JP2006063556A - 石製タイル材 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な作業のみで、施工面に対してしっかりと確実に取り付けることができ、しかも、金属製の固定手段等を覆い隠すことができるので、良好な外観の壁面等を構築することができる石製タイル材等を提供する。
【解決手段】 本体部2と、接合用切片3a,3bとを有し、接合用切片3a,3bは、本体部2の縁部2a〜2dのうち、隣り合う二つの縁部2a,2bの外側へそれぞれ一定の幅で突出するような形状となっており、その突出量は、裏面部4よりも、中層部5の方が大きくなっており、反対側の縁部2c,2dの裏面側には、他のタイル材の接合用切片を進入させた場合に、その中層部の縁部を始端とする突条部分が嵌合する溝6c,6dが形成されていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建物の内壁面や床面等に対して簡単に、かつ、しっかりと確実に取り付けることができる石製タイル材等に関する。
従来より、同一寸法、同一形状のタイル材を、建物の内壁面や床面等に規則的に配置して、施工面を被覆するという工法が実施されている。タイル材を用いた被覆工は、通常、接着剤等を用いてタイル材を施工面に貼り付け、モルタル等で目地埋めを行う、という要領で行われることが多い。
使用されるタイル材としては陶磁製のものが一般的であるが、最近では、石製の板材を同一寸法、同一形状に加工したものなどが、タイル材として用いられるようになってきている。但し、石材は陶磁製材料よりも重量があるため、従来工法と同様に接着剤やモルタルを用いて施工面に取り付けた場合、強度上問題があり、特に、施工面が壁面等の垂直な面である場合には、剥離、崩壊のおそれがある。
このため、石製のタイル材を垂直面に取り付ける場合には、十分な強度が得られるように、特別な金属製の固定具を用いて一枚ずつ壁面に固定していく、という方法が実施されることが多い。
しかしながら、この方法によって石製タイル材を壁面等に固定した場合、固定具の一部が石製タイル材の手前側(即ち、室内側)に露呈することになるため、見栄えが悪く、また、取り付け作業が煩雑で、施工に手間がかかるという問題がある。
本発明は、上記のような従来技術の問題を解決すべくなされたものであって、簡単な作業のみで、施工面に対してしっかりと確実に取り付けることができ、しかも、金属製の固定手段等を覆い隠すことができるので、良好な外観の壁面等を構築することができる石製タイル材等を提供することを目的とする。
本発明のタイル材は、本体部と、接合用切片とを有し、接合用切片は、本体部の複数の縁部のうち、隣り合う二つの縁部の外側へそれぞれ一定の幅で突出するような形状となっており、その突出量は、裏面部(裏面から一定の厚さの範囲の部位)よりも、中層部(本体部と裏面部との中間層の部位)の方が大きくなっており、本体部の縁部のうち、接合用切片が形成されている縁部とは反対側の縁部の裏面側には、他のタイル材の接合用切片を進入させた場合に、その中層部の縁部を始端とする突条部分が嵌合する溝が形成されていることを特徴としている。
尚、接合用切片には、皿ネジ等の固定手段を挿通させるための貫通孔が形成されていることが好ましく、その貫通孔は、裏面部の縁部よりも内側の領域に形成されていることが好ましい。また、貫通孔の開口部側には、座繰りが形成されていることが好ましい。
本発明のタイル材を用いれば、建物の内壁面や床面等に対して簡単に、かつ、しっかりと確実に取り付けることができる。また、金属製の固定手段等を覆い隠すことができるので、良好な外観の壁面等を構築することができる。
また、接合用切片に貫通孔を形成した場合には、特殊な構造の金具を用いなくても、ネジやボルト等によってタイル材を固定することができるため、作業が容易で、施工時間を短縮することができる。
以下、添付図面に沿って本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明に係るタイル材1の正面図及び右側面図である。このタイル材1は、一枚の矩形状の石製板材を切削加工して成形したものであり、表側となる本体部2、接合用切片3a,3b等によって構成されている。
本体部2は、図1(1)に示すように平面形状が正方形(本実施形態においては150mm×150mm)で、図1(2)に示すように表面F(室内側に露呈する面)から一定の厚さ(本実施形態においては12mm)を有している。接合用切片3a,3bは、図1(1)に示すように、本体部2の四つの縁部2a〜2dのうち、隣り合う二つの縁部2a,2bの外側へそれぞれ一定の幅で突出するような形状となっている。
尚、接合用切片3aの突出量(突出幅)は、図1(2)からも明らかなように、部位によって異なっており、裏面Bから一定の厚さ(7mm)の範囲の部位(裏面部4)よりも、本体部2と裏面部4との中間層の部位(中層部5)の方が、突出量が若干大きくなっている。より具体的には、本実施形態における中層部5の突出量(本体部2の縁部2aから中層部5の縁部5aまでの寸法)は17mmに設定され、裏面部4の突出量(本体部2の縁部2aから裏面部4の縁部4aまでの寸法)は13mmに設定されている。尚、接合用切片3bも、これと同様である。
また、接合用切片3a,3bには、貫通孔7a,7bが形成されている。これらの貫通孔7a,7bは、裏面部4の縁部4a,4bよりも内側の領域に形成されている。
一方、本体部2の四つの縁部2a〜2dのうち、接合用切片3a,3bが形成されている縁部2a,2bとは反対側の縁部2c,2dの裏面側は、他のタイル材1の接合用切片3a,3bの進入を許容できるような形状となっている。また、縁部2c,2dの裏面側には、他のタイル材の接合用切片3a,3bを進入させた場合に、その中層部5の縁部5a,5bを始端とする突条部分が嵌合する溝6c,6dが形成されている。
本実施形態のタイル材1は、以上のような構成に係るものであるところ、建物の内壁面や床面等に対して複数枚のタイル材1を簡単に、かつ、しっかりと確実に取り付けることができる。より具体的に説明すると、図2に示すように、まず、取り付けようとする壁面等(施工面W)の隅に一枚目のタイル材1を貼り付け、接合用切片3aに形成されている貫通孔7aに皿ネジ8(固定手段)を挿通し、施工面Wに対してしっかりとネジ留めする。
尚、図2(1)に示されているように、貫通孔7aは、開口部側に座繰り9が形成されており、皿ネジ8を挿通させた場合に、図2(2)に示すように、皿ネジ8の頭部が接合用切片3aの肉厚内に収まり、表面から突出しないようになっている。また、この図には示されていないが、貫通孔7b(図1参照)にも、同様に皿ネジを挿通し、施工面に対してネジ留めを行う。
このようにして一枚目のタイル材1を施工面Wに貼り付けて、ネジ留め固定したら、次に、縦方向へ隣接するように、二枚目以降のタイル材1’を取り付けていく。このとき、図3に示すように、既設のタイル材1(図3において下側のもの)の接合用切片3aを、取り付けようとするタイル材1’(図3において上側のもの)の縁部2c’の裏面側に進入させ、かつ、進入する接合用切片3aの縁部5aを始端とする突条部分を、取り付けようとするタイル材1’の溝6c’に嵌合させる。
これにより、既設のタイル材1の本体部2と、新設のタイル材1’の本体部2’とを密に隣接した状態とすることができ、その結果、接合用切片3a,3b、及び、皿ネジの頭部が、隣接するタイル材1の本体部2の裏側に隠れることになり、すっきりとした外観とすることができる。また、新設のタイル材1’の縁部2c’付近は、施工面に対して固定されることになり、更に、このタイル材1’の貫通孔7a’,7b’に皿ネジを挿通して施工面にネジ留めすることにより、新設のタイル材1’全体を、施工面に対してしっかりと固定することができる。
このようにして新たなタイル材1’を縦方向に順次取り付けていき、更に、同様の要領で横方向へも順次取り付けていくことによって、施工面の全面にわたってタイル材1を網羅的に取り付けることができる。そして、ほとんどのタイル材1は、すべての縁部2a〜2dが、皿ネジ或いは隣接するタイル材1の接合用切片3a,3bによって施工面に固定されることになるため、各タイル材1は、しそれぞれしっかりと固定され、剥離、崩壊等の危険を好適に回避することができる。
尚、本実施形態においては、本体部2の平面形状は正方形となっているが、必ずしもこの形状には限定されず、長方形となるように構成してもよく、また、接合用切片3の形状を工夫することにより、その他の形状となるように構成することもできる。
また、本実施形態においては、複数のタイル材1を隣接して取り付けた場合において、本体部2同士が密に隣接するように、接合用切片3の突出寸法が設定されているが、接合用切片3の突出寸法を大きくすることによって、隣接する本体部2同士の間に所望の間隙を形成することもできる。
更に、本実施形態においては、タイル材1は石材を切削加工することによって形成されているが、他の材料(例えば、木材、合成樹脂材、セラミックス等)によって構成することもできる。
本発明に係るタイル材1の正面図及び右側面図。 図1のタイル材1の取り付け方法を示すタイル材1の拡大断面図。 図1のタイル材1の取り付け方法を示すタイル材1,1’の斜視図。
符号の説明
1,1’:タイル材、
2,2’:本体部、
2a〜2d,2c’:縁部、
3,3a,3b:接合用切片、
4:裏面部、
4a,4b:縁部、
5:中層部、
5a,5b:縁部、
6c,6c’,6d:溝、
7a,7a’,7b,7b’:貫通孔、
8:皿ネジ、
9:座繰り、
B:裏面、
F:表面、
W:施工面、

Claims (5)

  1. 本体部と、接合用切片とを有し、
    前記接合用切片は、前記本体部の複数の縁部のうち、隣り合う二つの縁部の外側へそれぞれ一定の幅で突出するような形状となっており、その突出量は、裏面部よりも、中層部の方が大きくなっており、
    前記本体部の縁部のうち、接合用切片が形成されている縁部とは反対側の縁部の裏面側には、他のタイル材の接合用切片を進入させた場合に、その中層部の縁部を始端とする突条部分が嵌合する溝が形成されていることを特徴とするタイル材。
  2. 前記接合用切片には、固定手段を挿通させるための貫通孔が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のタイル材。
  3. 前記貫通孔は、前記裏面部の縁部よりも内側の領域に形成されていることを特徴とする、請求項2に記載のタイル材。
  4. 前記貫通孔の開口部側に座繰りが形成されていることを特徴とする、請求項2又は請求項3に記載のタイル材。
  5. 一枚の矩形状の石製板材を切削加工して成形したことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のタイル材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008180062A (ja) * 2006-12-25 2008-08-07 Artrock:Kk タイルパネル
JP2009138337A (ja) * 2007-12-03 2009-06-25 Kotogawa:Kk ブロック構造体及びそれに使用するブロック

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