接続されるとき、熱伝導機構6の水平板状部分6gがグラファイトシート12を介し半導体デバイス2へPTCヒータ9からの熱を伝達する。図2のDUTソケットにおいて、PTCヒータ9は、板形状であり熱伝導機構6の垂直板状部分6fに平行に配置される。図2のDUTソケットにおいて、熱伝導機構6は、熱伝導率236W/m・K乃至403W/m・Kの材料により形成される。PTCヒータ9は、直流電圧1.5V乃至20.0Vを供給され、温度制御機構によりキューリー点以下に維持される。
図2のDUTソケットは、細ピッチのDUTソケットとして好適であり、PTCヒータ9の保持手段及び熱伝導機構6の水平板状部分6gを半導体デバイス2へ押圧するテンション機構が、弾性材料(接着剤)により構成され、構成が簡単化されている。図2のDUTソケットは、PTCヒータ9をデバイス2の直下に置く構造であるので、「垂直内蔵式」と呼ぶことができる。
図3は、本発明の第3実施例のDUTソケットを示し、図3Aは、蓋及び半導体デバイスを分離した状態の正面断面図、図3Bは熱伝導機構及び弾性体の平面図、図3Cは熱伝導機構及びプローブピンの平面図、図3Dは、熱伝導機構及び関連部品の正面図である。図3のDUTソケットは、台板15により支持されるソケット本体3、ソケット本体の上部を覆う蓋体1、半導体デバイス2を載置可能なトレイ4、半導体デバイス2の信号端子と接続可能なプローブピン5、PTCヒータ9、及び熱伝導機構6を含む。トレイ4は、スプリング8を介しソケット本体3の底板3cにより支持され、半導体デバイス2が載置されるとき下方へ弾性変位可能である。熱伝導機構6は、水平方向に配置される板状部分6c及び板状部分から垂直方向へ伸長する柱状部分6dを含み、柱状部分6dがソケット本体3の底板3c及びトレイ4を貫通して上方へ伸長する。板状部分6cとヒータ補助板14の間に、PTCヒータ9、下熱伝導板6b、弾性支持体11が積層状態に配置される。ヒータ補助板14は、台板15に所定の間隔をあけて支持される。このような構造により、板状部分6cは、弾性支持体11を介し台板15により垂直方向弾性変位可能に支持されると共にPTCヒータ9に接触される。
図3のDUTソケットにおいて、トレイ4に半導体デバイス2が載置されて半導体デバイスの信号端子がプローブピン5に接続されるとき、熱伝導機構6の柱状部分の頭上部6eが半導体デバイス2の下面に押圧され密着される。PTCヒータ9は、板形状であり熱伝導機構の板状部分6cとヒータ補助板14との間に配置される。図3のDUTソケットにおいて、熱伝導機構6は、熱伝導率236W/m・K乃至403W/m・Kの材料により形成される。PTCヒータ9は、直流電圧1.5V乃至20.0Vを供給され、温度制御機構によりキューリー点以下に維持される。
図3のDUTソケット本体3は、側枠3a及び底板3cを有し、台板15上に載置され、台板15の下方に台板と平行のヒータ補助板14が配置される。熱伝導機構6の板状部分6cが、台板15とヒータ補助板14の間に配置される。板状部分6cとヒータ補助板14との間に平板形状のPTCヒータ9が板状部分6cに接触して配置され、平板形状のPTCヒータ9とヒータ補助板14の間に、下熱伝導板6b、熱電子対センサ10、及び弾性支持体11が配置される。
図3のDUTソケットは、半導体デバイス2裏面の中心部分にプローブピンのない細ピッチのDUTソケットとして好適に構成される。図3のDUTソケットにおいては、ヒータ機構を台板15の下方に設け、熱伝導機構6の柱状部分6dが、台板15並びにソケット本体3の底板3c及びトレイ4を貫通して上方へ伸長し、デバイス2の裏面に接触し加熱する。図3のDUTソケットは、PTCヒータ9を台板15の下方に水平に置く構造であるので、「水平外装式」と呼ぶことができる。
図4は、本発明の第4実施例のDUTソケットを示し、図4Aは、蓋及び半導体デバイスを分離した状態の正面断面図、図4Bは、熱伝導機構及びプローブピンの上面図、図4C、図4D及び図4Eは、それぞれ熱伝導機構及びPTCヒータの左側面図、正面図及び右側面図である。図4に示すDUTソケットは、ソケット本体3、ソケット本体3の上部を覆う蓋体1、半導体デバイス2の信号端子と接続可能なプローブピン5、PTCヒータ9、並びに上熱伝導板6a及び下熱伝導板6bを有する熱伝導機構6を含む。ソケット本体3は、側枠3a及び底板3cを有し、台板15上に載置される。上熱伝導板6aは、垂直板状部分6f及びそれから水平方向に伸長する水平板状部分6gを含む。平板形状のPTCヒータ9が上熱伝導板6aの水平板状部分6gと下熱伝導板6bの水平板状部分との間に配置される。
図4のDUTソケットにおいて、グラファイトシ−ト12が上熱伝導板6aの水平板状部分6gの上面に配置され、半導体デバイス2がグラファイトシ−ト12の上側に配置可能にされる。上熱伝導板6aの水平板状部分6eが、垂直方向弾性変位可能にされ、グラファイトシート12を介し半導体デバイス2に熱伝達する。図4のDUTソケットにおいて、熱伝導機構6は、熱伝導率236W/m・K乃至403W/m・Kの材料により形成される。PTCヒータ9は、直流電圧1.5V乃至20.0Vを供給され、温度制御機構によりキューリー点以下に維持される。
図4のDUTソケットは、PLCC(Plastic leaded Chip Carrier)パッケージデバイスに適用される。図4のDUTソケットにおいて、デバイス2の信号端子は、ソケット蓋1によってプローブピン5と圧接され電気的に接続する。ヒータ機構16は、上から順に、グラファイトシ−ト12、熱電対センサ10、L字形の上熱伝導板6aの水平板状部分6e、PTCヒータ9、並びにL字形の下熱伝導板6bの水平板状部分が積層された構造を有する。図4のDUTソケットは、ソケット本体3内に水平方向のPTCヒータ9を内蔵するので、「水平内蔵式」と呼ぶことができる。
1:蓋、2:半導体デバイス、3:ソケット本体、3a:側枠、3b:中板、3c:底板、4:トレイ、5:プローブピン、6:熱伝導機構、6a:上熱伝導板、6b:下熱伝導板、6c:板状部分、6d:柱状部分、6e:頭上部、6f:垂直板状部分、6g:水平板状部分、7:弾性体、8:スプリング、9:PTCヒータ、10:熱電対センサ、11:弾性支持体(テンション機構)、12:グラファイトシート、13:絶縁板、14:ヒータ補助板、15:基板、16、20:ヒータ機構、21:シース型熱電対、22:シース型電熱ヒータ、23:温度ヒューズ、24:迂回配線、30:外部温度調整機構、31:交流電力調整機構、32:直流電力調整機構。
Claims (12)
- 半導体温度特性試験において半導体パッケージ(2)の温度を設定する半導体検査用ソケットであって、半導体パッケージを受け入れ可能なソケット本体(3)、ヒータ(9)、熱伝導機構(6)、及び熱伝導機構をソケット本体内の半導体パッケージに密着させるテンション機構(11)を含む半導体検査用ソケット。
- 前記ヒータに正温度係数を備えるPTCヒータを使用することで、温度ヒューズを不要とした請求項1の半導体検査用ソケット。
- 前記テンション機構は弾性材料により形成される請求項1又は2の半導体検査用ソケット。
- 前記熱伝導機構(6)は熱伝導率236W/m・K乃至403W/m・Kの材料により形成される請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体検査用ソケット。
- 前記PTCヒータ(9)は直流電圧1.5V乃至20.0Vを供給される請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体検査用ソケット。
- 前記PTCヒータ(9)は温度制御機構によりキューリー点以下に維持される請求項1乃至5のいずれか1項に記載の半導体検査用ソケット。
- 半導体温度特性試験に使用される半導体検査用ソケットであって、
台板(15)により支持されるソケット本体(3)、半導体デバイス(2)を載置可能なトレイ(4)、半導体デバイス(2)の信号端子と接続可能なプローブピン(5)、PTCヒータ(9)、及び熱伝導機構(6)を含み、
トレイ(4)は、スプリング(8)を介しソケット本体により支持され、半導体デバイス(2)が載置されるとき下方へ弾性変位可能であり、
熱伝導機構(6)は、水平方向に配置される板状部分(6c)及び板状部分から垂直方向へ伸長する柱状部分(6d)を含み、柱状部分(6d)がトレイ(4)を貫通して上方へ伸長し、板状部分(6c)が弾性支持体(11)を介しソケット本体(3)又は台板(15)により垂直方向弾性変位可能に支持されると共にPTCヒータ(9)に接触され、
前記トレイ(4)に半導体デバイス(2)が載置されて半導体デバイスの信号端子がプローブピン(5)に接続されるとき、熱伝導機構の柱状部分の頭上部(6e)が半導体デバイス(2)に押圧され密着されることを特徴とする半導体検査用ソケット。 - 前記ソケット本体の上部を覆う蓋体(1)を更に含み、前記ソケット本体は、側枠(3a)並びに互いにほぼ平行に配置される中板(3b)及び底板(3c)を有し、前記弾性支持体(11)は板状部分(6c)の下面とソケット本体の底板(3c)の間に配置され、前記中板(3b)と前記熱伝導機構の板状部分(6c)の間に断熱板(7)が配置され、PTCヒータ(9)は板形状であり前記熱伝導機構の板状部分(6c)と断熱板(7)の間に配置される請求項7の半導体検査用ソケット。
- 前記ソケット本体の上部を覆う蓋体(1)を更に含み、前記ソケット本体は、側枠(3a)及び底板(3c)を有し、台板(15)上に載置され、台板(15)の下方に台板と平行のヒータ補助板(14)が配置され、前記熱伝導機構(6)の板状部分(6c)が、台板(15)とヒータ補助板(14)の間に配置され、前記熱伝導機構(6)の板状部分(6c)とヒータ補助板(14)の間に平板形状のPTCヒータ(9)が板状部分(6c)に接触して配置され、平板形状のPTCヒータ(9)とヒータ補助板(14)の間に弾性支持体(11)が配置される請求項7の半導体検査用ソケット。
- 半導体温度特性試験に使用される半導体検査用ソケットであって、
ソケット本体(3)、ソケット本体の上部を覆う蓋体(1)、半導体デバイス(2)を載置可能なトレイ(4)、半導体デバイス(2)の信号端子と接続可能なプローブピン(5)、PTCヒータ(9)、及び熱伝導機構(6)を含み、
トレイ(4)は、スプリング(8)を介しソケット本体により支持され、半導体デバイス(2)が載置されるとき下方へ弾性変位可能であり、
熱伝導機構(6)は、垂直板状部分(6f)及び垂直板状部分から水平に伸長する水平板状部分(6g)を含み、PTCヒータ(9)及び熱電対(10)を担持すると共にトレイ(4)に弾力性のあるシリコンゴム接着剤により固着され、
前記蓋体(1)は開放位置から閉鎖位置へ移動されるとき半導体デバイスの上面に接触し半導体デバイスを下方へ移動させ、
前記トレイ(4)に半導体デバイス(2)が載置され半導体デバイスの信号端子がプローブピン(5)に接続されるとき、熱伝導機構の水平板状部分(6e)がグラファイトシート(12)を介し半導体デバイス(2)に熱伝達することを特徴とする半導体検査用ソケット。 - 前記PTCヒータ(9)は板形状であり前記熱伝導機構の垂直板状部分(6f)に平行に配置される請求項10の半導体検査用ソケット。
- 半導体温度特性試験に使用される半導体検査用ソケットであって、
ソケット本体(3)、ソケット本体の上部を覆う蓋体(1)、半導体デバイス(2)の信号端子と接続可能なプローブピン(5)、PTCヒータ(9)、並びに上熱伝導板(6a)及び下熱伝導板(6b)を有する熱伝導機構(6)を含み、
前記ソケット本体は、側枠(3a)及び底板(3c)を有し、台板(15)上に載置され、
前記上伝導板(6a)は、垂直板状部分(6f)及び垂直板状部分から水平に伸長する水平板状部分(6g)を含み、平板形状のPTCヒータ(9)が上熱伝導板の水平板状部分(6g)と下熱伝導板(6b)の水平板状部分との間に配置され、グラファイトシ−ト(12)が上熱伝導板の水平板状部分(6g)の上面に配置され、
半導体デバイス(2)がグラファイトシ−ト(12)の上側に配置可能であり、PTCヒータ(9)と台板(15)との間に弾性支持体(11)が配置され、熱伝導機構の水平板状部分(6e)が垂直方向弾性変位可能にされ、熱伝導機構の水平板状部分(6e)がグラファイトシート(12)を介し半導体デバイス(2)に熱伝達することを特徴とする半導体検査用ソケット。
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