JP2007023515A - 浴室ユニットおよび浴室ユニットの施工方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 施工現場に対応して容易に浴室空間の寸法を調整できる浴室ユニットを提供する。
【解決手段】 防水パンに鋼板パネル3を建て付けて浴室空間が形成される浴室ユニットであって、鋼板パネル3と同等の仕上面4aを有するつなぎ材4を用い、このつなぎ材4を連結具8,6,9により鋼板パネル3と連結して浴室空間を広げることができるように構成する
【選択図】 図2
【解決手段】 防水パンに鋼板パネル3を建て付けて浴室空間が形成される浴室ユニットであって、鋼板パネル3と同等の仕上面4aを有するつなぎ材4を用い、このつなぎ材4を連結具8,6,9により鋼板パネル3と連結して浴室空間を広げることができるように構成する
【選択図】 図2
Description
本発明は、浴室ユニットおよび浴室ユニットの施工方法に関するものである。
従来、ユニットバスの室内空間を現場に応じて拡張する場合等において、特許文献1に開示されているように、規格寸法のパネルに対し、部屋の寸法に合わせて縦に切断したパネルを連結部で連結して浴室壁を構築する方法が存在する。
特許第2580904号公報
上記特許文献1に開示されている構築方法は、サンドイッチパネルに関するものであり、また連結具が複雑な形状をしたものであり、鋼板パネルにおいては、このような構造を採用することができないという問題点があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、鋼板パネルを用いて浴室壁が構築される浴室ユニット、および、この浴室ユニットを現場の寸法に合わせて良好に施工できる施工方法を提供するものであり、その請求項1は、防水パンに鋼板パネルを建て付けて浴室空間が形成される浴室ユニットであって、前記鋼板パネルと同等の仕上面を有するつなぎ材を用い、該つなぎ材を連結具により前記鋼板パネルと連結して前記浴室空間を広げたことである。
また請求項2は、前記鋼板パネルと前記つなぎ材の室内側の意匠を同一に設定したことである。
また浴室ユニットの施工方法は、鋼板パネルを建て付けて浴室空間が形成される浴室ユニットを施工するに際し、前記鋼板パネルを現場に応じて切断し寸法を縮めて施工することである。
本発明は、防水パンに鋼板パネルを建て付けて浴室空間が形成される浴室ユニットであって、鋼板パネルと同等の仕上面を有するつなぎ材を用い、つなぎ材を連結具により鋼板パネルと連結して浴室空間を広げたことにより、リフォーム等において施工現場の寸法に対応させて、つなぎ材を適宜切断し、これを標準モジュールの鋼板パネルに連結具で連結して、施工現場に対応させた浴室空間を容易に形成させることができるものとなる。
また、鋼板パネルとつなぎ材の室内側の意匠を同一に設定したことにより、鋼板パネルとつなぎ材が同一意匠を呈して連続されるため、統一した良好な意匠性を呈する浴室空間を構築することができるものとなる。
また、鋼板パネルを建て付けて浴室空間が形成される浴室ユニットを施工するに際し、鋼板パネルを現場に応じて切断し寸法を縮めて施工することとしたため、標準モジュールの鋼板パネルを現場で切断加工して、現場に応じた幅寸法に設定して、現場に応じた浴室空間を容易に構築することができるものとなる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、内部に浴室空間が形成された浴室ユニットの概略構成図であり、浴室ユニット1の底側は防水パン2で構成されており、この防水パン2の外周に、複数枚の鋼板パネル3,3,3が建て付けられて浴室の壁面が構成され、鋼板パネル3,3の上端に、天井パネル5が覆設されて天井が構成されるものである。
図1は、内部に浴室空間が形成された浴室ユニットの概略構成図であり、浴室ユニット1の底側は防水パン2で構成されており、この防水パン2の外周に、複数枚の鋼板パネル3,3,3が建て付けられて浴室の壁面が構成され、鋼板パネル3,3の上端に、天井パネル5が覆設されて天井が構成されるものである。
本例では、防水パン2は現場で寸法が調整できるような構造となっており、また、天井パネル5も現場で寸法調整できるような構造となっており、壁面の現場での寸法調整は、標準モジュールの鋼板パネル3に対して、つなぎ材4を現場に応じた寸法に切断加工して、このつなぎ材4を鋼板パネル3に連結して、リフォーム等の現場に対応させて浴室空間を拡張できるように構成されている。
図2の平面要部拡大構成図で示すように、標準モジュールの鋼板パネル3は、室内側の鋼板3aの裏側に石膏ボード3bが貼着されて構成されており、鋼板3aの側端側は、鋼板3aが外側に延長された延長部33となっており、この延長部33の端部に裏側へ折り曲げて折曲片31が一体形成されており、折曲片31の先端で傾斜状に折り曲げて係止片32が形成されたものとなっている。
このような標準モジュールの鋼板パネル3に対し、室内空間を拡張させる際には、現場の寸法に対応させて現場でつなぎ材4を切断加工し、このつなぎ材4を鋼板パネル3に接続して壁面が形成される。
このつなぎ材4は、室内側のアルミシート等の仕上材4aが裏側のムク材4bに貼着されたものであり、ムク材4bは、例えば耐水合板,オレフィン系防水発泡板,アルミ積層板等で構成されたものである。
ムク材4bは現場でノコギリ等を用いて容易に切断し幅寸法を調整することができるものであり、切断加工した後に、裏面に連結金具8を固定することができるものである。
このつなぎ材4は、室内側のアルミシート等の仕上材4aが裏側のムク材4bに貼着されたものであり、ムク材4bは、例えば耐水合板,オレフィン系防水発泡板,アルミ積層板等で構成されたものである。
ムク材4bは現場でノコギリ等を用いて容易に切断し幅寸法を調整することができるものであり、切断加工した後に、裏面に連結金具8を固定することができるものである。
この連結金具は図3に拡大平面図で示すように、ムク材4bの裏側にビス10や貼着等で固定される固定片8aの先端に、裏側へ90°折り曲げて立上片8bが一体形成され、立上片8bの先端に傾斜状にムク材4b側へ折り曲げて係止片8cが一体形成されたものであり、この連結金具8をムク材4bの切断端面Cよりも側方へ突出させて固定させることで、更に良好に寸法調整することができるものである。
図2に戻り説明を続けると、標準モジュールの鋼板パネル3とつなぎ材4は、ポスト6或いはコーナーポスト7で裏側が連結されるものであり、ポスト6は略方形状に形成され、内側には傾斜した係合片6a,6aが備えられており、ポスト6内部に鋼板パネル3の折曲片31を挿入して、鋼板パネルの係止片32をポスト6内の係合片6aに係合させることができ、一方、つなぎ材4に固定された連結金具8の係止片8cをポスト6内の係合片6aに係合させることで、鋼板パネル3とつなぎ材4をポスト6でつなぐことができ、両者間の隙間には室内側から目地材9を挿入して施工することができるものである。
目地材9は、表面側の覆蓋片9aから裏側へ突出して挿入片9bが一体形成されており、この挿入片9bを、鋼板パネル3の折曲片31とつなぎ材4の切断端面C間に挿入することができるものである。
目地材9は、表面側の覆蓋片9aから裏側へ突出して挿入片9bが一体形成されており、この挿入片9bを、鋼板パネル3の折曲片31とつなぎ材4の切断端面C間に挿入することができるものである。
同様に、コーナー部におけるコーナーポスト7においても、内側に係合片7a,7aが形成されており、この係合片7aに対し、つなぎ材4に固定した連結金具8の係止片8cを係合させ、また、直交方向に建て付けられる標準モジュールの鋼板パネル3の係止片32をコーナーポスト7の係合片7aに係合させて連結することができるものである。
図3に示すように、連結金具8をつなぎ材の切断端面Cよりも外側へ突出させたような場合には、この隙間S内にスペーサーを嵌め込んだり、またはコーキング等を施す等して、この隙間Sが埋められるものである。
このように、ムク材4bからなるつなぎ材4を現場の寸法に対応させて、現場で寸法調整して切断加工することで、容易に施工現場で浴室空間を拡張させることができるものとなる。
このように、ムク材4bからなるつなぎ材4を現場の寸法に対応させて、現場で寸法調整して切断加工することで、容易に施工現場で浴室空間を拡張させることができるものとなる。
なお、この場合、鋼板パネル3およびつなぎ材4の上端と天井パネル5をつなぐ天井つなぎ材11は、図4に斜視図で示すように、調整連結材12で連結しておき、調整連結材12を介して良好に幅方向を調整させて、現場の浴室空間に対応させることができるものである。
なお、逆に、現場に対応させて浴室空間を縮める必要がある場合には、図5に要部平面図で示すような標準モジュールの鋼板パネル3の延長部33を、現場寸法に対応させて図6のように切断して、折曲部31,係止片32側を切断して除去し、鋼板3aの延長部33を適宜残しておき、この残された延長部33の裏側に、図7に示すように、石膏ボード3cの適宜寸法のブロック片を貼り付け、更に延長部33の裏側の端部に連結金具8を固定して加工することができるものである。
連結金具8の固定片8aを延長部33の裏側に固定した状態で、この連結金具8の係止片8cをポスト6或いはコーナーポスト7の係合片6a,7aに係合させて、良好に建て付けることができるものであり、現場で標準モジュールの鋼板パネル3の延長部33を適宜寸法に切断して、幅寸法を良好に縮めて、現場に対応することができるものとなる。
このように、現場に対応させて、容易に室内空間を調整することができ、施工が容易なものとなる。
このように、現場に対応させて、容易に室内空間を調整することができ、施工が容易なものとなる。
1 浴室
2 防水パン
3 鋼板パネル
3a 鋼板
3b 石膏ボード
3c 石膏ボード
4 つなぎ材
4a 仕上材
4b ムク材
5 天井パネル
6 ポスト
6a 係合片
7 コーナーポスト
7a 係合片
8 連結金具
8a 固定片
8b 立上片
8c 係止片
9 目地材
9a 覆蓋片
9b 挿入片
11 天井つなぎ材
12 調整連結材
31 折曲片
32 係止片
33 延長部
2 防水パン
3 鋼板パネル
3a 鋼板
3b 石膏ボード
3c 石膏ボード
4 つなぎ材
4a 仕上材
4b ムク材
5 天井パネル
6 ポスト
6a 係合片
7 コーナーポスト
7a 係合片
8 連結金具
8a 固定片
8b 立上片
8c 係止片
9 目地材
9a 覆蓋片
9b 挿入片
11 天井つなぎ材
12 調整連結材
31 折曲片
32 係止片
33 延長部
Claims (3)
- 防水パンに鋼板パネルを建て付けて浴室空間が形成される浴室ユニットであって、前記鋼板パネルと同等の仕上面を有するつなぎ材を用い、該つなぎ材を連結具により前記鋼板パネルと連結して前記浴室空間を広げたことを特徴とする浴室ユニット。
- 前記鋼板パネルと前記つなぎ材の室内側の意匠を同一に設定したことを特徴とする請求項1に記載の浴室ユニット。
- 鋼板パネルを建て付けて浴室空間が形成される浴室ユニットを施工するに際し、前記鋼板パネルを現場に応じて切断し寸法を縮めて施工することを特徴とする浴室ユニットの施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005203728A JP2007023515A (ja) | 2005-07-12 | 2005-07-12 | 浴室ユニットおよび浴室ユニットの施工方法 |
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JP2005203728A JP2007023515A (ja) | 2005-07-12 | 2005-07-12 | 浴室ユニットおよび浴室ユニットの施工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=37784650
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US9312411B2 (en) | 2012-04-26 | 2016-04-12 | Sabic Global Technologies B.V. | Connector assemblies for connecting panels, panels with connector assemblies |
-
2005
- 2005-07-12 JP JP2005203728A patent/JP2007023515A/ja active Pending
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